JP2007190229A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】大当たり抽選の契機となる始動口を構成する普通電動役物(電動チューリップ)の作動パターンを増やして遊技性を向上させることができる新規な遊技機の提供。
【解決手段】普通図柄始動ゲート32への遊技球の入賞を契機として変動表示するデモ図柄33を新たに設け、そのデモ図柄33の変動表示回数が所定回数に達したときに普通図柄50の変動表示を停止して普通電動役物(電動チューリップ)34を作動させる。これによって様々な作動パターンで普通電動役物を作動させることができるため、遊技性を従来よりも大幅に向上させることができる。
【選択図】 図11

Description

本発明は、いわゆるデジパチなどと称されるパチンコ機などの遊技機に係り、特に、大当たり抽選の契機となる始動口を構成する普通電動役物の作動パターンを増やした遊技機に関するものである。
一般に、デジパチなどと称される従来のパチンコ機の多くには、演出図柄の変動時間を通常よりも短縮して「大当たり(特賞)」の抽選機会を増やした、いわゆる「時短機能」や、次回の「大当たり」の確率を通常の「大当たり」の確率に比べて大幅に高めた、いわゆる「確変機能」などが搭載されており、最初の「大当たり」が終了した後に連続して次の「大当たり」を誘発させ易くすることで従来よりも遊技性を大幅に高めるようになっている。
そして、さらにこのような「時短機能」や「確変機能」を搭載したパチンコ機では、これら「時短機能」や「確変機能」による効果を最大限発揮するために、大当たり抽選の契機となる(演出図柄の)始動口を電動チューリップなどと称される普通電動役物で構成してその始動口への入賞確率を高めると共に、「時短機能」の作動中(時短中)や「確変機能」の作動中(確変中)における持ち玉の減少を回避するようにしている。
すなわち、例えば、以下の特許文献1などに示すようなパチンコ機では、電動チューリップからなる大当たり抽選用の始動口と、その始動口への遊技球の入賞を契機として行われる「大当たり」の抽選結果を変動表示する演出図柄表示器とが設けられた遊技盤に、さらに通過ゲートと普通図柄表示器とを設け、その通過ゲートへの遊技球の通過を契機としてその普通図柄表示器を変動表示させ、その普通図柄表示器が所定の普通図柄で停止したときに前記電動チューリップを所定時間作動(開放)してその始動口への遊技球の入賞確率を高めると共に、その始動口への遊技球の入賞数に応じた賞球(例えば、5個前後)を払い出すことで、前述した「時短中」や「確変中」における持ち玉数を現状維持、あるいはその減少率を通常よりも低く抑えるようにしている。
特開平8−38702号公報
ところで、このような電動チューリップなどの普通電動役物の開閉確率およびその開閉間隔(普通図柄変動時間)などの作動パターンは、通常、高確率状態と低確率状態との2通りしかなく、短時間で頻繁に作動する高確率状態でなければ、持ち玉数の現状維持、またはその減少率を通常よりも低く抑えることができない。
すなわち、例えば前述した「時短中」や「確変中」では、高確率状態となってその普通電動役物が「約2秒」間隔、「100%」の確率で「約3秒」間作動(開放)するといった作動パターンとなるため、持ち玉数の現状維持、あるいはその減少率を低く抑えることが可能となるが、通常の状態では低確率状態となってその普通電動役物が「約30秒」間隔、「1/10」の確率で約「0.5」秒間作動(開放)するといった作動パターンとなるため、その始動口への入賞は殆ど期待することはできない。
しかも、この低確率状態からその高確率状態への切り替え抽選は、概ね「大当たり」を契機に行われるようになっているため、遊技者は実際に「大当たり」を引き当てないことにはいつまで経ってもその高確率状態の恩恵を受けることができない。
従って、数多くの大当たり抽選を行っても「大当たり」に当選しない、いわゆる「ハマリ状態」では、遊技が単調となってしまい面白味に欠けるといった問題点がある。
そこで、本発明はこのような課題を有効に解決するために案出されたものであり、その目的は、大当たり抽選の契機となる始動口を構成する普通電動役物の作動パターンを増やして遊技性を従来よりも大幅に向上させることができる新規な遊技機を提供するものである。
前記課題を解決するために請求項1の遊技機は、
普通図柄始動ゲートへの遊技球の入賞を契機として普通図柄を変動表示する普通図柄変動表示手段と、当該普通図柄変動表示手段による普通図柄の変動表示が停止したときに所定時間作動する普通電動役物とを有する遊技機であって、
前記普通図柄始動ゲートへの遊技球の入賞を契機としてデモ図柄を変動表示するデモ図柄変動表示手段と、当該デモ図柄変動表示手段によるデモ図柄の変動表示回数を決定するデモ図柄変動数決定手段をさらに備え、
前記普通図柄変動表示手段は、当該デモ図柄変動表示手段によるデモ図柄の変動表示数が、当該デモ図柄変動数決定手段で決定されたデモ図柄の変動回数に達したときに前記普通図柄の変動表示を停止することを特徴とするものである。
このように本発明の遊技機は、新たに設けたデモ図柄の変動回数がデモ図柄変動数決定手段で決定された変動回数に達したときに前記普通図柄の変動表示を停止するようにしたため、大当たり抽選の契機となる始動口を構成する電動チューリップなどからなる普通電動役物の作動パターンを増やすことが可能となり、遊技性を従来よりも大幅に向上させることができる。
また、請求項2の遊技機は、
請求項1に記載の遊技機において、前記デモ図柄の変動表示回数の設定比率を複数のモードごとに規定したモードテーブルと、当該モードテーブルに規定されたモード間でモード移行を行うモード移行手段とをさらに備え、
前記デモ図柄変動数決定手段は、当該モード移行手段で移行されたモードごとに規定された前記デモ図柄の変動表示回数の設定比率に基づいて前記デモ図柄変動表示手段によるデモ図柄の変動表示回数を決定することを特徴とするものである。
これによって、普通電動役物の作動パターンがより多様化されるため、さらに遊技性を向上させることができる。
また、請求項3の遊技機は、
請求項2に記載の遊技機において、前記普通電動役物への遊技球の入賞を契機として行われる大当たりの抽選を行う大当たり抽選手段と、当該大当たり抽選手段による抽選結果を所定の演出図柄を用いて変動表示する演出図柄変動表示手段とをさらに備え、
前記モード移行手段は、当該演出図柄変動表示手段で表示される大当たり状態のうち、特定の演出図柄で表示される大当たり状態が発生したときは、その大当たり状態が終了したときに各モード間の移行抽選を行い、その抽選結果に応じてモード移行することを特徴とするものである。
これによって、特定の演出図柄で表示される大当たり状態、例えば、「0」〜「9」の3つの数字(演出図柄)の組み合わせで大当たりが表示される場合、偶数の数字や奇数の数字からなる大当たり状態が発生したときにモード移行するようになるため、普通電動役物の作動パターンが変化してより遊技性を向上させることができる。
また、請求項4の遊技機は、
請求項2に記載の遊技機において、前記普通電動役物への遊技球の入賞を契機として行われる大当たりの抽選を行う大当たり抽選手段と、当該大当たり抽選手段による抽選結果を所定の演出図柄を用いて変動表示する演出図柄変動表示手段とをさらに備え、
前記モード移行手段は、当該演出図柄変動表示手段で表示される演出図柄の変動表示パターンのうち、特定の変動表示パターンが発生したときは、その特定の変動表示パターンが終了したときに各モード間の移行抽選を行い、その抽選結果に応じてモード移行することを特徴とするものである。
これによって、演出図柄の変動表示パターンのうち、特定の変動表示パターン、例えば、リーチアクションなどが発生したときにモード移行するようになるため、リーチがハズレたことによる遊技者の不満感を緩和することができる。
また、請求項5の遊技機は、
請求項2に記載の遊技機において、前記普通電動役物への遊技球の入賞を契機として行われる大当たりの抽選を行う大当たり抽選手段と、当該大当たり抽選手段による抽選結果を所定の演出図柄を用いて変動表示する演出図柄変動表示手段と、前記大当たり抽選手段の抽選の結果、大当たりに当選したときに大入賞口ソレノイドを作動させる大入賞口ソレノイド作動手段とをさらに備え、
前記モード移行手段は、当該大入賞口ソレノイド作動手段による大入賞口ソレノイドの作動が終了した後、当該演出図柄変動表示手段で表示された演出図柄の変動表示回数が所定回数に達したときに各モード間の移行抽選を行い、その抽選結果に応じてモード移行することを特徴とするものである。
これによって、大入賞口ソレノイドの作動が終了した後、すなわち大当たり終了後の演出図柄の変動表示回数が所定回数に達したときにモード移行するようになるため、例えば前述したような「ハマリ状態」により投資が嵩んでいる場合の救済として持ち玉の現状維持状態を獲得することが可能となる。
また、請求項6の遊技機は、
請求項2に記載の遊技機において、前記普通電動役物への遊技球の入賞を契機として行われる大当たりの抽選を行う大当たり抽選手段と、当該大当たり抽選手段による抽選結果を所定の演出図柄を用いて変動表示する演出図柄変動表示手段とをさらに備え、
前記モード移行手段は、当該演出図柄変動表示手段による演出図柄の変動表示終了ごとに各モード間の移行抽選を行い、その抽選結果に応じてモード移行することを特徴とするものである。
これによって、演出図柄の変動表示終了ごとにモード移行するようになるため、普通電動役物の作動パターンが頻繁に変化してより遊技性を向上させることができる。また、遊技者は現状のモードを把握し難くなるため、自己に有利な期待感をもって遊技を楽しむことができる。
また、請求項7の遊技機は、
請求項2に記載の遊技機において、前記モード移行手段は、前回のモード移行から所定時間経過した後に各モード間の移行抽選を行い、その抽選結果に応じてモード移行することを特徴とするものである。
これによって、前回のモード移行から所定時間経過した後にモード移行するようになるため、例えば、不利なモードによって放置されているような遊技機でも他の遊技者が遊技した場合にいきなり有利なモードで遊技を開始することが可能となる。
以上要するに本発明の遊技機は、新たに設けたデモ図柄の変動回数が所定回数に達したときに普通図柄の変動表示を停止して普通電動役物を作動するようにしたため、その普通電動役物の作動パターンを大幅に増やすことが可能となる。
これによって、「ハマリ状態」などにおける退屈感などを解消したり、同じ遊技機であっても時間や遊技者が異なることなどによって状態が刻々と変化するようになるため、遊技性が従来よりも大幅に向上する。
以下、本発明を実施するための最良の形態を添付図面を参照しながら詳述する。
図1および図2は、本発明に係る遊技機100の実施の一形態を示した正面図である。
図示するようにこの遊技機100は、いわゆるデジパチなどと称されるパチンコ機であり、縦長矩形状をした外枠10とヒンジ機構12により蝶着された内枠14の正面上部には、開閉自在なガラス枠ユニット16で覆われた遊技盤18が設けられている。
そして、この遊技盤18とガラス枠ユニット16の間には案内レール24で区画された円形状の空間である遊技領域20が形成されており、発射装置(発射ハンドル)22から案内レール24を介して遊技領域20内上部に打ち込まれた遊技球がその自重によって遊技領域20内を落下し、その一部が遊技盤18底部に設けられたアウト口26から遊技領域20外(遊技盤18後方)へ排出されると共に、他の一部がその遊技盤18に形成された各種入賞口に入賞することでその入賞球数に応じた数の賞球(1個〜15個)が遊技領域20の下部に設けられた受皿ユニット28側へ次々と払い出されるようになっている。
また、図2に示すようにこの遊技盤18の中央部には液晶ディスプレイなどからなる大型の演出図柄表示器30が設けられており、その下部に設けられた大当たり抽選用の始動口34へ遊技球が入賞したときに行われる特賞の抽選結果(いわゆる「大当たり」や「ハズレ」など)などに対応する演出図柄の組み合わせなどを所定の変動パターンなどと共に変動表示するようになっている。
また、この大当たり抽選始動口34は電動チューリップなどと称される普通電動役物から形成されており、前記案内レール24近傍に設けられた普通図柄始動ゲート32を遊技球が通過する際に行われる普通図柄の抽選結果に応じて所定時間作動(開閉動作)して遊技球の入賞確率をコントロールできるようになっている。
また、演出図柄表示器30の近傍には、一組の7セグメントLEDなどからなる普通図柄表示器50が設けられており、前記普通図柄始動ゲート32を遊技球が通過する際に行われる普通図柄の抽選結果をその7セグメントLEDなどで表現可能な数字やアルファベットなどの普通図柄の組み合わせによって変動表示するようになっている。
さらにこの普通図柄始動ゲート32の表面には、同じく一組の7セグメントLEDなどからなるデモ図柄表示器33が設けられており、同じく普通図柄始動ゲート32への遊技球の通過に伴ってその7セグメントLEDなどで表現可能な数字やアルファベットなどからなる所定のデモ図柄を一定時間変動表示するようになっている。
また、この大当たり抽選始動口34の下部には、前方に開閉する開閉蓋36で塞がれた大入賞口38が形成されており、この大当たり抽選始動口34への遊技球の入賞を契機に行われた特賞の抽選で当選したときに、その開閉蓋36を所定時間、所定回数、開閉動作を繰り返すことで遊技領域20内を落下する遊技球を大量に捕捉して入賞させるようになっている。
また、図1に示すようにこのガラス枠ユニット16の周囲には、電球やLEDなどからなる様々な色彩の表示ランプ(表示灯)40が設けられており、遊技中の演出や機器の状態(例えば、機器のエラーやガラス枠ユニット16などの開閉状態)などとリンクして点灯または点滅するようになっている。
さらに、このガラス枠ユニット16の左上角部および右上角部や受皿ユニット28の下部左右には、それぞれスピーカ42、42、42、42が設けられており、遊技中の効果音やエラー音などを高音質で発するようになっている。
また、この遊技盤18の下方に設けられた受皿ユニット28は、遊技者側に突出しており、図示しない貸玉装置から供給された遊技球や払い出された賞球を一時的に保留すると共に、保留した遊技球を発射装置22に順次供給するようになっている。
また、図1中44は、図示しない貸玉装置から遊技球を供給するための操作ボタン44(玉貸ボタンおよびカード返却ボタン)、46は、演出図柄表示器30に表示される演出内容などに関して遊技者が関与するための演出ボタン、図2中、48は一般入賞口、52は特賞抽選結果に応じた数値などを表示すべく7セグメントLEDなどからなる特別図柄表示部、54は始動用入賞口26への始動入賞球数を示す保留ランプ、56はこの遊技盤18を内枠14側に対して脱着するための取付部である。
次に、図3はこのような構成をした本発明の遊技機100の制御系の構成を示すブロック図である。
図示するように本発明の遊技機100の制御系の構成は、遊技球の入賞の検出や特賞の抽選などといったメインの制御を行う主制御基板200と、各種演出などに関する制御を実施する複合サブ制御基板300と、賞球の払い出しなどに関する制御を実施する賞球払出制御基板400と、特別図柄を表示する特別図柄表示器52を制御する特別図柄表示基板500と、普通図柄を表示する普通図柄表示器50を制御する普通図柄表示基板600と、デモ図柄を表示するデモ図柄表示器33を制御するデモ図柄表示基板700と、大当たり抽選始動口34を構成する普通電動役物を機械的に作動する普通電動役物ソレノイド800と、「大当たり」状態などに大入賞口38を機械的に開閉動する大入賞口ソレノイド900と、これら各基板やソレノイドなどに必要な電源を供給する電源部1000などから主に構成されている。
先ず、この主制御基板200は、CPU(中央演算処理装置)210、RAM(主記憶装置)220、ROM(読出用記憶装置)230、タイマ240、入力ポート250、出力ポート260などをバス270で接続してなるマイクロコンピュータから構成されており、CPU210がROM220に書き込まれた主制御用プログラムと入力ポート250から入力される各種情報に基づいて所定の処理を実施し、その処理結果に応じた制御信号を出力ポート260から各種基板300〜700やソレノイド800,900へ出力するようになっている。
そして、この入力ポート250には、前述した大当たり抽選始動口(普通電動役物)34への遊技球の入賞を検出する大当たり抽選始動口入賞検出器(スイッチ)251と、前述した普通図柄始動ゲート32の遊技球の入賞(通過)を検出する普通図柄始動ゲート入賞検出器(スイッチ)252と、前述した一般入賞口48への入賞を検出する一般入賞口検出器(スイッチ)253と、前述した大入賞口38への遊技球の入賞を検出する大入賞口入賞検出器(スイッチ)254などが接続されており、これら各検出器251、252、253、254で検出された信号がこの入力ポート250を介して主制御基板200側に適宜入力されるようになっている。
図4は、このようにCPU210、RAM220、ROM230、タイマ240、入力ポート250、出力ポート260、バス270などからなるマイクロコンピュータシステムによって実現される主制御基板200の主な機能を示した機能ブロック図である。
図示するようにこの主制御基板200は、遊技機全般の制御や払出し制御などに関する制御を行う主制御部(図示せず)の他に、大当たり抽選部210と、演出図柄変動表示部220と、大入賞口ソレノイド作動部230と、普通電動役物ソレノイド240と、普通図柄変動表示部250と、デモ図柄変動表示部260と、デモ図柄変動決定部270とを備えており、以下、これら各部210〜270の主な機能について詳述する。
先ず、大当たり抽選部210は、従来のそれと同様に大当たり抽選始動口34への遊技球の入賞に伴ってその大当たり抽選始動口検出器251で検出された入賞信号を受けて所定の乱数を取得し、その乱数値に基づいて、例えば「1/200〜1/400」程度の確率で「大当たり」の抽選を行うと共にその大当たり抽選始動口34への遊技球の入賞に伴う始動保留などに関する処理を行う機能を主に提供するものであり、その具体的な処理の流れなどについては後述する。
次に、演出図柄変動表示部220は、この大当たり抽選部210による大当たりの抽選結果を受けて演出図柄やその変動パターンなどを決定して複合サブ制御基板300などに演出制御用のコマンドを送信する機能を主に提供するものであり、この演出図柄変動表示部220で決定された演出図柄がその変動パターンに基づいて演出図柄表示器30で変動表示されるようになっている。なお、図5は、大当たり抽選部210による大当たりの抽選結果が「ハズレ」の場合に対応する3つの演出図柄(数字)の組み合わせとその変動パターンの一例を示したものであり、前停止演出図柄(1)の状態から演出図柄の変動が開始(2)してから数秒後に先ず左側の第1演出図柄が停止(3)し、続いて右側の第2演出図柄が停止(4)し、最後に中央の第3演出図柄が停止することで、その大当たり抽選結果が「ハズレ」で確定したことを変動表示している。また、図6は、このような演出図柄の変動パターンのうち、いわゆる「リーチアクション」を伴う変動パターンの一例を示したものであり、同図(1)〜(4)までは図5に示したような通常の変動パターンと同じ挙動を示すが、同図(4)に示すように、第2演出図柄が第1演出図柄と同じになった場合には、別の変動パターン(リーチアクション)が発動し、最後の第3演出図柄が次々と上下に分割するような態様で変化していくことで徐々に期待感を高め(同図(5)〜(10))、最後の変動段階でその大当たり抽選結果が「大当たり」の場合は、同じ演出図柄で停止することで「大当たり」であることを確定表示(11)し、反対にその大当たり抽選結果が「ハズレ」の場合は、異なる演出図柄で停止することで「ハズレ」であることを確定表示(12)するようにしている。
次に、大入賞口ソレノイド作動部230は、前述したように大当たり抽選部210による大当たりの抽選結果が「大当たり」であって前述したようにそれに対応するリーチアクションなどの演出図柄の変動表示が終了したならば、大入賞口ソレノイド900を制御してその開閉蓋36を所定の大当たりパターンで開閉作動(例えば、1回当たりの最大開放時間29秒間、最大15回開閉)させる機能を提供するようになっている。
普通電動役物ソレノイド作動部240は、前述した普通電動役物ソレノイド800の開閉作動を制御する機能を提供するものであり、次述する普通図柄変動表示部250による普通図柄の変動表示が停止したときに普通電動役物ソレノイド800を作動して大当たり抽選始動口34への入賞確率を一時的に高めるようになっている。
普通図柄変動表示部250は、前述した普通図柄始動ゲート32への遊技球の入賞を契機として所定の普通図柄を選択し、これを普通図柄表示器50で変動表示すると共に、後に詳述するが、次に述べるデモ図柄変動表示部260によるデモ図柄の変動表示数が、同じく次に述べるデモ図柄変動数決定部270で決定されたデモ図柄の変動回数に達したときに前記普通図柄の変動表示を停止する機能を提供するようになっている。また、さらにこの普通図柄変動表示部250は、普通図柄の選択と共に、その入賞に対する「当選」および「ハズレ」の抽選を「1/2」で行うようになっている。
デモ図柄変動表示部260は、同じく普通図柄始動ゲート32への遊技球の入賞を契機として所定のデモ図柄を選択し、これをデモ図柄表示器33で変動表示する機能を提供するようになっている。
デモ図柄変動数決定部270は、さらにモードテーブル271と、モード移行部272とを備えており、このモードテーブル271とモード移行部272とによって前記デモ図柄変動表示部260によるデモ図柄表示器33におけるデモ図柄の変動表示回数を決定する機能を提供するようになっている。
図7は、このモードテーブル271のデータ構造の一例を示したものであり、4つのモード「モードM1」、「モードM2」、「モードM3」、「モードM4」と、デモ図柄の変動表示回数N(1回、5回、10回、100回、200回)との関係を示したものである。すなわち、「モードM1」のときは、デモ図柄の変動表示回数Nとして「1回」が選択される確率は「0%」、「5回」および「10回」が選択される確率はそれぞれ「5%」、「100回」が選択される確率は「40%」、「200回」が選択される確率は「50%」であることを示しており、さらにそのモードが「モードM2」、「モードM3」、「モードM4」と変わるごとにデモ図柄の変動表示回数Nとして少ない回数が高い確率で選択されるように規定されている。
そして、デモ図柄変動数決定部270は、このモードテーブル271に基づいて各モードごとにデモ図柄の変動表示回数Nの抽選を行ってデモ図柄の変動回数を決定し、さらにモード移行部272は、後述するような所定のタイミングで各モード間でモード移行抽選およびモード移行を行うようなっている。
一方、図3に示すように複合サブ制御基板300は、この主制御基板200からの制御コマンドを受けて電飾制御基板310や演出図柄制御基板320、スピーカ42などに所定の制御コマンドを送り、主に演出に関する制御を複合的に制御するようになっている。そして、演出図柄制御基板320は、この複合サブ制御基板300からの制御コマンドに基づいて前述した演出図柄表示器30による演出図柄に関する制御をそれぞれ実施すると共に、電飾制御基板310は、同じくこの複合サブ制御基板300からの制御コマンドに基づいて電飾用ランプ40の点灯または点滅、消灯などの表示灯に関する制御を実施し、スピーカ42は、演出時の効果音や警告音などを発生するようになっている。
また、図3に示すように賞球払出制御基板400は、遊技球の発射や貸出し、賞球の払出しなどに関する制御を行うようになっており、前述した発射装置22や、入賞口の種類に応じた賞球(例えば、大当たり抽選始動口34であれば5個、一般入賞口44であれば10個、大入賞口30であれば15個など)を払い出すための払出装置410を制御するようになっている。
また、この賞球払出制御基板400や複合サブ制御基板300などの各種基板も前述した主制御基板200と同様に、図示しないCPUやRAM、ROM、タイマ、入出力用ポートなどからなるマイクロコンピュータから構成されており、ROMに書き込まれた各専用の制御プログラムと主制御基板200から送信される各種制御コマンドに応じてそれぞれの制御を行うようになっている。
そして、さらにこれら主制御基板200などの各種基板やこれらによって制御される各種デバイス、すなわち電飾用ランプ40、スピーカ42、演出図柄表示器30、発射装置22、払出装置410、特別図柄表示器52、普通図柄表示器50、デモ図柄表示器33、ソレノイド800、900などは、電源基板1000から供給される直流電源によって動作するようになっている。
次に、このような構成した本発明の遊技機100の作用および効果を説明する。なお、従来のデジパチ式の遊技機と同様な作用や機能などに関しては、その説明を簡略または省略し、本発明の遊技機100に特有な作用および効果などについて詳細に説明する。
先ず、図2に示すように遊技領域20に弾かれた遊技球の一部が大当たり抽選始動口34に入賞し、その入賞が入賞検出器251によって検出されて主制御基板200に入力されると、主制御基板200の大当たり抽選部210では、その入賞に対して所定の乱数値に基づき、例えば「1/400」の確率で発生する「大当たり」の抽選を行う。
図8は、この主制御基板200の大当たり抽選部210などによって行われる大当たり処理の流れの一例を示したものである。
先ず、この主制御基板200(のCPU)は、所定のプログラムに従って最初のステップS100において始動保留があるか否かを判断し、始動保留がないと判断したとき(No)は、ステップS104側に移行するが、始動保留があると判断したとき(Yes)は、次のステップS102に移行し、その時点で演出図柄表示器30において演出図柄が変動表示中であるか否かを判断する。
この結果、変動表示中でないと判断したとき(No)は、ステップS112までジャンプすることになるが、変動表示中であると判断したとき(Yes)は、次のステップS106に移行してその変動表示中に新たな始動検出(大当たり抽選始動口34への入賞)があるか否かを判断し、新たな始動検出がないと判断したとき(No)はステップS110までジャンプすることになるが、新たな始動検出があると判断したとき(Yes)は次のステップS108に移行してその始動保留数を「+1」にして次のステップS110に移行する。
ステップS110では、先のステップS102で判断した変動表示が終了したか否かを判断し、終了していないと判断したとき(No)はステップS106まで戻ることになるが、終了したと判断したとき(No)は次のステップS112に移行して次の始動権利に対する大当たり抽選を行った後、次のステップS114に移行してその大当たり抽選に対する始動権利を始動保留数から「−1」減算して次のステップS116に移行する。
ステップS116では、先のステップS112に行った大当たり抽選結果、「大当たり」に当選したか否かを判断し、「大当たり」に当選しなかった(ハズレ)であると判断したとき(No)は、そのまま最初のステップS100まで戻ることになるが、「大当たり」に当選したと判断したとき(Yes)は、次のステップS118に移行して大入賞口ソレノイド作動部240によって大入賞口ソレノイド900を作動して大入賞口38の開閉蓋36を開閉動作することになる。
これによって、遊技領域20を落下する遊技球の大部分が大入賞口38に入賞するようになるため、短時間で大量(例えば、1500〜2000個)の賞球が払い出される結果となる。
なお、最初のステップS100において始動保留がないと判断してステップS104側に移行したときは、さらに、その後始動検出があったか否かを判断し、始動検出がないと判断したとき(No)は、最初にステップS100まで戻ることになるが、始動検出があったと判断したとき(Yes)は、ステップS112に移行して同様な処理を繰り返すことになる。
そして、この主制御基板200は、このような大当たり抽選の結果に応じた所定の演出図柄とその演出図柄を変動表示するための変動パターンとをそれぞれ専用の乱数値に基づいて選択してその演出図柄と変動パターンに対応する変動コマンドを制御コマンドとして複合サブ制御基板300側へ送信する。
すなわち、この主制御基板200のROM230には、前述したように例えば「0」〜「9」の数字や図形、色などからなる演出図柄に対応するコマンドと、この主制御基板200で行われる特賞の抽選結果に応じた数種類〜数十種類の変動パターンに対応するコマンドが記憶・保存されており、例えば、大当たり抽選結果が「大当たり」である場合は、その演出図柄を指定するコマンドと前述した「リーチアクション」などを含む変動パターンに対応するコマンドが、また、特賞状態の抽選結果が「ハズレ」である場合は、その演出図柄を指定するコマンドとそれに対応するコマンドがそれぞれ選択されて、そのコマンドが制御コマンドとして図6および図7に示すような態様で出力ポート260から複合サブ制御基板300側へ送信されることになる。
一方、この主制御基板200(のCPU)は、このような大当たり抽選処理が繰り返されている遊技中において、普通図柄の制御に関する所定のプログラムに従って図2に示すように遊技領域20を落下する遊技球の一部が普通図柄始動ゲート32を通過したか否かを監視しており、普通図柄始動ゲート32を通過したことを検知したならば、普通図柄表示器50において普通図柄の変動表示を開始し、その普通図柄が停止したときにその停止図柄の種類に応じて大当たり抽選始動口34を構成する普通電動役物(電動チューリップ)を作動(開放)して遊技領域20を落下する遊技球の一部を大当たり抽選始動口34に高確率で入賞させることになる。
図9は、この普通図柄の始動・停止に関する処理の流れの一例を示したものである。
先ず、この主制御部200は、最初のステップS200において普通図柄始動ゲート32の入賞検出器252からの始動検出または始動検出保留があるか否かを判断し、ないと判断したとき(No)は、そのまま最初の始動検出があるまで待機することになるが、あったと判断したとき(Yes)は、次のステップS202に移行してその始動に対して大当たり抽選始動口34を構成する普通電動役物(電動チューリップ)の作動を行うか否かの抽選を行った後、次のステップS204に移行する。なお、このステップS202における当選確率としては、特に限定するものではないが、例えば、前述したように当選確率を「50%(1/2)」とする。
ステップS204では、その始動検出時のモードに基づいてその始動検出に対するデモ図柄の変動回数Nを決定してその変動回数Nを取得する。このデモ図柄の変動回数Nは、前述したようにそのときのモードによって異なっており、例えば、図7に示すようにその始動検出時のモードが「モードM2」であった場合は、デモ図柄の変動回数Nとして「100回」と「200回」は選択されないことから、「1回」、「3回」、「10回」のうちのいずれかの変動回数Nが選択され、決定されることになる。
次に、このようにしてその始動検出に対するデモ図柄の変動回数Nを取得したならば、次のステップS206に移行してその始動検出に対する普通図柄を選択して普通図柄変動表示器50上で変動を開始した後、次のステップS208に移行して普通図柄の変動開始後におけるデモ図柄の変動回数の計測を開始する。
ここで、デモ図柄の始動・停止処理は、図10に示すような流れによって行われる。
すなわち、主制御基板200(のCPU)は、デモ図柄の始動・停止処理を記述したプログラムに従って最初ステップS300において普通図柄始動ゲート32の入賞検出器252からの始動検出または始動検出保留があるか否かを判断し、ないと判断したとき(No)は、そのまま最初の始動検出があるまで待機することになるが、あったと判断したとき(Yes)は、次のステップS302に移行して所定のデモ図柄に対する変動表示をデモ図柄表示器33上で開始し、次のステップS304に移行して開始後所定時間(例えば、2〜3秒)経過したならば、そのデモ図柄表示器33上におけるデモ図柄の変動を停止して最初にステップS300に戻り、次の始動検出または始動保留に対して同様な処理を繰り返す。
そして、図9のステップS208においては、先のステップS206において普通図柄の変動を開始したならば、このようなデモ図柄表示器33におけるデモ図柄の変動回数の計測を開始して次のステップS210に移行する。
ステップS210では、このステップS208で開始されたデモ図柄表示器33におけるデモ図柄の変動回数が所定回数、すなわち先のステップS204で取得されたデモ図柄の変動回数Nに到達したか否かを判断する。例えば、先のステップS204で取得されたデモ図柄の変動回数Nが「10回」であったとすると、ステップS206における普通図柄の変動開始後、デモ図柄表示器33におけるデモ図柄の変動回数が「10回」に達したか否かを判断する。
この判断の結果、所定回数Nに到達していないと判断したとき(No)は、そのまま所定回数に到達するまで待機することになるが、所定回数Nに到達したと判断したとき(Yes)は、次の判断ステップS212に移行する。
ステップS212では、先のステップS202で行った大当たり抽選始動口34を構成する普通電動役物(電動チューリップ)34の作動を行うか否かの抽選結果を判断し、当選しなかったと判断したとき(No)は、ステップS218、S220側に順次移行してハズレ出目にて普通図柄を普通図柄表示器50で表示した後、最初のステップS200に戻ることになるが、これとは反対に当選したと判断したとき(Yes)は、ステップS214側に移行して所定の当たり出目、例えば同じ普通図柄(「00」、「77」など)を普通図柄表示器50で表示すると同時に、次のステップS216においてその普通電動役物(電動チューリップ)を作動して大当たり抽選始動口34を所定時間、例えば3秒間開放する。
これによって、その間にその近傍を通過する遊技球の入賞確率が格段に向上して、数個の遊技球がまとめて大当たり抽選始動口34に入賞してその入賞数に対応する賞球の払い出し、例えば1個の入賞あたり5個の賞球の払い出しが連続して行われることになる。
図11は、このような普通図柄の始動・停止に関する処理の流れを視覚的に示したタイムチャート図を示したものである。
先ず、図11に示すように、普通図柄入賞ゲート32への遊技球の入賞が検出されると、普通図柄とデモ図柄とがそれぞれ同時に変動を開始することになるが、デモ図柄のみが所定時間(2〜3秒)経過してから停止した後、次の普通図柄入賞ゲート32への遊技球の入賞を契機に次の変動が繰り返し行われる。なお、同図(c)に示すように、この普通図柄の変動中は、普通電動役物は非作動状態となっている。
そして、このデモ図柄の変動回数Nが所定回数(前記フローの例では「10回」)に到達すると、同図(b)に示すように普通図柄が停止することになるが、そのときにその普通図柄の停止態様が特定の組み合わせ(当選)であった場合は、同図(c)に示すように普通電動役物が作動して大当たり抽選始動口34をその後一定時間(2〜3秒)開放して大当たり抽選始動口34への遊技球の入賞確率を一時的に高くすることになる。
また、図12は、普通図柄入賞ゲート32へ遊技球が短時間に連続して4個入賞(通過)した場合の普通図柄およびデモ図柄の保留数を考慮した動作の一例を示したものである。なお、図中、「変動」に関する「白丸印」は図柄が変動表示中であることを意味し、「黒丸印」は図柄変動が停止したことを意味する。また、「保留」に関する「白丸印」は始動保留が存在することを意味し、「×印」は、始動保留が存在しない状態を意味する。
先ず、このように普通図柄およびデモ図柄の保留数がゼロの状態で普通図柄入賞ゲート32へ遊技球が短時間に連続して4個入賞し、それ以降はしばらく普通図柄入賞ゲート32への入賞がなかったと仮定すると、最初の入賞に伴って普通図柄とデモ図柄が同時に変動すると共に、それぞれ3つの保留数が貯まることになる。また、最初の入賞と同時にデモ図柄の変動回数(N)として「3回」が選択されたとする。
そして、最初の入賞から2秒経過すると最初の入賞に伴って変動を開始したデモ図柄のみが停止し、これに伴って残り変動回数(残N)が「3」→「2」に1つ減ることになるが、この時点では、普通図柄表示は依然として変動した状態を保っている。
その後、2番目の入賞に伴うデモ図柄の変動が開始すると同時にデモ図柄の保留数が3個から2個に1つ減った後、さらに2秒経過すると、その2番目の入賞に伴って変動開始したデモ図柄が停止すると共に、残りの変動回数(残N)が「2」→「1」にさらに1つ減ることになるが、同じくこの時点でも、普通図柄表示は依然として変動した状態を保っている。
そして、さらにその後に3番目の入賞に伴うデモ図柄の変動が開始すると同時にデモ図柄の保留数が2個から1個に減った後、さらに2秒経過すると、その3番目の入賞に伴って変動開始したデモ図柄が停止すると共に、残りの変動回数(残N)が「0」になり、その時点で最初の入賞に伴って抽選された普通図柄の抽選結果が「当たり」であったことから、その時点で普通図柄が停止すると共に、それに対応して普通電動役物が始めて作動する。なお、この普通図柄の抽選結果が「ハズレ」であった場合は、普通電動役物が作動しないだけであって、普通図柄が同じくハズレ出目で停止することになる。
そして、この普通電動役物の作動が停止したならば、その後、2番目の入賞に対応する普通図柄の抽選および変動が開始されると同時に4番目の入賞に対応するデモ図柄の変動が開始され、また、さらに同時に2回目の変動回数Nの決定が行われる。
図12の例では2回目の変動回数Nとして「10回」が決定されたため、その後、少なくとも「10回」のデモ図柄の変動が終了しなければ、2番目の入賞に対する普通図柄の停止はなされないことになる。
このように本発明は、新たに設けたデモ図柄の変動回数Nがデモ図柄変動数決定部270で決定された変動回数Nに達したときに前記普通図柄の変動表示を停止するようになっているため、様々な作動パターンで普通電動役物を作動させることができる。
これによって大当たり抽選の契機となる始動口を構成する電動チューリップなどからなる普通電動役物の作動パターンを増やすことが可能となるため、遊技性を従来よりも大幅に向上させることができる。
例えば、図7に示すように、デモ図柄の変動表示回数Nとして「100回」あるいは「200回」が選択される確率が非常に高く、このように「100回」あるいは「200回」が選択された場合には、普通図柄の変動時間が極めて長くなるため、普通電動役物の作動による恩恵を殆ど受けることができないが、デモ図柄の変動表示回数として「1回」が選択された場合には、例えば「2〜5秒」ごとに普通電動役物が作動(開放)することになるため、持ち玉の現状維持は勿論、極端なケースでは、「大当たり」に当選しなくとも普通電動役物の作動のみで持ち玉を大幅に増やすことも可能となる。
また、図7のモードテーブル271に示すように複数のモードを設け、モードごとにこのデモ図柄の変動表示回数Nの選択比率を変化させれば、より多様な普通電動役物の作動パターンを得ることができる。
そして、さらにこのようなモードの移行契機として、例えば、図13のフロー(モード移行処理A)に示すように「大当たり」としたり、図14のフロー(モード移行処理B)に示すようにリーチアクションのような演出図柄の特定の変動パターンが発生した場合としたり、図15のフロー(モード移行処理C)に示すように大当たり終了後の演出図柄の変動回数に基づいたり、図16のフロー(モード移行処理D)に示すように演出図柄の変動終了としたり、図17のフロー(モード移行処理E)に示すように現在のモード滞在時間に基づいたりすることが考えられる。
すなわち、先ず、図13のモード移行処理Aは、最初のステップS400において前述したような大当たり抽選部210による大当たり抽選の結果、「大当たり」に当選したか否かを判断し、当選していないと判断したとき(No)は、「大当たり」に当選するまでそのまま待機することになるが、「大当たり」に当選したと判断したとき(Yes)は、次の判断ステップS402に移行してその「大当たり」が特定の演出図柄によるものであるか否かを判断する。すなわち、「大当たり」に当選した場合は、図6の(11)などに示すように演出図柄変動表示器30上に3つの数字などの演出図柄が全て揃うことで「大当たり」に当選したことを告知することになるが、この演出図柄が特定の図柄、例えば、奇数の数字からなる演出図柄であるか否かを判断する。
この結果、特定の演出図柄でないと判断したとき(Yes)は、最初のステップS400に戻って、次の「大当たり」に当選するまで現在のモードをそのまま継続することになるが、特定の演出図柄であると判断したとき(Yes)は、次のステップS404に移行して前述したモード移行部272によってモード移行抽選を行い、次のステップS406において抽選によって決定された先のモードへ移行し、以後、次の「大当たり」に当選するまでそのモードで普通電動役物の作動が制御されることになる。
例えば、現在のモードが図7に示すような「モードM1」でそのデモ図柄変動表示回数Nが「200回」であったが、ステップS404におけるモード移行抽選の結果、「モードM4」に移行した場合は、デモ図柄変動表示回数Nが「1回」となるため、モード移行後は普通電動役物が頻繁に作動して遊技者にとって有利なモードに移行したということが云える。
これとは反対に現在のモードが図7に示すような「モードM4」であってステップS404におけるモード移行抽選の結果、「モードM1」に移行した場合は、デモ図柄変動表示回数Nとして「1回」が選択されることはないため、モード移行後は普通電動役物が殆ど作動しなくなるため、遊技者にとって不利なモードに移行したということが云える。
また、現在のモードが図7に示すような「モードM2」であって、ステップS404におけるモード移行抽選の結果、「モードM1」に移行した場合は、遊技者にとって一見不利なモードに移行したようにみえるが、「モードM2」のときに選択されたデモ図柄変動表示回数Nが「10回」であるのに対し、「モードM1」に移行したときに選択されたデモ図柄変動表示回数Nが「5回」であれば、モード移行後の方がより頻繁に普通電動役物が作動するようになるため、遊技者にとって実質的に有利なモードに移行したということが云える。
なお、このステップS404におけるモード移行抽選では、常に現在のモードと異なるモードに移行するようにしても良いが、再び同じモードが選択される場合もあり得るようにしても良いことは勿論である。また、モード移行抽選確率としては、いずれのモードでも同じにしても良く、またモードごとに差をつけるようにしても良いことは勿論である。
このようにモード移行の契機として、特定の「大当たり」を契機としてモード移行するようにすれば、大当たり後に発生するいわゆる「確変状態」や「時短状態」が獲得できなかった場合でも、有利なモードに移行できれば遊技者はこれらの状態に匹敵するような有利な状態を享受することが可能となるため、遊技者は「大当たり」ごとに期待感を抱くこととなり遊技性がより向上する。
次に、図14のモード移行処理Bの場合は、最初のステップS500において、演出図柄変動表示器30で変動表示される変動パターンのうち、図6に示すような「リーチアクション」が発生したか否かを判断し、「リーチアクション」が発生したと判断したとき(Yes)は、次のステップS502に移行して図13のフローと同じくモード移行部272によってモード移行抽選を行い、次のステップS504においてその抽選によって決定された先のモードへ移行し、以後、次の「リーチアクション」が発生するそのモードで普通電動役物の作動が制御されることになる。
これによって、例えばその「リーチアクション」の結果、「ハズレ」であった場合でも、遊技者は、現在よりも有利なモードへ移行するのではないかといった期待感を抱くこととなるため、リーチがハズレたことによる不満感を緩和すると共に「リーチアクション」が発生するごとに「大当たり」と「有利なモードへの移行」といった二重の期待感を抱くことができる。
しかも、このように「リーチアクション」を契機としてモード移行抽選を行うようにすれば、いわゆる「ハマリ」状態であっても退屈することなく、遊技を楽しむことができる。なお、このように全ての「リーチアクション」が発生するごとにモード移行抽選を行っても良いが、特定の「リーチアクション」、例えば「スーパーリーチ」などと称される大当たりの期待値が高い「リーチアクション」の場合にのみモード移行抽選を行うようにしても良いことは勿論である。
さらに、図15のモード移行処理Cの場合は、最初のステップS600において、「大当たり」が終了したか否かを判断し、「大当たり」が終了したと判断したとき(Yes)は、次のステップS602に移行してその大当たり終了後に演出図柄変動表示器30で変動表示される演出図柄の変動表示回数の計測を開始する。そして、次のステップS604に移行してその演出図柄の変動表示回数が所定回数(例えば、「50回」など、ランダムに選択)に到達したか否かを判断し、到達していないと判断したとき(No)は引き続き所定回数に達するまで計測を続行するが、所定回数に到達したと判断したとき(Yes)は、図13のフロート同じくモード移行部272によってモード移行抽選を行い、次のステップS606において抽選によって決定された先のモードへ移行し、以後、次の「大当たり」が発生するまでそのモードで普通電動役物の作動が制御されることになる。
このように大当たり終了後における演出図柄の変動表示回数に基づいてモード移行抽選を行うようにすれば、大当たり終了後も引き続き遊技に集中することができるため、従来よりも遊技性がより向上する。しかも、この大当たり終了後の演出図柄の変動表示回数をランダムに選択したり、その回数を非通知としたりすれば、遊技者はいつモード移行が行われるか推定する楽しみが生じてくるため、より楽しく遊技を続行することができる。
また、この大当たり終了後における演出図柄の変動表示回数として、いわゆる「天井」などと称される上限値(例えば、1000回)を設ければ、いわゆる「ハマリ状態」に陥って追加投資が強いられている場合の救済措置ともなり、安心して遊技できる遊技性を提供することができる。
次に、図16のモード移行処理Dの場合は、最初のステップS700において、演出図柄変動表示器30で変動表示される演出図柄の変動が終了したか否かを判断し、終了したと判断したとき(Yes)は、次のステップS702に移行して図13のフロート同じくモード移行部272によってモード移行抽選を行い、次のステップS704において抽選によって決定された先のモードへ移行し、以後、次の演出図柄の変動が終了するまでそのモードで普通電動役物の作動が制御されることになる。
これによって演出図柄の変動が終了するごとに、モード移行抽選が行われるため短時間で多様なモードで遊技を楽しむことができる。
また、仮に前述したように大当たり終了後に有利なモードに移行した場合であっても、演出図柄の変動があるごとに不利なモードへの転落の危機に直面することになるため、そういった意味でのスリルをもって遊技を楽しむことができる。また、反対に大当たり終了後に不利なモードに移行した場合であっても、演出図柄の変動があるごとに有利なモードへの昇格の可能性が発生するため、常に期待感をもって遊技を楽しむことができることは勿論である。
さらに、図17のモード移行処理Eの場合は、最初のステップS800において、現在のモード滞在時間を計測し、次の判断ステップS802において現在のモード滞在時間が所定時間(例えば、10分)経過したか否かを判断し、所定時間経過していないと判断したとき(No)は、引き続き現在のモード滞在時間を計測することになるが、所定時間経過したと判断したとき(Yes)は、次のステップS804に移行して図13のフロート同じくモード移行部272によってモード移行抽選を行い、次のステップS806において抽選によって決定された先のモードへ移行し、以後、次の演出図柄の変動が終了するまでそのモードで普通電動役物の作動が制御されることになる。
これによって休憩後に遊技を再開した場合や、しばらく放置されている遊技機を遊技した場合などに前回終了時とは異なるモードに移行している可能性が高くなるため、例えば、不利なモードによって放置されているような遊技機でも他の遊技者が遊技した場合にいきなり有利なモードで遊技を開始できるなどといった意外性を提供することができる。
このようにモード移行の契機として「大当たり」の他、様々なパターンを組み合わせて採用すれば、普通電動役物の作動パターンが多様化してより遊技性を向上させることが可能となる。
なお、本実施の形態では、普通図柄始動ゲート32への遊技球の通過を契機としてデモ図柄を始動させるようにした例で説明したが、この普通図柄始動ゲート32とは別に、新たにデモ図柄始動用のゲートを設け、そのゲートへの遊技球の通過または入賞を契機としてデモ図柄を変動させるようにしても良い。
また、普通図柄と同様にこのデモ図柄の始動ごとに「当選」および「ハズレ」の抽選を行い、「当選」した場合のみその変動回数Nを1つ減少させるようにしても良い。
さらに、普通図柄の始動ごとに「当選」および「ハズレ」の抽選を行い、その抽選で「当選」した場合に普通電動役物を作動させるようにしたが、その当選率を常に「100%」とし、デモ図柄の変動回数Nが所定回数に達すれば、常に普通電動役物が作動するようにしても良い。
また、前記課題を解決するための手段の欄に記載した請求項1などの発明における「普通図柄変動表示手段」は、本実施の形態に係る「普通図柄変動表示部250」および「普通図柄表示器50」に対応し、同じく請求項1などの発明における「デモ図柄変動表示手段」は、本実施の形態に係る「デモ図柄変動表示部260」および「デモ図柄表示器33」に対応し、同じく請求項1などの発明における「デモ図柄変動数決定手段」は、本実施の形態に係る「デモ図柄変動数決定部270」に対応するものである。
また、前記課題を解決するための手段の欄に記載した請求項5などの発明における「大入賞口ソレノイド作動手段」は、本実施の形態に係る「大入賞口ソレノイド作動部230」および「大入賞口ソレノイド900」に対応するものである。
本発明に係る遊技機の表面部の実施の一形態を示す正面図である。 本発明に係る遊技機の遊技盤の実施の一形態を示す正面図である。 本発明に係る遊技機の制御系の構成の一例を示すブロック図である。 本発明に係る遊技機の制御系のうち、主制御基板の構成の一例を示すブロック図である。 演出図柄の変動パターンのうち、通常(ハズレ)に対応する変動パターンの一例を示す説明図である。 演出図柄の変動パターンのうち、リーチアクションを含む変動パターンの一例を示す説明図である。 モードテーブルのデータ構造の一例を示す図である。 主制御基板の大当たり抽選部などによる大当たり処理の流れの一例を示すフローチャート図である。 主制御基板の普通図柄変動表示部などによる普通図柄始動・停止処理の流れの一例を示すフローチャート図である。 主制御基板のデモ図柄変動表示部などによるデモ図柄始動・停止処理の流れの一例を示すフローチャート図である。 デモ図柄と普通図柄の変動状態およびその変動状態と普通電動役物の作動状態との関係を示すタイムチャートである。 普通図柄入賞ゲートへ遊技球が短時間に連続して入賞した場合の普通図柄およびデモ図柄の保留数を考慮した動作例を示す説明図である。 モード移行処理Aの処理の流れを示すフローチャート図である。 モード移行処理Bの処理の流れを示すフローチャート図である。 モード移行処理Cの処理の流れを示すフローチャート図である。 モード移行処理Dの処理の流れを示すフローチャート図である。 モード移行処理Eの処理の流れを示すフローチャート図である。
符号の説明
100…遊技機
200…主制御基板
210…大当たり抽選部
220…演出図柄変動表示部
230…大入賞口ソレノイド作動部
250…普通図柄変動表示部
260…デモ図柄変動表示部
270…デモ図柄変動数決定部
271…モードテーブル
272…モード移行部
30…演出図柄表示器
32…普通図柄始動ゲート
33…デモ図柄表示器
34…大当たり抽選始動口(普通電動役物)
50…普通図柄表示器
52…特別図柄表示器

Claims (7)

  1. 普通図柄始動ゲートへの遊技球の入賞を契機として普通図柄を変動表示する普通図柄変動表示手段と、当該普通図柄変動表示手段による普通図柄の変動表示が停止したときに所定時間作動する普通電動役物とを有する遊技機であって、
    前記普通図柄始動ゲートへの遊技球の入賞を契機としてデモ図柄を変動表示するデモ図柄変動表示手段と、
    当該デモ図柄変動表示手段によるデモ図柄の変動表示回数を決定するデモ図柄変動数決定手段をさらに備え、
    前記普通図柄変動表示手段は、当該デモ図柄変動表示手段によるデモ図柄の変動表示数が、当該デモ図柄変動数決定手段で決定されたデモ図柄の変動回数に達したときに前記普通図柄の変動表示を停止することを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1に記載の遊技機において、
    前記デモ図柄の変動表示回数の設定比率を複数のモードごとに規定したモードテーブルと、
    当該モードテーブルに規定されたモード間でモード移行を行うモード移行手段とをさらに備え、
    前記デモ図柄変動数決定手段は、当該モード移行手段で移行されたモードごとに規定された前記デモ図柄の変動表示回数の設定比率に基づいて前記デモ図柄変動表示手段によるデモ図柄の変動表示回数を決定することを特徴とする遊技機。
  3. 請求項2に記載の遊技機において、
    前記普通電動役物への遊技球の入賞を契機として行われる大当たりの抽選を行う大当たり抽選手段と、
    当該大当たり抽選手段による抽選結果を所定の演出図柄を用いて変動表示する演出図柄変動表示手段とをさらに備え、
    前記モード移行手段は、当該演出図柄変動表示手段で表示される大当たり状態のうち、特定の演出図柄で表示される大当たり状態が発生したときは、その大当たり状態が終了したときに各モード間の移行抽選を行い、その抽選結果に応じてモード移行することを特徴とする遊技機。
  4. 請求項2に記載の遊技機において、
    前記普通電動役物への遊技球の入賞を契機として行われる大当たりの抽選を行う大当たり抽選手段と、
    当該大当たり抽選手段による抽選結果を所定の演出図柄を用いて変動表示する演出図柄変動表示手段とをさらに備え、
    前記モード移行手段は、当該演出図柄変動表示手段で表示される演出図柄の変動表示パターンのうち、特定の変動表示パターンが発生したときは、その特定の変動表示パターンが終了したときに各モード間の移行抽選を行い、その抽選結果に応じてモード移行することを特徴とする遊技機。
  5. 請求項2に記載の遊技機において、
    前記普通電動役物への遊技球の入賞を契機として行われる大当たりの抽選を行う大当たり抽選手段と、
    当該大当たり抽選手段による抽選結果を所定の演出図柄を用いて変動表示する演出図柄変動表示手段と、
    前記大当たり抽選手段の抽選の結果、大当たりに当選したときに大入賞口ソレノイドを作動させる大入賞口ソレノイド作動手段とをさらに備え
    前記モード移行手段は、当該大入賞口ソレノイド作動手段による大入賞口ソレノイドの作動が終了した後、当該演出図柄変動表示手段で表示された演出図柄の変動表示回数が所定回数に達したときに各モード間の移行抽選を行い、その抽選結果に応じてモード移行することを特徴とする遊技機。
  6. 請求項2に記載の遊技機において、
    前記普通電動役物への遊技球の入賞を契機として行われる大当たりの抽選を行う大当たり抽選手段と、
    当該大当たり抽選手段による抽選結果を所定の演出図柄を用いて変動表示する演出図柄変動表示手段とをさらに備え、
    前記モード移行手段は、当該演出図柄変動表示手段による演出図柄の変動表示終了ごとに各モード間の移行抽選を行い、その抽選結果に応じてモード移行することを特徴とする遊技機。
  7. 請求項2に記載の遊技機において、
    前記モード移行手段は、前回のモード移行から所定時間経過した後に各モード間の移行抽選を行い、その抽選結果に応じてモード移行することを特徴とする遊技機。
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