JP2007192392A - 車輪用軸受装置 - Google Patents

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功 平井
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孝幸 乗松
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浩也 加藤
Hiroshi Fujimura
啓 藤村
Kikuo Fukada
貴久夫 深田
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Abstract

【課題】シールの密封性と耐久性を高めて軸受の長寿命化を図った車輪用軸受装置を提供する。
【解決手段】外方部材4と一対の内輪5との間に形成される環状空間の開口部にシール8、9が装着された第1または第2世代構造の車輪用軸受装置において、シールのうち少なくともアウター側のシール8が、外方部材4に内嵌され、断面が略L字状に形成された環状のシール板10と、このシール板10に対向配置されて内輪5に外嵌され、断面が略L字状に形成されたスリンガ13とからなり、シール板10が、スリンガ13に摺接するサイドリップ15aを一体に有すると共に、外方部材4の端部外周にシール8とは別体の外部シール17が装着され、この外部シール17に、ハブ輪1に所定のシメシロを介して摺接するサイドリップ19aが設けられ、かつ、スリンガ13の外側面に、ハブ輪1に押圧するリップ部材20が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車等の車輪を懸架装置に対して回転自在に支承する車輪用軸受装置に関し、詳しくは、軸受部に装着されたシールの密封性と耐久性を高めて軸受の長寿命化を図った車輪用軸受装置に関するものである。
従来から自動車等の車輪を支持する車輪用軸受装置は、車輪を取り付けるためのハブ輪を複列の転がり軸受を介して回転自在に支承するもので、駆動輪用と従動輪用とがある。構造上の理由から、駆動輪用では内輪回転方式が、従動輪用では内輪回転と外輪回転の両方式が一般的に採用されている。また、車輪用軸受装置には、懸架装置を構成するナックルとハブ輪との間に複列アンギュラ玉軸受等からなる車輪用軸受を嵌合させた第1世代と称される構造から、外方部材の外周に直接車体取付フランジまたは車輪取付フランジが形成された第2世代構造、また、ハブ輪の外周に一方の内側転走面が直接形成された第3世代構造、あるいは、ハブ輪と等速自在継手の外側継手部材の外周にそれぞれ内側転走面が直接形成された第4世代構造とに大別されている。
これらの軸受部には、軸受内部に封入されたグリースの漏れを防止すると共に、外部から雨水やダスト等の侵入を防止するためにシールが装着されている。近年、自動車のメンテナンスフリー化が進み、車輪用軸受装置においてもさらなる長寿命化が要求されるようになっているが、市場回収品の軸受損傷状況を検証すると、剥離等の本来の軸受寿命よりも、シール不具合による損傷が多くを占めている。したがって、シールの密封性と耐久性を高めることにより、軸受寿命の向上を確実に図ることができる。
従来から、密封性を高めたシールに関しては種々提案されているが、こうしたシールが装着された従来の車輪用軸受装置の一例を図4に示す。なお、以下の説明では、車両に組み付けた状態で車両の外側寄りとなる側をアウター側(図面左側)、中央寄り側をインナー側(図面右側)という。
この車輪用軸受装置は従動輪用の第3世代と称され、外周にナックル(図示せず)に取り付けられるための車体取付フランジ51bを一体に有し、内周に複列の外側転走面51a、51aが形成された外方部材51と、一端部に車輪(図示せず)を取り付けるための車輪取付フランジ52を一体に有し、外周に前記複列の外側転走面51a、51aに対向する一方の内側転走面53aと、この内側転走面53aから軸方向に延びる小径段部53bが形成されたハブ輪53、およびこのハブ輪53の小径段部53bに圧入され、外周に前記複列の外側転走面51a、51aに対向する他方の内側転走面54aが形成された内輪54からなる内方部材55と、両転走面間に保持器56を介して転動自在に収容された複列のボール57、57とを備えている。
車輪取付フランジ52の周方向等配にはハブボルト52aが植設されている。そして、ハブ輪53の小径段部53bの端部を径方向外方に塑性変形させて形成した加締部58によって内輪54が軸方向に固定されている。また、外方部材51の両端部にシール59,60が装着され、軸受内部に封入されたグリースの外部への漏洩と、外部から雨水やダスト等が軸受内部に侵入するのを防止している。
ここで、アウター側のシール59は、図5に拡大して示すように、芯金61とこれに一体に加硫接着されたシール部材62とからなる。芯金61は、外方部材51に内嵌される円筒状の圧入部61aと、この圧入部61aの内端から径方向内方側に屈曲した内側部61bとからなり、断面が略コの字状に形成されている。
また、シール部材62は、合成ゴム等の弾性部材により形成され、芯金61の内側部61bの範囲に固着され、先端部においてはその内面に回り込んでいる。シール部材62には内外2枚のサイドリップ63、64が設けられ、各サイドリップ63、64は外向きに屈曲されて車輪取付フランジ52の基部の研削加工された壁面に押圧されている。また、芯金61の内側部61bの内端にはラジアルリップ65が設けられ、車輪取付フランジ52の基部の研削加工された隅アール部66に内向きに屈曲して押圧されている。
さらに、外方部材51の外周にシールド板67が装着されている。このシールド板67は、外方部材51に外嵌される円周部67aと、この円周部67aから径方向外方に延びる立板部67bとからなり、断面が略L字状に形成されている。そして、立板部67bは車輪取付フランジ52の基端部と所定のすきまを介して対向配置され、ラビリンスシール68が構成されている。
このラビリンスシール68によって外部からの雨水やダスト等の侵入が防止されるので、シール59のサイドリップ63、64のシメシロを小さくしても充分な密封機能を確保することができる。したがって、シール59による接触抵抗で生じる回転トルクが小さくなり、車両の燃費向上に貢献できる。
特開2005−147298号公報
然しながら、こうした従来の車輪用軸受装置では、シール59の軸受空間の外側に形成されたラビリンスシール68によって、シール59の接触抵抗で生じる回転トルクを軽減でき、車両の燃費向上を図ることができるが、ラビリンスシール68を通過して侵入した泥水69等は、2枚のサイドリップ63、64で軸受内部への侵入が阻止されたとしても、外側のサイドリップ63の外表面に泥水が溜まり固まった場合にはサイドリップ63が柔軟に変形できない。このように、サイドリップ63の柔軟な変形が抑制されると、リップ先端部で固着した塵埃によってリップ摩耗が促進され、所望の密封性が損なわれる恐れがあった。さらに、溜まった泥水によって外方部材51とハブ輪53が発錆する恐れがあり、この錆の成長によって両部材の相対回転が阻害され、異音や振動が発生するだけでなく、剥がれ落ちた錆がシール59のサイドリップ63を損傷させて密封性がさらに低下する恐れがある。
こうした問題を解決するためには、図示はしないが、外方部材51に外嵌されるシールド板67を接触シールに変えると共に、この接触シールのサイドリップを車輪取付フランジ52の研削加工された基端部に摺接させることにより、外部から泥水等が侵入するのを防止し、少なくともサイドリップ63の摩耗を抑制することができる。ところが、こうした接触シールは、この種の第3世代構造の車輪用軸受装置におけるアウター側のシールとして充分な密封性と耐久性とを備え持つことになるが、第2世代構造の車輪用軸受装置に、この別体の接触シールを適用した場合には新たな問題が発生することになる。
例えば、図6(a)に示すように、第2世代構造の車輪用軸受装置は、一端部に車輪取付フランジ71を一体に有し、外周にこの車輪取付フランジ71から軸方向に延びる小径段部72と、内周にトルク伝達用のセレーション(またはスプライン)73が形成されたハブ輪70、およびこのハブ輪70の小径段部72に圧入された車輪用軸受74とからなる。車輪用軸受74は、小径段部72の端部を径方向外方に塑性変形させて形成した加締部75によって軸方向に固定されている。
車輪用軸受74は、外周に車体取付フランジ(図示せず)を一体に有し、内周にテーパ状の複列の外側転走面76a、76aが形成された外方部材76と、外周に複列の外側転走面76a、76aに対向するテーパ状の内側転走面77aが形成された一対の内輪77、77と、両転走面間に保持器78を介して転動自在に収容された複列の円錐ころ79、79とからなる。そして、図6(b)に示すように、外方部材76と内輪77との間に形成される環状空間の開口部には、断面略L字状に形成され、互いに対向配置された環状のシール板80aとスリンガ80bとからなる複合型シール、所謂パックシール80が装着されている。さらに、外方部材76のアウター側の端部にはサイドリップ81aを一体に有する外部シール81が外嵌されている。そして、この外部シール81のサイドリップ81aを車輪取付フランジ71の研削加工された基端部に摺接させることにより、外部から泥水等がパックシール80に侵入するのを防止し、軸受内部に泥水等が侵入するのを確実に阻止することができる。
このような第2世代構造の車輪用軸受装置の場合、ハブ輪70の肩部82と内輪77の大端面77bにフレッティングが発生し、その摩耗粉がパックシール80の内部およびサイドリップ81aの摺接面に侵入し(図中矢印にて示す)、シール板80aおよびサイドリップ81aを摩耗させる。すなわち、パックシール80に加え、別体の外部シール81を付加することで、外部から泥水等が軸受内部に侵入するのを強力に防止することができるが、フレッティングによって発生した内部からの摩耗粉がシール板80aおよびサイドリップ81aを摩耗させることになり、これが軸受の寿命低下に直結し、第2世代構造の車輪用軸受装置に適用する場合には問題があった。
本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたもので、シールの密封性と耐久性を高めて軸受の長寿命化を図った車輪用軸受装置を提供することを目的とする。
係る目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周にこの車輪取付フランジから肩部を介して軸方向に延びる小径段部が形成されたハブ輪と、このハブ輪の肩部に端面が当接された状態で前記小径段部に圧入された車輪用軸受とからなり、この車輪用軸受が、内周に複列の外側転走面が形成された外方部材と、外周に前記複列の外側転走面に対向する内側転走面が形成された一対の内輪と、両転走面間に保持器を介して転動自在に収容された複列の転動体と、前記外方部材と内輪との間に形成される環状空間の開口部に装着されたシールとを備えた車輪用軸受装置において、前記シールのうち少なくともアウター側のシールが、前記外方部材に内嵌され、断面が略L字状に形成された環状のシール板と、このシール板に対向配置されて前記内輪に外嵌され、断面が略L字状に形成されたスリンガとからなり、前記シール板が、前記スリンガに摺接するサイドリップを一体に有すると共に、当該シール板よりも径方向外方で軸受空間の外側に、前記ハブ輪に所定のシメシロを介して摺接するサイドリップが設けられ、かつ、前記スリンガの外側面に、前記ハブ輪に押圧するリップ部材が設けられている。
このように、外方部材と一対の内輪との間に形成される環状空間の開口部にシールが装着された第1または第2世代構造の車輪用軸受装置において、シールのうち少なくともアウター側のシールが、外方部材に内嵌され、断面が略L字状に形成された環状のシール板と、このシール板に対向配置されて内輪に外嵌され、断面が略L字状に形成されたスリンガとからなり、シール板が、スリンガに摺接するサイドリップを一体に有すると共に、当該シール板よりも径方向外方で軸受空間の外側に、ハブ輪に所定のシメシロを介して摺接するサイドリップが設けられ、かつ、スリンガの外側面に、ハブ輪に押圧するリップ部材が設けられているので、ハブ輪の肩部と内輪の端面とのフレッティングにより発生した摩耗粉を封じ込め、摩耗粉がシールに侵入するのを防止することができる。したがって、摩耗粉が摺接面に噛み込んでサイドリップが摩耗するのを防止し、シールの密封性と耐久性を高めて軸受の長寿命化を図った車輪用軸受装置を提供することができる。
また、請求項2に記載の発明のように、前記ハブ輪に摺接するサイドリップが、前記外方部材の端部外周に装着された前記シールとは別体の外部シールに設けられていても良いし、また、請求項3記載の発明のように、前記シール板に一体に設けられていても良い。
また、請求項4記載の発明のように、前記ハブ輪に摺接するサイドリップが径方向外方に傾斜して形成されていれば、サイドリップに降りかかった雨水やダストがバンク状の外表面から外方部材側に容易に流れ、さらに、樋状の環状空間に沿って下部に流れて排出されるので、高い密封性を発揮することができる。
また、請求項5に記載の発明のように、前記スリンガが、前記内輪に圧入される円筒部と、この円筒部から径方向外方に延びる立板部と、この立板部からさらに軸方向に突出して形成された鍔部とからなり、この鍔部に前記リップ部材が一体に接合されていれば、スリンガを内輪に圧入する際、立板部に圧入治具を押圧し易くなり組立性が向上する。
本発明に係る車輪用軸受装置は、一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周にこの車輪取付フランジから肩部を介して軸方向に延びる小径段部が形成されたハブ輪と、このハブ輪の肩部に端面が当接された状態で前記小径段部に圧入された車輪用軸受とからなり、この車輪用軸受が、内周に複列の外側転走面が形成された外方部材と、外周に前記複列の外側転走面に対向する内側転走面が形成された一対の内輪と、両転走面間に保持器を介して転動自在に収容された複列の転動体と、前記外方部材と内輪との間に形成される環状空間の開口部に装着されたシールとを備えた車輪用軸受装置において、前記シールのうち少なくともアウター側のシールが、前記外方部材に内嵌され、断面が略L字状に形成された環状のシール板と、このシール板に対向配置されて前記内輪に外嵌され、断面が略L字状に形成されたスリンガとからなり、前記シール板が、前記スリンガに摺接するサイドリップを一体に有すると共に、当該シール板よりも径方向外方で軸受空間の外側に、前記ハブ輪に所定のシメシロを介して摺接するサイドリップが設けられ、かつ、前記スリンガの外側面に、前記ハブ輪に押圧するリップ部材が設けられているので、ハブ輪の肩部と内輪の端面とのフレッティングにより発生した摩耗粉を封じ込め、摩耗粉がシールに侵入するのを防止することができる。したがって、摩耗粉が摺接面に噛み込んでサイドリップが摩耗するのを防止し、シールの密封性と耐久性を高めて軸受の長寿命化を図った車輪用軸受装置を提供することができる。
一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周にこの車輪取付フランジから肩部を介して軸方向に延びる小径段部が形成されたハブ輪と、このハブ輪の肩部に端面が当接された状態で前記小径段部に圧入された車輪用軸受とからなり、この車輪用軸受が、内周に複列の外側転走面が形成された外方部材と、外周に前記複列の外側転走面に対向する内側転走面が形成された一対の内輪と、両転走面間に保持器を介して転動自在に収容された複列の転動体と、前記外方部材と内輪との間に形成される環状空間の開口部に装着されたシールとを備えた車輪用軸受装置において、前記シールのうち少なくともアウター側のシールが、前記外方部材に内嵌され、断面が略L字状に形成された環状のシール板と、このシール板に対向配置されて前記内輪に外嵌され、断面が略L字状に形成されたスリンガとからなり、前記シール板が、前記スリンガに摺接するサイドリップを一体に有すると共に、前記外方部材の端部外周に前記シールとは別体の外部シールが装着され、この外部シールに、前記ハブ輪に所定のシメシロを介して摺接するサイドリップが設けられ、かつ、前記スリンガの外側面に、前記ハブ輪に押圧するリップ部材が設けられている。
以下、本発明の実施の形態を図面に基いて詳細に説明する。
図1(a)は、本発明に係る車輪用軸受装置の第1の実施形態を示す縦断面図、図1(b)は、(a)の要部拡大図である。
この車輪用軸受装置は駆動輪用で、ハブ輪1と、このハブ輪1に圧入固定された車輪用軸受2とからなる。ハブ輪1は、一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジ3を一体に有し、外周に肩部1aを介して軸方向に延びる円筒状の小径段部1bが形成され、内周にトルク伝達用のセレーション(またはスプライン)1cが形成されている。また、車輪取付フランジ3の周方向等配位置にハブボルト3aが植設されている。このハブ輪1はS53C等の炭素0.40〜0.80wt%を含む中炭素鋼で形成され、車輪取付フランジ3の基部3bから肩部1aおよび小径段部1bに亙って高周波焼入れによって50〜64HRCの範囲に表面が硬化処理されている。なお、後述する加締部12は鍛造後の生のままとされている。
車輪用軸受2は、外周に車体に取り付けられるための車体取付フランジ(図示せず)を一体に有し、内周に複列のテーパ状の外側転走面4a、4aが形成された外方部材4と、外周に複列の外側転走面4a、4aに対向するテーパ状の内側転走面5aが形成された一対の内輪5、5と、両転走面間に保持器6を介して転動自在に収容された複列の転動体(円錐ころ)7、7とを備えている。内輪5の内側転走面5aの大径側には転動体7を案内するための大鍔5bが形成されると共に、小径側には転動体7の脱落を防止するための小鍔5cが形成され、一対の内輪5、5の正面側端面(小鍔側)が突き合された状態でセットされた背面合せタイプの複列の円錐ころ軸受を構成している。
外方部材4はS53C等の炭素0.40〜0.80wt%を含む中炭素鋼で形成され、少なくとも複列の外側転走面4a、4aを高周波焼入れによって58〜64HRCの範囲に表面を硬化処理されている。内輪5はSUJ2等の高炭素クロム鋼で形成され、ズブ焼入れによって芯部まで58〜64HRCの範囲に硬化処理されている。また、内輪5においては、SCr435等のクロム鋼で形成し、浸炭焼入れによって58〜64HRCの範囲に表面を硬化処理しても良い。
車輪用軸受2は、ハブ輪1の小径段部1bに所定のシメシロを介して圧入されている。そして、小径段部1bの端部を径方向外方に塑性変形させて形成した加締部12によって予圧が付与された状態で固定され、ナットの締付トルク等を調整して予圧を管理することなく、長期間に亘って安定した予圧を維持できるセルフリテイン構造をなしている。
外方部材4と内輪5との間に形成される環状空間の開口部にはシール8、9が装着されている。シール8、9のうちインナー側のシール9は、断面が略L字状に形成されて互いに対向配置された環状のシール板10とスリンガ11とからなるパックシールを構成している。後述するアウター側のシール8も基本的にはパックシールを構成している。これらシール8、9により、軸受内部に封入された潤滑グリースの外部への漏洩と、外部から雨水やダスト等が軸受内部に侵入するのを防止している。
アウター側のシール8は、図1(b)に示すように、環状のシール板10とスリンガ13とからなる。このスリンガ13は、フェライト系ステンレス鋼鈑(JIS規格のSUS430系等)、あるいは、防錆処理された冷間圧延鋼鈑(JIS規格のSPCC系等)からプレス加工にて断面が略L字状に形成され、内輪5に圧入される円筒部13aと、この円筒部13aから径方向外方に延びる立板部13bとからなる。
一方、シール板10はスリンガ13に対向して外方部材4に装着され、外方部材4の端部内周に圧入された芯金14と、この芯金14に一体に加硫接着されたシール部材15とからなる。芯金14は、フェライト系ステンレス鋼鈑(JIS規格のSUS430系等)、あるいは、防錆処理された冷間圧延鋼鈑(JIS規格のSPCC系等)からプレス加工にて断面が略L字状に形成されている。また、シール部材15はニトリルゴム等の合成ゴムからなり、スリンガ13に摺接するサイドリップ15aと一対のラジアルリップ15b、15cを有している。なお、スリンガ13の立板部13bの外縁は、シール部材15と僅かな径方向すきまを介して対峙しラビリンスシール16を構成している。
ここで、本実施形態では、軸受空間の外側、すなわち、外方部材4の端部外周に外部シール17が装着されている。この外部シール17は、外周に圧入された芯金18と、この芯金18に一体加硫接着されたシール部材19とからなる。シール部材19は車輪取付フランジ3の研削加工された基部3bに摺接するサイドリップ19aを有している。芯金18は、フェライト系ステンレス鋼鈑(JIS規格のSUS430系等)や防錆処理された冷間圧延鋼鈑(JIS規格のSPCC系等)等、耐食性を有する鋼板等をプレス加工にて断面が略L字状に形成されている。
一方、シール部材19はニトリルゴム等の合成ゴムからなり、芯金18の略全周面に亙って固着されている。サイドリップ19aは外向きに傾斜して形成され、車輪取付フランジ3の基部3bに所定のシメシロをもって摺接している。このように、サイドリップ19aは外向きに傾斜して形成されているので、このサイドリップ19aに降りかかった雨水やダスト等はバンク状の外表面から外方部材4側に流れると共に、樋状の環状空間に沿って下部に流れて排出されるので、高い密封性を発揮することができる。
また、外部シール17によりシール8が直接外部環境に曝されることはなく、外部から雨水やダスト等がシール8に直接侵入し、さらに、侵入した泥水等がシール8の周辺に滞留するのを防止することができる。なお、車輪取付フランジ3の基部3bは、肩部1aから径方向外方に延び、円弧状の曲面に形成されているため、サイドリップ19aのシメシロにバラツキが生じても所定の緊迫力を確保することができる。
さらに、本実施形態では、スリンガ13の立板部13bの側面にニトリルゴム等の合成ゴムからなるリップ部材20が一体に加硫接着されている。このリップ部材20は車輪取付フランジ3の基部3bに所定のシメシロをもって押圧されている。このリップ部材20により、肩部1aと内輪5の大端面5dのフレッティングにより発生した摩耗粉を封じ込め、摩耗粉がシール8および外部シール17のサイドリップ19aに侵入するのを防止することができる。したがって、摩耗粉が摺接面に噛み込んでサイドリップ15a、19aが摩耗するのを防止し、シール8、17の密封性と耐久性を高めて軸受の長寿命化を図った車輪用軸受装置を提供することができる。
なお、ここでは、転動体7に円錐ころを使用した複列円錐ころ軸受を例示したが、本発明はこれに限らず、転動体7にボールを使用した複列アンギュラ玉軸受であっても良い。また、本発明に係る車輪用軸受装置は、内輪回転方式であれば、例示した第2世代構造に限らず、例えば、第1世代構造にも適用することができる。
図2(a)は、本発明に係る車輪用軸受装置の第2の実施形態を示す縦断面図、(b)は、(a)の要部拡大図、図3(a)、(b)は、図2(b)の変形例で、アウター側のシールの他の実施形態示す要部拡大図である。なお、この実施形態は、前述した実施形態とアウター側のシールが異なるだけで、その他同一部品同一部位あるいは同一機能を有する部位には同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
この車輪用軸受装置は、ハブ輪1と、このハブ輪1に圧入固定された車輪用軸受2’とからなる。車輪用軸受2’は、外方部材4と、一対の内輪5、5と、両転走面間に保持器6を介して転動自在に収容された複列の転動体7、7とを備え、一対の内輪5、5の正面側端面が突き合された状態でセットされた背面合せタイプの複列の円錐ころ軸受を構成している。
アウター側のシール21は、図2(b)に拡大して示すように、環状のシール板22とスリンガ13とからなる。シール板22は、スリンガ13に対向して外方部材4に装着され、外方部材4に装着された芯金23と、この芯金23に一体に加硫接着されたシール部材24とからなる。
芯金23は、フェライト系ステンレス鋼鈑(JIS規格のSUS430系等)、あるいは、防錆処理された冷間圧延鋼鈑(JIS規格のSPCC系等)からプレス加工にて形成され、外方部材4の端部内周に圧入された円筒部23aと、この円筒部23aの両端から径方向に延びて形成された内鍔部23bと外鍔部23cとからなる。
一方、シール部材24はニトリルゴム等の合成ゴムからなり、芯金23の内鍔部23b側に接合され、スリンガ13に摺接するサイドリップ15aおよび一対のラジアルリップ15b、15cと、芯金23の外鍔部23c側に接合され、車輪取付フランジ3の研削加工された基部3bに摺接するサイドリップ24aとを一体に有している。これにより、部品点数を削減してコンパクト化を図ると共に、前述した実施形態と同様、リップ部材20により、肩部1aと内輪5の大端面5dのフレッティングにより発生した摩耗粉を封じ込め、摩耗粉が摺接面に噛み込んでサイドリップ24a、15aが摩耗するのを防止し、シール21の密封性と耐久性を高めることができる。
図3(a)は、図2(b)の変形例を示し、基本的にスリンガの構成のみが異なる。このスリンガ25は、フェライト系ステンレス鋼鈑(JIS規格のSUS430系等)、あるいは、防錆処理された冷間圧延鋼鈑(JIS規格のSPCC系等)からプレス加工にて形成され、内輪5に圧入される円筒部13aと、この円筒部13aから径方向外方に延びる立板部13bと、この立板部13bから軸方向に延びる鍔部25aとからなる。鍔部25aにはニトリルゴム等の合成ゴムからなるリップ部材26が一体に加硫接着され、車輪取付フランジ3の基部3bに所定のシメシロをもって押圧されている。これにより、スリンガ25を内輪5に圧入する際、立板部13bに圧入治具を押圧し易くなり、組立性を向上することができる。
また、図3(b)は、図2(b)の変形例で、スリンガ13の立板部13bの外側面にシール部材27が回り込んで接合され、このシール部材27にリップ部材27aが突設されている。これにより、リップ部材27aの接着力が格段に強化される。そして、このリップ部材27aは車輪取付フランジ3の基部3bに所定のシメシロをもって押圧され、肩部1aと内輪5の大端面5dのフレッティングにより発生した摩耗粉を封じ込め、摩耗粉が摺接面に噛み込んでサイドリップ24a、15aが摩耗するのを防止し、シールの密封性と耐久性を高めることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明を行ったが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、あくまで例示であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
本発明に係る車輪用軸受装置は、内輪回転方式の第1または第2世代構造の車輪用軸受装置に適用できる。
(a)は、本発明に係る車輪用軸受装置の第1の実施形態を示す縦断面図である。 (b)は、(a)の要部拡大図である。 (a)は、本発明に係る車輪用軸受装置の第2の実施形態を示す縦断面図である。 (b)は、(a)の要部拡大図である。 (a)は、図2(b)の変形例で、アウター側のシールの他の実施形態を示す要部拡大図である。 (b)は、同上、他の実施形態を示す要部拡大図である。 従来の車輪用軸受装置を示す縦断面図である。 図4の要部拡大図である。 (a)は、従来の他の車輪用軸受装置を示す縦断面図である。 (b)は、(a)の要部拡大図である。
符号の説明
1・・・・・・・・・・・・ハブ輪
1a・・・・・・・・・・・・肩部
1b・・・・・・・・・・・・小径段部
1c・・・・・・・・・・・・セレーション
2、2’・・・・・・・・・車輪用軸受
3・・・・・・・・・・・・車輪取付フランジ
3a・・・・・・・・・・・ハブボルト
3b・・・・・・・・・・・基部
4・・・・・・・・・・・・外方部材
4a・・・・・・・・・・・外側転走面
5・・・・・・・・・・・・内輪
5a・・・・・・・・・・・内側転走面
5b・・・・・・・・・・・大鍔
5c・・・・・・・・・・・小鍔
5d・・・・・・・・・・・大端面
6・・・・・・・・・・・・保持器
7・・・・・・・・・・・・転動体
8、21・・・・・・・・・アウター側のシール
9・・・・・・・・・・・・インナー側のシール
10、22・・・・・・・・シール板
11、13、25・・・・・スリンガ
12・・・・・・・・・・・加締部
13a、23a・・・・・・円筒部
13b・・・・・・・・・・立板部
14、18、23・・・・・芯金
15、19、24、27・・シール部材
15a、19a、24a・・サイドリップ
15b、15c・・・・・・ラジアルリップ
16・・・・・・・・・・・ラビリンスシール
17・・・・・・・・・・・外部シール
20、26、27a・・・・リップ部材
23b・・・・・・・・・・内鍔部
23c・・・・・・・・・・外鍔部
25a・・・・・・・・・・鍔部
51、76・・・・・・・・外方部材
51a、76a・・・・・・外側転走面
51b・・・・・・・・・・車体取付フランジ
52、71・・・・・・・・車輪取付フランジ
52a・・・・・・・・・・ハブボルト
53、70・・・・・・・・ハブ輪
53a、54a、77a・・内側転走面
53b、72・・・・・・・小径段部
54、77・・・・・・・・内輪
55・・・・・・・・・・・内方部材
56、78・・・・・・・・保持器
57・・・・・・・・・・・ボール
58、75・・・・・・・・加締部
59、60・・・・・・・・シール
61・・・・・・・・・・・芯金
61a・・・・・・・・・・圧入部
61b・・・・・・・・・・内側部
62・・・・・・・・・・・シール部材
63、64・・・・・・・・サイドリップ
65・・・・・・・・・・・ラジアルリップ
66・・・・・・・・・・・隅アール部
67・・・・・・・・・・・シールド板
67a・・・・・・・・・・円周部
67b・・・・・・・・・・立板部
68・・・・・・・・・・・ラビリンスシール
69・・・・・・・・・・・泥水
73・・・・・・・・・・・セレーション
74・・・・・・・・・・・車輪用軸受
77b・・・・・・・・・・大端面
79・・・・・・・・・・・円錐ころ
80・・・・・・・・・・・パックシール
80a・・・・・・・・・・シール板
80b・・・・・・・・・・スリンガ
81・・・・・・・・・・・外部シール
81a・・・・・・・・・・サイドリップ
82・・・・・・・・・・・肩部

Claims (5)

  1. 一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周にこの車輪取付フランジから肩部を介して軸方向に延びる小径段部が形成されたハブ輪と、
    このハブ輪の肩部に端面が当接された状態で前記小径段部に圧入された車輪用軸受とからなり、
    この車輪用軸受が、内周に複列の外側転走面が形成された外方部材と、
    外周に前記複列の外側転走面に対向する内側転走面が形成された一対の内輪と、
    両転走面間に保持器を介して転動自在に収容された複列の転動体と、
    前記外方部材と内輪との間に形成される環状空間の開口部に装着されたシールとを備えた車輪用軸受装置において、
    前記シールのうち少なくともアウター側のシールが、前記外方部材に内嵌され、断面が略L字状に形成された環状のシール板と、このシール板に対向配置されて前記内輪に外嵌され、断面が略L字状に形成されたスリンガとからなり、前記シール板が、前記スリンガに摺接するサイドリップを一体に有すると共に、当該シール板よりも径方向外方で軸受空間の外側に、前記ハブ輪に所定のシメシロを介して摺接するサイドリップが設けられ、かつ、前記スリンガの外側面に、前記ハブ輪に押圧するリップ部材が設けられていることを特徴とする車輪用軸受装置。
  2. 前記ハブ輪に摺接するサイドリップが、前記外方部材の端部外周に装着された前記シールとは別体の外部シールに設けられている請求項1に記載の車輪用軸受装置。
  3. 前記ハブ輪に摺接するサイドリップが前記シール板に一体に設けられている請求項1に記載の車輪用軸受装置。
  4. 前記ハブ輪に摺接するサイドリップが径方向外方に傾斜して形成されている請求項1乃至3いずれかに記載の車輪用軸受装置。
  5. 前記スリンガが、前記内輪に圧入される円筒部と、この円筒部から径方向外方に延びる立板部と、この立板部からさらに軸方向に突出して形成された鍔部とからなり、この鍔部に前記リップ部材が一体に接合されている請求項1乃至4いずれかに記載の車輪用軸受装置。
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