JP2007195602A - キャビネット - Google Patents

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JP2007195602A JP2006014783A JP2006014783A JP2007195602A JP 2007195602 A JP2007195602 A JP 2007195602A JP 2006014783 A JP2006014783 A JP 2006014783A JP 2006014783 A JP2006014783 A JP 2006014783A JP 2007195602 A JP2007195602 A JP 2007195602A
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Yoshikazu Takahashi
良和 高橋
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

【課題】隣り合う両開閉前面板の間に大きな隙間が形成されずに見栄えが良く、ホコリ等が溜まり難くて衛生的でもある把手を備え、この把手に支障なく指を引っ掛けることができるキャビネットを提供する。
【解決手段】隣り合う対の開閉前面板3を有するキャビネットであって、この両開閉前面板3の互いに隣り合う両縁部から相互に対向するようにかつ近接するように突出片4を突出させ、一の突出片4がその先端部分を含む分離片5と固定片6とからなり、分離片5を後側に押して固定片6から分離させることにより、固定片6が把手となるようになした。
【選択図】図1

Description

本願発明は、隣り合う対の扉板や引出しの前面板等である開閉前面板を有し、この開閉前面板の縁部に把手を設けたキャビネットに関するものである。
従来から、特開2000−93243号公報(特許文献1)に示されるように、断面コ字状の把手部を設けた引出しは知られている。
この引出しには、図8に示すように、引出しの前面板の縁に沿って、断面コ字状の把手部9が設けられている。この把手部9の上横片10の先端部には、指掛かり突起11が突設してある。使用者はこの指掛かり突起11に指を引っ掛けて、引出しを手前に引出す。このような把手部9や指掛かり突起11を設けることで、使用者の引出しの引出し操作はより効率的になる。
特開2000−93243号公報
しかしながら、特開2000−93243号公報に示される上記従来例の引出しにあっては、把手部9が断面コ字状であり、前面板に凹凸部が形成されてしまう。このため、外観を損なうこととなり、使用者に不満が生じていた。又、前面板に形成された凹部にホコリ等が溜まりやすく、外観を損なうと共に不衛生であるという問題も生じていた。
本願発明は上記背景技術に鑑みて発明されたものであり、その課題は、隣り合う両開閉前面板の間に大きな隙間が形成されずに見栄えが良く、ホコリ等が溜まり難くて衛生的でもある把手を備え、この把手に支障なく指を引っ掛けることができるキャビネットを提供することである。
上記課題を解決するために、本願請求項1記載の発明では、隣り合う対の開閉前面板を有するキャビネットであって、この両開閉前面板の互いに隣り合う両縁部から相互に対向するようにかつ近接するように突出片を突出させ、一の突出片がその先端部分を含む分離片と固定片とからなり、分離片を後側に押して固定片から分離させることにより、固定片が把手となるようになした。
又、本願請求項2記載の発明では、上記請求項1記載のキャビネットにおいて、分離片が、開閉前面板の縁部を軸にして後側に回動して固定片から分離されるようになしたことを特徴としている。
又、本願請求項3記載の発明では、上記請求項1又は2記載のキャビネットにおいて、両開閉前面板が上下に隣り合っていることを特徴としている。
又、本願請求項4記載の発明では、上記請求項1〜3のいずれか1項記載のキャビネットにおいて、開閉前面板が引出しの前面板であることを特徴としている。
又、本願請求項5記載の発明では、上記請求項1〜4のいずれか1項記載のキャビネットにおいて、両開閉前面板と両突出片とが各前側表面間で全て略面一に連続するよう構成したことを特徴としている。
本願請求項1記載の発明のキャビネットにおいては、両開閉前面板の互いに隣り合う両縁部から相互に対向するようにかつ近接するように突出片を突出させ、一の突出片がその先端部分を含む分離片と固定片とからなり、分離片を後側に押して固定片から分離させることにより、固定片が把手となるようになしているため、この固定片を把手として使用することで、一方の開閉前面板の開閉操作を容易に安定して行うことができ、しかも、その際、他の突出片を把手として使用することができ、他方の開閉前面板の開閉操作を容易に安定して行うこともできる。又、分離片が分離していない通常時においては、両開閉前面板の間に大きな隙間が形成されずに見栄えが良くなる。そして、大きな隙間が形成されないことにより、ホコリ等が溜まり難くなり、衛生的である。
本願請求項2記載の発明のキャビネットにおいては、特に、分離片が、開閉前面板の縁部を軸にして後側に回動することで、容易に固定片から分離されるようになしているため、容易に固定片を把手として使用することができる。これにより、開閉前面板の開閉操作を容易に安定して行うことができる。
本願請求項3記載の発明のキャビネットにおいては、特に、両開閉前面板が上下に隣り合っているため、上下の開閉前面板を容易に開閉することができる。
本願請求項4記載の発明のキャビネットにおいては、特に、開閉前面板が引出しの前面板であるため、開閉前面板を開閉操作することで引出しを出し入れすることができる。
本願請求項5記載の発明のキャビネットにおいては、特に、両開閉前面板と両突出片とが各前側表面間で全て略面一に連続するよう構成しているため、分離片が分離していない通常時の各前側表面間において、凹凸部が形成されなくなり、更に見栄えが良くなる。又、ホコリ等が更に溜まり難くなることで一層衛生的になる。
以下、本願発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
図1〜5は、本願請求項1〜5全てに対応した第一の実施形態であるキャビネットを示している。
このキャビネットは、隣り合う対の開閉前面板3を有し、この両開閉前面板3の互いに隣り合う両縁部から相互に対向するようにかつ近接するように突出片4を突出させ、一の突出片4がその先端部分を含む分離片5と固定片6とからなり、分離片5を後側に押して固定片6から分離させることにより、固定片6が把手となるものである。なお、分離片5は、開閉前面板3の縁部を軸にして後側に回動して固定片6から分離される。そして、開閉前面板3が引出し2の前面板であり、この両開閉前面板3が上下に隣り合っている。そして、両開閉前面板3と両突出片4とが各前側表面間で全て略面一に連続するよう構成されている。
以下、この実施形態のキャビネットをより具体的詳細に説明する。
このキャビネットは図1〜5で示すように、キャビネット本体部1と、引出し2と、開閉前面板3と、突出片4と、からなる。
キャビネット本体部1は略直方体状で木材等からなり、前側の面には開口を有する。このキャビネット本体部1は大きさの異なる2つの引出し2を上下に備えている。この引出し2は木材等からなり、キャビネット本体部1に対して出し入れ自在になっており、前方に引出すことで物品の出し入れを可能とし、後方に押し込むことでキャビネット本体部1に収納される。上下の引出し2の前端縁部にはキャビネット前側の面の開口を塞ぐための開閉前面板3が備えられている。この開閉前面板3は略長方形状で木材等からなる。上下の開閉前面板3の互いに隣り合う両縁部からは、相互に対向するように突出片4が突出している。この両突出片4は金属等からなる。
下側の突出片4はその先端部分を含む分離片5と固定片6とからなる。そして、図5(a)に示すように、分離片5を後側に回動させて、固定片6から分離させることにより、上側の突出片4と固定片6との間に隙間ができ、そこから手を差し込むことで、固定片6に手を掛けることができる。又、図5(b)に示すように、上側の突出片4と固定片6との間の隙間に手を差し込むことで、上側の突出片4に手を掛けることもできる。
固定片6は止め具7によって、後方に倒れないように固定されている。又、分離片5が後側に回動した後、自動的に分離片5が垂直状態になるようにするため、開閉前面板3の端部と分離片5の後側に丁番バネ8を設けている。両開閉前面板3と両突出片4とは各前側表面間で全て略面一に連続するよう構成されている。
したがって、この実施形態のキャビネットにおいては、両開閉前面板3の互いに隣り合う両縁部から相互に対向するようにかつ近接するように突出片4を突出させ、下側の突出片4がその先端部分を含む分離片5と固定片6とからなり、分離片5を後側に押して固定片6から分離させることにより、上側の突出片4と固定片6との間に隙間ができ、そこから手を差し込むことで、上側の突出片4又は固定片6に手を掛けることができるので、固定片6と上側の突出片4とを把手として使用することができ、開閉前面板3の開閉操作を容易に安定して行うことができる。又、分離片5が分離していない通常時においては、両開閉前面板3の間に大きな隙間が形成されずに見栄えが良くなる。そして、大きな隙間が形成されないことにより、ホコリ等が溜まり難くなり、衛生的である。
又、分離片5が、開閉前面板3の縁部を軸にして後側に回動することで、容易に固定片6から分離されるようになしているため、容易に上側の突出片4と下側の固定片6とを把手として使用することができる。これにより、開閉前面板3の開閉操作を容易に安定して行うことができる。
又、両開閉前面板3が上下に隣り合っているため、上下の開閉前面板3を容易に開閉することができる。
又、開閉前面板3が引出し2の前面板であるため、開閉前面板3を開閉操作することで引出し2を出し入れすることができる。
又、両開閉前面板3と両突出片4とが各前側表面間で全て略面一に連続するよう構成しているため、分離片5が分離していない通常時の各前側表面間において、凹凸部が形成されなくなり、更に見栄えが良くなる。又、ホコリ等が更に溜まり難くなることで一層衛生的になる。
図6、7は、本願請求項1〜5全てに対応した第二の実施形態であるキャビネットを示している。
なお、ここでは、上記第一の実施形態と相違する事項についてのみ説明し、その他の事項(構成、作用効果等)については、上記第一の実施形態と同様であるのでその説明を省略する。
このキャビネットは、図6、7に示すように、固定片6も開閉前面板3の縁部を軸にして後側に回動可能とし、止め具7を任意の高さにすることで、任意の位置で回動が抑止することを可能としている。そして、分離片5同様、固定片6が後側に回動した後、自動的に固定片6が垂直状態になるようにするため、開閉前面板3の端部と固定片6の後側に丁番バネ8を設けている。
したがって、分離片5だけでなく、固定片6を後側に押すことによっても固定片6と分離片5を分離させられ、固定片6と分離片5の間の隙間に手を入れることで固定片6又は分離片5に手を掛けることができるので、固定片6と分離片5とを把手として使用することができ、下側の開閉前面板3の開閉操作を容易に安定して行うことができる。
又、固定片6と分離片5とを同時に後側に回動させることができるので、分離片5のみを狙って押す必要がない。すなわち、固定片6と分離片5を含むような大雑把な範囲で下側の突出片4を押しても、固定片6によって引っかかったりすること無く、分離片5を後側に回動することが可能となる。これにより、固定片6又は上側の突出片4に手を掛けやすくなるので、より容易に開閉前面板3の開閉動作を行うことができる。
本願発明の第一の実施形態であるキャビネットを示す縦断面図。 同キャビネットを示す要部縦断面図。 同キャビネットの固定片と回動している状態の分離片を示す要部斜視図。 同キャビネットの回動している状態の分離片を示す要部側面図。 (a)は同キャビネットの固定片に手を掛けている状態を示す縦断図、(b)は同キャビネットの上側の突出片に手を掛けている状態を示す縦断図。 本願発明の第二の実施形態であるキャビネットを示す要部縦断面図。 同キャビネットを示す要部斜視図。 従来例であるキャビネットを示す要部縦断面図。
符号の説明
1 キャビネット本体部
2 引出し
3 開閉前面板
4 突出片
5 分離片
6 固定片
7 止め具
8 丁番バネ

Claims (5)

  1. 隣り合う対の開閉前面板を有するキャビネットであって、この両開閉前面板の互いに隣り合う両縁部から相互に対向するようにかつ近接するように突出片を突出させ、一の突出片がその先端部分を含む分離片と固定片とからなり、分離片を後側に押して固定片から分離させることにより、固定片が把手となるようになしたキャビネット。
  2. 分離片が、開閉前面板の縁部を軸にして後側に回動して固定片から分離されるようになしたことを特徴とする請求項1記載のキャビネット。
  3. 両開閉前面板が上下に隣り合っていることを特徴とする請求項1又は2記載のキャビネット。
  4. 開閉前面板が引出しの前面板であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のキャビネット。
  5. 両開閉前面板と両突出片とが各前側表面間で全て略面一に連続するよう構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載のキャビネット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007222248A (ja) * 2006-02-21 2007-09-06 Noritz Corp 引き出し部材
JP2014144133A (ja) * 2013-01-29 2014-08-14 Panasonic Corp 収納家具

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