JP2007181754A - 表面処理装置 - Google Patents

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和尋 鈴木
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Abstract

【課題】ワークの表面に帯電している静電気をほぼ完全に除去することによって該ワークの表面に付着している塵を完全に除去できる表面処理装置を提供する。
【解決手段】処理室2に設けられたワーク搬送手段5と、搬入口3の近傍に設けられた第1静電気除去カーテン10と、これより下流に設けられた静電気除去エアー吹付け部11と、これ11より下流に設けられた静電気除去ブラシ16と、この上方に設けられた第1塵除去エアー吹付け部17とを備えた構成とする。したがって、ワークWの表面に帯電している静電気をほぼ完全に除去して該ワークWの表面に付着している塵を完全に除去できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば樹脂を含むワークの表面を処理する表面処理装置に関する。
樹脂等を含むワークの表面に塗装を施す場合、塗装前にワークの表面に帯電している静電気によって該ワークの表面に付着している塵を除去する表明処理を行う必要がある。
この表面処理を行う表面処理装置の一例として、特許文献1に記載の表面処理装置が知られている。この表面処理装置は、樹脂成形品の表面の静電気を除去する静電気除去部と、静電気が除去された前記樹脂成形品の表面上の塵を除去する第一塵除去部と、塵が除去された前記樹脂成形品の表面に塗料を塗布する塗布部とを備えている。
そして、この表面処理装置では、樹脂成形品の表面の静電気を静電気除去部によって除去し、次に、この静電気によって樹脂成形品の表面に付着した塵を第一塵除去部によって確実するようになっている。
特開2004−41983号公報
ところが、上記の表面処理装置では、樹脂成形品(ワーク)の表面に帯電している静電気を一つの静電気除去部によって除去しているので、この静電気除去部によって除去できていない静電気がワーク表面に残留していた場合、この残留静電気によって塵がワーク表面に付着したまま残るおそれがある。また、上記の表面処理装置では、静電気除去部の下流に副塵除去部を配置して、ワーク表面に付着したまま残っている塵を除去するようにしているが、塵を除去できても静電気は除去できず、この静電気によって再びワーク表面に塵が付着してしまうおそれがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、ワークの表面に帯電している静電気をほぼ完全に除去することによって該ワークの表面に付着している塵を完全に除去できる表面処理装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、例えば図1に示すように、ワークWの表面を処理する表面処理装置であって、
ワークWの搬入口3と搬出口4が設けられるとともに、ワーク表面に帯電している静電気および付着している塵を除去する処理を行う処理室2を構成するハウジング1と、
前記処理室2に設けられて、前記搬入口3から搬出口4に向けてワークWを搬送するワーク搬送手段5と、
前記処理室2に、前記搬入口3の近傍に設けられた第1静電気除去カーテン10と、
前記処理室2に、前記第1静電気除去カーテン10に近づけて該第1静電気除去カーテン10より下流に設けられた静電気除去エアー吹付け部11と、
前記処理室2に、前記静電気除去エアー吹付け部11より下流に設けられた静電気除去ブラシ16と、
前記処理室2に、前記静電気除去ブラシ16の上方に設けられた第1塵除去エアー吹付け部17とを備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ワークWは搬入口3から搬入されてワーク搬送手段5によって搬出口4に向けて搬送されるが、まず、搬入口3の近傍に設けられた第1静電気除去カーテン10にワークWが搬送されながら摺接するので、この第1静電気除去カーテン10によってワークWの表面に帯電している静電気の少なくとも一部が除去される。次に、静電気除去エアー吹付け部11からイオン化空気をワークWの表面に吹き付けることによって、このワークWの表面に一部帯電して残っている静電気や付着している塵が除去される。次に、静電気除去ブラシ16を回転させながらワークWの表面を擦ることによって、ワークWの表面に僅かに残って帯電している静電気や付着している塵が除去され、さらに僅かながらワークWの表面に残っている塵が、第1塵除去エアー吹付け部17からエアーが吹き付けられることによって、ワークWの表面から完全に除去される。
このように、ワークWの表面に帯電している静電気を、第1静電気除去カーテン10、静電気除去エアー吹付け部11、静電気除去ブラシ16によって連続した3段階の処理で除去でき、さらに、静電気除去エアー吹付け部14、第1塵除去エアー吹付け部17によって塵を除去できるので、ワークWの表面に帯電している静電気をほぼ完全に除去して該ワークWの表面に付着している塵を完全に除去できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の表面処理装置において、
前記静電気除去エアー吹付け部11に近づけて該静電気除去エアー吹付け部11より下流に、第2静電気除去カーテン14が設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、静電気除去エアー吹付け部11より下流に、第2静電気除去カーテン14が設けられているので、さらに静電気を除去できる。また、第2静電除去カーテン14と第1静電気除去カーテン10によって、静電気除去エアー吹付け部11が挟まれた状態となるので、静電気除去エアー吹付け部11から吹き付けられたイオン化空気によって除去された塵がワークWの搬送方向に飛散するのを防止できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の表面処理装置において、
前記静電気除去エアー吹付け部11の下方に、第1集塵ダクト15が開口していることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、静電気除去エアー吹付け部11の下方に、第1集塵ダクト15が開口しているので、静電気除去エアー吹付け11部から吹き付けられたイオン化空気によって除去された塵をハウジング1内に飛散させることなく、第1集塵ダクト15によってハウジング1外に排出できる。
請求項4に記載の発明は請求項1〜3のいずれか一項に記載の表面処理装置において、
前記静電気除去ブラシ16の下方に、第2集塵ダクト18が開口していることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、静電気除去ブラシ16の下方に、第2集塵ダクト18が開口しているので、静電気除去ブラシ16やその上の第1塵除去エアー吹付け部17からのエアーによって除去された塵をハウジング1内に飛散させることなく、第2集塵ダクト18によってハウジング1外に排出できる。
請求項5に記載の発明は請求項1〜4のいずれか一項に記載の表面処理装置において、
前記静電気除去ブラシ16より下流に、第2塵除去エアー吹付け部19が設けられていることを特徴とする
請求項5に記載の発明によれば、静電気除去ブラシ16より下流に、第2塵除去エアー吹付け部19が設けられているので、ワークWの表面に僅かでも塵が残っていた場合に、この塵を確実に除去できる。
本発明によれば、ハウジングと、ワーク搬送手段と、第1静電気除去カーテンと、静電気除去エアー吹付け部と、静電気除去ブラシと、第1塵除去エアー吹付け部とを備えているので、ワークの表面に帯電している静電気を、第1静電気除去カーテン、静電気除去エアー吹付け部、静電気除去ブラシによって連続した3段階の処理で除去でき、さらに、静電気除去エアー吹付け部、第1塵除去エアー吹付け部によって塵を除去できるので、ワークの表面に帯電している静電気をほぼ完全に除去して該ワークの表面に付着している塵を完全に除去できる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本実施の形態に係る表面処理装置の概略構成を示す斜視図である。この表面処理装置は、樹脂または樹脂を含んで形成されたワークWの表面に帯電している静電気やこの静電気によってワークWの表面に付着している塵を除去するものである。
表面処理装置は、ハウジング1を備えている。このハウジング1は、ワークW表面に帯電している静電気および付着している塵を除去する処理を行う処理室2を構成するもので、略直方体箱状に形成されている。ハウジング1はガラス板やアクリル板等の透明な板によって上面、左右両側面、前後端面がそれぞれ形成されている。また、ハウジング1の前端面1aには、ワークWを搬入する搬入口3が形成されており、後端面1bにはワークWを搬出する搬出口4が形成されている。
また、処理室2には、搬入口3から搬出口4に向けてワークWを搬送するワーク搬送手段5が設けられている。このワーク搬送手段5は、多数の回転するローラ5aを所定間隔で平行離間して配置したものであり、処理室2の下面から上方に離間して設けられている。なお、搬入口3より上流側にはワーク搬送手段5へ連続するローラコンベア6が、搬出口4より下流側にはワーク搬送手段5から連続するローラコンベア7が設けられている。したがって、ローラコンベア6によって搬送されてきたワークWは、搬入口3から処理室2に搬入され、ワーク搬送手段5によって搬出口4まで搬送される間に表面処理が施され、搬出口4から搬出され、さらにローラコンベア7によって次工程すなわち塗装工程に搬送されるようになっている。
また、処理室2には、第1静電気除去カーテン10が搬入口3の近傍に設けられている。この第1静電気除去カーテン10は、導電性を有する素材で形成された可撓性を有するシート状のものであり、ワーク搬送手段5によって搬送されるワークWの表面に接触し、ワークWの搬送に伴ってワークWの表面を相対的に摺動することによって、ワークWの表面に帯電している静電気を除去するようになっている。すなわち、第1静電気除去カーテン10には図示しないアース線が接続されており、ワークWの表面に帯電している静電気は、第1静電気除去カーテン10を介してアース線に流れて除去されるようになっている。このような第1静電気除去カーテン10は、例えば、電導性ポリマーを汎用プラスチック基材 (フィルム・シート・繊維)などの表面に均一に被覆、複合することにより導電化したものとして得ることができる。
さらに、処理室2には、静電気除去エアー吹付け部11が第1静電気除去カーテン10に近づけてかつ該第1静電気除去カーテン10より下流に設けられている。
静電気除去エアー吹付け部11は、酸素、窒素、水蒸気などの空気中の複数の分子をイオン化し、これらイオン化された複数の分子をワークWの表面に衝突させ、これら複数の分子とワークWの表面との間で電子の授受をさせることによりワークWの表面の静電気を中和して除去するものである。この静電気除去エアー吹付け部11は、処理室2の幅と略等しい長さを有する除去部本体12と、この除去部本体12から下方に突出した複数のエアー噴出口13等とを備えている。除去部本体12は、エアー噴出口13の内部に配置された複数の電極(図示せず)と、これら電極に交流電圧を印加する電圧発生部(図示せず)と、これら電極及び電圧発生部の間を通電するケーブル(図示せず)と、ワークWの表面と電極との電位差を測定する測定部(図示せず)等とを備えている。このような静電気除去エアー吹付け部11は、ワーク搬送手段5によるワークWの搬送方向と直交して搬送路の上部に設けられている。
このような静電気除去エアー吹付け部11は、ワーク搬送手段5によって搬送されるワークWの表面の静電気を以下のようにして除去する。
まず、静電気除去エアー吹付け部11は、電極とワークWの表面との電位差によって生じるイオン電流の状態を測定することにより、ワークWの表面の帯電量を算出する。
次に、電圧発生部によって電極に電圧を印加して電極の先端部の周りに不平等電界を発生させる。これにより、電極の先端部の周りにはコロナ放電が発生し、電極の先端近傍に存在する空気中の分子がプラス又はマイナスイオンに電離、即ちイオン化される。なお、このとき静電気除去エアー吹付け部11は、ワークWの表面の帯電量に基づいてイオン量と、プラス及びマイナスのイオンバランスとを調整している。
次に、静電気除去エアー吹付け部11は、エアー噴出口13によってワークWの表面にイオン化された分子をエアーとともに噴出する。これにより、ワークWの表面はその静電気と同極性にイオン化された分子とは反発し、反対極性にイオン化された分子を吸引してこれらの分子と電子の授受を行う。その結果、ワークWの表面の静電気が中和されて除去され、この静電気によってワークWの表面に付着していた塵が吹付けられたエアーによって除去される。
また、処理室2には、第2静電気除去カーテン14が静電気除去エアー吹付け部11に近づけて該静電気除去エアー吹付け部11より下流に設けられている。この第2静電気除去カーテン14は、前記第1静電気除去カーテンと同様に構成されている。
また、処理室2には、第1集塵ダクト15が静電気除去エアー吹付け部11の下方に、ワーク搬送手段5を挟んで設けられており、この第1集塵ダクト15の開口は上方を向いている。このように、静電気除去エアー吹付け部11の下方に、第1集塵ダクト15が開口しているので、静電気除去エアー吹付け部11から吹き付けられたイオン化空気によって除去された塵をハウジング1内に飛散させることなく、第1集塵ダクト15によってハウジング1外に排出できる。
さらに、処理室2には、静電気除去ブラシ16が静電気除去エアー吹付け部11より下流に設けられている。この静電気除去ブラシ16は、図示しないモータによって回転される回転軸16aと、この回転軸16aに細い繊維が植毛されたブラシ部16bとを備えており、ブラシ部16bの繊維は導電性を有している。また、ブラシ部16bの外周部は搬送されてくるワークWに摺接するようになっている。回転軸16aも導電性を有しており、この回転軸16aには図示しないアース線が接続されている。そして、このような静電気除去ブラシ16では、これを回転させながら搬送中のワークWの表面を擦ることによって、ワークWの表面に僅かに残って帯電している静電気や付着している塵を除去するようになっている。
また、処理室2には、第1塵除去エアー吹付け部17が静電気除去ブラシ16の上方に設けられている。この第1塵除去エアー吹付け部17は、複数のエアー噴出口17aを備えており、これらエアー噴出口17aからワークWに向けてエアーを吹き付けるようになっている。
さらに、静電気除去ブラシ16の下方には、第2集塵ダクト18がワーク搬送手段5を挟んで設けられており、この第2集塵ダクト18の開口は上方を向いている。このように、静電気除去ブラシ16の下方に、第2集塵ダクト18が開口しているので、静電気除去ブラシ16によって掻き取られた塵を第1塵除去エアー吹付け部17から吹き付けられた空気によってハウジング1内に飛散させることなく、第2集塵ダクト18によってハウジング1外に排出できる。
また、静電気除去ブラシ16より下流には、第2塵除去エアー吹付け部19が設けられている。この第2塵除去エアー吹付け部19は、第1塵除去エアー吹付け部17と同様に、複数のエアー噴出口19aを備えており、これらエアー噴出口19aからワークWに向けてエアーを吹き付けるようになっている。
上記のような構成の表面処理装置では、ワークWが前工程からローラコンベア6によって搬送されて、このワークWが搬入口3から搬入されてワーク搬送手段5によって搬出口4に向けて搬送される。
そして、この搬送中にまず、第1静電気除去カーテン10にワークWが搬送されながら摺接するので、この第1静電気除去カーテンWによってワークWの表面に帯電している静電気の少なくとも一部が除去される。
次に、静電気除去エアー吹付け部11からイオン化空気をワークWの表面に吹き付けることによって、このワークWの表面に一部帯電して残っている静電気や付着している塵が除去される。そして、除去された塵は静電気除去エアー吹付け部11から吹き付けられたイオン化空気の流れにのって、第1集塵ダクト15によって集塵されハウジング1外に排出される。したがって、除去された塵がハウジング1内に飛散するのを防止できる。さあらに、ワークWは第2静電気除去カーテン14によって、さらに静電気が除去される。また、この第2静電除去カーテン14と第1静電気除去カーテン10によって、静電気除去エアー吹付け部11が挟まれた状態となっているので、静電気除去エアー吹付け部11から吹き付けられたイオン化空気によって除去された塵がワークWの搬送方向に飛散するのを防止できる。
第2静電気除去カーテン14を通過したワークWは、静電気除去ブラシ16に搬送される、この静電気除去ブラシ14を回転させながらワークWの表面を擦ることによって、ワークWの表面に僅かに残って帯電している静電気や付着している塵が除去され、さらに僅かながらワークWの表面に残っている塵が、第1塵除去エアー吹付け部17からエアーが吹き付けられることによって、ワークWの表面から完全に除去される。この塵は第1塵除去エアー吹付け部17から吹き付けられた空気の流れにのって、第2集塵ダクト18によって集塵されハウジング1外に排出される。
さらに、静電気除去ブラシ14より下流に、第2塵除去エアー吹付け部19が設けられているので、ワークWの表面に僅かでも塵が残っていた場合に、この塵を第2塵除去エアー吹付け部19から吹き付けられるエアーによって確実に除去できる。
このように、ワークの表面に帯電している静電気を、第1静電気除去カーテン10、静電気除去エアー吹付け部11、第2静電気除去カーテン14、静電気除去ブラシ16によって連続して処理で除去でき、さらに、静電気除去エアー吹付け部14、第1塵除去エアー吹付け部17、第2塵除去エアー吹付け部19によって塵を除去できるので、ワークWの表面に帯電している静電気をほぼ完全に除去して該ワークWの表面に付着している塵を完全に除去できる。
そして、静電気や塵が完全に除去されたワークWは搬出口4から搬出され、ローラコンベア7によって次の塗装工程まで搬送される。塗装工程に搬送されてきたワークの表面には静電気や塵がないので、容易に塗装を施すことができる。
なお、本実施の形態において、第1静電気除去カーテン11や第2静電気除去カーテン14、さらには静電気除去エアー吹付け部を昇降可能とするともに左右(ワークWの搬送方向)に移動可能に設けてもよい。このようにすれば、ワークWの大きさや形状に合わせて、第1静電気除去カーテン11、第2静電気除去カーテン14、静電気除去エアー吹付け部を適切な位置に位置決めできる。
同様に、静電気除去ブラシ16、第1塵除去エアー吹付け部17、第2塵除去エアー吹付け部19を昇降可能とするともに左右(ワークWの搬送方向)に移動可能に設けてもよい。
さらには、第1集塵ダクト15や第2集塵ダクト18を昇降可能とするともに左右(ワークWの搬送方向)に移動可能に設けてもよい。
また、ハウジング1を支持する脚部1cを上下に伸縮可能としてもよい。このようにすれば、ワーク搬送手段5の上下の位置を自由に設定できるので、このワーク搬送手段5を、前工程からワークWを搬送してくるローラコンベア6や、後工程にワークWを搬送するローラコンベア7の高さに合わせることができる。
本発明に係る表面処理装置の概略構成を示す斜視図である。
符号の説明
W ワーク
1 ハウジング
2 処理室
3 搬入口
4 搬出口
5 ワーク搬送手段
10 第1静電気除去カーテン
11 静電気除去エアー吹付け部
14 第2静電気除去カーテン
15 第1集塵ダクト
16 静電気除去ブラシ
17 第1塵除去エアー吹付け部
18 第2集塵ダクト
19 第2塵除去エアー吹付け部

Claims (5)

  1. ワークの表面を処理する表面処理装置であって、
    ワークの搬入口と搬出口が設けられるとともに、ワーク表面に帯電している静電気および付着している塵を除去する処理を行う処理室を構成するハウジングと、
    前記処理室に設けられて、前記搬入口から搬出口に向けてワークを搬送するワーク搬送手段と、
    前記処理室に、前記搬入口の近傍に設けられた第1静電気除去カーテンと、
    前記処理室に、前記第1静電気除去カーテンに近づけて該第1静電気除去カーテンより下流に設けられた静電気除去エアー吹付け部と、
    前記処理室に、前記静電気除去エアー吹付け部より下流に設けられた静電気除去ブラシと、
    前記処理室に、前記静電気除去ブラシの上方に設けられた第1塵除去エアー吹付け部とを備えたことを特徴とする表面処理装置。
  2. 請求項1に記載の表面処理装置において、
    前記静電気除去エアー吹付け部に近づけて該静電気除去エアー吹付け部より下流に、第2静電気除去カーテンが設けられていることを特徴とする表面処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の表面処理装置において、
    前記静電気除去エアー吹付け部の下方に、第1集塵ダクトが開口していることを特徴とする表面処理装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の表面処理装置において、
    前記静電気除去ブラシの下方に、第2集塵ダクトが開口していることを特徴とする表面処理装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の表面処理装置において、
    前記静電気除去ブラシより下流に、第2塵除去エアー吹付け部が設けられていることを特徴とする表面処理装置。
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