JPH1077842A - 車両用内燃機関の冷却系装置 - Google Patents

車両用内燃機関の冷却系装置

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JPH1077842A
JPH1077842A JP23094896A JP23094896A JPH1077842A JP H1077842 A JPH1077842 A JP H1077842A JP 23094896 A JP23094896 A JP 23094896A JP 23094896 A JP23094896 A JP 23094896A JP H1077842 A JPH1077842 A JP H1077842A
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cooling water
internal combustion
combustion engine
water
oil
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JP23094896A
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Shinji Aoki
青木  新治
Toshio Morikawa
敏夫 森川
Yoshimitsu Inoue
美光 井上
Hikari Sugi
光 杉
Kazuki Suzuki
和貴 鈴木
Hiroyuki Fukunaga
博之 福永
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Denso Corp
Soken Inc
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Denso Corp
Nippon Soken Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンの負荷が高くなったときでも、十分
にミッションオイルおよびエンジンオイルを冷却するこ
とができる冷却装置を提供する。 【解決手段】 ラジエータ2から流出した冷却水をA/
T熱交換器11およびE/O熱交換器12の流入口側に
導くオイル冷却水路103を設けるとともに、このオイ
ル冷却水路103に、エンジン1の負荷が所定値を越え
たときに、オイル冷却水路103を開く負荷応答開閉弁
14を設ける。これにより、エンジンの負荷が高くなっ
たときでも、十分にミッションオイルおよびエンジンオ
イルを冷却することができる冷却装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載される
水冷式内燃機関(以下、エンジンと呼ぶ。)において、
冷却水温度等を適切に制御して燃費および排気ガスを大
幅に改善できる冷却系装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、石油資源の枯渇、地球環境の悪化
等の観点から、自動車には、燃費向上、排気ガスのさら
なる浄化が強く要望されている。そこで、既に出願され
た特願平7−48302号では、上記要望を満たすべ
く、エンジンオイルと冷却水との間で熱交換を行う第1
オイル熱交換器、および自動変速機の作動オイルと冷却
水との間で熱交換を行う第2オイル熱交換器をエンジン
の冷却水流れ下流側に配設し、エンジンから流出した冷
却水を両オイル熱交換器に導き、冷却水により両オイル
の温度が過度に上昇することを防止する手段が提案され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、発明者等
は、上記出願に記載の手段について試作検討を行ったと
ころ、以下に述べるような新たな問題が発生した。すな
わち、第1に、両オイル熱交換器をエンジンの冷却水流
れ下流側に配設しているため、エンジンにて加熱された
高温の冷却水が両オイル熱交換器に流入するので、特
に、エンジンの負荷が高くなり冷却水温度が高くなった
ときに、両オイルを十分に冷却することができない。
【0004】第2に、エンジンの負荷が高まり、冷却水
温度が上昇してサーモスタットが開くと、エンジンから
流出した冷却水を多くは、ラジエータ側に流れてしまう
ため、両オイル熱交換器に十分な冷却水を供給すること
ができなくなり、両オイルを十分に冷却することができ
ない。本発明は、上記点に鑑み、エンジンの負荷が高く
なったときでも、十分に両オイルを冷却することができ
る冷却装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、以下の技術的手段を用いる。請求項1〜
3に記載の発明では、水冷式内燃機関(1)の負荷が所
定値を越えたときに、水冷式内燃機関(1)の潤滑オイ
ルおよび車両自動変速機の作動オイルの少なくとも一方
と冷却水との間で熱交換を行うオイル熱交換器(11、
12)内にラジエータ(2)から流出した冷却水を流通
させることを特徴とする。
【0006】これにより、水冷式内燃機関(1)の負荷
が高くなったときでも、オイル熱交換器(11、12)
内にラジエータ(2)にて冷却された低温の冷却水を流
通させることができるので、オイル熱交換器(11、1
2)にて作動オイルおよび潤滑オイルを十分に冷却する
ことができる。したがって、オイルの油膜切れ等を原因
とする潤滑不良を防止することができるので、水冷式内
燃機関(1)や車両自動変速機の摺動部のフリクション
ロス(摩擦抵抗)の増大を防止して燃費向上を図ること
ができる。
【0007】請求項2に記載の発明では、ラジエータ
(2)から流出した冷却水をオイル熱交換器(11、1
2)の流入口側に導くオイル冷却水路(103)と、水
冷式内燃機関(1)の負荷が前記所定値を越えたとき
に、オイル冷却水路(103)を開く負荷応答弁(1
4)とを有することを特徴とする。請求項3に記載の発
明では、水冷式内燃機関(1)の吸入圧力が所定値を下
回ったときに、オイル冷却水路(103)を開閉する弁
体(141)を開作動させることを特徴とする。
【0008】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すもの
である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施の形
態について説明する。 (第1実施形態)図1は、車両用の水冷式内燃機関(以
下、エンジンと呼ぶ。)1の冷却水回路、およびエンジ
ン1の冷却水を熱源として車室内を暖房する空調装置の
暖房用冷却水回路を示している。2はエンジン1から流
出した冷却水を冷却するラジエータであり、3は、エン
ジン1から駆動力を得てエンジン1から流出した冷却水
を吸引してエンジン1に圧送するウォータポンプであ
る。
【0010】4はステンレス製の二重構造を有して冷却
水を保温貯蔵する蓄熱タンクであり、5は冷却水を熱源
として空気を加熱するヒータコアであり、このヒータコ
ア5は車室内に吹き出す空気の流路をなす空調ケーシン
グ6内に配設されている。そして、空調ケーシング6の
空気上流側には送風機7が配設されており、この送風機
7とヒータコア5との間には、空気冷却手段をなす周知
のエバポレータ(蒸発器)8が配設されている。なお、
本実施形態では、ヒータコア5内を流通する流量および
送風量等によって車室内に吹き出す空気の温度を調節す
る、いわゆるリヒート式の空調装置を採用している。
【0011】9はエンジン1に吸入される空気と冷却水
との間で熱交換を行う吸気熱交換器であり、この吸気熱
交換器9は、吸入空気の脈動を取り除くサージタンク1
0内に配設されている。11はエンジン1から流出した
冷却水とオートマチックトランスミッション(車両自動
変速機)のミッションオイル(作動オイル)との間で熱
交換を行うA/T熱交換器(オイル熱交換器)であり、
12はエンジン1から流出した冷却水とエンジンオイル
との間で熱交換を行うE/O熱交換器(オイル熱交換
器)である。
【0012】そして、100はエンジン1から流出した
冷却水をラジエータ2を経てエンジン1に還流させるラ
ジエータ水路であり、101、102はエンジン1から
流出した冷却水をラジエータ2を迂回させてエンジン1
に還流させる第1、第2バイパス水路である。この両バ
イパス水路101、102は、ラジエータ水路100の
うちラジエータ2の冷却水出口側でラジエータ水路10
0に合流しており、この合流部位100aには、冷却水
温度に応じてラジエータ水路100を開閉する周知のサ
ーモスタット(感温作動弁)が配設されている。
【0013】なお、サーモスタット13は、合流部位1
00aよりラジエータ2側に位置にサーモスタット13
の弁体部(図示せず)を配設してラジエータ水路100
を開閉しているので、サーモスタット13が閉じた状態
であっても、両バイパス水路101、102は連通可能
である。また、15はバイパス水路101を開閉する負
荷応答切換弁であり、この負荷応答切換弁15は、エン
ジン1の負荷としてエンジン1の吸入管(図示せず)内
の負圧を検出して負荷応答切換弁15の弁体を作動させ
るものである。具体的には、図4に示すように、負圧変
動をダイヤフラム(圧力応動部材)151により機械的
に検出し、ダイヤフラム151の変位を連接棒152を
介して弁体153に作用させてバイパス水路101の開
閉を行うものである。
【0014】ところで、第1バイパス水路101を流通
する流量は第2バイパス水路102を流通する流量より
大きくなるように設定されており、第1バイパス水路1
01は、合流部位100aのうち第1バイパス水路10
1を流通してきた冷却水がサーモスタット13の感温部
(ワックス材が充填されているワックスボックス)13
aの所定の位置(以下、第1感温部位と呼ぶ。)に衝突
するように、合流部位100aのうち感温部13aの下
流側に接続されている。
【0015】一方、第2バイパス水路102は、第2バ
イパス水路101を流通してきた冷却水が、感温部13
aのうち第1感温部位と異なる位置(以下、第2感温部
位と呼ぶ。)に衝突するように、合流部位100aのう
ち感温部13aの下流側に接続されている。なお、本実
施形態では、第1感温部位は、円筒状の感温部13aの
円筒側面側の部位であり、第2感温部位は、感温部13
aの軸方向端部側の部位である。
【0016】このため、両バイパス水路101、102
に冷却水が流通したときは、第2バイパス水路102の
みに冷却水が流通したときに比べて、サーモスタット1
3の感温部13aに与えられる単位時間当たりの熱量が
大きくなるので、サーモスタット13の開弁作動が敏感
になる。したがって、両バイパス水路101、102に
冷却水が流通したときは、第2バイパス水路102のみ
に冷却水が流通したときに比べて、平均冷却水温度を低
く保つことができる。
【0017】因みに、本実施形態では、両バイパス水路
101、102に冷却水が流通したときの平均冷却水温
度は約80℃となるように、また第2バイパス水路10
2のみに冷却水が流通したときの平均冷却水温度は約1
00℃となるようにサーモスタット13および両バイパ
ス水路101、102が設定されている。また、103
はラジエータ2から流出した冷却水をサーモスタット1
3の上流側から分岐させてA/T熱交換器11の流入口
側に導くオイル冷却水路であり、このオイル冷却水路1
03には、エンジン1の負荷に応じてオイル冷却水路1
03を開閉する負荷応答開閉弁(負荷応答弁)14が配
設されており、この負荷応答開閉弁14は負荷応答弁1
5と連動して第1バイパス水路101およびオイル水路
103を開閉している(図4参照)。
【0018】104は蓄熱タンク4から流出した冷却水
をヒータコア5、吸気熱交換器9、A/T熱交換器11
およびE/O熱交換器12を経てエンジン1に還流させ
るH/O熱交換器水路(オイル熱交換器水路)であり、
105は、蓄熱タンク4から流出した冷却水をヒータコ
ア5および吸気熱交換器9を迂回させてA/T熱交換器
11の流入口側に導くヒータバイパス水路である。そし
て、H/O熱交換器水路104とヒータバイパス水路1
05との分岐部位には、ヒータコア5に流通させる冷却
水量を制御する流量制御弁16が配設されている。
【0019】なお、流量制御弁16は、サーボモータ等
のアクチュエータ17によって駆動されており、このア
クチュエータ17は、図2に示すように、制御装置18
によって制御されており、この制御装置18には、エン
ジン1から流出直後の冷却水温度を検出する水温センサ
19、ヒータコア5に流入する冷却水温度を検出する水
温センサ20、および車室外温度センサや車室内温度セ
ンサ等の空調装置を制御するに必要な情報を検出する空
調センサ21からの信号が入力されている。そして、制
御装置18は、上記入力信号に基づいて予め設定された
プログラムに従ってアクチュエータ17および送風機7
等を制御する。
【0020】因みに、22は、エンジン1始動直後等の
冷却水温度が低く、暖房運転を行うことができないとき
に、蓄熱タンク4内の高温の冷却水を用いて暖房を行う
即効暖房スイッチであり、この即効暖房スイッチ22
は、乗員の手動操作により投入されるものである。次
に、本実施形態の作動を述べる。
【0021】1.エンジン1の負荷が所定値以下のとき
(図1参照) 第1バイパス水路101およびオイル冷却水路103を
閉じる。これにより、冷却水は、主に第2バイパス水路
102およびH/O熱交換器水路104に循環する。 2.エンジン1の負荷が所定値を越えたとき(図3参
照) 第1バイパス水路101およびオイル冷却水路103を
開く。これにより、ラジエータ2から流出した冷却水
は、オイル冷却水路103を流通してA/T熱交換器1
1およびE/O熱交換器12内を流通してエンジン1に
還流する。
【0022】なお、本実施形態では、オイル冷却水路1
03を経て両熱交換器11、12に冷却水を流通させる
ために、蓄熱タンク4、流量制御弁16およびヒータバ
イパス水路105を経てA/T熱交換器11に至る水路
の圧力損失を、ラジエータ2による圧力損失より大き
し、かつ、ラジエータ2からウォータポンプ3へ至る水
路の圧力損失を、両熱交換器11、12による圧力損失
と同等以上としている。
【0023】因みに、ここでいうエンジン1の負荷の所
定値とは、エンジン1の排気量等によって適宜選定され
るべきものであり、発明者等の試験検討によれば、エン
ジン1の排気量が1500cc〜1600cc程度で
は、エンジン1の吸入管(図示せず)内の負圧で約−3
0kPaが妥当であるとの結論を得ている。次に、本実
施形態の特徴を述べる。
【0024】本実施形態によれば、エンジン1の負荷が
所定値を越えたときに、A/T熱交換器11およびE/
O熱交換器12内にラジエータ2にて冷却された冷却水
を流通させることができるので、両熱交換器11、12
にてミッションオイルおよびエンジンオイルを十分に冷
却することができる。したがって、オイルの油膜切れ等
を原因とする潤滑不良を防止することができるので、エ
ンジンやトランスミッションの摺動部のフリクションロ
ス(摩擦抵抗)の増大を防止して燃費向上を図ることが
できる。
【0025】ところで、ラジエータ2で冷却された冷却
水の一部を分岐させて両オイルの冷却に使用しているの
で、エンジン1の冷却量が減少するが、オイル冷却水路
103に流通させる流量は、ラジエータ2からエンジン
1に還流させる流量に対して僅かな量(本実施形態で
は、約15%)なので、エンジン1への影響は殆どな無
視できる。
【0026】(第2実施形態)本実施形態は、サーモス
タット13、負荷応答開閉弁14、負荷応答切換弁15
および流量制御弁16を一体化することにより、冷却装
置の車両への組付け性の向上を図ったものである。以
下、この一体化したものを、制御バルブと呼ぶ。すなわ
ち、図4に示すように、ナイロン66等の成形性に優
れ、かつ、熱伝導率の小さい樹脂にて成形されたハウジ
ング200内に、サーモスタット13、負荷応答開閉弁
14の弁体に相当する弁体141、および負荷応答切換
弁15の弁体153が配設されている。
【0027】また、154は吸気管内の負圧が導かれた
圧力室であり、この圧力室154内の圧力変動に応じて
ダイヤフラム151が変位する。そして、ダイヤフラム
151の変位に連動して連接棒152が、連接棒152
の長手方向に移動し、連接棒152に固定された両弁体
141、153が、それぞれオイル冷却水路103およ
び第1バイパス水路101の開閉を行う。
【0028】上述のように、本実施形態によれば、1つ
のダイヤフラム151の変位を連接棒152を介して両
弁体141、153を作動させているので、部品点数の
低減を図ることができるとともに、制御バルブの小型化
を図ることができる。ところで、本発明は、前述の如
く、エンジン1の負荷が所定値を越えたときに、A/T
熱交換器11およびE/O熱交換器12内にラジエータ
2から流出した冷却水を流通させるものであるから、図
1に示された冷却水回路に限定されるものではなく、図
5〜図9に示される冷却水回路に対しても適用すること
ができる。
【0029】また、上述の実施形態では、リヒート式の
空調装置を有する車両に適用しが、本発明は、ヒータコ
ア5を流通する風量とヒータコア5を迂回する風量との
割合を調節することにより、車室内に吹き出す空気の温
度を調節する、いわゆるエアミックス方式の空調装置を
有する車両にも適用することができる。また、蓄熱タン
ク4、吸気熱交換器9、またはA/T熱交換器11およ
びE/O熱交換器12のいずれか一方を廃止しても本発
明を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の冷却水回路を示す回路図であ
る。
【図2】流量制御弁1の制御系のブロック図である。
【図3】エンジンの負荷が高いときの冷却水流れを示す
回路図である。
【図4】制御バルブの断面図である。
【図5】冷却水回路の変形例を示す回路図である。
【図6】冷却水回路の変形例を示す回路図である。
【図7】冷却水回路の変形例を示す回路図である。
【図8】冷却水回路の変形例を示す回路図である。
【図9】冷却水回路の変形例を示す回路図である。
【符号の説明】
1…エンジン(水冷式内燃機関)、2…ラジエータ、3
…ウォータポンプ、4…蓄熱タンク、5…ヒータコア、
9…吸気熱交換器、11…A/T熱交換器(オイル熱交
換器)、12…E/O熱交換器、13…サーモスタット
(感温作動弁)、14…負荷応答開閉弁(負荷応答
弁)、15…負荷応答切換弁、100…ラジエータ水
路、101…第1バイパス水路(バイパス水路)、10
2…第2バイパス水路、103…オイル冷却水路、10
4…H/O熱交換器水路(オイル熱交換器水路)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 美光 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 杉 光 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 鈴木 和貴 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 福永 博之 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水冷式内燃機関(1)の冷却水をポンプ
    (3)にて循環するように構成した車両用内燃機関の冷
    却系装置において、 前記水冷式内燃機関(1)から流出した冷却水を冷却す
    るラジエータ(2)と、 前記水冷式内燃機関(1)の潤滑オイルおよび車両自動
    変速機の作動オイルの少なくとも一方と冷却水との間で
    熱交換を行うオイル熱交換器(11、12)と、 前記水冷式内燃機関(1)から流出した冷却水を前記オ
    イル熱交換器(11、12)を経て前記水冷式内燃機関
    (1)に還流させるオイル熱交換器水路(104)と、 前記水冷式内燃機関(1)から流出した冷却水を前記ラ
    ジエータ(2)を経て前記水冷式内燃機関(1)に還流
    させるラジエータ水路(100)と、 前記水冷式内燃機関(1)から流出した冷却水を前記ラ
    ジエータ(2)を迂回させて前記水冷式内燃機関(1)
    に還流させるバイパス水路(101、102)と、 前記水冷式内燃機関(1)から流出した冷却水の温度上
    昇に応じて前記ラジエータ水路(100)を流通する冷
    却水量を増加させる感温作動弁(13)とを備え、 前記水冷式内燃機関(1)の負荷が所定値を越えたとき
    に、前記オイル熱交換器(11、12)内に前記ラジエ
    ータ(2)から流出した冷却水を流通させることを特徴
    とする車両用内燃機関の冷却系装置。
  2. 【請求項2】 前記ラジエータ(2)から流出した冷却
    水を前記オイル熱交換器(11、12)の流入口側に導
    くオイル冷却水路(103)と、 前記水冷式内燃機関(1)の負荷が前記所定値を越えた
    ときに、前記オイル冷却水路(103)を開く負荷応答
    弁(14)とを有することを特徴とする請求項1に記載
    の車両用内燃機関の冷却系装置。
  3. 【請求項3】 前記負荷応答弁(14)は、 前記オイル冷却水路(103)を開閉する弁体(14
    1)と、 前記水冷式内燃機関(1)の吸入圧力が導入される圧力
    室(154)と、 前記圧力室(154)内の圧力変動に応じて変位する圧
    力応動部材(151)と、 前記圧力応動部材(151)の変位に連動して前記弁体
    (141)を作動させる連接棒(152)とを有し、 前記水冷式内燃機関(1)の吸入圧力が所定値を下回っ
    たときに、前記弁体(141)を開作動させることを特
    徴とする請求項2に記載の車両用内燃機関の冷却系装
    置。
JP23094896A 1996-08-30 1996-08-30 車両用内燃機関の冷却系装置 Withdrawn JPH1077842A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002310270A (ja) * 2001-04-13 2002-10-23 Mitsubishi Motors Corp 油温制御装置
JP2007177697A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Nissan Diesel Motor Co Ltd 液化ガスエンジンの燃料装置

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