JP3199055U - ケンドン式箱体における扉の取り付け構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガタ付きによる騒音がなく意図しない扉の外れも発生する事なく、取り扱いが簡単で安価に実施出来るケンドン式箱体における扉の取り付け構造を提供する。【解決手段】物を収納する箱体の本体開口部に着脱可能に配設される扉の取り付け構造であって、箱体本体はその基端部を壁や家具等の固定物に固定され前方に張り出し上方側に配設される天板4と、下方側に天板と平行に前方に張り出す底板5と、天板と底板の縁部とを連結する側板6と、底板の下方に配置されて箱体本体を地表上に搭載するため巾木7とからなり、扉3は天板の前面側に垂下して固定される幕板8と底板との前面に面ファスナ1を介して着脱可能に取り付けられる。扉の下端は地表より人間の指の挿入可能な隙間を形成する位置に配設される。【選択図】図1

Description

本考案は壁や家具等の固定物に固定して配設され物を収納するためのケンドン式箱体の扉の取り付け構造に関するものである。
箱体の扉としては観音開き型のものや横開きするスライド式のものや扉自体を取り外し及び取り付けする着脱可能のケンドン式のもの等がある。観音開きのものは丁番等が必要になりまわりに隙間がどうしても生ずると共にコスト高のものとなり、スライド式のものはレールや枠が必要となりやはりコスト高となる。一方、ケンドン式箱体は扉が着脱する構造のものからなり、コスト的には他のものに較べて安いメリットがある。本考案はこのケンドン式箱体についての扉の簡単な取り付け構造に関するものである。このケンドン式箱体については各種のものがあるが公知技術として「特許文献1」や「特許文献2」が挙げられるがこれ等は本考案のように扉が完全に取り外し出来るものではない。
特開平11−334377号(図1) 特開平11−171049号(図1)
公知文献ではないが扉が着脱出来るケンドン式箱体の扉の取り付け構造としては図3に示すものが挙げられる。図3(a)に示すようにこの扉3Aには天板4の幕板8に係着するL型金具9と底板5の前端に固定される保持金具10(図3(b)に示す)に係着するL型金具11とが必要になる。この構造の場合、幕板8とL型金具9との間や保持金具10とL型金具11との間には隙間が必要となり、騒音発生の原因となる問題点がある。更に、扉3Aの下端と地表12との間には隙間13があり、この隙間13に靴等の物体が挿入されると保持金具10とL型金具11との係着が外れ、扉3Aが外れてしまう危険性もあった。
本考案は以上の問題点等を解決すべく考案されたものであり、ガタ付きによる騒音がなく意図しない扉の外れも発生する事なく、取り扱いが簡単で安価に実施出来るケンドン式箱体における扉の取り付け構造を提供する事を目的とする。
本考案は、以上の目的を達成するために、請求項1の考案は、物を収納する箱体の箱体本体の開口部に着脱可能に配設される扉の取り付け構造であって、前記箱体本体はその基端部を壁や家具等の固定物に固定され前方に張り出し上方側に配設される天板と、下方側に前記天板と平行に前方に張り出す底板と、前記天板と底板の縁部とを連結する側板と、前記底板の下方に配置されて前記箱体本体を地表上に搭載するため巾木とからなり、前記扉は前記天板の前面側に垂下して固定される幕板と前記底板との前面に面ファスナ(登録商標)を介して着脱可能に取り付けられるものからなり、前記扉の下端は前記地表より人間の指の挿入可能な隙間を形成する位置に配設されることを特徴とする。
また、請求項2の考案は、前記扉の内面の下端側には前記扉の閉止において前記底板の上面に当接して前記扉を支持する突出体が固定されることを特徴とする。
本考案の請求項1のケンドン式箱体における扉の取り付け構造によれば、扉は面ファスナを介してのみ箱体本体側に取り付けられるものであり、取り付け作業は容易に行われ、かつ取り外しも容易に出来る。また、面ファスナは安価なものであり、コストの低減が出来る。更に、扉まわりに隙間が出来ず美観の向上も図れる。
また、請求項2のケンドン式箱体における扉の取り付け構造によれば、突出体を設けることにより取り付け時における扉の安定保持と位置決めが可能となり安全性の向上と美観の向上が図れる。
本考案の箱体の外観構造を示す斜視図。 図1のA−A線断面図と扉の面ファスナによる取り付け構造を示す断面図。 従来のL型金具を用いたケンドン式箱体の断面図(a)と図3(a)における保持金具とL型金具の詳細構造を示す斜視図(b)。
以下、本考案のケンドン式箱体における扉の取り付け構造の実施の形態を図面を参照して詳述する。
まず、図1及び図2により本考案のケンドン式箱体100の全体構造を説明する。ケンドン式箱本100は箱体本体100aとこの開口部を閉止する扉3とからなる。
箱体本体100aは後に詳しく説明する天板4と底板5と側板6と巾木7や幕板8等とからなり、この開口部は本実施例では一枚の扉3により閉止されている。このタイプの箱体100は一般にケンドン(倹鈍)式とリフォーム用語では呼ばれているものである。
天板4は壁や家具等の固定物14にその基端部を固定し水平に前方に向かって張り出すものからなりその先端に下方に向かって直角に折り曲がる折り曲り部4aが形成されるものからなる。
底板5は天板と平行に固定物14より張り出して配設されるものからなり、図1に示すように天板4と底板5との縁部は側板6により連結される。また、底板5の下面側に巾木7が設けられ、巾木は図2に示すように地表12に当接して箱体100を安定支持するものからなる。以上の天板4と底板5と側板6により物を収納する空間が形成される。
天板4と底板5と側板6や巾木7により箱体本体100aは形成されその前面は開口部15(図2)が形成され、この開口部15が扉3により閉止されることになる。なお、巾木7の前端は底板5の先端よりやや引込んだ位置に配設される。
幕板8は天板4の折り曲り部4aの内側に垂下して固定され下方に向かって少しはみ出した状態で形成されている。この幕板8の前端と底板5の前端はほぼ同一位置に配設される。
扉3は幕板8と底板5の前端に上方及び下方に当接して配置され開口部15を閉止するものからなる。この扉3と幕板8及び底板5との間には面ファスナ1が介設される。この面ファスナ1はマジックテープと言う俗称があり、(株)クラレの登録商標であるがそのものは一般に販売されている安価なテープである。しかし、面ファスナ1の貼付け力は強く扉3を十分に安定保持することが出来るが手前に扉を引っ張る事によって容易に外すことが出来る。
扉3はその下端と地表12との間には人間の手の挿入可能な隙間13が形成され、かつこの下端は底板5の下面よりも下った位置に配設されている。従って、扉3を取り外す場合はこの隙間13に手を入れ指先で扉3を手前に引っ張ることにより下部の面ファスナ1は簡単に外れ、更に、扉3を保持しながら上部の面ファスナ1を外すことが容易に出来る。
以上により扉3の取り外して容易に出来、逆に取り付けも扉3を保持しながら容易に出来る。
図2に示すように扉3の内面の下方側には突出体2が固定されている。この突出体2は底板5の上面に当接して扉3の下方への移動を拘束するものである。この突出体2により扉3は閉止において安定保持されると共に扉3の取り付け時における姿勢を正しく保持することが出来る。
以上の構造により扉3の取り外しや取り付けが容易に出来ると共にコスト低減も出来、美観の向上も可能となる。なお、面フィスナ1の種類や使用数については扉3の大きさや重量により適宜設定される。
本考案は以上の内容のものからなるが、本考案はこの説明内容に限定するものではなく、同一技術的範疇のものが適用されることは勿論である。
本考案はケンドン式箱体のすべてに適用可能であり、その利用範囲は広い。
1 面ファスナ
2 突出体
3 扉
4 天板
4a 折り曲り部
5 底板
6 側板
7 巾木
8 幕板
9 L型金具
10 保持金具
11 L型金具
12 地表
13 隙間
14 固定物
15 開口部
100 箱体
100a 箱体本体

Claims (2)

  1. 物を収納する箱体の箱体本体の開口部に着脱可能に配設される扉の取り付け構造であって、前記箱体本体はその基端部を壁や家具等の固定物に固定され前方に張り出し上方側に配設される天板と、下方側に前記天板と平行に前方に張り出す底板と、前記天板と底板の縁部とを連結する側板と、前記底板の下方に配置されて前記箱体本体を地表上に搭載するため巾木とからなり、前記扉は前記天板の前面側に垂下して固定される幕板と前記底板との前面に面ファスナ(登録商標)を介して着脱可能に取り付けられるものからなり、前記扉の下端は前記地表より人間の指の挿入可能な隙間を形成する位置に配設されることを特徴とするケンドン式箱体における扉の取り付け構造。
  2. 前記扉の内面の下端側には前記扉の閉止において前記底板の上面に当接して前記扉を支持する突出体が固定されることを特徴とする請求項1に記載のケンドン式箱体における扉の取り付け構造。
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