JP2006102313A - 収納家具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ボックス1の開口を開閉する扉2がその一辺部を軸として回動自在にボックス1に取り付けられており、ボックス1は、ボックス本体3と、側端部をボックス本体3の開口部より突出して設けられた化粧板4とを備え、扉2の側端面は内側に傾斜した第1傾斜面6となっており、化粧板4の側端面は内側に傾斜した第2傾斜面7となっており、これら第1傾斜面6と第2傾斜面7とは、前記扉2の閉じ位置において、離間しているので、取手がなくても、この隙間に手の指を入れて扉2を容易に開くことができる。
【選択図】図5
Description
このように扉を取り付けることによって、収納家具の内部を隠すことができるとともに、収納家具内への塵や埃の侵入を防止することができる。
また、壁面側に取手が多数突出していると、これら取手のために壁側が雑然として、見映えがよくないという問題もある。さらに、取手の分だけ、部品点数も増加してしまう。
前記ボックス1は、箱状のボックス本体3と、このボックス本体3の外面にこの外面を覆うように、かつ、側端部を前記ボックス本体3の開口部より突出して設けられた化粧板4とを備え、
前記扉2の側端面は内側に傾斜した第1傾斜面6となっており、
前記化粧板4の側端面は内側に傾斜した第2傾斜面7となっており、
これら第1傾斜面6と第2傾斜面7とは、前記扉2の閉じ位置において、離間していることを特徴とする。
また、扉の側端面とは、扉の一辺部以外のその他の辺部に沿う側端面のことを意味する。そして、この側端面が内側に傾斜するとは、この側端面と扉の前面とが鋭角となるように、傾斜することを意味する。
さらに、化粧板の側端面とは、ボックス本体の開口部より突出している化粧板の側端部における側端面のことを意味する。そして、この側端面が内側に傾斜するとは、この側端面と化粧板の表面とが鋭角となるように、傾斜することを意味する。
また、扉開閉用の取手が不要なるので、その分、部品点数も減少でき、さらには、扉2の表面全体が凹凸のない平面となるので、意匠性にも優れたものとなる。
前記ボックス本体3の開口部端面10には、前記扉2の閉じ位置において、該扉2の側端部裏面が当接または近接されていることを特徴とする。
前記第1傾斜面6と第2傾斜面7とは、該扉2の閉じ位置において、外側に向かうほど離間するように傾斜していることを特徴とする。
前記扉2の第1傾斜面6と扉2の表面とが交差する交差部8は、前記扉2の閉じ位置において、前記第2傾斜面7より内側に位置していることを特徴とする。
前記ボックス本体3の開口部端面10には、前記扉2を開ける際に、該扉2の側端部裏面を外側に押圧する押圧部材11が設けられていることを特徴とする。
また、扉開閉用の取手が不要なるので、その分、部品点数も減少でき、さらには、扉の表面全体が凹凸のない平面となるので、意匠性にも優れたものとなる。
図1〜図5は、本発明に係る収納家具の一例を示すもので、図1は扉が閉じた状態を示す収納家具の斜視図、図2は扉が若干開いた状態を示す収納家具の斜視図、図3は扉がとじた状態を示す収納家具の側断面図、図4は扉が開いた状態を示す収納家具の側断面図、図5は図3におけるX円部の拡大図である。
ボックス1は、箱状のボックス本体3と、化粧板4とを備えている。
ボックス本体3は、天板3a、底板3b、側板3c、背板3dと、底板3bの上面に固定されて、収納物が載置される載置板3eとを備えている。
天板3a、底板3b、側板3c,3c、背板3dは長方形板状の合板で形成されており、前面が開口した箱状となるように組立てられている。そして、天板3a、底板3b、載置板e、側板3c,3cの側端面によって、ボックス本体3の矩形状をなす開口部端面が構成されている。つまり、天板3a、底板3b、載置板e、側板3c,3cのそれぞれの右側端面は、面一となっており、これら右側端面によってボックス本体3の開口部端面が構成されている。
また、扉2の上辺部以外の側端面、つまり、下辺部と左右の辺部との3つの側端面は、内側に傾斜した第1傾斜面6となっている。
また、第1傾斜面6と第2傾斜面7とは、扉2の閉じ位置において、外側に向かうほど離間するように傾斜している。すなわち、扉2の前面と第1傾斜面6とのなす角をα、扉2の前面と第2傾斜面7とのなす角をβとすると、α>βとなるように、第1傾斜面6と第2傾斜面7との傾斜角が設定されており、これによって、第1傾斜面6と第2傾斜面7とは、扉2の閉じ位置において、外側に向かうほど離間するように傾斜している。
さらに、扉2の第1傾斜面6と扉2の表面(前面)とが交差する交差部8は、扉2の閉じ位置において、第2傾斜面7より内側に位置している。つまり、交差部8は、第2傾斜面7よりボックス本体3の開口部の内側に位置している。
また、扉2を閉じる際は、伸張した状態の押圧部材11に扉2の側端部裏面の受け材12を当接したうえで、扉2を押し込むことによって押圧部材11が縮小してその状態でロックされるようになっている。また、押圧部材11の先端部は磁石となっており、受け材12は鉄板で形成されている。したがって、扉2を閉じた状態では、縮小した押圧部材11の先端面に受け材12が磁力によって吸引固定されており、これによって、扉2が閉じた状態に保持されている。
また、開いている扉2の第1傾斜面6を手で保持しつつ、該扉6を押し込むことによって、扉6を容易に閉じることができる。
また、扉開閉用の取手が不要なるので、その分、部品点数も減少でき、さらには、扉2の表面全体が凹凸のない平面となるので、意匠性にも優れたものとなる。
さらに、第1傾斜面6と第2傾斜面7とが、扉2の閉じ位置において、外側に向かうほど離間するように傾斜しているので、これら傾斜面間に手の指等が入り易くなり、よって、扉を容易に開くことができる。
加えて、扉2の第1傾斜面6と扉6の表面とが交差する交差部8が、扉2の閉じ位置において、第2傾斜面7より内側に位置しているので、図1に示すように、扉2を正面視した場合に、扉2の周囲に第2傾斜面7が奥まって見える。そして、この第2傾斜面7は、扉2の回転軸となる上辺部以外の全ての辺部側にあるので、扉2が第2傾斜面7から浮いているように立体的に見えるので、見映えがよくなる。
また、図2に示すように、扉2を開ける際に、押圧部材11によって扉2が外側に押圧されることによって、第1傾斜面6と第2傾斜面7との間の隙間が大きく開くので、この隙間に手の指を容易に入れることができ、さらに、扉2を容易に開くことができる。
2 扉
3 ボックス本体
4 化粧板
6 第1傾斜面
7 第2傾斜面
8 交差部
10 開口部端面
11 押圧部材
Claims (5)
- 箱状のボックスと、このボックスの開口を開閉する扉とを備え、この扉がその一辺部を軸として回動自在に前記ボックスに取り付けられた収納家具であって、
前記ボックスは、箱状のボックス本体と、このボックス本体の外面にこの外面を覆うように、かつ、側端部を前記ボックス本体の開口部より突出して設けられた化粧板とを備え、
前記扉の側端面は内側に傾斜した第1傾斜面となっており、
前記化粧板の側端面は内側に傾斜した第2傾斜面となっており、
これら第1傾斜面と第2傾斜面とは、前記扉の閉じ位置において、離間していることを特徴とする収納家具。 - 請求項1に記載の収納家具において、
前記ボックス本体の開口部端面には、前記扉の閉じ位置において、該扉の側端部裏面が当接または近接されていることを特徴とする収納家具。 - 請求項1または2に記載の収納家具において、
前記第1傾斜面と第2傾斜面とは、該扉の閉じ位置において、外側に向かうほど離間するように傾斜していることを特徴とする収納家具。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の収納家具において、
前記扉の第1傾斜面と扉の表面とが交差する交差部は、前記扉の閉じ位置において、前記第2傾斜面より内側に位置していることを特徴とする収納家具。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の収納家具において、
前記ボックス本体の開口部端面には、前記扉を開ける際に、該扉の側端部裏面を外側に押圧する押圧部材が設けられていることを特徴とする収納家具。
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JP2013142232A (ja) * | 2012-01-10 | 2013-07-22 | Daiken Corp | 収納家具の扉構造 |
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JPS57133785U (ja) * | 1981-02-14 | 1982-08-20 |
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2004
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