JP2007196582A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】排出スタッカの開操作時に過大な力が全く掛からないと共に外面形状においてデザイン的価値を低下させない記録装置を提供すること。
【解決手段】記録装置本体3の前面に記録後の被記録媒体を排出するための排出スタッカ23が開閉可能に設けられて成る記録装置であって、前記排出スタッカ23は、手で直接開けるための開閉操作部を有しない形状であると共に、閉状態における露呈面は記録装置本体3の外面と面一に形成され、排出スタッカ開放ボタン47を開操作することによって前記排出スタッカ23が開状態に移行するように構成されている。
【選択図】図6

Description

本発明は、インクによって被記録媒体に記録を実行するインクジェット式記録装置などの記録装置に関するものである。
特許文献1や2に示すように、従来、記録装置本体に対して開閉可能に設けられている排出スタッカは、基本的に開操作を手で直接行うように構成されている。すなわち、排出スタッカには手掛け用の突起や凹部等の開閉操作部が設けられており、この開閉操作部に指をかけて回動させて開くようになっている。
しかし、排出スタッカを手で直接的に開閉する構造であるため、ユーザーによって過大な力で開操作を行われることがあり、希にではあるが排出スタッカの回動軸部を破損する問題があった。排出スタッカをユーザーが手で直接開ける構造である限り、この問題は完全には無くせない。最近、モバイルタイプの記録装置が登場し、記録装置の小型化が進んでいる。これにより排出スタッカ自体も小形軽量化され、それ自体の強度も低くなる傾向にあるため、排出スタッカを開操作する時の前記破損の虞は増していると言える。
また、排出スタッカは閉状態ではその露呈面が記録装置の外観を構成する外面形状に形成されるのが通常であるが、前記手掛け用の突起等の開閉操作部が設けられていると、その外面形状のデザイン的価値を低下させる問題があった。
特開2005−104137号公報 特開2005−219237号公報
本発明の目的は、排出スタッカの開操作時に過大な力が全く掛からないと共に外面形状においてデザイン的価値を低下させない記録装置を提供することにある。
上記課題を達成するため、本発明の第1の態様に係る記録装置は、記録装置本体の前面に記録後の被記録媒体を排出するための排出スタッカが開閉可能に設けられて成る記録装置であって、前記排出スタッカは、手で直接開けるための開閉操作部を有しない形状であると共に、閉状態における露呈面は記録装置本体の外面と面一に形成され、排出スタッカ開放ボタンを開操作することによって前記排出スタッカが開状態に移行するように構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、排出スタッカ開放ボタンを押すだけで、排出スタッカは自動的に開く。しかも、当該排出スタッカは、手で直接開けるための開閉操作部を有しない形状であると共に、閉状態における露呈面は記録装置本体の外面と面一に形成されて、ユーザーに排出スタッカを手で直接開ける操作をさせない構造になっている。
従って、排出スタッカの開操作の際にユーザーは排出スタッカ開放ボタンを押すだけであり、排出スタッカに直接触れさせないようになっているので、該排出スタッカにユーザーから過大な力が加わる虞は無く、排出スタッカの回動軸部が破損するといった問題をなくすことができる。更に、排出スタッカの外面形状のデザイン的価値を向上させることができる。
また、本発明の第2の態様に係る記録装置は、第1の態様において、前記排出スタッカ開放ボタンは、前記記録装置本体の前記前面と異なる他面に設けられていると共に、開閉可能なカバー体で覆われており、該カバー体を開けることで当該排出スタッカ開放ボタンの開操作を行えるように構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、排出スタッカ開放ボタンは、カバー体で覆われており、該カバー体を開けることで当該排出スタッカ開放ボタンの開操作を行えるように構成されているので、排出スタッカ開放ボタンの誤操作による誤作動の虞を低減でき、安全性を高めることができる。
また、本発明の第3の態様に係る記録装置は、第1の態様または第2の態様において、前記排出スタッカ開放ボタンは、電源スイッチやその他の各種操作ボタン等が配設される操作パネルに設けられ、前記カバー体は該操作パネルを全て覆う構造に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、カバー体は、閉鎖時には前記操作パネルを全て覆ってカバーとして機能するので、記録装置の現時点の使用状態が操作パネルへのアクセスを要しない操作パネル不使用時には、カバー体を閉じて操作パネルの全体を覆っておくことによって、該操作パネルに配設されている各種スイッチや液晶パネルが埃で汚損されるのを防止できると共に、スイッチに不用意に触れて誤操作、誤作動をする虞を低減することができる。
また、本発明の第4の態様に係る記録装置は、第1の態様から第3の態様いずれかにおいて、前記排出スタッカの閉状態では磁力の吸着力により該閉状態が維持され、前記排出スタッカ開放ボタンを押すことにより開放作用アームの開放作用端が前記磁力の吸着力に打ち勝って排出スタッカを押し出して該排出スタッカを開放するように構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、排出スタッカ開放ボタンを押すことにより開放作用アームの開放作用端が排出スタッカを押し込んで開放させる構造であるから、比較的簡単な構造で確実に開放動作を行うことができる。
本発明の第5の態様に係る記録装置は、第1の態様から第4の態様いずれかにおいて、当該記録装置はモバイルタイプのものであり、持ち運び用のハンドルを備えていることを特徴とする。
モバイルタイプの記録装置は頻繁に持ち運ばれるため、本発明はこの種モバイルタイプの記録装置に適用することで、特に顕著な効果が得られる。
本発明の第6の態様に係る記録装置は、第1の態様から第5の態様いずれかにおいて、前記排出スタッカ開放ボタンを開操作する動作がトリガーになって被記録媒体の給送および/又は記録の実行が行えるように構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、排出スタッカが閉鎖している状態で誤って記録や液体噴射が行われることを防止することができる。
以下、本願発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る排出スタッカを備えるインクジェット式記録装置(以下、単に記録装置という)の正面側の斜視図であり、図2は同記録装置の背面側の斜視図であり、図3はカバー体が開放状態の同記録装置を示す斜視図であり、図4は同記録装置の平面図である。また図5の(A)はカバー体の着脱構造を示す分解斜視図、(B)は同側断面図であり、図6は排出スタッカの開放状態の同記録装置を示す斜視図であり、図7は排出スタッカの自動開放構造の分解斜視図である。更に図8は排出スタッカの自動開放構造の開放動作前の状態を示し、図9は排出スタッカの自動開放構造の開放動作時の状態を示す。
なお、本発明についての以下の説明において、正面側とは記録装置の使用時に使用者が向かう側であり、背面側とは正面側の反対側である。また方向をより簡単に表すため、正面側を前側、その反対方向を後側という場合もある。
図1に示す記録装置1は、ほぼ直方体形状の記録装置本体3を主体とし、この記録装置本体3は、正面5、背面7、左側面9、右側面11、天面13及び底面15を有する。記録装置本体3の天面13には、カバー体17が背面7側に回動して天面13が開放可能となるように設けられている。また、記録装置本体3の天面13には、操作パネル19及び被記録媒体の給送部21が設けられ、正面5には排出スタッカ23が設けられ、左右の側面9、11の間にはハンドル25が上方へ回動可能に設けられている。
ここで、記録装置1の内部構造について記録工程とともに簡単に説明する。給送部21には複数枚の被記録媒体Pをセットすることが可能であり、図示しないホッパ及び搬送ローラによりセットされた被記録媒体Pの最上部から一枚ずつ記録部(図示せず)に給送される。記録部には、被記録媒体Pにインクを吐出して記録を行う記録ヘッド(図示せず)が設けられ、また被記録媒体Pに対して記録ヘッドを主走査方向Xに走査させるためのキャリッジ(図示せず)を備えている。被記録媒体Pが記録部に給送されてくると、インクカートリッジ(図示せず)から記録ヘッドへ各色のインクが供給され、記録ヘッドは主走査方向Xへ往復動し、ヘッド面に多数配置されているノズルから搬送される被記録媒体Pへインクが吐出されて記録が実行される。記録が完了した被記録媒体Pは、排出ローラ(図示せず)によって副走査方向Yへ搬送され、最終的に開状態の排出スタッカ23上に排出される。なお、上記の構成は従来のインクジェットプリンタと同様な構造であるので、ここでは詳細な説明は省略する。
図4に示す如く、記録装置本体3の天面13に設けられる操作パネル19には、電源スイッチ27、電源インジケータ28、液晶表示画面29、液晶表示画面29の操作用の左右移動ボタン31、液晶表示画面29のメニュー選択ボタン33、用紙選択ボタン35、用紙選択表示部37、記録実行ボタン39、全て記録実行ボタン41、液晶表示画面29において選択を実行するOKボタン43、キャンセルボタン45及び排出スタッカ開放ボタン47が設けられている。排出スタッカ開放ボタン47の作用については後述する。
カバー体17は、記録装置本体3の天面13のほぼ全体を覆う大きさであり、その閉鎖時には操作パネル19の全体がカバー体17によって覆われる。これにより、不使用時に液晶表示画面29に埃が溜まって見にくくなったり、操作パネル19上のボタンの隙間に埃が入り込み、故障の原因となることを防止できる。また、操作パネル19に物が落下した場合等による衝撃から操作パネル19を物理的に保護することができる。更に、本発明が適用される記録装置1の対象機種をモバイルタイプした場合には、机やテーブルに置いて使用されるより、むしろ室内や屋外で手軽に移動して種々の場所で使用されることが想定される。このような場合に、操作パネル19の全体がカバー体17によって覆われていることで、移動時に不用意にスイッチがONになることを防止できる。
図1に示す如く、カバー体17の閉鎖時における記録装置1の正面側には、カバー体を開閉するときに指をかける係止部49を備えている。また、カバー体17の中央には、該カバー体17を閉鎖しているときでも使用者が液晶表示画面29の表示を確認できるようにするための窓部51を備え、背面側にはカバー体17の回動軸53が設けられている。カバー体17の回動軸53は、記録装置本体3の天面13の背面側に形成された回動軸受け55と組み合わさることにより、カバー体17の回動構造57を構成している。
即ち図5に示す如く、カバー体17の回動軸53は一定の直径を有し、一方、回動軸受け55は断面C型で、その入口部59が回動軸53の直径より小さく、受入保持部61が回動軸53の直径とほぼ同じか若干大きめの内径寸法を有する。カバー体17を記録装置本体3に取り付ける際には、回動軸53を回動軸受け55の入口部59に臨ませた状態で、回動軸53を回動軸受け55の入口部59から受入保持部61の方向へ押し込む。これにより、断面C型の入口部59が一時的に弾性的に拡がり、両方の回動軸53が回動軸受け55内に入り込むことができる。一旦、回動軸53が回動軸受け55内に入り込むと、回動軸53は回動軸受け55内で回転自在であるから、カバー体17は記録装置本体3に対して回動軸53を中心として回動可能となる。また、カバー体17を急激に開けたり、あるいはカバー体17が開いている状態で何かの物や人がカバー体17に衝突した場合などには、入口部59が一時的に弾性的に拡がり、一方のまたは両方の回動軸53が回動軸受け55内から外れる。これにより、衝撃により回動軸53や回動軸受け55自体が破損することが防止できる。
回動軸53の近傍にはストッパ63が形成されている。このストッパ63は、カバー体17が図3に示す角度の位置まで回動したときに回動軸受け55の入口部59の上側に形成されたストッパ受け部65(図5参照)に当接し、カバー体17がそれ以上回動しないようにしている。このような位置までカバー体17が回動したとき、図3に示す如く、カバー体17は天面13に対してほぼ120度の角度で保持された状態となり、カバー体17の裏面側がペーパーサポート67として機能する。つまりA4などの比較的長めの被記録媒体Pに記録を行う場合、ペーパーサポート67は、複数枚の被記録媒体Pのほぼ上半分側を支持するように機能する。このようにカバー体17自体がペーパーサポート67としても機能するから、従来のようにペーパーサポートを記録装置とは別個の部材として管理する手間が必要なくなる。
図3、図4に示す如く、記録装置本体3の天面13には突起状の電源オフスイッチ68が設けられている。この電源オフスイッチ68は、記録装置の電源がオンの状態のままカバー体17を閉鎖したときに、カバー体17の部位が電源オフスイッチ68を押し込んで記録装置の電源をオフの状態にする機能を有する。
次に、本発明の特徴的構成である排出スタッカ23の開放構造について説明する。図1に示す如く、排出スタッカ23は、不使用時には記録装置本体3の正面5と面一となるように閉じられている。また、使用時には図6に示す如く、正面5の下端に設けられた回動軸69の周りで回動することにより、ほぼ水平な状態まで回動可能である。なお回動軸69には、図示しないダンパー構造が適用されており、排出スタッカ23は開放速度が制御された状態で比較的ゆっくりと開放可能である。また、図6に示す如く、排出スタッカ23を開放した状態では、記録後の被記録媒体Pが排出されてくるための排出口66と、メモリーカード用スロット70やメモリーカード取り出し用ボタン等が形成された面が現れるようになる。
図7に示す如く、排出スタッカ23を開放するために、上述したように排出スタッカ開放ボタン47が、排出スタッカ開放機構71の構成部品として記録装置本体3の天面13に設けられている。排出スタッカ開放機構71は、基部73及び延長部75から構成される本体枠76と、基部73内に上下方向に移動可能であり、上部に排出スタッカ開放ボタン47が形成されているボタン構成部材77と、ボタン構成部材77の内部に組み込まれ前後方向(正面と背面の方向)に移動可能な摺動部材79と、摺動部材79の一端に回動接続部81を介して回動自在に接続され、他端側には本体枠76の延長部75方向へ延びるアーム部83が形成されている開放作用アーム85と、延長部75の先端付近に収容されている磁石87とを備えて成る。
ボタン構成部材77の互いに対向する両側面89には、背面側上方から正面側下方にかけて斜めに形成されたスリット91が形成されている。ボタン構成部材77の内側にはコイルバネ93が上下方向に圧縮状態で固定されており、コイルバネ93の作用によりボタン構成部材77は常時上方へ付勢されている。
摺動部材79の正面側下端からはボタン構成部材77及び本体枠76の基部73を貫通して延びる前側延長部95が形成され、一方摺動部材79の背面側からはボタン構成部材77及び本体枠76の基部73を貫通して延びる後側延長部97が形成されている。また摺動部材79の両側面99にはバー101が貫通しており、このバー101がボタン構成部材77の両側面89に形成された2つのスリット91を貫通している。更にバー101は、本体枠76の基部73の両側面103に形成された切り欠き105を貫通している。そして、上述したようにコイルバネ93の作用によりボタン構成部材77は常時上方に付勢されているため、バー101は両方の切り欠き105の上辺107に常時当接状態にあり、バー101が前後方向へ移動する際には、切り欠き105の上辺107によって案内されるようになっている。
摺動部材79の前側延長部95には、上述の回動接続部81を介して開放作用アーム85が接続されており、開放作用アーム85は本体枠76の基部73と延長部75との境界付近に位置する回動支点109を中心にして回動可能である。開放作用アーム85のアーム部83はほぼ弓形に湾曲しており、その先端には開放作用端111が形成されている。アーム部83は、本体枠76の延長部75に形成された切り欠き部113内で前後方向に移動可能であり、前側(正面側)に移動したとき開放作用端111が本体枠76の延長部75の正面側から大きく突出するようになっている。
なお上記の構成によれば、排出スタッカ開放ボタン47が記録装置本体3の天面13に設けられており、不使用時にはカバー体17によって覆われているから、例えば運搬時などに誤って排出スタッカ23が開放してしまうことを防止できる。また排出スタッカ23を開放するための取っ手やツマミなどの操作部を排出スタッカ23に設ける必要がないから、排出スタッカ23の閉鎖時に排出スタッカ23と記録装置本体3の正面5を面一にすることができ、記録装置全体をすっきりとしたデザインにするために貢献できる。
次に、このような排出スタッカ開放機構71により排出スタッカ23を開放する際の作用について説明する。排出スタッカ23の上部には鉄等の磁性部材115が表面に露呈しない状態で設けられており、排出スタッカ23の閉鎖時には、磁性部材115が延長部75の磁石87に吸着されて排出スタッカ23の閉鎖状態が維持されるようになっている。この状態で使用者が排出スタッカ開放ボタン47を押すと、バー101が斜めに形成されたスリット91および切り欠き105の上辺107に沿って背面側へ移動する。これに伴い摺動部材79も背面側へ移行する。そして開放作用アーム85が図9(b)の時計回りに回動することで、開放作用端111が排出スタッカ23を前方へ押し込み、磁石87と磁性部材115との吸着力に打ち勝って排出スタッカ23を前方側へ開放させることができる。また、排出スタッカ23を閉鎖する場合には、使用者が排出スタッカ23を垂直になる方向に回動させることで磁性部材115と永久磁石87とが吸着して閉鎖状態が維持されるようになる。
なお、排出スタッカ23が閉鎖している状態で誤って記録が行われることを防止するために、排出スタッカ開放ボタン47を押す動作がトリガーになって被記録媒体Pの給送および記録の実行が行えるようにしてもよい。
以上説明したように、本実施の形態に係る記録装置によれば、排出スタッカ開放ボタン47を押すだけで、排出スタッカ23は自動的に開く。しかも、当該排出スタッカ23は、手で直接開けるための開閉操作部を有しない形状であると共に、閉状態における露呈面は記録装置本体3の外面と面一に形成されて、ユーザーに排出スタッカ23を手で直接開ける操作をさせない構造になっている。従って、排出スタッカ23の開操作の際にユーザーは排出スタッカ開放ボタン47を押すだけであり、排出スタッカ23に直接触れさせないようになっているので、該排出スタッカ23にユーザーから過大な力が加わる虞は無く、排出スタッカ23の回動構造57が破損するといった問題をなくすことができる。更に、排出スタッカ23の外面形状のデザイン的価値を向上させることができる。
また、排出スタッカ開放ボタン47は、カバー体17で覆われており、該カバー体17を開けることで当該排出スタッカ開放ボタン47の開操作を行えるように構成されているので、排出スタッカ開放ボタン47の誤操作による誤作動の虞を低減でき、安全性を高めることができる。
また、カバー体17は、閉鎖時には前記操作パネル19を全て覆ってカバーとして機能するので、記録装置の現時点の使用状態が操作パネル19へのアクセスを要しない操作パネル不使用時には、カバー体17を閉じて操作パネル19の全体を覆っておくことによって、該操作パネル19に配設されている各種スイッチや液晶パネルが埃で汚損されるのを防止できると共に、スイッチに不用意に触れて誤操作、誤作動をする虞を低減することができる。
本発明に係るカバー体を備える記録装置の正面側の斜視図。 同記録装置の背面側の斜視図。 カバー体が開放状態の同記録装置を示す斜視図。 同記録装置の天面の平面図。 (A)は同記録装置のカバー体の着脱構造を示す分解斜視図、(B)は同要部側断面図。 排出スタッカの開放状態の同記録装置を示す斜視図。 同記録装置の排出スタッカの自動開放構造の分解斜視図。 同記録装置の排出スタッカの自動開放構造の開放動作前の状態を示す側面図(A)と平面図(B)。 同記録装置の排出スタッカの自動開放構造の開放動作時の状態を示す側面図(A)と平面図(B)。
符号の説明
1 記録装置、3 記録装置本体、5 正面、7 背面、9 側面、11 側面、13 天面、15 底面、17 カバー体、19 操作パネル、21 給送部、23 排出スタッカ、25 ハンドル、27 電源スイッチ、28 電源インジケータ、29 液晶表示画面、31 左右移動ボタン、33 メニュー選択ボタン、35 用紙選択ボタン、37 用紙選択表示部、39 記録実行ボタン、41 全て記録実行ボタン、43 OKボタン、45 キャンセルボタン、47 排出スタッカ開放ボタン、49 把持部、51 窓部、53 回動軸、55 回動軸受け、57 回動構造、59 入口部、61 受入保持部、63 ストッパ、65 ストッパ受け部、67 ペーパーサポート、66 排出口、68 電源オフスイッチ、69 回動軸、70 メモリーカード用スロット、71 排出スタッカ開放機構、73 基部、75 延長部、76 本体枠、77 ボタン構成部材、79 摺動部材、81 回動接続部、83 アーム部、85 開放作用アーム、87 永久磁石、89 ボタン構成部材の側面、91 スリット、93 コイルバネ、95 前側延長部、97 後側延長部、99 摺動部材の側面、101 バー、103 基部の側面、105 切り欠き、107 切り欠きの上辺、109 回動支点、111 開放作用端、113 切り欠き部、115 磁性部材、P 被記録媒体、X 主走査方向、Y 副走査方向

Claims (6)

  1. 記録装置本体の前面に記録後の被記録媒体を排出するための排出スタッカが開閉可能に設けられて成る記録装置であって、
    前記排出スタッカは、手で直接開けるための開閉操作部を有しない形状であると共に、閉状態における露呈面は記録装置本体の外面と面一に形成され、
    排出スタッカ開放ボタンを開操作することによって前記排出スタッカが開状態に移行するように構成されていることを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1において、前記排出スタッカ開放ボタンは、前記記録装置本体の前記前面と異なる他面に設けられていると共に、開閉可能なカバー体で覆われており、該カバー体を開けることで当該排出スタッカ開放ボタンの開操作を行えるように構成されていることを特徴とする記録装置。
  3. 請求項1または2において、前記排出スタッカ開放ボタンは、電源スイッチやその他の各種操作ボタン等が配設される操作パネルに設けられ、前記カバー体は該操作パネルを全て覆う構造に形成されていることを特徴とする記録装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項において、前記排出スタッカの閉状態では磁力の吸着力により該閉状態が維持され、前記排出スタッカ開放ボタンを押すことにより開放作用アームの開放作用端が前記磁力の吸着力に打ち勝って排出スタッカを押し出して該排出スタッカを開放するように構成されていることを特徴とする記録装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項において、当該記録装置はモバイルタイプのものであり、持ち運び用のハンドルを備えていることを特徴とする記録装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項において、前記排出スタッカ開放ボタンを開操作する動作がトリガーになって被記録媒体の給送および/又は記録の実行が行えるように構成されていることを特徴とする記録装置。
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