JP2011114023A - 基板搬送装置及び基板搬送方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハンドの移動状態に拘わらず、基板全体を確実に除電する。
【解決手段】基板搬送装置は、互いに並行して延びる複数のフォーク20を有するハンド10を備え、複数のフォーク20の少なくとも一部に載置された基板13を搬送する。そして、ハンド10には、フォーク20に載置された基板13に対向するように固定配置され、該基板13の全体を除電する除電手段30が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板を除電可能な基板搬送装置及び基板搬送方法に関するものである。
液晶表示装置に用いられるガラス基板や半導体のウェハ等の基板は、ベルトコンベア等によって搬送されると共に、例えば成膜や洗浄等を行う基板処理装置へ搬入及び搬出される。しかし、上記ベルトコンベアや基板処理装置から搬出される際の剥離帯電などによって、基板には徐々に静電気が蓄積されてしまう。そして、基板の帯電量がある臨界値を超えてしまうと、近接する金属部材との間でスパークが発生し易くなる。その結果、基板に形成された素子等が損傷してしまう問題がある。
そこで、軟X線式除電器や放電式イオナイザなどの除電器を用いて、搬送される基板に帯電した静電気を除去することが知られている(例えば、特許文献1〜5参照)。
特許文献1には、除電装置を搬送ローラの両側に配置して、基板が搬送ローラから搬送ロボットにより搬出される直前に、当該基板に対して上記除電装置により軟X線を照射することが記載されている。
特許文献2には、ハンドがロボット本体に進退可能に支持された基板搬送装置において、ロボット本体にイオナイザを固定して設けることが記載されている。
特許文献3には、ハンドを支持する第1アームを備える基板搬送ロボットにおいて、第1アームとは別個独立に作動する第2アームを設けると共に、この第2アームの先端に除電器を設けることが記載されている。
特許文献4には、基板が載置されるハンドを支持しているアームの先端に、除電器としての軟X線照射器を配設することが開示されている。
特許文献5には、斜視図である図7に示すように、フォーク101を有するハンド100の基端部分102に、リンク機構103を介して除電器104を設けた基板搬送装置が開示されている。除電器104は、リンク機構103によって駆動され、フォーク101に載置された基板105の表面に対向した状態で、フォーク101に沿って往復移動することにより、当該基板105の表面を走査して除電するようになっている。
また、この特許文献5には、側面図である図8に示すように、フォーク101を有するハンド100の基端部分102にブロック状の固定台106を設置し、この固定台106における上記フォーク101側の側面に第1及び第2除電器104a,104bを設けた基板搬送装置が開示されている。
第1及び第2除電器104a,104bは、コロナ放電により正負のイオンを帯びた気体を基板105表面へ吹き付けるように構成されている。そして、第1除電器104aによって基板105表面における上記フォーク101先端側の領域を除電する一方、第2除電器104bによって基板105表面における上記フォーク101基端側の領域を除電するようにしている。
特開2006−221998号公報 特開平7−321177号公報 特開2001−338966号公報 特開2008−277181号公報 特開2007−280914号公報
しかし、上記特許文献1の基板搬送装置では、搬送ローラに除電装置を配置していることから、搬送経路が複数ある場合には、各搬送経路毎にそれぞれ除電装置を設けなければならず、装置コストが増大する問題がある。
また、上記特許文献2の基板搬送装置では、ロボット本体にイオナイザが固定されているため、ロボット本体から突出するように移動したハンドによって基板をベルトコンベヤ等から搬出する際に、当該基板を除電することができない問題がある。
また、上記特許文献3及び図7に示す上記特許文献5の基板搬送装置では、除電器を移動させるための駆動機構を別途設けるようにしているため、装置コストを低減することが難しい。
さらに、上記特許文献4及び図8に示す上記特許文献5の基板搬送装置では、ハンドの基端側に配置された除電器から、ハンド先端側の基板へ軟X線やイオンを帯びた気体を吹き付けるようにしているため、その基板全体を確実に除電することは困難である。特に、近年では、例えば液晶表示装置に用いられるガラス基板が大型化される傾向にあるため、この問題は顕著である。
本発明は、斯かる諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ハンドの移動状態に拘わらず、基板全体を確実に除電しようとすることにある。
上記の目的を達成するために、第1の発明は、互いに並行して延びる複数のフォークを有するハンドを備え、上記複数のフォークの少なくとも一部に載置された基板を搬送する基板搬送装置を対象としている。そして、上記ハンドには、上記フォークに載置された基板に対向するように固定配置され、該基板の全体を除電する除電手段が設けられている。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記ハンドは、上記フォークの少なくとも一部に載置された基板に対向する対向部材を有し、上記除電手段は、上記対向部材と、該対向部材に設けられた複数の除電器とを有している。
第3の発明は、上記第2の発明において、上記複数のフォークは、上記基板が載置される第1フォークと、該第1フォークに載置されている基板に対向する第2フォークとを有し、上記対向部材は、上記第2フォークによって構成されている。
第4の発明は、上記第3の発明において、上記第2フォークは、上記基板が載置されるように構成され、上記複数のフォークは、上記第2フォークに載置されている基板に対向する第3フォークを有し、上記対向部材は、上記第2フォーク及び上記第3フォークによって構成されている。
第5の発明は、上記第2の発明において、上記対向部材は、上記フォークに載置されている基板の表面に対して平行に配置され、当該基板の全体に対向する板状部材によって構成されている。
第6の発明は、互いに並行して延びる複数のフォークを有するハンドによって、上記複数のフォークの少なくとも一部に基板を載置して搬送する基板搬送方法を対象としている。そして、上記フォークに載置された基板に対向するように上記ハンドに固定配置された除電手段にって、上記基板の全体を除電する。
−作用−
次に、本発明の作用について説明する。
第1の発明では、ハンドにおける複数のフォークの少なくとも一部に基板が載置される。この際、当該ハンドには、フォークに基板が載置された状態で当該基板に対向する除電手段が固定配置されているので、この除電手段により基板を除電しながらハンドを移動させることによって、当該基板を除電された状態でフォークに載置させることができる。そうして、フォークに載置された基板は、その全体が除電されながら搬送されることが可能になる。
一方、フォークから基板を離脱させる際には、基板を除電手段によって除電しながらハンドを移動させることにより当該基板をフォークから離脱させることができる。よって、ハンドの移動状態に拘わらず、基板全体を確実に除電することが可能になる。
第2の発明では、基板に対向する対向部材に設けられた複数の除電器によって、基板を好適に除電することが可能になる。
第3の発明では、第1フォークに載置される基板は、第2フォークに設けられている複数の除電器によって、好適に除電されることとなる。また、基板が載置されるフォークの構成部材を利用して対向部材を形成できるため、部品点数の増加による装置コストの上昇を抑制できる。
第4の発明では、さらに第2フォークに対向する第3フォークを対向部材としたので、第1フォーク及び第2フォークにそれぞれ基板を載置しながら、第1フォークに載置される基板を第2フォークの除電器によって除電することができ、第2フォークに載置される基板を第3フォークの除電器によって除電できることとなる。
第5の発明では、基板表面に平行に配置されて当該基板の全体に対向する板状部材によって対向部材を構成したので、複数の除電器を配置する自由度が高まるため、より確実な基板の除電が可能になる。
第6の発明では、上記第1の発明と同様に、除電手段により基板を除電しながらハンドを移動させることによって、当該基板を除電された状態でフォークに載置させることができる。そうして、フォークに載置された基板を、その全体を除電しながら搬送することが可能になる。一方、フォークから基板を離脱させる際には、基板を除電手段によって除電しながらハンドを移動させることにより当該基板をフォークから離脱させることができる。よって、ハンドの移動状態に拘わらず、基板全体を確実に除電することが可能になる。
本発明によれば、基板全体を除電する除電手段を、フォークに載置された基板に対向するようにハンドに固定配置したので、ハンドの移動状態に拘わらず、基板全体を確実に除電することができる。
図1は、本実施形態1の基板搬送装置の要部であるハンドを模式的に示す斜視図である。 図2は、本実施形態1におけるハンドを模式的に示す平面図である。 図3は、本実施形態1における基板搬送装置、ベルトコンベア、及び基板処理ユニットを模式的に示す平面図である。 図4は、本実施形態2の基板搬送装置の要部であるハンドを模式的に示す斜視図である。 図5は、本実施形態2におけるハンドを模式的に示す平面図である。 図6は、本実施形態3の基板搬送装置の要部であるハンドを模式的に示す斜視図である。 図7は、従来の除電器を移動させるためのリンク機構を有する基板搬送装置を示す斜視図である。 図8は、従来の除電器がハンドの基端部分に配置された基板搬送装置を示す側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
《発明の実施形態1》
図1及び図2は、本発明の実施形態1を示している。
図1は、本実施形態1の基板搬送装置1の要部であるハンド10を模式的に示す斜視図である。図2は、本実施形態1におけるハンド10を模式的に示す平面図である。図3は、本実施形態1における基板搬送装置1、ベルトコンベア2、及び基板処理ユニット3を模式的に示す平面図である。
基板搬送装置1は、図3に示すように、基板搬送経路としての例えばベルトコンベア2と、ベルトコンベア2の周囲に配置された基板処理ユニット3との間に配置されている。基板搬送装置1は、ロボット本体11と、ロボット本体11に設けられたアーム12と、アーム12の先端に設けられたハンド10とを備えている。そして、基板搬送装置1は、基板として液晶表示装置に用いられるガラス基板13を、ベルトコンベア2と基板処理ユニット3との間で受け渡して搬送するように構成されている。
基板処理ユニット3は、ガラス基板13を収容して密閉し、その内部でガラス基板13に対して、加熱、冷却、レジスト塗布、洗浄、又は現像等の諸処理を施すようになっている。
基板搬送装置1のアーム12は、屈伸可能な一対のアーム体を有するリンク機構によって構成され、ロボット本体11に回動可能に支持されている。そして、アーム12は、ロボット本体11に設けられた駆動機構によって駆動される。
ハンド10は、アーム12の先端に連結されたハンド基端部15と、ハンド基端部15に固定配置されると共に互いに並行して延びる複数のフォーク20とを有している。そして、基板搬送装置1は、この複数のフォーク20の少なくとも一部に載置されたガラス基板13を搬送するように構成されている。
すなわち、図1に示すように、複数のフォーク20は、ガラス基板13が載置される第1フォーク21と、この第1フォーク21に載置されているガラス基板13に対向する第2フォーク22とを有している。
第1フォーク21及び第2フォーク22は、例えば金属材料によって構成され、それぞれ細長く延びる矩形板状に形成されると共に互いに略同じ形状を有している。第1フォーク21は、例えば4本設けられ、互いに所定の間隔で平行に配置されている。一方、第2フォーク22は、第1フォーク21と同じく4本設けられ、互いに平行に配置されると共にそれぞれ各第1フォーク21に対向している。
また、ハンド10は、フォーク20の少なくとも一部としての第1フォーク21に載置されたガラス基板13に対向する対向部材25を有している。本実施形態1の対向部材25は、第2フォーク22によって構成されている。
そして、上記ハンド10には、第1フォーク21に載置されたガラス基板13に対向するように固定配置され、そのガラス基板13の全体を除電する除電手段30が設けられている。
本実施形態1の除電手段30は、上記対向部材25としての第2フォーク22と、第2フォーク22に設けられた複数の除電器26とを有している。
除電器26は、イオン化されたガスをガラス基板13に向かって吹き出すイオナイザ26によって構成されている。イオナイザ26には、純水や、不純物を含まない空気や、窒素ガスが、加圧状態で供給される。このような純水や空気等は、イオナイザ26のノズル(不図示)から下方に噴射される際に、これに取り付けられた電極(不図示)の放電効果によってイオン化される。なお、イオナイザ26自体は公知の装置であるので、その詳細な説明は省略する。
−基板搬送装置の作動及び基板搬送方法−
次に、上記基板搬送装置1の作動、及び基板搬送方法について説明する。
ベルトコンベア2によって搬送されているガラス基板13を基板処理ユニット3へ搬送する場合について説明する。
本実施形態1の基板搬送方法では、上記ハンド10のフォーク20に載置されたガラス基板13に対向するようにハンド10に固定配置された除電手段30によって、ガラス基板13の全体を除電する。
すなわち、まず、ガラス基板13がベルトコンベア2によって基板搬送装置1の近くに搬送されてきたときに、基板搬送装置1は、アーム12を回動すると共に伸長して、ハンド10をベルトコンベア2側へ移動させる。そして、ベルトコンベア2とガラス基板13の間にハンド10の第1フォーク21を差し入れる。
基板搬送の間は、常時、第2フォーク22の除電器26からイオン化されたガスが噴射され続けている。したがって、第1フォーク21がガラス基板13の下側に差し入れられて、第2フォーク22がガラス基板13の上側表面に対向し始めたときから、当該ガラス基板13は除電されることとなる。
そうして、ガラス基板13は、第1フォーク21に載置され、ベルトコンベア2から離脱する。上述のように、除電器26からイオン化されたガスがガラス基板13に供給され続けているので、このガラス基板13において剥離帯電の発生が防止される。
ハンド10に支持されたガラス基板13は、アーム12が回動すると共に伸縮することによって基板処理ユニット3の内部へ搬送される。そして、ガラス基板13は、ハンド10により支持された状態で、基板処理ユニット3のステージ(不図示)に載置される。この際にも、除電器26からイオン化されたガスがガラス基板13に供給され続けているので、ガラス基板13と上記ステージとの間でスパークが生じることもない。
その後、基板処理ユニット3内のガラス基板13から第1フォーク21を離脱させ、基板処理ユニット3の処理室内を閉鎖することによって、基板搬送が完了する。なお、基板処理ユニット3からガラス基板13を搬出してベルトコンベア2へ搬送する場合も、上記と同様にして基板搬送が行われる。
−実施形態1の効果−
したがって、この実施形態1によると、ガラス基板13の全体を除電する除電手段30(除電器26を有する第2フォーク22)を、第1フォーク21に載置されたガラス基板13に対向するようにハンド10に固定配置したので、ハンド10の移動状態に拘わらず、ガラス基板13の全体を確実に除電することができる。
すなわち、ガラス基板13に対向する対向部材としての第2フォーク22を設けて、その第2フォーク22に複数の除電器26を配置するようにしたので、ガラス基板13の全体を確実に除電することができる。
そして、第2フォーク22の除電器26によりガラス基板13を除電しながらハンド10を移動させることによって、当該ガラス基板13を除電された状態で第1フォーク21に載置させることができる。よって、剥離帯電の発生を防止することができる。
続いて、第1フォーク21に載置されたガラス基板13を、その全体を除電しながら搬送することができる。また、ガラス基板13を第2フォーク22の除電器26によって除電しながらハンド10を移動させることにより、当該ガラス基板13を除電された状態で第1フォーク21から離脱させることができる。よって、搬送途中における周囲の部材とガラス基板13との間のスパークの発生を防止でき、搬送先のステージ等とガラス基板13との間におけるスパークの発生をも防止することができる。
さらに、本実施形態1では、ガラス基板13が載置される第1フォーク21の構成部材を利用して対向部材25たる第2フォーク22を形成できるため、対向部材25を設けることによる部品点数の増加を抑制して、装置コストの上昇を抑えることができる。
《発明の実施形態2》
図4及び図5は、本発明の実施形態2を示している。
図4は、本実施形態2の基板搬送装置1の要部であるハンド10を模式的に示す斜視図である。図5は、本実施形態2におけるハンド10を模式的に示す平面図である。
尚、以降の各実施形態では、図1〜図3と同じ部分については同じ符号を付して、その詳細な説明を省略する。
上記実施形態1では、対向部材25を第2フォーク22によって構成したのに対し、本実施形態2では、対向部材25を対向板28によって構成した点で相違している。
対向板28は、図4に示すように、第1フォーク21に載置されているガラス基板13の表面に対して平行に配置され、当該ガラス基板13の全体に対向する板状部材によって構成されている。対向板28は、例えば金属材料によって構成され、図5に示すように、そのガラス基板13に対向する表面に、複数の除電器26が設けられている。複数の除電器26は、例えば千鳥状に配置されている。
−実施形態2の効果−
このように、対向部材25を対向板28によって構成しても、上記実施形態1と同様にしてガラス基板13を搬送することができる。
さらに、対向板28はガラス基板13の全体に対向しているため、この対向板28において複数の除電器26を配置する自由度を高めることができる。その結果、除電器26の好適な配置によって、より確実にガラス基板13を除電することができる。
《発明の実施形態3》
図6は、本発明の実施形態3を示している。
図6は、本実施形態3の基板搬送装置1の要部であるハンド10を模式的に示す斜視図である。
上記実施形態1では、第2フォーク22を除電手段30の対向部材25とした例について説明したが、本実施形態3では、除電手段30の対向部材25として、第2フォーク22及び第3フォーク23を設けた点で相違している。
すなわち、本実施形態3のハンド10は、図6に示すように、互いに並行して延びる第1フォーク21、第2フォーク22、及び第3フォーク23を有している。そして、本実施形態3の第2フォーク22は、ガラス基板13が載置されるように構成されている。
また、第3フォーク23は、第1フォーク21及び第2フォーク22と同様に金属材料により構成され、互いに平行に配置されると共にそれぞれ各第2フォーク22に対向している。
そして、各第3フォーク23には、第2フォーク22と同様に、複数の除電器26がそれぞれ設けられている。そうして、第2フォーク22に載置されているガラス基板13を、第3フォーク23の除電器26によって除電するようになっている。
−実施形態3の効果−
このように、対向部材25を第2フォーク22及び第3フォーク23によって構成しても、上記実施形態1と同様に、第1フォーク21に載置されたガラス基板13を第2フォーク22の除電器26によって確実に除電しながら、当該ガラス基板13を搬送することができる。さらに、第2フォーク22に載置されたガラス基板13を第3フォーク23の除電器26によって除電しながら、当該ガラス基板13を搬送することができる。
すなわち、本実施形態3の第2フォーク22は、ガラス基板13を載置させることができると共に、当該第2フォーク22の除電器26により、第1フォーク21に載置されている他のガラス基板13を除電することができる。
《その他の実施形態》
上記各実施形態では、液晶表示装置に用いられるガラス基板を搬送される基板として説明したが、これに限定されるものでなく、例えば半導体のウェハ又はこれらに類する他の基板であってもよい。
また、対向部材25の形状は、少なくともフォーク20の一部に載置されたガラス基板13に対向する対向面を有していればよく、平板状の部材等に限定されるものではない。
また、除電手段は、イオン化されたガスを噴射するイオナイザに限定されるものではなく、軟X線放射器等の他の構成についても同様に適用できる。
以上説明したように、本発明は、基板を除電可能な基板搬送装置及び基板搬送方法について有用である。
1 基板搬送装置
10 ハンド
13 ガラス基板
20 フォーク
21 第1フォーク
22 第2フォーク
23 第3フォーク
25 対向部材
26 除電器、イオナイザ
28 対向板
30 除電手段

Claims (6)

  1. 互いに並行して延びる複数のフォークを有するハンドを備え、上記複数のフォークの少なくとも一部に載置された基板を搬送する基板搬送装置であって、
    上記ハンドには、上記フォークに載置された基板に対向するように固定配置され、該基板の全体を除電する除電手段が設けられている
    ことを特徴とする基板搬送装置。
  2. 請求項1に記載された基板搬送装置において、
    上記ハンドは、上記フォークの少なくとも一部に載置された基板に対向する対向部材を有し、
    上記除電手段は、上記対向部材と、該対向部材に設けられた複数の除電器とを有している
    ことを特徴とする基板搬送装置。
  3. 請求項2に記載された基板搬送装置において、
    上記複数のフォークは、上記基板が載置される第1フォークと、該第1フォークに載置されている基板に対向する第2フォークとを有し、
    上記対向部材は、上記第2フォークによって構成されている
    ことを特徴とする基板搬送装置。
  4. 請求項3に記載された基板搬送装置において、
    上記第2フォークは、上記基板が載置されるように構成され、
    上記複数のフォークは、上記第2フォークに載置されている基板に対向する第3フォークを有し、
    上記対向部材は、上記第2フォーク及び上記第3フォークによって構成されている
    ことを特徴とする基板搬送装置。
  5. 請求項2に記載された基板搬送装置において、
    上記対向部材は、上記フォークに載置されている基板の表面に対して平行に配置され、当該基板の全体に対向する板状部材によって構成されている
    ことを特徴とする基板搬送装置。
  6. 互いに並行して延びる複数のフォークを有するハンドによって、上記複数のフォークの少なくとも一部に基板を載置して搬送する基板搬送方法であって、
    上記フォークに載置された基板に対向するように上記ハンドに固定配置された除電手段によって、上記基板の全体を除電する
    ことを特徴とする基板搬送方法。
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