JP2007199840A - 車両用盗難防止システム、車両用盗難防止装置、車両用盗難防止プログラム及び管理装置 - Google Patents

車両用盗難防止システム、車両用盗難防止装置、車両用盗難防止プログラム及び管理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】記憶するデータのデータ量を抑えつつ不審者の特定に有効な撮影画像を得ることができるようにする。
【解決手段】車両の室内又は近傍に不審者が存在すると判定した場合に(S101:YES)、車両の室内及び室外を撮影可能なカメラに撮影を行わせ、撮影画像を表す画像データを生成させる(S102)。そして、生成した画像データの表す撮影画像に基づきその画像データの重要度を決定し(S103)、重要度に応じた解像度に調整する(S104)。続いて、画像データを画像メモリに記憶可能であるか否かを判定し、画像データを記憶させる分の空き領域が存在しなければ(S105:NO)、生成した画像データ及び画像メモリに記憶されている画像データのうち最も重要度の低い画像データを消去し(S106)、画像データを画像メモリに記憶させる(S107)。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の盗難を防止するための車両用盗難防止システム、車両用盗難防止装置、車両用盗難防止プログラム及び管理装置に関するものである。
従来、車両の盗難を防止する装置としては、車両の振動等に基づき不審者の存在を検出した場合に警報報知を行う構成のものが知られている。しかしながら、車両の所有者が警報報知を聞いて車両へ駆けつけるまでの間に不審者が逃走すると、不審者を特定することができない。そこで、車両にカメラを設置し、不審者の存在を検出した場合に自動的に撮影を行うことにより不審者の特定を可能とする構成が提案されている。
例えば、特許文献1には、振動検知センサや人体検知センサにより不審者が車両に近づいたことを検知すると車両の周辺の撮影を開始し、撮影画像のデータを警報報知装置に発信するようにした盗難検知装置が開示されている。
特開2002−166823号公報
このように不審者の撮影を行う構成では、撮影量を多くするほど不審者を特定する上で有効な撮影画像が得られる可能性が高くなるが、撮影画像のデータ量はその分大きくなる。このように撮影画像のデータ量が大きくなると、撮影画像のデータを記憶しておくための記憶容量を大きく確保しておく必要が生じる。また、撮影画像のデータを外部へ送信する場合には、その通信量が大きくなって通信時間や通信コストの面で不利となる。このため、撮影量についてはある程度の量に抑えなければならず、不審者を特定する上で有効な撮影画像が得られる可能性が低下するという問題がある。
本発明は、こうした問題にかんがみてなされたものであり、記憶するデータのデータ量を抑えつつ不審者の特定に有効な撮影画像を得ることができるようにすることを目的としている。
上記目的を達成するためになされた本発明の請求項1に記載の車両用盗難防止システムでは、車両に搭載されて用いられる車両用盗難防止装置において、撮影手段が、車両室内及び車両室外を撮影し、撮影画像を表す画像データを生成する。また、不審者判断手段が、車両室内又は車両近傍における不審者の存在を判断する。そして、撮影制御手段が、不審者判断手段により不審者が存在すると判断された場合に、撮影手段に撮影を行わせる。一方、重要度決定手段が、撮影手段により生成された画像データの表す撮影画像に基づきその画像データの重要度を決定し、記憶制御手段が、重要度決定手段により決定された重要度の高いものを優先するように選別した画像データをその重要度と関連付けて記憶手段に記憶させる。そして、記憶データ送信手段が、記憶手段に記憶されている画像データを管理装置へ送信する。なお、ここでいう重要度とは、不審者を特定する上での有効性の度合いである。また、記憶データ送信手段が画像データを管理装置へ送信するタイミングとしては、例えば、不審者が車両に侵入した場合が挙げられる。ここで、不審者が車両に侵入したことは、例えば、重要度決定手段により決定された重要度の高さや、不審者判断手段による判断結果に基づき判断することが可能である。
一方、この車両用盗難防止システムでは、車両用盗難防止装置との間でデータ通信が可能な管理装置において、受信手段が、車両用盗難防止装置から送信されてきた画像データを受信し、表示手段が、受信手段により受信された画像データを表示する。
つまり、この車両用盗難防止システムでは、車両用盗難防止装置において、撮影されたすべての画像についての画像データが記憶手段に記憶されるのではなく、重要度の高いものが優先されるように選別されて記憶手段に記憶される。
このため、この車両用盗難防止システムによれば、記憶するデータのデータ量を抑えつつ不審者の特定に有効な撮影画像を得ることができる。
具体的には、例えば請求項2に記載のように、記憶制御手段が、撮影手段により生成された画像データを記憶させるための空き領域が記憶手段に存在しないと判断した場合に、撮影手段により生成された画像データ及び記憶手段に記憶されている画像データのうち最も重要度の低い画像データを消去することで画像データを選別するとよい。このようにすれば、定められた記憶容量の範囲内でできるだけ多くの画像データを記憶することができる。
また、例えば請求項3に記載のように、記憶制御手段が、画像データをその重要度に応じた解像度で記憶手段に記憶させるようにすれば、画像データを効率よく記憶させることができる。具体的には、重要度が高いほど高い解像度で記憶手段に記憶させるようにすると、重要度の高い画像データについての細かな解析を可能としつつ、限られた記憶容量で多数の画像データを記憶することができる。
また、請求項4に記載のように、記憶制御手段が、画像データをその重要度及び撮影時刻と関連付けて記憶手段に記憶させ、重要度決定手段が、撮影手段により生成された画像データの表す撮影画像と類似する撮影画像を表す画像データが記憶手段に記憶されているか否かを判断し、記憶されていると判断した場合にはそれらの撮影時刻の差に基づき撮影手段により生成された画像データの重要度を決定するとよい。具体的には、例えば、撮影時刻の差が所定値未満の場合には、所定値以上の場合に比べ重要度を低く決定するようにすれば、撮影画像の内容が重複している可能性の高い画像データの重要度が低くなる。この結果、重複した画像データを記憶するために他の画像データが消去されてしまうといったことを防ぐことができる。
なお、記憶データ送信手段が、記憶手段に記憶されている画像データをその撮影時刻とともに管理装置へ送信し、表示手段が、受信手段により受信された画像データの表す撮影画像を撮影時刻順(例えば新しい順)に閲覧可能となるように表示するように構成してもよい。
ところで、不審者の存在を判断する不審者判断手段としては、例えば、車両の振動を検出する振動検出手段や、車両室内又は車両近傍に存在する人体を赤外線や超音波等を用いて検出する人体検出手段などを用いて判断する構成が挙げられる。一方、例えば請求項5に記載のように、撮影手段により生成された画像データを解析することにより不審者の存在を判断する構成も考えられる。このようにすれば、振動検出手段や人体検出手段等を用いることなく不審者の存在を判断することが可能となる。
また、画像データの重要度の決定は、例えば、不審者判断手段による判断結果(不審者が存在することの信憑性(可能性)や不審者の存在位置(車両からの距離)等)に基づき行うことが考えられる。例えば、振動検出手段により検出された振動が大きいほど重要度を高く決定したり、人体検出手段により検出された人体の位置が車両に近いほど重要度を高く決定したりすることが可能である。一方、例えば請求項6に記載のように、撮影手段により生成された画像データの表す撮影画像に含まれている不審者の顔の面積に基づきその画像データの重要度を決定するようにすれば、不審者を特定しやすい画像データの重要度を高く決定することができる。
具体的には、例えば請求項7に記載のように、撮影画像における特定の色(例えば肌色)の部分を不審者の顔であると判断することや、請求項8に記載のように、撮影画像に基づき顔認識処理を行うことにより不審者の顔を判断することが可能である。
一方、請求項9に記載のように、撮影手段により生成された画像データの表す撮影画像のコントラストの大きさに基づきその画像データの重要度を決定することも可能である。具体的には、コントラストが大きいほど(撮影画像が明確であるほど)重要度を高く決定することができる。
また、請求項10に記載の車両用盗難防止システムでは、記憶データ送信手段が、記憶手段に記憶されている画像データをその重要度とともに管理装置へ送信する。そして、表示手段は、受信手段により受信された画像データの表す撮影画像を重要度の高いものから閲覧可能となるように表示する。例えば、重要度の高い順に並べて表示したり、重要度の高い順に順次表示したりする表示方法が挙げられる。このような構成によれば、管理装置において重要度の高い撮影画像をいち早く閲覧することができるとともに、重要な撮影画像を見逃してしまうことを防ぐことができる。
なお、記憶データ送信手段は、記憶手段に記憶されている画像データを重要度の高いものから管理装置へ送信するようにしてもよい。このようにすれば、電源(バッテリー)から車両用盗難防止装置への電源供給ラインが不審者によって切られることなどにより重要度の高い画像データが送信できなくなる可能性を低くすることができる。
また、請求項11に記載の車両用盗難防止システムでは、管理装置が、受信した画像データのうち重要度の高いものを選択し、選択した画像データを、受信手段により受信された画像データを表示可能な外部の通信装置へ送信する。ここで、外部の通信装置は、例えば、警備員や車両の所有者が所持するとよい。この構成によれば、送信するデータ量を抑えつつ重要な撮影画像を警備員や車両の所有者に閲覧させることができる。
次に、請求項12に記載の車両用盗難防止装置は、車両に搭載されて用いられる車両用盗難防止装置と、車両用盗難防止装置との間でデータ通信が可能な管理装置とを備えた車両用盗難防止システムに用いられるものである。この車両用盗難防止システムにおいて、管理装置は、車両用盗難防止装置から送信されてきた画像データを受信する受信手段と、受信手段により受信された画像データを表示する表示手段と、を備えている。そして、車両用盗難防止装置は、車両室内及び車両室外を撮影し、撮影画像を表す画像データを生成する撮影手段と、車両室内又は車両近傍における不審者の存在を判断する不審者判断手段と、不審者判断手段により不審者が存在すると判断された場合に、撮影手段に撮影を行わせる撮影制御手段と、撮影手段により生成された画像データを記憶するための記憶手段と、撮影手段により生成された画像データの表す撮影画像に基づきその画像データの重要度を決定する重要度決定手段と、重要度決定手段により決定された重要度の高いものを優先するように選別した画像データをその重要度と関連付けて記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、記憶手段に記憶されている画像データを管理装置へ送信する記憶データ送信手段と、を備えている。このような車両用盗難防止装置によれば、上記請求項1の車両用盗難防止システムを構築することができ、これにより上述した効果を得ることができる。
次に、請求項13に記載の車両用盗難防止プログラムは、車両に搭載されて用いられる車両用盗難防止装置と、車両用盗難防止装置との間でデータ通信が可能な管理装置とを備えた車両用盗難防止システムに用いられる車両用盗難防止装置として、車両室内及び車両室外を撮影し、撮影画像を表す画像データを生成する撮影手段と、撮影手段により生成された画像データを記憶するための記憶手段と、を備えたコンピュータを機能させるものである。この車両用盗難防止システムにおいて、管理装置は、車両用盗難防止装置から送信されてきた画像データを受信する受信手段と、受信手段により受信された画像データを表示する表示手段と、を備えている。そして、車両用盗難防止プログラムは、車両室内又は車両近傍における不審者の存在を判断する不審者判断手段、不審者判断手段により不審者が存在すると判断された場合に、撮影手段に撮影を行わせる撮影制御手段、撮影手段により生成された画像データの表す撮影画像に基づきその画像データの重要度を決定する重要度決定手段、重要度決定手段により決定された重要度の高いものを優先するように選別した画像データをその重要度と関連付けて記憶手段に記憶させる記憶制御手段、及び、記憶手段に記憶されている画像データを管理装置へ送信する記憶データ送信手段、としてコンピュータを機能させることを特徴としている。このような車両用盗難防止プログラムによれば、上記請求項12の車両用盗難防止装置としてコンピュータを機能させることができる。この結果、このコンピュータを用いて上記請求項1の車両用盗難防止システムを構築することができ、これにより上述した効果を得ることができる。なお、この車両用盗難防止プログラムには、フレキシブルディスク等の磁気ディスク、光磁気ディスク、半導体製メモリなど、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態のものも含まれることは言うまでもない。
次に、請求項14に記載の管理装置は、車両に搭載されて用いられる車両用盗難防止装置と、車両用盗難防止装置との間でデータ通信が可能な管理装置とを備えた車両用盗難防止システムに用いられるものである。この車両用盗難防止システムにおいて、車両用盗難防止装置は、車両室内及び車両室外を撮影し、撮影画像を表す画像データを生成する撮影手段と、車両室内又は車両近傍における不審者の存在を判断する不審者判断手段と、不審者判断手段により不審者が存在すると判断された場合に、撮影手段に撮影を行わせる撮影制御手段と、撮影手段により生成された画像データを記憶するための記憶手段と、撮影手段により生成された画像データの表す撮影画像に基づきその画像データの重要度を決定する重要度決定手段と、重要度決定手段により決定された重要度の高いものを優先するように選別した画像データをその重要度と関連付けて記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、記憶手段に記憶されている画像データをその重要度とともに管理装置へ送信する記憶データ送信手段と、を備えている。そして、管理装置は、車両用盗難防止装置から送信されてきた画像データを受信する受信手段と、受信手段により受信された画像データの表す撮影画像を重要度の高いものから閲覧可能となるように表示する表示手段と、を備えている。このような車両用盗難防止装置によれば、上記請求項10の車両用盗難防止システムを構築することができ、これにより上述した効果を得ることができる。
以下、本発明が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、第1実施形態の車両用盗難防止システムの概略構成を表すブロック図である。
同図に示すように、この車両用盗難防止システムは、車両(自動車)10に搭載された状態で用いられる車両用盗難防止装置20と、複数の車両用盗難防止装置20からの情報を集中管理する車両用盗難防止センターにおいて用いられる管理装置30とを備えている。
車両用盗難防止装置20は、カメラ21と、振動センサ22と、人体検知センサ23と、通信部24と、画像メモリ25と、制御部26とを備えている。
カメラ21は、車両10の室内及び室外を同時に撮影するためのものである。具体的には、全方位(360°)撮影可能なレンズを有したCCDカメラであって、車両10の室内におけるマップランプ近傍位置に設置されており、車両10の室内の様子及びガラス越しの室外の様子を撮影し、撮影画像を表す画像データを生成する。
振動センサ22は、車両10の振動を検出する。
人体検知センサ23は、電波式のセンサであり、車両10の室外における人体の有無及び車両10から人体までの距離を検出する。
通信部24は、無線通信により基地局にアクセスしてインターネットを介したデータ通信を行う。
画像メモリ25は、データの書き換えが可能な記憶媒体であり、複数の画像データを記憶可能な記憶容量を有している。
制御部26は、CPU、ROM、RAM等からなるマイクロコンピュータを中心に構成されており、本車両用盗難防止装置20を構成する各部を統括制御する。
一方、管理装置30は、インターネットを介したデータ通信を行う通信部31と、通信部31により受信された画像データの表す画像を表示する表示部32と、各種データを記憶するための記憶部33と、これらを制御する制御部34とを備えている。ここで、記憶部33には、複数の車両用盗難防止装置20の識別情報と、各車両用盗難防止装置20が搭載された車両10の所有者が所持している携帯電話機50の通信アドレス(例えば電子メールアドレス)とが関連付けて記憶されている。
次に、車両用盗難防止装置20の制御部26が実行する盗難防止処理について、図2のフローチャートを用いて説明する。
この盗難防止処理が開始されると、まず、S101で、車両10の室内又は近傍に不審者が存在するか否かを判定し、不審者が存在すると判定した場合にS102へ移行する。具体的には、人体検知センサ23により車両10の室外における人体の存在を検出した場合に、不審者が存在すると判定する。
S102では、カメラ21に撮影を行わせ、撮影画像を表す画像データを生成させる。
続いて、S103では、生成した画像データの表す撮影画像に基づきその画像データの重要度(不審者を特定する上での有効性の度合い)を決定する重要度決定処理を行う。本実施形態では、最も高い重要度を「4」、最も低い重要度を「1」とする4段階で重要度を決定する。なお、重要度決定処理の具体的内容については後述する(図3)。
続いて、S104では、生成した画像データをその重要度に応じた解像度に調整する。
続いて、S105では、解像度調整後の画像データを画像メモリ25に記憶可能であるか否かを判定する。つまり、画像データを記憶させる分の空き領域が画像メモリ25に存在しているか否かを判定する。
そして、S105で、画像データを記憶させる分の空き領域が存在していないと判定した場合には、S106へ移行し、S102で生成した画像データ及び画像メモリ25に記憶されている画像データのうち、最も重要度の低い画像データを消去する。その後、S105へ戻る。
一方、S105で、画像データを記憶させる分の空き領域が存在していると判定した場合には、S107へ移行し、画像データを画像メモリ25に記憶させる。具体的には、画像データを、その重要度及び撮影時刻(現在の時刻)と関連付けて記憶させる。
続いて、S108では、S103で決定した重要度が「4」(最高レベル)であるか否かを判定する。
そして、S108で、重要度が「4」でないと判定した場合には、S101へ戻る。
一方、S108で、重要度が「4」であると判定した場合には、不審者が車両10に侵入した可能性が高いため、S109へ移行し、画像メモリ25に記憶されているすべての画像データ、重要度及び撮影時刻と、本車両用盗難防止装置20の識別情報とからなる盗難通知データを、管理装置30へ送信する処理を通信部24に行わせる。具体的には、画像データを重要度の高い順に送信させる。その後、S101へ戻る。
次に、上記盗難防止処理(図2)におけるS103で実行される重要度決定処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。
この重要度決定処理が開始されると、まず、S201で、S102で生成した画像データの表す撮影画像と類似する撮影画像を表す画像データが画像メモリ25に記憶されているか否かを判定する。
そして、S201で、類似する撮影画像を表す画像データが画像メモリ25に記憶されていると判定した場合には、S202へ移行し、それらの撮影時刻の差が所定値未満であるか否かを判定する。
このS202で、撮影時刻の差が所定値未満であると判定した場合には、S203へ移行し、重要度を「1」に決定する。つまり、撮影画像が重複している可能性が高い場合には、重要度を最も低い「1」に設定するようにしている。その後、本重要度決定処理を終了する。
一方、S202で撮影時刻の差が所定値未満でない(所定値以上である)と判定した場合、又は、S201で類似する撮影画像を表す画像データが画像メモリ25に記憶されていないと判定した場合には、S204へ移行し、振動センサ22により車両10の振動が検出されたか否かを判定する。
そして、S204で、車両10の振動が検出されていないと判定した場合には、S205へ移行し、S102で生成した画像データの表す撮影画像に含まれる肌色の部分(具体的には、肌色と判断できる所定の色相範囲の部分)の面積を検出し、その面積が所定値以上であるか否かを判定する。つまり、撮影画像における肌色の部分は不審者の顔であるとの前提で、不審者の顔が大きく写っているか否かを判定している。
このS205で、肌色部分の面積が所定値以上でない(所定値未満である)と判定した場合には、S203へ移行し、重要度を「1」に決定する。つまり、車両10の振動が検出されておらず、撮影画像に不審者の顔が大きく写っている可能性が低い場合には、重要度を最も低い「1」に設定するようにしている。その後、本重要度決定処理を終了する。
一方、S205で、肌色部分の面積が所定値以上であると判定した場合には、S206へ移行し、重要度を「2」に決定する。つまり、車両10の振動は検出されていないが、撮影画像に不審者の顔が大きく写っている可能性が高い場合には、重要度を「2」に設定するようにしている。その後、本重要度決定処理を終了する。
これに対し、S204で、車両10の振動が検出されていると判定した場合には、S207へ移行し、S205と同様、S102で生成した画像データの表す撮影画像に含まれる肌色の部分の面積を検出し、その面積が所定値以上であるか否かを判定する。
このS207で、肌色部分の面積が所定値以上でない(所定値未満である)と判定した場合には、S208へ移行し、重要度を「3」に決定する。つまり、車両10の振動は検出されているが、撮影画像に不審者の顔が大きく写っている可能性が低い場合には、重要度を「3」に設定するようにしている。その後、本重要度決定処理を終了する。
一方、S207で、肌色部分の面積が所定値以上であると判定した場合には、S209へ移行し、重要度を「4」に決定する。つまり、車両10の振動が検出されており、しかも撮影画像に不審者の顔が大きく写っている可能性が高い場合には、重要度を最も高い「4」に設定するようにしている。その後、本重要度決定処理を終了する。
次に、管理装置30の制御部34が実行する画像管理処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。
この画像管理処理が開始されると、まず、S301で、車両用盗難防止装置20から画像データ、重要度、撮影時刻及び識別情報からなる盗難通知データが受信されたか否かを判定し、盗難通知データが受信されたと判定した場合にS302へ移行する。
S302では、S301で受信した盗難通知データに含まれる画像データを、表示部32に表示させる処理を行う。具体的には、S301で受信した画像データの表す撮影画像(撮影画像そのものに限らず、サムネイルや撮影時刻等でもよい。)を、重要度の高い順に並べて表示部32に表示させる。これにより、管理装置30の使用者は重要度の高い撮影画像を効率よく閲覧することが可能となる。
続いて、S303では、S301で受信した画像データのうち最も重要度の高い画像データのみを、警備員が所持する警備員端末としての携帯電話機40へ送信する。具体的には、あらかじめ記憶されている1又は複数の通信先アドレスに画像データを送信する。これにより、警備員が所持する携帯電話機40で画像データの表す撮影画像を閲覧することが可能となる。
続いて、S304では、S301で受信した画像データのうち最も重要度の高い画像データのみを、車両10の所有者が所持する所有者端末としての携帯電話機50へ送信する。具体的には、S301で受信した盗難通知データに含まれる識別情報に対応する通信アドレスを記憶部33から参照し、その通信アドレスに画像データを送信する。これにより、車両10の所有者が所持する携帯電話機50で画像データの表す撮影画像を閲覧することが可能となる。その後、S301へ戻る。
以上説明したように、本第1実施形態の車両用盗難防止システムにおいては、車両用盗難防止装置20が、撮影画像に基づき重要度を決定し(S103)、重要度の高いものを優先するように選別した画像データをその重要度に応じた解像度で画像メモリ25に記憶する(S104〜S107)。このため、この車両用盗難防止システムによれば、記憶するデータのデータ量を抑えつつ不審者の特定に有効な撮影画像を得ることができる。特に、撮影画像の内容が重複している可能性の高い画像データについてはその重要度を低く決定するようにしているため、重複した画像データを保存するために他の重要な画像データが消去されてしまうといったことを防ぐことができる。
また、車両用盗難防止装置20は、画像メモリ25に記憶されている画像データを重要度の高いものから管理装置30へ送信するようにしている(S109)。このため、車両10のバッテリーから車両用盗難防止装置20への電源供給ラインが不審者によって切られることなどにより重要度の高い画像データが送信できなくなる可能性を低くすることができる。
一方、本第1実施形態の車両用盗難防止システムでは、管理装置30が、車両用盗難防止装置20から受信した画像データの表す撮影画像を重要度の高いものから閲覧可能となるように表示する(S302)。このため、管理装置30において重要度の高い撮影画像をいち早く閲覧することができるとともに、重要な撮影画像を見逃してしまうことを防ぐことができる。
また、管理装置30は、車両用盗難防止装置20から受信した画像データのうち重要度の高いものを選択し、選択した画像データを携帯電話機40,50へ送信する(S303,S304)。このため、通信するデータ量を抑えつつ重要な撮影画像を警備員や車両10の所有者に閲覧させることができる。
なお、本第1実施形態の車両用盗難防止システムでは、カメラ21が、本発明の撮影手段に相当し、画像メモリ25が、本発明の記憶手段に相当する。また、盗難防止処理(図2)におけるS101の処理を行う制御部26が、本発明の不審者判断手段に相当し、S102の処理を行う制御部26が、本発明の撮影制御手段に相当し、S103の処理を行う制御部26が、本発明の重要度決定手段に相当し、S104〜S107の処理を行う制御部26が、本発明の記憶制御手段に相当し、S109の処理を行う制御部26が、本発明の記憶データ送信手段に相当する。一方、通信部31が、本発明の通信手段に相当し、画像管理処理(図4)におけるS301の処理を行う制御部34が、本発明の受信手段に相当し、表示部32と、S302の処理を行う制御部34が、本発明の表示手段に相当し、S303,S304の処理を行う制御部34が、本発明の通信制御手段に相当する。
次に、第2実施形態について説明する。
図5は、第2実施形態の車両用盗難防止システムの概略構成を表すブロック図である。
同図に示すように、この車両用盗難防止システムは、上記第1実施形態の車両用盗難防止システム(図1)と比較すると、車両用盗難防止装置20が振動センサ22及び人体検出センサを備えていない点が異なる。そこで、共通する構成については同一符号を付して説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
第2実施形態の車両用盗難防止装置20の制御部26が実行する盗難防止処理は、上記第1実施形態の車両用盗難防止装置20の制御部26が実行する盗難防止処理(図2)と比較すると、S101、S103及びS108の内容が異なる。
すなわち、S101では、カメラ21による撮影画像を解析して人体の存在を検出した場合に、不審者が存在すると判定する。具体的には、時間経過に伴う画像の変化や、肌色部分の大きさなどに基づき判断する。
また、S103では、上述した重要度決定処理(図3)に替えて、図6のフローチャートに示す重要度決定処理を行う。
図6の重要度決定処理が開始されると、まず、S401で、S102で生成した画像データの表す撮影画像に含まれる肌色の部分の面積を検出する。
続いて、S402では、S401で検出した肌色面積の値(面積値そのものでもよいが、固定値(例えばサイドガラス1枚分の面積)で割る等して得た計算値でもよい)を、重要度に決定する。つまり、撮影画像に不審者の顔が大きく写っている可能性が高いほど重要度を高くするようにしている。その後、本重要度決定処理を終了する。
一方、S108では、S103で決定した重要度が所定値以上であるか否かを判定し、所定値以上でないと判定した場合にはS101へ戻り、所定値以上であると判定した場合には不審者が車両10に侵入した可能性が高いため、S109へ移行する。
このような第2実施形態の車両用盗難防止システムによっても、上述した第1実施形態の車両用盗難防止システムと同様の効果が得られる。特に、本車両用盗難防止システムに用いられる車両用盗難防止装置20は、振動センサ22や人体検知センサ23を有していない分、安価に構成することが可能となる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
例えば、上記各実施形態の車両用盗難防止装置20では、重要度が高い場合に画像データを管理装置30へ送信するようにしているが、これに限ったものではなく、不審者が車両10に侵入したことを検出可能な侵入検出手段に基づき侵入を検出した場合に送信するようにしてもよい。ここで、侵入検出手段としては、車両10の室内に設置した電波式検出センサ(反射波の変化によりガラスが割られたこと等を検出可能)などが挙げられる。また、振動センサ22により大きな振動が検出された場合(例えば、検出された振動値が、S204で振動ありと検出するしきい値よりも高い侵入検出用しきい値を越えた場合)に、不審者が車両10に侵入したと判断して画像データを管理装置30へ送信するようにしてもよい。また、不審者が車両10に侵入したか否かの判定基準(例えばしきい値)を、利用者(ユーザ)が設定できるようにしてもよい。
さらに、画像データの重要度の決定方法は、上記各実施形態で例示したものに限定されるものではない。例えば、振動センサ22により検出された振動が大きいほど重要度を高くしたり、人体検知センサ23により検出された人体の位置が車両10に近いほど重要度を高くしたりすることも可能である。具体的には、不審者がいない状態、不審者が車両10に近接している状態、不審者が車両10の車体に接触している状態、不審者が車両10に侵入した状態、というように状態に応じた重要度を設定してもよい。
一方、上記各実施形態の車両用盗難防止装置20では、撮影画像に含まれる肌色の部分を不審者の顔であると判断するようにしているが、これに限ったものではなく、撮影画像に基づき顔認識処理を行うことにより不審者の顔を判断するようにしてもよい。また、上記各実施形態のカメラ21はカラー撮影用を想定しているが、例えば白黒撮影用の場合には、撮影画像における時間経過に伴う変化部分の面積が大きいほど重要度を高くするようにしてもよい。すなわち、変化部分の面積を顔の面積と想定するのである。また、コントラストの値が大きいほど画像が明確に写っていると判断できるため、コントラストの値が大きいほど重要度を高くするようにしてもよい。具体的には、変化部分の面積Sに、コントラストの値Cと、人体検知センサ23により検出した人体の距離の近さの値(近いほど大きい値)Kとを乗じたもの(S×C×K)を重要度として算出することが可能である。
また、上記第1実施形態の車両用盗難防止装置20では、撮影画像が重複している可能性の高い画像データの重要度を低く設定するようにしているが、これに限ったものではなく、このような画像データは記憶させないようにしてもよい。
さらに、上記各実施形態の車両用盗難防止装置20では、カメラ21により撮影した静止画を画像データとしているが、これに限ったものではなく、動画を画像データとしてもよい。
一方、上記各実施形態の管理装置30では、画像データの表す撮影画像を重要度の高い順に閲覧可能となるように表示部32に表示させるようにしているが、これに替えて又はこれとともに、撮影時刻の新しい順に閲覧可能となるように表示部32に表示させるようにしてもよい。
第1実施形態の車両用盗難防止システムの概略構成を表すブロック図である。 第1実施形態の車両用盗難防止装置の制御部が実行する盗難防止処理のフローチャートである。 第1実施形態の車両用盗難防止装置の制御部が実行する重要度決定処理のフローチャートである。 第1実施形態の管理装置の制御部が実行する画像管理処理のフローチャートである。 第2実施形態の車両用盗難防止システムの概略構成を表すブロック図である。 第2実施形態の車両用盗難防止装置の制御部が実行する重要度決定処理のフローチャートである。
符号の説明
10…車両、20…車両用盗難防止装置、21…カメラ、22…振動センサ、23…人体検知センサ、24…通信部、25…画像メモリ、26…制御部、30…管理装置、31…通信部、32…表示部、33…記憶部、34…制御部、40,50…携帯電話機

Claims (14)

  1. 車両に搭載されて用いられる車両用盗難防止装置と、前記車両用盗難防止装置との間でデータ通信が可能な管理装置とを備えた車両用盗難防止システムであって、
    前記車両用盗難防止装置は、
    車両室内及び車両室外を撮影し、撮影画像を表す画像データを生成する撮影手段と、
    車両室内又は車両近傍における不審者の存在を判断する不審者判断手段と、
    前記不審者判断手段により不審者が存在すると判断された場合に、前記撮影手段に撮影を行わせる撮影制御手段と、
    前記撮影手段により生成された画像データを記憶するための記憶手段と、
    前記撮影手段により生成された画像データの表す撮影画像に基づきその画像データの重要度を決定する重要度決定手段と、
    前記重要度決定手段により決定された重要度の高いものを優先するように選別した画像データをその重要度と関連付けて前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
    前記記憶手段に記憶されている画像データを前記管理装置へ送信する記憶データ送信手段と、を備えており、
    前記管理装置は、
    前記車両用盗難防止装置から送信されてきた画像データを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された画像データを表示する表示手段と、を備えていること
    を特徴とする車両用盗難防止システム。
  2. 前記記憶制御手段は、前記撮影手段により生成された画像データを記憶させるための空き領域が前記記憶手段に存在しないと判断した場合に、前記撮影手段により生成された画像データ及び前記記憶手段に記憶されている画像データのうち最も重要度の低い画像データを消去することで画像データを選別すること
    を特徴とする請求項1に記載の車両用盗難防止システム。
  3. 前記記憶制御手段は、画像データをその重要度に応じた解像度で前記記憶手段に記憶させること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用盗難防止システム。
  4. 前記記憶制御手段は、画像データをその重要度及び撮影時刻と関連付けて前記記憶手段に記憶させ、
    前記重要度決定手段は、前記撮影手段により生成された画像データの表す撮影画像と類似する撮影画像を表す画像データが前記記憶手段に記憶されているか否かを判断し、記憶されていると判断した場合にはそれらの撮影時刻の差に基づき前記撮影手段により生成された画像データの重要度を決定すること
    を特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の車両用盗難防止システム。
  5. 前記不審者判断手段は、前記撮影手段により生成された画像データを解析することにより不審者の存在を判断すること
    を特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の車両用盗難防止システム。
  6. 前記重要度決定手段は、前記撮影手段により生成された画像データの表す撮影画像に含まれている不審者の顔の面積に基づきその画像データの重要度を決定すること
    を特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の車両用盗難防止システム。
  7. 前記重要度決定手段は、撮影画像における特定の色の部分を不審者の顔であると判断すること
    を特徴とする請求項6に記載の車両用盗難防止システム。
  8. 前記重要度決定手段は、撮影画像に基づき顔認識処理を行うことにより不審者の顔を判断すること
    を特徴とする請求項6に記載の車両用盗難防止システム。
  9. 前記重要度決定手段は、前記撮影手段により生成された画像データの表す撮影画像のコントラストの大きさに基づきその画像データの重要度を決定すること
    を特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の車両用盗難防止システム。
  10. 前記記憶データ送信手段は、前記記憶手段に記憶されている画像データをその重要度とともに前記管理装置へ送信し、
    前記表示手段は、前記受信手段により受信された画像データの表す撮影画像を重要度の高いものから閲覧可能となるように表示すること
    を特徴とする請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の車両用盗難防止システム。
  11. 前記管理装置は、
    前記受信手段により受信された画像データを表示可能な外部の通信装置との間で通信を行う通信手段と、
    前記受信手段により受信された画像データのうち重要度の高いものを選択し、選択した画像データの前記通信装置への送信処理を前記通信手段に行わせる通信制御手段と、
    を備えていることを特徴とする請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載の車両用盗難防止システム。
  12. 車両に搭載されて用いられる車両用盗難防止装置と、前記車両用盗難防止装置との間でデータ通信が可能な管理装置とを備え、
    前記管理装置が、
    前記車両用盗難防止装置から送信されてきた画像データを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された画像データを表示する表示手段と、
    を備えている車両用盗難防止システムに用いられる前記車両用盗難防止装置であって、
    車両室内及び車両室外を撮影し、撮影画像を表す画像データを生成する撮影手段と、
    車両室内又は車両近傍における不審者の存在を判断する不審者判断手段と、
    前記不審者判断手段により不審者が存在すると判断された場合に、前記撮影手段に撮影を行わせる撮影制御手段と、
    前記撮影手段により生成された画像データを記憶するための記憶手段と、
    前記撮影手段により生成された画像データの表す撮影画像に基づきその画像データの重要度を決定する重要度決定手段と、
    前記重要度決定手段により決定された重要度の高いものを優先するように選別した画像データをその重要度と関連付けて前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
    前記記憶手段に記憶されている画像データを前記管理装置へ送信する記憶データ送信手段と、
    を備えたことを特徴とする車両用盗難防止装置。
  13. 車両に搭載されて用いられる車両用盗難防止装置と、前記車両用盗難防止装置との間でデータ通信が可能な管理装置とを備え、
    前記管理装置が、
    前記車両用盗難防止装置から送信されてきた画像データを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された画像データを表示する表示手段と、
    を備えている車両用盗難防止システムに用いられる前記車両用盗難防止装置として、
    車両室内及び車両室外を撮影し、撮影画像を表す画像データを生成する撮影手段と、
    前記撮影手段により生成された画像データを記憶するための記憶手段と、
    を備えたコンピュータを機能させる車両用盗難防止プログラムであって、
    車両室内又は車両近傍における不審者の存在を判断する不審者判断手段、
    前記不審者判断手段により不審者が存在すると判断された場合に、前記撮影手段に撮影を行わせる撮影制御手段、
    前記撮影手段により生成された画像データの表す撮影画像に基づきその画像データの重要度を決定する重要度決定手段、
    前記重要度決定手段により決定された重要度の高いものを優先するように選別した画像データをその重要度と関連付けて前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段、及び、
    前記記憶手段に記憶されている画像データを前記管理装置へ送信する記憶データ送信手段、
    として前記コンピュータを機能させることを特徴とする車両用盗難防止プログラム。
  14. 車両に搭載されて用いられる車両用盗難防止装置と、前記車両用盗難防止装置との間でデータ通信が可能な管理装置とを備え、
    前記車両用盗難防止装置が、
    車両室内及び車両室外を撮影し、撮影画像を表す画像データを生成する撮影手段と、
    車両室内又は車両近傍における不審者の存在を判断する不審者判断手段と、
    前記不審者判断手段により不審者が存在すると判断された場合に、前記撮影手段に撮影を行わせる撮影制御手段と、
    前記撮影手段により生成された画像データを記憶するための記憶手段と、
    前記撮影手段により生成された画像データの表す撮影画像に基づきその画像データの重要度を決定する重要度決定手段と、
    前記重要度決定手段により決定された重要度の高いものを優先するように選別した画像データをその重要度と関連付けて前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
    前記記憶手段に記憶されている画像データをその重要度とともに前記管理装置へ送信する記憶データ送信手段と、
    を備えている車両用盗難防止システムに用いられる前記管理装置であって、
    前記車両用盗難防止装置から送信されてきた画像データを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された画像データの表す撮影画像を重要度の高いものから閲覧可能となるように表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする管理装置。
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