JP4560684B2 - 抽斗付き筐体 - Google Patents

抽斗付き筐体 Download PDF

Info

Publication number
JP4560684B2
JP4560684B2 JP2005348850A JP2005348850A JP4560684B2 JP 4560684 B2 JP4560684 B2 JP 4560684B2 JP 2005348850 A JP2005348850 A JP 2005348850A JP 2005348850 A JP2005348850 A JP 2005348850A JP 4560684 B2 JP4560684 B2 JP 4560684B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drawer
housing
front drawer
pulled out
stopper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005348850A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007151710A (ja
Inventor
富幸 長谷川
Original Assignee
富幸 長谷川
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富幸 長谷川 filed Critical 富幸 長谷川
Priority to JP2005348850A priority Critical patent/JP4560684B2/ja
Publication of JP2007151710A publication Critical patent/JP2007151710A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4560684B2 publication Critical patent/JP4560684B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Drawers Of Furniture (AREA)

Description

本発明は、小物入れや、家具、事務用品等の抽斗付きの筐体に関するものである。
従来のこの種の抽斗付き筐体として、例えば、特許文献1に示されるものがある。
この特許文献1の抽斗付き筐体(隠し抽斗つき収納家具)は、外箱の正面から出し入れする抽斗を、取っ手を有する前部抽斗と取っ手のない後部抽斗とに分離すると共に、後部抽斗は外箱の背壁内面と略同じ表面状態に見えるような材質及び色彩として、前部抽斗を外箱から引き抜いたとき、貴重品等を入れる後部抽斗の存在が気づかれないようにし、後部抽斗を引出す場合は、後部抽斗の前面に吸盤を吸着させて引出せるようにしている。
実開平04−120637号公報(第3頁第18行〜第4頁26行、図1)
しかしながら、上述した従来の技術においては、後部抽斗を引出す場合は、前部抽斗を外箱から引き抜いてから、吸盤を使って引出さなければならないため、操作性が悪いという問題がある。
本発明は、このような問題を解決し、後部抽斗の存在を知られることなく引出し操作の操作性を向上させることを課題とする。
そのため、本発明は、前部抽斗と後部抽斗を筐体の収納部に収納してなる抽斗付き筐体において、前記前部抽斗の高さより前記後部抽斗の高さを低くすると共に、前記前部抽斗をその後部側上部を中心に回動し得るように前記前部抽斗の後部側上部と前記後部抽斗の前部側上部を連結材により連結し、前記収納部の開口部上部に前記前部抽斗の後部内面が突当たるストッパを設け、このストッパの突出長を前記前部抽斗を回動させたとき、前記前部抽斗の後部上端が潜り抜けられる長さとしたことを特徴とする。
このようにした本発明は、前部抽斗を引出したとき、前部抽斗の後部板の上端がストッパに突当たって抜け止めがなされるため、前部抽斗を引出しても高さの低い後部抽斗の存在を知られることがなく、また後部抽斗を引出す場合は、前部抽斗の前部側を持ち上げることにより前部抽斗を回転させると、前部抽斗の後部板の上端が収納部のストッパの下側を潜り抜けて後部抽斗を引出せるので、前部抽斗の引出し操作と連続的な操作で後部抽斗を引出すことができることになり、引出し操作の操作性が向上するという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明による抽斗付き筐体の実施例を説明する。
図1は実施例を示す断面図、図2は実施例における抽斗の斜視図である。
図において1は前部抽斗、2は後部抽斗、3は前部抽斗1の後部と後部抽斗2の前部を連結している曲折可能な連結材、4は連結された前部抽斗1と後部抽斗2を収納する収納部4aを有する筐体である。
前部抽斗1の前部板の正面には把手1aが設けられ、また後部板1bの下端角部には面取り1cが施されている。この面取り1cは後述する前部抽斗1の回転を容易にするためのもので、面取り1bの代わりに湾曲面にしてもよい。
後部抽斗2は前部抽斗1より奥行き方向の寸法を短くし、かつ高さも前部抽斗1より低くしてあって、後述するストッパに係合しないようにしてある。
連結材3は、繰返しの折り曲げに対して切断しにくくかつ可撓性あるいは柔軟性を有する紙、布、革、プラスチックフィルム等のシート材で形成されており、このシート材による連結材3は前部抽斗1及び後部抽斗の内寸幅と同等の幅を有し、前部抽斗1の後部板上面と後部抽斗2の前部板上面を跨がせるようにして、一端を前部抽斗1の後部板1bの内面に、他端を後部抽斗2の前部板2aの内面にそれぞれ接着剤等で固定することにより前部抽斗1と後部抽斗2を連結している。
筐体4には、前部抽斗1と後部抽斗2の数に応じて収納部4aが設けられている。収納部4aは前部を開口し、高さ及び幅は前部抽斗1の高さ及び幅に合わせて大きな隙間が生じないように形成されており、そして収納部4aの開口部上面側には前部抽斗1の後部板の上端が突当たりかつ後部抽斗2は当たらない突出長としたストッパ4bが下方に向けて突出形成されている。
このような構成による抽斗付き筐体の作用について説明する。
連結材3により連結された前部抽斗1と後部抽斗2を筐体4の収納部4aに収納した状態において、前部抽斗1の把手1aを持って直線的に引出してゆくと、連結材3により前部抽斗1に連結された後部抽斗2も移動し、そして前部抽斗1が収納部4aから抜ける直前で、図1に示したように前部抽斗1の後部板1bの上端が収納部4aの開口部にあるストッパ4bに突当たるため、前部抽斗1は抜け止めされて、それ以上引出せない状態になる。
この状態では、前部抽斗1の直後に存在する後部抽斗2の高さは、前部抽斗1より若干低く形成してあるので、前部抽斗1と収納部4aの開口部との間に少々の隙間があっても、前部抽斗1側から後部抽斗2は見えず、そのため他人が前部抽斗1を引出したとしても後部抽斗2の存在が知られることはないので、後部抽斗2を貴重品等の収納に利用することができる。
後部抽斗2を収納部4aから引出すには、前記のように前部抽斗1の後部板1bの上端が収納部4aのストッパ4bに突当たるまで引出した後、前部抽斗1の前部側を持ち上げると、連結部材4が曲折可能であるので前部抽斗1は後部板1bの上端部を中心に図1に二点鎖線で示したように回転して傾く。
このとき、前部抽斗1の後部板1bの下端部に面取り1cが施してあるので、前部抽斗1の後部板1b収納部4aの底面により回転を妨げられることなく、スムーズに回転することができる。
これにより前部抽斗1の後部板1bの上端が収納部4aのストッパ4bの下側を潜り抜けるので、そのまま前部抽斗1を引出すと、後部抽斗2はストッパ4bに突当たることなく収納部4aから引出される。
前部抽斗1を筐体4の収納部4aに再び収納させるには、まず前部抽斗1を押して後部抽斗2を収納部4aに押し込み、前部抽斗1の後部板1bの上端が収納部4aのストッパ4bに当たる位置で前部抽斗1を図1に二点鎖線で示したように傾け、引出し時と逆に前部抽斗1を下方に回転させる。
これにより前部抽斗1の後部板1bの上端が収納部4aのストッパ4bの下側を潜り抜けるので、そのまま前部抽斗1を押し込むことで、前部抽斗1は収納部4aに収納させることができる。
以上説明した実施例によれば、前部抽斗1と、この前部抽斗1より高さの低い後部抽斗2を曲折可能な連結材3により連結し、筐体4の収納部4aの開口部にはストッパ4bを設けて、筐体4の収納部4aから前部抽斗1を引出したとき、前部抽斗1の後部板1bの上端がストッパ4bに突当たって抜け止めがなされるようにしているため、前部抽斗1を引出しても高さの低い後部抽斗2の存在を知られることがなく、また後部抽斗2を引出す場合は、前部抽斗1の前部側を持ち上げることにより前部抽斗1を回転させると、前部抽斗1の後部板1bの上端が収納部4aのストッパ4bの下側を潜り抜けて後部抽斗2を引出せるので、前部抽斗1の引出し操作と連続的な操作で後部抽斗2を引出すことができることになり、引出し操作の操作性が向上するという効果が得られる。
図3及び図4は本発明の別の実施例を示す要部側面図である。
上述した図1、図2の実施例では、曲折可能な連結材3の前端側を前部抽斗1の後部板1bの内面に、後端側を後部抽斗2の前部板2aの内面にそれぞれ接着剤等で固定することにより前部抽斗1と後部抽斗2を連結しているため、前部抽斗1を引出したとき、連結材3が見える恐れがある。
これを解決するには前部抽斗1の内面と連結材3に同一の彩色を施すことが有効であるが、図3に示したように連結材3の前端側を前部抽斗1の後部板1bの外面に接着剤等で固定し、後端側を後部抽斗2の前部板2aの上面を跨ぐように内面に導いて接着剤等で固定すれば、前部抽斗1を引出したときに連結材3は見えなくなるので、彩色の必要はなくなる。
また、前部抽斗1と後部抽斗2及び筐体4が大型である場合、連結材3に強度が求められるので、このような場合図4に示したように連結材3として蝶番を用い、中心軸3aを境とした一方の回転可能な取付け板3bを前部抽斗1の後部板1bの外面に固定し、他方の回転可能な取付け板3cを後部抽斗2の前部板2aの外面に固定する構成としてもよい。
この場合中心軸は後部抽斗2の前部板2aの上端にくるようにする。
図3及び図4のいずれの構造においても、上述した図1および図2の実施例と同様の操作で、前部抽斗1と後部抽斗2の引出し収納を行うことができ、同様の効果が得られる。
発明の実施例を示す断面図 実施例における抽斗の斜視図 発明の別の実施例を示す要部側面図 発明の別の実施例を示す要部側面図
符号の説明
1 前部抽斗
1a 把手
1b 後部板
1c 面取り
2 後部抽斗
2a 前部板
3 連結材
3a 中心軸
3b 取付け板
4 筐体
4a 収納部
4b ストッパ

Claims (5)

  1. 前部抽斗と後部抽斗を筐体の収納部に収納してなる抽斗付き筐体において、
    前記前部抽斗の高さより前記後部抽斗の高さを低くすると共に、前記前部抽斗をその後部側上部を中心に回動し得るように前記前部抽斗の後部側上部と前記後部抽斗の前部側上部を連結材により連結し、
    前記収納部の開口部上部に前記前部抽斗の後部上端が突当たるストッパを設け、このストッパの突出長を前記前部抽斗を回動させたとき、前記前部抽斗の後部上端が潜り抜けられる長さとしたことを特徴とする抽斗付き筐体。
  2. 請求項1記載の抽斗付き筐体において、
    前記連結材は折曲可能なシート材とし、このシート材を前記前部抽斗の後部側上端と前記後部抽斗の前部側上端を跨がせるようにして一端を前記前部抽斗の後部側内面に固定すると共に他端を前記後部抽斗の前部側内面に固定したことを特徴とする抽斗付き筐体。
  3. 請求項1記載の抽斗付き筐体において、
    前記連結材は折曲可能なシート材とし、このシート材を前記後部抽斗の前部側上端を跨がせるようにして一端を前記前部抽斗の後部側外面に固定すると共に他端を前記後部抽斗の前部側内面に固定したことを特徴とする抽斗付き筐体。
  4. 請求項1記載の抽斗付き筐体において、
    前記連結材は折曲可能な蝶番とし、この蝶番の一方の取付け板を前記前部抽斗の後部側外面に固定すると共に他方の取付け板を前記後部抽斗の前部側外面に固定したことを特徴とする抽斗付き筐体。
  5. 請求項1記載の抽斗付き筐体において、
    前記前部抽斗の後部側下端の角部を面取りするか曲面にしたことを特徴とする抽斗付き筐体。
JP2005348850A 2005-12-02 2005-12-02 抽斗付き筐体 Expired - Fee Related JP4560684B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005348850A JP4560684B2 (ja) 2005-12-02 2005-12-02 抽斗付き筐体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005348850A JP4560684B2 (ja) 2005-12-02 2005-12-02 抽斗付き筐体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007151710A JP2007151710A (ja) 2007-06-21
JP4560684B2 true JP4560684B2 (ja) 2010-10-13

Family

ID=38236821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005348850A Expired - Fee Related JP4560684B2 (ja) 2005-12-02 2005-12-02 抽斗付き筐体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4560684B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9114474B2 (en) 2011-04-11 2015-08-25 Lincoln Global, Inc. Accessible work cell
CN103689913A (zh) * 2013-11-29 2014-04-02 原平市源通汽车装潢有限公司 保险箱隐藏柜

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50149320U (ja) * 1974-05-25 1975-12-11
JPS5290228U (ja) * 1975-12-27 1977-07-06
JPS577360U (ja) * 1980-06-17 1982-01-14
JPS6371747U (ja) * 1986-10-27 1988-05-13

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6485608A (en) * 1987-09-28 1989-03-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd Rail for furniture

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50149320U (ja) * 1974-05-25 1975-12-11
JPS5290228U (ja) * 1975-12-27 1977-07-06
JPS577360U (ja) * 1980-06-17 1982-01-14
JPS6371747U (ja) * 1986-10-27 1988-05-13

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007151710A (ja) 2007-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USD539228S1 (en) Vertical cable manager
USD575474S1 (en) Mailbox
USD593275S1 (en) Mailbox
JP5312766B2 (ja) 取手部材を備えた遊技機用筐体
JP4560684B2 (ja) 抽斗付き筐体
USD543054S1 (en) Sliding door watch display box with single watch winder
USD507709S1 (en) Sliding door watch display box with double watch winders
US6040979A (en) Computer having module bay with variable insertion opening size
US7156476B2 (en) Apparatus for in-wall storage of a toilet plunger
KR200405296Y1 (ko) 금고
USD459738S1 (en) Refrigeration unit
CN208981898U (zh) 一种骨灰存放装置
USD513569S1 (en) Sliding door watch display box with multi watch winders
JP2006102313A (ja) 収納家具
CN218380095U (zh) 一种适用于嵌入式酒柜暗拉手结构
JP4299105B2 (ja) キャビネット
JP4443434B2 (ja) 電気機器収納箱
JP5912629B2 (ja) キャビネット
JP6795407B2 (ja) 開き扉の引手構造、及び、開き扉付き什器
JP5132942B2 (ja) キャビネット
JP4559941B2 (ja) ラッチ装置
JP3551354B2 (ja) カセットドア構造
TWI258350B (en) Furniture
JP4916669B2 (ja) 引戸用サブロック装置
JP2005146530A (ja) 扉体における把手構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070905

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090610

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100615

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100713

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees