JP2003091782A - 車両盗難防止装置 - Google Patents

車両盗難防止装置

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JP2003091782A
JP2003091782A JP2001284941A JP2001284941A JP2003091782A JP 2003091782 A JP2003091782 A JP 2003091782A JP 2001284941 A JP2001284941 A JP 2001284941A JP 2001284941 A JP2001284941 A JP 2001284941A JP 2003091782 A JP2003091782 A JP 2003091782A
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Masayuki Kitaura
真幸 北浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 盗難であることの判断を速やかに行うことが
できるとともに、データの管理を容易に行えるようにす
る。 【解決手段】 車両の使用者がサーバコンピュータ7に
出場を許可する時間帯および連絡先を予め登録してお
く。車両ナンバ読取用カメラ2および車両ナンバ認識装
置6によって車両が出場したことが検知されると、その
たび毎に、出場車両のナンバが登録されているか否かを
照合し、監視すべき車両で、かつ不許可の時間帯に出場
した場合には、自宅や携帯電話等の予め登録された連絡
先に自動的に通報する。これによって、使用者は、不許
可の時間帯での出場を認識することができ、第三者の使
用であると確認されれば、盗難であると速やかに判断す
ることができる。また、監視すべき車両が不許可の時間
帯に出場した場合のデータだけを保管すればよいので、
データ量は小さく、データの管理を容易に行うことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マンション等の私
有地の駐車場や、公共の駐車場などの駐車場における車
両の盗難を防止するための装置に関し、特に予め定めら
れた車両が多く駐車する駐車場で好適に実施されるもの
に関する。
【0002】
【従来の技術】前記マンション等の駐車場などのよう
に、前記予め定められた車両が多く駐車する駐車場で
は、その予め定められた車両の出場を監視することで、
車両盗難を防止することが可能になる。たとえば、管理
人室の前を通過する際に、管理人が、契約車両の搭乗者
が契約者と一致しているかを確認することなどである。
なお、以下の説明では、前記契約者や、車両の使用者お
よび所有者ならびに事業所などでの車両の管理者などの
総てを総称して、使用者と言う。
【0003】しかしながら、管理人が入出場の際に必ず
居るとは限らず、また契約車両の数が多かったり、入出
場が頻繁に行われると、管理しきれないという問題があ
る。そこで、典型的な従来技術として、特開平8−19
0692号公報が挙げられる。この従来技術では、出場
の際に、ナンバプレートの画像と乗員の画像とを撮影
し、認識された車番データや出場の日時のデータととも
に乗員の画像を記憶している。したがって、当て逃げな
どの車両事故が発生したり、盗難が発生した場合には、
出口通過車両の総ての通過時間、車両ナンバおよび乗員
の画像が保管されているので、車両ナンバなどを指定す
ることで、前記乗員の画像等を表示するようにした車両
盗難防止装置である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術では、
発明の名称が車両盗難防止装置とあるけれども、実際
は、盗難した後に、犯人検挙や車両の発見に役立つ情報
を提供するに留まっている。一方、車両盗難は殆どが深
夜に行われることもあり、被害者が盗難に遭ったことに
気付くのがあまりにも遅過ぎるので、警察の緊急配備が
間に合わずに、発見できなかったり、また発見されたと
しても、他の県で発見されるなどで、発見までに相当の
時間が掛かったりするという問題がある。特に、使用者
が長期の出張で外出していたり、車両の使用が週末のみ
であったりする場合に、盗難に気付くまでにより時間が
掛かり、上記の問題が顕著になる。
【0005】また、総ての車両のデータを保管するの
で、データ量が膨大になり、データの管理が煩雑になる
という問題もある。
【0006】本発明の目的は、盗難であることの判断を
速やかに行うことができるとともに、データの管理を容
易に行うことができる車両盗難防止装置を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の車両盗難防止装
置は、駐車場の出口付近に設置される車両ナンバ読取手
段と、監視すべき各車両毎に、出場を許可する時間帯お
よび連絡先が予め登録される記憶手段と、前記車両ナン
バ読取手段の出力に応答して、出場車両のナンバを前記
記憶手段のデータと照合し、監視すべき車両が不許可の
時間帯に出場した場合には、前記予め登録された連絡先
に通報する通報手段とを含むことを特徴とする。
【0008】上記の構成によれば、車両の使用者が記憶
手段に出場を許可する時間帯および連絡先を予め登録し
ておくと、通報手段は、車両ナンバ読取手段によって車
両が出場したことが検知されると、そのたび毎に、出場
車両のナンバが登録されているか否かを前記記憶手段の
データと照合し、監視すべき車両で、かつ不許可の時間
帯に出場した場合には、自宅や携帯電話等の予め登録さ
れた連絡先に自動的に通報する。
【0009】したがって、前記使用者は、不許可の時間
帯での出場を認識することができ、第三者の使用である
と確認されれば、盗難であると速やかに判断することが
できる。これによって、警察への通報や追跡などの対策
を直ちに講じることができ、速やかな車両の発見や盗難
の防止に寄与することができる。
【0010】また、監視すべき車両のみを、かつ不許可
の時間帯に出場した場合のデータだけを保管すればよい
ので、データ量は小さく、データの管理を容易に行うこ
とができる。
【0011】また、本発明の車両盗難防止装置は、前記
車両ナンバ読取手段に連動して車両の画像を撮影する撮
影手段と、表示手段と、検索手段とをさらに備え、前記
記憶手段は、前記撮影手段からの画像データも前記車両
ナンバに対応して記憶し、前記検索手段によって、所望
とする車両ナンバに対応した車両の画像データを前記記
憶手段から読出し、前記表示手段に表示させることを特
徴とする。
【0012】上記の構成によれば、撮影手段での撮影画
像から搭乗者を確認することができ、盗難であることが
判断された後に、検索手段によって該当するナンバの車
両の画像データを記憶手段から読出し、表示手段に表示
させることで、犯人の特定などの前記速やかな車両の発
見や盗難の防止に一層効果を発揮することができる。
【0013】さらにまた、本発明の車両盗難防止装置
は、前記駐車場の出口付近には、前記車両ナンバ読取手
段よりも下流側に、前記通報手段からの出力に応答し、
該出口からの出場を、監視すべき車両が、不許可の時間
帯に出場する場合には阻止し、許可の時間帯に出場する
場合には許可するゲートが設置されることを特徴とす
る。
【0014】上記の構成によれば、記憶手段への登録内
容をより高い精度で設定することで、不許可の時間帯に
出場する場合には、一層盗難である確率が高くなり、こ
れに対応して、ゲートによって出場を阻止することで、
盗難を予防することができる。
【0015】また、本発明の車両盗難防止装置は、前記
記憶手段および/または通報手段に関連して、正規の使
用者以外のアクセスを拒否する保安手段をさらに備える
ことを特徴とする。
【0016】上記の構成によれば、ネットワークにおけ
るファイアーウォールやパスワードによる認証などのよ
うに、正規の使用者以外のアクセスを拒否する保安手段
を設けることで、前記時間帯の書換えなどによる盗難の
可能性を低くすることができるとともに、入出場の時間
などの個人情報を保護することができる。
【0017】さらにまた、本発明の車両盗難防止装置
は、前記通報手段に関連して設けられ、通報に要した料
金を課金する課金手段をさらに備えることを特徴とす
る。
【0018】上記の構成によれば、通報のたび毎に、固
定電話、携帯電話、あるいはインターネットなどのよう
に前記通報先までの媒体が異なることがあり、また各使
用者毎に通報回数が異なることもあり、これらの情報
を、通報手段からのデータで課金手段が集計し、定期的
に使用者に請求することで、各使用者に、本装置の利用
状況に応じた公平な課金を行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について、
図1および図2に基づいて説明すれば、以下のとおりで
ある。
【0020】図1は、本発明の実施の一形態の車両盗難
防止装置1の概略構成を示すブロック図である。この車
両盗難防止装置1は、たとえばマンションの駐車場に関
して用いられる例を示しており、駐車場の出口付近に設
置される車両ナンバ読取用カメラ2、車両検知器3、静
止画像用カメラ4および照明装置5と、管理事務所等に
設置される車両ナンバ認識装置6、サーバコンピュータ
7、表示装置8、外部記憶装置9およびハブルータ10
と、各契約者の部屋に設置されるパーソナルコンピュー
タ11,12,…とを備えて構成される。
【0021】車両ナンバ読取用カメラ2で撮影された画
像データは車両ナンバ認識装置6に与えられ、撮影画像
からナンバプレートの領域の画像が切出され、画像処理
され、解析されることで、陸運支局名、車種分類番号、
用途コード、車番などのナンバプレートのデータが得ら
れ、サーバコンピュータ7に取込まれる。また、車両検
知器3は、たとえば温度変化から車両の出場を検知し、
その出力に応答して、静止画像用カメラ4を駆動して、
搭乗者を確認することができる車両の画像を撮影する。
この画像データを、前記サーバコンピュータ7は、認識
された前記ナンバプレートのデータに対応付けて記憶し
てゆく。
【0022】サーバコンピュータ7は、このようにして
蓄積される画像データを、先ず内蔵のハードディスク装
置に蓄積する。また、必要に応じて、外部記憶装置9に
よって、MOなどの記憶媒体に複写され、バックアップ
用としたり、捜査の資料として提出することもできる。
さらに、ハードディスク装置への取込みの段階または記
憶媒体への複写の段階で、画像データの圧縮が行われて
もよい。
【0023】一方、前記サーバコンピュータ7には、該
サーバコンピュータ7から、または各契約者の部屋に設
置されるパーソナルコンピュータ11,12,…のブラ
ウザから、事前に、図2で示すように、契約車両の出場
を許可する時間帯および連絡先を示すスケジュールデー
タが予め登録され、記憶されている。
【0024】図2の例では、使用者は、月曜日には通勤
のために車両を使用し、7時に出発し、19時に帰宅す
る予定となっており、このため0時〜6時30分の間お
よび19時〜24時の間は出場を許可しない時間帯に設
定され、6時30分〜19時の間は出場が許可されてい
る。そして、前記0時〜6時30分の間に出場が確認さ
れると、先ず自宅の固定電話へメッセージ等で通知さ
れ、次に携帯電話へメッセージおよび/またはテキスト
データ等で通知されるようになっている。さらに帰宅後
の19時〜24時の間に出場が確認されると、先ず自宅
の固定電話へ通知され、次に携帯電話へ通知され、続い
て自宅のパーソナルコンピュータ11,12,…の電子
メールアドレスに通知されるようになっている。
【0025】また、火曜日には車両を使用せず、通知先
が時間帯で異なるだけとなっている。すなわち、前記0
時〜7時の間に出場が確認されると、前記月曜日と同様
に、先ず自宅の固定電話へ通知され、次に携帯電話へ通
知されるようになっている。続いて、出勤した後の7時
〜19時の間は、先ず携帯電話へ通知され、次に勤務先
の電子メールアドレスへ通知されるようになっている。
さらに帰宅後の19時〜24時の間は、前記月曜日と同
様に、先ず自宅の固定電話へ通知され、次に携帯電話へ
通知され、続いて自宅のパーソナルコンピュータ11,
12,…の電子メールアドレスに通知されるようになっ
ている。そして、通知回数はいずれも出場毎に2回であ
り、通知内容は車両が出場したことを確認するものとな
っている。
【0026】したがって、サーバコンピュータ7は、前
記車両ナンバ認識装置6の出力に応答して、出場車両の
ナンバを画像データと合わせて記憶してゆくとともに、
記憶しているスケジュールデータと照合し、監視すべき
契約車両が不許可の時間帯に出場した場合には、盗難の
可能性があると判断して、前記予め登録された連絡先に
通報する。
【0027】したがって、使用者は、不許可の時間帯で
の出場を認識することができ、第三者の使用であると確
認されれば、盗難であると速やかに判断することができ
る。これによって、警察への通報や追跡などの対策を直
ちに講じることができ、速やかな車両の発見や盗難の防
止に寄与することができる。たとえば、前記駐車場の出
口付近で、車両が走り去った方向等の目撃証言を得るこ
とで、追跡を容易に行うことができるとともに、警察の
緊急配備も必要な方面に集中することができる。
【0028】また、車両検知器3および静止画像用カメ
ラ4によって、搭乗者を確認することができる車両の画
像を撮影し、認識された前記ナンバプレートのデータに
対応付けて記憶しており、その画像データは、前記ナン
バプレートのデータに基づいて検索し、表示装置8に表
示することが可能であるので、盗難であることが判断さ
れた後に、該当するナンバの車両の画像データを読出し
て表示することで、犯人の特定などの前記速やかな車両
の発見や盗難の防止に一層効果を発揮することができ
る。さらに、長期間に保管するデータは、監視すべき車
両で、かつ不許可の時間帯に出場した場合のデータだけ
でよいので、データ量は小さく、データの管理を容易に
行うこともできる。
【0029】さらにまた、サーバコンピュータ7は、ロ
グイン時にパスワードによる認証を行うようになってい
る。またハブルータ10には、登録されているパーソナ
ルコンピュータ11,12,…の電話番号からしかアク
セスできないようになっており、さらに該ハブルータ1
0には、ログイン時にパスワードによって接続を許可/
拒否するファイアーウォールとしての機能が備えられて
いる。これによって、外部のネットワーク20などか
ら、正規の使用者以外のアクセスを拒否し、前記時間帯
の書換えなどによる盗難の可能性を低くすることができ
るとともに、入出場の時間などの個人情報を保護するこ
とができる。
【0030】また、前記ハブルータ10は、通報に要し
た料金を課金する課金機能を有しており、通報のたび毎
に、サーバコンピュータ7によって料金を集計し、定期
的に使用者に請求することで、固定電話、携帯電話、あ
るいはインターネットなどのように前記通報先までの媒
体が異なったり、各使用者毎に通報回数が異なったりし
ても、各使用者の利用状況に応じた公平な課金を行うこ
とができる。
【0031】なお、本発明は、使用者が不所望な車両の
出場を監視できればよいので、車両ナンバ読取用カメラ
2、車両ナンバ認識装置6およびサーバコンピュータ7
を必要最小限の構成とすることができる。また、照明装
置5も、たとえば地下駐車場などでは、通常、照明装置
が設けられているので、専用のものが設置されなくても
よい。さらにまた、パーソナルコンピュータ11,1
2,…も、マンションなどで構築されているイントラネ
ットに接続されているものを使用することができる。
【0032】また、前記の使用者への通報とともに、管
理事務所では、サーバコンピュータ7に内蔵したスピー
カから警報を発したり、該サーバコンピュータ7に接続
された表示装置8に警報画面を表示したりしてもよい。
さらに、たとえば使用者が長期間留守にする場合などの
ように、前記スケジュールデータの設定を詳細、かつ高
精度に行うことで、車両が不許可の時間帯に出場しただ
けで直ちに盗難であると判断できる場合には、前記サー
バコンピュータ7は、警察に自動通報するようにしても
よい。
【0033】本発明の実施の他の形態について、図3に
基づいて説明すれば、以下のとおりである。
【0034】図3は、本発明の実施の他の形態の車両盗
難防止装置21の概略構成を示すブロック図である。こ
の車両盗難防止装置21は、前述の車両盗難防止装置1
に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して、
その説明を省略する。注目すべきは、この車両盗難防止
装置21では、駐車場の出口付近には、前記車両ナンバ
読取用カメラ2よりも下流側に、前記サーバコンピュー
タ7からの出力に応答し、該出口からの出場を、監視す
べき車両が、不許可の時間帯に出場する場合には阻止
し、許可の時間帯に出場する場合には許可するゲート2
2およびそれを駆動するゲート駆動装置23が設けられ
ていることである。
【0035】したがって、前記のように使用者が長期間
留守にする場合などのように、スケジュールデータの設
定を詳細、かつ高精度に行うことで、不許可の時間帯に
出場する場合には、一層盗難である確率が高くなり、こ
れに対応して、サーバコンピュータ7が、チェーン等で
実現されるゲート22によって出場を阻止させること
で、盗難を予防することができる。
【0036】なお、車両盗難を防止する手法として、車
両にPHS(パーソナル・ハンディホン・システム)の
端末を搭載したり、GPSと携帯電話の端末とを搭載し
たりする手法もあるが、それらの手法は、そのような設
備を施した車両以外には有効でない。これに対して本発
明は、車両側での対応が必要ないので、複数の車両(多
くの契約車両)に対して、効率的に車両盗難を防止する
ことができる。
【0037】
【発明の効果】本発明の車両盗難防止装置は、以上のよ
うに、車両の使用者が駐車場からの出場を許可する時間
帯および連絡先を予め登録しておき、車両ナンバ読取手
段によって出場が検知された車両が、監視すべき車両
で、出場することが不許可の時間帯である場合には、前
記予め登録された連絡先に通報する。
【0038】それゆえ、前記使用者は、不許可の時間帯
での出場を認識することができ、第三者の使用であると
確認されれば、盗難であると速やかに判断することがで
きる。これによって、警察への通報や追跡などの対策を
直ちに講じることができ、速やかな車両の発見や盗難の
防止に寄与することができる。また、監視すべき車両の
みを、かつ不許可の時間帯に出場した場合のデータだけ
を保管すればよいので、データ量は小さく、データの管
理を容易に行うことができる。
【0039】また、本発明の車両盗難防止装置は、以上
のように、車両ナンバの読取りに連動して車両の画像を
撮影し、所望とする車両ナンバに対応した車両の画像デ
ータを検索して表示する。
【0040】それゆえ、盗難であることが判断された後
に、撮影画像から搭乗者を確認することができ、犯人の
特定などの前記速やかな車両の発見や盗難の防止に一層
効果を発揮することができる。
【0041】さらにまた、本発明の車両盗難防止装置
は、以上のように、前記駐車場の出口付近に車両ナンバ
読取手段よりも下流側に、車両の出場を阻止/許可する
ゲートを設置する。
【0042】それゆえ、登録内容をより高い精度で設定
することで、不許可の時間帯に出場する場合には、一層
盗難である確率が高くなり、これに対応して、ゲートに
よって出場を阻止することで、盗難を予防することがで
きる。
【0043】また、本発明の車両盗難防止装置は、以上
のように、ネットワークにおけるファイアーウォールや
パスワードによる認証などのように、正規の使用者以外
のアクセスを拒否する保安手段をさらに備える。
【0044】それゆえ、時間帯の書換えなどによる盗難
の可能性を低くすることができるとともに、入出場の時
間などの個人情報を保護することができる。
【0045】さらにまた、本発明の車両盗難防止装置
は、以上のように、通報に要した料金を課金する課金手
段をさらに備えることを特徴とする。
【0046】それゆえ、通報のたび毎に、固定電話、携
帯電話、あるいはインターネットなどのように前記通報
先までの媒体が異なったり、各使用者毎に通報回数が異
なっても、これらの情報を、通報手段からのデータで課
金手段が集計し、定期的に使用者に請求することで、各
使用者に、本装置の利用状況に応じた公平な課金を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の車両盗難防止装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図2】契約車両の駐車場からの出場を許可する時間帯
および連絡先を示すスケジュールデータの一例を示す図
である。
【図3】本発明の実施の他の形態の車両盗難防止装置の
概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,21 車両盗難防止装置 2 車両ナンバ読取用カメラ(車両ナンバ読取装置) 3 車両検知器 4 静止画像用カメラ(撮影手段) 5 照明装置 6 車両ナンバ認識装置(車両ナンバ読取装置) 7 サーバコンピュータ(記憶手段、通報手段、検索
手段、保安手段) 8 表示装置(表示手段) 9 外部記憶装置 10 ハブルータ(保安手段、課金手段) 11,12 パーソナルコンピュータ 20 ネットワーク 22 ゲート 23 ゲート駆動装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駐車場の出口付近に設置される車両ナンバ
    読取手段と、 監視すべき各車両毎に、出場を許可する時間帯および連
    絡先が予め登録される記憶手段と、 前記車両ナンバ読取手段の出力に応答して、出場車両の
    ナンバを前記記憶手段のデータと照合し、監視すべき車
    両が不許可の時間帯に出場した場合には、前記予め登録
    された連絡先に通報する通報手段とを含むことを特徴と
    する車両盗難防止装置。
  2. 【請求項2】前記車両ナンバ読取手段に連動して車両の
    画像を撮影する撮影手段と、表示手段と、検索手段とを
    さらに備え、 前記記憶手段は、前記撮影手段からの画像データも前記
    車両ナンバに対応して記憶し、 前記検索手段によって、所望とする車両ナンバに対応し
    た車両の画像データを前記記憶手段から読出し、前記表
    示手段に表示させることを特徴とする請求項1記載の車
    両盗難防止装置。
  3. 【請求項3】前記駐車場の出口付近には、前記車両ナン
    バ読取手段よりも下流側に、前記通報手段からの出力に
    応答し、該出口からの出場を、監視すべき車両が、不許
    可の時間帯に出場する場合には阻止し、許可の時間帯に
    出場する場合には許可するゲートが設置されることを特
    徴とする請求項1または2記載の車両盗難防止装置。
  4. 【請求項4】前記記憶手段および/または通報手段に関
    連して、正規の使用者以外のアクセスを拒否する保安手
    段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3の何れ
    かに記載の車両盗難防止装置。
  5. 【請求項5】前記通報手段に関連して設けられ、通報に
    要した料金を課金する課金手段をさらに備えることを特
    徴とする請求項1〜4の何れかに記載の車両盗難防止装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007199840A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 Denso Corp 車両用盗難防止システム、車両用盗難防止装置、車両用盗難防止プログラム及び管理装置
JP2011166283A (ja) * 2010-02-05 2011-08-25 Enegate:Kk 電気自動車への給電システム
JP2018173925A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 株式会社レッツ・コーポレーション 車両ナンバー認識システムによる駐車場利用状況管理システム
CN113449709A (zh) * 2021-08-31 2021-09-28 深圳市旗扬特种装备技术工程有限公司 基于人工智能的非机动车通行管控方法、装置及存储介质

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