JP2007177697A - 液化ガスエンジンの燃料装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は液化ガスエンジンの燃料装置に係り、簡単な構造で、夏季の外気温度上昇時にも効率よく液化ガス燃料を冷却することができる燃料装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 液化ガス燃料を貯蔵する燃料タンクと、インジェクタを介してエンジンのシリンダ内に液化ガス燃料を噴射する高圧ポンプと、当該高圧ポンプと燃料タンクとの間に配管され、燃料タンク内の液化ガス燃料を汲み上げるフィードポンプが装着された燃料供給管と、高圧ポンプと燃料タンクとの間に接続された燃料戻り管とを備えた液化ガス燃料エンジンの燃料装置に於て、上記燃料供給管及び燃料戻り管に、車両用冷房装置の冷媒が流下する燃料クーラを装着したことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ジメチルエーテルや液化石油ガス等の液化ガスを燃料とする液化ガスエンジンの燃料装置に関する。
今日、ガソリンや軽油に代わるエンジンの代替燃料として、ジメチルエーテル(DME)や液化石油ガス(LPG)等の液化ガス燃料が注目されている。
この液化ガス燃料を用いる液化ガスエンジンは、燃料タンクと高圧ポンプとの間の燃料供給管に装着したフィードポンプによって燃料タンクから高圧ポンプに導いた液化ガス燃料を、高圧ポンプで昇圧してインジェクタでエンジンのシリンダ内に直接噴射させるもので、液化ガス燃料は沸点が低く常温常圧で蒸発し易いため、外気温よりも低い温度で、且つ加圧された液体の状態で燃料タンク内に貯蔵されている。
また、高圧ポンプと燃料タンクとの間には燃料戻り管が接続されており、高圧ポンプに圧送された燃料のうち、余剰の燃料がこの燃料戻り管を介して燃料タンクに戻されるようになっている。
しかし、高圧ポンプから燃料タンクへ戻される燃料はエンジンからの受熱で昇温しているため、燃料タンク内の温度が次第に上昇してくる傾向があり、燃料タンク内が高温になってしまうと、圧力で抑え込んでいる液化ガス燃料の気化抑制が難しくなってインジェクタでの噴射調量が困難となり、燃焼が不安定となる虞があった。
このため、特許文献1には、燃料タンクから高圧ポンプに燃料を送り出す燃料供給管に空冷式の燃料クーラを装着すると共に、当該燃料クーラと車室内の空調ダクトとの間を連絡ダクトで接続し、当該連絡ダクトからの冷気と外気とを適宜切り替えて燃料クーラに導入させるようにした燃料供給装置が開示されている。
特開2005−30337号公報
しかし乍ら、斯様に空調用の冷気を用いても、冷気が連絡ダクトを流下する間に温度が上昇してしまうため冷却効率が悪く、特に夏季の如く外気温度の高い条件下等では、十分に液化ガス燃料を冷却することができない虞がある。
本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもので、簡単な構造で、夏季の外気温度上昇時にも効率よく液化ガス燃料を冷却することができる液化ガスエンジンの燃料装置を提供することを目的とする。
斯かる目的を達成するため、請求項1に係る発明は、液化ガス燃料を貯蔵する燃料タンクと、インジェクタを介してエンジンのシリンダ内に液化ガス燃料を噴射する高圧ポンプと、当該高圧ポンプと燃料タンクとの間に配管され、燃料タンク内の液化ガス燃料を汲み上げるフィードポンプが装着された燃料供給管と、高圧ポンプと燃料タンクとの間に接続された燃料戻り管とを備えた液化ガス燃料エンジンの燃料装置に於て、上記燃料供給管及び燃料戻り管に、車両用冷房装置の冷媒が流下する燃料クーラを装着したことを特徴とする。
そして、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の液化ガスエンジンの燃料装置に於て、車両用冷房装置のリキッドタンクの下流側と燃料クーラとの間に、当該燃料クーラへの冷媒導入管を接続し、車両用冷房装置のコンプレッサの上流側と燃料クーラとの間に、当該燃料クーラからの冷媒還流管を接続し、冷媒導入管及び車両用冷房装置のエバポレータと当該冷媒導入管の分岐部との間に、冷媒流路を開閉する電磁弁を装着すると共に、燃料クーラの上流側の燃料供給管と燃料戻り管に液化ガス燃料の温度を計測する燃料温度センサを装着し、車両の車室内温度を計測する車室内温度センサを所定箇所に装着して、当該各温度センサの計測値を基に、フィードポンプを駆動制御するコントロールユニットが上記電磁弁を開閉制御することを特徴とする。
更に、請求項3に係る発明は、請求項2に記載の液化ガスエンジンの燃料装置に於て、燃料クーラの上流側の燃料供給管と燃料戻り管に液化ガス燃料の圧力を計測する圧力センサを装着し、コントロールユニットは、当該圧力センサで検出した圧力と、予め記憶手段に設定,記憶した飽和蒸気圧とから必要冷却温度を算出し、温度センサの計測値が当該必要冷却温度に低下したとき、冷媒導入管に装着した電磁弁を閉駆動することを特徴とし、請求項4に係る発明は、請求項2または請求項3に記載の液化ガスエンジンの燃料装置に於て、コントロールユニットは、車室内温度センサで検出した温度が車両用冷房装置の設定温度まで低下したとき、エバポレータと冷媒導入管の分岐部との間に装着した電磁弁を閉駆動することを特徴とする。
各請求項1に係る発明によれば、車両用冷房装置の冷媒が流下する燃料クーラを燃料供給管と燃料戻り管に装着して液化ガス燃料の冷却を図ったので、空調用の冷気を用いる従来例に比し、夏季の外気温度上昇時にも十分な冷却能力を発揮することができ、低,高負荷時の燃焼を安定させることが可能となる。
而も、本実施形態によれば、既存の車両用冷房装置を用いたことでコストがかからず、また、請求項2乃至請求項4に係る発明によれば、電磁弁の開閉制御による簡単な構造で、車両用冷房装置による車室内冷房と液化ガス燃料の冷却を併せて制御することができる利点を有する。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は請求項1乃至請求項4の一実施形態に係る液化ガスエンジンの燃料装置を示し、図中、1,3は液化ガス燃料(ジメチルエーテル)Fを貯蔵する第1,第2の燃料タンク、5は複数のインジェクタ7を介してエンジン(図示せず)のシリンダ内に液化ガス燃料(以下、「燃料」という)Fを噴射する高圧ポンプで、高圧ポンプ5の燃料ギャラリ9と各インジェクタ7との間に燃料噴射管11が配設されている。
而して、燃料タンク1,3は、トラックのフレームの左右のサイドメンバに1つ宛固定されており、燃料タンク1,3内の燃料Fは、常温である外気の温度よりも低い温度で、且つ加圧された液体の状態で貯蔵されている。
そして、燃料タンク1と高圧ポンプ5との間に燃料供給管13が接続されると共に、当該燃料供給管13に、燃料タンク3からの燃料供給管15が合流部17で接続されている。
また、燃料供給管13,15には、夫々、燃料タンク1,3に貯蔵された燃料Fを汲み上げるフィードポンプ19,21が装着されており、フィードポンプ19,21は、エンジンに装着した図示しないエンジン回転数センサやアクセル開度センサ等の検出値を基に、コントロールユニット(以下、「ECU」という)23によって駆動制御されている。そして、フィードポンプ19,21で汲み上げられた燃料Fが、燃料供給管13,15を介して高圧ポンプ5へ圧送されるようになっている。
更に、高圧ポンプ5と燃料タンク1との間に、高圧ポンプ5に圧送された燃料Fのうち、余剰の燃料Fを燃料タンク1へ戻す燃料戻り管25が接続されると共に、当該燃料戻り管25の燃料タンク3側の分岐部27で、燃料タンク3への燃料戻り管29が分岐されている。更にまた、燃料戻り管25には、各インジェクタ7からの燃料戻り管31が接続されており、高圧ポンプ5やインジェクタ7に圧送された燃料Fの余剰の燃料Fが、燃料戻り管31,25,29を介して燃料タンク1,3に戻されるようになっている。
そして、本実施形態に係る燃料装置33は、上述の如き従来と同様の構成に加え、以下の如き特徴を有する。
図1に於て、35はトラックの冷房装置(以下、「カークーラ」という)を示し、従来周知のようにカークーラ35は、冷媒Rをエンジン駆動のコンプレッサ37で圧縮し、高温高圧となった冷媒Rをコンデンサ39に送って外気で冷却し液化する。そして、冷媒Rを図示しないエクステンションバルブに送って一部を気化し、低温低圧の液体とする。
この後、冷媒Rはエバポレータ41に送られ、周囲の空気から熱を奪い乍ら完全に気化し、低圧ガスとなってコンプレッサ37に再び吸入される。
カークーラ35は、この冷媒Rの一連の冷凍サイクルを繰り返すことで車室内の空気から熱を奪い、温度と湿度を下げるようになっている。
尚、図中、43はコンデンサ39とエバポレータ41の間に装着された周知のリキッドタンク、45はクーリングユニット47に装着した冷却ファンである。
そこで、本実施形態は、夏季の外気温度上昇時にも効率よく燃料Fを冷却するため、既述した燃料供給管13と燃料戻り管25に、カークーラ35の冷媒Rが流下する一体型の燃料クーラ49を装着したものである。
燃料クーラ49は、エバポレータ1と同一構造からなり、リキッドタンク43,エバポレータ41間の冷媒配管51と燃料クーラ49との間(リキッドタンク43の下流側と燃料クーラ49との間)に、燃料クーラ49への冷媒導入管53が分岐,接続され、また、コンプレッサ37,エバポレータ41間の冷媒配管55と燃料クーラ49との間(コンプレッサ37の上流側と燃料クーラ49との間)に、燃料クーラ49からの冷媒還流管57が接続されている。そして、燃料クーラ49内に導入された冷媒Rがこの燃料クーラ49内で気化する際の気化熱によって、燃料供給管13と燃料戻り管25内を流下する燃料Fが冷却されるようになっている。
そして、冷媒導入管53と、当該冷媒導入管53との分岐部59よりも下流側(エバポレータ41側)の冷媒配管51とに、冷媒流路を開閉する電磁弁61,63が夫々装着されている。
更に、燃料クーラ49の上流側の燃料供給管13と燃料戻り管25に、燃料Fの温度T1,T2を計測する燃料温度センサ65,67と、燃料Fの圧力P1,P2を計測する圧力センサ69,71が装着されており、これらの計測値はECU23に入力されている。
更にまた、クーリングユニット47には、トラックの車室内温度T3を計測する車室内温度センサ73が装着されており、この計測値もECU23に入力されている。
そして、エンジンが始動すると、既述したようにフィードポンプ19,21が駆動し、燃料タンク1,3内の燃料Fが燃料供給管13,15から高圧ポンプ5へ圧送されて、各インジェクタ7からエンジンのシリンダ内に噴射される。そして、高圧ポンプ5とインジェクタ7に圧送された燃料Fのうち、余剰の燃料Fが燃料戻り管25,31,29を経て各燃料タンク1,3に戻されるが、エンジンの始動と同時にコンプレッサ37が駆動する。
このようにエンジンが始動して燃料Fが燃料供給管13,燃料戻り管25内を流下すると、燃料温度センサ65,67と圧力センサ69,71は、燃料供給管13と燃料戻り管25を流下する燃料Fの温度T1,T2と圧力P1,P2を計測して、これらの計測値をECU23へ出力する。
而して、ECU23は、先ず、読み込んだ圧力センサ69,71の計測値(圧力P1,P2)と、予め記憶手段に設定,記憶した図3の燃料Fの飽和蒸気圧Poのマップとから、計測値(圧力P1,P2)に応じた必要冷却温度Tsを算出するようになっている。
次いで、ECU23は、読み込んだ燃料温度センサ65,67の計測値(温度T1,T2)が算出した必要冷却温度Tsよりも高い場合、前記電磁弁61を開制御し、燃料クーラ49にカークーラ35の冷媒Rを導入して燃料Fを冷却するようになっている。そして、燃料温度センサ65,67の計測値(温度T1,T2)が必要冷却温度Tsまで低下すると、電磁弁61を閉制御して燃料クーラ49による燃料Fの冷却を停止させるようになっている。
一方、ECU23は、図示しないエアコンスイッチがドライバーによってON操作されると、車室内温度センサ73の計測値(T3)を読み込み、ドライバーが設定した設定温度(例えば、20℃)に低下するまで電磁弁63を開制御して車室内を冷房し、車室内温度T3が設定温度まで低下すると、電磁弁63を閉制御するようになっている。
尚、既述したようにエンジンの始動と同時にコンプレッサ37が駆動するが、ECU23は、両電磁弁61,63を同時に閉制御する場合、コンプレッサ37を停止させるようになっている。そして、燃料温度センサ65,67と車室内温度センサ73及び圧力センサ69,71の計測値から燃料Fの冷却や車室内の冷房が必要になったと判定すると、直ちにコンプレッサ37を駆動させるようになっている。
本実施形態に係る燃料装置33はこのように構成されており、次に図2のフローチャートと図3のマップを用いてその動作を説明する。
ドライバーがエンジンを始動させると、コンプレッサ37が駆動する(ステップS1,2)。
そして、斯様にエンジンが始動すると、燃料装置33の機能が開始して(ステップS3)、フィードポンプ19,21で汲み上げられた燃料タンク1,3内の燃料Fが燃料供給管13,15から高圧ポンプ5へ圧送され、各インジェクタ7によりエンジンのシリンダ内に噴射される。そして、高圧ポンプ5及びインジェクタ7に圧送された燃料Fのうち、余剰の燃料Fが燃料戻り管25,31,29を経て各燃料タンク1,3に戻されるが、斯様にエンジンが始動して燃料Fが燃料供給管13,燃料戻り管25内を流下すると、燃料温度センサ65,67と圧力センサ69,71は、燃料供給管13と燃料戻り管25内を流下する燃料Fの温度T1,T2と圧力P1,P2を計測して、これらの計測値をECU23へ出力する。
そして、ステップS4に於て、ECU23は先ず、圧力センサ69,71の計測値(圧力P1,P2)を読み込み、次いでステップS5に於て、予め記憶手段に設定,記憶した図3の燃料Fの飽和蒸気圧Poのマップと圧力センサ69,71の計測値(圧力P1,P2)から、圧力P1,P2に応じた必要冷却温度Tsを算出,決定する。
次いで、ECU23は、ステップS6に移行して燃料温度センサ65,67の計測値(温度T1,T2)を読み込み、ステップS7に於て、必要冷却温度Tsと燃料温度センサ65,67の計測値(温度T1,T2)を比較する。
そして、ステップS7で燃料温度センサ65,67の計測値(温度T1,T2)が必要冷却温度Tsよりも高いと判定すると、ECU23は前記電磁弁61を開制御し、燃料温度センサ65,67の計測値(温度T1,T2)が必要冷却温度Tsまで低下する間、燃料クーラ49にカークーラ35の冷媒Rを導入して燃料Fを冷却する(ステップS8)。そして、燃料温度センサ65,67の計測値(温度T1,T2)が必要冷却温度Tsまで低下すると、ECU23は電磁弁61を閉制御して、燃料クーラ49による燃料Fの冷却を停止させる(ステップS9)。
一方、エンジン始動後、エアコンスイッチがON操作されると(ステップS10)、カークーラ35が機能して車室内が冷房されるが(ステップS11)、ECU23は、車室内温度センサ73の計測値(T3)を読み込み(ステップS12)、ドライバーが設定した設定温度(例えば、20℃)に低下するまで電磁弁63を開制御して車室内を冷房する(ステップS13,14)。そして、車室内温度T3が設定温度まで低下すると、電磁弁63を閉制御して車室内の冷房を停止する(ステップS15)。
また、図示しないが両電磁弁61,63を同時に閉制御する場合、ECU23はコンプレッサ37を直ちに停止させることとなる。
このように、本実施形態は、カークーラ35の冷媒Rが流下する燃料クーラ49を燃料供給管13と燃料戻り管25に装着して燃料Fの冷却を図ったので、空調用の冷気を用いる特許文献1の従来例に比し、夏季の外気温度上昇時にも十分な冷却能力を発揮することができ、低,高負荷時の燃焼を安定させることが可能となる。
而も、本実施形態によれば、既存のカークーラ55を用いたことでコストがかからず、電磁弁61,63の開閉制御による簡単な構造で、カークーラ35による車室内冷房と燃料Fの冷却を併せて制御することができる利点を有する。
尚、上記実施形態は、ジメチルエーテルを燃料Fに用いた燃料装置について説明したが、本発明を液化石油ガス(LPG)を用いた燃料装置に適用できることは勿論、コモンレールを備えた液化ガスエンジンにも適用可能である。
請求項1乃至請求項4の一実施形態に係る液化ガスエンジンの燃料装置の概略構成図である。 図1に示す燃料装置の動作を説明するフローチャートである。 記憶手段に設定,記憶された燃料の飽和蒸気圧のマップである。
符号の説明
1,3 燃料タンク
5 高圧ポンプ
7 インジェクタ
13,15 燃料供給管
19,21 フィードポンプ
23 ECU
25,29,31 燃料戻り管
33 燃料装置
35 カークーラ
37 コンプレッサ
39 コンデンサ
41 エバポレータ
43 リキッドタンク
49 燃料クーラ
51,55 冷媒配管
53 冷媒導入管
57 冷媒還流管
61,63 電磁弁
65,67 燃料温度センサ
69,71 圧力センサ
73 車室内温度センサ
F 燃料
R 冷媒

Claims (4)

  1. 液化ガス燃料を貯蔵する燃料タンクと、
    インジェクタを介してエンジンのシリンダ内に液化ガス燃料を噴射する高圧ポンプと、 当該高圧ポンプと燃料タンクとの間に配管され、燃料タンク内の液化ガス燃料を汲み上げるフィードポンプが装着された燃料供給管と、
    高圧ポンプと燃料タンクとの間に接続された燃料戻り管と、
    を備えた液化ガス燃料エンジンの燃料装置に於て、
    上記燃料供給管及び燃料戻り管に、車両用冷房装置の冷媒が流下する燃料クーラを装着したことを特徴とする液化ガスエンジンの燃料装置。
  2. 車両用冷房装置のリキッドタンクの下流側と燃料クーラとの間に、当該燃料クーラへの冷媒導入管を接続し、
    車両用冷房装置のコンプレッサの上流側と燃料クーラとの間に、当該燃料クーラからの冷媒還流管を接続し、
    冷媒導入管及び車両用冷房装置のエバポレータと当該冷媒導入管の分岐部との間に、冷媒流路を開閉する電磁弁を装着すると共に、
    燃料クーラの上流側の燃料供給管と燃料戻り管に液化ガス燃料の温度を計測する燃料温度センサを装着し、
    車両の車室内温度を計測する車室内温度センサを所定箇所に装着して、
    当該各温度センサの計測値を基に、フィードポンプを駆動制御するコントロールユニットが上記電磁弁を開閉制御することを特徴とする請求項1に記載の液化ガスエンジンの燃料装置。
  3. 燃料クーラの上流側の燃料供給管と燃料戻り管に液化ガス燃料の圧力を計測する圧力センサを装着し、
    コントロールユニットは、当該圧力センサで検出した圧力と、予め記憶手段に設定,記憶した飽和蒸気圧とから必要冷却温度を算出し、温度センサの計測値が当該必要冷却温度に低下したとき、冷媒導入管に装着した電磁弁を閉駆動することを特徴とする請求項2に記載の液化ガスエンジンの燃料装置。
  4. コントロールユニットは、車室内温度センサで検出した温度が車両用冷房装置の設定温度まで低下したとき、エバポレータと冷媒導入管の分岐部との間に装着した電磁弁を閉駆動することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の液化ガスエンジンの燃料装置。
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