JP2007178125A - 底質検出装置および底質検出方法 - Google Patents

底質検出装置および底質検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】海底の底質のハードネスの影響を受けずにラフネスを検出することのできる底質検出装置および底質検出方法を提供する。
【解決手段】送受波器で受信される海底エコー43は、ピーク43aを含む先頭部43bと、それに続く尾引き部43cとからなる。T1〜T2の範囲の尾引き部43cのA/D変換された受信信号X(i)がX(i)の最大値で正規化され、さらに正規化されたX(i)の平均値が算出される。そして、この平均値が底質の凸凹の度合いを示すラフネスとされる。上記のT1、T2は、ピーク43aの受信時間T0、第1サイドローブの開始角度、および終了角度から算出される時間である。
【選択図】 図4

Description

本発明は、海底の底質状態を検出する底質検出装置および底質検出方法に関する。
従来から、超音波を利用して探知した魚群情報を表示部に表示するとともに、海底の底質情報を表示する機能を備えた魚群探知機が知られている。この底質情報を利用して、エビやカニの生息領域が判断され、あるいは魚網が海底の岩に引っ掛かって破損するのが防止される。特許文献1では、海底の底質が岩や石のように硬い場合は、魚群探知機の送受波器から発射された超音波パルスが海底で反射した海底エコーの幅が長くなり、砂や泥のように軟らかい場合は、海底エコーの幅が短くなるという特性を利用して底質が判断される。特許文献2では、海底が岩などで凸凹(でこぼこ)している場合は、超音波パルスが海底で乱反射して海底エコーの幅が長くなり、海底が泥などで平坦な場合は、乱反射の量が少ないため海底エコーの幅が短くなるという特性を利用して底質が判断される。一方、水深が深くなるにしたがって、海底エコーの幅が大きくなる。そこで、特許文献1、2では、水深の影響を補正するために、海底エコーの幅(具体的には、海底エコーの信号レベルが所定の閾値を越える部分の幅)を水深で正規化している(具体的には、海底エコーの幅を、超音波パルスが発射されてから海底エコーが到来するまでの時間で除算する)。
特許文献3には、音響測深機を用いて海底の底質のラフネス(凸凹の度合い)とハードネス(硬さの度合い)を判定することが示されている。図8は音響測深器の受信信号を示す。81は超音波の送信パルスを直接受信した信号、82は海底1次エコー、82aは海底1次エコーの先頭部、82bは海底1次エコーの尾引き部、83は海底2次エコーである。この文献には、尾引き部82bの積分値(Xデータ)がラフネスの指標であること、海底2次エコー83の全範囲の積分値(Yデータ)がハードネスの指標であること、およびX−Yデータの値から海底の底質(岩や砂礫、砂、泥など)が判定可能であることが記されている。
ところで、海底の底質を判断する装置ではないが、計量用魚群探知装置において、送受波器の複数の振動子の送受信信号の位相を船体の動揺(ローリングやピッチング)に応じて調整することにより、船体が動揺していても送受信ビームを常に送受波器の直下方向に保つようにすることが提案されている(例えば、特許文献4)。
特許第3088557号公報(段落0001〜0014) 特許第3450661号公報(段落0001〜0024) 欧州特許第0501743号明細書(第1コラム第1行〜第2コラム第42行、第4コラム第35行〜同コラム第47行、第7コラム第27行〜同コラム第49行、Fig.9のX、Y軸の説明) 特開2005−300222号公報(要約)
特許文献1、2に示されるものにおいては、ラフネスとハードネスとが切り分けて認識されていないが、ここではラフネスが判断されているものと仮定する。しかしながら、海底エコーの信号レベルがハードネスによって変動することが考慮されていないため、例えば、海底の底質が岩のように硬い場合、海底面が平坦であっても上記の閾値を超える海底エコーの幅が大きくなって、ラフネスが大きいと判断されることがある。つまり、求められたラフネスが、海底面のハードネスの影響を受けて実際のラフネスとは異なる値になってしまうという問題がある。また、上記の閾値がラフネスの判断に大きな影響を与えるが、実際に魚群探知機で底質が判断されるときに、最適な閾値を決めることが容易ではないという問題もある。
特許文献3に示されるものにおいては、海底の底質を判定するために海底2次エコー83を利用する必要がある。海底2次エコー83は、海底1次エコー82が海面や船底で反射した後に再び海底で反射したものであり、底質を示す情報としての精度が低く、一般的にはS/N比も良くないので、底質が誤判定されるおそれがある。また、底質が軟らかくて十分な信号レベルの海底2次エコー83が得られない場合には、底質を判定できないことになる。さらに、上記のラフネスの指標は、海底1次エコー82の尾引き部82bを単に積分しただけの値である。このため、海底面のラフネスが同じでも、海底面が硬い場合には、尾引き部82bの信号レベルが大きくなり、その積分値(ラフネスの指標)も大きくなる。海底面が軟らかい場合には、尾引き部82bの信号レベルが小さくなり、その積分値も小さくなる。つまり、ラフネスの指標が、海底面のハードネスの影響を受けて実際のラフネスとは異なる値になってしまうという問題がある。
本発明は、上記問題点を解決するものであって、その課題とするところは、海底の底質のハードネスの影響を受けずにラフネスを検出することのできる底質検出装置および底質検出方法を提供することにある。
第1の発明では、送受波器から海底へ向けて超音波パルスを発射し、送受波器で受信される海底エコーの受信信号に基づいて海底の底質を検出する底質検出装置において、海底エコーの尾引き部の所定範囲内の受信信号を当該所定範囲内の受信信号の代表値を用いて正規化し、正規化された値に基づいて海底面のラフネスを算出するラフネス算出手段を備える。
ここで、尾引き部は海底エコーのピークを含む先頭部に続く部分であり、尾引き部には、送受波器の直下で反射した海底エコー、すなわち送受波器のメインローブの主軸方向から到来する海底エコーは含まれない。また、底質検出装置とは、底質を検出する機能を備えた装置であれば、魚群探知機や測深機、水中探知装置などをも含む概念である。
このようにすることで、送受波器の直下で反射した海底エコーの影響を受けずに、底質のラフネス(凸凹の度合い)の情報を示す尾引き部の受信信号からラフネスを検出(算出)することができる。しかも、ラフネスの算出対象となる尾引き部の受信信号が上記代表値(例えば、実施形態に示す受信信号の最大値)を用いて正規化されるので、底質のハードネスの影響を受けることなく、正しいラフネスを算出することができる。すなわち、実際のラフネスが同じであっても、底質が硬いときは算出されるラフネスが大きくなり、軟らかいときは算出されるラフネスが小さくなるという従来の問題を解決することができる。
第2の発明では、送受波器から海底へ向けて超音波パルスを発射し、送受波器で受信される海底エコーの受信信号に基づいて海底の底質を検出する底質検出装置において、海底エコーの尾引き部の所定範囲内の受信信号を当該所定範囲内の受信信号の代表値を用いて正規化し、正規化された値の平均値を求めることにより海底面のラフネスを算出するラフネス算出手段を備える。
このようにすることで、第1の発明と同様の作用効果が得られる。さらに、平均値を求めることによりラフネスが算出されるので、例えば、水深の相違によってラフネスの算出対象範囲である所定範囲が増減するような場合であっても、水深の影響を受けることなく、ラフネスを算出することができる。
第1または第2の発明においては、代表値が上記所定範囲内の受信信号の最大値である。このようにすることで、ラフネスの算出対象外の受信信号の影響を受けずに、誤差の少ない正規化処理を行うことができる。例えば、上記所定範囲内の受信信号の最小値によって正規化が行われると、S/N比が良くない場合などには、ラフネスの算出精度が低下することがある。また、海底エコーのピーク位置の受信信号によって正規化が行われると、算出されるラフネスが底質のハードネスの影響を受けることがある。
また、第1または第2の発明においては、上記所定範囲が送受波器の指向特性に基づいて規定される。ここで、送受波器の指向特性に基づいて規定するとは、実施形態に示すように、例えば、第1サイドローブの開始角度や終了角度を含む式(1)、(2)で上記所定範囲を規定することである。このようにすることで、水深の深浅に関係なく、常に所定の方向から到来する海底エコーからラフネスが算出され、水深の違いによるラフネスの変動を抑えることができる。
さらに、第1または第2の発明においては、上記所定範囲が送受波器のサイドローブ領域の角度に基づいて規定される。ここで、送受波器のサイドローブ領域の角度に基づいて規定するとは、実施形態に示すように、例えば、第1サイドローブの開始角度や終了角度を含む式(1)、(2)で上記所定範囲を規定することである。このようにすることで、メインローブの中央部の方向から到来する海底エコーが含まれない上記所定範囲を容易に規定することができる。
さらに、第1または第2の発明においては、ラフネス算出手段が算出したラフネスを、当該ラフネス算出時の水深、基準水深、上記所定範囲の受信信号に相当する海底エコーの到来角度、および超音波パルスのパルス幅に基づいて補正するラフネス補正手段をさらに備える。このようにすることで、補正後のラフネスの値が、ラフネス算出時の水深が基準水深であるとしたときに、ラフネス算出手段が算出するラフネスの近似値となる。これにより、底質の実際のラフネスが同じであれば、水深の深浅に関係なく、略同じラフネスが算出される。
第3の発明では、送受波器から海底へ向けて超音波パルスを発射し、送受波器で受信される海底エコーの受信信号に基づいて海底の底質を検出する底質検出方法において、海底エコーの尾引き部の所定範囲内の受信信号を当該所定範囲内の受信信号の代表値を用いて正規化し、正規化された値に基づいて海底面のラフネスを算出する。このようにすることで、第1の発明と同様の作用効果が得られる。
本発明によれば、ラフネスの算出対象となる受信信号が正規化されるので、底質のハードネスの影響を受けることなく、正しいラフネスを検出することができる。
以下、図面を参照して本発明に係る底質検出装置について説明する。図1は底質検出装置の構成を示すブロック図である。この底質検出装置100は、魚群や海底面を探知する機能、および海底の底質、具体的には底質のラフネス(凸凹(でこぼこ)の度合い)とハードネス(硬さの度合い)とを検出する機能を備え、ラフネスの検出方法に特徴を有する。また、底質検出装置100には、底質を検出する機能を備えた装置であれば、魚群探知機や測深機、水中探知装置などが含まれる。
図において、1は超音波を送受信する送受波器、2は送受波器1を駆動する送信信号と送受波器1で受信される受信信号とを切り換える送受信切換回路、3は正弦波の送信信号を出力する送信部、4は送受波器1で受信された受信信号を増幅するアンプやノイズを除去するバンドパスフィルタなどから構成される受信部、5は受信部の出力信号をデジタル信号に変換するA/D変換器である。6はA/D変換器5から出力されるデジタル信号(受信データ)を記憶するバッファメモリ、7は表示データを記憶する表示メモリ、8は魚群情報などが表示される表示部、10は表示メモリ7に対する表示データの読み書きや、表示部8への表示データの送出を行う表示コントローラである。9は底質検出装置100の各部の制御や、バッファメモリ6に記憶された受信データに対する演算処理を行う演算制御部である。演算制御部9はCPUやプログラムメモリ、データメモリなどから構成され、CPUがプログラムメモリに格納されたプログラムを実行することにより、上記の制御や演算処理が行われる。この演算制御部9が本発明のラフネス算出手段およびラフネス補正手段に相当する。
上記の送受波器1は1つまたは複数の振動子を備えており、この振動子によって超音波の送受信が行われる。図2は送受波器1(振動子)の指向特性を示す。図において、θ1(単位はラジアン)は第1サイドローブ22の開始角度(メインローブ21の終了角度)、θ2は第1サイドローブ22の終了角度(第2サイドローブ23の開始角度)である。このθ1、θ2の値は振動子に固有であり、後述のラフネスの算出に備えて、演算制御部9に予め設定されている。送受波器1から直下の海底に向けて放射された超音波のメインローブ21の中央部は、図3に示すように、0度の入射角で海底面に入射する。そして、海底面で正反射したエコーが0度の到来角(送受波器1の送受波面の法線と海底エコーの到来方向とのなす角)で送受波器1に入射する。上記超音波の第1サイドローブ22領域はθ1〜θ2の入射角で海底面に入射する。そして、海底面の凸凹の度合いに応じて、海底面で乱反射したエコーの一部がθ1〜θ2の到来角で送受波器1に入射する一方、海底面で正反射したエコーは送受波器1には入射しない。
次に、底質検出装置100の動作について説明する。探知サイクルごとに複数周期の正弦波信号からなる送信信号が送信部3から出力され、この送信信号で送受波器1(振動子)が駆動されると、図4に示すように、超音波の送信パルス41が直下の海底に向けて発射される。そして、送信パルス41が魚群で反射した魚群エコー42や海底で反射した海底エコー43が送受波器1で受信される。この受信信号は、受信部4で増幅され、さらにA/D変換器5で所定の周期でサンプリングされてデジタル信号に変換される。デジタル信号(受信データ)は順次バッファメモリ6に格納され、1回の探知サイクルで得られる受信データがバッファメモリ6に記憶される。なお、信号レベルの大きい海底エコー43が受信部4で増幅されても、出力信号が飽和しないように受信部4が構成されている。
バッファメモリ6に格納された受信データに対して、演算制御部9によってTVG(Time Variable Gain)処理や表示データへの変換処理が行われ、その後、表示データが表示コントローラ10を介して表示メモリ7に書き込まれる。表示メモリ7には直近のn回の探知サイクルの表示データが記憶される。表示コントローラ10は、表示データを表示メモリ7から読み出して表示部8に送る。このようにして、魚群エコー42および海底エコー43に応じた魚群および海底の画像が従来と同様にして表示部8に表示される。
次に、本発明に係る海底の底質のラフネスの検出について説明する。図4に示す海底エコー43は、送受波器1から発射された送信パルス41が海底で反射した後に送受波器1で直ちに受信される海底1次エコーであり、ピーク43aを含む先頭部43bと、先頭部43bに続く尾引き部43cとからなる。T0は、送信パルス41が発射されてから海底エコー43のピーク43aが受信されるまでの時間である。海底エコー43のピーク値Vpは、送受波器1の直下の海底面の反射率に比例し、当該海底面が硬ければ大きくなり、軟らかければ小さくなることから、ピーク値Vpが海底の硬さの度合いを示すハードネスの値として採用される。
次に、尾引き部43cについて説明する。海底面が凸凹している場合、海底で乱反射した海底エコーのうち、送受波器1の直下を中心とする比較的広い範囲で乱反射した海底エコー43が送受波器1で受信されるため、尾引き部43cが長くなる。別の表現をすれば、尾引き部43cの傾斜が緩やかになる。海底が平坦である場合、海底で乱反射した海底エコーのうち、比較的狭い範囲で乱反射した海底エコー43だけが送受波器1で受信されるため、尾引き部43cが短くなる(尾引き部分43cの傾斜が急峻になる)。また、尾引き部43cの信号レベルは、海底面が硬いときは大きくなり、軟らかいときは小さくなる。なお、海底の底質や形状によっては、先頭部43bと尾引き部43cとの境界が明確ではないこともあるが、メインローブ21の主軸方向を中心とする所定範囲内の方向から到来するエコー信号を含まないのが尾引き部43cである。
ところで、バッファメモリ6に記憶されている各受信データと、その受信時間とは対応しているので、値が最大の受信データを探し出すことによって、上記の時間T0が得られる。また、図4に示すT1は下記の式(1)で定義される時間であり、第1サイドローブ22の開始角度であるθ1の方向から到来する海底エコー43が送受波器1で受信される時間におおよそ相当する。T2は下記の式(2)で定義される時間であり、第1サイドローブ22の終了角度であるθ2の方向から到来する海底エコー43が送受波器1で受信される時間におおよそ相当する。
T1=T0/cosθ1 (1)
T2=T0/cosθ2 (2)
上記のT1、T2によって尾引き部43cの所定範囲が規定され、この所定範囲内の受信データに基づいて、海底面の凸凹の度合いを示すラフネスが求められる。すなわち、ラフネスRは、演算制御部9において下記の式(3)で算出される。
R=[Σ{x(i)−max}]/N (i=1〜N) (3)
ここで、x(i)は期間T1〜T2に受信された、すなわち尾引き部43cの所定範囲内のN個の受信データをdB(デシベル)で表したものである。maxはx(i)の最大値である。一般的には、最初のx(i)(x(1))が最大となり、最後のx(i)(x(N))が最小となるが、海底の状態によっては、x(j)(1<j<N)が最大になることもある。なお、ラフネスRはラフネスを表す相対的な値である。
上記のx(i)およびmaxはdB値であるので、減算{x(i)−max}は、除算{(x(i)がdB値にされる前の値(図4に示すX(i))/(X(i)の最大値)}に相当する。このように、x(i)(X(i))は、x(i)(X(i))の最大値によって正規化されている。以上のことから、ラフネスRは、尾引き部43cの所定範囲内(期間T1〜T2)の受信データの最大値で正規化されたN個の受信データの平均値であると言える。ラフネスRが、{x(i)−max}の合計値ではなく、平均値であるので、異なる機種の底質検出装置100でθ1、θ2(図2参照)の異なる送受波器1が用いられている場合、上記のNに機種差が出るが、平均値計算によってNの機種差がキャンセルされる。また、水深が深くなればNが増加し、浅くなればNが減少するが、平均値計算によってNの増減の影響がキャンセルされる。つまり、送受波器1の指向特性や水深の違いによるNの増減の影響を受けることなく、ラフネスRが計算される。
図5は、3つの尾引き部の期間T1〜T2での波形を示す。本発明では、期間T1〜T2で受信された尾引き部51〜53の受信信号が正規化されるので、尾引き部51に係るラフネスRの方が、尾引き部52に係るラフネスRよりも大きくなる。このことは、底質のラフネスが大きくなるほど、尾引き部の傾斜が緩やかになることとも合致する。また、同様の理由で、同じ傾斜の尾引き部51と53とに係るラフネスRは等しくなる。つまり、上記の正規化によって底質のハードネスの影響が除去され、正しいラフネスRが式(3)から算出される。なお、特許文献3では、海底1次エコー82(図8参照)の尾引き部82bの積分値がラフネスの指標とされるが、正規化は行われない。このため、尾引き部51に係るラフネスの指標が、尾引き部52に係るラフネスの指標に等しくなるとともに、尾引き部53に係るラフネスの指標よりも小さくなる。つまり、底質のハードネスの影響で、正しいラフネスの指標が求められない。
上述のように、期間T1〜T2の受信データx(i)をx(i)の最大値で正規化しているが、最小値で正規化することも可能である。ただし、最小値のS/N比が最大値のS/N比よりも悪いなどの理由で、ラフネスRの精度が低下することがある。なお、T1の僅か前に受信されるx(i)の最大値よりも大きい受信データ、あるいはT2の僅か後に受信されるx(i)の最小値よりも小さい受信データで正規化することも可能ではある。
また、ラフネスRの計算対象となる範囲(T1〜T2)が、送受波器1の指向特性の角度(ここでは、第1サイドローブ22の開始角度θ1と終了角度θ2)を用いて規定されている(式(1)、(2)参照)ので、水深の深浅に関係なく、常に所定の方向から到来する海底エコー43からラフネスRが算出され、水深の違いによるラフネスRの変動を抑えることができる。さらに、上記の範囲(T1〜T2)が、θ1とθ2とを用いて規定されているので、メインローブ21の中央部の方向(送受波器1の直下)から到来する、ラフネス情報を含まないエコー信号がラフネスRの計算対象から確実に除外される。しかも、θ1とθ2とは、送受波器1の標準的な指向特性データであり、第1サイドローブ22領域では送受波器1の信号レベルの低下も比較的少ないので、ラフネスRの計算対象範囲を規定する値として適する。
ところで、上記のラフネスRを計算する場合、送受波器1の直下の海底で正反射した信号ではなく、尾引き部43cの所定範囲の信号、すなわち直下海底から外れた位置で乱反射した信号が用いられる。このため、海底エコー43の到来角が大きくなる(海底エコーの乱反射位置が直下海底から離れる)にしたがって、送受波器1が同時に受信する海底エコーのビーム幅(以下、最大ビーム幅という)が小さくなる。図6は、上記の到来角θ、水深r、最大ビーム幅dの関係を示す。図に示すA、Cは送受波器1から等距離の位置にある。送信パルス41のパルス幅をτ[sec]、海中での音速をc[m/sec]とすると、海底の地点AおよびBからの海底エコー43が送受波器1で同時に受信されるためには、B−C間の距離がcτ/2であるので、水深がr、到来角がθのときの最大ビーム幅d(r,θ)は下記の式(4)で表される。
d(r,θ)=cos−1{r/(r/cosθ+cτ/2)}−θ (4)
ここで、送信パルス幅τは既知の定数であるが、d(r,θ)はτの値によっても変化する。水深rはT0(図4参照)と音速cとから求められる。
また、図6から分かるように、水深rが深くなるにしたがって、最大ビーム幅dが小さくなり(ddとなり)、領域Dで乱反射した海底エコーが送受波器1で同時に受信されなくなる。このため、尾引き部43cの受信信号レベルが低下し、海底面のラフネスが同じであっても、式(3)で算出されるラフネスRが小さくなる。そこで、最大ビーム幅d、すなわち尾引き部43cの受信信号レベルが到来角θの違いによっても増減することを考慮して、上記ラフネスRを最大ビーム幅dの変動を補償する補正値で補正することにより、水深の影響を受けないラフネスを求めることが必要となる。
上記の水深の影響を受けないラフネスRmは、演算制御部9において下記の式(5)〜(7)から算出される。
s(r,θ)=d(r,θ)/d(r,0) (5)
t(r)=Σs(r,θ)/Σs(rr,θ) (θ=θ1〜θ2) (6)
Rm=R−20・log(t(r)) (7)
ここで、rrは基準水深、例えば10mである。s(r,θ)は、送受波器1の直下での最大ビーム幅d(r,0)に対する、到来角θの方向での最大ビーム幅d(r,θ)の比である。s(r,θ)は、θが大きくなるにしたがって小さくなっていくので、θの増大によって減少するd(r,θ)の残存率を示す。
t(r)は、ラフネスRの計算対象期間T1〜T2に対応する到来角θ1〜θ2の範囲における、基準水深rrでの最大ビーム幅d(rr,θ)の残存率の合計値に対する、ラフネスが実際に算出される水深rでの最大ビーム幅d(r,θ)の残存率の合計値の比である。このt(r)は、水深rが大きくなるにしたがって小さくなり、水深rが基準水深rrであるときは1となる。期間T1〜T2に含まれる各受信データのサンプリング時間をTsとすると、θ1〜θ2の範囲での各θの値は、式{Ts=(T0/cosθ)}から求められる。T0は、海底エコー43のピーク43aが受信される既知の時間である。
また、s(r,θ)、s(rr,θ)は、θ1〜θ2の入射角で海底に入射した超音波のエコー信号が送受波器1で全て受信されたとしたときのX(i)(式(3)のx(i)がdB値に変換される前の値、図4参照)と同様の傾向で変化する。したがって、式(7)で表されるように、水深rで求められたラフネスRを上述の補正値である{−20・log(t(r))}で補正することにより、水深rが基準水深rrであるとしたときに、式(3)で算出されるラフネスRの近似値であるラフネスRmが求められる。つまり、ラフネスRmは、深度の深浅の影響を受けないラフネスを示す値である。しかも、従来のTVG処理での20・log(r)による補正とは違って、式(7)による補正では到来角θや送信パルス幅τも考慮されているので、より正確なラフネスRmが算出される。
さらに、上記のラフネスRmを複数の探知サイクルで求め、それらを平均値化すれば、より信頼性の高いラフネスRmを求めることができる。ラフネス情報を表示部8に表示するに当たっては、ラフネスRmの値が所定の数値範囲(例えば、0〜10)にマッピングされ、マッピングされた値がラフネス曲線として表示される。ハードネスも同様にしてハードネス曲線として表示される。図7はラフネス曲線などが表示された表示部8を示す。表示部8には、海面を表す画像71、魚群を表す画像72、および海底面を表す画像73が、従来と同様にして表示される。表示部8の下部には、ラフネスRmを示すラフネス曲線74とハードネスを示すハードネス曲線75とが表示される。ラフネス曲線74とハードネス曲線75に代えて、ラフネスRmおよびハードネスをその値に応じた色彩で表すようにしてもよい。さらに、ラフネスRmやハードネスの値、水深情報などをパーソナルコンピュータに送り、底質のラフネスやハードネス、水深などを海図上に描画させることもできる。
以上述べた実施形態においては、ラフネスRの計算対象範囲を規定するために第1サイドローブ22の開始角度θ1と終了角度θ2とを用いたが、メインローブ21の中央部を含まない方向であれば、他の角度、例えば第1サイドローブ22の開始角度と第1サイドローブ22の主軸方向の角度や、第1サイドローブ22の主軸方向の角度と第2サイドローブ23の主軸方向の角度などを用いることができる。また、上記実施形態では、ラフネスRを補正してラフネスRmを求め、ラフネスRmを最終的なラフネスを示す値としたが、水深rの浅い所(例えば、水深が100mよりも浅い所)では最大ビーム幅d(r,θ)の減少による影響も小さいので、ラフネスRを最終的なラフネスを示す値とすることもできる。
さらに、上記実施形態では、尾引き部43cの受信データを当該受信データの最大値で正規化した値の平均値をラフネスRとしたが、尾引き部43cの受信データを当該受信データの最大値で正規化した値の合計値や、この合計値に所定の係数を掛けた値などをラフネスRとすることもできる。ただし、このようにする場合には、水深によって合計値などが変動するのを防止するために、式(2)で定義されるT2に代えて、例えば、{T1+所定時間}で定義されるT2で尾引き部43cの所定範囲が規定される。以上のことから、本発明では、尾引き部43cの受信データを当該受信データの代表値(例えば、最大値)で正規化した値に基づいてラフネスが算出される。さらに、上記実施形態では、海底1次エコーである海底エコー43の尾引き部43cの受信データ(受信信号)に基づいてラフネスR、Rmを算出したが、本発明の海底エコーは海底1次エコーに限定されない。すなわち、海底2次エコーは海底の底質を示す情報としての精度が低いなどの問題があるものの、海底2次エコーから同様の方法でラフネスR、Rmを算出することも可能である。
さらに、上記実施形態では、送受波器1の振動子の個数については特に触れなかったが、振動子の個数は1つでも複数でもよい。送受波器1が複数の振動子を備えている場合、特許文献4に示すように、船体の動揺に応じて各振動子の送信信号と受信信号との位相を調整して、送信ビームと受信ビームとが常に鉛直下方に向けられるようにすれば、船体が動揺しているときでも、海底の底質のラフネスR、Rmを正しく検出することができる。さらに、上記実施形態では、他の船舶から発射された超音波による干渉については述べなかったが、従来から用いられている方法で干渉が除去される。
本発明に係る底質検出装置の構成を示すブロック図である。 送受波器の指向特性を示す図である。 海底での超音波の反射の様子を示す図である。 送信パルス、魚群エコーおよび海底エコーを示す図である。 尾引き部の3つの波形を示す図である。 水深、海底エコーの到来角、最大ビーム幅の関係を示す図である。 ラフネス曲線などが表示された表示部を示す図である。 従来の音響測深器の受信信号を示す図である。
符号の説明
1 送受波器
9 演算制御部
21 メインローブ
22 第1サイドローブ
41 送信パルス
42 魚群エコー
43 海底エコー
43a 海底エコーのピーク
43b 海底エコーの先頭部
43c 海底エコーの尾引き部
100 底質検出装置
T0 海底エコーのピークの時間
T1 尾引き部の所定範囲の開始時間
T2 尾引き部の所定範囲の終了時間
θ1 第1サイドローブの開始角度
θ2 第1サイドローブの終了角度

Claims (7)

  1. 送受波器から海底へ向けて超音波パルスを発射し、送受波器で受信される海底エコーの受信信号に基づいて海底の底質を検出する底質検出装置において、
    前記海底エコーの尾引き部の所定範囲内の受信信号を当該所定範囲内の受信信号の代表値を用いて正規化し、正規化された値に基づいて海底面のラフネスを算出するラフネス算出手段を備えることを特徴とする底質検出装置。
  2. 送受波器から海底へ向けて超音波パルスを発射し、送受波器で受信される海底エコーの受信信号に基づいて海底の底質を検出する底質検出装置において、
    前記海底エコーの尾引き部の所定範囲内の受信信号を当該所定範囲内の受信信号の代表値を用いて正規化し、正規化された値の平均値を求めることにより海底面のラフネスを算出するラフネス算出手段を備えることを特徴とする底質検出装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の底質検出装置において、
    前記代表値が前記所定範囲内の受信信号の最大値であることを特徴とする底質検出装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の底質検出装置において、
    前記所定範囲が前記送受波器の指向特性に基づいて規定されることを特徴とする底質検出装置。
  5. 請求項1から3のいずれかに記載の底質検出装置において、
    前記所定範囲が前記送受波器のサイドローブ領域の角度に基づいて規定されることを特徴とする底質検出装置。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の底質検出装置において、
    前記ラフネス算出手段が算出したラフネスを、当該ラフネス算出時の水深、基準水深、前記所定範囲の受信信号に相当する海底エコーの到来角度、および前記超音波パルスのパルス幅に基づいて補正するラフネス補正手段をさらに備えることを特徴とする底質検出装置。
  7. 送受波器から海底へ向けて超音波パルスを発射し、送受波器で受信される海底エコーの受信信号に基づいて海底の底質を検出する底質検出方法において、
    前記海底エコーの尾引き部の所定範囲内の受信信号を当該所定範囲内の受信信号の代表値を用いて正規化し、正規化された値に基づいて海底面のラフネスを算出することを特徴とする底質検出方法。
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