JP2007196961A - スライド配索装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スライド体の品番やスライド範囲の変更に容易に対応することができるスライド配索装置を提供する。
【解決手段】スライド配索装置1は立設ブラケット12とワイヤハーネス5を備えている。立設ブラケット12は車体4の床2から立設している。ワイヤハーネス5はシートワイヤハーネスとフロアワイヤハーネス19を備えている。シートワイヤハーネスはシートに取り付けられた着座センサ及びモータと接続した第2電線と該第2電線の端末に接続した第2コネクタを備えている。フロアワイヤハーネス19は車体4に取り付けられた電子機器と接続した第1電線22と該第1電線22の端末に接続した第1コネクタ23を備えている。第1コネクタ23と第2コネクタとは互いに嵌合する。第1コネクタ23は立設ブラケット12に取り付けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば、自動車の車体の乗員室の床などのベースと、該ベースに対してスライド自在なシートなどのスライド体とに亘って電線を配索するスライド配索装置に関する。
移動体としての自動車は、例えば、ベースとしての車体の乗員室の床に対しスライド移動自在なスライド体としてのシートを備えている。また、シートには、例えば乗員が着座しているか否かを検出する着座センサやヘッドレストの向きを変更するためのモータなどの電子機器が取り付けられている。このため、前述したスライド移動自在なシートを備えた自動車は、例えば、車体に取り付けられた電源やECU(Electronic Control Unit)などの電子機器と、前述したスライド体としてのシートとに亘って配索されたワイヤハーネスを備えたスライド配索装置(例えば、特許文献1参照)を備えている。
特許文献1などに示された従来から用いられてきたスライド配索装置は、車体側の電子機器と接続した第1ワイヤハーネスと、該第1ワイヤハーネスと接続するとともに前記シート側の電子機器と接続した第2ワイヤハーネスとを備えている。従来から用いられてきたスライド配索装置は、前記第2ワイヤハーネスの前記第1ワイヤハーネスとの接続用のコネクタをシートに固定するとともに、床からシート側に十分な長さの第1ワイヤハーネスを突出させて、第1及び第2ワイヤハーネスが、シートの床に対するスライドを妨げないようにしている。
特開平11−105641号公報
前述した従来のスライド配索装置は、シートが床に対してスライドすることを妨げないようにするためのワイヤハーネスの余長分を、主に前述した第1ワイヤハーネスに設けている。このため、前述したシートの品番が変更されてシートの大きさが変更されたり、該シートがスライド移動する範囲が変更されると、前述した余長分の前述した第1ワイヤハーネスの床からシート側に突出した部分の長さを変更する必要がある。
このため、従来のスライド配索装置では、シートなどの品番が変更されたり該シートのスライド移動する範囲が変更されると、第1ワイヤハーネス自体を変更したり、該第1ワイヤハーネスの配索を変更する必要があった。
このように、従来のスライド配索装置は、シートの品番や該シートのスライド可能な範囲が変更されると、第1ワイヤハーネスの配索パターンを変更したり該第1ワイヤハーネス自体を変更する必要があって、シートなどのスライド体の変更に容易に対応することが困難であった。
したがって、本発明の目的は、スライド体の品番やスライド範囲の変更に容易に対応することができるスライド配索装置を提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明のスライド配索装置は、ベース側に取り付けられた電子機器と、該ベース側にスライド自在に設けられたスライド体に取り付けられた電子機器と、を接続するワイヤハーネスを備えたスライド配索装置において、前記ワイヤハーネスが、前記ベース側に取り付けられた電子機器と接続した第1電線と、該第1電線の端末に取り付けられた第1コネクタと、を有したベース側ワイヤハーネスと、前記スライド体に取り付けられた電子機器と接続した第2電線と、該第2電線の端末に取り付けられかつ前記第1コネクタと嵌合する第2コネクタと、を有したスライド体側ワイヤハーネスと、を備え、前記第1コネクタが、前記ベースに固定されたことを特徴としている。
請求項2に記載の本発明のスライド配索装置は、請求項1に記載のスライド配索装置において、前記ベース側に固定されかつ該ベース側から前記スライド体に向かって立設した立設ブラケットを備え、前記第1コネクタが、前記ベースと間隔をあけた状態で前記立設ブラケットに固定されており、該立設ブラケットを介して前記ベース側に固定されていることを特徴としている。
請求項3に記載の本発明のスライド配索装置は、請求項2に記載のスライド配索装置において、前記立設ブラケットが、他の電子機器を前記ベースに固定するための固定手段を兼ねていることを特徴としている。
請求項4に記載の本発明のスライド配索装置は、請求項2又は請求項3に記載のスライド配索装置において、前記立設ブラケットと前記第1電線とを互いに固定するとともに、
これらの互いに固定された立設ブラケット及び前記第1電線を通して、これらを前記ベースの前記スライド体側に突出させる通し孔を前記ベースに設け、前記通し孔の上方に位置付けられて、前記通し孔内への異物の侵入を規制する規制手段を備えたことを特徴としている。
請求項5に記載の本発明のスライド配索装置は、請求項4に記載のスライド配索装置において、前記規制手段は、前記第1コネクタと前記第2コネクタとのうち一方に一体に設けられていることを特徴としている。
請求項6に記載の本発明のスライド配索装置は、請求項1ないし請求項5のうちいずれか一項に記載のスライド配索装置において、前記ワイヤハーネスは、前記第2電線の前記スライド体から前記ベースに向かって突出する部分を前記スライド体内に没する方向に付勢する電線巻き取り装置を備えたことを特徴としている。
請求項1に記載された本発明のスライド配索装置によれば、ベース側ワイヤハーネスのコネクタをベースに固定している。このため、該ベース側ワイヤハーネスのベースからスライド体側に突出した部分の長さが、スライド体の品番が異なったり該スライド体のスライド移動可能な範囲が変更されても一定となる。
また、第1コネクタがベースに固定されているので、勿論、該第1コネクタがベースに対して位置づれしない。
請求項2に記載された本発明のスライド配索装置によれば、第1コネクタが立設ブラケットに取り付けられて、ベースと間隔をあけて配置されているので、該第1コネクタが直接ベースに接触することがない。
請求項3に記載された本発明のスライド配索装置によれば、立設ブラケットが電子機器をベースに固定する固定手段であるので、第1コネクタをベースに固定するための専用の部品を設ける必要が生じない。
請求項4に記載された本発明のスライド配索装置によれば、立設ブラケットと第1電線とを固定するので、これらの相対的な位置が一定に保たれて、第1電線にかかる張力などの力が常に一定となる。
また、立設ブラケットと第1電線とを一つの通し孔内に通すので、立設ブラケットを通す孔と第1電線を通す孔との双方を設ける必要がなくなって、ベースに余分な孔を設ける必要がなくなる。
規制手段を備えているので、通し孔内に異物などが侵入することを防止できる。
請求項5に記載された本発明のスライド配索装置によれば、規制手段が第1コネクタ又は第2コネクタに一体に設けられているので、部品点数が増加することを防止できる。
請求項6に記載された本発明のスライド配索装置によれば、スライド体側ワイヤハーネスが電線巻き取り装置を備えているので、スライド体がベースに対してどの位置に位置付けられても、該スライド体側ワイヤハーネスのスライド体よりベース側に突出した部分の長さが最小になる。
以上説明したように請求項1に記載の本発明は、ベース側ワイヤハーネスのベースからスライド体側に突出した部分の長さが、スライド体の品番が異なったり該スライド体のスライド移動可能な範囲が変更されても、一定となる。このため、スライド体の品番が変更されたり、該スライド体のスライド可能な範囲が変更されると、予め、スライド体側ワイヤハーネスのベース側に突出した部分の長さを変更しておく。
したがって、スライド体の品番が変更されたり、該スライド体のスライド可能な範囲が変更されても、ベース側ワイヤハーネスを配索パターンを変更したり、該ベース側ワイヤハーネス自体を変更する必要が生じない。したがって、スライド体の品番やスライド範囲が変更されても、ベース側ワイヤハーネスを一切変更する必要がなく、スライド体とベースとを容易にワイヤハーネスで接続でき、これらの品番やスライド範囲の変更に容易に対応することができる。
請求項2に記載の本発明は、第1コネクタが直接ベースに接触しないので、スライドがベースに対してスライドしても、ワイヤハーネスがベースなどと擦れることを防止できる。したがって、ワイヤハーネスが不意に破損することを防止できる。
請求項3に記載の本発明は、第1コネクタをベースに固定するための専用の部品を設ける必要が生じないので、部品点数が増加することを防止できる。
請求項4に記載の本発明は、第1電線にかかる張力などの力が常に一定となるので、第1電線に予め定められた範囲を超える力などが作用することを防止できるので、第1電線即ちベース側ワイヤハーネスが不意に破損することを防止できる。
また、立設ブラケットと第1電線とを一つの通し孔内に通すので、ベースに余分な孔を設ける必要がないので、異物などが通し孔内を通ることを防止でき、該異物などがベースなどに取り付けられる電子機器と当接して、該電子機器などが不意に破損することを防止できる。
通し孔内に異物などが侵入することを防止できるので、該異物などがベースなどに取り付けられる電子機器と当接して、該電子機器などが不意に破損することを防止できる。
請求項5に記載の本発明は、規制手段が第1コネクタ又は第2コネクタに一体に設けられているので、部品点数が増加することを防止できる。
請求項6に記載の本発明は、スライド体側ワイヤハーネスのスライド体よりベース側に突出した部分の長さが最小になるので、スライド体がスライドする際に、スライド体側ワイヤハーネスが異物などに絡むことを防止できる。したがって、スライド体側ワイヤハーネスが不意に破損することを防止できる。
本発明の一実施形態にかかるスライド配索装置1を、図1ないし図7に基づいて説明する。スライド配索装置1(以下、単に配索装置と記す)は、図1に示すように、自動車のベースとしての車体4を構成する乗員室の床2と、この床2側に矢印K(典型的には車体の前後方向)に沿ってスライド自在に設けられたスライド体としてのシート3とに亘って、配索されるワイヤハーネス5などを備えている。
前述した車体4側には、モータやバッテリなどの電源やECU(Electronic Control Unit)などの図示しない各種の電子機器が取り付けられている。シート3は、一対のスライドレール6によって、前述した矢印Kに沿ってスライドする。図示例では、矢印Kは、直線状をなしている。
スライドレール6は、図1に示すように、レール7と、図示しないスライダとを備えている。レール7は、直線状に延在しており、ブラケット8などによって、床2に取り付けられる。レール7の長手方向は、矢印Kと平行である。一対のスライドレール6のレール7は、互いに間隔をあけて平行に配置されている。スライダは、レール7に該レール7の長手方向に沿ってスライド自在に支持されている。スライダは、シート3に取り付けられている。スライドレール6は、スライダがレール7の長手方向に沿ってスライドすることで、シート3を矢印Kに沿って、スライド自在とする。
また、シート3には、着座センサ9やヘッドレストの傾きを変更するためのモータ10などの各種の電子機器が取り付けられている。着座センサ9は、シート3に乗員が着座しているな否かを検出する。
配索装置1は、図1及び図2に示すように、通し孔11と、立設ブラケット12と、前述したワイヤハーネス5と、を備えている。通し孔11は、前述した床2を貫通しており、シート3の下方に設けられている。通し孔11の平面形状は、図示例では、矩形状である。
立設ブラケット12は、板金などで構成されている。立設ブラケット12は、図3及び図4に示すように、平板状の平行部13と、該平行部13の端から立設した立設部14とを備えている。立設部14は、平行部13から立設して、該平行部13と交差(図示例では直交)した交差部15と、該交差部15の平行部13から離れた側の縁から該平行部13と平行に延在した第2平行部16とを備えている。立設部14の第2平行部16の平行部13から離れた側の端部には、係止受け部としての係止受け孔17が設けられている。係止受け孔17は、立設部14の第2平行部16の平行部13から離れた側の端部を貫通している。
立設ブラケット12は、平行部13と立設部14とに亘って、表面上にワイヤハーネス5の後述するフロアワイヤハーネス19の第1電線22が位置付けられて、該第1電線22とともに周知のテープなどが巻かれて、該フロアワイヤハーネス19と固定される。立設ブラケット12は、平行部13と第2平行部16との双方が床2と平行でかつ立設部14が床2側からシート3に向かって突出した状態で、立設部14が通し孔11内に通されて、床2側に固定される。
このように、通し孔11は、立設ブラケット12とフロアワイヤハーネス19の第1電線22とを内側に通して、これらの立設ブラケット12とフロアワイヤハーネス19の第1電線22との双方を床2からシート3側に突出させる。また、立設ブラケット12は、立設部14が床2よりもシート3側に突出しているので、該床2からシート3に向かって立設している。
さらに、立設ブラケット12には、前述した電源、ECU、着座センサ9やモータ10以外の例えばカーオーディオのアンプ(増幅器ともいう)などの他の電子機器18が取り付けられる。この立設ブラケット12は、元々、前述した他の電子機器18を床2に固定する固定手段である。図示例では、前述した他の電子機器18は、床2のシート3側の表面即ち床2上に配置されている。
ワイヤハーネス5は、図1及び図2に示すように、ベース側ワイヤハーネスとしてのフロアワイヤハーネス19と、スライド体側ワイヤハーネスとしてのシートワイヤハーネス20と、電線巻き取り装置21とを備えている。
フロアワイヤハーネス19は、図3及び図4に示すように、少なくとも一本の第1電線22と、該第1電線22の一方の端末に取り付けられた第1コネクタ23と、第1電線22の他方の端末に取り付けられた機器用コネクタとを備えている。第1電線22は、それぞれ、導電性の芯線と、絶縁性の被覆部とを備えた所謂被覆電線である。第1電線22は、適宜の箇所に配線用クリップが取り付けられて、該配線用クリップによって床2などの自動車の車体4に固定される。
第1コネクタ23は、図示しない端子金具と、該端子金具を収容したコネクタハウジング24とを備えている。端子金具は、導電性の板金に打ち抜き加工や曲げ加工が施されて得られる。端子金具は、第1電線22の前述した一方の端末に取り付けられて、該第1電線22の芯線と電気的に接続される。コネクタハウジング24は、絶縁性の合成樹脂で構成されて、箱状に形成されている。コネクタハウジング24は、端子金具を収容している。
また、第1コネクタ23には、図4に示すように、係止部25が設けられている。係止部25は、第1コネクタ23のコネクタハウジング24の外表面に開口したスリット26と、該スリット26の内面から凸に形成された図示しない係止突起とを備えている。
スリット26には、立設ブラケット12が侵入可能である。係止突起は、スリット26内に侵入した立設ブラケット12の立設部14に設けられた係止受け孔17内に侵入して、該係止受け孔17に係止する。第1コネクタ23は、係止部25のスリット26内に立設ブラケット12の立設部14が侵入して、係止突起が係止受け孔17に係止して、立設ブラケット12に固定される。第1コネクタ23は、立設ブラケット12に固定されると、床2と間隔をあけて配置される。こうして、第1コネクタ23は、床2と間隔をあけた状態で、立設ブラケット12を介して車体4を構成する床2に固定される。
機器用コネクタは、前述した第1コネクタ23と同様に、端子金具とコネクタハウジングとを備えて構成されて、前述した電源やECUなどの電子機器に接続される。第1電線22は、機器用コネクタを介して電源やECUなどの電子機器に接続している。
シートワイヤハーネス20は、少なくとも一本の第2電線27と、該第2電線27の一方の端末に取り付けられた第2コネクタ28と、を備えている。第2電線27は、それぞれ、前述した第1電線22と同様に、導電性の芯線と、絶縁性の被覆部とを備えた所謂被覆電線である。第2電線27は、適宜の箇所に配線用クリップが取り付けられたりテープが巻かれたりして、前述したシート3のフレームなどに固定される。
第2コネクタ28は、図示しない端子金具と、該端子金具を収容したコネクタハウジング29とを備えている。端子金具は、導電性の板金に打ち抜き加工や曲げ加工が施されて得られる。端子金具は、第2電線27の前述した一方の端末に取り付けられて、該第2電線27の芯線と電気的に接続される。コネクタハウジング29は、絶縁性の合成樹脂で構成されて、箱状に形成されている。コネクタハウジング29は、端子金具を収容している。
第2コネクタ28は、第1コネクタ23と嵌合する。コネクタ23,28同士が嵌合すると、これらのコネクタ23,28の端子金具同士が機械的及び電気的に接続する。また、前述した第2電線27の他方の端末は、前述した着座センサ9やモータ10などのシート3に取り付けられた電子機器と接続している。ワイヤハーネス5は、ワイヤハーネス19,20のコネクタ23,28同士が嵌合することで、ベースとしての車体4に取り付けられた電子機器と、スライド体としてのシート3に取り付けられた着座センサ9やモータ10などの電子機器とを互いに電気的に接続する。
電線巻き取り装置21は、スライド体としてのシート3に取り付けられている。電線巻き取り装置21は、ケース30と、該ケース30内に収容された図示しない巻き取り機構とを備えている。ケース30は、箱状に形成されており、シート3に取り付けられている。ケース30は、前述したシートワイヤハーネス20の第2電線27を、該第2電線27を巻回した格好で収容している。即ち、ケース30は、第2電線27の前述した両端末を除く中央部を収容している。
巻き取り機構は、ケース30内の第2電線27のうち該ケース30即ちシート3よりも床2即ちフロアワイヤハーネス19側に位置する部分27a(図1及び図2に示す)を、ケース30即ちシート3内に没する方向に付勢して(引っ張って)、該部分27aを常にケース30内に巻き取っている。また、巻き取り機構は、前述した部分27aが、ケース30即ちシート3から床2に向かって突出することを許容している。即ち、巻き取り機構は、ケース30内に収容された第2電線27が、床2即ちフロアワイヤハーネス19側から引っ張れて、ケース30の外部に排出されることを許容している(妨げない)。
前述した電線巻き取り装置21は、シート3が床2に対してスライドする際に、シートワイヤハーネス20の第2電線27をケース30即ちシート3から突出することを許容して、シート3の床2に対するスライドを妨げない(許容する)。電線巻き取り装置21は、シート3が床2に対してスライドする際に、第2電線27をケース30即ちシート3内に没する方向に付勢する。
即ち、電線巻き取り装置21は、シート3が床2に対してスライドして、第2コネクタ28との距離が徐々に長くなる際には、ケース30外に第2電線27を徐々に排出して、シート3と床2との間に位置付けられる第2電線27の前述した部分27aを徐々に長くする。また、電線巻き取り装置21は、シート3が床2に対してスライドして、第2コネクタ28との距離が徐々に短くなる際には、ケース30内に第2電線27を徐々に収容して、シート3と床2との間に位置付けられる第2電線27の前述した部分27aを徐々に短くする。このように、電線巻き取り装置21は、シートワイヤハーネス20の第2電線27のシート3から床2に向かって突出する部分27aをシート3に没する方向に付勢して、該部分27aの長さを常に最小にしている。
前述した構成の配索装置1は、以下のように組み立てられる。まず、車体4にフロアワイヤハーネス19を配索して、フロアワイヤハーネス19の機器用コネクタを前述した電子機器に接続する。また、通し孔11内に立設ブラケット12を通して、該立設ブラケット12にフロアワイヤハーネス19の第1電線22を取り付けて、これらの立設ブラケット12及びフロアワイヤハーネス19の第1電線22を床2に固定する。さらに、立設ブラケット12の立設部14をスリット26内に挿入して、フロアワイヤハーネス19の第1コネクタ23を立設ブラケット12を介して車体4の床2に固定する。
一方、シート3にスライドレール6を取り付けるとともに、シートワイヤハーネス20を取り付ける。このとき、勿論、第2電線27の他方の端末を前述した着座センサ9やモータ10に接続するとともに、電線巻き取り装置21をシート3に取り付けておく。
そして、まず、図5に示すように、床2上にシート3を重ねる。そして、図6に示すように、シート3の下面が露出するように、該シート3を倒す。そして、作業員が、図7に示すように、片手でシート3を保持したまま、他方の手で第2コネクタ28を引っ張って、該第2コネクタ28を第1コネクタ23に嵌合させる。そして、シート3を床2上の正規の位置に位置決めして、前述したブラケット8を床2に固定して、シート3を該床2に固定する。このように、前述した配索装置1を組み立てる。
本実施形態によれば、フロアワイヤハーネス19の第1コネクタ23を車体4の床2に固定している。このため、該フロアワイヤハーネス19の第1電線22の床2からシート3側に突出した部分の長さが、シート3の品番が異なったり該シート3のスライド移動可能な範囲が変更されても、一定となる。このため、シート3の品番が変更されたり、該シート3のスライド可能な範囲が変更されると、予め、シートワイヤハーネス20の第2電線27の車体4の床2に突出した部分27aの長さを変更しておくだけで良い。
また、第1コネクタ23が車体4の床2に固定されているので、勿論、該第1コネクタ23が車体4の床2に対して位置ずれしない。したがって、シート3の品番が変更されたり、該シート3のスライド可能な範囲が変更されても、フロアワイヤハーネス19の配索パターンを変更したり、該フロアワイヤハーネス19自体を変更する必要が生じない。したがって、シート3の品番やスライド範囲が変更されても、フロアワイヤハーネス19を一切変更する必要がなく、シート3と床2とを容易にワイヤハーネス5で接続でき、シート3などの品番やスライド範囲の変更に容易に対応することができる。
第1コネクタ23が立設ブラケット12に取り付けられて、車体4の床2と間隔をあけて配置されているので、該第1コネクタ23が直接車体4の床2に接触することがない。このため、シート3が車体4の床2に対してスライドしても、ワイヤハーネス5が車体4の床2などと擦れることを防止できる。したがって、ワイヤハーネス5が不意に破損することを防止できる。
立設ブラケット12が他の電子機器18を車体4の床2に固定する固定手段であるので、第1コネクタ23を車体4の床2に固定するための専用の部品を設ける必要が生じない。したがって、部品点数が増加することを防止できる。
立設ブラケット12とフロアワイヤハーネス19の第1電線22とを固定するので、これらの相対的な位置が一定に保たれて、第1電線22にかかる張力などの力が常に一定となる。第1電線22に予め定められた範囲を超える力などが作用することを防止できるので、第1電線22即ちフロアワイヤハーネス19が不意に破損することを防止できる。
また、立設ブラケット12と第1電線22とを一つの通し孔11内に通すので、立設ブラケット12を通す孔と第1電線22を通す孔との双方を設ける必要がなくなって、車体4の床2に余分な孔を設ける必要がなくなる。したがって、異物などが通し孔11内を通ることを抑制でき、該異物などが床2の下面などに取り付けられる図示しない電子機器と当接して、該電子機器などが不意に破損することを防止できる。
電線巻き取り装置21を備えているので、シート3が車体4の床2に対してどの位置に位置付けられても、該シートワイヤハーネス20の第2電線27のシート3より車体4の床2側に突出した部分27aの長さが最小になる。シート3がスライドする際に、シートワイヤハーネス20が異物などに絡むことを防止できる。したがって、シートワイヤハーネス20が不意に破損することを防止できる。
また、本発明の配索装置1は、図8乃至図10に示すように、規制手段としての規制片31を備えても良い。なお、図8乃至図10において、前述した実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。前記規制片31は、平板状に形成されており、第1コネクタ23が立設ブラケット12を介して車体4の床2に固定されて、コネクタ23,28同士が嵌合すると、床2の表面と平行になるとともに前述した通し孔11の上方に位置付けられる。規制片31は、通し孔11内に異物が侵入することを規制する。
図8及び図9に示す場合では、規制片31は、前述した第1コネクタ23のコネクタハウジング24と一体に設けられている。図10に示す場合では、規制片31は、前述した第2コネクタ28のコネクタハウジング29と一体に設けられている。
図8乃至図10に示す場合では、規制片31を備えているので、通し孔11内に異物などが侵入することを防止できる。したがって、異物などが床2の下方に設けられる図示しない電子機器と当接して、該電子機器などが不意に破損することを防止できる。
また、図8及び図9に示す場合では規制片31が第1コネクタ23に一体に設けられており、図10に示す場合では規制片31が第2コネクタ28に一体に設けられているので、部品点数が増加することを防止できる。
前述した実施形態では、立設ブラケット12を通し孔11内に通している。しかしながら、本発明では、通し孔11を設けずに、立設ブラケット12を車体4の床2などから直接立設させても良い。
前述した実施形態では、ベースとしての車体4の床2と床2に対してスライド自在なスライド体としてのシート3とに亘って配索されたワイヤハーネス5を示している。しかしながら、本発明では、ベースとしてのボディパネルとこのボディパネルに対してスライド自在なドアとに亘って配索されたワイヤハーネスを備えた配索装置でも良く、ベースとしてのルーフパネルとこのルーフパネルに対してスライド自在なサンルーフとに亘って配索されたワイヤハーネスを備えた配索装置でも良い。要するに、本発明では、ベースとベースに対してスライド自在なスライド体とに亘って配索されたワイヤハーネスを備えていれば良い。即ち、本発明は、自動車に配索されるワイヤハーネスを備えたものに限定されるものではない。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施形態にかかるスライド配索装置の構成を示す斜視図である。 図1に示されたスライド配索装置の構成を模式的に示す説明図である。 図1に示されたスライド配索装置のフロアワイヤハーネスの要部を示す斜視図である。 図3に示されたフロアワイヤハーネスの要部の一部部を分解して示す斜視図である。 図1に示されたスライド配索装置を組み立てる際に、床上にシートを重ねた状態を示す斜視図である。 図5に示されたシートを倒した状態を示す斜視図である。 図6に示されたスライド配索装置のコネクタ同士を嵌合させた状態を示す斜視図である。 図3に示されたスライド配索装置のフロアワイヤハーネスの変形例の要部を示す斜視図である。 図8に示されたフロアワイヤハーネスの要部の一部を分解して示す斜視図である。 図3に示されたスライド配索装置のフロアワイヤハーネスの他の変形例の要部を示す斜視図である。
符号の説明
1 スライド配索装置
2 床
3 シート(スライド体)
4 車体
5 ワイヤハーネス
9 着座センサ(電子機器)
10 モータ(電子機器)
11 通し孔
12 立設ブラケット
18 他の電子機器
19 フロアワイヤハーネス(ベース側ワイヤハーネス)
20 シートワイヤハーネス(スライド体側ワイヤハーネス)
21 電線巻き取り装置
22 第1電線
23 第1コネクタ
27 第2電線
27a 部分
28 第2コネクタ
31 規制片(規制手段)

Claims (6)

  1. ベース側に取り付けられた電子機器と、該ベース側にスライド自在に設けられたスライド体に取り付けられた電子機器と、を接続するワイヤハーネスを備えたスライド配索装置において、
    前記ワイヤハーネスが、
    前記ベース側に取り付けられた電子機器と接続した第1電線と、該第1電線の端末に取り付けられた第1コネクタと、を有したベース側ワイヤハーネスと、
    前記スライド体に取り付けられた電子機器と接続した第2電線と、該第2電線の端末に取り付けられかつ前記第1コネクタと嵌合する第2コネクタと、を有したスライド体側ワイヤハーネスと、を備え、
    前記第1コネクタが、前記ベースに固定されたことを特徴とするスライド配索装置。
  2. 前記ベース側に固定されかつ該ベース側から前記スライド体に向かって立設した立設ブラケットを備え、
    前記第1コネクタが、前記ベースと間隔をあけた状態で前記立設ブラケットに固定されており、該立設ブラケットを介して前記ベース側に固定されていることを特徴とする請求項1記載のスライド配索装置。
  3. 前記立設ブラケットが、他の電子機器を前記ベースに固定するための固定手段を兼ねていることを特徴とする請求項2記載のスライド配索装置。
  4. 前記立設ブラケットと前記第1電線とを互いに固定するとともに、
    これらの互いに固定された立設ブラケット及び前記第1電線を通して、これらを前記ベースの前記スライド体側に突出させる通し孔を前記ベースに設け、
    前記通し孔の上方に位置付けられて、前記通し孔内への異物の侵入を規制する規制手段を備えたことを特徴とする請求項2又は請求項3記載のスライド配索装置。
  5. 前記規制手段は、前記第1コネクタと前記第2コネクタとのうち一方に一体に設けられていることを特徴とする請求項4記載のスライド配索装置。
  6. 前記ワイヤハーネスは、前記第2電線の前記スライド体から前記ベースに向かって突出する部分を前記スライド体内に没する方向に付勢する電線巻き取り装置を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちいずれか一項に記載のスライド配索装置。
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