JP2007176510A - 包装袋 - Google Patents

包装袋 Download PDF

Info

Publication number
JP2007176510A
JP2007176510A JP2005374238A JP2005374238A JP2007176510A JP 2007176510 A JP2007176510 A JP 2007176510A JP 2005374238 A JP2005374238 A JP 2005374238A JP 2005374238 A JP2005374238 A JP 2005374238A JP 2007176510 A JP2007176510 A JP 2007176510A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
packaging bag
embossed pattern
bottom seal
seal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005374238A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Shiokawa
俊一 塩川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2005374238A priority Critical patent/JP2007176510A/ja
Publication of JP2007176510A publication Critical patent/JP2007176510A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Package Specialized In Special Use (AREA)
  • Bag Frames (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

【課題】開封時に手で掴み易くて開封しやすく、かつ、高温殺菌耐性を有する包装袋を提供する。
【解決手段】少なくとも、基材層、シーラント層を有する積層材料からなり、袋本体部2の一辺に底シール部3を有し、両サイドにサイドシール部4,5を有し、底シール部の反対辺に開口部6を有する袋の一方のサイドシール部の開口部側の周縁に底シール部と平行に引き裂く為の引裂開始部9を設け、前記引裂開始部に近接する上下二ヶ所に袋を手で掴む為の複数個の凹凸部を有するエンボスパターン部7,8を所定間隔で設け、さらに、前記エンボスパターン部をサイドシール部と平行に横切る所定長さの直線状のスリット線10a〜10dを複数本設けたものからなり、前記凹凸部の深さが300〜800μmであることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、食品等の内容物を包装する為の包装袋に関し、さらに詳しくは、開封し易い高温殺菌用の包装袋に関するものである。
レトルト食品などの内容物を充填、密封した包装食品は、食する時に熱湯で煮沸した直後に袋のシール部を手で掴んで開封する場合が多い。通常の袋の場合は、その際袋が濡れていて掴み難く、開封しずらくて内容物を取り出すのが困難であるなどの不都合な点があった。これらの不都合な点を解決した機能を有する包装袋が要望されていた。
本発明の課題は、開封時に掴み易くて開封しやすく、かつ、高温殺菌耐性を有する包装袋を提供することにある。
本発明の請求項1に係る発明は、少なくとも、基材層、シーラント層を有する積層材料からなり、袋本体部の一辺に底シール部を有し、両サイドにサイドシール部を有し、底シール部の反対辺に開口部を有する袋の一方のサイドシール部の開口部側の周縁に底シール部と平行に引き裂く為の引裂開始部を設け、前記引裂開始部に近接する上下二ヶ所に袋を手で掴む為の複数個の凹凸部を有するエンボスパターン部を所定間隔で設け、さらに、前記エンボスパターン部をサイドシール部と平行に横切る所定長さの直線状のスリット線を複数本設けたものからなることを特徴とする包装袋である。
本発明の請求項2に係る発明は、上記請求項1に係る発明において、前記凹凸部の深さが300〜800μmであること特徴とする包装袋である。
本発明の包装袋は、少なくとも、基材層、シーラント層を有する積層材料からなり、袋本体部の一辺に底シール部を有し、両サイドにサイドシール部を有し、底シール部の反対辺に開口部を有する袋の一方のサイドシール部の開口部側の周縁に底シール部と平行に引き裂く為の引裂開始部を設け、前記引裂開始部に近接する上下二ヶ所に袋を手で掴む為の複数個の凹凸部を有するエンボスパターン部を所定間隔で設け、さらに、前記エンボスパターン部をサイドシール部と平行に横切る所定長さの直線状のスリット線を複数本設けたものからなっており、前記凹凸部の深さが300〜800μmであるので、高温殺菌処理された後でもエンボスパターン部の凹凸部が消失することがなく、内容物が入った状態で煮沸した直後でも二ヶ所のエンボスパターン部を手で掴んで引裂開始部から容易に開封できる。
本発明の包装袋を実施の形態に沿って以下に説明する。図2(a)は本発明の包装袋に使用する積層材料の一実施形態を示す側断面図であり、積層材料(20)は、厚み方向に順に、基材層(21)、接着剤層(22)、シーラント層(23)が積層された構成になっており、(b)は積層材料の他の実施形態を示す側断面図であり、積層材料(20′)は、厚み方向に順に、基材層(21)、接着剤層(22)、中間層(24)、接着剤層(25)、シーラント層(23)が積層された構成になっている。なお、基材層(21)と接着剤層(22)の間に印刷層を積層しても良い。
前記基材層(21)は、単層フィルム又は多層フィルムからなっており、単層フィルムとしては、例えば、厚さ15〜25μmの二軸延伸ナイロンフィルム、厚さ6〜12μmの二軸延伸ポリエステルフィルムが使用され、多層フィルムとしては、前記単層フィルムの片面に少なくとも、酸化珪素又は酸化アルミニウムからなる無機酸化物の蒸着薄膜層を積層したバリアフィルムが使用される。
前記シーラント層(23)は、耐熱性を有するポリオレフィン系樹脂フィルムからなっており、樹脂としては、例えば、ホモポリプロピレン樹脂、プロピレン・エチレンランダム共重合体樹脂、プロピレン・エチレンブロック共重合体樹脂、ポリプロピレン・α−オレフィン共重合体樹脂などのポリプロピレン系樹脂などが使用でき、積層方法は公知のドライラミネーション法で積層する。
前記中間層(24)は主にガスバリア性を付与したり、積層材料の各種機械的強度を向上させるために設けるもので、単層フィルム又は多層フィルムからなっており、単層フィルムとしては二軸延伸ナイロンフィルム、無延伸ナイロンフィルム、アルミニウム箔、エチレン・ビニルアルコール共重合体フィルム、塩化ビニリデン系フィルム等が使用され、多層フィルムとしては、前記単層フィルムを積層した積層フィルムや前記バリアフィルムなどが使用される。積層方法は公知のドライラミネーション法等で積層する。
前記接着剤層(22、25)には、一般的にポリウレタン系接着剤を使用する。通常、水酸基を持った主剤とイソシアネート基を持った硬化剤とを2液混合して使用する2液型が使用される。その積層方法は公知のグラビアコート方式で積層する。塗布量は1〜5g/m2(乾燥状態)が良い。
図1(a)は本発明の包装袋の一実施形態を示す平面図であり、包装袋(1)は、前記積層材料(20)からなっており、袋本体部(2)の一辺に底シール部(3)が設けられ、両サイドにサイドシール部(4、5)が設けられ、底シール部(3)の反対辺に開口部(6)が設けられ、サイドシール部(4)の開口部(6)側の周縁に底シール部(3)と平行に引き裂く為の引裂開始部(9)が設けられ、引裂開始部(9)に近接する上下の二ヶ所に手で掴む為のエンボスパターン部(7)とエンボスパターン部(8)が所定間隔で設けられ、さらに、エンボスパターン部(7、8)を横切る所定長さの直線状のスリット線(10a、10b、10c、10d)が平行に設けられている。
図1(b)は(a)のA−A′線断面図であり、凹凸部(7a、7b)を有するエンボスパターン部(7)と凹凸部(8a、8b)を有するエンボスパターン部(8)を有しており、凹凸部(7a、7b、8a、8b)は同一の深さ(h)である。図1(c)は(a)のB−B′線断面図であり、エンボスパターン部(7)の部分にスリット線(10a、10b)を有している。
前記凹凸部(7a、7b、8a、8b)の深さ(h)は、300〜800μmが好ましく、深さ(h)が300μm未満の場合は高温殺菌処理された後に凹凸部がなくなってしまい、800μmを超えると凹凸部が形成できない。また、その形状は特に限定されず、例えば、外径が1.5〜10mmの半円状、四角形状のものが多い。
前記スリット線(10a、10b、10c、10d)はエンボスパターン部(7、8)の凹凸部が高温殺菌処理時に消失しないようにする為に設けている。
本発明の包装袋の形態としては、平袋、自立性袋などがある。
本発明の包装袋は、一方のサイドシール部に深さが300〜800μmの凹凸部を複数個有するエンボスパターン部を所定間隔で二ケ所設けており、そのエンボスパターン部を横切るスリット線を設け、さらに二ケ所のエンボスパターン部間の周縁に引裂開始部を設けているので、高温殺菌処理してもエンボスパターン部の凹凸部が消失することがなく、開封する時にエンボスパターン部を手で摘んで容易に開封できる。
本発明の包装袋を具体的な実施例をもとに詳しく説明する。
基材層(21)として、厚さ12μmの二軸延伸ポリエステルフィルムの片面に厚さ50nmの酸化珪素蒸着薄膜層、ポリビニルアルコール樹脂を主成分とする厚さ0.5μmの被膜からなるガスバリア性被膜層を積層したバリアフィルムを使用し、接着剤層(22、25)の接着剤として、レトルト用ポリウレタン系接着剤(三井武田ケミカル(株)、商品名:A616/A65)を使用し、中間層(24)として、厚さ15μmの二軸延伸ナイロン(ONY)フィルムを使用し、シーラント層(23)として、厚さ70μmの無延伸ポリプロピレン(CPP)フィルムを使用して、バリアフィルム/ポリウレタン系接着剤(塗布量5g/m2、乾燥状態)/ONYフィルム(15μm)/ポリウレタン系接着剤(塗布量5g/m2、乾燥状態)/CPPフィルム(70μm)の構成の積層材料を作成し、その積層材料を用いて、外寸が20mm×15mmの三方シール袋で、深さが300μmで、外径が3mmの半円状の凹凸部を直列に5個有するエンボスパターン部を設け、さらに、エンボスパターン部を横切る長さ20mmの直線状のスリット線を二本設けて、本発明の包装袋を作成した。
実施例1において、深さが800μmで、外径が3mmの半円状の凹凸部を直列に5個有するエンボスパターン部を設けた以外は、同様にして本発明の包装袋を作成した。
以下に、本発明の比較用の実施例について説明する。
深さが200μmで、外径が3mmの半円状の凹凸部を直列に5個有するエンボスパターン部を設けた以外は、実施例1と同様にして比較用の包装袋を作成した。
〈評価〉
実施例1〜2の本発明の包装袋及び実施例3の比較用の包装袋を用いて、それぞれの包装袋に水を充填、密封した試験体を作成し、その試験体を120℃、40分間レトルト殺菌し、殺菌後のエンボスパターン部の状態を目視で観察すると共に開封性を評価した。その結果を表1に示す。
Figure 2007176510
表1に示すように、実施例1〜2の本発明の包装袋を使用したものは、レトルト殺菌後もエンボスパターン部の凹凸部が良好に保持されており、開封性も良好であった。一方、実施例3の比較用の包装袋を使用したものは、レトルト殺菌後にエンボスパターン部の凹凸部が消失しており、開封性は不良であった。
(a)は本発明の包装袋の一実施形態を示す平面図であり、(b)は(a)のA−A′線断面図であり、(c)は(a)のB−B′線断面図である。 (a)は本発明の包装袋に使用する積層材料の一実施形態を示す側断面図であり、(b)は積層材料の他の実施形態を示す側断面図である。
符号の説明
1…包装袋
2…袋本体部
3…底シール部
4,5…サイドシール部
6…開口部
7…エンボスパターン部
7a,7b…凹凸部
8…エンボスパターン部
8a,8b…凹凸部
9…引裂開始部
10a,10b,10c,10d…スリット線
20,20′…積層材料
21…基材層
22…接着剤層
23…シーラント層
24…中間層
25…接着剤層
h…深さ

Claims (2)

  1. 少なくとも、基材層、シーラント層を有する積層材料からなり、袋本体部の一辺に底シール部を有し、両サイドにサイドシール部を有し、底シール部の反対辺に開口部を有する袋の一方のサイドシール部の開口部側の周縁に底シール部と平行に引き裂く為の引裂開始部を設け、前記引裂開始部に近接する上下二ヶ所に袋を手で掴む為の複数個の凹凸部を有するエンボスパターン部を所定間隔で設け、さらに、前記エンボスパターン部をサイドシール部と平行に横切る所定長さの直線状のスリット線を複数本設けたものからなることを特徴とする包装袋。
  2. 前記凹凸部の深さが300〜800μmであること特徴とする請求項1記載の包装袋。
JP2005374238A 2005-12-27 2005-12-27 包装袋 Pending JP2007176510A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005374238A JP2007176510A (ja) 2005-12-27 2005-12-27 包装袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005374238A JP2007176510A (ja) 2005-12-27 2005-12-27 包装袋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007176510A true JP2007176510A (ja) 2007-07-12

Family

ID=38302079

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005374238A Pending JP2007176510A (ja) 2005-12-27 2005-12-27 包装袋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007176510A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015199497A (ja) * 2014-04-04 2015-11-12 凸版印刷株式会社 包装体
KR101921570B1 (ko) 2018-02-14 2018-11-23 추성구 합성수지 포장지 제조방법 및 이를 이용하여 제조되는 합성수지 포장지
JP2020117300A (ja) * 2019-01-28 2020-08-06 凸版印刷株式会社 包装袋

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015199497A (ja) * 2014-04-04 2015-11-12 凸版印刷株式会社 包装体
KR101921570B1 (ko) 2018-02-14 2018-11-23 추성구 합성수지 포장지 제조방법 및 이를 이용하여 제조되는 합성수지 포장지
JP2020117300A (ja) * 2019-01-28 2020-08-06 凸版印刷株式会社 包装袋

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4793546B2 (ja) 滅菌用袋およびその製造方法
JP5460944B2 (ja) シーラントフィルム、積層フィルムおよびポリプロピレン製容器用蓋材
US10071841B2 (en) Scored package
JPWO2018055989A1 (ja) 電子レンジ加熱用包装袋
JP2006199337A (ja) ガセット包装袋
JP6757771B2 (ja) イージーピール性シーラントフィルムおよび包装体
JP4857809B2 (ja) 包装体
JP4923590B2 (ja) イ−ジ−ピ−ルシ−ラント
US20170203534A1 (en) Peel-open package
JP2007176510A (ja) 包装袋
JP4569987B2 (ja) 透明バリア性フィルムおよびそれを使用した積層材
JP2007320060A (ja) イ−ジ−ピ−ルシ−ラント
JP3813296B2 (ja) 易開封性包装用袋
JP2005280736A (ja) 包装袋
JP2014151933A (ja) 包装袋
JP2012056596A (ja) 電子レンジ用包装袋
JP5023924B2 (ja) 電子レンジ調理用袋
JP2006290438A (ja) 易開封性深絞り包装体
JP6551591B2 (ja) 加熱用包装袋
JP2006001055A (ja) 多層積層フィルム、それを使用した積層材および包装用袋
JP5648396B2 (ja) 包装袋
JP3938219B2 (ja) 積層体およびそれを使用した包装用容器
JP6657816B2 (ja) 包装体
JP5850101B2 (ja) 包装袋
JP4769999B2 (ja) 電子レンジ用パウチ