JP2007182930A - 液封入式防振装置 - Google Patents

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政昭 伊藤
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Abstract

【課題】防振特性を低下させることなく異音の発生を抑制できる液封入式防振装置を提供する。
【解決手段】第1取付け具と第2取付け具と防振基体とダイヤフラムと仕切り体12とオリフィスとを備え、仕切り体12は、弾性仕切り膜15と筒部16と第1格子部17及び第2格子部18を備え、オリフィス25は、筒部16の外周部16Gと、第2取付け具の第1周壁部との間に筒部16の周方向Pに沿うように形成され、第2格子部18の外周部に連設された円筒状の第2周壁部が嵌合部に外嵌するとともに、第2周壁部が第2取付け具の第1周壁部に内嵌し、第1液室とオリフィスは、第1の開口部80と切欠き部を介して連通し、第1の開口部80は周方向Pに間隔を空けて並ぶ複数の第1の貫通孔31から成る。
【選択図】図2

Description

本発明は液封入式防振装置に関する。
一般に液封入式防振装置は、第1取付け具と、筒状の第2取付け具と、前記第1取付け具と第2取付け具を連結するゴム状弾性材から成る防振基体と、前記第2取付け具に取付けられて前記防振基体との間に液体封入室を形成するダイヤフラムと、前記液体封入室を前記防振基体側の第1液室と前記ダイヤフラム側の第2液室に仕切る仕切り体と、前記第1液室と第2液室を連通させるオリフィスとを備えている。
前記仕切り体は、弾性仕切り膜と、前記弾性仕切り膜を収容する円筒状の筒部と、前記筒部に収容された前記弾性仕切り膜の変位量を膜面の両側から規制する第1格子部及び第2格子部とを備え、前記オリフィスは、前記筒部の外周部と、前記筒部を囲む前記第2取付け具の円筒状の第1周壁部との間に前記筒部の周方向に沿うように形成されている。そして、前記第1格子部は前記筒部の一端部の端面よりも軸方向内方側の前記筒部の内周面間に設けられ、前記第2格子部の外周部に連設された円筒状の第2周壁部が、前記筒部の一端部に張り出し形成されたフランジ状の嵌合部に外嵌するとともに、前記第2周壁部が前記第2取付け具の第1周壁部に内嵌し、前記第1液室と前記オリフィスは、前記第2格子部に形成された前記周方向に沿う第1の開口部と、前記第1の開口部に重なる状態に前記嵌合部に形成された前記周方向に沿う切欠き部とを介して連通している。
この構成により、大振幅の振動が生じると、液体がオリフィスを通って第1液室と第2液室間を流通し、その液体流動効果によって振動を減衰させる。そして微振幅の振動が生じると、弾性仕切り膜が往復動変形することで第1液室の液圧を吸収して振動を減衰させている。
図12(a),図12(b),図12(c)に示すように、従来、前記第1の開口部80は、前記周方向Pに沿う平面視円弧状の単一の第1の貫通孔31で構成されていた。これらの図において、符号50は第2格子部18と第2周壁部30から成る第2格子部材、38は第2格子孔、符号60は、第1格子部と、弾性仕切り膜を収容する円筒状の筒部16とから成る第1格子部材、符号70は、防振基体に形成された受止め段部と共に仕切り体を挟持固定する挟持部材である。前記第1の開口部80の周りの構造は、本発明の実施形態における構造とほぼ同じであるので、以下、本発明の構造を示す図1〜図11を参照して説明する。
上記従来の技術のように、前記第1の開口部80を、前記周方向Pに沿う平面視円弧状の単一の第1の貫通孔31で構成した構造では、例えば第1の貫通孔31を打抜き加工したときに第2格子部18に歪みが生じ、第1の貫通孔31の径方向外方側の第2周壁部分Zが径方向内方側に変位して、第2周壁部30の真円度が低下することがあった。
第2周壁部30は、筒部16の一端部に張り出し形成されたフランジ状の嵌合部39に外嵌することから(図3参照)、外嵌したときに嵌合部16から径方向外方側に向かう力を受け、前記第2周壁部分Zが径方向外方側に復帰変位して上記の歪みがなくなることが考えられる。しかしながら、この種の液封入式防振装置では、冒頭に記載したように第1液室とオリフィスを連通させる手段として、前記第1の開口部80に重なる切欠き部61を嵌合部39に形成してある(図6(a),図6(b)参照)。そのために、第2格子部材50の第2周壁部30が嵌合部39に外嵌しても、第2周壁部分Zは嵌合部39から径方向外方側に向かう力を受けることがなく拡径することはない。
真円度が低下した第2周壁部30を第2取付け具2の円筒状の第1周壁部28(図1参照)に内嵌すると、前記第2周壁部分Zと、第1周壁部28の内周面(詳しくはこの内周面に設けられたゴム膜状のシール壁部7)との間に隙間ができ、第1液室11Aとオリフィス25との間のシール性が低下して所望の防振特性を得るのが困難になる。上記の加工歪みを少なくする手段として、第1の貫通孔31を第2格子部18の径方向内方側に配置することも考えられるが、これでは第1の貫通孔31が第2格子孔38と干渉したり、嵌合部39の切欠き部61に対して位置ずれしたりするという不具合が生じる。そこで従来、上記の加工の後に第2格子部材50に歪み取りの修正プレス加工を施していた。その結果、液封入式防振装置を製造する際の工数が増えて製作コストが高くなっていた。
本発明は上記実状に鑑みて成されたもので、その目的は、工数を少なくできて製作コストを低廉化できる液封入式防振装置を提供する点にある。
本第1発明の特徴は、
第1取付け具と、
筒状の第2取付け具と、
前記第1取付け具と第2取付け具を連結するゴム状弾性材から成る防振基体と、
前記第2取付け具に取付けられて前記防振基体との間に液体封入室を形成するダイヤフラムと、
前記液体封入室を前記防振基体側の第1液室と前記ダイヤフラム側の第2液室に仕切る仕切り体と、
前記第1液室と第2液室を連通させるオリフィスとを備え、
前記仕切り体は、弾性仕切り膜と、前記弾性仕切り膜を収容する円筒状の筒部と、前記筒部に収容された前記弾性仕切り膜の変位量を膜面の両側から規制する第1格子部及び第2格子部とを備え、
前記オリフィスは、前記筒部の外周部と、前記筒部を囲む前記第2取付け具の円筒状の第1周壁部との間に前記筒部の周方向に沿うように形成され、
前記第1格子部は前記筒部の一端部の端面よりも軸方向内方側の前記筒部の内周面間に設けられ、
前記第2格子部の外周部に連設された円筒状の第2周壁部が、前記筒部の一端部に張り出し形成されたフランジ状の嵌合部に外嵌するとともに、前記第2周壁部が前記第2取付け具の第1周壁部に内嵌し、
前記第1液室と前記オリフィスは、前記第2格子部に形成された前記周方向に沿う第1の開口部と、前記第1の開口部に重なる状態に前記嵌合部に形成された前記周方向に沿う切欠き部とを介して連通し、前記第1の開口部は、前記周方向に間隔を空けて並ぶ複数の第1の貫通孔から成る点にある。
つまり、
第2格子部に形成された前記周方向に沿う第1の開口部は、前記周方向に間隔を空けて並ぶ複数の第1の貫通孔から成るから、第2格子部の径方向で第1の開口部を挟んで位置する一対の第2格子部分が、隣合う第1の貫通孔同士の間の第2格子部分で連結された状態になり、例えば複数の第1の貫通孔を打抜き加工しても、第1の開口部の径方向外方側の第2周壁部分が径方向内方側に変位するのを抑制できる。その結果、第2格子部の外周部に連設された円筒状の第2周壁部の真円度が低下することを抑制でき、第2周壁部を第2取付け具の円筒状の第1周壁部に内嵌したときに、第1の開口部の径方向外方側の第2周壁部分と、第1周壁部の内周部との間に隙間ができるのを回避できて、第1液室とオリフィスとの間のシール性が低下するのを防止することができる。従って、上記の加工の後に格子部材に歪み取りの修正プレス加工を施す必要がない。ちなみに、この種の液封入式防振装置では、第1の開口部の面積が、筒部の軸方向におけるオリフィスの断面積よりも大きければ防振特性が低下することはないことが知られており、複数の第1の貫通孔の合計の面積(各第1の貫通孔の一部分が筒部に塞がれている場合は、塞がれていない部分(オリフィスと連通している貫通孔部分)の合計の面積)をオリフィスの断面積よりも大きく設定しさえすれば、防振特性の低下を容易に回避できる。
本発明において、
前記仕切り体は、前記防振基体に形成された受止め段部と、前記第2取付け具の内周部に外周縁部が固定された挟持部材とで挟持固定され、
前記挟持部材に形成された円筒状の立上がり壁が前記筒部の他端部に内嵌し、
前記オリフィスと第2液室を連通させる第2の開口部が前記筒部の周方向に沿うように前記挟持部材に形成され、前記第2の開口部は、前記周方向に間隔を空けて並ぶ複数の第2の貫通孔から成ると、次の作用を奏することができる。
挟持部材に形成された前記周方向に沿う第2の開口部は、前記周方向に間隔を空けて並ぶ複数の第2の貫通孔から成るから、挟持部材の径方向で第2の開口部を挟んで位置する一対の挟持部材部分が、隣合う第2の貫通孔同士の間の挟持部材部分で連結された状態になり、例えば複数の第2の貫通孔を打抜き加工しても、前記一対の挟持部材部分が径方向に変位するのを抑制できる。その結果、円筒状の立上がり壁の真円度が低下することを抑制でき、立上がり壁を円筒状の筒部に内嵌したときに、第2の開口部の径方向内方側の立上がり壁部分と、筒部との間に隙間ができるのを回避できて、第2液室とオリフィスとの間のシール性が低下するのを防止することができる。従って、上記の加工の後に挟持部材に歪み取りの修正プレス加工を施す必要がない。
本発明によれば、
工数を少なくできて製作コストを低廉化できる液封入式防振装置を提供することができた。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1に液封入式防振装置100を示してある。この防振装置100は、自動車のエンジンに取付けられる第1取付け金具1と、エンジンの下方の車体フレームに取付けられる筒状の第2取付け金具2と、これらを連結するゴム状弾性材から成る防振基体3と、ストッパ金具40とを備えている。
第1取付け金具1は上向きの第1取付けボルト6Aを備えている。第2取付け金具2は、防振基体3が加硫成形される筒状金具4とカップ状の底金具5とから成り、底金具5の中央部に下向きの第2取付けボルト6Bが突設されている。防振基体3は円錐台形状に形成され、その上端面が第1取付け金具1に、下端部が、筒状金具4の上広がり状の上端開口部にそれぞれ加硫接着している。防振基体3の下端部に、筒状金具4の内周面を覆うゴム膜状のシール壁部7が連なっている。
第2取付け金具2に、防振基体3の下面との間に液体封入室8を形成するゴム膜から成る部分球状のダイヤフラム9が取付けられ、液体封入室8に液体が封入されている。ダイヤフラム9の外周縁部は円環状の取付け板13の内周縁部に加硫接着して、取付け板13の外周縁部が筒状金具4の内周部2Nに固定されている。詳しくは、取付け板13の外周縁部と、底金具5の上端部と、後述の挟持部材70の外周縁部73とを、筒状金具4の下端部で包み込むようにしてこれら四者を一体にかしめ固定してある。
図2〜図7にも示すように、液体封入室8を防振基体3側の第1液室11Aとダイヤフラム9側の第2液室11Bに仕切る仕切り体12が設けられ、第1液室11Aと第2液室11Bを連通させるオリフィス25が設けられている。仕切り体12は、ゴム膜から成る円板状の弾性仕切り膜15と、弾性仕切り膜15を収容する円筒状の筒部16と、筒部16に収容された弾性仕切り膜15の変位量をその膜面15Mの両側から規制する第1格子部17及び第2格子部18とを備えている。符号37は第1格子部17の第1格子孔、符号38は第2格子部18の第2格子孔である。図7(a),図7(b)に示すように、弾性仕切り膜15の両膜面15Mに放射状及び環状に並ぶ多数の凸部15Lが形成されている。
図6(a),図6(b),図6(c)に示すように、第1格子部17は筒部16の一端部16Bの端面16Tよりも軸方向内方側G1の筒部16の内周面16N間に筒部16と一体に円板状に設けられている。第1格子部17と筒部16とで第1格子部材60を構成する。図4,図5に示すように、第2格子部18と、その外周部18Gに連設された円筒状の第2周壁部30とで第2格子部材50を構成し、図3に示すように、第2格子部材50の円筒状の第2周壁部30が、第1格子部材60の筒部16の一端部16Bに張り出し形成されたフランジ状の嵌合部39に外嵌するとともに、図1に示すように、第2周壁部30が筒状金具4の第1周壁部28に内嵌している。
上記のように仕切り体12は、第2格子部18と第2周壁部30から成る第2格子部材50と、弾性仕切り膜15と、第1格子部17と筒部16から成る第1格子部材60とで構成されている。この仕切り体12が、防振基体3に形成された受止め段部33と挟持部材70とで挟持固定されている(図1参照)。
図1,図6(a),図6(b),図6(c)に示すように前記オリフィス25は、筒部16の外周部16Gと、筒部16を囲む筒状金具4の円筒状の第1周壁部28との間に筒部16の周方向Pに沿うように形成されている。そして筒部16に、オリフィス25の周方向P(この周方向Pは筒部16の周方向Pと同一方向である)の端部を形成する縦壁42が突設されている。図1〜図6(a),図6(b),図6(c)に示すように、第1液室11Aとオリフィス25は、第2格子部18に形成された前記周方向Pに沿う第1の開口部80と、この第1の開口部80に平面視で重なる状態に嵌合部39に形成された前記周方向Pに沿う平面視円弧状の切欠き部61とを介して連通している。第1の開口部80は、前記周方向Pに一定の間隔を空けて並ぶ複数の横断面円形状の第1の貫通孔31から成る。そして、平面視における複数の第1の貫通孔31の合計の面積(詳しくは、平面視でオリフィス25と重複(すなわち連通)している各貫通孔部分の合計の面積)をオリフィス25の縦断面における断面積よりも大きく設定してある。
図8に示すように挟持部材70は、円板状の外周縁部73と、これよりも径方向内方側に位置するとともに、前記外周縁部73よりも軸芯方向一方側(筒部16側)に位置する挟持作用部72と、この挟持作用部72の径方向内方側から立ちあがる円筒状の立上がり壁71とから成る。そして立上がり壁71が筒部16の他端部16Aに内嵌している(図1,図3参照)。
オリフィス25と第2液室11Bを連通させる第2の開口部81が立上がり壁71の周方向P(この周方向Pは筒部16の周方向P、及び、オリフィス25の周方向Pと同一方向である)に沿うように挟持作用部72に形成されている。第2の開口部81は、前記周方向Pに一定間隔を空けて並ぶ複数の第2の貫通孔74から成る。図6(a),図6(b),図6(c)における符号62は、オリフィス25の上下の流路を連通させる連通部、符号32はオリフィス形成壁である。
[別実施形態]
図10(a),図10(b),図10(c)に示すように、前記第1の貫通孔31は四角形状であってもよい。また、図11(a),図11(b),図11(c)に示すように、前記第1の開口部80は、一対の断面円形の第1の貫通孔31と、前記周方向Pでこれらに挟まれる平面視円弧状の第1の貫通孔31とで構成されていてもよい。
液封入式防振装置の縦断面図 仕切り体等の平面図 図2のE−E断面図 第2格子部材の平面図 図4のA−A断面図 (a)は第1格子部材の平面図、(b)は第1格子部材の側面図、(c)は図6(a)のC−C断面図 (a)は弾性仕切り膜の平面図、(b)は図7(a)のB−B断面図 (a)は挟持部材の平面図、(b)は図8(a)のD−D断面図 (a)は第2格子部材の平面図、(b)は第2格子部材及び挟持部材の平面図、(c)は開口部の平面図 別実施形態を示す図であり、(a)は第2格子部材の平面図、(b)は第2格子部材及び挟持部材の平面図、(c)は開口部の平面図 別実施形態を示す図であり、(a)は第2格子部材の平面図、(b)は第2格子部材及び挟持部材の平面図、(c)は開口部の平面図 従来の技術を示す図であり、(a)は第2格子部材の平面図、(b)は第2格子部材及び挟持部材の平面図、(c)は開口部の平面図
符号の説明
1 第1取付け具(第1取付け金具)
2 第2取付け具(第2取付け金具)
2N 第2取付け具の内周部(第2取付け金具の内周部)
3 防振基体
4 筒状金具
5 底金具
6A 第1取付けボルト
6B 第2取付けボルト
7 シール壁部
8 液体封入室
9 ダイヤフラム
11A 第1液室
11B 第2液室
12 仕切り体
13 取付け板
15 弾性仕切り膜
15L 凸部
15M 膜面
16 筒部
16B 筒部の一端部
16T 筒部の他端部の端面
16A 筒部の他端部
16G 筒部の外周部
16N 筒部の内周面
17 第1格子部
18 第2格子部
18G 第2格子部の外周部
25 オリフィス
28 第1周壁部
30 第2周壁部
31 第1の貫通孔
32 オリフィス形成壁
33 受止め段部
37 第1格子孔
38 第2格子孔
39 嵌合部
40 ストッパ金具
42 縦壁
50 第2格子部材
60 第1格子部材
61 切欠き部
62 連通部
70 挟持部材
71 立上がり壁
72 挟持作用部
73 外周縁部(挟持部材の外周縁部)
74 第2の貫通孔
80 第1の開口部
81 第2の開口部
100 液封入式防振装置
G1 筒部の軸方向内方側
P 筒部の周方向(オリフィスの周方向)
Z 第2周壁部分

Claims (2)

  1. 第1取付け具と、
    筒状の第2取付け具と、
    前記第1取付け具と第2取付け具を連結するゴム状弾性材から成る防振基体と、
    前記第2取付け具に取付けられて前記防振基体との間に液体封入室を形成するダイヤフラムと、
    前記液体封入室を前記防振基体側の第1液室と前記ダイヤフラム側の第2液室に仕切る仕切り体と、
    前記第1液室と第2液室を連通させるオリフィスとを備え、
    前記仕切り体は、弾性仕切り膜と、前記弾性仕切り膜を収容する円筒状の筒部と、前記筒部に収容された前記弾性仕切り膜の変位量を膜面の両側から規制する第1格子部及び第2格子部とを備え、
    前記オリフィスは、前記筒部の外周部と、前記筒部を囲む前記第2取付け具の円筒状の第1周壁部との間に前記筒部の周方向に沿うように形成され、
    前記第1格子部は前記筒部の一端部の端面よりも軸方向内方側の前記筒部の内周面間に設けられ、
    前記第2格子部の外周部に連設された円筒状の第2周壁部が、前記筒部の一端部に張り出し形成されたフランジ状の嵌合部に外嵌するとともに、前記第2周壁部が前記第2取付け具の第1周壁部に内嵌し、
    前記第1液室と前記オリフィスは、前記第2格子部に形成された前記周方向に沿う第1の開口部と、前記第1の開口部に重なる状態に前記嵌合部に形成された前記周方向に沿う切欠き部とを介して連通し、前記第1の開口部は、前記周方向に間隔を空けて並ぶ複数の第1の貫通孔から成る液封入式防振装置。
  2. 前記仕切り体は、前記防振基体に形成された受止め段部と、前記第2取付け具の内周部に外周縁部が固定された挟持部材とで挟持固定され、
    前記挟持部材に形成された円筒状の立上がり壁が前記筒部の他端部に内嵌し、
    前記オリフィスと第2液室を連通させる第2の開口部が前記筒部の周方向に沿うように前記挟持部材に形成され、前記第2の開口部は、前記周方向に間隔を空けて並ぶ複数の第2の貫通孔から成る請求項1記載の液封入式防振装置。
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