JP3762280B2 - 液化ガス燃料用の燃料供給システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液化ガス燃料用の燃料供給システムに関するものであり、同システムは燃料噴射装置と空調装置とを備える。
【0002】
【従来の技術】
ディーゼルエンジンでは一般的に燃料として軽油が使われているが、燃料の気化性や発火燃焼性、エミッション等を考慮して、DME(ジメチルエーテル)やセタン価向上のための添加剤を加えたLPG(液化石油ガス)といった液化ガス燃料を使用することが検討されている(なお以下の記載において、LPGと称するものは、特に指示しない限りセタン価向上剤を加えたものを指す)。液化ガス燃料用の燃料噴射装置としては、概ねディーゼルエンジン用のコモンレール式燃料噴射装置が適用できる。すなわち、液化ガス燃料を蓄える燃料タンクには燃料供給配管を通じて高圧ポンプが接続されており、高圧ポンプの駆動に伴い高圧ポンプからコモンレールに高圧燃料が吐出される。そして、その高圧燃料がコモンレールにて所定の噴射圧相当の圧力で蓄圧された後、燃料噴射弁より噴射される。
【0003】
また、燃料噴射弁として油圧サーボ機構を利用したものが用いられ、この燃料噴射弁の場合、油圧制御のために燃料をリークする必要がある。油圧サーボ機構を利用した燃料噴射弁とは、二方弁或いは三方弁を用いた燃料噴射弁として周知であり、弁体の背面に設けた圧力制御室に高圧燃料を導入し、この圧力制御室内の高圧燃料(油圧)を噴射毎に低圧側にリークさせることで弁体の開弁動作を実現させている。この場合、DMEやLPG等の液化ガス燃料は常温・常圧下で気体であり、燃料噴射弁よりリークされた燃料は気化するため、回収し液化するための処理装置が必要となる。
【0004】
リーク燃料の回収装置は、例えば特開平11−22590号公報に開示されており、その概要を図2を用いて説明する。図2において、燃料タンク50内の燃料は低圧ポンプ51より吐出され、高圧ポンプ52にて高圧に圧縮された後、コモンレール53に給送される。コモンレール53にはエンジン気筒数分の燃料噴射弁54が接続されている。また、高圧ポンプ52や燃料噴射弁54等よりリークした燃料は燃料回収タンク(パージタンク)55に一旦回収され、その後、燃料圧縮コンプレッサ56にて液化されて燃料タンク50に戻される。
【0005】
上記図2の構成では、リーク燃料回収のための燃料回収タンク55や燃料圧縮コンプレッサ56等の回収装置が必要となり、構成が複雑化する、コストが高くなるといった問題を招く。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題に着目してなされたものであって、その目的とするところは、液化ガス燃料を用いた燃料供給システムとして構成の簡素化、並びにコスト低減を図ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の液化ガス燃料用の燃料供給システムでは、燃料タンク内の液化ガス燃料が燃料配管を通じて燃料噴射装置に供給される。また、本システムでは、少なくとも膨張弁、蒸発器及び凝縮器を備える空調装置が設けられ、燃料タンク内の液化ガス燃料が冷媒として空調装置に供給される。更に、燃料噴射装置よりリークした液化ガス燃料が空調装置内に導入される。空調装置内に導入された液化ガス燃料は、冷媒として空調装置内を循環する液化ガス燃料に混入されて下流側に流れる。
【0008】
上記構成によれば、燃料噴射装置を構成する高圧ポンプや燃料噴射弁等よりリークした液化ガス燃料は空調装置(凝縮器)で液化処理され、この空調装置を通じて燃料タンクに戻される。そのため、燃料回収装置として付加的な構成を要することはない。更に言い足せば、空調装置の凝縮器は、冷媒(液化ガス燃料)の液化という本来の役割に加えてリーク燃料回収の役割を担い、凝縮器の共用化が実現できる。その結果、燃料供給システムとして構成の簡素化、並びにコスト低減を図ることができる。
【0009】
上記請求項1の発明では請求項2に記載したように、前記燃料噴射装置よりリークした液化ガス燃料を前記空調装置の蒸発器と凝縮器との間に放出するよう構成すると良い。
【0010】
また、請求項3に記載の発明では、前記空調装置の蒸発器と凝縮器との間に、前記燃料噴射装置よりリークした液化ガス燃料を回収するための燃料回収タンクを設置した。この場合、燃料噴射装置からのリーク燃料は燃料回収タンクに一旦回収された後、空調装置にて液化処理されるようになる。
【0011】
また、請求項4に記載の発明では、燃料タンク内には液体状態で液化ガス燃料を貯蔵しておき、その液体状態の液化ガス燃料を前記空調装置の膨張弁に給送し、その後、蒸発器及び凝縮器を経由して燃料タンクに戻すよう構成した。この場合、エンジンの始動直後から液体状態の液化ガス燃料を膨張弁に供給することができ、空調装置による冷房効果等がいち早く得られるようになる。
【0012】
請求項5に記載の発明では、燃料タンク内の液化ガス燃料を前記膨張弁に給送するための燃料通路には、空調装置の作動/非作動に応じて開閉するエアコン制御弁を設置した。エアコン制御弁を開放又は閉鎖することにより、空調装置の作動/非作動が望み通りに調整できる。なお、エアコン制御弁を閉鎖して空調装置を非作動(エアコンOFF)とする場合にも、これとは別に前記リーク燃料を凝縮器により液化処理させることは可能である。
【0013】
請求項6に記載の発明では、凝縮器通過後の液化ガス燃料を燃料タンクへ戻すための燃料通路には、凝縮器側から燃料タンクへの液化ガス燃料の流れのみを許容する逆止弁を設置した。この場合、燃料タンクから凝縮器側への液化ガス燃料の逆流が防止できる。
【0014】
請求項7に記載の発明では、燃料タンク内の圧力を液化ガス燃料の飽和蒸気圧とほぼ等しくし、その燃料タンク内に低圧ポンプを配置した。つまり、燃料タンク内の圧力が液化ガス燃料の飽和蒸気圧とほぼ等しい場合、燃料タンク内において局所的に液化ガス燃料の温度が僅かに上昇或いは圧力が僅かに低下するだけで気泡(ベーパ)が発生する。かかる場合、燃料タンクに低圧ポンプを内蔵することで、燃料タンクから低圧ポンプに至る経路内での圧力低下による気泡の発生、並びにそれによる低圧ポンプの吸入不良が防止される。また同時に、燃料タンクと低圧ポンプとの温度差が少なくなり、温度差による気泡の発生、並びにそれによる低圧ポンプの吸入不良が防止される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明を具体化した一実施の形態を図面に従って説明する。本実施の形態では、DMEやLPG等の液化ガス燃料をディーゼルエンジンに噴射供給する燃料噴射装置を備えた燃料供給システムにおいて、同液化ガス燃料を空調装置の冷媒として使用することを特徴としており、燃料噴射装置としてコモンレール式燃料噴射装置を採用する。図1は、コモンレール式燃料噴射装置とそれに付随して設けられる空調装置とを示す構成図である。
【0016】
図1において、燃料タンク10には、DME或いはLPG等の液化ガス燃料が液体状態で貯蔵されている。燃料タンク10内の圧力は液化ガス燃料の飽和蒸気圧と等しくなっており、液化ガス燃料としてDMEを用いた場合、DMEの飽和蒸気圧は常温(25℃)で約0.6MPaである。燃料タンク10内には低圧ポンプ11が配設されており、この低圧ポンプ11により所定のフィード圧(3MPa程度)に加圧された液化ガス燃料が配管12を介して高圧ポンプ13に送出される。
【0017】
ここで、燃料タンク10内の圧力は液化ガス燃料の飽和蒸気圧と等しく、燃料タンク10内において局所的に液化ガス燃料の温度が僅かに上昇或いは圧力が僅かに低下するだけで気泡(ベーパ)が発生する。かかる場合、燃料タンク10に低圧ポンプ11を内蔵することで、燃料タンク10から低圧ポンプ11に至る経路内での圧力低下による気泡の発生、並びにそれによる低圧ポンプ11の吸入不良が防止される。また同時に、燃料タンク10と低圧ポンプ11との温度差が少なくなり、温度差による気泡の発生、並びにそれによる低圧ポンプ11の吸入不良が防止される。
【0018】
高圧ポンプ13は液化ガス燃料を噴射圧相当の高圧(約35MPa程度)に圧縮し、その高圧燃料を配管14を介してコモンレール15に圧送する。高圧ポンプ13の摺動部やシール部からリークした液化ガス燃料は配管16を通って燃料回収タンク17に回収される。また、コモンレール15と燃料回収タンク17とは配管18にて接続され、その配管18の途中には圧力制限弁19が設けられている。この場合、コモンレール15内の燃料圧力が所定圧力(約35MPa)以上にならないよう余剰燃料が圧力制限弁19を介して燃料回収タンク17に回収される。
【0019】
コモンレール15にはエンジン気筒数分の燃料噴射弁20が接続されており、コモンレール15内に蓄えられた高圧燃料は燃料噴射弁20の駆動に伴いディーゼルエンジンに噴射供給される。燃料噴射弁20は、コモンレール15からの高圧燃料の供給を断続する電磁制御弁20aと、電磁制御弁20aの駆動に伴い弁体を移動させノズル先端部より燃料を噴射する噴射ノズル20bとにより構成されている。なお、燃料噴射弁20の駆動は、図示しないマイクロコンピュータにより制御される。燃料噴射弁20の弁体摺動部等からリークした液化ガス燃料は配管21を通って燃料回収タンク17に回収される。
【0020】
次に、空調装置について説明する。低圧ポンプ11により約3MPaに加圧され、液化状態となった燃料は、配管31を通って膨張弁(エキスパンションバルブ)32に送出される。配管31の途中にはエアコン制御弁33が設置されており、このエアコン制御弁33により空調装置が作動又は非作動の状態に制御される。例えば、車両搭乗者によりエアコンスイッチ(図示略)がONされると、エアコン制御弁33が開放され、燃料タンク10から膨張弁32に向かう液化ガス燃料の通過が許容される。また、エアコンスイッチがOFFされると、エアコン制御弁33が閉鎖され、燃料タンク10から膨張弁32に向かう液化ガス燃料の通過が阻止される。
【0021】
膨張弁32では、液化状態の液化ガス燃料が急激に膨張させられ低温・低圧の霧状となり、その霧状の燃料が配管34を通ってエバポレータ(蒸発器)35へ流れる。エバポレータ35では、エバポレータフィンを通じて周囲の空気から蒸発に必要な潜熱が奪われ、周囲空気が冷却される。このとき、ブロワモータ36が駆動されて車室内空気が冷却される。エバポレータ35で気化した液化ガス燃料は配管37を通って燃料回収タンク17に送出される。
【0022】
配管37には感熱筒38が設置されており、感熱筒38にて感知した燃料温度に応じて膨張弁32の開度が調節される。すなわち、燃料温度が高い時は、膨張弁32の開度が大きくなり、燃料温度が低くなると膨張弁32の開度が小さくなるようになっている。
【0023】
燃料回収タンク17内に気体状態で回収された液化ガス燃料は、配管39を通ってコンプレッサ40に流れ込み、コンプレッサ40で吸入・圧縮される。コンプレッサ40にて高温・高圧化された液化ガス燃料は、配管41を通ってコンデンサ(凝縮器)42に流れ込む。そして、コンデンサ42では、エンジンクーリングファン43等により液化ガス燃料が冷却され、凝縮の潜熱が奪われて液化される。液化された液化ガス燃料はレシーバタンク44に流れ込み、ここで気体と液体とに分離されて液体のみが配管45を通って燃料タンク10に送出される。
【0024】
配管45の途中には逆止弁46が設けられており、この逆止弁46によれば、レシーバタンク44(コンデンサ42側)から燃料タンク10への燃料の流れのみが許容される。そのため、エンジン停止時などにおいて燃料タンク10内の液化ガス燃料がレシーバタンク44に逆流するのが防止される。
【0025】
上記図1の構成では、コモンレール式燃料噴射装置において高圧ポンプ13、コモンレール15、燃料噴射弁20等よりリークした液化ガス燃料は、燃料回収タンク17に一旦回収された後、コンプレッサ40やコンデンサ42で液化処理される。そしてその後、燃料タンク10に戻される。この場合、コンプレッサ40及びコンデンサ42は、冷媒(液化ガス燃料)の液化という本来の役割に加えてリーク燃料回収の役割を担い、コンプレッサ40及びコンデンサ42の共用化が実現できる。
【0026】
本実施の形態では、燃料噴射装置と空調装置とでコンプレッサ40を共用する都合上、エンジン運転中はコンプレッサ40の作動を常時ONとするが、エアコン制御弁33により空調装置の作動が任意にON/OFFされる。このとき、エアコン制御弁33を閉鎖して空調装置を非作動(エアコンOFF)とする場合にも、これとは別に前記リーク燃料がコンプレッサ40及びコンデンサ42により液化処理されることとなる。
【0027】
以上詳述した本実施の形態によれば、以下に示す効果が得られる。
コモンレール式燃料噴射装置と空調装置とでコンプレッサ40及びコンデンサ42が共用されるため、従来技術とは異なり、燃料回収専用の燃料圧縮コンプレッサ等を要することはない。その結果、燃料供給システムとして構成の簡素化、並びにコスト低減を図ることができる。勿論、本システムを搭載する車両も同様にコスト低減が実現できる。
【0028】
燃料タンク10内には液体状態で液化ガス燃料を貯蔵し、その液体状態の液化ガス燃料を空調装置の膨張弁32に給送する構成としたので、エンジンの始動直後から液体状態の液化ガス燃料を膨張弁32に供給することができる。すなわち、通常エンジン停止時には冷媒(液化ガス燃料)は気化するが、エンジン始動直後に冷媒の液化を待たなくても良くなる。それにより、車室内の冷房効果がいち早く得られるようになる。
【0029】
また、燃料タンク10に低圧ポンプ11を内蔵したので、燃料タンク10から低圧ポンプ11に至る経路内での圧力低下や燃料タンク10と低圧ポンプ11との温度差による気泡の発生、並びにそれによる低圧ポンプ11の吸入不良が防止できる。
【0030】
なお本発明は、上記以外に次の形態にて具体化できる。
燃料噴射装置からのリーク燃料を空調装置側に放出する位置は、エバポレータ(蒸発器)35とコンプレッサ40との間に限定されない。要は、リーク燃料の液化処理が可能であれば良く、コンデンサ(凝縮器)42の上流側にリーク燃料が放出される構成であれば任意に変更できる。
【0031】
上記実施の形態では、空調装置として、コンプレッサ40を構成要件としたが、このコンプレッサ40を使わずに空調装置を実現することも可能である。特に液化ガス燃料(DME、LPG等)を冷媒とする場合、コンデンサ42での冷却・凝縮だけで液化ガス燃料(冷媒)の液化が可能となり、空調装置として成立する。
【0032】
又は、燃料回収タンク17を使わずに本システムを具体化することも可能である。この場合、燃料噴射装置からのリーク燃料を空調装置内の配管(例えば図1の配管39)に直接放出すれば良い。
【0033】
上記実施の形態では、燃料噴射装置としてコモンレール式燃料噴射装置を用いたが、他の方式の燃料噴射装置を用いても良い。例えば、コモンレールを使わず、分配型燃料噴射ポンプを用いて液化ガス燃料を高圧化し燃料噴射弁に供給する構成であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】コモンレール式燃料噴射装置とそれに付随して設けられる空調装置とを示す構成図。
【図2】従来技術における燃料回収装置を示す構成図。
【符号の説明】
10…燃料タンク、11…低圧ポンプ、12…配管、17…燃料回収タンク、31…配管、32…膨張弁、33…エアコン制御弁、35…エバポレータ(蒸発器)、40…コンプレッサ、42…コンデンサ(凝縮器)、45…配管、46…逆止弁。

Claims (7)

  1. エンジンに燃料を噴射するための燃料噴射装置に対し、燃料タンク内の液化ガス燃料を燃料配管を通じて供給する燃料供給システムにおいて、
    液状冷媒を霧状化する膨張弁と、膨張弁で霧状化した冷媒を気化させる蒸発器と、気化した冷媒を凝縮し液化する凝縮器とを少なくとも備える空調装置を有し、前記燃料タンク内の液化ガス燃料を冷媒として空調装置に供給すると共に、燃料噴射装置よりリークした液化ガス燃料を前記空調装置内に導入するよう構成したことを特徴とする液化ガス燃料用の燃料供給システム。
  2. 前記燃料噴射装置よりリークした液化ガス燃料を前記空調装置の蒸発器と凝縮器との間に放出するよう構成した請求項1記載の液化ガス燃料用の燃料供給システム。
  3. 前記空調装置の蒸発器と凝縮器との間に、前記燃料噴射装置よりリークした液化ガス燃料を回収するための燃料回収タンクを設置した請求項2記載の液化ガス燃料用の燃料供給システム。
  4. 燃料タンク内には液体状態で液化ガス燃料を貯蔵しておき、その液体状態の液化ガス燃料を前記空調装置の膨張弁に給送し、その後、蒸発器及び凝縮器を経由して燃料タンクに戻すよう構成した請求項1乃至3の何れかに記載の液化ガス燃料用の燃料供給システム。
  5. 燃料タンク内の液化ガス燃料を前記膨張弁に給送するための燃料通路には、空調装置の作動/非作動に応じて開閉するエアコン制御弁を設置した請求項1乃至4の何れかに記載の液化ガス燃料用の燃料供給システム。
  6. 凝縮器通過後の液化ガス燃料を燃料タンクへ戻すための燃料通路には、凝縮器側から燃料タンクへの液化ガス燃料の流れのみを許容する逆止弁を設置した請求項1乃至5の何れかに記載の液化ガス燃料用の燃料供給システム。
  7. 燃料タンク内の圧力を液化ガス燃料の飽和蒸気圧とほぼ等しくし、その燃料タンク内に低圧ポンプを配置した請求項1乃至6の何れかに記載の液化ガス燃料用の燃料供給システム。
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