JP2007190359A - 座位変換可能な椅子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造でティルティング機能およびリクライニング機能の両方に対応した座位変換可能な椅子装置を提供する。
【解決手段】着座シート5が載置されるシートアンダーフレーム16と背もたれ部6を構成するシートバックフレーム17と、これらを一体的に支持するマウントフレーム15とリクライニング機構21を駆動するリクライニングアクチュエータ19とで椅子装置3を構成し、リクライニングアクチュエータ19でシートバックフレーム17を前後傾動可能に支持し、シートアンダーフレーム16の後端部をマウントフレーム15の後部またはシートバックフレーム17の下部のいずれか一方で軸支し上下揺動自在に形成すると共に、シートバックフレーム17とシートアンダーフレーム16との相対的傾動角度を変更可能なリクライニング位置と、傾動角度を所定角度に固定するティルト位置とを選択的に切換え可能な切換え手段31Bを設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、座位変換可能な椅子装置に関する。
座位を変換可能な椅子の主な使用者の中には、下半身のみならず上半身の可動部位に制限がある使用者もいる。そのような障害を持つ使用者は自身による座位変換、体圧分散、シットアップによる除圧ができないため、電動リクライニングやティルティングにより体圧を分散し、二次障害や蓐瘡を予防している。
ところで、従来のリクライニングタイプの椅子は座位変換中に椅子に対して体がずれるという現象が発生しやすく、ずれが発生した後は使用者の体の自由が利かなくなる等の不具合が生じていた。この問題に対応するため、近年ティルティング機能を持つ椅子が注目され、体の角度を変えることなく体圧分散が可能になっている。
ところでこのティルティング機能を持つ椅子にはティルティング機能のみを持つものと、ティルティング機能およびリクライニング機能の両方を持つものがあり、後者のほうが使用者には使いやすい。
しかしながら、現存する後者ではリクライニング用とティルティング用とにそれぞれ専用のアクチュエータを用いているため、部品点数や重量が増え、コスト高でもあった。
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、簡単な構造でティルティング機能およびリクライニング機能の両方に対応した座位変換可能な椅子装置を提供することを目的とする。
本発明に係る座位変換可能な椅子装置は、上述した課題を解決するために、請求項1に記載したように、腰掛けた利用者の臀部および大腿部を支える着座シートと、上記利用者の背部を支える背もたれ部と、この背もたれ部を上記着座シートに対して傾動させるリクライニング機構とを備えた椅子装置において、上記着座シートと、この着座シートが載置されるシートアンダーフレームと、背当て部材を支持して上記背もたれ部を構成するシートバックフレームと、これらを一体的に支持するマウントフレームと、上記リクライニング機構を駆動するリクライニングアクチュエータとで上記椅子装置を構成し、上記シートバックフレームの下端部を上記マウントフレームの後部に設けた支軸で前後に揺動自在に軸支すると共に、上記シートバックフレームと上記マウントフレームとの間に上記リクライニングアクチュエータを設けて上記シートバックフレームを前後に傾動可能に支持する一方、上記シートアンダーフレームの後端部を上記マウントフレームの後部または上記シートバックフレームの下部のいずれか一方で軸支し、前部を上記マウントフレームの前部に設けた支持部に載置して上下方向へ揺動自在に形成すると共に、上記シートバックフレームと上記シートアンダーフレームとの相対的な傾動角度を自在に変更可能なリクライニング位置と、上記傾動角度を所定の角度に固定するティルト位置とを選択的に切換え可能な切換え手段を設けたものである。
また、上述した課題を解決するために、請求項2に記載したように、上記シートアンダーフレームの前端に、上端部に設けた支軸を中心に前後へ揺動可能に軸支され、その下端部に利用者が足を置く足置き部を備えたフットレストを設けると共に、このフットレストを、リクライニングリンクロッドによって上記シートバックフレームの下端部と連結して上記背もたれ部の前後方向への傾動と連動可能に形成すると共に、上記リクライニング位置とティルト位置とを選択的に切換え可能な切換え手段を上記フットレストの上端軸支部近傍または上記シートアンダーフレーム後端部の上記シートバックフレームとの軸支部近傍のいずれか一方に設けたものである。
さらに、上述した課題を解決するために、請求項3に記載したように、上記切換え手段は、基端部を上記フットレストの上端軸支部近傍で上記リクライニングリンクロッドの連結部との間に揺動自在に軸支し、先端に係合カギ部を設けて上記シートアンダーフレームに設けられた係止部と係脱可能に形成したティルトロックアームと、このティルトロックアームをその係合カギ部が上記係止部に係合するティルト位置へ付勢可能な係合操作手段とで構成したものである。
そして、上述した課題を解決するために、請求項4に記載したように、上記切換え手段は、上記シートアンダーフレーム後端部の上記シートバックフレーム下部への軸支部近傍に設けられた、係止部を備えたロックプレートと、上記シートバックフレーム下部の上記軸支部近傍に揺動自在に設けられた、先端に係合爪部を設けて上記ロックプレートに設けられた係止部に係脱自在に形成したティルトロックアームと、このティルトロックアームをその係合爪部が上記係止部に係合するティルト位置と離脱するリクライニング位置とへ選択的に付勢可能な係合操作手段とで構成したものである。
そしてまた、上述した課題を解決するために、請求項5に記載したように、上記切換え手段のロックプレートを上記ティルトロックアームの係合爪部との係止部を複数段備えた歯車状に形成すると共に、上記係合操作手段には上記ティルトロックアームをティルト位置へ弾発的に付勢する弾発付勢手段を備えて上記シートアンダーフレームと上記シートバックフレームとの相対的な傾動角度が狭まる段への回動を許容する一方で逆方向への回動を規制するラチェット機構を形成したものである。
また、上述した課題を解決するために、請求項6に記載したように、上記係合操作手段は、上記ティルトロックアームが上記シートアンダーフレームと係合状態にあるときには、上記ティルトロックアームに対して遊動自在に形成されたものである。
さらに、上述した課題を解決するために、請求項7に記載したように、上記係合操作手段は、手動によって操作する切換え摘みを備えたものである。
さらにまた、上述した課題を解決するために、請求項8に記載したように、上記係合操作手段は、電気的に作動する電動アクチュエータによって操作可能に構成されたものである。
そして、上述した課題を解決するために、請求項9に記載したように、上記座位変換可能な椅子装置は、バッテリの電力によって駆動される電動モータの動力で走行する電動式車椅子の椅子装置としたものである。
そしてまた、上述した課題を解決するために、請求項10に記載したように、上記リクライニングアクチュエータがバッテリあるいは家庭用電源の電力の少なくとも一方によって駆動される電動のアクチュエータとしたものである。
本発明に係る座位変換可能な椅子装置によれば、一本のリクライニングアクチュエータのみで椅子装置をリクライニング位置とティルト位置とが選択的に切換え可能となるので、部品点数や重量を削減でき、安価な車両を提供することができる。また、切換え手段の構造および操作が簡単なので、利用者自身が容易に切換え可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る座位変換可能な椅子装置を適用した電動式車椅子の左側面図である。また、図2はこの電動式車椅子の後面(背面)図である。図1および図2に示すように、この車椅子1は例えば鋼管やアルミニウム管等を組み合わせた車体フレーム2を備え、この車体フレーム2に座位変換可能椅子装置3が搭載される。
車体フレーム2の略中央部には利用者4の臀部および大腿部を支える着座シート5が設けられる。また、この着座シート5の後方には利用者4の背部を支える背もたれ部6が設けられると共に、この着座シート5の前方には折り畳み可能な左右一対のフットレスト7が設けられる。さらに、着座シート5の左右上部には一対のアームレスト8が設けられる。
車体フレーム2の後下部には左右一対の後輪9が駆動輪として回動自在に軸着される。一方、車体フレーム2の前下部には左右一対のキャスター型前輪10が操舵輪として設けられる。また、左右の後輪9の内側には後輪9駆動用の電動モータ(図示せず)を内装した駆動ユニット11がそれぞれの後輪9に装着される。さらに、着座シート5の下方、駆動ユニット11の前方には電動モータ駆動用のバッテリ12が配置される。
一方、例えば右側のアームレスト8前端にはコントローラケース13が取り付けられる。このコントローラケース13の上面には利用者4が車椅子1の進行方向および進行速度を制御可能な例えばジョイスティックレバー14が直立状態で設けられると共に、バッテリ12の残量や走行可能時間等を表示する図示しない表示部も設けられる。
図3は、椅子装置3の左側面図である。図1〜図3に示すように、椅子装置3は主に駆動ユニット11およびバッテリ12の上方に配置されたマウントフレーム15と、着座シート5を載置するシートアンダーフレーム16と、背当て部材6aを支持する背もたれ部6を構成するシートバックフレーム17とから構成され、シートアンダーフレーム16およびシートバックフレーム17はマウントフレーム15によって一体的に支持される。
図4は、椅子装置3の要部の拡大左側面図である。図1〜図4に示すように、シートバックフレーム17は、その下部がマウントフレーム15後部に設けられた支軸18によって前後方向に揺動自在に軸支される。また、シートバックフレーム17の略中央部とマウントフレーム15後部との間には、上記バッテリ12あるいは家庭用電源の電力の少なくとも一方によって駆動される電動のリクライニングアクチュエータ19が架設され、このリクライニングアクチュエータ19によってシートバックフレーム17が前後方向に傾動可能に支持される。
そして、このリクライニングアクチュエータ19は、例えばシートバックフレーム17に設けられたリクライニングコントローラ20からの信号に従って伸縮し、シートバックフレーム17の角度を変更することによりリクライニング機構21が構成される。なお、リクライニングコントローラ20は、例えばアームレスト8前端のコントローラケース13に設けられたリクライニングスイッチ22によって制御される。
一方、シートアンダーフレーム16は、その後端部がマウントフレーム15後部またはシートバックフレーム17の下部のいずれかに設けられた支軸23によって上下方向に揺動自在に軸支される。なお、シートアンダーフレーム16の前部はマウントフレーム15の前部に設けられた支持部24に載置され、その下方への揺動が規制される。また、前記フットレスト7は、その上端部がシートアンダーフレーム16前部に設けられた支軸25によって前後方向に揺動自在に軸支される。そして、フットレスト7はその下端部に利用者4が足を置く足置き部26が設けられる。
マウントフレーム15後部に設けられた、シートバックフレーム17の下部を軸支する支軸18より下方に位置するシートバックフレーム17の下端部にはリクライニングリンクロッド27の後端部が支軸28によって回動自在に軸支されると共に、リクライニングリンクロッド27の前端部は、フットレスト7の上端部をシートアンダーフレーム16前部に軸支する支軸25より下方に位置するフットレスト7の上部に支軸29によって回動自在に軸支される。
そして、リクライニングアクチュエータ19の伸縮によってシートバックフレーム17が支軸18を中心に回動すると、同時にリクライニングリンクロッド27がフットレスト7を押して、フットレスト7が支軸25を中心に回動し、背もたれ部6と連動してフットレスト7が動き、図5に示すように、椅子装置3はリクライニング位置となる。
このとき、図3に一点差線で示すように、支軸18、支軸25、支軸28および支軸29の間で四辺形リンク30が構成される。そして、リクライニングアクチュエータ19の長さXを変更することにより、この四辺形リンク30が変形し、リクライニング動作を行う。
ところで、この四辺形リンク30の一角の角度θ1又はθ2を固定すると、四辺の長さは一定となるので、四辺形は変形することができなくなる。この状態でリクライニングアクチュエータ19を伸縮させると、図6に示すように、四辺形全体が支軸18を中心に同転し、椅子装置3はいわゆるティルト位置となる。そして、この椅子装置3には、リクライニング位置とティルト位置とが選択的に切換え可能な切換え手段31が、例えばフットレスト7上端の軸支部近傍に設けられる。
図7および図8は切換え手段31の第一実施形態を示すものであり、図7は左側フットレスト7上端の軸支部近傍を左前から、図8は同箇所を右前から眺めた図である。図7および図8に示すように、シートアンダーフレーム16の先端には上方に向かって延びる板状のステー32が設けられると共に、左側フットレスト7の上端部も板状のステー形状部33に形成され、これらのステー32およびステー形状部33の各上端部が、例えばステー形状部33を外側に配置された状態で前記支軸25によって軸着される。
ステー32の、支軸25下方部位からは外方に向かってボルト34が突設されると共に、ステー形状部33にはこのボルト34が挿通可能な弧状の長穴35が形成され、この長穴35に挿通されたボルト34の端部には締め付け部材36を介して締め付けハンドル37の基端部が螺着されて切換え手段31Aを構成する。
すなわち、締め付けハンドル37を緩めた状態では、フットレスト7はシートアンダーフレーム16に対して長穴35の範囲内で回動可能となり、リクライニングアクチュエータ19の作動により椅子装置3をリクライニング位置とすることが可能となる。一方、締め付けハンドル37を締めた状態では、フットレスト7はシートアンダーフレーム16に対して回動不可能となり、四辺形リンク30の一角の例えば角度θ1が固定されるため、リクライニングアクチュエータ19を作動させると椅子装置3はティルト位置となる。
図9および図10は切換え手段31の第二実施形態を示すものであり、図9は左側フットレスト7上端の軸支部近傍を左前から、図10は同箇所を右前から眺めた図である。なお、第一実施形態と同一の構成部材には同一の符号を付して説明を省略する。
図9および図10に示すように、左右のフットレスト7を連結する連結部材38にはステー39が設けられ、このステー39にリクライニングリンクロッド27の前端部が支軸29によって軸支される。そして、この軸支部と左側フットレスト7上端部のステー形状部33との間にはティルトロックアーム40が配置される。
ティルトロックアーム40は左側フットレスト7上端部のステー形状部33の、例えばシートアンダーフレーム16の先端と左側フットレスト7上端部との連結部(支軸25)下方に支軸41によって揺動自在に軸支される。支軸41の一端はステー形状部33の外方に突出し、この突出端にティルトロックアーム40を手動で回動操作可能にする切換え摘み42が設けられる。
一方、ティルトロックアーム40はその一端に、例えばシートアンダーフレーム16先端のステー32に設けられた係止部43に係脱可能に形成された係合カギ部44を有する。また、支軸41を挟んでティルトロックアーム40の他端にはこのティルトロックアーム40をその係合カギ部44が係合する位置に付勢可能な、例えばコイルスプリング等の係合操作手段45が設けられ、これらのティルトロックアーム40、係合操作手段45および切換え摘み42によって切換え手段31Bが構成される。
さらに、上記係合操作手段45は、ティルトロックアーム40の一端に設けられた係合カギ部44がシートアンダーフレーム16先端のステー32に設けられた係止部43に係合状態にあるときは、ティルトロックアーム40に対して遊動自在に形成される。
この第二実施形態に示す切換え手段31Bも第一実施形態に示す切換え手段31A同様、ティルトロックアーム40の係合カギ部44がシートアンダーフレーム16先端の係止部43に非係合状態では、フットレスト7はシートアンダーフレーム16に対して回動可能となり、リクライニングアクチュエータ19の作動により椅子装置3をリクライニング位置とすることが可能となる。一方、係合カギ部44が係止部43に係合状態では、フットレスト7はシートアンダーフレーム16に対して回動不可能となり、四辺形リンク30の一角の例えば角度θ1が固定されるため、リクライニングアクチュエータ19を作動させると椅子装置3はティルト位置となる。
図11は切換え手段31の第三実施形態を示すものであり、左側フットレスト7上端の軸支部近傍を右前から眺めた図である。なお、第二実施形態と同一の構成部材には同一の符号を付して説明を省略する。
図11に示すように、この第三実施形態に示す切換え手段31Cは第二実施形態に示す切換え手段31Bの変形例であり、第二実施形態に示す切換え手段31Bが手動でティルトロックアーム40を回動操作していたのに対し、この第三実施形態に示す切換え手段31Cは電気的に作動するティルトロックアクチュエータ46を備え、このティルトロックアクチュエータ46によってティルトロックアーム40を回動操作してティルトロックアーム40の係合カギ部44をシートアンダーフレーム16先端の係止部43に係脱させるようにしたものである。
ティルトロックアクチュエータ46は、詳細には図示しないが、例えばアームレスト8前端のコントローラケース13に設けられたティルトロックスイッチ(図示せず)によって遠隔操作される。
ところで、四辺形リンク30の一角を固定および解除することにより椅子装置3をリクライニング位置とティルト位置とに選択的に切換える方法として、上述した第一〜第三実施形態においては、例えば切換え手段31A〜31Cをフットレスト7上端の軸支部近傍に設けてフットレスト7をシートアンダーフレーム16に対して回動不可能とすることにより、四辺形リンク30の一角の角度θ1を固定する例を示したが、シートバックフレーム17をシートアンダーフレーム16に対して回動不可能とすることにより、四辺形リンク30の一角の角度θ2を固定させても同一の効果が得られる。
図12は、切換え手段31の第四実施形態を示すものであり、椅子装置3の右側面図である。また、図13はシートアンダーフレーム16後端部のシートバックフレーム17下部への軸支部近傍の拡大右側面図である。
図12および図13に示すように、シートバックフレーム17は、その下部がマウントフレーム15後部に設けられた支軸18によって前後方向に揺動自在に軸支されており、その軸支部近傍に位置するシートアンダーフレーム16の後端部にはロックプレート50が設けられる。また、このロックプレート50の例えば後部には複数段の係止部51が歯車状に形成される。
一方、シートバックフレーム17下部の上記軸支部近傍、ロックプレート50の後方にはティルトロックアーム52が揺動軸53によって揺動自在に軸支される。ティルトロックアーム52は、ストッパ54によってその揺動範囲が制限され、図13に示すように、実線で示すティルト位置および二点鎖線で示すリクライニング位置が設定される。また、ティルトロックアーム52の先端にはロックプレート50に設けられた複数段の係止部51に係脱自在な係合爪部55が設けられる。
さらに、このティルトロックアーム52をその係合爪部55が係止部51に係合するティルト位置と離脱するリクライニング位置とへ選択的に付勢可能な係合操作手段である切換えレバー56が例えばティルトロックアーム52上方のシートバックフレーム17下部に設けられ、この切換えレバー56にはティルトロックアーム52をティルト位置へ弾発的に付勢する弾発付勢手段としてのスプリング57が備えられる。
スプリング57は、切換えレバー56の動きをティルトロックアーム52に伝達すると同時に、切換えレバー56の位置に関わらずティルトロックアーム52がある程度自由に動く構造とされる。そして、上述したこれらの部材によって切換え手段31Dが構成される。
さらに、切換え手段31Dにはシートバックフレーム17とシートアンダーフレーム16との相対的な傾動角度が狭まる段への回動を許容する一方で逆方向への回動を規制するラチェット機構58が設けられる。
図14はリクライニング位置における切換え手段31Dの状態を、また、図15はティルト位置における切換え手段31Dの状態をそれぞれ示す図である。また、図16はティルトロックアーム52の係合爪部55がロックプレート50後部の係止部51に係合した状態を示す図である。
図14に示すように、切換えレバー56を例えば後方に倒した状態では、ティルトロックアーム52の係合爪部55とロックプレート50後部の係止部51とが非係合状態であるため、シートバックフレーム17はシートアンダーフレーム16に対して回動可能となり、リクライニングアクチュエータ19の作動により椅子装置3をリクライニング位置とすることが可能となる。一方、図15に示すように、切換えレバー56を例えば前方に倒した状態では、ティルトロックアーム52の係合爪部55とロックプレート50後部の係止部51とが係合状態となるため、シートバックフレーム17はシートアンダーフレーム16に対して回動不可能となり、四辺形リンク30の一角の例えば角度θ2が固定されるため、リクライニングアクチュエータ19を作動させると椅子装置3はティルト位置となる。
また、図16に示すように、切換えレバー56の倒し位置を変更させることにより複数段の係止部51への係合爪部55の係合位置を変更することができるので、ティルトアップ操作時のシートバックフレーム17とシートアンダーフレーム16との相対的傾斜角度を利用者の要望に応じて選択可能となる。
さらに、リクライニングアクチュエータ19が縮む方向(シートバックフレーム17が倒れる方向)ではティルトロックアーム52の係合爪部55とロックプレート50後部の係止部51とが係合状態となって両者が固定されるが、リクライニングアクチュエータ19が伸びる方向(シートバックフレーム17が起きる方向)では上述した係合状態が解除される構造、すなわちラチェット機構58を備えたことにより、ティルト状態が終了したあとは自動的にリクライニング動作に移る。その結果、利用者4はシートバックフレーム17をティルト開始角度以上の任意の角度に変更することができる。
図17は切換え手段31の第五実施形態を示すものであり、シートアンダーフレーム16後端部のシートバックフレーム17下部への軸支部近傍を右前から眺めた図である。なお、第四実施形態と同一の構成部材には同一の符号を付して説明を省略する。
図17に示すように、この第五実施形態に示す切換え手段31Eは第四実施形態に示す切換え手段31Dの変形例であり、第四実施形態に示す切換え手段31Dが手動で切換えレバー56を操作していたのに対し、この第五実施形態に示す切換え手段31Eは電気的に作動するティルトロックアクチュエータ59を備え、このティルトロックアクチュエータ59によってティルトロックアーム52を操作してティルトロックアーム52の係合爪部55をロックプレート50後部の係止部51に係脱させるようにしたものである。
ティルトロックアクチュエータ59は、詳細には図示しないが、例えばアームレスト8前端のコントローラケース13に設けられたティルトロックスイッチ(図示せず)によって遠隔操作される。
次に、本実施形態の作用について説明する。
椅子装置3を構成するシートバックフレーム17、シートアンダーフレーム16、フットレスト7およびリクライニングリンクロッド27の連結部によって構成される四辺形リンク30の一角の角度θ1又は角度θ2を、切換え手段31A〜31Dによって固定したり変更可能にしたりしたことにより、一本のリクライニングアクチュエータ19のみで椅子装置3をリクライニング位置とティルト位置とが選択的に切り換え可能となる。
その結果、従来の製品に比べて部品点数や重量を削減でき、安価な車両を提供することができる。また、切換え手段31A〜31Dの構造および操作が簡単なので、利用者4自身が容易に切換え可能となる。
また、ティルト状態においてはシートアンダーフレーム16とシートバックフレーム17とに利用者4の体重の殆どが作用しているため、シートアンダーフレーム16とシートバックフレーム17とが連結される支軸18(軸支部)近傍にシートアンダーフレーム16とシートバックフレーム17との相対的な傾斜角度を固定する切換え手段31Dを設ければ、シートアンダーフレーム16のがたつきが減少し、利用者4の使用感が向上すると共に、係合操作手段である切換えレバー56が利用者4の腰部近傍に配置可能となり、操作性が向上する。
本発明に係る座位変換可能な椅子装置の一実施形態を示す電動式車椅子の左側面図。 図1に示す電動式車椅子の後面(背面)図。 椅子装置の左側面図。 椅子装置の要部の拡大左側面図。 椅子装置のリクライニング位置を示す左側面図。 椅子装置のティルト位置を示す左側面図図。 切換え手段の第一実施形態を示すものであり、左側フットレスト上端の軸支部近傍を左前から眺めた図。 切換え手段の第一実施形態を示すものであり、左側フットレスト上端の軸支部近傍を右前から眺めた図。 切換え手段の第二実施形態を示すものであり、左側フットレスト上端の軸支部近傍を左前から眺めた図。 切換え手段の第二実施形態を示すものであり、左側フットレスト上端の軸支部近傍を右前から眺めた図。 切換え手段の第三実施形態を示すものであり、左側フットレスト上端の軸支部近傍を右前から眺めた図。 切換え手段の第四実施形態を示すものであり、椅子装置の右側面図。 シートアンダーフレーム後端部のシートバックフレーム下部への軸支部近傍の拡大右側面図。 リクライニング位置における切換え手段の状態を示す図。 ティルト位置における切換え手段の状態を示す図。 ティルトロックアームの係合爪部がロックプレート後部の係止部に係合した状態を示す図。 切換え手段の第五実施形態を示すものであり、シートアンダーフレーム後端部のシートバックフレーム下部への軸支部近傍を右前から眺めた図。
符号の説明
1 電動式車椅子
3 椅子装置
5 着座シート
6 背もたれ部
6a 背当て部材
7 フットレスト
12 バッテリ
15 マウントフレーム
16 シートアンダーフレーム
17 シートバックフレーム
18 支軸
19 リクライニングアクチュエータ
21 リクライニング機構
24 支持部
25 支軸
26 足置き部
27 リクライニングリンクロッド
31A〜31E 切換え手段
40,52 ティルトロックアーム
42 切換え摘み
43 係止部
44 係合カギ部
45 係合操作手段
46,59 ティルトロックアクチュエータ
50 ロックプレートの係止部
51 ロックプレート
55 ティルトロックアームの係合爪部
56 切換えレバー(係合操作手段)
57 スプリング(弾発付勢手段)
58 ラチェット機構

Claims (10)

  1. 腰掛けた利用者の臀部および大腿部を支える着座シートと、上記利用者の背部を支える背もたれ部と、この背もたれ部を上記着座シートに対して傾動させるリクライニング機構とを備えた椅子装置において、上記着座シートと、この着座シートが載置されるシートアンダーフレームと、背当て部材を支持して上記背もたれ部を構成するシートバックフレームと、これらを一体的に支持するマウントフレームと、上記リクライニング機構を駆動するリクライニングアクチュエータとで上記椅子装置を構成し、上記シートバックフレームの下端部を上記マウントフレームの後部に設けた支軸で前後に揺動自在に軸支すると共に、上記シートバックフレームと上記マウントフレームとの間に上記リクライニングアクチュエータを設けて上記シートバックフレームを前後に傾動可能に支持する一方、上記シートアンダーフレームの後端部を上記マウントフレームの後部または上記シートバックフレームの下部のいずれか一方で軸支し、前部を上記マウントフレームの前部に設けた支持部に載置して上下方向へ揺動自在に形成すると共に、上記シートバックフレームと上記シートアンダーフレームとの相対的な傾動角度を自在に変更可能なリクライニング位置と、上記傾動角度を所定の角度に固定するティルト位置とを選択的に切換え可能な切換え手段を設けたことを特徴とする座位変換可能な椅子装置。
  2. 上記シートアンダーフレームの前端に、上端部に設けた支軸を中心に前後へ揺動可能に軸支され、その下端部に利用者が足を置く足置き部を備えたフットレストを設けると共に、このフットレストを、リクライニングリンクロッドによって上記シートバックフレームの下端部と連結して上記背もたれ部の前後方向への傾動と連動可能に形成すると共に、上記リクライニング位置とティルト位置とを選択的に切換え可能な切換え手段を上記フットレストの上端軸支部近傍または上記シートアンダーフレーム後端部の上記シートバックフレームとの軸支部近傍のいずれか一方に設けた請求項1記載の座位変換可能な椅子装置。
  3. 上記切換え手段は、基端部を上記フットレストの上端軸支部近傍で上記リクライニングリンクロッドの連結部との間に揺動自在に軸支し、先端に係合カギ部を設けて上記シートアンダーフレームに設けられた係止部と係脱可能に形成したティルトロックアームと、このティルトロックアームをその係合カギ部が上記係止部に係合するティルト位置へ付勢可能な係合操作手段とで構成した請求項2記載の座位変換可能な椅子装置。
  4. 上記切換え手段は、上記シートアンダーフレーム後端部の上記シートバックフレーム下部への軸支部近傍に設けられた、係止部を備えたロックプレートと、上記シートバックフレーム下部の上記軸支部近傍に揺動自在に設けられた、先端に係合爪部を設けて上記ロックプレートに設けられた係止部に係脱自在に形成したティルトロックアームと、このティルトロックアームをその係合爪部が上記係止部に係合するティルト位置と離脱するリクライニング位置とへ選択的に付勢可能な係合操作手段とで構成した請求項2記載の座位変換可能な椅子装置。
  5. 上記切換え手段のロックプレートを上記ティルトロックアームの係合爪部との係止部を複数段備えた歯車状に形成すると共に、上記係合操作手段には上記ティルトロックアームをティルト位置へ弾発的に付勢する弾発付勢手段を備えて上記シートアンダーフレームと上記シートバックフレームとの相対的な傾動角度が狭まる段への回動を許容する一方で逆方向への回動を規制するラチェット機構を形成した請求項4記載の座位変換可能な椅子装置。
  6. 上記係合操作手段は、上記ティルトロックアームが上記シートアンダーフレームと係合状態にあるときには、上記ティルトロックアームに対して遊動自在に形成された請求項3または4記載の座位変換可能な椅子装置。
  7. 上記係合操作手段は、手動によって操作する切換え摘みを備えた請求項6記載の座位変換可能な椅子装置。
  8. 上記係合操作手段は、電気的に作動する電動アクチュエータによって操作可能に構成された請求項6記載の座位変換可能な椅子装置。
  9. 上記座位変換可能な椅子装置は、バッテリの電力によって駆動される電動モータの動力で走行する電動式車椅子の椅子装置とした請求項1〜8のいずれかに記載の座位変換可能な椅子装置。
  10. 上記リクライニングアクチュエータがバッテリあるいは家庭用電源の電力の少なくとも一方によって駆動される電動のアクチュエータとした請求項1〜9のいずれかに記載の座位変換可能な椅子装置。
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