JP2007186665A - プロピレン系重合体組成物、該組成物からなる成形体、プロピレン系重合体組成物の製造方法 - Google Patents

プロピレン系重合体組成物、該組成物からなる成形体、プロピレン系重合体組成物の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】透明性、低温衝撃性、機械物性(柔軟性または剛性など)に優れ、しかも耐熱性に優れた重合体組成物、該組成物を用いてなる成形体を提供すること。
【解決手段】(A)プロピレン系重合体40〜95重量部と(B)プロピレンから導かれる構成単位を89〜50モル%の量で含有し、エチレンから導かれる構成単位を10〜30モル%の量で含有し、さらに炭素原子数4〜20のα-オレフィンから導かれる構成単
位を1〜20モル%の量で含むプロピレン・エチレン・α-オレフィン共重合体60〜5
重量部(ただし(A)と(B)の合計を100重量部とする)とを含んでなることを特徴とするプロピレン系重合体組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、プロピレン系重合体組成物、該組成物からなる成形体、プロピレン系重合体組成物の製造方法に関する。
各種ポリプロピレンからなる成形体では、透明性、耐衝撃性、機械物性(柔軟性または剛性など)に優れていること、および高温でもその特性が低下しないこと(以下「耐熱性」ということがある)のバランスが求められる。これらをバランスよく兼ね備えた材料はこれまで存在しなかった。
例えば、ポリプロピレンからなる成形品は、剛性、耐熱性、表面光沢性、耐傷付き性などに優れており、広い用途に使用されている。ただし、低温衝撃性に劣るため、用途が限定されるという問題点があった。このようなポリプロピレンの低温衝撃性を向上させるには、一般的にはポリプロピレンとエチレン−プロピレン共重合体とを重合過程にて連続的に製造したブロックPPが、広く知られている。この場合、剛性、高温でも形状が保持される優れた耐熱性を有し、低温衝撃性は向上するが透明性の点では満足のいくものではなかった。
またプロピレンに炭素数2〜20のα−オレフィン(プロピレンは除く)のうち少なくとも一種以上を共重合したプロピレン−α−オレフィン共重合体いわゆるランダムPPは核剤などの導入により、透明性が向上するが、低温衝撃性に劣ることが知られている。
また冷凍保存容器などの食品容器には、透明性、剛性、また冷凍保存時の低温衝撃性とともに電子レンジによる加熱時においても形状が変化しないなど耐熱性に優れることが要求される。
またレトルト食品に用いられるレトルトパウチなどの場合、優れた透明性、耐衝撃性、柔軟性とともに高温での滅菌処理によってもこれら特性が低下しないような優れた耐熱性が要求される。
食品容器などの産業材料を形成するポリマー、レトルトパウチなどの包装材を形成するポリマーとしては、一般的にポリエチレンあるいはプロピレンランダム共重合体が用いられている。
従来よりこのプロピレンランダム共重合体については種々の提案がなされており、たとえばプロピレンと少量のエチレンとブテンとを共重合させて得られるプロピレン系三元共重合体が提案されている(特許文献1,2,3参照)。このプロピレン系三元共重合体は、結晶性であって、耐熱性には優れているが、産業材として用いるには透明性と低温衝撃性のバランス、包装材として用いるには柔軟性などが不十分である。
また、プロピレン成分とともにエチレン成分を1.3〜2.4重量%、ブテン成分を6.5〜12.1重量%の量で含有し、剛性、透明性、開口性などの特性に優れるとともにヒートシール性にも優れたフィルムを形成するプロピレン系三元共重合体の製造方法が提案されている(特許文献4)。
また、低温ヒートシール性に優れたプロピレン系三元共重合体として、溶液重合により
得られ、エチレン成分を1モル%以上、ブテン成分を1モル%以上、かつプロピレン成分を90モル%未満の割合で含むプロピレン系三元共重合体が提案されている(特許文献5)。
また、プロピレン成分80〜96.5重量%、エチレン成分3〜17重量%、ブテン成分0.5〜5重量%からなるプロピレン系三元共重合体を、射出成形剛体製品あるいはブロー成形瓶などに成形することが提案されている(特許文献6)。
しかしながら上記のような従来のポリエチレンあるいはプロピレン系三元共重合体から得られる食品容器、レトルトパウチ、などは、このような高温下で一定時間に加熱滅菌処理されると、白化して透明性が低下したり、柔軟性が低下してしまうことがあることがわかった。
本出願人らは既に、例えば(A)(a)エチレン成分を0〜10モル%の量で、(b)プロピレン成分を100〜80モル%の量で、(c)炭素数4〜12のα−オレフィン成分を0〜15モル%の量で含有するプロピレン系重合体;50〜95重量部と、(B)(a)エチレン成分を2〜20モル%の量で、(b)プロピレン成分を80〜30モル%の量で、(c)炭素数4〜12のα−オレフィン成分を10〜50モル%の量で含有するプロピレン系ランダム共重合体;5〜50重量部とから形成されるポリオレフィン組成物を提案している(特許文献7)。しかし本出願人らの検討によれば、透明性と低温衝撃性と耐熱性とのバランスの点でまだ向上の余地があることがわかった。
また特許文献8でもプロピレン・エチレン・1−ブテン共重合体が用いられているが、
熱可塑性エラストマーとして用いることを目的としており、また、耐熱性、低温衝撃強度の点では向上の余地があることがわかった。
特許文献9では、ポリプロピレンとプロピレン・エチレン・1−ブテン共重合体のブロ
ックコポリマーが開示されているが、やはりエラストマーとして用いることが目的であり、また耐熱性、低温衝撃強度の点では向上の余地があることがわかった。
特開昭51―79195号公報 特開昭53―26882号公報 特開昭53―26883号公報 特公昭55−6643号公報 特開昭57―125207号公報 特開昭57―147506号公報 特開平8−283491号公報 特開平08−301934号公報 特開2001−064335号公報
本発明が解決しようとする課題は、上記のような点を解決することであって、透明性、低温衝撃性、機械物性(柔軟性または剛性など)に優れ、しかも耐熱性に優れた重合体組成物、該組成物を用いてなる成形体を提供することにある。
また本発明が解決しようとする課題は、透明性、低温衝撃性、機械物性(柔軟性または剛性など)に優れ、しかも耐熱性に優れた重合体組成物を得ることが出来る重合体組成物ペレットを提供すること、および該ペレットからなる熱可塑性重合体用改質剤、該改質剤を用いた熱可塑性重合体組成物の製造方法を提供することにある。
本発明のプロピレン系重合体組成物は
(A)プロピレン系重合体40〜95重量部と
(B)プロピレンから導かれる構成単位を89〜50モル%の量で含有し、エチレンから導かれる構成単位を10〜30モル%の量で含有し、さらに炭素原子数4〜20のα-オ
レフィンから導かれる構成単位を1〜20モル%の量で含むプロピレン・エチレン・α-
オレフィン共重合体 60〜5重量部
(ただし(A)と(B)の合計を100重量部とする)
と、
(A)と(B)の合計100重量部に対して、
(C)エチレンから導かれる構成単位を50〜99モル%の量で含有し、炭素原子数3〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位を1〜50モル%の量で含有する(エチレンとα−オレフィンの合計を100モル%とする)エチレン・α−オレフィン共重合体5〜95重量部
を含むプロピレン系重合体組成物(P)である。
また前記プロピレン系重合体組成物(P)は、
(A)プロピレン系重合体が、DSCにより測定したTmが120℃以上170℃以下であるプロピレン系重合体であり、(B)プロピレン・エチレン・α−オレフィン共重合体が、プロピレンから導かれる構成単位を84.0〜60.0モル%の量で含有し、エチレンから導かれる構成単位を15.0〜30.0モル%の量で含有し、
さらに炭素原子数4〜20のα-オレフィンから導かれる構成単位を1.0〜10.0モ
ル%の量で含み、かつ以下で規定するB値が0.9以上1.5以下であるプロピレン・エチレン・α-オレフィン共重合体であり、
Figure 2007186665
(式中、MOEは、プロピレンとエチレンの連鎖と炭素数4以上のα−オレフィンとエチレンの連鎖の合計の、全ダイアッドに対するモル分率を表し、MOはプロピレンと炭素数4
以上のα−オレフィンのモル分率の合計を表し、MEはエチレンのモル分率を表す。)
(A)を41〜95重量部と、(B)を59〜5重量部
(ただし(A)と(B)の合計を100重量部とする)とを含んでなることが好ましい。
本発明のプロピレン系重合体組成物では、前記(C)エチレン・α−オレフィン共重合体が、エチレンから導かれる構成単位を55〜99モル%の量で含有し、炭素原子数3〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位を1〜45モル%の量で含有する(エチレンとα−オレフィンの合計を100モル%とする)し、密度が850〜920kg/m3
あり、MFR(ASTMD1238、190℃、2.16kg荷重下)が0.1〜20g
/minであることが好ましい。
本発明のプロピレン系重合体組成物では、前記(B)プロピレン・エチレン・α−オレフィン共重合体がプロピレンから導かれる構成単位を84.0〜63.0モル%の量で含有し、エチレンから導かれる構成単位を15.0〜30.0モル%の量で含有し、さらに炭素原子数4〜20のα-オレフィンから導かれる構成単位を1.0〜7.0モル%の量
で含むプロピレン・エチレン・α-オレフィン共重合体であることも好ましく、GPC法
により求めた分子量分布(Mw/Mn、Mw:重量平均分子量、Mn:数平均分子量、いずれもポリスチレン換算)が3.5以下であり、13C-NMRにより算出したアイソタク
ティックトライアッド分率(mm)が85%以上であることも好ましく、DSCで測定したガラス転移温度(Tg)が0℃以下であることも好ましく、DSCで測定した融点が100℃以下であるか又は融点が観測されないものであることも好ましい。
本発明のプロピレン系重合体組成物では、前記プロピレン系重合体(A)が、アイソタクティックプロピレン系重合体であることも好ましく、前記プロピレン系重合体(A)のMFR(ASTMD1238、230℃、2.16kg荷重下)が0.01〜400g/10分の範囲にあることも好ましい。
本発明のプロピレン系重合体の製造方法は、
(A)プロピレン系重合体1〜70重量部と、
(B)プロピレンから導かれる構成単位を89〜50モル%の量で含有し、エチレンから導かれる構成単位を15〜30モル%の量で含有し、さらに炭素原子数4〜20のα-オ
レフィンから導かれる構成単位を1〜20モル%の量で含むプロピレン・エチレン・α-
オレフィン共重合体 99〜30重量部
(ただし(A)と(B)の合計を100重量部とする)
とを含むプロピレン系重合体組成物(Q)からなるペレットを、さらに必要量の前記(A)プロピレン系重合体、必要量の(C)エチレンから導かれる構成単位を50〜99モル%の量で含有し、エチレン以外の炭素原子数3〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位を1〜50モル%の量で含有する(エチレンとα−オレフィンの合計を100モル%とする)エチレン・炭素数3〜20のα−オレフィン共重合体、必要に応じて他の重合体((A)プロピレン系重合体(B)プロピレン・エチレン・炭素数4〜20のα−オレフィン共重合体(C)エチレン・α−オレフィン共重合体を除く)、必要に応じて添加剤とを混練して、
(A)プロピレン系重合体40〜95重量部と
(B)プロピレンから導かれる構成単位を89.0〜50.0モル%の量で含有し、エチレンから導かれる構成単位を10.0〜30.0モル%の量で含有し、さらに炭素原子数4〜20のα-オレフィンから導かれる構成単位を1.0〜20.0モル%の量で含むプ
ロピレン・エチレン・α-オレフィン共重合体 60〜5重量部
(ただし(A)と(B)の合計を100重量部とする)
(A)と(B)の合計100重量部に対して、
(C)エチレンから導かれる構成単位を50〜99モル%の量で含有し、炭素原子数3〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位を1〜50モル%の量で含有する(エチレンとα−オレフィンの合計を100モル%とする)エチレン・α−オレフィン共重合体5〜95重量部
とを含むプロピレン系重合体組成物(P)を製造するものである。
本発明の製造方法では、前記(A)プロピレン系重合体がDSCにより測定したTmが120℃以上170℃以下であるプロピレン系重合体であり、前記(B)プロピレン・エチレン・α-オレフィン共重合体がプロピレンから導かれる構成単位を84.0〜60.
0モル%の量で含有し、エチレンから導かれる構成単位を15.0〜30.0モル%の量で含有し、さらに炭素原子数4〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位を1.0〜10.0モル%の量で含み、かつB値が0.9以上1.5以下であるプロピレン・エチレン・α-オレフィン共重合体であることが好ましい。
また、本発明の製造方法では、前記(B)成分がプロピレンから導かれる構成単位を84.0〜63.0モル%の量で含有し、エチレンから導かれる構成単位を15.0〜30.0モル%の量で含有し、さらに炭素原子数4〜20のα−オレフィンから導かれる構成
単位を1.0〜7.0モル%の量で含むプロピレン・エチレン・α-オレフィン共重合体
であることが好ましい。
また本発明の成形体は前記プロピレン系重合体組成物(P)を用いてなることを特徴としている。
本発明のプロピレン系重合体組成物は、透明性、低温耐衝撃性、機械物性(柔軟性または剛性など)に優れ、しかも耐熱性に優れている。
本発明の成形体は、透明性、低温耐衝撃性、機械物性に優れ、しかも耐熱性に優れている。
本発明のプロピレン系重合体組成物の製造方法は、特定のプロピレン系重合体組成物からなるペレットを用いるため、取り扱い性に優れ、かつ熱可塑性重合体用改質剤として用いた場合に、透明性、低温耐衝撃性、機械物性(柔軟性または剛性など)に優れ、しかも耐熱性に優れる樹脂組成物を生産性良く製造することができる。
以下本発明について詳細に説明する。本発明のプロピレン系重合体組成物は、(A)プロピレン系重合体と、特定の(B)プロピレン・エチレン・炭素数4〜20のα−オレフィン共重合体と、特定の(C)エチレン・α−オレフィン共重合体を含んでなることを特徴としている。
(A)プロピレン系重合体
本発明で用いられるプロピレン系重合体(A)は、ホモポリプロピレンであっても、プロピレン・炭素数2〜20のα−オレフィン(ただしプロピレンを除く)ランダム共重合体であっても、プロピレンブロック共重合体であってもよいが、好ましくはホモポリプロピレンあるいはプロピレン−炭素数2−20のαオレフィンランダム共重合体である。得られる組成物の耐熱性の点からは特にホモポリプロピレンが好ましく、得られる組成物が低温衝撃特性と透明性とに優れる点からは、特にプロピレン−炭素数2−20のαオレフィンランダム共重合体が好ましい。ここで、プロピレン以外の炭素原子数が2〜20のα−オレフィンとしては、エチレン、1−ブテン、1−ペンテン、3−メチル−1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテン、1−デセン、1−ドデセン、1−テトラデセン、1−ヘキサデセン、1−オクタデセン、1−エイコセンなどが挙げられ、エチレンまたは炭素原子数が4〜10のα−オレフィンまたはエチレンと炭素数が4〜10のα−オレフィンとの共重合体が好ましい。なお通常、プロピレン由来の構成単位は、プロピレン由来の構成単位と、プロピレン以外の炭素数が2〜20のα−オレフィン由来の構成単位の合計100モル%に対して、90モル%以上含んでいる。
本発明で用いられるプロピレン系重合体(A)は、好ましくはアイソタクティックプロピレン系重合体である。
アイソタクティックプロピレン系重合体とは、NMR法により測定したアイソタクティックペンタッド分率が0.9以上、好ましくは0.95以上であるプロピレン系重合体である。前記アイソタクティックプロピレン重合体のアイソタクティックペンタッド分率を百分率で表示すると90%以上、好ましくは95%以上である。本発明では百分率を採用した。
アイソタクティックペンタッド分率(mmmm分率)は、13C−NMRを使用して測定される分子鎖中のペンタッド単位でのアイソタクティック連鎖の存在割合を示しており、プロピレンモノマー単位が5個連続してメソ結合した連鎖の中心にあるプロピレンモノマ
ー単位の分率である。具体的には、13C−NMRスペクトルで観測されるメチル炭素領域の全吸収ピーク中に占めるmmmmピークの分率として算出される値である。なお、このアイソタクティックペンタッド分率(mmmm分率)は、以下のようにして測定される。
mmmm分率は、13C−NMRスペクトルにおけるPmmmm(プロピレン単位が5単位連続してアイソタクティック結合した部位における第3単位目のメチル基に由来する吸収強度)およびPW(プロピレン単位の全メチル基に由来する吸収強度)の吸収強度から
下記式により求められる。
mmmm分率=Pmmmm/PW
NMR測定は、例えば次のようにして行われる。すなわち、試料0.35gをヘキサクロロブタジエン2.0mlに加熱溶解させる。この溶液をグラスフィルター(G2)で濾過した後、重水素化ベンゼン0.5mlを加え、内径10mmのNMRチューブに装入する。そして日本電子製GX−500型NMR測定装置を用い、120℃で13C−NMR測定を行う。積算回数は、10,000回以上とする。
また本発明で用いられるプロピレン系重合体(A)は示差走査熱量計(DSC)測定により得られる融点(Tm)が、Tmが120℃以上170℃以下が好ましい。好ましくは125℃以上であり168℃以下であり、さらに同時に得られる融解熱量(ΔH)は50mJ/mg以上であることが好ましい。この範囲のものは成形性、耐熱性と透明性に優れ、結晶性のポリプロピレンとしての特性が良好で好ましい。
融点(Tm)ならび融解熱量(ΔH)はたとえば次のようにして行われる。試料5.0
0mg程度を専用アルミパンに詰め、パーキンエルマー社製DSCPyris1またはD
SC7を用い、30℃から200℃までを320℃/minで昇温し、200℃で5分間保持したのち、200℃から30℃までを10℃/minで降温し、30℃でさらに5分間保持したのち、次いで10℃/minで昇温する際の吸熱曲線より求めた値である。
プロピレン系重合体(A)のメルトフローレート(MFR;ASTM D1238、230℃、2.16kg荷重下)は、好ましくは0.01〜400g/10分、好ましくは0.1〜100g/10分である。例えば後述するように引張り弾性率が700MPa以上のプロピレン系重合体組成物(P)の場合、プロピレン系重合体(A)のMFRは0.1から100g/10分であることが好ましく、0.5〜80g/10分であることがより好ましい。また引張り弾性率が50以上700未満であるプロピレン系重合体組成物(P)の場合、プロピレン系重合体(A)のMFRは0.1から50g/10分であることが好ましく、0.5〜20g/10分であることがより好ましい。
このようなMFR値のプロピレン系重合体(A)からは、流動性に優れ、大型品も成形することができるようなプロピレン重合体組成物が得られる。
プロピレン系重合体(A)がプロピレン・α−オレフィンランダム共重合体である場合にα−オレフィンとしては、エチレンおよび炭素数4〜20のα−オレフィンから選ばれることが好ましく、これを0.1〜8モル%、好ましくは0.2〜7.5モル%、さらに好
ましくは0.3〜7モル%の量で含有していることが好ましい。
また、本発明で用いられるプロピレン系重合体(A)の引張り弾性率は500MPa以上であることが好ましい。引張り弾性率は、JIS K6301に準拠して、JIS 3号ダンベルを用いて、スパン間:30mm、引張り速度:30mm/minで23℃にて測定した値である。
上記のような本発明で用いられるプロピレン系重合体(A)、例えばアイソタクティッ
クプロピレン系重合体は、種々の方法により製造することができるが、たとえば立体規則性触媒を用いて製造することができる。具体的には、固体状チタン触媒成分と有機金属化合物触媒成分とさらに必要に応じて電子供与体とから形成される触媒を用いて製造することができる。固体状チタン触媒成分としては、具体的に、三塩化チタンまたは三塩化チタン組成物が、比表面積が100m2/g以上である担体に担持された固体状チタン触媒成
分、あるいはマグネシウム、ハロゲン、電子供与体(好ましくは芳香族カルボン酸エステルまたはアルキル基含有エーテル)およびチタンを必須成分とし、これらの必須成分が比表面積100m2/g以上である担体に担持された固体状チタン触媒成分が挙げられる。
またメタロセン触媒で製造することもできる。
また有機金属化合物触媒成分としては、有機アルミニウム化合物が好ましく、有機アルミニウム化合物としては具体的に、トリアルキルアルミニウム、ジアルキルアルミニウムハライド、アルキルアルミニウムセスキハライド、アルキルアルミニウムジハライドなどが挙げられる。なお有機アルミニウム化合物は、使用するチタン触媒成分の種類に合わせて適宜選択することができる。
電子供与体としては、窒素原子、リン原子、硫黄原子、ケイ素原子あるいはホウ素原子などを有する有機化合物を使用することができ、好ましくは上記のような原子を有するエステル化合物およびエーテル化合物などが挙げられる。
このような触媒は、さらに共粉砕等の手法により活性化されてもよく、また上記のようなオレフィンが前重合されていてもよい。
(B)プロピレン・エチレン・α−オレフィン共重合体
プロピレン・エチレン・α−オレフィン共重合体(B)は、通常ランダム共重合体であり、(B)プロピレンから導かれる構成単位を89〜50モル%の量で含有し、エチレンから導かれる構成単位を10〜30モル%の量で含有し、さらに炭素原子数4〜20のα-オレフィンから導かれる構成単位を1〜20モル%の量で含む。ここでエチレンから導
かれる構成単位と炭素数4〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位との合計は11モル%〜50モル%である。またプロピレンから導かれる構成単位とエチレンから導かれる構成単位と炭素数4〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位との合計は100モル%である。
より好ましくは プロピレンから導かれる構成単位を60.0〜84.0モル%、エチ
レンから導かれる構成単位を15.0〜30.0モル%、炭素数4〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位を1.0〜10.0モル%の量含んでいる。ここでエチレンから導かれる構成単位と炭素数4〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位との合計は16.0モル%〜40.0モル%である。またプロピレンから導かれる構成単位とエチレンから導かれる構成単位と炭素数4〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位との合計は100モル%である。
更に好ましくはプロピレンから導かれる構成単位を63.0〜84.0モル%、エチレンから導かれる構成単位を15.0〜30.0モル%、炭素数4〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位を1.0〜7.0モル%の量含んでいる。ここでエチレンから導かれる構成単位と炭素数4〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位との合計は16.0モル%〜37.0モル%である。またプロピレンから導かれる構成単位とエチレンから導かれる構成単位と炭素数4〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位との合計は100モル%である。
より好ましくはプロピレンから導かれる構成単位を65.0〜83.5モル%、エチレンから導かれる構成単位を15.5〜28.0モル%、炭素数4〜20のα−オレフィン
から導かれる構成単位を1.0〜7.0モル%の量含んでいる。ここでエチレンから導かれる構成単位と炭素数4〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位との合計は16.5モル%〜35.0モル%である。またプロピレンから導かれる構成単位とエチレンから導かれる構成単位と炭素数4〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位との合計は100モル%である。
より好ましくはプロピレンから導かれる構成単位を68.0〜81.0モル%エチレンから導かれる構成単位を16.0〜25.0モル%、炭素数4〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位を3.0〜7.0モル%の量含んでいる。ここでエチレンから導かれる構成単位と炭素数4〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位との合計は19.0モル%〜35.0モル%である。またプロピレンから導かれる構成単位とエチレンから導かれる構成単位と炭素数4〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位との合計は100モル%である。
炭素数4〜20のα−オレフィンとしては、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテン、1−デセン、1−ドデセン、1−テトラデセン、1−ヘキサデセン、1−オクタデセン、1−エイコセンなどが挙げられ、特に1−ブテン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテンが好ましい。
このような量でプロピレンから導かれる構成単位、エチレンから導かれる構成単位、炭素数4〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位を含有するプロピレン・エチレン・α−オレフィン共重合体(B)は、プロピレン系重合体(A)との相容性が良好となり、得られるプロピレン系重合体組成物は、充分な透明性、柔軟性、機械強度、耐熱性と耐衝撃性を発揮する傾向がある。
本発明で用いられる(B)プロピレン・エチレン・α-オレフィン共重合体は、以下で
規定するB値が0.9以上1.5以下であることが好ましい;
Figure 2007186665
本発明においては特にB値は0.9以上1.3以下であることがより好ましく、0.9以上1.2以下であることが更に好ましい。B値がこの範囲にあると、得られる組成物の低温衝撃強度と透明性のバランスに特に優れる。
なおB値は、値が大きいほどエチレン単位のブロック的連鎖がより短くなり、エチレン単位の分布が一様であることを示している。逆にBが小さいほどエチレン単位の分布が一
様ではなく、ブロック的連鎖が長くなることを示している。
具体的には、G.J.Ray(Macromolecules,10,773(1977))、J.C.Randall(Macromolecules,15,353,(1982)、J.Polymer Science,Polymer Physics Ed.,11,275(1973))、K.Kimura
(Polymer,25,441(1984))等の報告に基づいて13CNMRの測定により、例えばプロピレン・エチレン・1−ブテン共重合体の場合には、以下のようにB値を求める。
45.0〜48.0ppmに表れるピークをプロピレン−プロピレン連鎖におけるαα位の
メチレン炭素に帰属させ、PP[(αα)PP]を求めた。
42.0〜44.5ppmに表れるピークをプロピレン−ブテン連鎖におけるαα位のメチ
レン炭素に帰属させ、PB[(αα)PB]を求めた。
40.0〜41.0ppmに表れるピークをブテン−ブテン連鎖におけるαα位のメチレン
炭素に帰属させ、BB[(αα)BB]を求めた。
37.5〜39.0ppmに表れるピークをプロピレン−エチレン連鎖におけるαγ位とα
δ+位のメチレン炭素に帰属させ、PE[(αγ+αδ+)PE]を求めた。
34.0〜34.5ppmに表れるピークをブテン−エチレン連鎖におけるαγ位とαδ+位のメチレン炭素に帰属させ、BE[(αγ+αδ+)BE]を求めた。
26.0〜28.3ppm、29.5〜30.0ppm、30.1〜30.5ppmに表れるピークをそれぞれエチレン−エチレン連鎖におけるβδ+、δδ+、δγ炭素に帰属させ、EE[[(βδ++δδ+)/2+γδ+/4]EE]を求めた。
なおβδ+炭素の領域においては、目的以外のピーク(ブテンからなる構成単位に由来
するピーク:以下分岐(B)由来にピークということがある)が重なっているため以下のように処理した。
βδ+(P-E、B-E)のピークの積分値=(26.0〜28.3ppmのピークの積分値)−(分岐(B)由来のピークの積分値)
分岐(B)由来のピークの積分値=[CH(EBE)+CH(EBB)+CH(BBB)+B-CH3}/2として求めた。
なおCH(EBE)はエチレン−ブテン−エチレン3連鎖のメチン炭素のピークの積分値を表し、39.5〜39.9ppmのピークの積分値から求められる。
CH(EBB)はエチレン−ブテン−ブテン3連鎖のメチン炭素のピークの積分値を表し、36.5〜37.4ppmのピークの積分値から求められる。
CH(BBB)はブテン−ブテンーブテン3連鎖のメチン炭素のピークの積分値を表し、33.5〜34.8ppmのピークの積分値から求められる。
B-CH3はブテン由来の構成単位のメチル炭素のピークの積分値を表し、9.5〜11.9ppmのピークの積分値から求められる。
また上記B値の式中のME 、MOおよびMOEは下記式により求めることによって算出さ
れる。
O=PP+PB+BB+PE/2+BE/2
E=EE+PE/2+BE/2
Mo=O/(O+E)
Me=E/(O+E)
OE=(PE+BE)/(PP+PB+BB+PE+BE+EE)
<各記号の説明>
上記説明においてPPはプロピレン−プロピレン連鎖の相対的な量を表し、それはプロピレン−プロピレン連鎖におけるαα位のメチレン炭素のピークの積分値である(αα)PPと等しい。
PBはプロピレン−ブテン連鎖の相対的な量を表し、それはプロピレン−ブテン連鎖におけるαα位のメチレン炭素のピークの積分値である(αα)PBと等しい。
BBはブテン−ブテン連鎖の相対的な量を表し、それはブテン−ブテン連鎖におけるαα位のメチレン炭素のピークの積分値である(αα)BBに等しい。
PEはプロピレン−エチレン連鎖の相対的な量を表し、それはプロピレン−エチレン連鎖におけるαγ位とαδ+位のメチレン炭素のピークの積分値を合計した値である(αγ+αδ+)PEに等しい。
BEはブテン−エチレン連鎖の相対的な量を表し、それはブテン−エチレン連鎖におけるαγ位とαδ+位のメチレン炭素のピークの積分値を合計した値である(αγ+αδ+
BEに等しい。
EEはエチレン−エチレン連鎖の相対的な量を表し、それはエチレン−エチレン連鎖におけるβδ+位とδδ+位とγδ+位のメチレン炭素のピークの積分値を、[(βδ++δδ+
)/2+γδ+/4]式に従って演算した値[(βδ++δδ+)/2+γδ+/4]EEに等しい。
Oはプロピレン単位とブテン単位の合計の相対的な量を表すピーク積分値を意味し、またEはエチレン単位の相対的な量を表すピーク積分値を意味する。
13CNMRの測定操作については実施例の項で後述するような「ポリマー中のエチレン、プロピレン、α−オレフィン含量」の測定と同じ方法で行うことが出来る。
本発明で用いられるプロピレン・エチレン・α−オレフィン共重合体(B)は、実質的にアイソタクティック構造を有することが機械強度などの点から好ましい。
実質的にアイソタクティック構造を有するプロピレン・エチレン・α−オレフィン共重合体(B)とは、NMR法により測定したアイソタクティックトライアッド分率(mm分率)が0.85以上、好ましくは0.88以上であるプロピレン系共重合体である。前記プロピレン系共重合体のアイソタクティックトライアッド分率を百分率で表示すると、85%以上、好ましくは88%以上となる。
アイソタクティックトライアッド分率(mm分率)は、13C−NMRを使用して測定される分子鎖中のトライアッド単位でのアイソタクティック連鎖の存在割合を示しており、プロピレンモノマー単位が3個連続してメソ結合した連鎖の中心にあるプロピレンモノマー単位の分率である。具体的には、13C−NMRスペクトルで観測されるメチル炭素領域の全吸収ピーク中に占めるmmピークの分率として算出される値である。なお、このアイソタクティックトライアッド分率(mm分率)は、以下のようにして測定される。
mm分率は、13C−NMRスペクトルにおけるPmm(プロピレン単位が3単位連続してアイソタクティック結合した部位における第2単位目のメチル基に由来する吸収強度)およびPW(プロピレン単位の全メチル基に由来する吸収強度)の吸収強度から下記式に
より求められる。
mm分率=Pmm/PW
NMR測定は、例えば次のようにして行われる。すなわち、試料0.35gをヘキサクロロブタジエン2.0mlに加熱溶解させる。この溶液をグラスフィルター(G2)で濾過した後、重水素化ベンゼン0.5mlを加え、内径10mmのNMRチューブに装入する。そして120℃で13C−NMR測定を行う。積算回数は、10,000回以上とする。測定装置には特に制限はないが、例えば日本電子製GX−500型NMR測定装置を用いることができる。
具体的な帰属は、国際公開2004/087775号パンフレットの、
21頁7行目〜26頁6行目に記載された方法で行うことが出来る。
このようなプロピレン・エチレン・α−オレフィン共重合体(B)のMFR(ASTMD1238、230℃、2.16kg荷重下)は特に制限はないが0.01〜50である
ことが好ましく、0.05〜10であることがより好ましく、0.1〜4であることがより好ましい。この範囲にあると特に得られる組成物の耐衝撃性が向上する。
またプロピレン・エチレン・α−オレフィン共重合体(B)の135℃デカリン中で測定した極限粘度[η]が、通常0.01〜10dl/g、好ましくは0.05〜10dl/gの範囲にあることが望ましい。該プロピレン・エチレン・α−オレフィン共重合体(B)の極限粘度[η]が、前記範囲内にあると、耐候性、耐オゾン性、耐熱老化性、低温特性、耐動的疲労性、機械強度などの特性に優れたプロピレン・エチレン・α−オレフィン共重合体となる。
このようなプロピレン・エチレン・α−オレフィン共重合体(B)は、JIS K7105に準拠し、厚さ1mmプレスシートの試験片を用いて測定した内部Haze(%)(媒体:ベンジルアルコール)が5%以下、より好ましくは3%である。該プロピレン・エチレン・α−オレフィンランダム共重合体(B)がこのような範囲にある場合、透明性に影響を及ぼす結晶成分がほとんどなく、プロピレン、エチレンとα−オレフィンがランダムに重合しており、柔軟性、透明性、ゴム弾性に優れる。
なおプレスシートは以下のようにして作製する。200℃に設定した油圧式熱プレス成形機を用いて、4分余熱後、10MPa加圧下で1分で成形したのち、20℃で10MPaの加圧下で3分間冷却することにより所定の厚みのシートを作製することにより試験片を得る。
このプロピレン・エチレン・α−オレフィン共重合体(B)は、JIS K6301に準拠して、厚み1mmのプレスシートから得られたJIS3号ダンベルを用い、スパン間:30mm、引張り速度:30mm/minで23℃にて測定した100%歪での応力(M100)が好ましくは4.0MPa以下、より好ましくは3.0MPa以下、更に好まし
くは2.0MPa以下である。また(B)のM100は通常0.1以上である。なおプレスシートは以下のようにして作製する。200℃に設定した油圧式熱プレス成形機を用いて、4分余熱後、10MPa加圧下で1分で成形したのち、20℃で10MPaの加圧下で3分間冷却することにより所定の厚みのシートを作製することにより試験片を得る。
さらにこのプロピレン・エチレン・α−オレフィン共重合体(B)は、JIS K6301に準拠して、厚み1mmのプレスシートから得られたJIS3号ダンベルを用い、スパン間:30mm、引張り速度:30mm/minで23℃にて測定した引張破断点強度(TS)が好ましくは25MPa以下、より好ましくは15MPa以下、さらに好ましくは10MPa以下である。また(B)のTSは通常0.1MPa以上である。該プロピレン・エチレン・α−オレフィンランダム共重合体(B)がこのような範囲にあると柔軟性、透明性、ゴム弾性、機械強度に優れ、さらに得られる組成物の柔軟性、透明性、耐衝撃性、機械強度に優れる。
このプロピレン・エチレン・α−オレフィンランダム共重合体(B)は、X線回折で測定した結晶化度が好ましくは20%以下、より好ましくは0〜15%である。またプロピレン・エチレン・α−オレフィンランダム共重合体(B)は単一のガラス転移温度を有し、かつ示差走査熱量計(DSC)によって測定したガラス転移温度Tgが、通常0℃以下、好ましくは−10℃以下、より好ましくは−20℃以下の範囲にあることが望ましい。該プロピレン・エチレン・α−オレフィンランダム共重合体(B)のガラス転移温度Tgが前記範囲内にあると、耐寒性、低温特性に優れる。
また前記プロピレン・エチレン・α−オレフィンランダム共重合体(B)は、DSCで測定した融点が100℃以下であるかまたは融点が観測されないものであることが好まし
い。
ここで、融点が観測されないとは、−150〜200℃の範囲において、結晶融解熱量が1J/g以上の結晶融解ピークが観測されないことをいう。測定法は後述する実施例の「(B)成分のガラス転移温度(Tg)、融点(Tm)の測定法」と同じである。すなわち測定用アルミパンに約5mgの試料をつめて、100℃/minで200℃まで昇温し、200℃で5分間保持した後、10℃/minで−150℃まで降温し、ついで10℃/minで200℃まで昇温した吸熱曲線より求めることができる。
またGPCにより測定した分子量分布(Mw/Mn、ポリスチレン換算、Mw:重量平均分子量、Mn:数平均分子量)は好ましくは3.5以下、より好ましくは3.0以下、さらに好ましくは2.5以下である。
プロピレン・エチレン・α−オレフィンランダム共重合体(B)の製造
本発明で用いられるプロピレン・エチレン・α−オレフィンランダム共重合体(B)は下記一般式(a1)
Figure 2007186665
(式中、R3は水素であり、R1、R2、R4は炭化水素基、ケイ素含有基から選ばれ、それぞれ同一でも異なっていてもよい。R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13
およびR14は水素、炭化水素基、ケイ素含有基から選ばれ、それぞれ同一でも異なっていてもよく、R5からR12までの隣接した置換基は互いに結合して環を形成してもよい。R13とR14はそれぞれ同一でも異なっていてもよく、互いに結合して環を形成してもよい。
Mは第4族遷移金属であり、Yは炭素原子であり、Qはハロゲン、炭化水素基、アニオン配位子または孤立電子対で配位可能な中性配位子から同一または異なる組合せで選んでもよく、jは1〜4の整数である。)で表される遷移金属化合物(a1)と、(b−1)有機アルミニウムオキシ化合物、および/または(b−2)前記遷移金属化合物(a1)と反応してイオン対を形成する化合物と、所望により(b−3)有機アルミニウム化合物とを含むオレフィン重合触媒存在下に、プロピレンとエチレンおよびα−オレフィンを共重合させることにより得られることが好ましい。
このような遷移金属化合物としては、例えばWO2004/087775号パンフレットに記載された化合物を例示することができる。
また(b−1)有機アルミニウムオキシ化合物、(b−2)前記遷移金属化合物(a1)
と反応してイオン対を形成する化合物、(b−3)有機アルミニウム化合物、および具体的重合方法についてもWO2004/087775号パンフレットに記載されているものを採用できる。
また、下記のような
(a2)下記一般式(a2)で表される架橋メタロセン化合物、並びに
(b)(b−1)有機アルミニウムオキシ化合物、
(b−2)前記(a2)架橋メタロセン化合物と反応してイオン対を形成する化合
物及び
(b−3)有機アルミニウム化合物、
とから選ばれる1種以上の化合物とからなるオレフィン重合用触媒の存在下にプロピレンと、エチレンと炭素数4〜20のα−オレフィンとを重合することが、共重合体の分子量(MFRなど)が高いものが得られる点からより好ましい。
Figure 2007186665
上記一般式(a2)中、R1およびR3は水素であり、R2とR4は炭素数1〜20の炭化水素基および炭素数1〜20のケイ素含有基から選ばれ基である。R4は炭素数1〜4の
アルキル基であることが好ましい。R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11およびR12
水素、炭化水素基およびケイ素含有基から選ばれ各々が同一でも異なっていてもよく、隣接する基同士が互いに結合して環を形成していてもよい。R13、R14は、炭化水素基およびケイ素含有基から選ばれ各々が同一でも異なっていてもよく、隣接する基同士が互いに結合して環を形成していてもよい。MはTi、ZrまたはHfである。Yは炭素原子又はケイ素原子であり、Qはハロゲン原子、炭化水素基、アニオン配位子および孤立電子対で配位可能な中性配位子から同一または異なる組合せで選ばれ、jは1〜4の整数である。
(2a)架橋メタロセン化合物
前記一般式(a2)で表わされる(a2)架橋メタロセン化合物は、化学構造式上の次の特徴、[m1]および[m2]を備える。
[m1]二つの配位子の内、一つは置換基を持つシクロペンタジエニル基(以下、「置換シクロペンタジエニル基」と呼ぶ。)であり、他の一つはフルオレニル基である。
[m2]メタロセン化合物を構成する遷移金属(上記一般式(a2)におけるM)がチタン、ジルコニウムまたはハフニウムである。
以下、(a2)架橋メタロセン化合物の化学構造上の特徴である、置換シクロペンタジエニル基、フルオレニル基、架橋部、およびその他特徴について順次説明した後に、これらの化学構造上の特徴を備えた好ましい架橋メタロセン化合物を例示する。
[1]置換シクロペンタジエニル基
前記一般式(a2)で表わされる化学構造式における置換シクロペンタジエニル基部分においては、R1およびR3は水素原子であり、R2およびR4は炭素数1〜20の炭化水素基(f1)または炭素数1〜20のケイ素含有基(f2)である。
炭素数1〜20の炭化水素基(f1)とは、炭素および水素のみから構成されるアルキル基、アルケニル基、アルキニル基またはアリール基に加えて、これら基の炭素原子に直結した水素原子の一部がハロゲン原子、酸素含有基、窒素含有基、ケイ素含有基で置換されたヘテロ原子含有炭化水素基や、隣接する任意の二つの水素原子が脂環族を形成しているものも含む。炭化水素基(f1)としては、メチル基、エチル基、n-プロピル基、アリル(allyl)基、n-ブチル基、n-ペンチル基、n-ヘキシル基、n-ヘプチル基、n-オクチル基
、n-ノニル基、n-デカニル基などの直鎖状炭化水素基;イソプロピル基、tert-ブチル基
、アミル基、3-メチルペンチル基、1,1-ジエチルプロピル基、1,1-ジメチルブチル基、1-メチル-1-プロピルブチル基、1,1-プロピルブチル基、1,1-ジメチル-2-メチルプロピル基、1-メチル-1-イソプロピル-2-メチルプロピル基などの分岐状炭化水素基;シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、シクロオクチル基、ノルボルニル基、アダマンチル基などの環状飽和炭化水素基;フェニル基、ナフチル基、ビフェニル基、フェナントリル基、アントラセニル基などの環状不飽和炭化水素基およびこれらの核置換体;ベンジル基、クミル基などの、アリール(aryl)基が置換した飽和炭化水素含有基;メトキシ基、エトキシ基、フェノキシ基、N-メチルアミノ基、トリフルオロメチル基、トリブロモメチル基、ペンタフルオロエチル基、ペンタフルオロフェニル基などのヘテロ原子含有炭化水素基を挙げることができる。
炭素数1〜20のケイ素含有基(f2)とは、例えば、シクロペンタジエニル基の環炭素がケイ素原子を介して直接共有結合している基であり、具体的にはアルキルシリル基やアリールシリル基である。このようなケイ素含有基(f2)としては、トリメチルシリル基、トリエチルシリル基、トリフェニルシリル基等を例示することができる。
2は炭素数4〜20の炭化水素基であることが好ましい。炭素数4〜20の炭化水素
基としては、上で例示した炭素数1〜20の炭化水素基(f1)からメチル基、エチル基、プロピル基を除いた基を例示することができる。
また、一般式(a2)におけるR4は炭素数1〜10の炭化水素基であることが好まし
く、生成重合体の分子量を高められるという視点から、R4が炭素数1〜4のアルキル基
、例えばメチル基、エチル基、n-プロピル基、イソプロピル基、n-ブチル基、イソブチル基、sec-ブチル基であることが更に好まし、メチル基、エチル基またはn-プロピル基であることが特に好ましい。
プロピレン・エチレン・α−オレフィンランダム共重合体(B)の製造に好ましく用いられる(a2)架橋メタロセン化合物の置換シクロペンタジエニル基の最も好ましい形態は、R4が炭素数2〜4の炭化水素基であると同時に、R2がtert-ブチル基、メチルシク
ロヘキシル基、メチルアダマンチル基のようにR2に比べて嵩高い置換基であることであ
る。なお、ここでいう「嵩高い」とは、その置換基が占有する体積が大きいことを示す。
[2]フルオレニル基
プロピレン・エチレン・α−オレフィンランダム共重合体(B)の製造に用いることができる好ましい重合方法において、前記一般式(a2)で表わされる架橋メタロセン化合物のフルオレニル基部分の、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11およびR12は、水素
、炭化水素基、ケイ素含有基から選ばれる同一の原子または同一の基であり互いに結合して環を形成していてもよい。炭化水素基としては前記炭化水素基(f1)を好ましい態様
としてあげることができ、またケイ素含有基としては前記ケイ素含有基(f2)を好ましい例としてあげることができる。フルオレニル基の、更に好ましい態様はR6とR11が同
時に水素原子ではないフルオレニル基である。特に好ましい態様は、R6とR11が同一の
、水素以外の原子または基を備えたフルオレニル基である。
[3]共有結合架橋部
シクロペンタジエニル基とフルオレニル基を結ぶ結合の主鎖部は、炭素原子またはケイ素原子を一つ含有する2価の共有結合架橋である。重合において重要な点は、前記一般式(a2)における共有結合架橋部の架橋原子Yが、相互に同一でも異なっていてもよいR13、R14を有することである。R13およびR14は、炭素数1〜40の炭化水素基、炭素数1〜40のケイ素含有基から選ばれる原子または基であり互いに結合して環を形成していてもよい。炭化水素基およびケイ素含有基としては、前記炭化水素基(f1)およびケイ素含有基(f2)およびこれら分子中の水素原子がアルキル基、シクロアルキル基またはアリール基等で置換された基を例示できる。
プロピレン・エチレン・α−オレフィンランダム共重合体(B)の好ましい製造方法においては、R13、R14が相互に同一でも異なっていてもよいアリール基または置換アリール基であってもよい。[なお本明細書において、「アリール基」とは芳香族環炭素および芳香族水素(sp2型水素)のみから構成される基を示し、「置換アリール基」とはアリール基の芳香族水素(sp2型水素)の少なくても一つが水素以外の基で置換された基として定義される。]アリール基または置換アリール基を、架橋原子(Y)に導入することによって、高分子量のオレフィン重合体が効率良く製造できる。アリール基または置換アリール基としては、フェニル基、ナフチル基、アントリル基、またフェナントリル基のような炭素数6〜18の、芳香環炭素および芳香族水素(sp2型水素)のみから構成される基、芳香族水素(sp2型水素)の一つ以上が置換基で置換された置換アリール基、すなわち、トリル(tolyl)基、キシリル基、メチルナフチル基、ビフェニル基、ターフェニ
ル基等の炭素数7〜30のアルキル又はアリール置換アリール基、フルオロフェニル基やジフルオロフェニル基等の炭素数6〜20のフルオロアリール基、クロロフェニル基やジクロロフェニル基等の炭素数6〜20のクロロアリール基、ブロモフェニル基やジブロモフェニル基等の炭素数6〜20のブロモアリール基、ヨードフェニル基やジヨードフェニル基等の炭素数6〜20のヨードアリール基、(トリクロロメチル)フェニル基、ビス(トリクロロメチル)フェニル基等の炭素数7〜40のクロロアルキルアリール基、(トリブロモメチル)フェニル基、ビス(トリブロモメチル)フェニル基等の炭素数7〜40のブロモアルキルアリール基、(トリヨードメチル)フェニル基、ビス(トリヨードメチル)フェニル基等の炭素数7〜40のヨードアルキルアリール基、(トリフルオロメチル)フェニル基、ビス(トリフルオロメチル)フェニル基等の炭素数7〜40のフルオロアルキルアリール基などが挙げられる。置換アリール基においては、置換基がメタ位またはパラ位に位置する置換フェニル基が好ましい。
13およびR14は、炭素数1〜5のアルキル基、フェニル基、炭素数6〜10の置換フェニル基から選ばれる基であることが好ましく、メチル基、フェニル基、トリル基(=メチルフェニル基)および(トリフルオロメチル)フェニル基から選ばれる基であることがさらに好ましい。
なお、本発明で好ましく用いられるプロピレン・エチレン・α−オレフィンランダム共重合体(B)の製造方法において、置換シクロペンタジエニル基のR4がメチル基の場合
、R6とR7が相互に結合して脂肪族環を形成し、且つR10とR11が相互に結合して脂肪族環を形成している架橋メタロセン化合物が好んで用いられ、更に高分子量化を達成しようとする場合は、R13とR14が共に置換アリール基である架橋メタロセン化合物が好んで使用される。また、R4がエチル基の場合は、高分子量化が達成できるという視点から、R1
3とR14が共にアリール基又は置換アリール基である架橋メタロセン化合物が好んで使用
される。また、一般に架橋メタロセン化合物の製造上の容易性からR13とR14が相互に同一であるものが好んで使用される。
[4]架橋メタロセン化合物の構造上のその他特徴
前記一般式(a2)において、MはTi、ZrまたはHfであり、好ましくはZrまたはHfである。Qはハロゲン原子、炭素数が1〜10の炭化水素基、または炭素数が10以下の中性、共役または非共役ジエン、アニオン配位子または孤立電子対で配位可能な中性配位子から同一または異なる組み合わせで選ばれる。ハロゲン原子の具体例としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子であり、炭化水素基の具体例としては、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、2-メチルプロピル、1,1-ジメチルプロピル、2,2-ジメチルプロピル、1,1-ジエチルプロピル、1-エチル-1-メチルプロピル、1,1,2,2-
テトラメチルプロピル、sec-ブチル、tert-ブチル、1,1-ジメチルブチル、1,1,3-トリメ
チルブチル、ネオペンチル、シクロヘキシルメチル、シクロヘキシル、1-メチル-1-シク
ロヘキシル等が挙げられる。炭素数が10以下の中性、共役または非共役ジエンの具体例としては、s-シス-またはs-トランス-η4-1,3-ブタジエン、s-シス-またはs-トランス-η4-1,4-ジフェニル-1,3-ブタジエン、s-シス-またはs-トランス-η4-3-メチル-1,3-ペンタジエン、s-シス-またはs-トランス-η4-1,4-ジベンジル-1,3-ブタジエン、s-シス-またはs-トランス-η4-2,4-ヘキサジエン、s-シス-またはs-トランス-η4-1,3-ペンタジエン、s-シス-またはs-トランス-η4-1,4-ジトリル-1,3-ブタジエン、s-シス-またはs-トランス-η4-1,4-ビス(トリメチルシリル)-1,3-ブタジエン等が挙げられる。アニオン配位子の具
体例としては、メトキシ、tert-ブトキシ、フェノキシ等のアルコキシ基、アセテート、
ベンゾエート等のカルボキシレート基、メシレート、トシレート等のスルホネ-ト基等が
挙げられる。孤立電子対で配位可能な中性配位子の具体例としては、トリメチルホスフィン、トリエチルホスフィン、トリフェニルホスフィン、ジフェニルメチルホスフィンなどの有機リン化合物、またはテトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジオキサン、1,2-ジメトキシエタン等のエーテル類が挙げられる。jは1〜4の整数であり、jが2以上の時は、Qは互いに同一でも異なっていてもよい。
[5]好ましい架橋メタロセン化合物の例示
以下に、上記一般式(a2)で表されるメタロセン化合物の具体例を示すが、これによって本発明の範囲が限定されるものではない:
イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニ
ル)(2,7-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコ
ニウムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロ
ピリデン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエ
ニル)(2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ(メシチル)フルオレニル)ジルコニウ
ムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(オ
クタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロピ
リデン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,H]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロ
ピリデン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラ-tert-ブチル
フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロラ
イド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ(メシチル)フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジル
コニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペ
ンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジ
ルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロ
ペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラ-tert-ブチルフルオ
レニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウ
ムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレ
ン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニ
ル)(2,7-ジ(メシチル)フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、
ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオク
タヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペ
ンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジル
コニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエ
ニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチ
レン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラ-tert-ブチルフル
オレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロ
ライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド
、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,7-
ジ(メシチル)フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペ
ンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロライ
ド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシク
ロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペン
タジエニル)(2,7-ジ(メシチル)フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシ
クロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジク
ロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニ
ル)(2,3,6,7-テトラ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウ
ムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチル
シクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、
ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエ
ニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェ
ニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-
ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ(メシチル)フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシク
ロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジク
ロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロ
ペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)
ジルコニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジル
コニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-
エチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロ
ライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペ
ンタジエニル)(2,3,6,7-テトラ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、
ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエ
ニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メ
チレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ-tert-ブチルフルオレニ
ル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブ
チル-5-エチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシク
ロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペ
ンタジエニル)(2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチ
レン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ(メシチル)フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エ
チルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレ
ニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-
ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチル
シクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロ
ライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(フルオ
レニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ(メシチル)フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジ
エニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニ
ウムジクロライド、
ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブ
チル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエ
ニル)(2,3,6,7-テトラ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロ
ピリデン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロピリデン(3-ter
t-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエ
ニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジメチルフルオ
レニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロ
ピリデン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ(メシチル)フルオ
レニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジク
ロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジ
ルコニウムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタ
ジエニル)(2,3,6,7-テトラ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド
、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロラ
イド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ(メシチル)フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシ
クロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジ
クロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジ
エニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニ
ウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペ
ンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラ-tert-ブチル
フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチ
レン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ-tert-ブチルフルオレ
ニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフ
ェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチ
ル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、
ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジフェニ
ルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ(メシチル)フルオレニル)ジルコニウムジクロライ
ド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(オクタメ
チルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレ
ン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライ
ド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-
テトラ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メ
チレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペン
タジエニル)(2,7-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-
ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、
ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ(メシチル)フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシ
クロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジ
クロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタ
ジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコ
ニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシク
ロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエ
ニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロライ
ド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチルフルオ
レニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシク
ロペンタジエニル)(2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチ
ル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ(メシチル)フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタ
ジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライド
、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエ
ニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラ-tert-ブチルフル
オレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロライ
ド、
ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタ
ジエニル)(2,7-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェ
ニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウ
ムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロ
ピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ(メシチル)フルオレニル)ジルコニウムジクロライド
、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペン
タジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライ
ド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペ
ンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジ
ルコニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジ
ルコニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピル
シクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロ
ライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシク
ロペンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチ
レン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチルフルオレ
ニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-
ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-
ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピル
シクロペンタジエニル)(2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ(メシチル)フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエ
ニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロ
ライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,7
-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタ
ジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジメチ
ルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライ
ド、
ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ(メシチル)フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペ
ンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジ
ルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペ
ンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-プロピルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロ
ペンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-
ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペン
タジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロピ
リデン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジク
ロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ(メシチル)フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエ
ニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イ
ソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-
ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イ
ソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-
ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロ
ペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド
、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロ
ペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジメチルフルオ
レニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロラ
イド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエ
ニル)(2,7-ジ(メシチル)フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)
メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタ
ヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)
メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウム
ジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエ
ニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウム
ジクロライド、
ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニ
ルメチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジフェニルフ
ルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ(メシチル)フルオレニル)ジルコニウムジクロライ
ド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(オク
タメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメ
チレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメ
チル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニル
メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブ
チル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペ
ンタジエニル)(2,3,6,7-テトラ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、
ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシ
クロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロ
フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブ
チル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシク
ロペンタジエニル)(2,7-ジ(メシチル)フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(3,6-
ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフ
ェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピル
シクロペンタジエニル)(2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ(メシチル)フルオレニル)ジ
ルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロ
ピルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニ
ウムジクロライド、
ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペン
タジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニ
ル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(フルオレニル)ジル
コニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロ
ピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライ
ド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシク
ロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピル
シクロペンタジエニル)(2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ(
メシチル)フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタ
ヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペン
タジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニ
ル)(2,3,6,7-テトラ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレ
ン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ-tert-ブチルフルオ
レニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジ
ルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチ
ル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロ
ピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、
ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペ
ンタジエニル)(2,7-ジ(メシチル)フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウ
ムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソ
プロピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-
イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウム
ジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプ
ロピルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウム
ジクロライド、
ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(フルオ
レニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライ
ド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド
、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,7-
ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブ
チル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ(メシチル)フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペン
タジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライ
ド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、
ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-イソプロピルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラ-tert-ブチルフルオレ
ニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブ
チル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニ
ウムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ(メシチル)フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレ
ニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジ
ルコニウムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジ
エニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチ
ルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロピリデン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジク
ロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニ
ル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブ
チル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジ
エニル)(3,6-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエ
ニル)(2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メ
チレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ(メシチル)フルオレニ
ル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウム
ジクロライド、
(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(3,6-
ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェ
ニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニ
ウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニ
ル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロラ
イド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジ
ルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタ
ジエニル)(2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコ
ニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエ
ニル)(2,7-ジ(メシチル)フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(
3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-
テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブ
チル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシク
ロペンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メ
チレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ-tert-ブチルフルオレ
ニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライ
ド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライ
ド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ(メシチル)フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベン
ゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブ
チル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロラ
イド、ジ(p-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフ
ェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(フルオレニル)ジル
コニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシク
ロペンタジエニル)(2,7-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオ
レニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、
ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,7-
ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ(メシチル)フルオレニル)ジルコ
ニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロ
ペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロ
ライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニ
ル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウム
ジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタ
ジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-クロロフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラ-tert-ブチルフル
オレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロライド
、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタ
ジエニル)(2,7-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペ
ンタジエニル)(2,7-ジ(メシチル)フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライ
ド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペン
タジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタ
ジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(m-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチ
ル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシ
クロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-
トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ(メシチル)フルオレニル)ジルコニウ
ムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチ
ルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウ
ムジクロライド、
ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジ
エニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニ
ウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブ
チルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチ
ルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライ
ド、ジ(p-トリフルオロメチルフェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペン
タジエニル)(2,3,6,7-テトラ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(フルオレニル)ジ
ルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペン
タジエニル)(2,7-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル
)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,7-
ジ(メシチル)フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-
ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレ
ニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-
テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジ(p-トリル)メチレン(3-tert-
ブチル-5-n-ブチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジメチルメチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジエ
ニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジメチルメチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒド
ロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジメチルメチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジメチルメチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、
ジメチルメチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジメチルメチレン(3-tert-ブ
チル-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)
ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタ
ジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオク
タヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペ
ンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチ
レン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペン
タジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライ
ド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、
(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-
テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジフェニルフル
オレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウ
ムジクロライド、(メチル)(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジ
エニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(
メチル)(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(p-トリル)
メチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオ
レニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(p-トリル)メチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジ
エニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(
メチル)(2-ナフチル)メチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(2-ナフチ
ル)メチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(2-ナフチル)メチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロ
ペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(2-ナフチル)メチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(2-ナフチル)メチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロ
ペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(2-ナフチル)メチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(エチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(エチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフル
オレニル)ジルコニウムジクロライド、(エチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(エチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロラ
イド、(エチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(エチル)(フェニル)メチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(p-トリフルオロメチル)メチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(p-トリフルオロメチル)メチレ
ン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾ
フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(p-トリフルオロメチル)メチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシク
ロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(p-トリフルオロメチ
ル)メチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(p-トリフルオロメチル)メチレン(3-tert-ブチル-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジフェニルフルオレ
ニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(p-トリフルオロメチル)メチレン(3-tert-ブ
チル-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)
ジルコニウムジクロライド、ジメチルメチレン(3-(1-メチルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジメチルメチレン(3-(1-メチルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジメ
チルメチレン(3-(1-メチルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、
ジメチルメチレン(3-(1-メチルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジメチルメチレン(3-(1-メチ
ルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジフェニ
ルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジメチルメチレン(3-(1-メチルシクロヘキ
シル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-(1-メチルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-(1-メチルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、
ジフェニルメチレン(3-(1-メチルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロラ
イド、ジフェニルメチレン(3-(1-メチルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-(1-メチルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-(1-メチル
シクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフ
ルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-(1-メチルシク
ロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオ
レニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-(1-メチルシクロヘ
キシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-(1-メチルシクロヘキシ
ル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-(1-メチ
ルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-(1-メチルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジフェニルフルオレニル)ジ
ルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-(1-メチルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(p-トリル)メチレン(3-(1-メチルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(p-トリル)メチレン(3-(1-メチルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロ
ライド、(メチル)(p-トリル)メチレン(3-(1-メチルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジル
コニウムジクロライド、(メチル)(p-トリル)メチレン(3-(1-メチルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロラ
イド、(メチル)(p-トリル)メチレン(3-(1-メチルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(p-トリル)メチレン(3-(1-メチルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メ
チル)(2-ナフチル)メチレン(3-(1-メチルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニ
ル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチ
ル)(2-ナフチル)メチレン(3-(1-メチルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(2-ナフチル)メチレン(3-(1-メチルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロ
ライド、(メチル)(2-ナフチル)メチレン(3-(1-メチルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(2-ナフチル)メチレン(3-(1-メチルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3
,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(2-ナフチル)メチレン(3-(1-メチルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(エチル)(フェニル)メチレン(3-(1-メチルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、
(エチル)(フェニル)メチレン(3-(1-メチルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(エチル)(フェニル)メチレン(3-(1-メチルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(エチル)(フェニル)メチレン(3-(1-メチルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(エチル)(フェニル)メチレン(3-(1-メチルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-
ジ-tert-ブチル-2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(エチル)(フ
ェニル)メチレン(3-(1-メチルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(p-トリフルオロメチル)メチレン(3-(1-メチルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(p-トリフルオロメチル)メチレン(3-(1-メチルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエ
ニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(p-トリフルオロメチル)メチレン(3-(1-メチルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペ
ンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジ
ルコニウムジクロライド、(メチル)(p-トリフルオロメチル)メチレン(3-(1-メチルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコ
ニウムジクロライド、(メチル)(p-トリフルオロメチル)メチレン(3-(1-メチルシクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジフェニルフルオレニ
ル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(p-トリフルオロメチル)メチレン(3-(1-メチル
シクロヘキシル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフ
ルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジメチルメチレン(3-(2-メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジメチルメチレン(3-(2-メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシク
ロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジク
ロライド、ジメチルメチレン(3-(2-メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエ
ニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウ
ムジクロライド、ジメチルメチレン(3-(2-メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペン
タジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジメチル
メチレン(3-(2-メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-
ブチル-2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジメチルメチレン(3-(2-メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-(2-メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオ
レニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-(2-メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジル
コニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-(2-メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシ
クロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-(2-メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロラ
イド、ジフェニルメチレン(3-(2-メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニ
ル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(3-(2-メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-
tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-(2-メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-(2-メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオク
タヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレ
ン(3-(2-メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサ
メチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、
(メチル)(フェニル)メチレン(3-(2-メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエ
ニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-(2-メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(フェニル)メチレン(3-(2-メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-
ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(p-トリル)メチレン(3-(2-メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチ
ル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(p-トリル)メチレン(3-(2-メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒ
ドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(p-トリル)メチレン(3-(2-メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(p-トリル)メチレン(3-(2-メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(p-トリル)メチレン(3-(2-メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジ
フェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(p-トリル)メチレン(3-(2-
メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(2-ナフチル)メチレン(3-(2-メ
チル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(2-ナフチル)メチレン(3-(2-メチ
ル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベン
ゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(2-ナフチル)メチレン(3-(2-メチ
ル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(2-ナフチル)メチレン(3-(2-メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラ
メチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(2-ナフチル)メチレン(3-(2-
メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(2-ナフチル)メチレン(3-(2-
メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(エチル)(フェニル)メチレン(3-(2-メチ
ル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(エチル)(フェニル)メチレン(3-(2-メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(エチル)(フェニル)メチレン(3-(2-メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキサメチル-1H,8H-ジシクロ
ペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(エチル)(フェニル)メチレン(3-(2-メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフル
オレニル)ジルコニウムジクロライド、(エチル)(フェニル)メチレン(3-(2-メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジフェニルフルオ
レニル)ジルコニウムジクロライド、(エチル)(フェニル)メチレン(3-(2-メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニ
ル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(p-トリフルオロメチル)メチレン(3-(2-メチル-
2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジメチルフ
ルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(p-トリフルオロメチル)メチレン(3-(2-メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(p-トリフルオロメチル)メチ
レン(3-(2-メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(1,1,3,6,8,8-ヘキ
サメチル-1H,8H-ジシクロペンタ[b,h]フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(p-トリフルオロメチル)メチレン(3-(2-メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(2,3,6,7-テトラメチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(メチル)(p-トリフルオロメチル)メチレン(3-(2-メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-ジフェニルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、(
メチル)(p-トリフルオロメチル)メチレン(3-(2-メチル-2-アダマンチル)-5-メチルシクロペンタジエニル)(3,6-ジ-tert-ブチル-2,7-メシチルフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、等を例示することができる。(なお、上記例示化合物において、"オクタメチルオ
クタヒドロフルオレン"は、"1,1,4,4,7,7,10,10-オクタメチルオクタヒドロジベンゾ[b,h]フルオレン"の略称である。)
さらには上記例示化合物のジルコニウムをハフニウムやチタニウムに代えた化合物や、ジクロリドがジフルオリド、ジブロミド、ジアイオダイドや、ジメチル、メチルエチルに代えたメタロセン化合物なども同様に(a2)架橋メタロセン化合物の例示化合物である。
上記(a2)架橋メタロセン化合物は公知の方法によって製造可能であり、特に製造法が限定されるわけではない。公知の製造方法として例えば、本出願人によるWO2001/27124号パンフレットおよびWO2004/087775号パンフレットを挙げることができる。
上記のような(a2)架橋メタロセン化合物は、単独でまたは2種以上組み合わせて用いることができる。
なお(b−1)有機アルミニウムオキシ化合物、(b−2)前記(a2)架橋メタロセン化合物と反応してイオン対を形成する化合物、(b−3)有機アルミニウム化合物については例えば前述した国際公開2004/087775号パンフレットに記載されたものを用いることができる。
プロピレン・エチレン・α−オレフィンランダム共重合体(B)は、前記した(a1)遷移金属化合物または(a2)架橋メタロセン化合物(以下、これらを総称して「成分(a)」という。)を、例えば(b)(b−1)有機アルミニウムオキシ化合物、(b−2)前記成分(a)と反応してイオン対を形成する化合物、および(b−3)有機アルミニウム化合物から選ばれる1種以上の化合物と共に重合に供することによって製造できる。
また、このような成分(a)を用いたオレフィンの重合温度は、通常−50〜+200℃、好ましくは0〜200℃、さらに好ましくは40〜180℃、特に好ましくは40〜150℃の範囲である。重合圧力は、通常常圧〜10MPaゲージ圧、好ましくは常圧〜5MPaゲージ圧の条件下であり、重合反応は、回分式、半連続式、連続式のいずれの方法においても行うことができる。さらに重合を反応条件の異なる二段以上に分けて行うことも可能である。得られるオレフィン系重合体の分子量は、重合系に水素を存在させるか、または重合温度を変化させることによっても調節することができる。さらに、使用する成分(b)の量により分子量調節することもできる。水素を添加する場合、その量はオレフィン1kgあたり0.001〜100NL程度が適当である。
成分(a)を含む重合方法を、溶液重合の形態で実施する場合の好ましい態様について
述べる。溶液重合においては通常は溶媒が用いられる。このような溶液重合において用いられる溶媒は通常、不活性炭化水素溶媒であり、好ましくは常圧下における沸点が50℃〜200℃の飽和炭化水素である。具体的には、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、デカン、ドデカン、灯油などの脂肪族炭化水素;シクロペンタン、シクロヘキサン、メチルシクロペンタンなどの脂環族炭化水素が挙げられる。なおベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類やエチレンクロリド、クロルベンゼン、ジクロロメタンなどのハロゲン化炭化水素も「不活性炭化水素溶媒」の範疇に入り、その使用を制限するものではない。
溶液重合を行うに際して、成分(a)は、反応容積1リットル当り、通常10-9〜10-1モル、好ましくは10-8〜10-2モルになるような量で用いられる。
成分(b−1)は、成分(b−1)と、成分(a)中の全遷移金属原子(M)とのモル比[(b−1)/M]が通常0.01〜5,000、好ましくは0.05〜2,000となるような量で用いられる。成分(b−2)は、成分(b−2)中のアルミニウム原子と、成分(A)中の全遷移金属(M)とのモル比[(b−2)/M]が、通常1〜5,000、好ましくは5〜1,000となるような量で用いられる。成分(b−3)は、成分(b−3)と、成分(A)中の遷移金属原子(M)とのモル比[(b−3)/M]が、通常0.01〜10000、好ましくは0.05〜5000となるような量で用いられる。
溶液重合においては、通常は前記した炭化水素溶媒が用いられるが、α−オレフィンを溶媒として用いてもよい。共重合はバッチ法または連続法のいずれの方法でも行うことができる。溶液重合をバッチ法で実施する場合には、重合系内のメタロセン化合物の濃度は、重合容積1リットル当り、通常0.00005〜1ミリモル、好ましくは0.0001〜0.50ミリモルの量で用いられる。
また反応時間(重合が連続法で実施される場合には平均滞留時間)は、触媒濃度、重合温度などの条件によっても異なるが、通常5分間〜3時間、好ましくは10分間〜1.5時間程度である。
エチレン・α-オレフィンランダム共重合体(C)
本発明で用いられるエチレン・α-オレフィンランダム共重合体(C)としては、エチ
レンから導かれる構成単位を50〜99モル%の量で含有し、炭素原子数3〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位を1〜50モル%の量で含有する(エチレンとα−オレフィンの合計を100モル%とする)エチレン・α−オレフィン共重合体が望ましい。
好ましくは、前記エチレン・α-オレフィンランダム共重合体(C)は、エチレンから
導かれる構成単位を55〜99モル%の量で含有し、エチレン以外の炭素原子数3〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位を1〜45モル%の量で含有し(エチレンとα−オレフィンの合計を100モル%とする)、その密度が850〜920kg/m3であり、MFR(ASTMD1238、190℃、2.16kg荷重下)が0.1〜20g/minである。
より好ましくは、前記エチレン・α-オレフィンランダム共重合体(C)は、エチレン
から導かれる構成単位を80〜99モル%の量で含有し、エチレン以外の炭素原子数3〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位を1〜20モル%の量で含有し(エチレンとα−オレフィンの合計を100モル%とする)、その密度が870〜920kg/m3であり、MFR(ASTMD1238、190℃、2.16kg荷重下)が0.1〜20g/minである。
このような好ましい範囲では、特に透明性と耐衝撃性のバランスに優れる。
さらに好ましくは、前記エチレン・α-オレフィンランダム共重合体(C)は、エチレ
ンから導かれる構成単位を80〜95モル%の量で含有し、エチレン以外の炭素原子数3〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位を5〜20モル%の量で含有し(エチレンとα−オレフィンの合計を100モル%とする)、密度が870〜900kg/m3であり、MFR(ASTMD1238、190℃、2.16kg荷重下)が0.1〜20g/minである。
特に好ましくは、前記エチレン・α-オレフィンランダム共重合体(C)は、エチレン
から導かれる構成単位を82〜92モル%の量で含有し、炭素原子数3〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位を8〜18モル%の量で含有し(エチレンとα−オレフィンの合計を100モル%とする)、密度が875〜900kg/m3であり、MFR(ASTMD1238、190℃、2.16kg荷重下)が0.1〜10g/minである。
また別の好ましい態様としては、前記エチレン・α-オレフィンランダム共重合体(C
)はエチレンから導かれる構成単位を90モル%を超えて99モル%以下、好ましくは90モル%を超えて97モル%以下、より好ましくは91モル%以上97モル%以下の量で含有し、その密度が900kg/m3を超えて920kg/m3以下、好ましくは901kg/m3以上920kg/m3以下であり、MFR(ASTMD1238、190℃、2.16kg荷重下)が0.1〜20g/min、好ましくは0.1〜10g/minである。この範囲であれば耐衝撃性と剛性と透明性のバランスに優れる。
上記のような好ましい範囲では、特に透明性と耐衝撃性のバランスに優れる。エチレンと共重合させるα−オレフィンは、炭素原子数3〜20のα−オレフィンであり、具体的には、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−ノネン、1−デセン、1−ウンデセン、1−ドデセン、1−ヘキサドデセン、1−オクタデセン、1−ノナデセン、1−エイコセン、4−メチル−1−ペンテンなどが挙げられる。これらの内でも、炭素原子数3〜10のα−オレフィンが好ましい。炭素原子数4〜8のα−オレフィンがより好ましい。特にプロピレン、1−ブテン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテンが好ましい。特にこれらのα-オレフィン
は、単独で、あるいは2種以上組み合わせて用いられる。
また、エチレン・α-オレフィンランダム共重合体(C)は、これらの単位の他に、本
発明の目的を損なわない範囲で、他の重合性モノマーから導かれる単位を含有していてもよい。
このような他の重合性モノマーとしては、たとえばスチレン、ビニルシクロペンテン、ビニルシクロヘキサン、ビニルノルボルナン等のビニル化合物類;酢酸ビニル等のビニルエステル類;無水マレイン酸等の不飽和有機酸またはその誘導体;ブタジエン、イソプレン、ペンタジエン、2,3-ジメチルブタジエン等の共役ジエン類;1,4-ヘキサジエン、1,6-オクタジエン、2-メチル-1,5-ヘキサジエン、6-メチル-1,5-ヘプタジ
エン、7-メチル-1,6-オクタジエン、ジシクロペンタジエン、シクロヘキサジエン、
ジシクロオクタジエン、メチレンノルボルネン、5-ビニルノルボルネン、5-エチリデン-2-ノルボルネン、5-メチレン-2-ノルボルネン、5-イソプロピリデン-2-ノルボルネン、6-クロロメチル-5-イソプロペンル-2-ノルボルネン、2,3-ジイソプロピリデン-5-ノルボルネン、2-エチリデン-3-イソプロピリデン-5-ノルボルネン、2-プロペニル-2,2-ノルボルナジエン等の非共役ポリエン類などが挙げられる。なお非共役ジエン、非共役ポリエンは含まないことも好ましい態様の一つである。
エチレン・α-オレフィンランダム共重合体(C)は、このような他の重合性モノマー
から導かれる単位を、エチレンとα−オレフィンとの合計100モル%に対して、さらに
10モル%以下、好ましくは5モル%以下、より好ましくは3モル%以下の量で含有していてもよい。
エチレン・α-オレフィンランダム共重合体(C)としては、具体的には、エチレン・
プロピレンランダム共重合体、エチレン・1-ブテンランダム共重合体、エチレン・プロ
ピレン・1-ブテンランダム共重合体、エチレン・プロピレン・エチリデンノルボルネン
ランダム共重合体、エチレン・1-ブテンランダム・1-オクテン共重合体、エチレン・4-メチル-1-ペンテン共重合体、エチレン・1-ヘキセンランダム共重合体、エチレン・1-
オクテンランダム共重合体などが挙げられる。これらのうちでも、エチレン・プロピレンランダム共重合体、エチレン・1-ブテンランダム共重合体、エチレン・1-ヘキセンランダム共重合体、エチレン・1-オクテンランダム共重合体などが特に好ましく用いられる
。中でもエチレン・1-ブテンランダム共重合体、エチレン・1-ヘキセンランダム共重合体、エチレン・1-オクテンランダム共重合体などが特に好ましく用いられる。これらの
共重合体は、2種以上併用してもよい。
また、本発明で用いられるエチレン・α-オレフィンランダム共重合体(C)は、X線
回折法により測定される結晶化度が通常40%以下、好ましくは0〜39%、さらに好ましくは0〜35%である。
本発明においては(C)成分を用いることで、特に耐衝撃性と透明性のバランスが向上する。
上記のようなエチレン・α-オレフィンランダム共重合体(C)は、バナジウム系触媒
、チタン系触媒またはメタロセン系触媒などを用いる従来公知の方法により製造することができる。
プロピレン系重合体組成物
本発明に係るプロピレン系重合体組成物は、(A)前記プロピレン系重合体40〜95重量部、好ましくは41〜95重量部、より好ましくは50〜95重量部、さらに好ましくは55〜95重量部と
(B)前記プロピレン・エチレン・α-オレフィン共重合体 60〜5重量部、好ましくは59〜5重量部、より好ましくは50〜5重量部、さらに好ましくは45〜5重量部と、(A)と(B)の合計100重量部に対して、
(C)エチレンから導かれる構成単位を50〜99モル%の量で含有し、エチレン以外の炭素原子数3〜20のα-オレフィンから導かれる構成単位を1〜50モル%の量で含有
するエチレン・α-オレフィン共重合体5〜95重量部、好ましくは5〜90重量部、よ
り好ましくは5〜70重量部を含むことを特徴としている。
この範囲にあると、特に耐熱性、透明性、衝撃強度、機械物性(柔軟性または剛性など)と耐衝撃性に優れ、特に低温耐衝撃性と透明性のバランスに優れたプロピレン系重合体組成物となるため好ましい。
なお柔軟性を必要とする場合、好ましくは(A)成分が40〜90重量部、より好ましくは41〜90重量部、さらに好ましくは55〜85重量部、(B)成分が好ましくは10〜60重量部、より好ましくは10〜59重量部、さらに好ましくは15〜45重量部、(C)成分が(A)成分と(B)成分の合計100重量部に対して、好ましくは20〜90重量部、より好ましくは20〜85重量部、さらに好ましくは25〜85重量部である。
また剛性を必要とする場合、好ましくは(A)成分が60〜95重量部、より好ましくは70〜95重量部、(B)成分が好ましくは5〜50重量部、より好ましくは5〜40重
量部、(C)成分が好ましくは5〜50重量部、より好ましくは5〜40重量部である。
グラフト変性
上記のようなプロピレン系重合体組成物(P)のうち、少なくとも一部または全部が極性モノマーによりグラフト変性されていても良い。
例えば(A)成分の一部または全部がグラフト変性されていても良く、(B)成分の一部または全部がグラフト変性されていてもよく、(C)成分の一部または全部がグラフト変性されていても良く、(A)成分、(B)成分のそれぞれについて一部または全部がグラフト変性されていても良く、(B)成分、(C)成分のそれぞれについて一部または全部がグラフト変性されていても良く、(A)成分、(C)成分のそれぞれについて一部または全部がグラフト変性されていても良く、また(A)成分、(B)成分、(C)成分のそれぞれについて一部または全部がグラフト変性されていても良い。
この極性モノマーとしては、水酸基含有エチレン性不飽和化合物、アミノ基含有エチレン性不飽和化合物、エポキシ基含有エチレン性不飽和化合物、芳香族ビニル化合物、不飽和カルボン酸あるいはその誘導体、ビニルエステル化合物、塩化ビニル、カルボジイミド化合物などが挙げられる。
極性モノマーとしては、特に不飽和カルボン酸またはその誘導体が特に好ましい。不飽和カルボン酸またはその誘導体としては、カルボン酸基を1以上有する不飽和化合物、カルボン酸基を有する化合物とアルキルアルコールとのエステル、無水カルボン酸基を1以上有する不飽和化合物等を挙げることができ、不飽和基としては、ビニル基、ビニレン基、不飽和環状炭化水素基などを挙げることができる。
具体的な化合物としては、例えばアクリル酸、マレイン酸、フマル酸、テトラヒドロフタル酸、イタコン酸、シトラコン酸、クロトン酸、イソクロトン酸、ナジック酸〔商標〕(エンドシス-ビシクロ[2.2.1]ヘプト-5-エン-2,3-ジカルボン酸)等の不飽
和カルボン酸;またはその誘導体、例えば酸ハライド、アミド、イミド、無水物、エステル等が挙げられる。かかる誘導体の具体例としては、例えば塩化マレニル、マレイミド、無水マレイン酸、無水シトラコン酸、マレイン酸モノメチル、マレイン酸ジメチル、グリシジルマレエート等が挙げられる。
これらの不飽和カルボン酸および/またはその誘導体は、1種単独で使用することもできるし、2種以上を組み合せて使用することもできる。これらの中では、不飽和ジカルボン酸またはその酸無水物が好適であり、特にマレイン酸、ナジック酸またはこれらの酸無水物が好ましく用いられる。
変性は、被変性体に、極性モノマーをグラフト重合させることにより得られる。被変性体に、上記のような極性モノマーをグラフト重合させる際には、極性モノマーは、被変性体100重量部に対して、通常1〜100重量部、好ましくは5〜80重量部の量で使用される。このグラフト重合は、通常ラジカル開始剤の存在下に行なわれる。
ラジカル開始剤としては、有機過酸化物あるいはアゾ化合物などを用いることができる。
ラジカル開始剤は、被変性体および極性モノマーとそのまま混合して使用することもできるが、少量の有機溶媒に溶解してから使用することもできる。この有機溶媒としては、ラジカル開始剤を溶解し得る有機溶媒であれば特に限定することなく用いることができる。
また被変性体に極性モノマーをグラフト重合させる際には、還元性物質を用いてもよい。還元性物質を用いると、極性モノマーのグラフト量を向上させることができる。
被変性体の極性モノマーによるグラフト変性は、従来公知の方法で行うことができ、たとえば被変性体を有機溶媒に溶解し、次いで極性モノマーおよびラジカル開始剤などを溶液に加え、70〜200℃、好ましくは80〜190℃の温度で、0.5〜15時間、好ましくは1〜10時間反応させることにより行うことができる。
また押出機などを用いて、被変性体と極性モノマーとを反応させて、変性プロピレン系重合体組成物を製造することもできる。この反応は、通常被変性体の融点以上、具体的には(B)成分を変性する場合には例えば120〜300℃、好ましくは120℃〜250℃の温度で、通常0.5〜10分間行なわれることが望ましい。また(A)成分を含む被変性体を変性する場合には例えば160〜300℃、好ましくは180℃〜250℃の温度で、通常0.5〜10分間行なわれることが望ましい。
このようにして得られる変性体の変性量(極性モノマーのグラフト量)は、変性体を100重量%とした場合に通常0.1〜50重量%、好ましくは0.2〜30重量%、さらに好ましくは0.2〜10重量%であることが望ましい。
本発明ではこれらの変性体を用い、さらに必要に応じて(A)成分、(B)成分および(C)成分から選ばれる未変性体の1種以上と混練することで本発明のプロピレン系重合体組成物を得ることが出来る。
例えば、後述する本発明のプロピレン系重合体組成物(Y)またはプロピレン系重合体組成物(Y)のペレットを変性し、この変性体と、さらに必要量の未変性の重合体((A)成分、(B)成分から選ばれる1種以上)とを溶融混練してプロピレン系重合体組成物(P)を製造しても良い。
そして、上記方法で得られる少なくとも一部が極性モノマーによりグラフト変性されたプロピレン系重合体組成物(P)100重量%に対する含有量は、通常0.001〜50重量%、好ましくは0.001〜10重量%、より好ましくは0.001〜5重量%であり、さらに好ましくは0.01〜3重量%である。極性モノマーの含有量の制御は、例えば、グラフト条件を適宜に選択することにより、容易に行なうことができる。
本発明のプロピレン系重合体組成物(P)の少なくとも一部が極性モノマーによりグラフト変性されている場合には、他の樹脂との接着性、相溶性に優れ、またプロピレン系重合体組成物から得られた成形体表面の濡れ性が改良される場合がある。
また、組成物の少なくとも一部をグラフト変性したものとすることにより、本発明のプロピレン系重合体組成物(P)の有する透明性、低温耐衝撃性、機械物性(剛性または柔軟性)、耐熱性、等の性能を保持しつつ、さらに他の材料との相溶性又は接着性を付加することができる場合もある。
また、極性モノマー、例えば不飽和カルボン酸および/またはその誘導体の含有量が上記範囲にあることにより、本発明のポリオレフィン組成物は、極性基含有樹脂(たとえばポリエステル、ポリビニルアルコール、エチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリアミド、PMMA、ポリカーボネート等)に対して高い接着強度を示す。
また、本発明の少なくとも一部がグラフト変性されたプロピレン系重合体組成物(P)には、該変性物の有する特性を損なわない範囲で、他の重合体、例えば熱可塑性樹脂やエラストマー等を配合することができる。それらの配合は、グラフト変性段階でも変性後の混合であってもよい。
また、本発明の少なくとも一部がグラフト変性されたプロピレン系重合体組成物(P)には、該変性物の有する特性を損なわない範囲で、公知のプロセス安定剤、耐熱安定剤、耐熱老化剤、フィラー等を添加することも可能である。これらの成分としては、例えば前記任意成分の項で述べたのと同じ成分を例示することができる。本発明においては、特に、粘着性を付与する目的でいわゆる粘着付与剤を配合することが好ましい。粘着性を付与する物質としては、例えば、ロジン誘導体、テルペン樹脂、石油樹脂、およびそれらの水素化物を挙げることができ、これらの中では、水素化テルペン樹脂、水素化石油樹脂が好ましい。粘着付与剤は、少なくとも一部がグラフト変性されたプロピレン系重合体組成物(P)のうち(A)+(B)の合計を70〜95重量%、粘着付与剤を5〜30重量%の割合で配合することが好ましい。
任意成分
本発明に係るプロピレン系重合体組成物には、本発明の目的を損なわない範囲内で、必要に応じて他の重合体((A)プロピレン系重合体(B)プロピレン・エチレン・炭素数4〜20のα−オレフィン共重合体(C)エチレン・α−オレフィン共重合体を除く)、を含んでいても良い。
その場合、配合量には特に制限はないが、例えば本発明で用いる(A)プロピレン系重合体と(B)プロピレン・エチレン・α−オレフィン共重合体の合計100重量部に対して0.1〜30重量部程度であることが好ましいただし、この場合スチレン系重合体を含まないことが1つの態様である。
また他の重合体((A)プロピレン系重合体(B)プロピレン・エチレン・炭素数4〜20のα−オレフィン共重合体(C)エチレン・α−オレフィン共重合体を除く)を含まないで、重合体成分としては(A)成分と(B)成分と(C)成分のみからなることも1つの態様である。この場合特に透明性に優れる。
本発明に係るプロピレン系重合体組成物には、本発明の目的を損なわない範囲で、耐候性安定剤、耐熱安定剤、帯電防止剤、スリップ防止剤、アンチブロッキング剤、防曇剤、核剤、滑剤、顔料、染料、可塑剤、老化防止剤、塩酸吸収剤、酸化防止剤等の添加剤が必要に応じて配合されていてもよい。
また本発明に係るプロピレン系重合体組成物の透明性をさらに付与させる目的には特定の任意成分である核剤(結晶核剤、透明核剤ということもある)を含んでも良い。この場合、例えば核剤はジベンジリデンソルビトール系核剤、リン酸エステル塩系核剤、ロジン系核剤、安息香酸金属塩系核剤等であり、配合量は特に制限はないが、プロピレン系重合体組成物中の(A)成分と(B)成分と(C)成分の合計100重量部に対して0.1〜1重量部程度があることが好ましい。
本発明のプロピレン系重合体組成物が特に透明性、耐衝撃性、機械物性(柔軟性または剛性など)に優れ、しかも耐熱性に優れている理由は、一つには(A)成分と(B)成分について、特定の成分を用いているためであることが推測される。特定の成分を用いていると、例えば(A)成分と(B)成分とのみを溶融混練して、混練物をプレス成形した厚さ1mmのシートのコア部分をルテニウム酸にて染色し、透過型電子顕微鏡(TEM)にて観察した場合、相分離構造が観察されるものである場合がある。この場合通常は(A)成分を含む相と(B)成分を含む相とからなる相分離構造をとっている。もちろん(C)成分が共存する本発明の組成物中においては、(B)成分が(A)成分と相分離しているのか、そして(C)成分と良く混じっているのかを見分けることは難しい。しかし(A)成分、(B)成分とが特定のものであると、場合によっては(A)成分(B)成分をブレンドした場合には一相系とならずに相分離するような関係となる組み合わせであることも
、前記した透明性、耐衝撃性、機械物性(柔軟性または剛性など)、耐熱性のバランスの向上に寄与しているとも考えられる。
なお相分離しているかどうかの観察にあたってはプレスシートは以下のようにして作製する。(A)成分と(B)成分とを所定の量比で含む組成物を、200℃に設定した油圧式熱プレス成形機を用いて、5分余熱後、10MPa加圧下で1分で成形したのち、20℃で10MPaの加圧下で3分間冷却することにより所定の厚みのシートを作製することにより試験片を得る。
上記のプレスシートのコア部分から、ミクロトームを用いて約100nm程度の切片を切り出す。該切片をルテニウム染色して、透過型電子顕微鏡(以下はTEM)にて1000〜10万倍の間の適切な倍率にて観察を行う。
ここで本発明の組成物が相分離構造を有することは、前記観察により、着色が相対的に濃い相と薄い相とに分かれていることを確認することにより行うことができる。
逆に、相分離構造を有していないことは、前記観察により、着色が相対的に濃い相と薄い相との境界線が確認できないことにより確認できる。
本発明のプロピレン系重合体組成物は、透明性、耐衝撃性、機械物性、耐熱性に特に優れている。例えば本発明のプロピレン系重合体組成物の引張り弾性率が700MPa以上(好ましくは2500MPa以下)の場合、内部Haze値が好ましくは70%以下であり、より好ましくは60%以下である。本発明のプロピレン系重合体組成物の内部ヘイズの下限に特に制限はないが、例えば5%以上であり、好ましくは20%以上である。また核剤(結晶核剤、透明核剤ということもある)を用いた場合には、内部ヘイズは50%以下とでき、さらに40%以下であることが好ましい。内部ヘイズの下限は特に制限はないが5%以上、好ましくは10%以上である。
なお引張り弾性率が700MPa以上の場合、内部ヘイズの測定には後述するように射出成形で得た2mm厚の試験片を用いる。
また本発明のプロピレン系重合体組成物の引張り弾性率が700MPa以上(好ましくは2500MPa以下)の場合、耐衝撃性の指標である0℃のアイゾット衝撃強度が好ましくは30J/m以上、より好ましくは35J/m以上であり、さらに好ましくは40J/m以上であり、より好ましくは100J/m以上、よりさらに好ましくは200J/m以上である。アイゾット衝撃強度の上限は特にはないが、「NB(Not Break)」が上限であり、通常900J/m以下、例えば500J/m以下である。また本発明のプロピレン系重合体組成物の引張り弾性率が700MPa以上、好ましくは2500MPa以下の場合、耐熱性の指標である、TMA測定により求められる軟化温度(℃)が好ましくは140℃以上であり、より好ましくは145℃以上である。また軟化温度の上限に特に制限はないが、通常は170℃以下である。
さらに本発明のプロピレン系重合体組成物の引張り弾性率が50MPa以上700MPa未満、好ましくは699MPa以下の場合、内部Haze値が好ましくは70%以下であり、より好ましくは60%以下である。本発明のプロピレン系重合体組成物の内部ヘイズの下限に特に制限はないが、、通常5%以上であり、例えば20%以上である。また結晶核剤を用いた場合には、内部ヘイズは50%以下とでき、さらに40%以下であることが好ましい。内部ヘイズの下限は特に制限はないが5%以上、好ましくは10%以上である。
なお引張り弾性率が50MPa以上700MPa未満の場合は、内部ヘイズの測定には後述するように1mm厚のプレスシートを用いる。また耐衝撃性は0℃のアイゾット衝撃
強度が好ましくは500J/m以上であり、より好ましくは600J/m以上である。アイゾット衝撃強度の上限は特にはないが、通常「NB(Not Break)」が上限である。アイゾット衝撃試験後の試験片が、全く破壊していない場合にNot Breakと判定する。また耐熱性は、TMA測定により求められる軟化温度(℃)が好ましくは135℃以上であり、より好ましくは140℃以上である。また軟化温度の上限に特に制限はないが、通常は170℃以下である。
内部ヘイズの測定は、JIS K7105に準拠し、厚さ1mmプレスシートまたは厚さ2mmの射出成形の試験片を用いて、日本電色工業(株)製のデジタル濁度計「NDH−20D」にて測定した。(媒体:ベンジルアルコール)内部ヘイズ用測定サンプルは以下のようにして作製した。
まず射出成形シートは、東芝(株)社製射出成形機IS-55を用いて、樹脂温度200℃
、射出圧1000kgf/cm2 、金型温度40℃の条件下で成形した。厚さ2mm×縦120mm×横130mmの角板の試験片を作製した。
またプレスシートは以下のようにして作製する。200℃に設定した油圧式熱プレス成形機を用いて、5分余熱後、10MPa加圧下で1分で成形したのち、20℃で10MPaの加圧下で3分間冷却することにより所定の厚みのシートを作製することにより試験片を得る。
引張り弾性率は1mm厚プレスシートより、JIS K6301に準拠して、JIS3号ダンベル用オーダーンベルにより打ち抜き、評価試料に供した。測定には例えば、インストロン社製引張試験機Inston1123を用いて、スパン間:30mm、引張り速度30mm/minで23℃にて測定、3回の平均を値とした。
なおプレスシートは以下のようにして作製する。200℃に設定した油圧式熱プレス成形機を用いて、5分余熱後、10MPa加圧下で1分で成形したのち、20℃で10MPaの加圧下で3分間冷却することにより所定の厚みのシートを作製することにより試験片を得る。
アイゾット衝撃強度は3mm厚プレスシートから12.7mm(幅)×3.2mm(厚さ)×64mm(長さ)の試験片を打ち抜き、機械加工のノッチをいれて、0℃で測定、3回の平均を値とした。
なおプレスシートは以下のようにして作製する。200℃に設定した油圧式熱プレス成形機を用いて、7分余熱後、10MPa加圧下で1分で成形したのち、20℃で10MPaの加圧下で3分間冷却することにより所定の厚みのシートを作製することにより試験片を得る。
耐熱性は、TMA測定により求められる軟化温度はJIS K7196に準拠し、厚さ1
mmプレスシートの試験片を用いて、昇温速度5℃/minで1.8mmφの平面圧子に2kgf/cm2の圧力をかけ、TMA曲線より、軟化温度(℃)を求めた。
なおプレスシートは以下のようにして作製する。200℃に設定した油圧式熱プレス成形機を用いて、5分余熱後、10MPa加圧下で1分で成形したのち、20℃で10MPaの加圧下で3分間冷却することにより所定の厚みのシートを作製することにより試験片を得る。
プロピレン系重合体組成物の製造方法
上記のようなプロピレン系重合体組成物は、各成分を上記のような範囲で種々公知の方法、たとえば、多段重合法、ヘンシェルミキサー、V−ブレンダー、リボンブレンダー、タンブラブレンダー、ニーダールーダー等で混合する方法、あるいは混合後、一軸押出機、二軸押出機、ニーダー、バンバリーミキサー等で溶融混練後、造粒あるいは粉砕する方法を採用して製造することができる。
プロピレン系重合体組成物を用いてなる成形体
上記のような本発明に係るプロピレン系重合体組成物(以下前記プロピレン系重合体組成物ということがある)は、従来公知のポリオレフィン用途に広く用いることができるが、特にプロピレン系重合体組成物をたとえばシート、未延伸または延伸フィルム、フィラメント、他の種々形状の成形体に成形して利用することができる。また前記プロピレン系重合体組成物を用いてなる成形体は、成形体の一部に前記プロピレン系重合体組成物が含まれていればよく、すなわち成形体の一部に前記プロピレン系重合体組成物が用いられていれば良く、また成形体の全部に前記プロピレン系重合体組成物が用いられていても良い。成形体の一部に前記プロピレン系重合体組成物が用いられている例としては、多層積層体が挙げられる。多層積層体として具体的には、少なくともその1層がプロピレン系重合体組成物を含有してなる層である積層体であって、多層フィルム及びシート、多層容器、多層チューブ、水系塗料の一構成成分として含まれる多層塗膜積層体などがあげられる。
成形体としては具体的には、押出成形、射出成形、インフレーション成形、ブロー成形、押出ブロー成形、射出ブロー成形、プレス成形、真空成形、カレンダー成形、発泡成形、パウダースラッシュ成形などの公知の熱成形方法により得られる成形体が挙げられる。以下に数例挙げて成形体を説明する。
本発明に係る成形体がたとえば押出成形体である場合、その形状および製品種類は特に限定されないが、たとえばシート、フィルム(未延伸)、パイプ、ホース、電線被覆、チューブなどが挙げられ、特にシート(表皮材)、フィルム、チューブ、カテーテル、モノフィラメント、不織布などが好ましい。
前記プロピレン系重合体組成物を押出成形する際には、従来公知の押出装置および成形条件を採用することができ、たとえば単軸スクリュー押出機、混練押出機、ラム押出機、ギヤ押出機などを用いて、溶融した前記プロピレン系重合体組成物を特定のダイスなどから押出すことにより所望の形状に成形することができる。
延伸フィルムは、上記のような押出シートまたは押出フィルム(未延伸)を、たとえばテンター法(縦横延伸、横縦延伸)、同時二軸延伸法、一軸延伸法などの公知の延伸方法により延伸して得ることができる。
シートまたは未延伸フィルムを延伸する際の延伸倍率は、二軸延伸の場合には通常20〜70倍程度、また一軸延伸の場合には通常2〜10倍程度である。延伸によって、厚み1〜500μm、好ましくは5〜200μm程度の延伸フィルムを得ることが望ましい。
また、フィルム状成形体として、インフレーションフィルムを製造することもできる。インフレーション成形時にはドローダウンを生じにくい。
前記プロピレン系重合体組成物を用いてなるシートおよびフィルム成形体は、帯電しにくく、引張弾性率などの剛性、耐熱性、伸縮性、耐衝撃性、耐老化性、透明性、透視性、光沢、剛性、防湿性およびガスバリヤー性に優れており、包装用フィルムなどとして幅広く用いることができる。この場合、前記プロピレン系重合体組成物を用いてなるシートおよびフィルム成形体は多層成形体であっても良く、プロピレン系重合体組成物を少なくとも1層含有している多層積層体として用いられる。
また、フィラメント成形体は、たとえば溶融した前記プロピレン系重合体組成物を、紡糸口金を通して押出すことにより製造することができる。このようにして得られたフィラメントを、さらに延伸してもよい。この延伸は、フィラメントの少なくとも一軸方向が分子配向する程度に行えばよく、通常5〜10倍程度の倍率で行うことが望ましい。前記プロピレン系重合体組成物からなるフィラメントは帯電しにくく、また透明性、剛性、耐熱性および耐衝撃性、伸縮性に優れている。また不織布は、具体的にはスパンボンド法、メルトブロン法を用いて製造することが出来る。
射出成形体は、従来公知の射出成形装置を用いて公知の条件を採用して、前記プロピレン系重合体組成物を種々の形状に射出成形して製造することができる。前記プロピレン組成物を用いてなる射出成形体は帯電しにくく、透明性、剛性、耐熱性、耐衝撃性、表面光沢、耐薬品性、耐磨耗性などに優れてり、自動車内装用トリム材、自動車用外装材、家電製品のハウジング、容器など幅広く用いることができる。
ブロー成形体は、従来公知のブロー成形装置を用いて公知の条件を採用して、プロピレン系重合体組成物をブロー成形することにより製造することができる。この場合、プロピレン系重合体組成物からなるブロー成形体は多層成形体であっても良く、プロピレン系重合体組成物を少なくとも1層含有している。
たとえば押出ブロー成形では、前記プロピレン系重合体組成物を樹脂温度100℃〜300℃の溶融状態でダイより押出してチューブ状パリソンを形成し、次いでパリソンを所望形状の金型中に保持した後空気を吹き込み、樹脂温度130℃〜300℃で金型に着装することにより中空成形体を製造することができる。延伸(ブロー)倍率は、横方向に1.5〜5倍程度であることが望ましい。
また、射出ブロー成形では、前記プロピレン系重合体組成物を樹脂温度100℃〜300℃でパリソン金型に射出してパリソンを成形し、次いでパリソンを所望形状の金型中に保持した後空気を吹き込み、樹脂温度120℃〜300℃で金型に着装することにより中空成形体を製造することができる。延伸(ブロー)倍率は、縦方向に1.1〜1.8倍、横方向に1.3〜2.5倍であるであることが望ましい。
前記プロピレン系重合体組成物を用いてなるブロー成形体は、透明性、剛性または柔軟性、耐熱性および耐衝撃性に優れるとともに防湿性にも優れている。
プレス成形体としてはモールドスタンピング成形体が挙げられ、たとえば基材と表皮材とを同時にプレス成形して両者を複合一体化成形(モールドスタンピング成形)する際の基材を本発明に係るプロピレン組成物で形成することができる。
このようなモールドスタンピング成形体としては、具体的には、ドアートリム、リアーパッケージトリム、シートバックガーニッシュ、インストルメントパネルなどの自動車用内装材が挙げられる。
前記プロピレン系重合体組成物を用いてなるプレス成形体は帯電しにくく、剛性または柔軟性、耐熱性、透明性、耐衝撃性、耐老化性、表面光沢、耐薬品性、耐磨耗性などに優れている。
前記プロピレン系重合体組成物を用いてなる発泡成形体は高発泡倍率で得られ、また良好な射出成形性を有し、高い剛性と材料強度とを有することが挙げられる。
前記プロピレン系重合体組成物は自動車のインストゥルメントパネル、ドアトリムなどの内装表皮材などの真空成形体を製造することができる。該成形体は帯電しにくく、柔軟
性、耐熱性、耐衝撃性、耐老化性、表面光沢、耐薬品性、耐磨耗性などに優れている。
前記プロピレン系重合体組成物は自動車部品、家電部品、玩具、雑貨などのパウダースラッシュ成形体を製造することができる。該成形体は帯電しにくく、柔軟性、耐熱性、耐衝撃性、耐老化性、表面光沢、耐薬品性、耐磨耗性などに優れている。
また、本発明に係る成形体としては、前記プロピレン系重合体組成物からなる層を少なくとも一層有する積層体を挙げることができる。
本発明に係るプロピレン系重合体組成物は、例えば容器または不織布に好適である。前記容器としては、例えば冷凍保存容器、レトルトパウチなどの食品容器、ボトル容器などが挙げられる。また医療容器、輸液バッグなども例示できる。
上記してきたように、本発明のプロピレン系重合体組成物は輸液バッグ、医療容器、自動車内外装材、飲料ボトル、衣装ケース、食品包材、食品容器、レトルト容器、PET代替
、パイプ、透明基板、シーラント、積層体などの用途に幅広く使用することが出来る。
(積層体)
本発明の少なくとも一部がグラフト変性されたプロピレン系重合体組成物は、積層体の接着層として好適に使用される。積層体を構成する熱可塑性樹脂層の樹脂としては、種々の熱可塑性樹脂、例えばポリエステル、ポリアミド、PMMA、ポリビニルアルコール、エチレン・ビニルアルコール共重合体、ナイロンなどが使用でき、これらの中では、ポリエステル、エチレン・ビニルアルコール共重合体が好ましく使用される。
前記ポリエステルとしては、例えば芳香族ポリエステルとしてはポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンイソフタレート・テレフタレート共重合体、脂肪族ポリエステルとしてはポリグリコール酸、ポリ乳酸等が挙げられる。
前記エチレン・ビニルアルコール共重合体としては、エチレンに由来する重合単位を20〜50モル%、好ましくは25〜48モル%含有する共重合体が望ましい。これらは相当するエチレン・酢酸ビニル共重合体を常法によりケン化して製造することができる。
積層体を構成する他の材料としては、紙、木材、金属等が挙げられ、これらの中では、特に金属が好ましく使用される。金属は、そのままでも十分な接着力を有しているが、ウレタン系接着剤等のプライマー処理、化学処理等の表面処理を施されていてもよい。
本発明の積層体は、公知の種々の方法により製造することができる。例えば、インフレーション成形、キャスト成形、チューブ成形、押出コーティングなどの公知の共押出法により製造することができる。また、単層あるいは複層のフィルム・シート状のものを成形した後に、加熱によりドライラミネーションする方法によって製造することができる。
本発明の積層体は、輸液バッグ、医療容器、自動車内外装材、飲料ボトル、衣装ケース、食品包材、食品容器、レトルト容器、パイプ、透明基板、シーラント等の材料として好適に使用できる。
プロピレン系重合体組成物からなるペレット
本発明のプロピレン系重合体組成物(P)を製造するにあたっては、例えば原料として以下のようなプロピレン系重合体組成物(Q)からなるペレットを用いることもできる。このプロピレン系重合体組成物(Q)は
(A)プロピレン系重合体1〜70重量部と、
(B)プロピレンから導かれる構成単位を89〜50モル%の量で含有し、エチレンから導かれる構成単位を10〜30モル%の量で含有し、さらに炭素原子数4〜20のα-オ
レフィンから導かれる構成単位を1〜20モル%の量で含むプロピレン・エチレン・α-
オレフィン共重合体 99〜30重量部
(ただし(A)と(B)の合計を100重量部とする)。
とを含む。
本発明で用いられることがあるプロピレン系重合体組成物(Q)においては前記(A)プロピレン系重合体がDSCにより測定したTmが120℃以上170℃以下であるプロピレン系重合体であり、前記(B)プロピレン・エチレン・α-オレフィン共重合体が(
B1)プロピレンから導かれる構成単位を84.0〜60.0モル%の量で含有し、エチレンから導かれる構成単位を15.0〜30.0モル%の量で含有し、さらに炭素原子数4〜20のα-オレフィンから導かれる構成単位を1.0〜10.0モル%の量で含み、
かつ上記のように規定するB値が0.9以上1.5以下であるプロピレン・エチレン・α-オレフィン共重合体であることが好ましく、
前記(A)プロピレン系重合体がDSCにより測定したTmが120℃以上170℃以下であるプロピレン系重合体であり、前記(B)プロピレン・エチレン・α-オレフィン
共重合体がプロピレンから導かれる構成単位を84.0〜63.0モル%の量で含有し、エチレンから導かれる構成単位を15.0〜30.0モル%の量で含有し、さらに炭素原子数4〜20のα-オレフィンから導かれる構成単位を1.0〜10.0モル%の量で含
み、かつ上記のように規定するB値が0.9以上1.5以下であるプロピレン・エチレン・α-オレフィン共重合体であることが好ましい;
本発明のペレットに用いられる(A)プロピレン系重合体としては、前記プロピレン系重合体組成物(P)で用いられるプロピレン系重合体と同じ物が挙げられる。その結合様式、プロピレンから導かれる構成単位以外のα−オレフィンから導かれる構成単位の種類、存在量、アイソタクティックペンタッド分率、Tm,△H、MFR等の好ましい態様、製造方法等もすべて前記プロピレン系重合体組成物(P)で用いられるプロピレン系重合体(A)と同じである。
本発明のペレットに用いられる(B)プロピレン・エチレン・α-オレフィン共重合体
としては、前記プロピレン系重合体組成物(P)で用いられるプロピレン・エチレン・α-オレフィン共重合体(B)と同じ物が挙げられる。例えば共重合体の構成単位の比率を
例に取ると、プロピレンから導かれる構成単位を89〜50モル%の量で含有し、エチレンから導かれる構成単位を10〜30モル%の量で含有し、さらに炭素原子数4〜20のα-オレフィンから導かれる構成単位を1〜20モル%の量で含む。ここでエチレンから
導かれる構成単位と炭素数4〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位との合計は11モル%〜50モル%である。またプロピレンから導かれる構成単位とエチレンから導かれる構成単位と炭素数4〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位との合計は100モル%である。
より好ましくは(B)成分は、プロピレンから導かれる構成単位を60.0〜84.0モル%、エチレンから導かれる構成単位を15.0〜30.0モル%、炭素数4〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位を1.0〜10.0モル%の量含んでいる。ここでエチレンから導かれる構成単位と炭素数4〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位との合計は16.0モル%〜40.0モル%である。またプロピレンから導かれる構成単位とエチレンから導かれる構成単位と炭素数4〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位との合計は100モル%である。
更に好ましくは(B)成分はプロピレンから導かれる構成単位を63.0〜84.0モル%、エチレンから導かれる構成単位を15.0〜30.0モル%、炭素数4〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位を1.0〜7.0モル%の量含んでいる。ここでエチ
レンから導かれる構成単位と炭素数4〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位との合計は16.0モル%〜37.0モル%である。またプロピレンから導かれる構成単位とエチレンから導かれる構成単位と炭素数4〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位との合計は100モル%である。
より好ましくは(B)成分はプロピレンから導かれる構成単位を65.0〜83.5 モル%エチレンから導かれる構成単位を15.5〜28.0炭素数4〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位を1.0〜7.0モル%の量含んでいる。ここでエチレンから導かれる構成単位と炭素数4〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位との合計は16.5モル%〜35.0モル%である。またプロピレンから導かれる構成単位とエチレンから導かれる構成単位と炭素数4〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位との合計は100モル%である。
特に好ましくは(B)成分はプロピレンから導かれる構成単位を68.0〜81.0モル%エチレンから導かれる構成単位を16.0〜25.0炭素数4〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位を3.0〜7.0モル%の量含んでいる。ここでエチレンから導かれる構成単位と炭素数4〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位との合計は19.0モル%〜32.0モル%である。またプロピレンから導かれる構成単位とエチレンから導かれる構成単位と炭素数4〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位との合計は100モル%である。
本発明においては、共重合体の構成単位の種類、比率、mm値、MFR,[η]、内部ヘイズ、M100、引張り破断点強度、結晶化度、融点、Tg、Mw/Mn等の好ましい態様、製造方法等もすべて前記プロピレン系重合体組成物(P)で用いられるプロピレン系重合体(B)と同じである。
本発明で用いられることがあるペレットは、(A)成分が1〜70重量部、好ましくは1〜65重量部、さらに1〜65重量部、好ましくは1〜40重量部、(B)成分が99〜30重量部、好ましくは99〜35重量部、さらに好ましくは99〜60重量部(ここで(A)と(B)の合計を100重量部とする)であるプロピレン系重合体組成物(Q)からなる。
プロピレン系重合体組成物(Q)からなるペレットの形状としては球状、円柱状、レンズ状、立方体状を例示することができる。これらは、既知のペレット化の方法により製造でき、例えば(A)と(B)を均一に溶融混合し押出機にて押出した後、ホットカットやストランドカットすることで球状、円柱状、レンズ状のペレットが得られる。この場合、カットは水中、空気などの気流中いずれで実施してもよい。またストランド外層と内層を別のポリマーで構成することができる装置を持った押出機を使用すれば、外層に(A)、内層に(B)を配する二重構造のストランドをカットすることで、互着性を一層押えることができて効果的である。立方体状のペレットは例えば、均一混合した後ロール等でシート状に成型し、シートペレタイス機を使用することで得られる。大きさとしては、ペレットの最長部分の長さが3cm以下が好ましい。これを超える大きさのペレットの場合、計量誤差が大きくなる場合がある。
前記ペレットは、そのペレットの表面に、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、シリカ、タルク、ステアリン酸及びポリオレフィンパウダーのうちの一種又は二種以上が打粉されているものであっても良い。この場合には、互着をさらに押え、あるいはサイロ等から取出す際のペレットのブリッジ現象の抑制の観点から好ましい。打粉量はペレットのサイズ、形状に応じて必要量添加すればよいが通常樹脂組成物ペレットに対して0.05〜3重量部添加する。
本発明の目的を損なわない範囲で、耐候性安定剤、耐熱安定剤、帯電防止剤、スリップ防止剤、アンチブロッキング剤、防曇剤、透明核剤、滑剤、顔料、染料、可塑剤、老化防止剤、塩酸吸収剤、酸化防止剤等の添加剤が必要に応じて配合されていてもよい。本発明に係るプロピレン系重合体組成物(Q)には、本発明の目的を損なわない範囲内で、他の重合体((A)プロピレン系重合体(B)プロピレン・エチレン・炭素数4〜20のα−オレフィン共重合体を除く)を含んでいても良い。本発明においては、スチレン系重合体を含まないことが1つの態様である。また他の重合体((A)プロピレン系重合体(B)プロピレン・エチレン・炭素数4〜20のα−オレフィン共重合体を除く)を含まないことも1つの態様である。本発明ではプロピレン系重合体組成物(Q)には(A)成分と(B)成分と以外には、重合体を含まないことが1つの好ましい態様である。この場合特に透明性に優れる。
プロピレン系重合体組成物(Q)ペレットを得る好ましい方法として、(A)と(B)を、(A)の示差走査熱量測定法(DSC)における最高ピーク温度(Tm)以上であり、かつ例えば280℃以下の温度において混練する方法をあげることができる。
本発明のプロピレン系重合体組成物(Q)ペレットは、重合体用改質剤、好ましくはポリオレフィン系重合体用改質剤として用いることができる。
改質される重合体としては特に制限はないが、ポリオレフィン系重合体が好ましい。ポリオレフィン系樹脂としては、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、LLDPE(直鎖状低密度ポリエチレン)、ポリプロピレン系重合体、ポリ−4−メチル−ペンテン−1などを例示することができる。好ましくはポリプロピレン系樹脂である。 この場合のポリプロピレン系重合体は、結晶性ポリプロピレン系重合体であり
、プロピレンの単独重合体あるいはプロピレンと少量のα−オレフィンおよび/またはエチレンとのランダム又はブロック共重合体である。
この場合のポリプロピレン系重合体の、DSCにより測定したTmが120℃以上170℃以下であることが好ましい。またポリプロピレン系重合体は前記(A)成分と同じ物が挙げられる。その結合様式、プロピレンから導かれる構成単位以外のα−オレフィンから導かれる構成単位の種類、存在量、アイソタクティックペンタッド分率、Tm,△H、MFR等の好ましい態様、製造方法等もすべて前記プロピレン系重合体組成物(P)で用いられるプロピレン系重合体(A)と同じである。
本発明のペレットに含まれる(A)成分と、改質される重合体とは同じ性質のものであっても良い。
改質された重合体組成物を得るには、改質しようとする重合体、例えばポリオレフィン系重合体と本発明のポリオレフィン系改質剤と必要に応じてプロピレン系重合体組成物(P)の項で述べたような添加剤とを混練すればよい。混練方法としては本発明のペレットと改質しようとする重合体とを溶融混練することが好ましい。改質剤の配合量は3〜95重量%、好ましくは10〜80重量%、より好ましくは30〜70重量%である。該量がこの範囲であれば改質効果が十分であり、流動性もよく、成形加工性、強度にも優れ、耐熱性の優れた、改質された重合体組成物が得られる。
本発明のペレットは、耐ブロッキング性に優れるため、生産性よく他の重合体を改質することができるが、そればかりではなく、透明性、低温衝撃性、機械物性(柔軟性または剛性など)に優れ、しかも耐熱性に優れた重合体組成物を得ることが出来るため重合体用改質剤として有用である。前記プロピレン系重合体組成物(P)で用いられる(A)プロピレン系重合体に対する改質効果が特に大きい。
よって本発明の組成物(P)を、本発明のペレットと、必要量の(A)成分と、必要量の(C)エチレン・α−オレフィン共重合体と更に必要に応じて他の重合体((A)プロピレン系重合体(B)プロピレン・エチレン・炭素数4〜20のα−オレフィン共重合体(C)エチレン・α−オレフィン共重合体を除く)、さらに必要に応じて前述した添加剤を配合し混練することによって得ることも可能である。
[実施例]
次に本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
物性測定法
[極限粘度[η]]
デカリン溶媒を用いて、135℃で測定した値である。すなわち重合パウダー、ペレットまたは樹脂塊約20mgをデカリン15mlに溶解し、135℃のオイルバス中で比粘度ηspを測定する。このデカリン溶液にデカリン溶媒を5ml追加して希釈後、同様にして比粘度ηspを測定する。この希釈操作をさらに2回繰り返し、濃度(C)を0に外挿した時のηsp/Cの値を極限粘度として求める(下式参照)。
[η]=lim(ηsp/C) (C→0)
[分子量分布(Mw/Mn)]
分子量分布(Mw/Mn)は、Waters社製ゲル浸透クロマトグラフAlliance GPC−2000型を用い、以下のようにして測定した。分離カラムは、TSKgel GNH6− HTを2本およびTSKgel GNH6− HTLを2本であり、カラムサイズはいずれも直径7.5mm、長さ300mmであり、カラム温度は140℃とし、移動相にはo−ジクロロベンゼン(和光純薬工業)および酸化防止剤としてBHT(武田薬品)0.025重量%を用い、1.0ml/分で移動させ、試料濃度は15mg/10mLとし、試料注入量は500マイクロリットルとし、検出器として示差屈折計を
用いた。標準ポリスチレンは、分子量がMw<1000およびMw>4×106について
は東ソー社製を用い、1000≦Mw≦4×106についてはプレッシャーケミカル社製
を用いた。
[ポリマー中のエチレン、プロピレン、α−オレフィン含量]
エチレン、プロピレン、α−オレフィン含量の定量化は日本電子(株)製JNM GX−500型NMR測定装置を用いて、下記のように測定した。試料0.35gをヘキサクロロブタジエン2.0mlに加熱溶解させる。この溶液をグラスフィルター(G2)で濾過した後、重水素化ベンゼン0.5mlを加え、内径10mmのNMRチューブに装入して、120℃で13C−NMR測定を行う。積算回数は、10,000回以上とする。得られた13C−NMRスペクトルにより、エチレン、プロピレン、α-オレフィンの組成を定
量化した。
[(A)成分の融点(Tm)、融解熱量(ΔH)]
パーキンエルマー社製DSCPyris1またはDSC7を用い、窒素雰囲気下(20
ml/min)、約5mgの試料を200℃まで昇温・10分間保持した後、10℃/分で30℃まで冷却した。30℃で5分間保持した後、10℃/分で200℃まで昇温させた時の結晶溶融ピークのピーク頂点から融点、ピークの積算値から融解熱量を算出した。
[(B)成分のガラス点移転(Tg)、融点(Tm)]
セイコーインスツルメンツ社製DSCを用い、測定用アルミパンに約5mgの試料をつめて、100℃/minで200℃まで昇温し、200℃で5分間保持した後、10℃/minで−150℃まで降温し、ついで10℃/minで200℃まで昇温した吸熱曲線
より求めた。
[各種測定用プレスシートの作製法]
200℃に設定した神藤金属工業社製油圧式熱プレス機を用い、10MPaの圧力シート成形した。0.5〜3mm厚のシート(スペーサー形状; 240×240×2mm厚の
板に80×80×0.5〜3mm、4個取り)の場合、余熱を5〜7分程度し、10MP
aで1〜2分間加圧した後、20℃に設定した別の神藤金属工業社製油圧式熱プレス機を用い、10MPaで圧縮し、5分程度冷却して測定用試料を作成した。熱板は5mm厚の真鍮板を用いた。上記方法により作製したサンプルを用いて各種物性評価試料に供した。
[引張り弾性率、M100、TS(破断点強度)、EL(引張り破断伸び)]
1mm厚プレスシートより、JIS K6301に準拠して、JIS3号ダンベル用オーダーンベルにより打ち抜き、評価試料に供した。試料は、スパン間:30mm、引張り速度30mm/minで23℃にて測定した。
[Izod衝撃強度]
ASTM D‐256に準拠して、3mm厚プレスシートから12.7mm(幅)×3.2mm(厚さ)×64mm(長さ)の試験片を打ち抜き、機械加工のノッチをいれて、0℃で測定した。
[TMA測定による軟化温度]
JIS K7196に準拠し、厚さ1mmプレスシートの試験片を用いて、昇温速度5℃/minで1.8mmφの平面圧子に2kgf/cm2の圧力をかけ、TMA曲線より
、軟化温度(℃)を求めた。
内部ヘイズ用測定サンプルの作製方法
東芝(株)社製射出成形機IS-55を用いて、樹脂温度200℃、射出圧1000kg/
cm2、金型温度40℃の条件下で成形した。厚さ2mm×縦120mm×横130mm
の角板の試験片を作製した。
[内部ヘイズ(%)]
JIS K7105に準拠し、厚さ1mmプレスシートまたは厚さ2mmの射出成形の試験片を用いて、日本電色工業(株)製のデジタル濁度計「NDH−20D」にて測定した。なお上記した引っ張り弾性率が700MPa未満の組成物である場合は、内部ヘイズの測定に前記1mmtのプレスシートを用い、引っ張り弾性率700MPa以上の場合は前記2mmtの射出成形による角板を内部ヘイズの測定に用いた。
[120℃アニール後の内部ヘイズ(%)]
内部ヘイズ測定に用いた厚さ1mmプレスシートまたは厚さ2mmの射出成形の試験片を、オーブンにて120℃30分間アニール後、日本電色工業(株)製のデジタル濁度計「NDH−20D」で内部ヘイズを測定した。
[アイソタクティックペンダット分率(mmmm)、アイソタクティックトライアッド分率(mm)の測定]
ヘキサクロロブタジエン溶液(テトラメチルシランを基準)で13C−NMRスペクトルを測定し、19.5〜21.9ppmに表れるピークの全面積(100%)に対する21.0〜21.9ppmに表れるピークの面積の割合(%)を求めた。
[ペレットブロッキング用試料作製方法]
プロピレン系重合体(A)と、プロピレン・エチレン・α-オレフィン共重合体(B)
と二次抗酸化剤としてのトリ(2,4-ジ-t-ブチルフェニル)フォスフェートを0.1重量部、耐熱安定剤としてのn-オクタデシル-3-(4'-ヒドロキシ-3',5'-ジ-t-ブチルフェニル)プロピネートを0.1重量部、塩酸吸収剤としてのステアリン酸カルシウムを0.05重量部配合してプラボー社製2軸押出機BT−30(30mmφ、L/D=46、同方向回転)を用い、設定温度200℃で、樹脂押出量60g/min、回転数200rpmで混練してペレットを得た。
[ペレットブロッキング試験]
内容量が120mm×85mm×0.04mmのチャック付ポリ袋に上記ペレットを1
20g充填する。充填したポリ袋のチャックを閉めて50℃の雰囲気下にて5kgの荷重を掛ける。その状態で3日間放置した後、チャック部を開けてペレットのブロッキングを目視にて確認する。評価基準は次のように行った。
チャック部を開けてポリ袋を傾けた時にペレット同士のブロッキングがなくペレットが出てくる;○。
チャック部を開けてポリ袋を傾けた時に3〜10個のペレット同士が粘着してできた塊が出てくる;△。
チャック部を開けてポリ袋を傾けた時にペレット同士がブロッキングしてポリ袋から出てこない;×。
〔合成例1〕
ジフェニルメチレン(3−tert−ブチル−5−メチル−シクロペンタジエニル)(2,7−ジ−tert−ブチル−フルオレニル)ジルコニウムジクロリドの合成
(1)(3−tert−ブチル−5−メチル−シクロペンタジエニル)(2,7−ジ−tert−ブチル−フルオレニル)ジフェニルメタンの合成
マグネチックスターラーチップおよび三方コックを備えた200mlの三口フラスコを充分に窒素置換し、窒素雰囲気下で2.53gの2,7−ジ−tert−ブチルフルオレン(9.10mmol)を70mlの脱水ジエチルエーテルに溶解した。この溶液に6.4mlのn−ブチルリチウム/ヘキサン溶液(1.56M:9.98mmol)を氷浴中で徐々に滴下した後、室温で一晩攪拌した。この反応溶液に3.01gの3−tert−ブチル−1−メチル−6,6−ジフェニルフルベン(10.0mmol)を40mlの脱水ジエチルエーテルに溶解した溶液を加え、還流下で7日間攪拌した。反応混合物を100mlの塩酸水溶液(1N)に添加した後、ジエチルエーテルを加え有機層を分離し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、乾燥剤をろ過し、ろ液から溶媒を減圧留去することにより赤褐色液体を得た。180gのシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフ(展開溶媒:n−ヘキサン)により精製し、展開溶媒を減圧留去後、メタノールから再結晶し、減圧乾燥することにより、1.65g(2.85mmol)の薄黄色固体として目的化合物を得た(収率:31%)。
(2)ジフェニルメチレン(3−tert−ブチル−5−メチル−シクロペンタジエニル)(2,7−ジ−tert−ブチル−フルオレニル)ジルコニウムジクロリドの合成
マグネチックスターラーチップおよび三方コックを備えた50mlのシュレンクフラスコを充分に窒素置換し、窒素雰囲気下で0.502gの(3−tert−ブチル−5−メチル−シクロペンタジエニル)(2,7−ジ−tert−ブチル−フルオレニル)ジフェニルメタン(0.868mmol)を30mlの脱水ジエチルエーテルに溶解した。この溶液に1.40mlのn−ブチルリチウム/ヘキサン溶液(1.56M:2.18mmol)を氷浴中で徐々に滴下した後、室温で一晩攪拌した。溶媒を減圧留去することにより得られた橙色固体を脱水ペンタンで洗浄し、減圧乾燥することにより橙色固体を得た。この固体に30mlの脱水ジエチルエーテルを加え、ドライアイス/メタノール浴で充分に冷却した後、0.206gの四塩化ジルコニウム(0.882mmol)を添加した。徐々に室温に戻しながら2日間攪拌した後、溶媒を減圧留去した。反応混合物をグローブボ
ックス中に導入後、脱水ヘキサンでリスラリーし、珪藻土を充填したガラスフィルターでろ過した。ろ液を濃縮することで得られた固体を少量の脱水トルエンで洗浄し、減圧乾燥することにより、140mg(0.189mmol)の桃色固体として目的化合物を得た(収率:22%)。同定は、1H−NMRスペクトルおよびFD−質量分析スペクトルで
行った。以下にその測定結果を示す。
1H−NMRスペクトル(CDCl3,TMS基準):δ/ppm 0.99(s,9
H),1.09(s,9H),1.12(s,9H),1.91(s,3H),5.65(d,1H),6.14(d,1H),6.23(m,1H),7.03(m、1H),7.18−7.46(m,6H),7.54−7.69(m,2H),7.80−7.83(m,1H),7.95−8.02(m,5H)
FD−質量分析スペクトル:M/z=738(M+
〔合成例2〕
ジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ-tert-ブチ
ルフルオレニル)ジルコニウムジクロリドの合成
(1)1−エチル−3−tert−ブチルシクロペンタジエン
窒素雰囲気下、磁気攪拌子及び三方コックを備えた300ml三つ口フラスコに脱水ジエチルエーテル200ml、3.0Mエチルマグネシウムブロミドのジエチルエーテル溶液52ml(154mmol)を装入した。氷水浴下、3−tert−ブチルシクロペンテノン17.8g(129mmol)を1時間かけて滴下した。室温で20時間攪拌した後、反応溶液を2N塩酸100mlに注いだ。有機層を分離し、水層をエーテル50mlで2回抽出した。得られた有機層をあわせて飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で2回、水で2回、飽和食塩水で2回洗浄した。硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去した。その後カラムクロマトグラフィーで精製し、淡黄色透明液体を20.2g(GC純度75%)得た。収率は78%であった。同定は、1H−NMRスペクトルで行った。以下にその測定
結果を示す。
。1H-NMR スペクトル(270 MHz, CDCl3, TMS 基準): δ 6.19+6.05+5.81+5.77(m+m+m+m, 2H), 2.91+2.85(m+m, 2H), 2.48−2.27(m, 2H), 1.15−1.08(s+s+m, 12H)
(2)3−tert−ブチル−1−エチル−6,6−ジフェニルフルベンの合成
窒素雰囲気下、磁気攪拌子及び三方コックを備えた300ml三つ口フラスコに1−エチル−3−tert−ブチルシクロペンタジエン5.11g(23.9mmol)(GC純度75%)、THF150mlを装入した。ドライアイス/メタノール浴下で、1.56Mn−ブチルリチウムヘキサン溶液16ml(25.2mmol)をゆっくりと滴下し、その後20時間室温で攪拌した。得られた反応液に1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノンを3.1ml(28.8mmol)添加し、続いてベンゾフェノン5.3g(28.8mmol)を装入し、還流下で48時間攪拌した。反応溶液を2N塩酸100mlに注いだ。有機層を分離し、水層をヘキサン50mlで2回抽出した。先の有機層と合わせて、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄した。硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去した。その後カラムクロマトグラフィーで精製し、橙色固体4.2gを得た。収率は56%であった。同定は1H−NMRスペクトルで行った。
以下にその測定結果を示す。
1H-NMR スペクトル(270 MHz, CDCl3, TMS 基準): δ7.2−7.4(m, 10H),6.3(m, 1H), 5.7(m, 1H), 1.70+1.85(q, 2H), 1.15(s, 9H), 0.85(t, 3H)
(3)ジフェニルメチレン(3−tert−ブチル−5−エチルシクロペンタジエニル)(2,7−ジ−tert−ブチルフルオレニル)の合成
磁気攪拌子及び三方コックを備えた200mlの三口フラスコを充分に窒素置換し、窒素雰囲気下で3.8gの2,7−ジ−tert−ブチルフルオレン(13.7mmmol
)を80mlの脱水ジエチルエーテルに溶解した。氷水浴下、この溶液に9.2mlのn−ブチルリチウム/ヘキサン溶液(1.56M:14.3mmol)を徐々に滴下した後、室温で100時間攪拌した。この反応溶液に4.5gの3−tert−ブチル−1−エチル−6,6−ジフェニルフルベン(14.3mmol)を加え、還流下で30時間攪拌した。反応溶液を2N塩酸水溶液100mlに氷浴中で注いだ後、ジエチルエーテルを加え有機層を分離し、水層をジエチルエーテル50mlで2回抽出した。先の有機層と合わせて、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄した。硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去した。その後カラムクロマトグラフィーで精製し、白色固体4.2gを得た。収率は53%であった。同定は、FD−質量分析スペクトル(FD−MS)で行った。以下にその測定結果を示す。
FD-MS: m/z=592(M+)
(4)ジフェニルメチレン(3−tert−ブチル−5−エチルシクロペンタジエニル)(2,7−ジ−tert−ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロリドの合成
マグネチックスタ−ラ−チップおよび三方コックを備えた100mlのシュレンクフラスコを充分に窒素置換し、窒素雰囲気下で1.0gのジフェニルメチレン(3−tert−ブチル−5−エチルシクロペンタジエニル)(2,7−ジ−tert−ブチルフルオレニル)(1.68mmol)を、40mlの脱水ジエチルエーテルに溶解した。この溶液に1.56Mのn−ブチルリチウムヘキサン溶液2.2ml(3.4mmol)を氷浴中で徐々に滴下した後、室温で28時間撹拌した。この反応溶液をドライアイス/メタノール浴で充分に冷却した後、0.39gの四塩化ジルコニウム(1.68mmol)を添加した。徐々に室温に戻しながら48時間攪拌した後、溶媒を減圧留去した。ヘキサンでリスラリーし、珪藻土を充填したガラスフィルターでろ過した。フィルター上の茶色固体を少量のジクロロメタンで抽出しろ別した。得られたヘキサン溶液及びジクロロメタン溶液について各々溶媒を減圧留去した。暗橙色固体をそれぞれ少量のペンタン及びジエチルエーテルで洗浄し、減圧乾燥することにより、橙色固体として140mg(0.186mmol)の目的化合物を得た。同定は、1H−NMRスペクトルおよびFD−質量分析スペ
クトルで行った。以下にその測定結果を示す。
1H-NMR スペクトル(270 MHz, CDCl3, TMS 基準): δ7.90−8.07(m, 5H), 7.75(m, 1H),7.15−7.60(m, 8H), 6.93(m, 1H), 6.15−6.25(m, 2H), 5.6(d, 1H), 2.05+2.25(q, 2H), 0.95−1.15(s+t+s, 30H)
FD-MS: m/z=752(M+)
〔重合例1〕
(プロピレン・エチレン・ブテン共重合体(B−1)の合成)
充分に窒素置換した4000mlの重合装置に、1834mlの乾燥ヘキサン、1−ブテン100gとトリイソブチルアルミニウム(1.0mmol)を常温で仕込んだ後、重合装置内温を55℃に昇温し、プロピレンで系内の圧力を0.58MPaになるように加圧した後に、エチレンで、系内圧力を0.75MPaに調整した。次いで、合成例2にて合成したジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロリド0.001mmolとアルミニウム換算で0.3mmolのメチルアルミノキサン(東ソー・ファインケム社製)を接触させたトルエン溶液を重合器内に添加し、内温55℃、系内圧力を0.75MPaにエチレンで保ちながら20分間重合し、20mlのメタノールを添加し重合を停止した。脱圧後、4Lのメタノール中で重合溶液からポリマーを析出し、真空下130℃、12時間乾燥した。得られたポリマーは、137.7gであり、MFRが0.6(g/10min)であった。得られたポリマーについて測定した物性を表1に示す。
この操作を繰り返して、必要な量のポリマーを得、これを溶融混練して後述する実施例に使用した。
〔重合例2〕
(プロピレン・エチレン・ブテン共重合体(B−2)の合成)
充分に窒素置換した4000mlの重合装置に、1834mlの乾燥ヘキサン、1−ブテン110gとトリイソブチルアルミニウム(1.0mmol)を常温で仕込んだ後、重合装置内温を55℃に昇温し、プロピレンで系内の圧力を0.58MPaになるように加圧した後に、エチレンで、系内圧力を0.75MPaに調整した。次いで、合成例2にて合成したジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロリド0.001mmolとアルミニウム換算で0.3mmolのメチルアルミノキサン(東ソー・ファインケム社製)を接触させたトルエン溶液を重合器内に添加し、内温55℃、系内圧力を0.75MPaにエチレンで保ちながら25分間重合し、20mlのメタノールを添加し重合を停止した。脱圧後、4Lのメタノール中で重合溶液からポリマーを析出し、真空下130℃、12時間乾燥した。得られたポリマーは、120.2gであり、MFRが0.7(g/10min)であった。得られたポリマーについて測定した物性を表1に示す。
この操作を繰り返して、必要な量のポリマーを得、これを溶融混練して後述する実施例に使用した。
〔重合例3〕
(プロピレン・エチレン・ブテン共重合体(B−3)の合成)
充分に窒素置換した4000mlの重合装置に、1834mlの乾燥ヘキサン、1−ブテン120gとトリイソブチルアルミニウム(1.0mmol)を常温で仕込んだ後、重合装置内温を55℃に昇温し、プロピレンで系内の圧力を0.56MPaになるように加圧した後に、エチレンで、系内圧力を0.75MPaに調整した。次いで、合成例2にて合成したジフェニルメチレン(3-tert-ブチル-5-エチルシクロペンタジエニル)(2,7-ジ-tert-ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロリド0.001mmolとアルミニウム換算で0.3mmolのメチルアルミノキサン(東ソー・ファインケム社製)を接触させたトルエン溶液を重合器内に添加し、内温55℃、系内圧力を0.75MPaにエチレンで保ちながら20分間重合し、20mlのメタノールを添加し重合を停止した。脱圧後、4Lのメタノール中で重合溶液からポリマーを析出し、真空下130℃、12時間乾燥した。得られたポリマーは、137.7gであり、MFRが0.6(g/10min)であった。得られたポリマーについて測定した物性を表1に示す。
この操作を繰り返して、必要な量のポリマーを得、これを溶融混練して後述する実施例に使用した。
〔重合例4〕
(プロピレン・エチレン・ブテン共重合体(B−4)の合成)
充分に窒素置換した4000mlの重合装置に、1834mlの乾燥ヘキサン、1−ブテン120gとトリイソブチルアルミニウム(1.0mmol)を常温で仕込んだ後、重合装置内温を60℃に昇温し、プロピレンで系内の圧力を0.56MPaになるように加圧した後に、エチレンで、系内圧力を0.75MPaに調整した。次いで、合成例1にて合成したジフェニルメチレン(3−tert−ブチル−5−メチル−シクロペンタジエニル)(2,7−ジ−tert−ブチル−フルオレニル)ジルコニウムジクロリド0.001mmolとアルミニウム換算で0.3mmolのメチルアルミノキサン(東ソー・ファインケム社製)を接触させたトルエン溶液を重合器内に添加し、内温60℃、系内圧力を0.75MPaにエチレンで保ちながら20分間重合し、20mlのメタノールを添加し重合を停止した。脱圧後、4Lのメタノール中で重合溶液からポリマーを析出し、真空下130℃、12時間乾燥した。得られたポリマーは、102.5gであり、MFRが7.1(g/10min)であった。得られたポリマーについて測定した物性を表1に示す。
この操作を繰り返して、必要な量のポリマーを得、これを溶融混練して後述する実施例に使用した。
Figure 2007186665
なお、表1中のプロピレン系重合体(A−1)〜(A−4)、エチレン・α−オレフィン系重合体(C−1)〜(C−3)の詳細は以下のとおりである。
(A−1):プライムポリプロ J106((株)プライムポリマー製)
(A−2):プライムポリプロ J139((株)プライムポリマー製)
(A−3):プライムポリプロ F327((株)プライムポリマー製)
(A−4):プライムポリプロ B241((株)プライムポリマー製)
(C−1):タフマーA4085(三井化学(株)製)
(C−2):タフマーA4070(三井化学(株)製)
(C−3):タフマーA0585X(三井化学(株)製)
プロピレン系重合体(A−1)(MFR=25g/10分)88重量部と、〔重合例1〕で得られたプロピレン・エチレン・ブテン共重合体(B−1)12重量部(計100重量部)に対して、二次抗酸化剤としてのトリ(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスフェートを0.1重量部、耐熱安定剤としてのn−オクタデシル−3−(4’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)プロピネートを0.1重量部、塩酸吸収剤としてのステアリン酸カルシウムを0.05重量部配合する。さらに、エチレン・ブテン共重合体(C−1)18重量部と該組成物に対して旭電化製リン酸エステル塩系核剤(アデカスタブNA−21)0.3重量部を配合して、プラボー社製2軸押出機BT−30(30mmφ、L/D=46、同方向回転)を用い、設定温度200℃で、樹脂押出量60g/min、回転数200rpmで混練してプロピレン系重合体組成物を得た。各種物性結果を表2に示す。透明性と耐衝撃性と剛性とのバランスに優れる。
プロピレン系重合体(A−2)(MFR=55g/10分)88重量部と、〔重合例2〕で得られたプロピレン・エチレン・ブテン共重合体(B−2)12重量部(計100重量部)に対して、実施例1と同様に二次抗酸化剤と耐熱安定剤と塩酸吸収剤を配合した。さらに、エチレン・ブテン共重合体(C−1)18重量部と該組成物に対して旭電化製リン酸エステル塩系核剤(アデカスタブNA−21)0.3重量部を配合して実施例1と同
条件にて混練してプロピレン系重合体組成物を得た。各種物性結果を表2に示す。透明性と耐衝撃性と剛性とのバランスに優れる。
プロピレン系重合体(A−2)(MFR=55g/10分)88重量部と、〔重合例2〕で得られたプロピレン・エチレン・ブテン共重合体(B−2)12重量部(計100重量部)に対して、実施例1と同様に二次抗酸化剤と耐熱安定剤と塩酸吸収剤を配合した。さらに、エチレン・ブテン共重合体(C−2)25重量部と該組成物に対して旭電化製リン酸エステル塩系核剤(アデカスタブNA−21)0.3重量部を配合して実施例1と同
条件にて混練してプロピレン系重合体組成物を得た。各種物性結果を表2に示す。透明性と耐衝撃性と剛性とのバランスに優れる。
プロピレン系重合体(A−3)(MFR=7.3g/10分)37重量部と、プロピレ
ン系重合体(A−4)(MFR=0.5g/10分)37重量部と、〔重合例2〕で得ら
れたプロピレン・エチレン・ブテン共重合体(B−2)26重量部(計100重量部)、エチレン・ブテン共重合体(C−3)25重量部、実施例1と同様に二次抗酸化剤と耐熱安定剤と塩酸吸収剤を配合して実施例1と同条件にて混練してプロピレン系重合体組成物
を得た。各種物性結果を表2に示す。各種物性結果を表2に示す。透明性と耐衝撃性と柔軟性とのバランスに優れる。
プロピレン系重合体(A−3)(MFR=7.3g/10分)33重量部と、プロピレ
ン系重合体(A−4)(MFR=0.5g/10分)33重量部と、〔重合例2〕で得ら
れたプロピレン・エチレン・ブテン共重合体(B−2)26重量部(計100重量部)、エチレン・ブテン共重合体(C−3)67重量部、実施例1と同様に二次抗酸化剤と耐熱安定剤と塩酸吸収剤を配合して実施例1と同条件にて混練してプロピレン系重合体組成物
を得た。各種物性結果を表2に示す。各種物性結果を表2に示す。透明性と耐衝撃性と柔軟性とのバランスに優れる。
[比較例1]
プロピレン系重合体(A−3)(MFR=7.3g/10分)の各種物性結果を表2に
示す。耐衝撃性と透明性に劣る。
[比較例2]
プロピレン系重合体(A−1)(MFR=25g/10分)100重量部、エチレン・ブテン共重合体(C−1)20重量部と該組成物に対して旭電化製リン酸エステル塩系核剤(アデカスタブNA−21)0.3重量部を配合して実施例1と同条件にて混練してプ
ロピレン系重合体組成物を得た。各種物性結果を表2に示す。透明性に劣る。
[実施例R3]
プロピレン系重合体(A−2)(MFR=55g/10分)95重量部と、〔重合例2〕で得られたプロピレン・エチレン・ブテン共重合体(B−3)5重量部(計100重量部)に対して、実施例1と同様に二次抗酸化剤と耐熱安定剤と塩酸吸収剤を配合した。さらに、エチレン・ブテン共重合体(C−2)5重量部と該組成物に対して旭電化製リン酸エステル塩系核剤(アデカスタブNA−21)0.3重量部を配合して実施例1と同条件
にて混練してプロピレン系重合体組成物を得た。各種物性結果を表2に示す。透明性と耐衝撃性に劣る。
[比較例4]
プロピレン系重合体(A−4)(MFR=0.5g/10分)100重量部、エチレン
・ブテン共重合体(C−3)67重量部と実施例1と同様に二次抗酸化剤と耐熱安定剤と塩酸吸収剤を配合して実施例1と同条件にて混練してプロピレン系重合体組成物を得た。
各種物性結果を表2に示す。透明性に劣る。
[比較例5]
プロピレン系重合体(A−4)(MFR=0.5g/10分)70重量部と、〔重合例4
〕で得られたプロピレン・エチレン・ブテン共重合体(B−4)30重量部(計100重量部)に対して、実施例1と同様に二次抗酸化剤と耐熱安定剤と塩酸吸収剤を配合して200℃で2軸押出機にて混練してプロピレン系重合体組成物を得た。各種物性結果を表2に示す。耐衝撃性に劣る。
Figure 2007186665
〔製造例1〕
プロピレン系重合体(A−2)(MFR=55g/10分)20重量部と、〔重合例2〕で得られたプロピレン・エチレン・ブテン共重合体(B−2)80重量部(計100重量部)に対して、実施例1と同様に二次抗酸化剤と耐熱安定剤と塩酸吸収剤を配合して実施例1と同条件にて混練してプロピレン系重合体組成物ペレット(B−5)を得た。表3
にペレットブロッキングテスト結果を示す。
〔製造例2〕
プロピレン系重合体(A−3)(MFR=7.3g/10分)20重量部と、〔重合例
2〕で得られたプロピレン・エチレン・ブテン共重合体(B−2)80重量部(計100重量部)に対して、実施例1と同様に二次抗酸化剤と耐熱安定剤と塩酸吸収剤を配合して実施例1と同条件にて混練してプロピレン系重合体組成物ペレット(B−6)を得た。表
3にペレットブロッキングテスト結果を示す。
〔比較製造例1〕
〔重合例2〕で得られたプロピレン・エチレン・ブテン共重合体(B−2)100重量部に対して、実施例1と同様に二次抗酸化剤と耐熱安定剤と塩酸吸収剤を配合して実施例1と同条件にて混練してプロピレン系重合体組成物ペレットを得た。表3にペレットブロ
ッキングテスト結果を示す。
Figure 2007186665
プロピレン系重合体(A−2)(MFR=55g/10分)85重量部と、〔製造例1〕で得られたプロピレン系重合体組成物ペレット(B−5)15重量部(計100重量部)、エチレン・ブテン共重合体(C−1)に対して、実施例1と同様に二次抗酸化剤と耐熱安定剤と塩酸吸収剤を配合した。さらに、該組成物に対して旭電化製リン酸エステル塩系核剤(アデカスタブNA−21)0.3重量部を配合して実施例1と同条件にて混練し
てプロピレン系重合体組成物を得た。各種物性結果を表4に示す。実施例2と同等の物性を示す。
プロピレン系重合体(A−3)(MFR=7.3g/10分)31重量部と、プロピレ
ン系重合体(A−4)(MFR=0.5g/10分)38重量部と、〔製造例2〕で得ら
れたプロピレン系重合体組成物ペレット(B−6)31重量部(計100重量部)、エチレン・ブテン共重合体(C−3)25重量部に対して、実施例1と同様に二次抗酸化剤と
耐熱安定剤と塩酸吸収剤を配合して実施例1と同条件にて混練してプロピレン系重合体組
成物を得た。各種物性結果を表4に示す。実施例4と同等の物性を示す。
プロピレン系重合体(A−3)(MFR=7.3g/10分)37重量部と、プロピレ
ン系重合体(A−4)(MFR=0.5g/10分)37重量部と、〔重合例2〕で得ら
れたプロピレン・エチレン・ブテン共重合体(B−2)26重量部(計100重量部)、エチレン・ブテン共重合体(C−4)〔エボリュー SP0510(MFR(190℃、2kg荷重)=1.0g/10分、密度=905kg/m3、コモノマー成分=1-ヘキセ
ン) (株)プライムポリマー製〕25重量部に対して、実施例1と同様に二次抗酸化剤と耐熱安定剤と塩酸吸収剤を配合して実施例1と同条件にて混練してプロピレン系重合体組成物を得た。このプロピレン系重合体組成物の物性値は以下のとおりであった。
引張り弾性率=275MPa
Izod(0℃)=851J/m
内部Haze=37%
アニール後の内部Haze=38%
針侵入温度(TMA)=138℃。
Figure 2007186665
また、上記実施例1〜5と実施例R3との比較から、特に
(A)プロピレン系重合体41〜95重量部と
(B)プロピレンから導かれる構成単位を84.0〜50.0モル%の量で含有し、エチ
レンから導かれる構成単位を15.0〜30.0モル%の量で含有し、さらに炭素原子数4〜20のα-オレフィンから導かれる構成単位を1.0〜10.0モル%の量で含むプ
ロピレン・エチレン・α-オレフィン共重合体 59〜5重量部
(ただし(A)と(B)の合計を100重量部とする)

(A)と(B)の合計100重量部に対して、
(C)エチレンから導かれる構成単位を50〜99モル%の量で含有し、エチレン以外の炭素原子数3〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位を1〜50モル%の量で含有する(エチレンとα−オレフィンの合計を100モル%とする)エチレン・α−オレフィン共重合体5〜95重量部
を含むプロピレン系重合体組成物(P)が本発明の中でもより好ましいものであることが理解できる。
本発明のプロピレン系重合体組成物は、透明性、低温衝撃性、機械物性(柔軟性または剛性など)に優れ、しかも耐熱性に優れている。本発明の成形体は透明性、低温衝撃性、柔軟性などに優れ、しかも耐熱性にも優れている。

Claims (13)

  1. (A)プロピレン系重合体40〜95重量部と、
    (B)プロピレンから導かれる構成単位を89〜50モル%の量で含有し、エチレンから導かれる構成単位を10〜30モル%の量で含有し、さらに炭素原子数4〜20のα-オ
    レフィンから導かれる構成単位を1〜20モル%の量で含むプロピレン・エチレン・α-
    オレフィン共重合体 60〜5重量部
    (ただし(A)と(B)の合計を100重量部とする)
    と、(A)と(B)の合計100重量部に対して、
    (C)エチレンから導かれる構成単位を50〜99モル%の量で含有し、炭素原子数3〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位を1〜50モル%の量で含有する(エチレンとα−オレフィンの合計を100モル%とする)エチレン・α−オレフィン共重合体5〜95重量部を含むプロピレン系重合体組成物(P)。
  2. (A)プロピレン系重合体が、DSCにより測定したTmが120℃以上170℃以下であるプロピレン系重合体であり、(B)プロピレン・エチレン・α−オレフィン共重合体が、プロピレンから導かれる構成単位を84.0〜60.0モル%の量で含有し、エチレンから導かれる構成単位を15.0〜30.0モル%の量で含有し、
    さらに炭素原子数4〜20のα-オレフィンから導かれる構成単位を1.0〜10.0モ
    ル%の量で含み、かつ以下で規定するB値が0.9以上1.5以下であるプロピレン・エチレン・α-オレフィン共重合体であり、
    Figure 2007186665
    (式中、MOEは、プロピレンとエチレンの連鎖と炭素数4以上のα−オレフィンとエチレンの連鎖の合計の、全ダイアッドに対するモル分率を表し、MOはプロピレンと炭素数4
    以上のα−オレフィンのモル分率の合計を表し、MEはエチレンのモル分率を表す。)
    (A)を41〜95重量部と、(B)を59〜5重量部
    (ただし(A)と(B)の合計を100重量部とする)とを含んでなる請求項1記載のプロピレン系重合体組成物(P)。
  3. 前記(C)エチレン・α−オレフィン共重合体が、
    エチレンから導かれる構成単位を55〜99モル%の量で含有し、炭素原子数3〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位を1〜45モル%の量で含有する(エチレンとα−オレフィンの合計を100モル%とする)し、密度が850〜920kg/m3であり、MFR(ASTMD1238、190℃、2.16kg荷重下)が0.1〜20g/min
    である請求項1または2に記載のプロピレン系重合体組成物(P)。
  4. 前記プロピレン・エチレン・α-オレフィン共重合体(B)が、プロピレンから導かれ
    る構成単位を84.0〜63.0モル%の量で含有し、エチレンから導かれる構成単位を15.0〜30.0モル%の量で含有し、さらに炭素原子数4〜20のα-オレフィンか
    ら導かれる構成単位を1.0〜7.0モル%の量で含むプロピレン・エチレン・α-オレ
    フィン共重合体であることを特徴とする請求項2記載のプロピレン系重合体組成物(P)。
  5. 前記プロピレン系重合体(A)が、アイソタクティックプロピレン系重合体である請求項2または3に記載のプロピレン系重合体組成物(P)。
  6. 前記プロピレン系重合体(A)のMFR(ASTMD1238、230℃、2.16kg荷重下)が0.01〜400g/10分の範囲にある請求項1〜4のいずれかに記載のプロピレン系重合体組成物(P)。
  7. 前記プロピレン・エチレン・α-オレフィン共重合体(B)は、GPC法により求めた
    分子量分布(Mw/Mn、Mw:重量平均分子量、Mn:数平均分子量、いずれもポリスチレン換算)が3.5以下であり、13C-NMRにより算出したアイソタクティックトラ
    イアッド分率(mm)が85%以上であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のプロピレン系重合体組成物(P)。
  8. 前記プロピレン・エチレン・α-オレフィン共重合体(B)のDSCで測定したガラス
    転移温度(Tg)が0℃以下である請求項1〜4のいずれかに記載のプロピレン系重合体組成物。
  9. 前記プロピレン・エチレン・α-オレフィン共重合体(B)のDSCで測定した融点が
    100℃以下であるか又は融点が観測されないものである請求項1〜4のいずれかに記載のプロピレン系重合体組成物(P)。
  10. (A)プロピレン系重合体1〜70重量部と、
    (B)プロピレンから導かれる構成単位を89〜50モル%の量で含有し、エチレンから導かれる構成単位を10〜30モル%の量で含有し、さらに炭素原子数4〜20のα-オ
    レフィンから導かれる構成単位を1〜20モル%の量で含むプロピレン・エチレン・α-
    オレフィン共重合体 99〜30重量部
    (ただし(A)と(B)の合計を100重量部とする)
    とを含むプロピレン系重合体組成物(Y)からなるペレットを、さらに必要量の前記(A)プロピレン系重合体、必要量の(C)エチレンから導かれる構成単位を50〜99モル%の量で含有し、炭素原子数3〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位を1〜50モル%の量で含有する(エチレンとα−オレフィンの合計を100モル%とする)エチレン・α−オレフィン共重合体、必要に応じて他の重合体((A)プロピレン系重合体(B)プロピレン・エチレン・炭素数4〜20のα−オレフィン共重合体(C)エチレン・α−オレフィン共重合体を除く)、必要に応じて添加剤とを混練して、
    (A)プロピレン系重合体40〜95重量部と
    (B)プロピレンから導かれる構成単位を89〜50モル%の量で含有し、エチレンから導かれる構成単位を10〜30モル%の量で含有し、さらに炭素原子数4〜20のα-オ
    レフィンから導かれる構成単位を1〜20モル%の量で含むプロピレン・エチレン・α-
    オレフィン共重合体 60〜5重量部
    (ただし(A)と(B)の合計を100重量部とする)
    (A)と(B)の合計100重量部に対して、
    (C)エチレンから導かれる構成単位を50〜99モル%の量で含有し、炭素原子数3〜20のα−オレフィンから導かれる構成単位を1〜50モル%の量で含有する(エチレンとα−オレフィンの合計を100モル%とする)エチレン・α−オレフィン共重合体5〜95重量部
    とを含むプロピレン系重合体組成物(P)を製造するプロピレン系重合体組成物の製造方法。
  11. 前記(A)プロピレン系重合体がDSCにより測定したTmが120℃以上170℃以下であるプロピレン系重合体であり、前記(B)プロピレン・エチレン・α-オレフィン
    共重合体がプロピレンから導かれる構成単位を84.0〜60.0モル%の量で含有し、エチレンから導かれる構成単位を15.0〜30.0モル%の量で含有し、さらに炭素原
    子数4〜20のα-オレフィンから導かれる構成単位を1.0〜10.0モル%の量で含
    み、かつ以下で規定するB値が0.9以上1.5以下であるプロピレン・エチレン・α-
    オレフィン共重合体である請求項10記載のプロピレン系重合体組成物の製造方法;
    Figure 2007186665
    (式中、MOEは、プロピレンとエチレンの連鎖と炭素数4以上のα−オレフィンとエチレンの連鎖の合計の、全ダイアッドに対するモル分率を表し、MOはプロピレンと炭素数4
    以上のα−オレフィンのモル分率の合計を表し、MEはエチレンのモル分率を表す。)
  12. 前記(B)成分がプロピレンから導かれる構成単位を84.0〜63.0モル%の量で含有し、エチレンから導かれる構成単位を15.0〜30.0モル%の量で含有し、さらに炭素原子数4〜20のα-オレフィンから導かれる構成単位を1.0〜7.0モル%の
    量で含むプロピレン・エチレン・α-オレフィン共重合体ある請求項10または11記載
    のプロピレン系重合体組成物の製造方法。
  13. 請求項1〜9のいずれかに記載のプロピレン系重合体組成物を用いてなる成形体。
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