JP2007192064A - 内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シリンダブロック21のバルクヘッド12と主ベアリングキャップ24との熱膨張率が異なると、両者の主合わせ面23にずれが生じたり密着面積の低下を招く。
【解決手段】 シリンダブロック21のバルクヘッド12と、主ベアリングキャップ24と、の主合わせ面23に、クランクシャフト4の主ジャーナル部36を回転可能に挟持する半円筒状の主軸受部25を形成する。主合わせ面23の一方に、他方に対して凹んだ主凹部104を凹設する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、レシプロ式の内燃機関に関し、特に、クランクシャフトやこれと平行な副シャフトの軸受部分の改良に関する。
特許文献1や特許文献2には、複リンク式ピストン−クランク機構を備えるレシプロ式内燃機関が記載されている。この複リンク式ピストンークランク機構は、ピストンのピストンピンに連結されるアッパーリンクと、このアッパーリンクとクランクシャフトのクランクピンとを連結するロアリンクと、一端が機関本体側へ揺動可能に支持され、他端がロアリンクに連結されるコントロールリンクとを備える。アッパーリンクとロアリンクとはアッパーピンを介して回転可能に連結され、コントロールリンクとロアリンクとはコントロールピンを介して回転可能に連結されている。コントロールリンクの他端はコントロールシャフトの制御カムに回転可能に取付けられている。そして、機関運転状態に応じてコントロールシャフトの回転位置を変化させることにより、コントロールリンクによるロアリンクの運動拘束条件を変化させて、機関圧縮比を変更するようになっている。
クランクシャフトの主ジャーナル部は、一般的には、シリンダブロックに形成される複数のバルクヘッドと、その下側に固定される主ベアリングキャップとにより回転可能に挟持される。コントロールシャフトは、クランクシャフトの斜め下方に平行に配置され、上記の主ベアリングキャップと、この主ベアリングキャップの下側に固定される副ベアリングキャップとにより回転可能に挟持される。
特開2001−227367号公報 特開2002−61501号公報
クランクシャフトの軸受部分の強度・剛性を確保するために、ベアリンクキャップを、シリンダブロックとは熱膨張率(熱膨張比、熱膨張係数)の異なる材料により鋳造したような場合、使用時の温度変化により、シリンダブロックとベアリングキャップとの合わせ面がずれて、固定ボルト等の締結具の耐久性の低下を招いたり、微小摩耗の発生を招いたり、軸受剛性を十分に確保できずに合わせ面での開口、つまり口開きを招くおそれがある。コントロールシャフトの軸受部分にも同様の課題が存在する。本発明は、このような課題に鑑みてなされたものである。
シリンダブロックのバルクヘッドと、主ベアリングキャップと、の互いに突き合わされる主合わせ面に、クランクシャフトの主ジャーナル部を回転可能に挟持する半円筒状の主軸受部がそれぞれ形成されている。そして、上記バルクヘッドと主ベアリングキャップの主合わせ面の一方に、他方に対して凹んだ主凹部が凹設されている。
本発明によれば、シリンダブロックと主ベアリングキャップとの熱膨張率が異なる場合にも、その熱膨張率の相違に起因する合わせ面のずれを、主凹部で吸収・相殺することができ、かつ、この主凹部の分、合わせ面での密着面積が小さくなることから、主軸受部の近傍の面圧を局所的に高めて、軸受剛性を向上し、主合わせ面の口開きを低減・回避することができる。
図1は、機関圧縮比を変更可能な複リンク式ピストン−クランク機構(以下、単に複リンク機構と呼ぶ)を適用したレシプロ式内燃機関の一例を簡略的に示している。なお、この複リンク機構の基本的な構成及び作用効果は上記の特開2001−227367号公報や特開2002−61501号公報に開示されているように既に公知であるので、ここでは簡単な説明にとどめる。
複リンク機構は、ピストン1のピストンピン2に連結されるアッパリンク3と、このアッパリンク3とクランクシャフト4のクランクピン5とに連結されるロアリンク6と、一端がシリンダブロック21側に揺動支点となる制御カム7Aを中心として揺動可能に支持されるとともに、他端がロアリンク6に連結され、ロアリンク6の運動を拘束するコントロールリンク8と、を備えている。
また、コントロールリンク8の揺動支点の位置を変更することによって、ロアリンク6の運動拘束条件を変化させて、ピストン1の上死点位置の変化を伴って機関圧縮比を変更可能な圧縮比変更手段を有している。この圧縮比変更手段は、クランクシャフト4の斜め下方に平行に配置され、シリンダブロック21側に回転可能に支持されるコントロールシャフト(副シャフト)7と、各気筒に対応してコントロールシャフト7に設けられた複数の制御カム7Aと、コントロールシャフト7の回転角度を変更・保持する可変圧縮比アクチュエータ(図示省略)と、を有しており、コントロールシャフト7の回転中心である福ジャーナル部37に対して偏心する制御カム7Aの円形の外周に、コントロールリンク8の下端が回転可能に取り付けられている。従って、コントロールシャフト7の回転位置に応じて、シリンダブロック21側に対するコントロールリンク8の揺動支点の位置が変化し、クランクピン5からピストンピン2までの距離が変化して、機関圧縮比が変化するようになっている。アッパリンク3とロアリンク6とはアッパピン9により連結され、コントロールリンク8とロアリンク6とはコントロールピン10により連結されている。
なお、複リンク機構に圧縮比変更機能を持たせない場合には、上記の制御カム7A及び可変圧縮比アクチュエータを省略して、シリンダブロック21側に回転可能に支持されるコントロールシャフト7にコントロールリンク8の下端を取り付ければ良い。
クランクシャフト4は、周知のように、シリンダブロック21側に回転可能に支持される複数の主ジャーナル部36(図2参照)が気筒列方向に沿って間欠的に設けられ、隣り合う主ジャーナル部36の間にクランクピン5が各気筒毎に設けられ、かつ、主ジャーナル部36とクランクピン5の間にはカウンタウエイト4Bがそれぞれ設けられている。
シリンダブロック21の下側にはラダーフレーム11が固定され、このラダーフレーム11の下側には副ベアリングキャップ29が固定されている。クランクシャフト4の主ジャーナル部36を回転可能に挟持する薄板状・隔壁状の主軸受壁部として、シリンダブロック21には複数のバルクヘッド12が気筒列方向に沿って間欠的、つまり気筒間及び気筒列両端に形成されるとともに、これらバルクヘッド12に対応して、ラダーフレーム11には薄板状・隔壁状の複数の主ベアリングキャップ24が形成されている。言い換えると、複数の主ベアリングキャップ24がラダーフレーム11に一体的に形成されている。これらのバルクヘッド12と主ベアリングキャップ24とが突き合わされる主合わせ面23、つまりバルクヘッド12の下面と主ベアリングキャップ24の上面には、主ジャーナル部36を回転可能に挟持する半円筒状の主軸受部25がそれぞれ凹設されている。また、複数の主ベアリングキャップ24と、薄板状・隔壁状をなす複数の副ベアリングキャップ29との副合わせ面13、つまり主ベアリングキャップ24の下面と副ベアリングキャップ29の上面には、コントロールシャフト7の副ジャーナル部37を回転可能に挟持する半円筒状の副軸受部30がそれぞれ凹設されている。
シリンダブロック21は、一体鋳造で製作され、複数の気筒つまりシリンダボア28が機関前後方向つまり気筒列方向に並んで形成されている。バルクヘッド12は、シリンダブロック21と一体的に形成され、隣り合うシリンダボア28の間及び気筒列両端をシリンダボア28の下端部から下方へ向けて垂れ下がる隔壁状・薄膜状をなしており、その両側縁がシリンダブロック21の内壁と一体的に接続している。
ラダーフレーム11は、複数の主ベアリングキャップ24を一体的に連結した格子状・梯子状の強度的に優れた骨格形状をなしており、その両側壁11A(図1参照)がシリンダブロック21の両側壁の下側に固定されている。すなわち、ラダーフレーム11はシリンダブロック21とともに内燃機関の外郭形状の一部を構成するものであり、従って、シリンダブロック21をブロックアッパ、ラダーフレーム11をブロックロアと称することもある。
図2の比較例では、ラダーフレーム11の各バルクヘッド12と副ベアリングキャップ29とが、締結具としての4本の固定ボルト22,27,28,31によってシリンダブロック21側へ締結・固定されている。なお、図面では便宜上、各固定ボルトが挿通するボルト穴に参照符号22,27,28,31を付している。具体的には、主軸受部25の軸受剛性を確保して主合わせ面23の開口を防止するために、主軸受部25の両側に2本の主固定ボルト22,27が配設され、また、副軸受部30の軸受剛性を確保して副合わせ面13の開口を防止するために、副軸受部30の両側に2本の副固定ボルト28,31が配設されている。このため、主軸受部25と副軸受部30の間には主固定ボルト27と副固定ボルト28の2本が並設されることとなる。ラダーフレーム11の主ベアリングキャップ24は、クランクシャフト4からの大きな荷重を支持するために、シリンダブロック21に比して熱膨張率の異なる高剛性の材料を用いて鋳造された、いわゆる鋳込みキャップとなっている。
このような比較例では、以下のような課題が残る。ラダーフレーム11の主ベアリングキャップ24にはシリンダブロック21とは熱膨張率の異なる材料が用いられている。よって、使用時の温度変化によって、バルクヘッド12と主ベアリングキャップ24の主合わせ面23がずれて、固定ボルトの耐久性の低下や微小摩耗の発生を招くおそれがある。また、主合わせ面23や主軸受部25の形状が変化して、主合わせ面23での密着面積が減少し、主軸受部25や固定ボルトの剛性・耐久性の低下を招くおそれがある。
また、合わせ面に沿う機関幅方向(図2の左右方向)で、主軸受部25と副軸受部30との間に2本の固定ボルト27、28が近接して設けられているため、締付時の軸力に対する強度・剛性を確保するために、重量・寸法が比較的大きなものとなる。更に、固定ボルト27,28の雄ネジが噛み合う雌ネジ部をラダーフレーム11に設けると、上記複リンク機構の構造上、燃焼荷重の入力時に主軸受部25が受ける荷重の方向26と、副軸受部30が受ける荷重の方向32が概ね反対の方向となるために、雌ネジ部周辺に大きな内力を発生し、固定ボルトの締結力や耐久性の確保が非常に困難となる。
後述する実施例はこれらの課題に鑑みてなされたものである。なお、上記の比較例と同一構成要素には同じ参照符号を付し、重複する説明を適宜省略する。
図3は本発明の第1実施例を示し、固定ボルトの中心軸を含む縦断面形状を示している。この第1実施例では、主ベアリングキャップ24と副ベアリングキャップ29とが、3本の固定ボルト22,31,103によって、シリンダブロック21の各バルクヘッド12へ締結・固定されている。すなわち、合わせ面に沿う機関幅方向(図3の左右方向)で主軸受部25と副軸受部30の間には、一本の中間固定ボルト(中間締結具)103のみが配設されている。なお、上記の比較例と同様、図面では便宜上、固定ボルトが挿通するボルト穴に参照符号22,31,103を付している。つまり、中間固定ボルト103は、主軸受部25の側部に配置される主固定ボルトとしての機能と、副軸受部30の側部に配置される副固定ボルトとしての機能を兼用するものとなっている。
主合わせ面23を構成するバルクヘッド12下面と、主ベアリングキャップ24の上面には、上記の比較例と同様、クランクシャフト4の主ジャーナル部36を回転可能に挟持する半円筒状の主軸受部25がそれぞれ形成されている。
そして本実施例では、主合わせ面23を構成する一方のバルクヘッド12の下面に、他方の主ベアリングキャップ24の上面に対して凹んだ主凹部の主凹部104が形成されている。この主凹部104は、応力集中を招くことのないように気筒列方向にのびる所定の曲率半径を有する滑らかな半円弧形状に凹設されており、図3に示す組付状態では、互いに突き合わせて固定されるバルクヘッド12を気筒列方向に貫通する断面半円状の貫通穴となっている。
この主凹部104は、機関幅方向で主軸受部25と副軸受部30との間に配置されており、より詳しくは、副軸受部30に比して主軸受部25寄りにオフセットして配置されている。これによって、主凹部104と主軸受部25の内面との間に残される主軸受部25の幅D1が、他方の主固定ボルト22と主軸受部25の内面との間に残される主軸受部25の幅と同程度となり、主固定ボルト22側と同様、中間固定ボルト103の締結軸力が主軸受部25に良好に作用するようになっている。
機関幅方向に関し、中間固定ボルト103は、主軸受部25と副軸受部30との中央位置よりも副軸受部30寄りに配置されており、かつ、主凹部104の中央位置よりも副軸受部30寄りに配置されている。従って、中間固定ボルト103を、他方の副固定ボルト31と同様、副軸受部30に十分に近接して配置することができ、副軸受部30に十分あ軸受剛性を確保して副合わせ面13の口開きを防止することができる。
ラダーフレーム11の鋳造時には、主ベアリングキャップ24、特に主軸受部25,副軸受部30の近傍に、シリンダブロック21とは熱膨張率の異なる強度・剛性の高い材料が用いられる。このため、主合わせ面23では熱膨張率の異なるバルクヘッド12と主ベアリングキャップ24とが互いに突き合わされることとなるものの、本実施例では、主凹部104によって、熱膨張率の相違に起因する主合わせ面23のずれや密着面積の減少を有効に低減・回避することができる。
また、主凹部104と主軸受部25の内面との距離D1を十分に短くすることによって、中間固定ボルト103の軸力を主軸受部25に良好に伝達させて、主合わせ面23の中でも主軸受部25の近傍部分D1の面圧を有効に向上し、主軸受部25の軸受強度・剛性を高め、燃焼荷重等の荷重を受けた際の主合わせ面23の開口いわゆる口開きを有効に防止することができる。
副軸受部30と主軸受部25との間に一本の中間固定ボルト103しか設けていないので、上記の比較例のように2本の固定ボルトを設ける場合に比して、ボルト本数つまり部品点数の低下とともに、軽量化・小型化・簡素化及び低コスト化を図ることができる。
隔壁状をなすバルクヘッド12の中で、主軸受部25の周囲には、カウンタウェイト4B(図1参照)との接触を防止するために、他の部分に比して軸方向に薄肉化された薄肉部116が設けられている。従って、薄肉部116が存在する部分に雌ネジ部を設けると、十分な軸力を確保できなかったり、各軸受部25、30からの荷重を受けた際に十分な耐久性を確保できない懸念が生じる。
本実施例では、主凹部104を中間固定ボルト103と交差・ラップするように設けている。つまり中間固定ボルト103は、主凹部104を貫通するように設定されており、この主凹部104の貫通分、他の固定ボルト22,31に比して軸方向寸法が長く設定されている。すなわち、バルクヘッド12には各固定ボルトの雄ネジ部が噛み合う雌ネジ部105,105Aが穿設されており、これら雌ネジ部は、所定の締結力が得られるようにほぼ同一長さに設定される。このような雌ネジ部の中で、中間固定ボルト103の雄ネジが噛み合う雌ネジ部105が、他の雌ネジ部105Aに比して、主凹部104の分、機関上方寄り、つまりバルクヘッド12の下面に対して奥まった位置に配置されている。この結果、中間固定ボルト103用の雌ネジ部105を、上記の薄肉部116から外れた位置に配置することができ、雌ネジ部105での肉厚を十分に確保することができる。このように、中間固定ボルト103が貫通する主凹部104の高さを適切に設定することにより、この中間固定ボルト103が噛み合う雌ネジ部105が薄肉部116に形成されることを回避することができる。
気筒列方向に配列される複数のバルクヘッド12に形成される主凹部104が、クランク軸方向に貫通する断面半円形状をなしている。従って、全てのバルクヘッド12に対して、単一の切削加工によって主凹部104を一斉に形成することができ、これらの主凹部104を容易に形成することができる。
シリンダブロック21の構成によっては、中間固定ボルト103の雌ネジ部105の先端近傍にオイル通路等が位置する場合があり、この雌ネジ部105を、あまり奥側(機関上方側)へ配置させることができない場合がある。そこで、図4に示す第2実施例では、第1実施例に対して貫通穴である主凹部108の形状を異ならせている。具体的には、第1実施例に比して、主凹部108の曲率半径が大きく設定されており、全周に対する割合が半分(半円)よりも小さい部分的な円弧形状に設定されている。つまり、この主凹部108は、第1実施例の主凹部104に比して、主合わせ面23に沿う機関幅方向に長く、機関上下方向に短い、横長形状となっている。この第2実施例によれば、図3に示す第1実施例とほぼ同様の効果を得ることができることに加え、主凹部108側の主軸受部25の幅D1を所定寸法としつつ、主凹部108の高さを低く抑制し、この主凹部108を貫通する中間固定ボルト103の雌ネジ部105の上端を比較的低い位置符号に設定することができる。
図5に示す第3実施例では、主凹部110が楕円の一部である点で、上記第2実施例と異なっている。この第3実施例では、主凹部110を機関幅方向に長尺な楕円形状、詳しくは仮想楕円の一部をなす形状として、上記の第2実施例よりも更に機関幅方向に長尺な横長形状としている。この第3実施例によれば、更に主凹部110の高さを低く抑制して、雌ネジ部105の上端を低い位置に設定することができる。
図6〜8は第4実施例を示している。図6に示すように、この第4実施例では、貫通穴である主凹部112がラダーフレーム11側に設けられている。つまり、主合わせ面23を構成するバルクヘッド12の下面と主ベアリングキャップ24の上面のうち、主ベアリングキャップ24の上面に、円弧状に凹んだ主凹部112が形成されている。この第4実施例においても、上記の第1〜3実施例と同様、熱膨張率の相違にに起因する主合わせ面23のずれや密着面積の低下を低減・回避できるとともに、この主合わせ面23の中で主軸受部25の近傍部分の面圧を効果的に向上し、軸受強度の向上及び口開きの防止を図ることができる。
図7は、ラダーフレーム11の内部の材質の分布を示す特性図である。主軸受部25の軸方向に沿う深さ方向について、領域132は深さ方向全てが母材の領域、領域130は深さ方向全てが母材に比して強度・剛性が高く熱膨張率の異なる材料により形成された鋳込みキャップ領域、領域131は表面近傍が母材で、内側が上記熱膨張率の異なる材料である領域を示している。図8は、図7のA−A線に沿う断面図であり、同図では領域131Aの部分が母材で構成されている。
図7,8に示すように、主軸受部25及び副軸受部30の周囲に加え、主凹部112の周囲にわたって、その軸受強度・剛性を確保するために、鋳込みキャップ領域130とされており、材料コストを抑制しつつ、高い軸受強度・剛性を確保して、口開きを防止することができる。また、本実施例のようにラダーフレーム11側に主凹部112を形成する場合、この主凹部112をラダーフレームの鋳造時に同時に形成することができ、上記第1〜3実施例のように主凹部を鋳造後の切削加工により形成する必要がない。
図9に示す第4実施例では、上記第1〜3実施例と同様、主合わせ面23を構成するバルクヘッド12の下面に主凹部114が形成されている。そして、主ベアリングキャップ24と副ベアリングキャップ29とが突き合わされる副合わせ面13の一方、この実施例では主ベアリングキャップ24の下面にも、他方に対して凹んだ副凹部118が形成されている。この副凹部118は、上記の主凹部114と同様、機関幅方向で主軸受部25と副軸受部30との間に配置されており、副軸受部30の軸受強度・剛性を確保するために、この副軸受部30に十分に近接して配置されている。このような副凹部118により、上記の主凹部の場合と同様、副軸受部30の軸受強度・剛性を向上できるとともに、副合わせ面13の口開きを防止することができる。
以上の説明より把握し得る本発明の特徴的な技術思想について、上記実施例を参照しつつ列記する。但し、本発明は参照符号を付した実施例の構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形・変更を含むものである。例えば、主凹部や副凹部の形状は、上記実施例のようにクランク軸方向に均一断面の円弧・楕円形状に限られるものではなく、断面矩形であっても良く、また、クランク軸方向に貫通していないスポット状・穴状のものであっても良い。
(1)シリンダブロック21のバルクヘッド12と、主ベアリングキャップ24と、の互いに突き合わされる主合わせ面23に、クランクシャフト4の主ジャーナル部36を回転可能に挟持する半円筒状の主軸受部25がそれぞれ形成され、かつ、上記バルクヘッド12と主ベアリングキャップ24の主合わせ面23の一方に、他方に対して凹んだ主凹部104,108,110,112,114が凹設されている。つまり、主凹部を凹設することによって、主合わせ面23の実質的な面積を、バルクヘッド12と主ベアリングキャップ24とで互いに異ならせている。
このような主凹部を設けることによって、主合わせ面23での密着面積を減少して、その面圧を高めることができ、主軸受部25の軸受剛性を高めて、口開きを防止することができる。
(2)また、例えば主ベアリングキャップ24が剛性の高い材料を用いて鋳造され、主合わせ面23でシリンダブロック21のバルクヘッド12と主ベアリングキャップ24との熱膨張率が異なる場合にも、主凹部により熱膨張率の相違に起因する合わせ面23のずれを吸収し、耐久性・信頼性を向上することができる。
(3)クランクシャフト4の斜め下方に副シャフト7が平行に配置され、上記主ベアリングキャップ24と、この主ベアリングキャップ24の下側に固定される副ベアリングキャップ29と、の互いに突き合わされる副合わせ面13に、上記副シャフト7を回転可能に挟持する半円筒状の副軸受部30がそれぞれ形成され、上記主凹部104,108,110,112,114は、主合わせ面23に沿う方向(機関幅方向)について主軸受部25と副軸受部30との間に配置されている。従って、主凹部を主軸受部25に十分に近づけて配置することにより、この主軸受部25の面圧を有効に高めて、軸受剛性を向上し、主合わせ面23の開口を防止することができる。
(4)上記副ベアリングキャップ29と主ベアリングキャップ24の双方を貫通してシリンダブロック21に嵌合し、副ベアリングキャップ29と主ベアリングキャップ24とをシリンダブロック21に締結する複数の締結具22,31,103を有している。従って、高い軸力を確保しつつ、ボルト等の締結具の本数の低減化による構成の簡素化を図ることができる。
(5)上記クランクシャフト4と副シャフト7との間には、一本の中間締結具103のみが設けられている。従って、この中間締結具103が主軸受部25に対する締結具としての機能と副軸受部30に対する締結具としての機能を兼用する形となり、両軸受部間に複数本の締結具が設けられる場合に比して、部品点数が低減されるとともに、小型・軽量化を図ることができる。
(6)上記中間締結具103は、主凹部104,108,110,112,114を貫通するように設定されている。つまり主凹部を迂回するように中間締結具103を配設する必要はなく、中間締結具103の配設が主凹部によって拘束されず、レイアウトの自由度が高く、また、主合わせ面23に沿う方向(機関幅方向)での寸法の短縮化を図ることができる。そして、このように中間締結具103と主凹部とをラップさせることによって、中間締結具103を主軸受部25から比較的離間させつつ、主凹部を主軸受部25に十分に近づけて、中間締結具103の軸力を、主凹部の周囲を介して主軸受部25に良好に伝達することができ、この部分の面圧を局所的に高めることができる。
(7)バルクヘッド12には、上記主凹部が形成されるとともに、上記締結具22,31,103の雄ネジ部が噛み合う所定長さの複数の雌ネジ部105,105Aが穿設されている。つまり、所定の締結力を確保するように、雌ネジ部105,105Aにはほぼ同じ長さが確保される。そして、中間締結具を除く締結具22,31の雌ネジ部105Aの下端はバルクヘッド12の主合わせ面23に開口している一方、中間締結具103の雌ネジ部105の下端は主凹部の内面に開口している。このため、中間締結具103が他の締結具22,31よりも長くなって、中間締結具103の雌ネジ部105が主合わせ面23から離れて配置されることとなる。従って、例えばバルクヘッド12の主軸受部25の周囲にカウンタウェイト4Bとの干渉を防ぐために軸方向に薄肉化された薄肉部116が設けられる場合にも、上記の雌ネジ部105を薄肉部116から外して配置することができ、高い軸力をかけることができるので、その信頼性・耐久性が向上する。
但し、バルクヘッド12の内部に形成されるオイル通路等の関係で、中間締結具103の雌ネジ部105をあまり機関上方側へ配置することができない場合には、図5や図6に示すように、主凹部110,112を、合わせ面に沿う方向に長い横長形状として、雌ネジ部105の位置を低くすれば良い。
(8)主合わせ面23に沿う方向で、上記中間締結具103は、主軸受部25よりも副軸受部30寄りに配置されるとともに、副軸受部30と反対側の主軸受部25の側部に配置される主締結具22よりも主軸受部25から離れて配置されている。また、上記主凹部は、中間締結具103よりも主軸受部25寄りに配置されている。
このようなレイアウトとすることにより、主凹部を主軸受部25の内面に十分に近づけて、主軸受部25の面圧を局所的に高めて、その軸受剛性を高くできるとともに、中間締結具103を副軸受部30の内面に十分に近づけて、高い軸受剛性を高く確保することができる。
(9)上記両副合わせ面13の一方に、他方に対して凹んだ副凹部118が形成されている。この副凹部118によって、上記の主凹部の場合と同様、副軸受部30の軸受強度・剛性を向上できるとともに、副合わせ面13の口開きを防止することができる。
(10)主凹部は、バルクヘッド12をクランク軸方向に貫通する均一断面形状をなしている。従って、各気筒間及び気筒列両端に配置される複数のバルクヘッド12に対し、単一の切削加工により複数の主凹部を一斉かつ容易に形成することができる。
(11)上記主凹部104,108,110,112,114が主ベアリンクキャップに形成されている。この場合、主ベアリングキャップ24の鋳造時に主凹部を同時に形成することが可能であり、シリンダブロック側に主凹部を後加工により形成する場合に比して、製造が容易でコスト的にも有利である。
(12)典型的には、クランクシャフト4のクランクピン5に回転可能に取付けられるロアリンク6と、このロアリンク6とピストン1のピストンピン2とを連結するアッパリンク3と、一端がロアリンク6又はアッパリンク3に取付けられ、他端が上記副シャフト7に回転可能に取付けられるコントロールリンク8と、を有している。
(13)そして、上記副シャフト7が、この副シャフト7の副ジャーナル部37に対して偏心した制御カム7Aを備えるコントロールシャフトであり、上記コントロールシャフト7の副ジャーナル部37に対して偏心する円形の制御カム7Aの外周に、上記コントロールリンク8の他端が回転可能に取付けられており、かつ、上記コントロールシャフト7の回転位置を変更・保持する可変圧縮比アクチュエータを備える。
本発明に係る複リンク式ピストン−クランク機構の一例を示す構成図。 比較例に係る内燃機関を示す断面図。 本発明の第1実施例に係る内燃機関を示す断面図。 本発明の第2実施例に係る内燃機関を示す断面図。 本発明の第3実施例に係る内燃機関を示す断面図。 本発明の第4実施例に係る内燃機関を示す断面図。 上記第4実施例の主ベアリングキャップ24における母材と高剛性材との分布を示す説明図。 図7のA−A線に沿う断面図。 本発明の第5実施例に係る内燃機関を示す断面図。
符号の説明
4…クランクシャフト
8…コントロールシャフト(副シャフト)
11…ラダーフレーム
12…バルクヘッド
13…副合わせ面
21…シリンダブロック
22,31…固定ボルト(締結具)
23…主合わせ面
24…主ベアリングキャップ
25…主軸受部
29…副ベアリングキャップ
30…副軸受部
36…主ジャーナル部
37…副ジャーナル部
103…中間固定ボルト(中間締結具)
104,108,110,112,114…主凹部
105,105A…雌ネジ部
116…薄肉部
118…副凹部

Claims (13)

  1. シリンダブロックのバルクヘッドと、主ベアリングキャップと、の互いに突き合わされる主合わせ面に、クランクシャフトの主ジャーナル部を回転可能に挟持する半円筒状の主軸受部がそれぞれ形成され、
    かつ、上記主合わせ面の一方に、他方に対して凹んだ主凹部が凹設されていることを特徴とする内燃機関。
  2. 上記合わせ面での主ベアリングキャップとシリンダブロックとの熱膨張率が異なることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
  3. クランクシャフトの斜め下方に副シャフトが平行に配置され、
    上記主ベアリングキャップと、この主ベアリングキャップの下側に固定される副ベアリングキャップと、の互いに突き合わされる副合わせ面に、上記副シャフトを回転可能に挟持する半円筒状の副軸受部がそれぞれ形成されており、
    主合わせ面に沿う方向について、上記主凹部が主軸受部と副軸受部との間に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関。
  4. 上記副ベアリングキャップと主ベアリングキャップの双方を貫通してシリンダブロックに嵌合し、副ベアリングキャップと主ベアリングキャップとをシリンダブロックに締結する複数の締結具を有することを特徴とする請求項3に記載の内燃機関。
  5. 上記クランクシャフトと副シャフトとの間には、一本の中間締結具のみが設けられていることを特徴とする請求項4に記載の内燃機関。
  6. 上記中間締結具が主凹部を貫通していることを特徴とする請求項5に記載の内燃機関。
  7. 上記バルクヘッドには、上記主凹部が形成されるとともに、上記締結具の雄ネジ部が噛み合う所定長さの複数の雌ネジ部が穿設されており、
    中間締結具を除く締結具の雌ネジ部の下端はバルクヘッドの合わせ面に開口しており、中間締結具の雌ネジ部の下端は主凹部の内面に開口していることを特徴とする請求項6に記載の内燃機関。
  8. 主合わせ面に沿う方向で、上記中間締結具は、主軸受部よりも副軸受部寄りに配置されるとともに、副軸受部と反対側の主軸受部の側部に配置される主締結具よりも主軸受部から離れて配置され、かつ、上記主凹部は、中間締結具よりも主軸受部寄りに配置されていることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の内燃機関。
  9. 上記主ベアリングキャップと副ベアリングキャップとが突き合わされる副合わせ面の一方に、他方に対して凹んだ副凹部が形成されていることを特徴とする請求項3〜8のいずれかに記載の内燃機関。
  10. 上記主凹部がバルクヘッドをクランク軸方向に貫通する均一断面形状をなしていることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の内燃機関。
  11. 上記主凹部が主ベアリンクキャップに形成されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の内燃機関。
  12. クランクシャフトのクランクピンに回転可能に取付けられるロアリンクと、
    このロアリンクとピストンのピストンピンとを連結するアッパリンクと、
    一端がロアリンク又はアッパリンクに取付けられ、他端が上記副シャフトに回転可能に取付けられるコントロールリンクと、
    を有することを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の内燃機関。
  13. 上記副シャフトが、この副シャフトの回転中心に対して偏心した制御カムを備えるコントロールシャフトであり、
    上記コントロールシャフトの回転中心に対して偏心する円形の制御カムの外周に、上記コントロールリンクの他端が回転可能に取付けられており、
    かつ、上記コントロールシャフトの回転位置を変更・保持する可変圧縮比アクチュエータを備えることを特徴とする請求項12に記載の内燃機関。
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