JP2004019704A - 液封入式防振装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1取付け具1と第2取付け具2をゴム状弾性材から成る防振基体3を介して連結し、防振基体3との間に液室4を形成するダイヤフラム5を設け、液室4を仕切る仕切り部8を設け、仕切り部8は、筒体9を押圧固定手段で防振基体3側に押圧固定するとともに、弾性仕切り膜24を、筒体9の格子状の壁体25と、格子状の仕切り膜変位規制部材26とで挟み込んで形成し、押圧固定手段は、筒体9を押圧する押圧部材10に、筒体9に密嵌する第1筒部21を設けて構成し、仕切り膜変位規制部材26は、格子部28の周縁に筒体9に密嵌する第2筒部27を連設し、押圧部材10による押圧力で防振基体3に圧接させられる圧接部30を設けて構成してある。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、第1取付け具と筒状の第2取付け具の一端部とをゴム状弾性材から成る防振基体を介して連結し、前記第2取付け具に、前記防振基体との間に液室を形成するダイヤフラムを設け、前記液室を第1液室部と第2液室部に仕切る仕切り部を設け、
前記仕切り部は、前記液室内で前記第2取付け具の軸心方向に沿う筒体を押圧固定手段で前記防振基体に押圧固定するとともに、弾性仕切り膜を、前記筒体の内周壁間に架設した格子状の壁体と、格子状の仕切り膜変位規制部材とで挟み込んで形成し、
前記筒体の周部に前記第1液室部と第2液室部を連通させるオリフィスを形成してある液封入式防振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の液封入式防振装置は、第1取付け具が自動車のエンジン等に取付けられ、第2取付け具が車体フレーム等に取付けられる。そして、走行路面の凹凸に起因して周波数の低い大振幅の振動が発生すると、液体がオリフィスを通って両液室部間を流動することで振動を減衰させ、エンジンの駆動に起因して周波数の高い微振幅の振動が発生すると、弾性仕切り膜の往復動変形により振動を減衰させている。
【0003】
従来、上記の液封入式防振装置では、図9,図10に示すように、押圧固定手段は、第2取付け具2に取付けられた状態で筒体9を押圧する押圧部材10を、筒体9に緩やかに挿入可能なリング状に形成して構成し、仕切り膜変位規制部材26は、押圧部材10による押圧力によって周部が防振基体3に圧接させられる格子円板状に形成して、押圧部材10や仕切り膜変位規制部材26を防振基体3や筒体9に単に当付けてあるだけであった。
図9,図10において24は弾性仕切り膜、5はダイヤフラムであり、第2取付け具2は、防振基体3を加硫接着される筒状金具部13と、この筒状金具部13にかしめ固定される底金具部14とから構成してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
液封入式防振装置の各部品同士を組付ける場合、第1及び第2液室に液体が封入されるように、容器に入れた液体中で組付けている。このような液体中での部品の組付け作業は、作業スペースが容器の液体内に限られることや部品が液体の抵抗を受けること等から、空気中での組付け作業よりも手間がかかる。従って、液体中での組付け工数はできるだけ少ない方がよい。
【0005】
しかしながら、上記従来の構成のように、押圧部材10や仕切り膜変位規制部材26を防振基体3や筒体9に単に当付けてあるだけの構造では、仕切り膜変位規制部材26・弾性仕切り膜24・筒体9・押圧部材10・ダイヤフラム5の五つの部品を、液体中でひとつづつ筒状金具部13に組みけなければならないために、液体中での組付け工数が多くなって組付け作業の作業効率を上げにくかった。
【0006】
本発明の目的は、部品同士の組付け作業の作業効率を上げることができる液封入式防振装置を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1による発明の構成は、第1取付け具と筒状の第2取付け具の一端部とをゴム状弾性材から成る防振基体を介して連結し、前記第2取付け具に、前記防振基体との間に液室を形成するダイヤフラムを設け、前記液室を第1液室部と第2液室部に仕切る仕切り部を設け、
前記仕切り部は、前記液室内で前記第2取付け具の軸心方向に沿う筒体を押圧固定手段で前記防振基体に押圧固定するとともに、弾性仕切り膜を、前記筒体の内周壁間に架設した格子状の壁体と、格子状の仕切り膜変位規制部材とで挟み込んで形成し、
前記筒体の周部に前記第1液室部と第2液室部を連通させるオリフィスを形成してある液封入式防振装置であって、
前記押圧固定手段は、前記第2取付け具に取付けられた状態で前記筒体を押圧する押圧部材に、前記筒体に密嵌する第1筒部を設けて構成し、
前記仕切り膜変位規制部材は、格子部の周縁に前記筒体に密嵌する第2筒部を連設し、前記押圧部材による押圧力で前記防振基体に圧接させられる圧接部を設けて構成してある点にある。
【0008】
請求項2による発明の構成は、請求項1による発明の構成において、前記押圧部材は、前記第1筒部を、前記ダイヤフラム側の筒体の一端部に圧入する圧入筒部に形成し、この圧入筒部に、前記筒体の一端部に押圧作用する第1フランジを連設し、この第1フランジの周縁に、前記第2取付け具に取付ける第2フランジを連設して構成してある点にある。
【0009】
請求項3による発明の構成は、請求項1又は2による発明の構成において、前記第2取付け具は、前記防振基体を加硫接着される筒状金具部と、この筒状金具部にかしめ固定される底金具部とから成り、前記押圧部材の第2フランジを、前記底金具部とともに前記筒状金具部にかしめ固定してある点にある。
【0010】
請求項4による発明の構成は、請求項1,2,3のいずれかひとつによる発明の構成において、前記仕切り膜変位規制部材の第2筒部を、前記防振基体側の筒体の他端部を圧入される被圧入筒部に形成し、前記仕切り膜変位規制部材の圧接部は、前記被圧入筒部に第3フランジを連設して構成してある点にある。
【0011】
請求項5による発明の構成は、請求項1,2,3,4のいずれかひとつによる発明の構成において、前記第2取付け具の内周面に加硫接着したゴム膜部に前記筒体を内嵌してある点にある。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1,図2,図3に自動車用の液封入式防振装置を示してある。この液封入式防振装置は、エンジンに取付ける第1取付け金具1と、エンジンの下方の車体フレームに取付ける筒状の第2取付け金具2の上端部(一端部)とをゴム状弾性材から成る防振基体3を介して連結し、第2取付け具2に、防振基体3との間に液室4を形成するダイヤフラム5を設け、液室4を上側の第1液室部6と下側の第2液室部7に仕切る仕切り部8を設け、両液室部6,7に液体を封入して構成してある。
【0013】
前記第1取付け金具1は板状に形成してあり、中央部に上向きの取付けボルト12を突設してある。そして第2取付け金具2は、防振基体3を加硫接着される筒状金具部13と、この筒状金具部13にかしめ固定された底金具部14とから成り、底金具部14の中央部に下向きの取付け用ボルト15を突設してある。
【0014】
前記防振基体3は、上端面が第1取付け金具1に加硫接着し、下端外周部が筒状金具部13の上広がり状の上端部に加硫接着して円錐台形状になっている。また、防振基体3の下端部に連なるゴム膜部16が筒状金具部13の内周面に加硫接着している。
【0015】
図3にも示すように、前記ダイヤフラム5は部分球状のゴム膜体17とその外周部側のリング金具18とから成る。
【0016】
前記仕切り部8について説明すると、液室4内で筒状金具部13の軸心方向に沿う筒体9を、筒状金具部13の内周面に加硫接着したゴム膜部16に内嵌し、押圧固定手段で防振基体3に押圧固定するとともに、ゴムから成る弾性仕切り膜24を、筒体9の内周壁間に架設した格子状の壁体25と、格子状の仕切り膜変位規制部材26とで挟み込んで形成してある。
【0017】
前記筒体9は金属(又は樹脂)の成形体であり、その外周部にオリフィス形成壁19を形成して(図2参照)、筒体9の周部に、第1液室部6と第2液室部7を連通させるオリフィス11を形成してある。このオリフィス11は筒体9の周りに上下2周にわたり、第2液室部7に対して開口部20を開口させている。
【0018】
図2,図3に示すように前記押圧固定手段は、第2取付け具2に取付けられた状態で筒体9を押圧する押圧部材10を設けて構成してあり、この押圧部材10は、筒体9のダイヤフラム5側の下端部(一端部)に圧入(つまり密嵌)する圧入筒部21(第1筒部に相当)の下端部に第1フランジ22を連設し、この第1フランジ22の周縁に第2フランジ23を連設して構成してある。第2フランジ23は第1フランジ22よりも一段下げて、ダイヤフラム5のリング金具18・第2取付け金具2の底金具部14と共に筒状金具部13にかしめ固定してある。この固定状態で第1フランジ22が筒体9の下端部に押圧作用している。
【0019】
前記格子状の壁体25は、筒体9の上端面よりも少し下方に位置しており、弾性仕切り膜24は上下方向で前記上端面と格子状の壁体25との間の空間S(以下、「弾性仕切り膜収容空間S」と称する)に収容してある。
【0020】
前記仕切り膜変位規制部材26は、格子部28の周縁に、筒体9の防振基体3側の上端部(他端部)を圧入される被圧入筒部27(第2筒部に相当)を連設し、被圧入筒部27の下端部に第3フランジ30(圧接部に相当)を連設して構成してある。第3フランジ30は押圧部材10による押圧力で防振基体3の受止め段部29に圧接させられる。
【0021】
そして、オリフィス11に連通する開口部31を第3フランジ30に切り欠き形成してある。筒体9の格子状の壁体25の各格子孔32と、仕切り膜変位規制部材26の各格子孔33とはその数・大きさ・位置をいずれも同一に設定してある。
【0022】
上記の構造により、周波数の低い大振幅の振動が発生すると、液体がオリフィス11を通って両液室部6,7間を流動することで振動を減衰させ、周波数の高い微振幅の振動が発生すると、液体がオリフィス11を通ることなく、弾性仕切り膜24の往復動変形により振動を減衰させる。
【0023】
上記の構造の液封入式防振装置は組立てロボットで(あるいは人為的に)次のようにして組立てる。
(1)図2に示すように、筒体9の上端側の弾性仕切り膜収容空間Sに弾性仕切り膜24を収容する。そして、筒体9の上端部を仕切り膜変位規制部材26の被圧入筒部27に圧入し、押圧部材10の圧入筒部21を筒体9の下端部に圧入するとともに、押圧部材10の第1フランジ22を筒体9の下端縁に当接させる。これにより、図3に示すように、仕切り膜変位規制部材26・弾性仕切り膜24・筒体9・押圧部材10の四つの部品が一つにまとまる。
(2)第1及び第2液室部6,7に封入する液体を容器に入れておき、防振基体3を介して互いに連結された第1取付け金具1と第2取付け金具2の筒状金具部13とを液体中に入れ、一つにまとまった前記四つの部品を液体中に入れて、筒体9を筒状金具部13のゴム膜部16に内嵌し、仕切り膜変位規制部材26の第3フランジ30を防振基体3の受止め段部29に当付ける。
(3)液体中で押圧部材10の第2フランジ23とダイヤフラム5のリング金具18とを底金具部14とともに筒状金具部13にかしめ固定する。
【0024】
液封入式防振装置を上記のようにして組立てるから、次の第1及び第2比較例の構造の液封入式防振装置を組み立てる場合よりも液体中での組付け工数を少なくすることができる。
[1]第1比較例(図4,図5,図6参照)
押圧部材10を筒体9の下端部に圧入することなく、緩やかに挿入する構造(その他の構成は上記の実施形態と同一である)。
この構造の場合、仕切り膜変位規制部材26・弾性仕切り膜24・筒体9の三つの部品が一つにまとまるだけであり、液体中で押圧部材10を筒状金具部13等に組付ける分だけ液体中での組付け工数が増える。
[2]第2比較例(図7,図8参照)
弾性仕切り膜24に形成した凸部40を格子状の壁体25の貫通孔に弾性係合して、弾性仕切り膜24と筒体9とをひとつにまとめた構造(その他の構成は従来の技術で説明した液封入式防振装置の構成と同一である)。
【0025】
この構造の場合、弾性仕切り膜24と筒体9の二つの部品が一つにまとまるだけであり、液体中での組付け工数が増える。
【0026】
[別実施形態]
上記の実施形態では、前記押圧部材10の第1筒部を筒体9に圧入する圧入筒部21に形成したが、これに換えて第1筒部を、筒体9の下端部を圧入される被圧入筒部に形成してあってもよい。また上記の実施形態では、前記仕切り膜変位規制部材26の第2筒部を、筒体9の上端部を圧入される被圧入筒部に形成したが、これに換えて第2筒部を、筒体9の上端部に圧入する圧入筒部に形成してあってもよい。つまり、請求項1に記載した「密嵌」とは相手側部材に圧入した状態と、相手側部材を圧入された状態(相手側部材にきつく外嵌した状態)とのいずれをも意味している。
【0027】
前記仕切り膜変位規制部材26に第3フランジ30を形成することなく、押圧部材10による押圧力で格子部28の周部が防振基体3に圧接させられるよう構成してあってもよい。この場合、格子部28の周部が圧接部に相当する。
【0028】
前記第1取付け金具1を、自動車のエンジン以外の装置類に取付け、第2取付け金具2を、前記装置類を支持する車体フレームに取付けてあってもよい。
【0029】
【発明の効果】
請求項1の構成によれば、各部品を組みける場合、仕切り膜変位規制部材・弾性仕切り膜・筒体・押圧部材の四つの部品同士を、広い作業スペースをとることができる空気中で組付け、その後に、この一つにまとまった四つの部品とダイヤフラムとを、第1及び第2液室部に収容する液体中で第2取付け金具に組みけることができるから、液体中での組付け工数を少なくすることができる。
また、仕切り膜変位規制部材の圧接部が、押圧部材による押圧力で防振基体に圧接させられるから、仕切り膜変位規制部材に第2取付け具の軸芯方向の液体の圧力が繰り返し加わっても、仕切り膜変位規制部材が筒体から外れにくくなる。
【0030】
従って、部品の組付け作業の作業効率を上げることができ、しかも、作動不良を回避できる液封入式防振装置を提供することができた。
【0031】
請求項2の構成によれば、前記押圧部材は、前記第1筒部を、前記ダイヤフラム側の筒体の一端部に圧入する圧入筒部に形成し、この圧入筒部に、前記筒体の一端部に押圧作用する第1フランジを連設し、この第1フランジの周縁に、前記第2取付け具に取付ける第2フランジを連設して構成してあるから、押圧部材を簡素な形状にすることができる。
【0032】
請求項3の構成によれば、押圧部材の第2フランジを、底金具部とともに筒状金具部にかしめ固定してあるから、一つにまとまった仕切り膜変位規制部材・弾性仕切り膜・筒体・押圧部材の四つの部品を、筒状金具部により確実に固定することができる。
【0033】
請求項4の構成によれば、前記仕切り膜変位規制部材の第2筒部を、前記防振基体側の筒体の他端部を圧入される被圧入筒部に形成し、前記仕切り膜変位規制部材の圧接部は、前記被圧入筒部に第3フランジを連設して構成してあるから、仕切り膜変位規制部材を簡素な形状にすることができる。
【0034】
請求項5の構成によれば、第2取付け具の内周面に設けたゴム膜部に筒体を内嵌してあるから、筒体を第2取付け具の径方向で位置決めしやすくなる。従って、部品の組付け作業の作業効率をより上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】液封入式防振装置の縦断正面図
【図2】部品の組付け工程を示す図
【図3】部品の組付け工程を示す図
【図4】第1比較例の縦断正面図
【図5】部品の組付け工程を示す図
【図6】部品の組付け工程を示す図
【図7】第2比較例の縦断正面図
【図8】部品の組付け工程を示す図
【図9】従来例の縦断正面図
【図10】従来例の組付け工程を示す図
【符号の説明】
1 第1取付け具
2 第2取付け具
3 防振基体
4 液室
5 ダイヤフラム
6 第1液室部
7 第2液室部
8 仕切り部
9 筒体
10 押圧部材
11 オリフィス
13 筒状金具部
14 底金具部
16 ゴム膜部
21 圧入筒部(第1筒部)
22 第1フランジ
23 第2フランジ
24 弾性仕切り膜
25 格子状の壁体
26 仕切り膜変位規制部材
27 被圧入筒部(第2筒部)
28 格子部
30 第3フランジ(圧接部)
Claims (5)
- 第1取付け具と筒状の第2取付け具の一端部とをゴム状弾性材から成る防振基体を介して連結し、前記第2取付け具に、前記防振基体との間に液室を形成するダイヤフラムを設け、前記液室を第1液室部と第2液室部に仕切る仕切り部を設け、
前記仕切り部は、前記液室内で前記第2取付け具の軸心方向に沿う筒体を押圧固定手段で前記防振基体に押圧固定するとともに、弾性仕切り膜を、前記筒体の内周壁間に架設した格子状の壁体と、格子状の仕切り膜変位規制部材とで挟み込んで形成し、
前記筒体の周部に前記第1液室部と第2液室部を連通させるオリフィスを形成してある液封入式防振装置であって、
前記押圧固定手段は、前記第2取付け具に取付けられた状態で前記筒体を押圧する押圧部材に、前記筒体に密嵌する第1筒部を設けて構成し、
前記仕切り膜変位規制部材は、格子部の周縁に前記筒体に密嵌する第2筒部を連設し、前記押圧部材による押圧力で前記防振基体に圧接させられる圧接部を設けて構成してある液封入式防振装置。 - 前記押圧部材は、前記第1筒部を、前記ダイヤフラム側の筒体の一端部に圧入する圧入筒部に形成し、この圧入筒部に、前記筒体の一端部に押圧作用する第1フランジを連設し、この第1フランジの周縁に、前記第2取付け具に取付ける第2フランジを連設して構成してある請求項1記載の液封入式防振装置。
- 前記第2取付け具は、前記防振基体を加硫接着される筒状金具部と、この筒状金具部にかしめ固定される底金具部とから成り、前記押圧部材の第2フランジを、前記底金具部とともに前記筒状金具部にかしめ固定してある請求項2記載の液封入式防振装置。
- 前記仕切り膜変位規制部材の第2筒部を、前記防振基体側の筒体の他端部を圧入される被圧入筒部に形成し、前記仕切り膜変位規制部材の圧接部は、前記被圧入筒部に第3フランジを連設して構成してある請求項1,2,3のいずれかひとつに記載の液封入式防振装置。
- 前記第2取付け具の内周面に加硫接着したゴム膜部に前記筒体を内嵌してある請求項1,2,3,4のいずれかひとつに記載の液封入式防振装置。
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JP2010174998A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Tokai Rubber Ind Ltd | 流体封入式防振装置 |
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