JP2007184350A - 半導体記憶装置及びその駆動方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びその駆動方法 Download PDF

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一裕 海原
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Abstract

【課題】強誘電体膜における減分極電界の発生がほとんどなく、長期にわたり安定にデータを保持する半導体記憶装置を実現できるようにする。
【解決手段】半導体記憶装置は、基板11の上に形成された第1の電極膜16と、第1の電極膜の上に強誘電体膜15及び絶縁膜12が積層されてなる積層膜18と、積層膜18の上に選択的に形成された第2の電極膜17とを備えている。積層膜18のうちの第1の電極膜16と接する膜の上面における第2の電極膜17を挟んで両側の領域には、強誘電体膜15と接するソース電極12及びドレイン電極13とが形成されている。第1の電極膜16と第2の電極膜17とは、仕事関数が異なる材料からなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、強誘電体膜をゲート絶縁膜として用いた半導体記憶装置及びその駆動方法に関する。
強誘電体を用いた不揮発性の半導体記憶装置は、大きく分けてキャパシタ型とMFSFET(Metal-Ferroelectric-Semiconductor Field Effect Transistor)型との2種類がある。
キャパシタ型の半導体記憶装置は、データを読み出す際に記憶されていたデータを破壊してしまうため、再びデータを書き込む動作が必要である。このため、読み出し動作ごとに分極反転させる必要があり分極反転疲労が問題となる。また、1トランジスタ1キャパシタ(1T1C)型のメモリセル構造を有する半導体記憶装置の量産が困難であり、微細化における問題も多い。
一方、MFSFET型の半導体記憶装置は、強誘電体膜の分極の向きによって変化するチャネルの導通状態を検出することによりデータを読み出すため、非破壊的なデータの読み出しが可能である。また、メモリセル領域もキャパシタ型に比べて微細化することが容易であり、古くから研究されている。しかし、MFSFET型の半導体記憶装置は、シリコン基板の上に強誘電体膜を形成する必要があるが、シリコン基板上に強誘電体膜を形成することは容易ではない。これを回避するために、強誘電体膜とシリコン基板との間に薄い絶縁膜を設けるMFISFET(Metal-Ferroelectric-Insulator-Semiconductor Field Effect Transistor)型の半導体記憶装置が考案されているが、MFISFET型の半導体記憶装置においてはフラットバンドシフトやデータの保持に問題がある。
このような問題を解決するために、ゲート電極とバックゲート電極との間に挟まれた強誘電体膜及び絶縁膜からなり、強誘電体膜と絶縁体膜との界面に流れる電流を用いてデータを読み出す半導体記憶装置が提案されている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2003−332538号公報
しかしながら、前記従来の半導体記憶装置においては、電源オフ時に強誘電体膜の分極によって絶縁膜に電界が誘起され、絶縁膜にも正負の電荷がたまるため、残留分極の方向と逆向きに発生する電界である減分極電界が発生する。減分極電界の発生により分極劣化及び絶縁膜のリークが生じ、界面電位が変動してしまうため1週間程度でデータが消失してしまうという問題がある。
本発明は、前記従来の問題を解決し、強誘電体膜における減分極電界の発生がほとんどなく、長期にわたり安定にデータを保持する半導体記憶装置を実現できるようにすることを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明は半導体記憶装置を、仕事関数が異なる材料からなるゲート電極とバックゲート電極とを備えている構成とする。
具体的に本発明に係る半導体記憶装置は、基板の上に形成された第1の電極膜と、第1の電極膜の上に形成され、強誘電体膜及び絶縁膜が積層されてなる積層膜と、積層膜の上に選択的に形成された第2の電極膜と、積層膜のうち第1の電極膜と接する膜のc且つ強誘電体膜と接するソース電極及びドレイン電極とを備え、第1の電極膜と第2の電極膜とは、仕事関数が互いに異なる材料からなることを特徴とする。
本発明の半導体記憶装置によれば、第1の電極膜と第2の電極膜とは、仕事関数が互いに異なる材料からなるため、強誘電体膜の分極によって誘起された絶縁膜の電界を低減することができる。従って、強誘電体膜に減分極電界が発生することを防止できるので、強誘電体膜の分極劣化及びリーク電流を低減することができる。その結果、長期にわたり安定にデータを保持する半導体記憶装置を実現することが可能となる。
本発明の半導体記憶装置において、第1の電極膜の仕事関数と第2の電極膜の仕事関数との差は、強誘電体膜の分極電荷によって生じる電位差の0.5倍以上且つ1.5倍以下であることが好ましい。このような構成とすることにより、強誘電体膜の減分極電界を第1の電極膜の仕事関数と第2の電極膜の仕事関数との差により確実に相殺することができる。
本発明の半導体記憶装置において、第1の電極膜及び第2の電極膜は、白金、イリジウム、酸化イリジウム、金、ルビジウム、酸化ルビジウム、アルミニウム及び酸化ビスマスのうちから選択された互いに異なる材料からそれぞれなることが好ましい。
本発明の半導体記憶装置において、第1の電極膜又は第2の電極膜は、半導体膜であってもよい。このような構成とすることにより、第1の電極膜の仕事関数と第2の電極膜の仕事関数とが異なるため、強誘電体膜の分極によって絶縁膜に誘起される電界を確実に低減することができる。
本発明の半導体記憶装置の駆動方法は、基板の上に形成された第1の電極膜と、第1の導電膜の上に形成された、強誘電体膜及び絶縁膜が積層されてなる積層膜と、積層膜の上に選択的に形成された第2の電極膜と、積層膜のうち第1の電極膜と接する膜の上に、前記積層膜の前記第1の電極膜と前記第2の電極膜とに挟まれた部分の少なくとも一部を両側から挟むように形成され且つ強誘電体膜と接するソース電極及びドレイン電極とを備えた半導体記憶装置の駆動方法を対象とし、第1の電極膜の仕事関数と第2の電極膜の仕事関数との差と同等の電圧を第1の電極膜と第2の電極膜との間に印加した状態にして、ソース電極とドレイン電極との間に電圧を印加して強誘電体膜と絶縁膜との界面に流れる電流の値を検出することにより記憶したデータを読み出すことを特徴とする。
本発明の半導体装置の駆動方法によれば、第1の電極膜の仕事関数と第2の電極膜の仕事関数との差と同等の電圧を第1の電極膜と第2の電極膜との間に印加した状態にして、強誘電体膜と絶縁膜との界面に流れる電流の値を検出することにより記憶したデータを読み出すため、第1の電極膜の仕事関数と第2の電極膜の仕事関数との差によって電圧シフトした強誘電体膜の分極ヒステリシスにおいて、分極電荷の差が最も大きくなる位置でデータの読み出しを行うことが可能となる。
本発明に係る半導体記憶装置によれば、強誘電体膜における減分極電界の発生がほとんどなく、長期にわたり安定にデータを保持する半導体記憶装置を実現できる。
本発明の半導体記憶装置の一実施形態について図面を参照して説明する。図1(a)及び(b)は本発明の一実施形態に係る半導体記憶装置の断面構成であり、(a)はデータを読み出す際の駆動状態を示し、(b)はデータを書き込む際の駆動状態を示している。
本実施形態の半導体装置は、図1(a)及び(b)に示すように基板11の上にバックゲート電極である第1の電極膜16が形成され、第1の電極膜16の上に強誘電体膜15と絶縁膜12とからなる積層膜18が形成されている。強誘電体膜15の上には、ソース電極13及びドレイン電極14が間隔をおいて形成されている。絶縁膜12にはソース電極13及びドレイン電極14の上面を露出する開口部が形成されている。絶縁膜12の上におけるソース電極13とドレイン電極14との間の領域には、ゲート電極である第2の電極膜17が形成されている。
ソース電極13及びドレイン電極14は、強誘電体膜15と絶縁膜12との界面におけるバックゲート電極である第1の電極膜16とゲート電極である第2の電極膜17とに挟まれた部分に流れる電流を検出するためのものである。従って、積層膜18の第1の電極膜16と第2の電極膜17とに挟まれた部分の少なくとも一部が、ソース電極13とドレイン電極14との間に挟まれるように形成すればよい。
基板11は、どのようなものでもよく、例えば、シリコン(Si)、酸化シリコン(SiO2)又はチタン酸ストロンチウム(SrTiO3)等を用いればよいが、絶縁性の基板を用いることが好ましい。
第1の電極膜16は、強誘電体膜のリーク特性を考慮し、強誘電体膜と比べて仕事関数が大きい金属が好ましい。また、強誘電体の分極反転疲労特性の良いものを選択することが好ましい。例えば、白金(Pt)、イリジウム(Ir)、酸化イリジウム(IrOx)、金(Au)又は酸化ルテニウム(RuOx)等を用いることができる。第1の電極膜16は、スパッタリング法、電子線蒸着(EB蒸着)法、有機金属気相堆積(MOCVD)法、レーザーアブレーション法、パルスレーザ堆積(PLD)法等により形成すればよい。
データを読み出す部位において、強誘電体膜15は単結晶であることが好ましい。また、読み出しに使用するチャネルとなるソース電極13とドレイン電極14との間の部分においては、電界が印加される方向と強誘電体の結晶粒の方位とが一致していることが好ましい。強誘電体膜15の材料として例えば、SBT(SrBi2Ta29)、SBTN(SrBi2(Ta,Nb)29)、BLT((Bi,La)4Ti312)、BiFeO3、PbTiO3、PZT(Pb(Zr,Ti)O3)、PLZT((Pb,La)(Zr,Ti)O3)、BaTiO3、LiNbO3又はSrTiO3等を用いることができる。
絶縁膜12は、ソース電極13とドレイン電極14との間にリーク電流が発生することを防止するために高絶縁性を示すものが好ましい。例えば酸化シリコン(SiO2)、酸窒化シリコン(SiON)、PGS(Phospho-Silicate-Glass)、BPGS(Boro-Phospho-Silicate-Glass)、酸化ハフニウム(HfOx)及びチタン酸ストロンチウム(SrTiO3)等を用いればよい。特にHfOxは高誘電率で且つ高融点であるため好ましい。
強誘電体膜15及び絶縁膜12はスパッタリング法、MOCVD法、レーザーアブレーション法、PLD法、有機金属成膜(MOD)法又はゾルゲル法等によって成膜する。成膜の際に、強誘電体膜15と絶縁膜12の界面が清浄であることが好ましく、強誘電体膜15と絶縁膜12とをヘテロエピタキシャル成長させることが好ましい。
ソース電極13及びドレイン電極14は、第1の電極膜16と同様に、強誘電体膜と比べて仕事関数が大きく、強誘電体の分極反転疲労特性の良い材料を選択することが好ましい。図1においてソース電極13及びドレイン電極14は、強誘電体膜15と絶縁膜12との間に挟まれているが、絶縁膜12がソース電極13及びドレイン電極14の上面を覆っている必要はない。
ソース電極13及びドレイン電極14は、強誘電体膜15の上に電極材料を堆積した後、パターニングして形成すればよい。電極材料の堆積方法は、強誘電体膜15と絶縁膜12との界面を清浄に保つことができるものが好ましい。電極材料のパターンニング方法にはシャドーマスク法、ドライエッチング法又はウェットエッチング法等を用いればよい。
第2の電極膜17には、第1の電極膜16と比べて仕事関数が大きい材料を選択する。また、第1の電極膜16の仕事関数と第2の電極膜17の仕事関数との差が、強誘電体膜15の分極電荷によって生じる電位差ΔVとほぼ同じとなるようにすることが好ましい。すなわち、強誘電体膜15の減分極電界を第1の電極膜16の仕事関数と第2の電極膜17の仕事関数との差で相殺するようにする。強誘電体膜15の分極による電荷をQとし、誘電率をεとし、膜厚をtとし、面積をSとし、真空の誘電率をε0とすると、強誘電体膜15の分極電荷によって生じる電位差ΔVはQ×t/(ε×ε0×S)となる。従って、第1の電極膜16の仕事関数と第2の電極膜17の仕事関数との差Δφが次の式1を満たすようにする。
Δφ≒ΔV=Q×t/(ε×ε0×S)・・・式1
このようにすることにより、強誘電体膜15の分極によって誘起された絶縁膜12の電界を相殺することができるので、減分極電界及び絶縁膜12によるリーク電流の発生を大幅に低下することができる。従って、長期にわたり安定にデータを保持することが可能となる。具体的にΔφはΔVの0.5倍以上且つ1.5倍以下とすればよく、好ましくはΔVの0.7倍以上且つ1.3倍以下とし、より好ましくは0.8倍以上且つ1.2倍以下とし、さらに好ましくは0.9倍以上且つ1.1倍以下とする。
例えば、強誘電体膜15の誘電率εを300、膜厚tを10nm、残留自発分極Prを10μC/cm2とすると、Q=Pr×Sであるので、式1から第1の電極膜16の仕事関数と第2の電極膜17の仕事関数との差Δφを約0.37eVとすることが好ましい。具体的に、第1の電極膜16をIr(φ=5.27eV)とし、第2の電極膜をPt(φ=5.65eV)とすればよい。
また、第1の電極膜16をAu(φ=5.1eV)とすると、Δφは0.55eVとなり、膜厚tが10nmの場合にはΔVの約1.5倍、膜厚tが20nmの場合にはΔVの約0.75倍となる。
また、第1の電極膜16の仕事関数と第2の電極膜17の仕事関数との差Δφを大きくするために、一方を半導体膜としてもよい。例えば、第1の電極膜16をPt(φ=5.65eV)とし、第2の電極膜17をSi(φ=4.08eV)とすることにより第1の電極膜16の仕事関数と第2の電極膜17の仕事関数との差Δφを1.57eVとすることができる。これにより、強誘電体膜15の膜厚が100nm以上の場合にも減分極電界を相殺することができる。
以下に、本実施形態の半導体記憶装置の駆動方法について説明する。まず、データの書き換え動作は、図1(b)に示すように、第1の電極膜16と第2の電極膜17との間に正又は負の電界を印加する。ソース電極13とドレイン電極14との間に電圧Vappを印加することにより、第1の電極膜16と第2の電極膜17との間に印加された電界によってソース電極13とドレイン電極14に挟まれた領域の強誘電体膜15が分極反転を起こす。なお、ソース電極13とドレイン電極14との間に印加する電圧は、ソース電極13とドレイン電極14との距離等に応じて調整する。
次に、データの読み出しは図1(a)に示すように、ソース電極13とドレイン電極14との間に流れる電流を検出することにより行う。強誘電体膜15が分極されている場合、つまりデータが入力されている場合に、強誘電体膜15と絶縁膜12との界面には電子又は正孔からなる自由電荷が発生する。発生した自由電荷の性質は強誘電体膜15の分極の向きによって変化する。分極が上を向いているときは、強誘電体膜15と絶縁膜12との界面に存在する電子が少なくなるため、強誘電体膜15と絶縁膜12との界面における電気伝導度が小さくなる。従って、チャネルが閉じた状態となり、ソース電極13とドレイン電極14との間に電流が流れにくくなる。逆に、分極が下を向いているときは、強誘電体膜15と絶縁膜12との界面に存在する電子が増加するため、強誘電体膜15と絶縁膜12との界面における電気伝導度が大きくなる。従って、チャネルが開いた状態となり絶縁膜12と強誘電体膜15との間に界面電流が流れるため、ソース電極13とドレイン電極14との間に流れる電流が増加する。つまり、界面電流の有無を検出することにより強誘電体膜15の分極状態を非破壊的に読み出すことができる。
本実施形態においては、第1の電極膜16の仕事関数と第2の電極膜17の仕事関数との間に差があるため、強誘電体膜15の分極反転を示すヒステリシスカーブがシフトしている。このため、オン状態とオフ状態とにおける分極量の差が小さくなってしまう。そこで、分極量の差が最も大きくなるように、図1(a)に示すように第1の電極膜16と第2の電極膜17との間に電圧を印加した状態において、読み出し動作を行うことが望ましい。この際に第1の電極膜16と第2の電極膜17との間に印加する電圧は、第1の電極膜16の仕事関数と第2の電極膜17の仕事関数との差とほぼ同じとすればよい。
なお、図1においては図示していないが、絶縁膜12に設けた開口部に導電性材料を埋め込みコンタクトプラグを形成すれば、ソース電極13及びドレイン電極14を絶縁膜12の上面に容易に引き出すことができる。
本実施形態において積層膜18は、強誘電体膜15の上に絶縁膜12が形成されたものを用いたが、上下を入れ替えて絶縁膜12の上に強誘電体膜15が形成された構成としてもよい。
本発明に係る半導体記憶装置及びその駆動方法は、強誘電体膜における減分極電界の発生がほとんどなく、長期にわたり安定にデータを保持する半導体記憶装置を実現でき、強誘電体膜をゲート絶縁膜として用いた半導体記憶装置及びその駆動方法等として有用である。
(a)及び(b)は本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置であって、(a)はデータの読み出し動作中の駆動状態を示す断面図であり、(b)はデータの書き換え動作中の駆動状態を示す断面図である。
符号の説明
11 基板
12 絶縁膜
13 ソース電極
14 ドレイン電極
15 強誘電体膜
16 第1の電極膜
17 第2の電極膜
18 積層膜

Claims (5)

  1. 基板の上に形成された第1の電極膜と、
    前記第1の電極膜の上に形成され、強誘電体膜及び絶縁膜が積層されてなる積層膜と、
    前記積層膜の上に選択的に形成された第2の電極膜と、
    前記積層膜のうち前記第1の電極膜と接する膜の上に、前記積層膜の前記第1の電極膜と前記第2の電極膜とに挟まれた部分の少なくとも一部を両側から挟むように形成され且つ前記強誘電体膜と接するソース電極及びドレイン電極とを備え、
    前記第1の電極膜と前記第2の電極膜とは、仕事関数が互いに異なる材料からなることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記第1の電極膜の仕事関数と前記第2の電極膜の仕事関数との差は、前記強誘電体膜の分極電荷によって生じる電位差の0.5倍以上且つ1.5倍以下であることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記第1の電極膜及び第2の電極膜は、白金、イリジウム、酸化イリジウム、金、ルビジウム、酸化ルビジウム、アルミニウム及び酸化ビスマスのうちから選択された互いに異なる2つの材料からそれぞれなることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記第1の電極膜又は前記第2の電極膜は、半導体膜であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  5. 基板の上に形成された第1の電極膜と、前記第1の導電膜の上に形成された、強誘電体膜及び絶縁膜が積層されてなる積層膜と、前記積層膜の上に選択的に形成された第2の電極膜と、前記積層膜のうち前記第1の電極膜と接する膜の上に、前記積層膜の前記第1の電極膜と前記第2の電極膜とに挟まれた部分の少なくとも一部を両側から挟むように形成され且つ前記強誘電体膜と接するソース電極及びドレイン電極とを備えた半導体記憶装置の駆動方法であって、
    前記第1の電極膜の仕事関数と前記第2の電極膜の仕事関数との差と同等の電圧を前記第1の電極膜と前記第2の電極膜との間に印加した状態にして、前記ソース電極と前記ドレイン電極との間に電圧を印加して前記強誘電体膜と前記絶縁膜との界面に流れる電流の値を検出することにより記憶されたデータを読み出すことを特徴とする半導体記憶装置の駆動方法。
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