JP2005188725A - 液封入式防振装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1取付け具1と、筒状の第2取付け具2と、防振基体3と、防振基体3との間に液体封入室8を形成するダイヤフラム9と、液体封入室9を防振基体3側の第1液室11Aとダイヤフラム9側の第2液室11Bに仕切る仕切り体12と、第1液室11Aと第2液室11Bを連通させるオリフィス25とを備え、仕切り体12は、仕切り板15と、この仕切り体15を支持する支持部31とから成り、振動の入力に伴って仕切り板15が支持部31に対して往復動変形可能に構成され、第2取付け具2の内周部と支持部31との間に弾性体29が介在して、仕切り体12が第2取付け具2に弾性支持され、第1液室11A内に攪拌板60が設けられて、攪拌板60の外周縁61と第1液室11Aの内周面62との間に第1液室側オリフィス63が形成されている。
【選択図】 図1
Description
前記仕切り体は、仕切り板と、この仕切り板を支持する支持部とから成り、振動の入力に伴って前記仕切り板が前記支持部に対して往復動変形可能に構成されている液封入式防振装置に関する。
前記仕切り体は、仕切り板と、この仕切り板を支持する支持部とから成り、振動の入力に伴って前記仕切り板が前記支持部に対して往復動変形可能に構成されている液封入式防振装置であって、
前記第2取付け具の内周部と前記支持部との間に弾性体が介在して、前記仕切り体が前記第2取付け具に弾性支持され、
前記第1液室内に攪拌板が設けられて、前記攪拌板の外周縁と第1液室の内周面との間に第1液室側オリフィスが形成されている点にある。
前記仕切り体は、仕切り板と、この仕切り板を支持する支持部とから成り、振動の入力に伴って前記仕切り板が前記支持部に対して往復動変形可能に構成されている液封入式防振装置であって、
前記第2取付け具の内周部との間に前記オリフィスを形成するリング状のオリフィス形成部材が前記第2取付け具の内周部側に設けられ、
前記支持部が前記オリフィス形成部材の内周部に弾性体を介して支持連結されて、前記仕切り体が前記第2取付け具に弾性支持され、
前記オリフィス形成部材の径方向外方側の第2取付け具部分が拡径されて、前記オリフィスの全体又は一部分が前記第1液室の内周面よりも前記径方向外方側に位置している点にある。
前記支持部は、前記ゴム部材を前記仕切り板の軸芯方向で挟持固定する一対の互いに連結された挟持部材から成り、
前記ゴム部材は、前記仕切り板の外周縁よりも径方向内方側に位置する第1ゴム部と、前記仕切り板の外周縁よりも径方向外方側に位置するとともに前記軸芯方向にくびれた第2ゴム部と、この第2ゴム部よりも前記径方向外方側に位置するとともに前記軸芯方向に立ち上がり、前記一対の挟持部材に挟持される第3ゴム部とから成り、
一方の挟持部材は、前記軸芯方向一方側から前記第1ゴム部を受止め可能な第1ストッパ面を備え、他方の挟持部材は、前記軸芯方向他方側から前記第1ゴム部を受止め可能な第2ストッパ面を備え、
前記仕切り板の外周縁が前記一対の挟持部材の前記径方向内方側の端面よりも前記径方向外方側に位置していると、次の作用を奏することができる。
図1に液封入式防振装置を示してある。この防振装置は、上側の取付けボルト6を介して自動車のエンジンに取付けられる板状の第1取付け金具1と、下側の取付けボルト6を介してエンジンの下方の車体フレームに取付けられる円筒状の第2取付け金具2と、これらを連結するゴム状弾性材から成る防振基体3とを備えている。
第2実施形態の液封入式防振装置は第1実施形態の液封入式防振装置とは筒状金具4の構造とオリフィス25の構造とが異なっている。その他の構造は同一である。以下、第1実施形態と異なる構造について説明する。
図9に示すように、第3実施形態の液封入式防振装置は、第2実施形態の液封入式防振装置とは、前記攪拌板60を設けてはない点で異なり、その他の構造は同一である。
図10,図11,図12に示すように、第4実施形態の液封入式防振装置は第1実施形態の液封入式防振装置とは仕切体12の構造が異なり、その他の構造は同一である。以下、仕切体12の構造について説明する。
上記の第2実施形態と第3実施形態の仕切り体12を、上記の第4実施形態の仕切り体12と同一の構造に構成してあってもよい。本発明はトランスミッションと車体フレームとの間に設けられる液封入式防振装置にも適用することができる。以上の実施形態で挙げた数値は一例であり、別の数値であってもよい。
2 第2取付け具
3 防振基体
8 液体封入室
9 ダイヤフラム
11A 第1液室
11B 第2液室
12 仕切り体
15 仕切り板
16 挟持部材
17 挟持部材
18 ゴム部材
20 筒部
22 収容凹部
25 オリフィス
29 ゴム状弾性体
31 支持部
33 格子部材
34 格子部材
60 攪拌板
61 攪拌板の外周縁
62 第1液室の内周面
63 第1液室側オリフィス
80 仕切り板の外周縁
81 第1ゴム部
82 第2ゴム部
83 第3ゴム部
85 第1ストッパ面
86 第2ストッパ面
89 挟持部材の端面
100 第2取付け具部分
Claims (6)
- 第1取付け具と、筒状の第2取付け具と、これらを連結するゴム状弾性材から成る防振基体と、前記第2取付け具に取付けられて前記防振基体との間に液体封入室を形成するダイヤフラムと、前記液体封入室を前記防振基体側の第1液室と前記ダイヤフラム側の第2液室に仕切る仕切り体と、前記第1液室と第2液室を連通させるオリフィスとを備え、
前記仕切り体は、仕切り板と、この仕切り板を支持する支持部とから成り、振動の入力に伴って前記仕切り板が前記支持部に対して往復動変形可能に構成されている液封入式防振装置であって、
前記第2取付け具の内周部と前記支持部との間に弾性体が介在して、前記仕切り体が前記第2取付け具に弾性支持され、
前記第1液室内に攪拌板が設けられて、前記攪拌板の外周縁と第1液室の内周面との間に第1液室側オリフィスが形成されている液封入式防振装置。 - 前記第2取付け具の内周部との間に前記オリフィスを形成するリング状のオリフィス形成部材が前記第2取付け具の内周部側に設けられ、前記支持部が前記オリフィス形成部材の内周部に前記弾性体を介して支持連結されている請求項1記載の液封入式防振装置。
- 前記オリフィス形成部材の径方向外方側の第2取付け具部分が拡径されて、前記オリフィスの全体又は一部分が前記第1液室の内周面よりも径方向外方側に位置している請求項2記載の液封入式防振装置。
- 第1取付け具と、筒状の第2取付け具と、これらを連結するゴム状弾性材から成る防振基体と、前記第2取付け具に取付けられて前記防振基体との間に液体封入室を形成するダイヤフラムと、前記液体封入室を前記防振基体側の第1液室と前記ダイヤフラム側の第2液室に仕切る仕切り体と、前記第1液室と第2液室を連通させるオリフィスとを備え、
前記仕切り体は、仕切り板と、この仕切り板を支持する支持部とから成り、振動の入力に伴って前記仕切り板が前記支持部に対して往復動変形可能に構成されている液封入式防振装置であって、
前記第2取付け具の内周部との間に前記オリフィスを形成するリング状のオリフィス形成部材が前記第2取付け具の内周部側に設けられ、
前記支持部が前記オリフィス形成部材の内周部に弾性体を介して支持連結されて、前記仕切り体が前記第2取付け具に弾性支持され、
前記オリフィス形成部材の径方向外方側の第2取付け具部分が拡径されて、前記オリフィスの全体又は一部分が前記第1液室の内周面よりも前記径方向外方側に位置している液封入式防振装置。 - 前記仕切り板は弾性仕切り膜から成り、前記支持部は、前記弾性仕切り膜の変位量をその両側から規制する一対の互いに連結された格子部材から成る請求項1〜4のいずれか一つに記載の液封入式防振装置。
- 前記仕切り板は、外周部がゴム部材で覆われた金属薄板から成り、
前記支持部は、前記ゴム部材を前記仕切り板の軸芯方向で挟持固定する一対の互いに連結された挟持部材から成り、
前記ゴム部材は、前記仕切り板の外周縁よりも径方向内方側に位置する第1ゴム部と、前記仕切り板の外周縁よりも径方向外方側に位置するとともに前記軸芯方向にくびれた第2ゴム部と、この第2ゴム部よりも前記径方向外方側に位置するとともに前記軸芯方向に立ち上がり、前記一対の挟持部材に挟持される第3ゴム部とから成り、
一方の挟持部材は、前記軸芯方向一方側から前記第1ゴム部を受止め可能な第1ストッパ面を備え、他方の挟持部材は、前記軸芯方向他方側から前記第1ゴム部を受止め可能な第2ストッパ面を備え、
前記仕切り板の外周縁が前記一対の挟持部材の前記径方向内方側の端面よりも前記径方向外方側に位置している請求項1〜4のいずれか一つに記載の液封入式防振装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003434662A JP2005188725A (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | 液封入式防振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003434662A JP2005188725A (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | 液封入式防振装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005188725A true JP2005188725A (ja) | 2005-07-14 |
Family
ID=34791653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003434662A Pending JP2005188725A (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | 液封入式防振装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005188725A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010007811A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-14 | Bridgestone Corp | 防振装置 |
JP2010174998A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Tokai Rubber Ind Ltd | 流体封入式防振装置 |
KR101857032B1 (ko) | 2012-10-16 | 2018-05-14 | 현대자동차주식회사 | 차량용 하이드로마운트 |
JP2020112222A (ja) * | 2019-01-14 | 2020-07-27 | 住友理工株式会社 | 流体封入式防振装置 |
-
2003
- 2003-12-26 JP JP2003434662A patent/JP2005188725A/ja active Pending
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JP2020112222A (ja) * | 2019-01-14 | 2020-07-27 | 住友理工株式会社 | 流体封入式防振装置 |
JP7146654B2 (ja) | 2019-01-14 | 2022-10-04 | 住友理工株式会社 | 流体封入式防振装置 |
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