JP2007192932A - 光ケーブルの保持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】断面の形状や大きさの異なる光ケーブルのそれぞれに対応して上記光ケーブルを固定して保持する。
【解決手段】まず、光ケーブルの心線の先端部をレセプタクル4のプラグ接続部41,41に接続する。続いて、光ケーブルの心線の余長部分をボディ1の壁面部16a,16bに沿わせる。最後に、弾性を有する押さえばね3,3a〜3cの基片30と屈曲片31の境界を光ケーブルの凹部に係合して、ボディ1の突出部11,12,13の上側面110,120、左側面130及び右側面131のそれぞれと押さえばね3,3a〜3cとで光ケーブルを挟持して保持する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ケーブルの保持構造に関するものである。
従来、光ケーブルを配線するために用いられるものとして、特許文献1に開示されているような光ファイバー用配線器具がある。上記特許文献1の光ファイバー用配線器具は、光ファイバーケーブル(光ケーブル)の余長部分を巻き取り体に巻回し、上記光ファイバーケーブルを光ファイバー用レセプタクルに接続するものである。
ところが、上記特許文献1の光ファイバー用配線器具は、光ケーブルが外力によって外側に引っ張られたり、内部に引き込まれたりするという問題があった。
上記問題を解決するために、光ケーブルを外部から筐体(器具本体、機器本体)内に引き込むときに、上記光ケーブルを押し込むための凹部を筐体に形成することによって、光ケーブルを固定して保持する光ケーブルの保持構造が開発された。
特開2005−73366号公報(第8〜13頁及び第1〜20図)
しかしながら、従来の光ケーブルの保持構造は、光ケーブルの断面の形状及び大きさが決まっている場合では、上記光ケーブルの断面の形状及び大きさに合わせて凹部の幅を設定して形成するので、光ケーブルを固定して保持することができるが、断面の形状や大きさが異なる光ケーブルを保持する場合、各光ケーブルの断面の形状や大きさに対応して光ケーブルを固定して保持することができないという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、断面の形状や大きさの異なる光ケーブルのそれぞれに対応して上記光ケーブルを固定して保持することができる光ケーブルの保持構造を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、光ケーブルを外部から筐体内に引き込み保持する光ケーブルの保持構造であって、前記筐体の一の内面部と対向して前記筐体に取り付けられ前記一の内面部の方向に弾性を有して前記光ケーブルを前記筐体とで挟持する弾性部材を備えることを特徴とする。
この構造では、弾性部材の弾性力を用いて上記弾性部材と筐体とで光ケーブルを挟持することができるので、断面の形状や大きさの異なる光ケーブルのそれぞれに対応して上記光ケーブルを固定して保持することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記弾性部材が、前記筐体に取り付けられ前記一の内面部の方向に弾性を有する基片と、前記基片との境界が前記光ケーブルの軸方向に沿って前記一の内面部側に凸状となるように当該基片から延設された屈曲片とを備えることを特徴とする。この構造では、弾性部材と筐体とで挟持されている光ケーブルが筐体から外部に飛び出すことを低減することができるとともに、光ケーブルの保持を感触で確認することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記筐体が、前記光ケーブルの軸方向と平行し前記一の内面部と直交する面での断面形状が尖形状に形成された突起部を前記一の内面部上に複数備えることを特徴とする。この構造では、突起部が光ケーブルに接触することによって光ケーブルをより強く挟持することができるので、光ケーブルを抜けにくくすることができる。
本発明によれば、断面の形状や大きさの異なる光ケーブルのそれぞれに対応して上記光ケーブルを固定して保持することができる。
(実施形態1)
本発明の実施形態1について図1〜5を用いて説明する。図1,2は、実施形態1の光成端ボックスを示す図である。図3は、上記光成端ボックスの内部を示す図である。図4は、実施形態1の押さえばねを示す図である。図5,6は、上記光成端ボックスに光ケーブルを引き込んだ状態を示す図である。
まず、実施形態1の基本的な構成について説明する。実施形態1の光成端ボックスは、光ケーブルを外部からボディ内に引き込み保持し、上記光ケーブルを成端するものであり、図1に示すように、ボディ1と、カバー2と、4つの押さえばね3,3a,3b,3cと、レセプタクル4と、送り用カバー5と、磁石6とを備えている。上記光成端ボックスは、例えば造営物の壁面などに設置されている。光成端ボックスの寸法は、一例として、図2に示すように、上下方向aが120mm、左右方向bが70mm、上側の高さcが24mmである。なお、上記光成端ボックスの寸法は上記に限定されるものではなく、用途に応じて適宜設定されるものである。
実施形態1では、光ケーブルとして2心の光ケーブル7(図5(b)参照)を用いる。2心の光ケーブル7は、2本の心線71,71(図5(b)参照)を平行にして内部に収納したものであり、心線71間には1対の凹部70(図5(b)参照)が形成されている。
ボディ1は、図3(a)に示すように、例えば樹脂成形などによって形成されたものであり、底面部10と、突出部11,12,13,14,15とを一体に備えている。底面部10は、略長方形状に形成されたものである。上記底面部10には、だるま状の貫通孔100が上方に形成され、円状の貫通孔101が下方に形成されている。貫通孔100の上側の円と貫通孔101との中心間の距離dは83.5mmである。また、底面部10には、逆凸形状の嵌合孔102が上方に形成され、長方形状の嵌合孔103が下方に形成されている。嵌合孔102,103は、磁石6が収納された後述の磁石カバー60(図1参照)の突片600,601と嵌合している。
突出部11は、図3(b)に示すように、底面部10の右方から前面側(図3(b)の左下側)に突出して設けられたものであり、ボディ1の内面部を構成している上側面110に複数の突起部111・・・を備えている。各突起部111は、図3(a)に示すように、光ケーブル7の軸方向(図3(a)の左右方向)と平行し上側面110と直交する面での断面形状が略二等辺三角形状に形成されたものである。つまり、各突起部111は、尖形状に形成されたものである。突出部11の段面は図3(c)に示している。同様に、突出部12は、図3(b)に示すように、底面部10の左方から前面側に突出して設けられたものであり、ボディ1の内面部を構成している上側面120に複数の突起部121・・・を備えている。各突起部121は、図3(a)に示すように、光ケーブル7の軸方向(図3(a)の左右方向)と平行し上側面120と直交する面での断面形状が略二等辺三角形状に形成されたものである。つまり、各突起部121は、尖形状に形成されたものである。また、突出部13は、図3(b)に示すように、底面部10の上方から前面側に突出して設けられたものであり、ボディ1の内面部を構成している左側面130及び右側面131のそれぞれに複数の突起部132・・・(図3(a)参照),133・・・を備えている。各突起部132,133は、図3(a)に示すように、光ケーブル7の軸方向(図3(a)の上下方向)と平行し左側面130及び右側面131と直交する面での断面形状が略二等辺三角形状に形成されたものである。つまり、各突起部132,133は、尖形状に形成されている。
突出部14は、図3(b)に示すように、底面部10の右上方から前面側(図3(b)の左下側)に突出して設けられたものであり、押さえばね3,3cを取り付けるための係合部140,141を下方及び左方に備えている。同様に、突出部15は、底面部10の左上方から前面側に突出して設けられたものであり、押さえばね3a,3bを取り付けるための係合部150,151を下方及び右方に備えている。
また、ボディ1は、図1に示すように、底面部10から突出して設けられた断面略楕円状で略筒状の壁面部16a,16bと、収納部17a,17b(図1参照)とを備えている。各壁面部16a,16bは、外周面が光ケーブル7(図5(a)参照)の許容最小曲率半径以上の曲率半径を有し、光ケーブル7の心線71(図5(a)参照)の余長部分を上記外周面の一部に沿わせるものである。上記心線71の余長部分が長い場合、心線71の余長部分を壁面部16a,16bに巻回することもできる。これにより、外部からの張力などによって光ケーブル7がボディ1内で許容最小曲率半径より小さな曲率半径で曲げられることを防止することができる。また、各壁面部16a,16bは、先端部に複数の突片160,161を備えている。一方、収納部17aにはレセプタクル4が収納され、収納部17bには送り用カバー5が収納される。
さらに、ボディ1には、下方に凹部18a,18b及び貫通孔18cが形成され、左下方及び右下方に係合溝19,19が形成されている。上記貫通孔18cからは後述のレセプタクル4のプラグ接続部41と接続しない光ケーブル7a(図6(a)参照)が引き出される。
カバー2は、例えば樹脂成形などによって形成されたものであり、前面部20と、前面部20の上方から延設された上面部21と、前面部20の左方から延設された左側面部22(図2(c)参照)と、前面部20の右方から延設された右側面部23とを一体に備え、ボディ1とともに筐体を構成する。前面部20は、図2(a)に示すように、ボディ1の底面部10(図2(f)参照)と略同じ大きさの略長方形状に形成されたものである。上記前面部20の上方と下方の略中間付近には、段差部200が形成されている。段差部200は、カバー2をボディ1から取り外すときに、下方から上方に押される。これにより、カバー2をボディ1から容易に取り外すことができる。上面部21には、図2(b)に示すように、凹部210が左方に形成され、凹部211が右方に形成されている。左側面部22には、図2(c)に示すように、凹部220が上方に形成されている。右側面部23には、図2(d)に示すように、凹部230が上方に形成されている。また、左側面部22及び右側面部23は、それぞれ下方の内面部に係合片(図示せず)を備えている。各係合片は、カバー2をボディ1に取り付けるときにボディ1の係合溝19(図1参照)と係合する。より具体的に説明すると、まず、カバー2をボディ1の上方から下方に平行移動させる。カバー2の係合片がボディ1の係合溝19まで到達し、さらに下方に平行移動させると、係合片と係合溝19が係合する。
押さえばね3は、図4(a)に示すように、例えば金属材料などによって形成された弾性部材であり、基片30と、基片30の一端部300から延設された屈曲片31とを一体に備えている。基片30は、図4(b),(c)に示すように、他端部302の一部が切り起こされて設けられた切り起こし部301を備えている。切り起こし部301は、図3(c)に示すように、突出部14の係合部140に係合するものである。これにより、基片30は、突出部11の上側面110と対向して取り付けられることになる。また、基片30は、図4(b)に示すように、一端部300と他端部302との中間部が撓むように略逆U字状に形成され、上側面110の方向(図3(c)の上下方向)に弾性を有する。さらに、基片30の一端部300と他端部302との略中間部には、図4(d)に示すように、略長方形状の貫通孔303が形成されている。一方、屈曲片31は、図4(a)に示すように、基片30との境界が光ケーブル7の軸方向(図5(a)の左右方向)に沿って上側面110側(図5(a)の下側)に凸状となるように基片30の一端部300から延設されている。このような構成の押さえばね3は、弾性力によって光ケーブル7をボディ1とで挟持する(図5参照)。なお、押さえばね3a〜3cは、押さえばね3と同様のものである。
レセプタクル4は、図1に示すように、SC用の光ケーブルの接続端子であり、ハウジング40と、1対のプラグ接続部41,41とを備え、ボディ1の収納部17aに収納保持される。ハウジング40は、例えば樹脂成形などによって形成されたものであり、底面部400(図2(e)参照)と、2対の側面部401,402とを一体に備えている。底面部400には、図2(e)に示すように、2つのプラグ接続口403,403が形成されている。レセプタクル4がボディ1に収納された状態において、各プラグ接続口403は、ボディ1の凹部18aを介して外部に面している。また、ハウジング40には、図1に示すように、2つの開口部404,404が形成されている。一方、プラグ接続部41は、光ケーブル用プラグ80(図6(a)参照)を差し込むためのものである。上記プラグ接続部41に光ケーブル用プラグ80が差し込み接続されることによって、光ケーブル用プラグ80に接続されている光ケーブル8(図6(a)参照)と光ケーブル7(図6(a)参照)との間が光結合されるようになる。
送り用カバー5は、例えば樹脂成形などによって箱状に形成されたものであり、底面部50と、上面部51と、下面部52と、左側面部53と、右側面部54と、仕切壁55とを一体に備え、ボディ1の収納部17bに収納保持される。また、送り用カバー5には、仕切壁55によって2つの開口部56,57が形成されている。
磁石6は、図2(f)に示すように、略直方体状に形成され、光成端ボックスを金属部材などに取り付ける場合に用いられるものであり、磁石カバー60に収納されている。上記磁石6が収納された磁石カバー60の突片600,601がボディ1の嵌合孔102,103に嵌合することによって、磁石6は、ボディ1の底面部10に取り付けられる。
次に、実施形態1の光成端ボックスに2心の光ケーブル7を取り付ける方法について説明する。まず、図5(a)に示すように、光ケーブル7の心線71,71の先端部をレセプタクル4のプラグ接続部41,41に接続する。続いて、光ケーブル7の心線71,71の余長部分をボディ1の壁面部16a,16bに略S字状に沿わせる。最後に、図5(b),(c)に示すように、押さえばね3の基片30と屈曲片31の境界を光ケーブル7の凹部70に係合して、ボディ1の突出部11に設けられた複数の突起部111と押さえばね3とで光ケーブル7を挟持して保持する。図6では、さらに、他の光ケーブル7aを貫通孔18c(図1参照)に通し、押さえばね3bの基片30と屈曲片31(図5(b)参照)との境界を他の光ケーブル7aの凹部70aに係合して、ボディ1の突出部13の突起部132(図5(a)参照)と押さえばね3bとで他の光ケーブル7aを挟持して保持する。
なお、上記では、光ケーブル7,7aを右方及び左上方から引き込む場合について説明したが、左方又は右上方から引き込む場合も押さえばね3a,3cを用いて同様の方法で行うことができる。
以上、実施形態1によれば、押さえばね3,3a〜3cの弾性力を用いて上記押さえばね3,3a〜3cとボディ1とで光ケーブル7を挟持することができるので、断面の形状や大きさの異なる光ケーブル7のそれぞれに対応して上記光ケーブル7を固定して保持することができる。また、押さえばね3,3a〜3cの基片30と屈曲片31との境界が光ケーブル7の軸方向に沿って凸状となっているので、押さえばね3,3a〜3cとボディ1とで挟持されている光ケーブル7がボディ1から外部に飛び出すことを低減することができるとともに、光ケーブル7の保持を感触で確認することができる。
さらに追加して、ボディ1の突出部11,12,13に設けられた複数の突起部111,121,132,133が光ケーブル7に接触することによって光ケーブル7をより強く挟持することができるので、光ケーブル7を抜けにくくすることができる。
(実施形態2)
本発明の実施形態2について図7を用いて説明する。図7は、実施形態2の光成端ボックスに光ケーブルを引き込んだ状態を示す図である。
実施形態2の光成端ボックスは、実施形態1の光成端ボックス(図1参照)と同様のものであるが、実施形態1と異なる点として、図7に示すように、単心の光ケーブル7bを引き込んでいる。光ケーブル7bは、1本の心線(図示せず)を内部に収納したものである。
次に、実施形態2の光成端ボックスに単心の光ケーブル7bを取り付ける方法について説明する。まず、光ケーブル7bの心線の先端部(図示せず)をレセプタクル4のプラグ接続部41(図3(a)参照)に接続する。続いて、光ケーブル7bの心線の余長部分(図示せず)をボディ1の壁面部16a,16b(図3(a)参照)に略S字状に沿わせる。最後に、図7に示すように、押さえばね3の屈曲片31と、ボディ1の突出部11の上側面110及び底面部10とで光ケーブル7bを挟持して保持する。
なお、上記では、光ケーブル7bを右方(図7の手前)から引き込む場合について説明したが、左方、左上方又は右上方から引き込む場合についても同様の方法で行うことができる。
以上、実施形態2によれば、2心の光ケーブルだけでなく、単心の光ケーブル7bも固定して保持することができる。
(実施形態3)
本発明の実施形態3について図8,9を用いて説明する。図8は、実施形態3の光成端ボックスを示す図である。図9は、上記光成端ボックスに光ケーブルを引き込んだ状態を示す図である。
実施形態3の光成端ボックスは、実施形態1の光成端ボックス(図1参照)と同様に、ボディ1と、カバー2と、押さえばね3と、レセプタクル4と、磁石6とを備えているが、実施形態1の光成端ボックスにはない以下に記載の特徴部分がある。
実施形態3の光成端ボックスは、実施形態1の送り用カバーに代えて、図8に示すようなレセプタクル4aを備えている。なお、レセプタクル4aは、レセプタクル4と同様のものである。
次に、実施形態3の光成端ボックスに2心の光ケーブル7を取り付ける方法について説明する。まず、実施形態1と同様にして、図5(a)に示すように、光ケーブル7の心線71,71の先端部をレセプタクル4のプラグ接続部41,41に接続し、心線71,71の余長部分をボディ1の壁面部16a,16bに略S字状に沿わせ、ボディ1の突出部11の上側面110と押さえばね3とで光ケーブル7を挟持して保持する。これとは別に、光ケーブル7a(図9(a)参照)の心線の先端部をレセプタクル4aのプラグ接続部に接続する。続いて、光ケーブル7aの心線の余長部分をボディ1の壁面部16a,16bの左方に沿わせる。最後に、押さえばね3bの基片30と屈曲片31との境界を一方の光ケーブル7aの凹部70a(図9(b)参照)に係合して、ボディ1の突出部13の左側面130と押さえばね3bとで光ケーブル7aを挟持して保持する。
なお、上記では、光ケーブル7,7aを右方及び左上方から引き込む場合について説明したが、左方又は右上方から引き込む場合についても同様の方法で行うことができる。
以上、実施形態3によれば、実施形態1と同様の効果を得ることができるとともに、2つのレセプタクル4,4aによって、図9(a)に示すように、2つの光ケーブル7,7aを4つの光ケーブル8,8,8,8に分線することができる。
なお、実施形態1〜3では光成端ボックスを例に出して説明しているが、本発明を実施するにあたって、必ずしも光ケーブルを成端させる必要はなく、実施形態1〜3の変形例として、光ケーブルを成端させない器具又は機器であってもよい。このような器具又は機器であっても、本発明の実施には何ら問題がなく、実施形態1〜3と同様の効果を得ることができる。
本発明による実施形態1の光成端ボックスの分解斜視図である。 同上の光成端ボックスであって、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は左側面図、(d)は右側面図、(e)は下面図、(f)は背面図である。 同上の光成端ボックスの内部であって、(a)は正面図、(b)は要部の斜視図、(c)は(a)のA−A断面図である。 同上の光成端ボックスの押さえばねであって、(a)は斜視図、(b)は断面図、(c)は上面図、(d)は背面図である。 同上の光成端ボックスに光ケーブルを引き込んだ内部状態であって、(a)は正面図、(b)は要部の斜視図、(c)は(a)のB−B断面図である。 同上の光成端ボックスに光ケーブルを引き込んだ状態であって、(a)は外観正面図、(b)は外観右側面図である。 本発明による実施形態2の光成端ボックスに光ケーブルを引き込んだ内部状態の要部の断面図である。 本発明による実施形態3の光成端ボックスの下面図である。 同上の光成端ボックスに光ケーブルを引き込んだ状態であって、(a)は外観正面図、(b)は外観右側面図である。
符号の説明
1 ボディ
11,12,13 突出部
110,120 上側面
130 左側面
131 右側面
16a,16b 壁面部
3,3a〜3c 押さえばね
30 基片
31 屈曲片
4 レセプタクル
41 プラグ接続部

Claims (3)

  1. 光ケーブルを外部から筐体内に引き込み保持する光ケーブルの保持構造であって、
    前記筐体の一の内面部と対向して前記筐体に取り付けられ前記一の内面部の方向に弾性を有して前記光ケーブルを前記筐体とで挟持する弾性部材を備える
    ことを特徴とする光ケーブルの保持構造。
  2. 前記弾性部材が、
    前記筐体に取り付けられ前記一の内面部の方向に弾性を有する基片と、
    前記基片との境界が前記光ケーブルの軸方向に沿って前記一の内面部側に凸状となるように当該基片から延設された屈曲片と
    を備えることを特徴とする請求項1記載の光ケーブルの保持構造。
  3. 前記筐体が、前記光ケーブルの軸方向と平行し前記一の内面部と直交する面での断面形状が尖形状に形成された突起部を前記一の内面部上に複数備えることを特徴とする請求項1又は2記載の光ケーブルの保持構造。
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