JP2014151933A - 包装袋 - Google Patents

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泉 吉田
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Abstract

【課題】包装袋を開封する際、滑り難く、開封し易い包装袋を提供するものである。
【解決手段】少なくとも、一方向の直線カット性を有する基材フィルムと、接着層と、熱融着性フィルムと、からなる積層フィルム6を、前記熱融着性フィルムを内側にして相対向させて重ね合わせ、四方をシールし、天シール部10、左右側シール部11,11、地シール部12が形成してなる包装袋において、
前記天シール部または地シール部に前記直線カット方向と平行に切り込み部13を有し、前記切り込み部を介して、いずれか一方の側シール部に沿って天地方向に開封する包装袋であって、
前記基材フィルムにシボ7が形成されていることを特徴とする包装袋である。
【選択図】図1

Description

本発明は、チーズやサラミソーセージなどの固形状の内容物を収納する包装袋に関する。更に詳しくは、開封する際、滑り難く、容易に開封できる包装袋に関するものである。
チーズやサラミソーセージなどの固形物を収納した包装袋は、開封を容易にするために、一方向に直進カット性を有するフィルムを積層しているものが使用されている。この様な包装袋を開封するには、四方シールの中、例えば、天シール部または地シール部に開封用のノッチ部を設け、該ノッチ部を介して天地方向に直進カットするものである。
しかし、この様な包装袋を開封する際には、包装袋のノッチ部を介して開封しようとすると、包装袋が滑ることがあり、しっかりと握持できないために、ノッチ部に力が掛からず、開封し難いことがある。
包装袋の滑りを防ぐために、荷崩れ防止用の包装袋として、例えば、片面上および両面上に常温下において微粘着性を有する荷崩れ防止用微粘着部を予め設けることにより、滑り止め性を付与したものがある。(特許文献1)。
微粘着性を有する微粘着部を予め設ける必要があり、製造工程が増え、作業が煩雑になり、コスト面でも不利になる。さらに、微粘着性を有する微粘着部が使用中や輸送中に剥がれて、効果を失ったり、不要な箇所に付着するという問題点もある。
また、少なくとも表面に熱可塑性樹脂層を形成させた紙主体とする複合シートからなる紙容器本体の両側面で内容物の注出時に指が触れる箇所に、アクリル樹脂系のノンスリップニス層を形成させた滑り防止機能付き液体用紙容器がある(特許文献2)。
しかし、ノンスリップニス層を設けるには、印刷法にて設けるために、上記と同様に輸送中に剥がれて、効果を失ったり、不要な箇所に付着するという問題点がある。
また基材層の片面に滑り止め層が積層されてなる二層構成の滑り止めフィルムがある。滑り止め層が、密度0.860〜0.915g/cmの直鎖状低密度ポリエチレン樹脂層から形成され、かつ表面にエンボス処理が施された滑り止めフィルムがある(特許文献3)。
直鎖状低密度ポリエチレン樹脂層が適度な微粘着性を有していることから滑り止め性が有し、またエンボス加工後の巻取りロールでの耐ブロッキング性の向上は認められるが、包装袋の外面に使用するには、製袋時での走行速度が低下したり、埃や塵が付着したり、また輸送時や保管時での包装袋間での接触によりブロッキングが生じたりする不具合もある。
よって、包装袋を開封する際、滑り難く、しっかりと把持でき開封できる包装袋の要望がある。
特開昭55−143259号公報 特開2004−256114号公報 特開2004−175023号公報
本発明は、このような問題を鑑みて、包装袋を開封する際、滑り難く、開封し易い包装袋を提供するものである。
上記の課題を解決するために、発明者は鋭意検討を行い、本発明を完成した。
本発明の請求項1に係る発明は、少なくとも、一方向の直線カット性を有する基材フィルムと、接着層と、熱融着性フィルムと、からなる積層フィルムを、前記熱融着性フィルムを内側にして相対向させて重ね合わせ、四方をシールし、天シール部、左右側シール部、地シール部が形成してなる包装袋において、
前記天シール部または地シール部に前記直線カット方向と平行に切り込み部を有し、前記切り込み部を介して、いずれか一方の側シール部に沿って天地方向に開封する包装袋であって、
前記基材フィルムにシボが形成されていることを特徴とする包装袋である。
本発明の包装袋は、天地方向に側シール部に沿って開封する包装袋であって、基材フィルムが、一方向に直線カット性を有し、かつ滑り止め性を発現するシボ(エンボス)が形成されているものである。包装袋を滑り難くすることで、しっかりと掴むことができ、かつ開封する力が切り込み部(以下、ノッチ部という)に集中的に掛かることにより、容易にノッチ部を介して開封することができる。
本発明の請求項1によれば、一方向の直線カット性を有する基材フィルム、接着層と、熱融着性フィルムと、からなる積層フィルムを、熱融着性フィルムを内側にして相対向させて重ね合わせ、四方をシールし、天シール部、左右側シール部、地シール部が形成してなる包装袋において、天シール部または地シール部に直線カット方向と平行に切り込み部を有し、該切り込み部を介して、いずれか一方の側シール部に沿って天地方向に開封する包装袋であって、一方向の直線カット性を有する基材フィルムにシボ(エンボス)が形成されていることにより、開封する際に、包装袋が滑り難く、しっかりと掴むことができる。
一方向の直線カット性を有する基材フィルムにシボ(エンボス)を形成することにより、直線カット性と滑り止め性を付与することができる。包装袋を開封する際は、滑り難く、容易にノッチ部を介して天地方向に開封することができる。
また本発明の包装袋は、開封した後でも、包装袋をしっかりと握持することができるため、食べている時でも、手から滑り難い効果も有している。
本発明の包装袋の一例を示す説明図である。 図1の包装袋のL−L´線の断面の一例を示す説明図である。 図1の包装袋を開封する際の状態の一例を示す説明図である。 図1の包装袋を開封した状態の一例を示す説明図である。 積層フィルムの層構成の一例を示す説明図である。 積層フィルムの他の層構成の一例を示す説明図である。
以下に、本発明を実施するための形態につき説明する。
図1は、本発明の包装袋の一例を示す説明図である。一方向の直線カット性を有する基材フィルムと、接着層と、熱融着性フィルムと、からなる積層フィルム6を、熱融着性フィルム3を内側にして相対向させて重ね合わせ、四方をシールし、天シール部10、左右側シール部11,11、地シール部12を形成し、内容物14を脱気包装した包装袋である。内容物14は棒状の固形物を示している。積層フィルムの外面には、シボ(エンボス)7が施され、凹凸状になっている。
また天シール部10および地シール部12には相対称した部位に、直線カット方向と平行にノッチ部13が形成されている。ノッチ部13は側シール部に沿って開封できるように左側の側シール部11近傍に形成されている。
図2は、図1の包装袋のL−L´線の断面の一例を示す説明図である。包装袋には、固形状の内容物14が脱気包装されている。積層フイルムの外面にはシボ(エンボス)17が施され凹凸状になっている。
図3は、図1の包装袋を開封する際の状態の一例を示す説明図である。天シール部10に形成されたノッチ部13を介して、左側の側シール部11に沿って、天地方向Aに直線カットし始めた状態を示している。積層フィルムが、一方向の直線カット性を有するフィルムを積層しているために、ノッチ部13を介して天地方向Aに直線カットすることができる。包装袋の外面、即ち基材フィルムにシボ(エンボス)7が形成されているために、滑り難くなっている。
図4は、図1の包装袋を開封した状態の一例を示す説明図である。包装袋を手指15に持って、ノッチ部13を介して天地方向Aに開封したものである。積層フィルム6の外面にはシボ(エンボス)7が加工され、滑り止め性を発現しているために、滑り難く、しっかりと手指15で握持することができる。また、ノッチ部13には開封する力が集中的に掛かり、容易に開封することができる。子供や老人でもしっかりと握持することができ、容易に開封することができる。
図5は、積層フィルムの層構成の一例を示す説明図である。積層フィルム6は、少なくとも、一方向に直線カット性を有する基材フィルム1と、接着層2と、熱融着性フィルム3と、からなっている。基材フィルム1には、滑り止め性を発現するシボ(エンボス)7が形成されている。積層フィルム6は、滑り止め性と一方向の直線カット性を備えている。
図6は、積層フィルムの他の層構成の一例を示す説明図である。積層フィルム6に中間層4を設けたものである。中間層4は、例えば、酸素ガスや水蒸気バリア性などのガスバリア性、遮光性、突き刺し性などの諸物性を向上させる必要がある場合、設けることができる。例えば、図6に示すような層構成になる。一方向の直線カット性を有する基材フィルム1/接着層2/中間層4/接着層5/熱融着性フィルム3からなる積層フィルムになる。中間層4には、酸化珪素などの無機酸化物を蒸着したフィルムやアルミニウム箔、また突き刺し性を向上させるナイロンフィルムなどを積層することができる。
以下に、本発明の実施するための形態につき、さらに詳しく説明する。
積層フィルムは、少なくとも、一方向の直線カット性を有する延伸フィルムが積層されたものである。直線カット性とは、延伸フィルムに所定の大きさの切り込み部を形成し、
該切り込み部から所定の大きさの引き裂き応力を延伸フィルムに付与した場合に、引き裂き応力を付与した方向と同一方向に直線状に延伸フィルムが引き裂かれる特性をいう。本発明の包装袋は、一方向に延伸された延伸フィルムが積層した積層フィルムを用いることにより包装袋に直線カット性を付与している。
また、積層フィルムの外面にシボ(エンボス)が形成されているために、直線カット性と滑り止め性を有している。包装袋は滑り難く、しっかりと握持することができる。
基材フィルム1としては、一方向の直線カット性を有するフィルムが使用できる。例えば、ポリエステルフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ナイロンフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリアクリロニトリルフィルム、ポリイミドフィルム、ポリビニルアルコールフィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルムなど、一方向に延伸されたフィルムが挙げられる。即ち、一軸方向に延伸された延伸フィルムが挙げられる。機械的強度や寸法安定性を有するものであれば、特に限定されない。基材フィルムの厚みとしては、加工性を考慮すると、10〜50μmの範囲であることが好ましく、10〜30μmの範囲であればより好ましい。また、基材フィルムに滑り止め性を発現させるために、シボ(エンボス)を形成するのである。
基材フィルムにシボ(エンボス)を形成する方法としては、製膜時において、一方向に延伸するのと同時または後にエンボスロールまたはエンボス板にてシボ加工することで可能である。例えば、所望のシボ形状(エンボスパターン)が刻線されたエンボスロールを用いて、常温下もしくは加熱下、そのシボ形状を基材フィルムに転写することにより、所望の形状のエンボスを施すことができる。製膜は、Tダイ成形法やインフレーション成形法などで可能であり、その製膜時においてシボ(エンボス)を施すことができる。
また、シボ(エンボス)の形状の限定はしないが、滑り止め性を発現するものでればよい。例えば、凸部の平面形状が、円形状、矩形状、その他の多角形状、直線状、折れ線状、曲線状、波形状などが挙げられる。また高さもしくは深さは、特に限定されず、滑り止め性を発現できるものであればよい。
熱融着性フィルム3としては、包装袋を形成するための適切なシール性を有しする樹脂を任意に選択できる、例えば、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂などのオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂などからなるフィルムが挙げられる。これらの樹脂を押出し機により製膜して使用することができる。これらの樹脂を用いて単層または二層以上の複層でも使用できる。フィルム厚みとしては10〜100μmの範囲であることが好ましく、15〜60μmの範囲であればより好ましい。
接着層2としては、ポリエチレン樹脂によるサンドポリ加工や、接着剤を用いてドライラミネート加工により可能である。接着剤としては、二液硬化型ウレタン系接着剤、ポリエステルウレタン系接着剤、ポリエーテルウレタン系接着剤、アクリル系接着剤、ポリエステル系接着剤、ポリアミド系接着剤、エポキシ系接着剤などを使用することができる。
また、包装袋に、酸素ガス、水蒸気などのガスバリア性、遮光性、耐突刺性などの向上が必要な場合は、中間層4を設けることができる。
ガスバリア層としては、エチレン・ビニルアルコール共重合体フィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリアクリロニトリルフィルムなどの各種フィルム、アルミニウム箔、あるいは、酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化マグネシウムなどの無機酸化物の蒸着層やポリ塩化ビニリデン樹脂の塗膜層を設けたポリエステルフィルム、ナイロンフィルム、プロピレンフィルムなどを使用することができる。
遮光層としては、アルミニウム箔や、例えばポリエステルフィルムに黒インキや白インキを用いた遮光インキ層を印刷したものを用いることができる。
また、耐突刺性としては、ナイロンフィルムやポリエステルフィルムなどを用いることができる。
また、中間層に、一方向の直線カット性を有する延伸フィルムを積層することもできる。例えば、一軸延伸ポリプロピレンフィルム、一軸延伸高密度ポリエチレン、一軸延伸ポリエステルフィルムなどを使用できる。
中間層を積層する接着層5としては、ポリエチレン樹脂によるサンドポリ加工や、接着剤を用いてドライラミネート加工により可能である。接着剤としては、二液硬化型ウレタン系接着剤、ポリエステルウレタン系接着剤、ポリエーテルウレタン系接着剤、アクリル系接着剤、ポリエステル系接着剤、ポリアミド系接着剤、エポキシ系接着剤などを使用することができる。
基材フィルムには、必要に応じて適宜印刷層を設けることができる。印刷層としては、溶剤と、ウレタン系、アクリル系、ニトロセルロース系、ゴム系などのバインダー樹脂と、各種顔料、体質顔料および可塑剤、乾燥剤、安定剤などを添加してなるインキにより形成される層である。この印刷層により、文字、絵柄などを形成することができる。印刷方法としては、例えば、オフセット印刷、グラビア印刷、フレキソ印刷、シルクスクリーン印刷、インクジェット印刷などの公知の印刷方法を用いることができる。また基材フィルム層の印刷する面を、予め前処理としてコロナ処理またはオゾン処理を施すことにより、印刷層の密着性を向上させることができる。通常は、基材フィルム層の内面に印刷層を設ける。
また基材フィルムには、本発明の課題達成を阻害しない範囲で必要に応じて、例えば、充填剤、可塑剤、酸化防止剤(老化防止剤)、熱安定剤、光安定剤、紫外線吸収剤、着色剤、滑剤、帯電防止剤、難燃剤などの各種添加剤の一種類もしくは二種類以上が添加されていてもよい。
ノッチ部は、天シールまたは地シール部に形成する。その形状は、ノッチ部を介して開封方向に、即ち天地方向に引き裂けるような形状であればよい。例えば、V次状、I字状のものが好適に使用できる。
ノッチ部を形成する方法としては、内容物を充填し密封した後、天シール部および地シール部のいずれか、または天シール部および地シール部の相対称した部位に、金属刃により設けることができる。金属刃による抜き型、金型によるプレス機、また炭酸ガスレーザー加工によっても可能である。
包装袋の形状としては、四方シール包装袋、三方シール包装袋、ガゼット包装袋、自立性包装袋(スタンディングパウチ)などが挙げられる。また内容物をボイル殺菌、レトルト殺菌するものには、脱気包装して可能である。
以下に、本発明の具体的製造方法について一例を説明する。
基材フィルムとして、例えば、エンボス加工を施された一軸延伸ポリエステルフィルムの裏面にウレタン系樹脂をバインダーとしたグラビアインキを用いてグラビア印刷を行い、印刷層を設ける。
次に、印刷層の面に、二液硬化型ウレタン系接着剤を介して酸化アルミニウムを30nmを蒸着したポリエステルフィルムを貼り合わせる。貼り合わせ方法は、ドライラミネート法にて可能である。
次に、熱融着性フィルムとして、ポリエチレンフィルムを用い、上記酸化アルミニウム蒸着面に、二液硬化型ウレタン系接着剤を介してポリエチレンフィルムを貼り合わせる。貼り合わせ方法は、ドライラミネート法にて可能である。このようにして積層フィルムを作成することができる。
次に、ポリエチレンフィルムを相対向して合わせ三方シールし、左右側シール部、地シール部を形成した包装袋を作成する。この際に一方向の直線カット性が天地方向に配されるよう包装袋を形成する。次いで内容物を充填しながら脱気包装して密封し包装袋を形成する。
次に、ノッチ部を包装袋の天シール部と地シール部のいずれか、または天シール部および地シール部の相対称な部位に形成する。ノッチ部は、側シール部に沿って開封できるような部位にそれぞれ形成する。
このように形成された包装袋は、滑り止め性があり、しっかりと掴むことができ、ノッチ部に開封する力が掛かり易く、天地方向に引き裂くことができる。この包装袋は、開封時でも、また食べている時でも滑り難く、ハンドリング性に優れているものである。
内容物としては、固形状の内容物によい。例えば、チーズ、サラミソーセージ、ハム、カマボコ、羊羹、菓子などの棒状の内容物に好適である。
以下に、本発明の具体的実施例について説明する。
凸部の平面形状が円形状で、凸部の高さが最大部で1mmにランダムにエンボスされた一軸延伸ポリエステルフィルム12μmと、酸化マグネシウムを30nm蒸着したポリエステルフィルム12μmを、接着剤を介して貼り合わせた。接着剤はウレタン系接着剤を用い、ドライラミネート法により行った。
次に、酸化マグネシウムの蒸着面に、ポリエチレンフィルム30μmを、接着剤を介して貼り合わせた。接着剤はウレタン系接着剤を用い、ドライラミネート法により行った。このようにして積層フィルムを形成した。
この積層フィルムを、製袋し、左右側シール部、地シール部を形成した三方包装袋を作成した。次いで、三方包装袋に棒状のチーズを充填し脱気包装しながら天部をシールして密封された包装袋を作成した。尚、包装袋が天地方向に直線カットされるように一軸延伸ポリエステルフィルムを配した。またこの際に、天シール部および地シール部の相対称した部位にノッチ部をそれぞれ形成した。ノッチ部は、側シール部に沿って天地方向に開封できるように形成した。
以下に、本発明の比較例について説明する。
<比較例>
エンボスされていない一軸延伸ポリエステルフィルム12μmを使用した以外は、実施例と同様に行い、包装袋を作成した。
実施例の包装袋は、比較例の包装袋に比べて、滑り難く、しっかりと握持することができ、またノッチ部に開封する力が集中的に掛かり、容易に天地方向に開封できた。
1・・・・基材フィルム
2・・・・接着層
3・・・・熱融着性フィルム
4・・・・中間層
5・・・・接着層
6・・・・積層フィルム
7・・・・シボ(エンボス)
10・・・天シール部
11・・・側シール部
12・・・地シール部
13・・・切り込み部(ノッチ部)
14・・・内容物
15・・・手指
20・・・本発明の包装袋
A・・・・開封方向

Claims (1)

  1. 少なくとも、一方向の直線カット性を有する基材フィルムと、接着層と、熱融着性フィルムと、からなる積層フィルムを、前記熱融着性フィルムを内側にして相対向させて重ね合わせ、四方をシールし、天シール部、左右側シール部、地シール部が形成してなる包装袋において、
    前記天シール部または地シール部に前記直線カット方向と平行に切り込み部を有し、前記切り込み部を介して、いずれか一方の側シール部に沿って天地方向に開封する包装袋であって、
    前記基材フィルムにシボが形成されていることを特徴とする包装袋。
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