JP2007194634A - Ldiに集積される不揮発性メモリ素子 - Google Patents

Ldiに集積される不揮発性メモリ素子 Download PDF

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Abstract

【課題】LDIに集積される不揮発性メモリ素子を提供する。
【解決手段】半導体基板の第1領域に位置するEEPROM210と、半導体基板の第1領域の第1面に隣接して延びる半導体基板の第2領域に位置するアクセストランジスタ220と、半導体基板の第1領域の第2面に隣接して延びる半導体基板の第3領域に位置する消去トランジスタ230と、を備え、アクセストランジスタ220は、EEPROM210の第1ソース/ドレイン端子に電気的に連結される第1ソース/ドレイン端子を有し、消去トランジスタ230は、アクセストランジスタ220の第2ソース/ドレイン端子に電気的に連結される第1ソース/ドレイン端子を有する不揮発性メモリ素子である。
【選択図】図4

Description

本発明は、不揮発性メモリ素子に係り、さらに具体的には、LDI(LCD Drive IC)に集積されるEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read‐Only Memory)素子に関する。
周知のように、不揮発性メモリ素子は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)及びSRAM(Static Random Access
Memory)素子とは異なり、電源が供給されずともデータが消えない素子である。このような不揮発性メモリ素子のうち代表的なものは、EEPROM素子である。EEPROM素子は、EPROM(Erasable Programmable ROM)と同様に、電気的にプログラムされる一方、消去は、EPROMと異なり、電気的な方式によって単位セル別に選択的に進められる(一方、EPROMは、ホットキャリアの注入によってデータが一括消去される)。このようなEEPROM素子は、非特許文献1に開示されている。
現在、EEPROM素子は、携帯電話またはPDA(Personal Digital Assistants)のようなモバイル製品にディスプレイ装置と共に装着されうる。このようなEEPROM素子は、LDI、すなわち、ディスプレイ装置と駆動回路部とを連結する部材に設置され、モバイル製品の固有情報(製品名あるいは製品仕様)を保存して前記固有情報をディスプレイ装置に提供する。ここで、前記ディスプレイ装置としては、周知のように、有機電界発光素子または液晶表示素子などである。
前記ディスプレイ装置は、ガラス基板に形成されることから低電圧あるいは最小15V以下の中間電圧帯域で駆動されねばならない。しかし、一般的なEEPROM素子は、プログラム及び消去のために20V以上の高電圧が要求される。したがって、LDIに集積されるEEPROMは、低電圧あるいは中間電圧で駆動されうるようにEEPROM素子の設計変更が要求された。
これにより、従来には、EEPROM素子が低電圧及び中間電圧でプログラム(記入/読出)及び消去されうるように、アクセストランジスタ及び消去トランジスタをさらに設置する技術が提案された。
すなわち、中間電圧及び低電圧で駆動されるアクセストランジスタ及び消去トランジスタをEEPROM素子と電気的に連結させれば、直接的にEEPROM素子に高電圧を印加せずとも、プログラム(書込/読出)及び消去動作を進めうる。したがって、LDIで使われる電圧でEEPROM素子を駆動させうる。
このような従来の不揮発性メモリ素子について、図1及び図2(図1で、II−II’線に沿って切断した断面図)を参照して説明する。
図1及び図2を参照して、半導体基板10の内部に第1nウェル15a及び第2nウェル15bが形成される。第1nウェル15aは、EEPROM素子EPROM及びアクセストランジスタATが形成される領域であり、第2nウェル15bは、消去トランジスタETが形成される領域である。
消去トランジスタETが形成される第2nウェル15bは、以後に消去トランジスタE
Tの動作時に中間電圧(約12V)が印加されねばならないので、第2nウェル15bに加えられる電圧から第1nウェル15aの電気的影響を排除できるように、第1ウェル15aと第2nウェル15bとは、所定距離Sほど離隔されねばならない。もし、第1nウェル15aと第2nウェル15bとを分離させないか、あるいは隣接するように配置させる場合、データの消去のために消去トランジスタのボディ(すなわち、第2nウェル15b)に中間電圧を印加すれば、第2nウェル15bの電圧の影響でアクセストランジスタATがパンチスルーされうる。したがって、第1nウェル15aと第2nウェル15bとは、それぞれの電圧に影響がおよばないほどの間隔S、例えば、10ないし15μmほどの間隔をおいて離隔させることが望ましい。
第1nウェル15aの所定部分にNMOS形態のアクセストランジスタATを形成するために、ポケットpウェル20が形成される。ポケットpウェル20を備える第1nウェル15a及び第2nウェル15bに実質的なアクセストランジスタ領域、消去トランジスタ領域、及びボディコンタクト領域が形成されるアクティブ領域が限定されるように素子分離膜25が形成される。
第1nウェル15a上にフローティングゲート35が形成される。フローティングゲート35は、第1nウェル15a及び第2nウェル15b上に延びて、アクセストランジスタATのゲート(以下、「アクセスゲート」と称する)35a及び消去トランジスタETのゲート(以下、「消去ゲート」と称する)35bとなる。すなわち、フローティングゲート35の一側に連続してアクセスゲート35a及び消去ゲート35bが位置する。フローティングゲート35、アクセスゲート35a、及び消去ゲート35bで構成される下部ゲートは、電気的にフローティング状態であり、下部ゲートと基板10との間にゲート絶縁膜30が介在されている。また、フローティングゲート35の上部にコントロールゲート45が形成されており、フローティングゲート35とコントロールゲート45との間にゲート間絶縁膜40が介在されている。
アクセスゲート35aの両側のアクティブ領域にn型のソース/ドレイン領域50が形成され、消去ゲート35bの両側のアクティブ領域にp型のソース/ドレイン領域60が形成される。図2では、n型のソース/ドレイン領域50及びp型のソース/ドレイン領域60がアクセスゲート35a及び消去ゲート35bの下部に配置されているように見えるが、実質的には、アクセスゲート35a及び消去ゲート35bの両側のアクティブ領域に配置されて投影された状態を示す。したがって、図2においては、アクセスゲート35a及び消去ゲート35bを破線で表示した。
また、n型のソース/ドレイン領域50の形成時に、第1nウェル15aのボディコンタクト領域B1及び第2nウェル15bのボディコンタクト領域B2が形成され、p型のソース/ドレイン領域60の形成時にポケットpウェル20のボディコンタクト領域B3が形成される。ここで、“C1”は、コントロールゲートのコンタクトを表し、“C2”は、アクセストランジスタのコンタクトを表し、“C3”は、消去ゲートのコンタクトを表す。
現在、モバイル製品も小型化される趨勢であるので、モバイル製品内に装着されるLDI、さらに、LDIに集積される不揮発性メモリ素子の面積も縮小させる趨勢である。しかし、前記不揮発性メモリ素子を構成するEEPROM(EPROM)は、情報記録と直接的な影響があり、アクセストランジスタAT及び消去トランジスタETは、トランジスタの露光限界レベルに形成されているので、そのサイズを縮小させるのに限界がある。また、第1ウェル15a及び第2nウェル15bの所定距離Sもパンチスルーを防止するための最小距離ほど離隔されているので、その間の距離を縮め難い。したがって、LDIの集積化に相応して、不揮発性メモリ素子の面積を縮め難い実状である。
"IEEE Standard Defines and characterization of Floagting gate semiconductor Arrays"(IEEE std 1005−1998)
本発明の目的は、セルサイズを縮小させうるLDIに集積される不揮発性メモリ素子を提供することである。
本発明の実施形態による不揮発性メモリ素子は、半導体基板の第1領域に位置するEEPROMと、前記半導体基板の第2領域に位置するアクセストランジスタと、前記半導体基板の第3領域に位置する消去トランジスタと、を備える。
前記半導体基板の第2領域は、前記半導体基板の前記第1領域の第1側(第1面)に隣接して延び、前記半導体基板の第3領域は、前記半導体基板の前記第1領域の第2側(第2面)に隣接して延びる。前記半導体基板の第1領域の前記第1側及び第2側は、前記半導体基板の第1領域の対向する面でありうる。さらに、前記アクセストランジスタは、前記EEPROMの第1ソース/ドレイン端子に電気的に連結される第1ソース/ドレイン端子を有し、前記消去トランジスタは、前記アクセストランジスタの第2ソース/ドレイン端子に電気的に連結される第1ソース/ドレイン端子を有する。
このような実施形態の付加的な側面によれば、前記半導体基板の前記第1領域は、前記半導体基板の表面に隣接して延びる素子分離膜(例えば、トレンチ絶縁膜)を備える。付加的に前記EEPROMは、前記素子分離膜上のゲート絶縁膜、前記ゲート絶縁膜上のフローティングゲート電極、前記フローティングゲート電極上のゲート間絶縁膜、及び前記ゲート間絶縁膜上のコントロールゲート電極を備えうる。前記半導体基板の前記第2領域は、第1導電型の第1半導体ウェル領域と前記第1半導体ウェル領域にある第2導電型のポケットウェル領域とを備える。前記アクセストランジスタは、前記ポケットウェル領域の一部上にある第1ゲート絶縁膜と、前記第1ゲート絶縁膜上に位置するアクセスゲート電極と、を備える。前記アクセスゲート電極は、前記フローティングゲート電極に電気的に連結される。前記半導体基板の前記第3領域は、第1導電型の第2半導体ウェル領域を備える。前記消去トランジスタは、前記第2半導体ウェル領域の一部上に第2ゲート絶縁膜と、前記第2ゲート絶縁膜上に位置する消去ゲート電極と、を備える。前記消去ゲート電極は、前記フローティングゲート電極に電気的に連結される。特に、前記アクセスゲート電極、前記消去ゲート電極、及び前記フローティングゲート電極は、このような三つの電極を形成できる同じ物質層(例えば、電気導電層)で構成されうる。
本発明の付加的な実施形態によれば、第1及び第2n型半導体ウェル領域をその内に含む半導体基板が提供される。このようなウェル領域は、相互離隔して位置する。前記第1n型半導体ウェル領域は、ポケットp型半導体ウェル領域をその内に含む。素子分離膜が前記半導体基板の一部内に提供され、前記第1及び第2n型半導体ウェル領域の間で延びる。パターニングされた電気導電性膜も提供される。前記電気導電性膜は、前記素子分離膜の領域に対向して延びるフローティングゲート電極と、前記第1n型半導体ウェル領域に対向して延びるアクセスゲート電極と前記第2n型半導体ウェル領域に対向して延びる消去ゲート電極と、を備える。コントロールゲート電極が提供されるが、それは、前記フローティングゲート電極に対向して延びる。付加的に、前記アクセスゲート電極は、前記ポケットP型半導体ウェル領域の一部に対向して延びる。前記ポケットp型半導体ウェル領域は、前記アクセスゲート電極の対面上でn型ソース及びドレイン領域を備える。
このような実施形態の他の側面によれば、前記第2n型半導体ウェル領域は、前記消去ゲート電極の対面上でp型ソース及びドレイン領域を備える。
前記第1型半導体ウェル領域と第2n型半導体ウェル領域とは、約10μmから約15μmの範囲で相互離隔されうる。前記素子分離膜の下方の位置で、前記半導体基板内で延びるp型不純物領域も提供されうる。前記p型不純物領域は、前記第1及び第2N型半導体ウェル領域に対してP−N整流接合を形成する。
本発明によれば、EEPROM素子のフローティングゲートを、アクセストランジスタの形成される第1nウェルと消去トランジスタの形成される第2nウェルとの間に配置する。
このように、一定距離以上に離隔されねばならない第1nウェルと第2nウェルとの間に、前記フローティングゲートを配置させることによって、フローティングゲートを形成するための別途の面積が要求されず、EEPROMセルの面積を縮小させうる。
以下、添付した図面に基づいて、本発明の望ましい実施形態を説明する。しかし、本発明の実施形態は、多様な他の形態に変形され、本発明の範囲が後述する実施形態によって限定されると解釈されてはならない。本発明の実施形態は、当業者に本発明をさらに完全に説明するために提供されるものである。したがって、図面での要素の形状は、さらに明確な説明を強調するために誇張されたものであり、図面上で同じ符号で表示された要素は、同じ要素を意味する。
本発明では、電気的影響を排除するために、一定間隔ほど離隔されねばならないアクセストランジスタ領域と消去トランジスタ領域との間の空間にフローティングゲートを備えるEEPROM素子を配置させる。これにより、EEPROMが形成される領域分面積を縮小させうる。
図3は、本発明によるLDIに集積される不揮発性メモリ素子の構成を示す回路図である。
図3を参照して、LDIに集積される不揮発性メモリ素子の単位セル200は、フローティングゲートを備えるEEPROM210、アクセストランジスタ220、及び消去トランジスタ230を備える。EEPROM210、アクセストランジスタ220、及び消去トランジスタ230は、それぞれ一つのワードラインWLに接続され、アクセストランジスタ220のソースは、EEPROM210のドレインと接続され、消去トランジスタ230のソースは、アクセストランジスタ220のドレインと接続される。このとき、アクセストランジスタ220のソースとEEPROM210のドレインとは、ビットライン信号BLが印加される。
すなわち、アクセストランジスタ220は、EEPROM210の第1ソース/ドレイン端子に電気的に連結される第1ソース/ドレイン端子を有し、消去トランジスタ230は、アクセストランジスタ220の第2ソース/ドレイン端子に電気的に連結される第1ソース/ドレイン端子を有する。
ここで、アクセストランジスタ220は、EEPROM210でデータを書込み及び読出すときに、アクセストランジスタ200のゲート及びドレインに適正な電圧を印加する。
消去トランジスタ230は、EEPROM210に書込みされた情報を消去しようとするとき、消去トランジスタ230のソース、ドレイン、及びボディに適正な電圧が印加される。
このような構成を有する本発明のLDIに集積されるEEPROM素子は、図4及び図5に示したように、半導体基板100に集積される。
すなわち、本発明のLDIに集積されるEEPROMは、半導体基板100の第1領域に位置するEEPROM210と、半導体基板100の第1領域の第1側に隣接して延びる半導体基板100の第2領域に位置するアクセストランジスタ220と、半導体基板100の第1領域の第2側に隣接して延びる半導体基板100の第3領域に位置する消去トランジスタ210とを備える。
また、図4及び図5(図4で、V‐V’線に沿って切断した断面図)を参照して、半導体基板100にアクセストランジスタ220の形成される第1導電型の第1n型半導体ウェル領域(以下、「第1nウェル」と称する)110a及び消去トランジスタ230の形成される第1導電型の第2n型半導体ウェル領域(以下、「第2ウェル」と称する)110bが、所定間隔y4をおいて配置及び形成される。このとき、第1nウェル110aと第2nウェル110bとは、それぞれの印加電圧によって影響を受けないほどの所定間隔y4に離隔される。例えば、第1nウェル110aと第2nウェル110bとは、約10ないし15μmほど離隔されうる。
第1nウェル110a内にNMOS形態のアクセストランジスタ220を形成するために、第2導電型のポケットp型半導体ウェル領域(以下、「ポケットpウェル」と称する)115が備えられ、アクセストランジスタ220、消去トランジスタ230及びボディコンタクト領域が形成されるアクティブ領域が構築されうるように、半導体基板100に素子分離膜(device isolating layer)118が形成される。ポケットpウェル115は、第1nウェル110aより浅い深さを有し、素子分離膜118は、ポケットpウェル115より浅い深さを有しうる。第1nウェル110aと第2nウェル110bとの間の素子分離膜118の底部にトランジスタの降伏電圧の特性を改善するために、p型の不純物領域119が形成されうる。P型不純物領域は、第1nウェル110a及び第2nウェル110bに対してp−n整流接合を形成する。
素子分離膜118が形成された半導体基板100上に、フローティングゲート電極(以下、「フローティングゲート」と称する)125aとフローティングゲート125aから延びたアクセスゲート電極(以下、「アクセスゲート」と称する)125bと消去ゲート電極(以下、「消去ゲート」と称する)125cとで構成される下部ゲート125が形成される。フローティングゲート125aは、第1ウェル110a及び第2nウェル110bの間に配置され、アクセスゲート125bは、フローティングゲート125aの一側面(第1側)から第1nウェル110aに向かって延び、消去ゲート125cは、フローティングゲートの他側面(第2側)から第2nウェル110bに向かって延びる。フローティングゲート125aは、その底部の状態に影響を受けないので、第1nウェル110aと第2nウェル110bとの間の素子分離膜118上に形成されても電気的に問題はない。また、第1nウェル110a及び第2nウェル110bは、LDIの集積密度と関係なくパンチスルーを防止するために離隔されねばならないので、素子分離膜118条の領域をフローティングゲート125aの領域として活用することによって、フローティングゲート125aの面積ほどセルサイズを縮められる。ここで、下部ゲート125は、ドーピングされたポリシリコン膜で形成される。しかし、下部ゲート125は、ドーピングされたポリシリコン膜に限定されず、金属のような全ての導電物質が使われうる。
このとき、フローティングゲート125a、アクセスゲート125b、及び消去ゲート125cで構成される下部ゲート(電気導電性膜ともいう)125と基板100との間にゲート絶縁膜120が介在される。すなわち、アクセストランジスタ220は、ポケットpウェル115の一部上にある第1ゲート絶縁膜と、第1ゲート絶縁膜上に位置し、フローティングゲート125aに電気的に連結されるアクセスゲート125bと、を備え、消去トランジスタ230は、第2nウェル110bの一部上に第2ゲート絶縁膜と、第2ゲート絶縁膜上に位置し、フローティングゲート125aに電気的に連結される消去ゲート125cと、を備える。また、フローティングゲート125aの上部にゲート間絶縁膜130を介してコントロールゲート135が配置される。コントロールゲート135は、ワードラインWLから信号が供給される。
アクセスゲート125bの両側のアクティブ領域にn型のソース/ドレイン領域140が形成され、これと同時に、第1nウェル110aにボディバイアスを提供するための第1ボディコンタクト領域B1、及び第2nウェル110bにボディバイアスを提供するための第2ボディコンタクトB2が、第1nウェル110a及び第2nウェル110bにそれぞれ形成される。消去ゲート125cの両側のアクティブ領域にp型のソース/ドレイン領域150が形成され、これと同時に、ポケットpウェル115にバイアスを印加するための第3ボディコンタクトB3がポケットpウェル115内に形成される。ここで、図面には示されていないが、アクセスゲート125bとオーバーラップされるアクティブ領域(すなわち、アクセストランジスタのチャンネル予定領域)、及び消去ゲート125cとオーバーラップされるアクティブ領域(すなわち、消去トランジスタのチャンネル領域)にそれぞれのアクティブ領域の不純物タイプと同じタイプの低濃度不純物領域を形成して、トランジスタの降伏電圧を改善させうる。
図5で、破線で表示される領域140,145,150は、前記切断面に存在するものではなく、基板100面に投影された状態を表す。また、図面符号C1は、コントロールゲートコンタクトを表し、C2は、アクセストランジスタのソース/ドレインコンタクトを表し、C3は、消去トランジスタのソース/ドレインコンタクトを表す。
本実施形態で、EEPROM素子のフローティングゲート125aは、アクセストランジスタが形成される第1nウェル110aと、消去ゲートが形成される第2nウェル110bとの間に配置される。このとき、第1ウェル110a及び第2nウェル110bは、パンチスルーを防止するために一定間隔ほど離隔させねばならないので、第1ウェル110aと第2nウェル110bとの間の空間をフローティングゲート125a領域として活用することによって、EEPROM素子の面積において、少なくともフローティングゲート125aの面積ほど面積減少の効果がある。
次の表1は、本発明の実施形態によって形成された下部ゲートの各部分別の長さ(図4参照)を表す表である。
Figure 2007194634
表2は、従来の技術によって形成された下部ゲートの各部分の長さ(図1参照)を示すものである。
Figure 2007194634
前記表1及び表2によれば、本発明の下部ゲート125の全体の長さが従来の下部ゲートに比べて、約6ないし15μmほど小さい。前記でも説明したように、EEPROM素子の下部ゲート125は、EEPROM素子の単位セルのサイズに相当するものであって、前記のようにフローティングゲート125aを第1nウェルと第2nウェルとの間に配
置させることによって、EEPROMの単位セルの面積を大きく縮小させうる。
本実施形態は、フローティングゲートの左側に消去トランジスタが位置し、右側にアクセストランジスタが位置したが、その配置は、変更されてもよい。
以上、本発明を望ましい実施形態によって詳細に説明したが、それは、例示的なものに過ぎず、当業者ならば、これから多様な変形及び均等な他の実施形態が可能であるということが分かるであろう。したがって、本発明の真の技術的保護範囲は、特許請求の範囲の技術的思想によって決定されねばならない。
本発明は、モバイル製品搭載ディスプレイ関連の技術分野に適用可能である。
従来のLDIに集積される不揮発性メモリ素子の平面図である。 図1のII−II’線による不揮発性メモリ素子の断面図である。 本発明によるLDIに集積される不揮発性メモリ素子を示す回路図である。 本発明の実施形態によるLDIに集積される不揮発性メモリ素子の平面図である。 図4のV−V’線による不揮発性メモリ素子の断面図である。
符号の説明
100 半導体基板、
110a,110b 第1及び第2nウェル、
115 ポケットpウェル、
118 素子分離膜、
119 p型の不純物領域、
120 ゲート絶縁膜、
125 下部ゲート、
125a フローティングゲート、
125b アクセスゲート、
125c 消去ゲート、
130 ゲート間絶縁膜、
135 コントロールゲート、
210 EEPROM、
220 アクセストランジスタ、
230 消去トランジスタ、
y1 下部ゲートの一端部から消去ゲートまでの長さ、
y2 消去ゲート、
y3 消去ゲートから第2nウェルまでの距離、
y4 第1nウェルと第2nウェルとの距離、
y5 フローティングゲートから消去ゲートまでの距離、
y6 アクセスゲートの長さ、
y7 アクセスゲートから下部ゲートの他端部までの距離、
WL ワードライン、
C1 コートロールゲートコンタクト、
C2 アクセストランジスタのソース/ドレインコンタクト、
C3 消去トランジスタのソース/ドレインコンタクト、
B1 第1ボディコンタクト領域、
B2 第2ボディコンタクト領域、
B3 第3ボディコンタクト領域。

Claims (13)

  1. 半導体基板の第1領域に位置するEEPROMと、
    前記半導体基板の前記第1領域の第1側に隣接して延びる前記半導体基板の第2領域に位置するアクセストランジスタと、
    前記半導体基板の前記第1領域の第2側に隣接して延びる前記半導体基板の第3領域に位置する消去トランジスタと、を備え、
    前記アクセストランジスタは、前記EEPROMの第1ソース/ドレイン端子に電気的に連結される第1ソース/ドレイン端子を有し、
    前記消去トランジスタは、前記アクセストランジスタの第2ソース/ドレイン端子に電気的に連結される第1ソース/ドレイン端子を有する不揮発性メモリ素子。
  2. 前記半導体基板の第1領域の前記第1側及び第2側は、前記半導体基板の第1領域の対向する面であることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性メモリ素子。
  3. 前記半導体基板の前記第1領域は、前記半導体基板の表面に隣接して延びる素子分離膜を備え、
    前記EEPROMは、前記素子分離膜上のゲート絶縁膜、前記ゲート絶縁膜上のフローティングゲート電極、前記フローティングゲート電極上のゲート間絶縁膜、及び前記ゲート間絶縁膜上のコントロールゲート電極を備えることを特徴とする請求項2に記載の不揮発性メモリ素子。
  4. 前記半導体基板の前記第2領域は、第1導電型の第1半導体ウェル領域と前記第1半導体ウェル領域にある第2導電型のポケットウェル領域とを備え、
    前記アクセストランジスタは、前記ポケットウェル領域の一部上にある第1ゲート絶縁膜と、前記第1ゲート絶縁膜上に位置し、前記フローティングゲート電極に電気的に連結されるアクセスゲート電極と、を備えることを特徴とする請求項3に記載の不揮発性メモリ素子。
  5. 前記半導体基板の前記第2領域は、第1導電型の前記第1半導体ウェル領域と第2導電型の前記ポケットウェル領域との上にそれぞれ第1及び第2ボディコンタクトをさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の不揮発性メモリ素子。
  6. 前記半導体基板の前記第3領域は、第1導電型の第2半導体ウェル領域を備え、前記消去トランジスタは、前記第2半導体ウェル領域の一部上に第2ゲート絶縁膜と、前記第2ゲート絶縁膜上に位置し、前記フローティングゲート電極に電気的に連結される消去ゲート電極と、を備えることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の不揮発性メモリ素子。
  7. 前記アクセスゲート電極は、前記フローティングゲート電極の第1側から延び、前記消去ゲート電極は、前記フローティングゲート電極の第2側から延び、前記フローティングゲート電極の前記第1側及び第2側は、前記フローティングゲート電極の逆方向の面であることを特徴とする請求項6に記載の不揮発性メモリ素子。
  8. 相互離隔して位置する第1及び第2n型半導体ウェル領域を内に含む半導体基板と、
    前記半導体基板の一部内に位置し、前記第1及び第2n型半導体ウェル領域の間から延びる素子分離膜と、
    前記素子分離膜の領域の対向面に延びるフローティングゲート電極、前記第1n型半導体ウェル領域の対向面に延びるアクセスゲート電極、及び前記第2n型半導体ウェル領域の対向面に延びる消去ゲート電極を備える電気導電性膜と、
    前記フローティングゲート電極に対向して延びるコントロールゲート電極と、を備え、
    前記第1n型半導体ウェル領域は、ポケットp型半導体ウェル領域を内に含む不揮発性メモリ素子。
  9. 前記アクセスゲート電極は、前記ポケットp型半導体ウェル領域の一部に対向して延び、前記ポケットp型半導体ウェル領域は、前記アクセスゲート電極の対向面上でn型ソース及びドレイン領域を備えることを特徴とする請求項8に記載の不揮発性メモリ素子。
  10. 前記第2n型半導体ウェル領域は、前記消去ゲート電極の対向面上でp型ソース及びドレイン領域を備えることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の不揮発性メモリ素子。
  11. 前記第1n型半導体ウェル領域と第2n型半導体ウェル領域とは、10μmから15μmの範囲で離隔されることを特徴とする請求項8に記載の不揮発性メモリ素子。
  12. 前記素子分離膜の下方の位置で、前記半導体基板内から延びるp型の不純物領域を備えることを特徴とする請求項8に記載の不揮発性メモリ素子。
  13. 前記P型不純物領域は、前記第1及び第2n型半導体ウェル領域に対してp−n整流接合を形成することを特徴とする請求項12に記載の不揮発性メモリ素子。
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