JP2007193205A - 導電性エンドレスベルト - Google Patents

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Abstract

【課題】ベルト本体−ガイドリブ間における接着性に優れ、走行状態の変動や環境温度変化などによるガイドリブの剥離を生ずることがない導電性エンドレスベルトを提供する。
【解決手段】樹脂材料からなる無端ベルト状のベルト本体1と、ベルト本体1の内周面上に、走行方向に沿って設けられた少なくとも1本のガイドリブ2とを備える導電性エンドレスベルトである。ベルト本体1とガイドリブ2との間に、ポリイソシアネートを主成分とするプライマー層4と、ウレタン系ホットメルト接着剤からなる接着層3とが順次設けられてなる。
【選択図】図1

Description

本発明は導電性エンドレスベルト(以下、単に「ベルト」とも称する)に関し、詳しくは、複写機やプリンター、特にはカラーレーザープリンター等の電子写真装置や静電記録装置等において、転写ベルトや転写搬送ベルト等として用いられる導電性エンドレスベルトに関する。
従来から、複写機、プリンター等における静電記録プロセスでは、まず、感光体(潜像保持体)の表面を一様に帯電させ、この感光体に光学系から映像を投射して光の当たった部分の帯電を消去することによって静電潜像を形成し、次いで、この静電潜像にトナーを供給してトナーの静電的付着によりトナー像を形成し、これを紙、OHP、印画紙等の記録媒体へと転写することにより、プリントする方法が採られている。
かかる静電記録プロセスにおいては、トナー像の転写を行うための転写部材として、樹脂材料やゴムを基材とする無端ベルト状の導電性エンドレスベルトが使用されている。かかる導電性エンドレスベルトは、通常、駆動ローラ等の駆動部材を介して循環駆動されて、転写プロセスに供される。
この際、駆動部材との間の幅方向のずれを防止してベルトの蛇行防止を図る目的で、ベルト本体の内周側の駆動部材と接触する面上に、駆動部材と嵌合可能な形状を有するガイドリブを設けることが行われている。ベルト本体にガイドリブを取り付ける方法としては、従来、簡便性およびガイドリブの即装着性の観点より、工業用両面テープが一般的に使用されている(例えば、特許文献1,2等に記載)。また、特許文献3には、ベルトとガイド用リブとの剥離を防止するために、粘着剤を繊維に含浸させた粘着層をリブとエンドレスベルトとの間に配置する技術が開示されている。
特開2000−131998号公報 特開2000−131999号公報 特開2005−62341号公報
しかしながら、両面テープを用いてベルト本体とガイドリブとの間の接着を図った場合、簡便性やガイドリブの即装着性という利点がある反面、ベルト本体とガイドリブとが物理的な粘着力で固定されているだけであることから、ベルトが走行中に大きな斜行力を受けたり、装置内の温度が40〜60℃程度上昇するなどにより、ベルト本体/ガイドリブ間で剥離が生じてしまうという問題があった。
これに対し、上記特許文献3に開示された技術なども提案されているが、ベルト本体−ガイドリブ間においてより強固な接着を図ることができ、走行状態の変動や環境温度変化などによる剥離を生じないベルトを実現できる技術が求められていた。
そこで本発明の目的は、ベルト本体−ガイドリブ間における接着性に優れ、走行状態の変動や環境温度変化などによりガイドリブの剥離を生ずることがない導電性エンドレスベルトを提供することにある。
本発明者らは鋭意検討した結果、ベルト本体/ガイドリブ間の接着を、従来の粘着による手法ではなく、両者間に化学結合を付与することにより行うことで、従来に比し極めて強固な接着性が得られることを見出して、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明の導電性エンドレスベルトは、樹脂材料からなる無端ベルト状のベルト本体と、該ベルト本体の内周面上に、走行方向に沿って設けられた少なくとも1本のガイドリブとを備える導電性エンドレスベルトにおいて、
前記ベルト本体とガイドリブとの間に、ポリイソシアネートを主成分とするプライマー層と、ウレタン系ホットメルト接着剤からなる接着層とが順次設けられてなることを特徴とするものである。
本発明のベルトにおいて、前記ガイドリブは、好適にはポリウレタンエラストマーからなる。また、前記接着層の厚みは、好適には50μm〜150μmである。さらに、前記ベルト本体、プライマー層、接着層およびガイドリブは、加熱処理により一体化されてなるものとすることができる。
本発明によれば、上記構成としたことにより、ベルト本体−ガイドリブ間における接着性に優れ、走行状態の変動や環境温度変化などによるガイドリブの剥離を生ずることがない導電性エンドレスベルトを実現することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1に、本発明の導電性エンドレスベルトの、ガイドリブが設けられた部分の周方向部分断面図を示す。図示するように、本発明のベルトは、無端ベルト状のベルト本体1と、その内周面上に、走行方向に沿って設けられた少なくとも1本のガイドリブ2とを備え、これらベルト本体1とガイドリブ2との間に、ポリイソシアネートを主成分とするプライマー層4と、ウレタン系ホットメルト接着剤からなる接着層3とが順次設けられてなる。
本発明においては、ベルト本体1とガイドリブ2との間を、かかるプライマー層4と接着層3とを用いて接着することとしたことで、両者間に化学結合による強固な接着状態を形成することができ、これにより、走行中にベルトにかかる斜行力や環境温度の上昇などの外的要因によってもガイドリブ2の剥離を生じない、高性能のベルトを実現することが可能となった。
本発明のベルトにおけるベルト本体1は、基材樹脂に対し導電性材料等の添加剤が適宜配合された樹脂材料からなる。本発明のベルトに用いることのできる基材樹脂としては、特に制限されるものではなく、ナイロン(ポリアミド(PA))樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)樹脂、ポリエステル樹脂、例えば、ポリエチレンナフタレート樹脂(PEN)やポリブチレンナフタレート樹脂(PBN)、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、ポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT)等、ポリカーボネート(PC)樹脂、その他ポリオレフィン系樹脂とその混合系等の各種樹脂を好適に用いることができ、これらのうちいずれか2種以上のポリマーアロイまたはポリマーブレンドなども用いることができる。
導電性材料は、ベルトの導電性を調整するために用いられ、高分子イオン導電剤やカーボンブラックを好適に用いることができる。使用可能な高分子イオン導電剤としては、例えば、Irgastat(登録商標)P18およびIrgastat(登録商標)P22(共に、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ・インコーポレーテッド製)、ペレスタット300,303(三洋化成(株)製)、サンコノールTBX−310(三光化学工業(株)製)等が挙げられ、これらは市場で容易に入手可能である。また、カーボンブラックとしては、具体的には例えば、ケッチェンブラックやアセチレンブラック、SAF,ISAF,HAF,FEF,GPF,SRF,FT,MT等のゴム用カーボンブラック、酸化カーボンブラック等のインク用カーボンブラック,熱分解カーボンブラック等を挙げることができる。高分子イオン導電剤の添加量は、基材樹脂100重量部に対し、通常1〜500重量部、好ましくは10〜400重量部程度であり、カーボンブラックの添加量は、基材樹脂100重量部に対し、5〜30重量部程度とすることができる。
また、その他の導電性材料として、例えば、ラウリルトリメチルアンモニウム、ステアリルトリメチルアンモニウム、オクタデシルトリメチルアンモニウム、ドデシルトリメチルアンモニウム、ヘキサデシルトリメチルアンモニウム、変性脂肪酸・ジメチルエチルアンモニウムの過塩素酸塩、塩素酸塩、ホウフッ化水素酸塩、硫酸塩、エトサルフェート塩、ハロゲン化ベンジル塩(臭化ベンジル塩、塩化ベンジル塩等)等の第4級アンモニウムなどの陽イオン界面活性剤;脂肪族スルホン酸、高級アルコール硫酸エステル塩、高級アルコールエチレンオキサイド付加硫酸塩、高級アルコール燐酸エステル塩等の陰イオン界面活性剤;各種ベタイン等の両性イオン界面活性剤;高級アルコールエチレンオキサイド、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、多価アルコール脂肪酸エステル等の非イオン性帯電防止剤などの帯電防止剤、LiCF2SO2、NaClO4、LiBF4、NaCl等の周期律表第1族の金属塩;Ca(ClO42等の周期律表第2族の金属塩;天然グラファイト、人造グラファイト等;酸化スズ、酸化チタン、酸化亜鉛、ニッケル、銅等の金属および金属酸化物;ポリアニリン、ポリピロール、ポリアセチレン等の導電性ポリマーなどを用いることもできる。
さらに、本発明に係るベルト本体1に用いる樹脂材料には、所望に応じ、他の機能性成分として、例えば、各種充填材、カップリング剤、酸化防止剤、滑剤、表面処理剤、顔料、紫外線吸収剤、帯電防止剤、分散剤、中和剤、発泡剤、架橋剤等を適宜配合することもでき、着色剤を添加して着色を施してもよい。
なお、ベルト本体1の厚さは、転写搬送ベルトまたは中間転写部材等の形態に応じて適宜選定されるものであるが、好ましくは0.05〜0.2mmの範囲内である。また、その外表面の表面粗さとしては、好適には、JIS10点平均粗さRzで10μm以下、特に6μm以下、更には3μm以下とする。
ガイドリブ2は、前述したように、ベルトと駆動部材との間の幅方向のずれを防止して蛇行防止を図るために少なくとも1本設けるものであり、その形状や寸法、本数等については、駆動部材との関係で適宜決定することができ、特に制限されるものではない。ガイドリブ2の材質としては、特に制限されるものではなく、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体ゴム(EPDM)、ネオプレンゴム、ウレタンゴム、ブチルゴム、シリコーンゴム等の各種エラストマーを使用することができるが、強度や耐久性等の観点から、好適にはポリウレタンエラストマーを用いる。ポリウレタンエラストマーとしては、ソフトセグメントがポリエステルのものまたはポリエーテルのもののいずれであってもよく、また、熱硬化性または熱可塑性のいずれのものを用いることもできるが、中でも好適には熱硬化性のポリウレタンエラストマーを用いる。ガイドリブ2は、好適には、JIS硬度で50°以上90°以下となるよう形成する。
接着層3は、ウレタン系ホットメルト接着剤からなり、離型式、または、ポリフィルム付きのホットメルトフィルムのいずれの形態のものであってもよい。接着層3の厚みとしては、50μm〜150μm程度が好適である。接着層3に用いるウレタン系ホットメルト接着剤としては、具体的には例えば、ダイセルバリューコーティング(株)製のサーモライト6501などを用いることができる。
プライマー層4には、ポリイソシアネートを主成分とし、イソシアネート成分を1%以上含有するプライマーを好適に用いることができ、イソシアネート成分に酢酸エチル、酢酸ビニルなどの合成樹脂を添加したプライマーとして、具体的には(株)ブリヂストン製のアストロボンド1号などを好適に用いることができる。かかるプライマー層4は、上記プライマーを0.0001〜0.005g/cm2程度でベルト本体1の表面に塗布することにより形成することができる。
なお、本発明のベルトにおいては、ベルト本体1とガイドリブ2との間に、上記特定のプライマー層4および接着層3を順次設けることで、ベルト本体1−ガイドリブ2間の接着性を確保するものであるが、所望に応じ、接着層3とガイドリブ2との間に、さらにプライマー層4を設けて、接着性の更なる向上を図ることも可能である(図示せず)。
本発明のベルトは、上記ベルト本体1、プライマー層4、接着層3およびガイドリブ2を、加熱処理により一体化して形成することができる。具体的にはまず、ベルト本体1の内周面上のガイドリブ2との接合面に、ポリイソシアネートを主成分とするプライマーを0.0001〜0.005g/cm2程度の塗布量にて塗布し、乾燥させて、プライマー層4を形成する。なお、接着層3−ガイドリブ2間にもプライマー層4を設ける場合には、ガイドリブ2のベルト本体1と接合する側の面にも、上記プライマーを同様に塗布、乾燥させておくことが必要である。
一方、この際、ガイドリブ2のベルト本体と接合する表面に成型時に使用した離型剤等が付着している場合には、良好な接着性を得るために、研磨やバフ等の公知の前処理により、あらかじめこれらを除去しておくことが好ましい。
次いで、プライマー層4が内周面上に形成されたベルト本体1と、ウレタン系ホットメルト接着剤からなる接着層3と、ガイドリブ2とを順次積層して、加熱プレート10間を通過させることによりこれらの加熱圧着を行い、一体化させる(図2参照)。この一体化の際の加熱圧着条件は、各構成部材の材質特性(熱軟化点)やガイドリブの架橋密度、耐熱性等により適宜決定することができる。加熱プレート10としては、具体的には、高周波溶着機、電熱ヒータ溶着機、超音波溶着機などを好適に用いることができる。
さらに、無端ベルト状のベルト本体1の製法については、特に制限されるべきものではなく、例えば、二軸混練機により基材の樹脂成分と導電性材料等の機能性成分とを混練し、得られた混練物を環状ダイスを使って押出し成形することにより製造することができ、また、静電塗装等の粉体塗装法、ディップ法または遠心注型法も好適に採用することができる。
以下、本発明を、実施例を用いてより詳細に説明する。
(実施例1)
ポリアミド樹脂100重量部と、導電性材料としてのカーボンブラック20重量部とを、二軸混練機により溶融混練して、得られた混練物を環状ダイスを用いて押出成形することにより、内径220mm、厚み0.14mm、幅250mmの寸法を有する無端ベルト状のベルト本体1を得た。このベルト本体1の内周面上のガイドリブ2を接合する部分に、(株)ブリヂストン製 アストロボンド1号を0.002g/cm2程度にて塗布し、乾燥させて、プライマー層4を形成した。
また、ポリウレタンエラストマー(ポリエステル系)を用いて厚み1.3〜1.4mm×幅4mmのガイドリブ2を成型し、成型面を研磨処理することにより、付着した離型剤を除去した。
ベルト本体1の内周面上に塗布形成されたプライマー層4上に、接着材料としてダイセルバリューコーティング(株)製 サーモライト6501(ウレタン系ホットメルト接着剤,厚み100μm)を用いて接着層3を形成し、さらに上記ガイドリブ2を積層して、図2に示すように、高周波溶着機10を用いて加熱圧着することにより、実施例1の導電性エンドレスベルトを得た。
(実施例2,比較例1〜8)
ガイドリブ2の材質(エステル系ポリウレタンエラストマーまたはエーテル系ポリウレタンエラストマーのいずれか)、プライマー層4の有無、および接着材料の種類を、それぞれ下記表1に示す条件に従い変えた以外は実施例1と同様にして、各実施例および比較例の導電性エンドレスベルトを作製した。
<剥離強度測定>
得られたベルトの一部を切り出してサンプルを作製し、JIS K6854に準拠して、ベルト本体1とガイドリブ2との間の180°剥離試験を行い、剥離強度を測定した。その結果を、下記の表1中に示す。剥離強度は、10N/25mm以上であれば良好である。
<せん断強度測定>
得られたベルトの一部を切り出してサンプルを作製し、JIS K6850に準拠して、ベルト本体1とガイドリブ2との間のせん断強度を測定した。その結果を、下記の表1中に示す。せん断強度は、150N/25mm以上であれば良好である。
<60℃剥離試験>
得られたベルトの一部を切り出してサンプルを作製し、ベルト本体1とガイドリブ2との間の60℃における剥離試験を行った。結果はそれぞれ、◎:剥離せず、△:10分以上剥離せず、×:1分以内に剥離、を示す。その結果を、下記の表1中に示す。
<固着性評価>
得られたベルトの一部を切り出してサンプルを作製し、ベルト本体1とガイドリブ2との間の固着性を評価した。結果はそれぞれ、◎:ベルト本体とガイドリブ側に接着層が付着、×:ベルト本体側またはガイドリブ側のいずれかの界面で剥離発生、を示す。その結果を、下記の表1中に示す。
Figure 2007193205
*1)ダイセルバリュウコーティング(株)製、サーモライト6501(ウレタン系)
*2)日東電工(株)製、5000NS
*3)(株)寺岡製作所製、No.777
*4)コニシ(株)製、ボンドG17
*5)コニシ(株)製、ボンドKU10
*6)セメダイン(株)製、スーパーX
*7)ダイセルバリュウコーティング(株)製、サーモライト2401(ナイロン系)
上記表1に示すように、ベルト本体とガイドリブとの間に、ポリイソシアネートを主成分とするプライマー層と、ウレタン系ホットメルト接着剤からなる接着層とを順次設けた実施例1,2のベルトにおいては、剥離強度、せん断強度、60℃剥離および固着性のいずれの評価結果についても、各比較例に比し良好な結果が得られていることが確かめられた。
本発明の一好適実施形態に係る導電性エンドレスベルトの周方向部分断面図である。 本発明に係る導電性エンドレスベルトの製造方法を示す概略断面図である。
符号の説明
1 ベルト本体
2 ガイドリブ
3 接着層
4 プライマー層
10 加熱プレート

Claims (4)

  1. 樹脂材料からなる無端ベルト状のベルト本体と、該ベルト本体の内周面上に、走行方向に沿って設けられた少なくとも1本のガイドリブとを備える導電性エンドレスベルトにおいて、
    前記ベルト本体とガイドリブとの間に、ポリイソシアネートを主成分とするプライマー層と、ウレタン系ホットメルト接着剤からなる接着層とが順次設けられてなることを特徴とする導電性エンドレスベルト。
  2. 前記ガイドリブがポリウレタンエラストマーからなる請求項1記載の導電性エンドレスベルト。
  3. 前記接着層の厚みが50μm〜150μmである請求項1または2記載の導電性エンドレスベルト。
  4. 前記ベルト本体、プライマー層、接着層およびガイドリブが、加熱処理により一体化されてなる請求項1〜3のうちいずれか一項記載の導電性エンドレスベルト。
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