JP2015199497A - 包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の解決しようとする課題は、湯煎加熱した場合に、熱湯から安全に、また安定して取り出すことができる包装体を提案するものである。【解決手段】基材層とバリア層とシーラント層を有する積層体のシーラント層同士を対向させ、周縁を熱シールして、シール部を形成した包装体(1)であって、該シール部には、空気を封入した空気封入部(6)が1つ設けられており、空気封入部の外縁から包装体の外縁までの距離(d)が2mm以上であることを特徴とする包装体である。【選択図】図1

Description

本発明は、軟質包装袋に内容物を収納した包装体に関し、特に包装体ごと湯煎にして加熱する時の利便性や安全性を考慮した包装体に関する。
従来、酸素や水蒸気を透過しない軟質包装袋に食品等の内容物を収納し、レトルト殺菌処理を施して長期保存を可能にしたレトルト殺菌包装体が知られている。この種の包装体では、ガスバリア性を担保するために、包装袋にアルミニウム箔を使用したものが多く、この場合、包装体ごと直接電子レンジで加熱することができない。
これらの包装体に収納された内容物を加熱する場合、2通りの方法がある。一つは包装体を開封し、内容物を取り出して鍋や電子レンジで加熱する方法であり、他の方法は、そのまま包装体ごと湯煎にして加熱する方法である。
近年では、アルミニウム箔に替ってガスバリア性の無機蒸着フィルム等を用いた包装材料が開発され、包装体ごと電子レンジで加熱することができる包装体も実用化されているが、湯煎による加熱方法は、電子レンジが使用できない屋外などでも使用でき、また鍋や容器を汚すことがないという長所を有するため、依然として広く行われている。
包装体を湯煎で加熱する場合、加熱が終了した時点で熱湯中から包装体を取り出す時に、包装体を箸などでつまもうとしても、箸が滑ってつまみ難いものである。素手でつまもうとすると、指先が熱湯に触れたり、熱湯が跳ね返ったりして、手や指先を火傷することもあった。
特許文献1に記載された調理食品用包装袋は、この問題を解決しようとしたものであり、図6に示したようにシール部の角隅部に箸を挿入できる貫通孔(7)を設けたものである。この包装袋は、孔(7)に箸の先端を挿入して引っ掛け、手を触れずに包装袋を熱湯中から取り出すことができるとしている。
しかし実際に図6のような包装体を作成して実験してみると、包装体が熱湯の中を浮遊するため孔に箸の先端を挿入すること自体が難しく、また挿入できたとしても、包装体が水平になっているため、箸の先端が孔に引っ掛かり難いという問題があることが分った。
実開昭53−33512号公報
本発明の解決しようとする課題は、湯煎加熱した場合に、熱湯から安全に、また安定して取り出すことができる包装体を提案するものである。
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、基材層とバリア層とシーラント層を有する積層体のシーラント層同士を対向させ、周縁を熱シールして、シール部を形成した包装体であって、該シール部には、空気を封入した空気封入部が1つ設けられており、空気封入部の外縁から包装体の外縁までの距離が2mm以上であることを特徴とする包装体である。
本発明に係る包装体は、シール部に空気封入部を設けたので、包装体を湯煎にした時、この空気封入部の空気が膨張して浮きの働きをする。このため水面上に突出した部分を手で容易につまむことが可能となる。
また、請求項2に記載の発明は、前記空気封入部が、包装体の片方の側辺のシール部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の包装体である。
また、請求項3に記載の発明は、前記空気封入部が、包装体の1つの角部のシール部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の包装体である。
また、請求項4に記載の発明は、前記空気封入部の外縁から、包装体の外縁までの距離が10mm以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の包装体である。
本発明に係る包装体は、周縁のシール部に、空気を封入した空気封入部が設けられているため、包装体を湯煎にして加熱すると、空気封入部に封入された空気が膨張して浮きの働きをする。この時、空気封入部の外縁から包装体の外縁までの距離が2mm以上であると、水面上に突出したシール部を手でつまむことが可能となる。このため、包装体を手で容易に、安全につまむことができる。
また、空気封入部の存在する1つのシール部が浮上がろうとする結果、内容物が収納された部分は水中に沈む。このため内容物の加熱が、より均一に行われるようになる。
また、請求項2に記載の発明のように、空気封入部が、包装体の片方の側辺のシール部に設けられている場合には、包装体の片側が水面上に浮上し、反対側は水面下に沈む。このため、つまめる部分が長くなり、包装体をつまみ易くなると共に、内容物の加熱もより均一に行われる。
請求項3に記載の発明のように、空気封入部が、包装体の1つの角部のシール部に設けられている場合には、空気封入部の、包装体の重心からの距離が大きくなるため、てこの原理で、小さな空気封入部であっても浮上効果が十分発揮される。このため空気封入部に要するスペースが少なくて済み、包装材の無駄も省ける。
さらに、請求項4に記載の発明のように、空気封入部の外縁から、包装体の外縁までの距離が10mm以上であると、このシール部を手で容易につまめるため、より安全に取扱うことが可能となる。
図1は、本発明に係る包装体の一実施態様を示した模式図である。 図2は、本発明に係る包装体の他の実施態様を示した模式図である。 図3は、本発明に係る包装体を鍋で湯煎にした状態を示した模式図である。 図4は、空気封入部の作成方法の例を示した模式図である。 図5は、従来の包装体の例を示した模式図である。 図6は、従来の包装体の例を示した模式図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る包装体について詳細に説明する。
本発明に係る包装体(1)は、基材層とバリア層とシーラント層を有する積層体のシーラント層同士を対向させ、周縁を熱シールして、シール部を形成した包装体であって、該シール部には、空気を封入した空気封入部(6)が1つ設けられており、空気封入部の外縁から包装体の外縁までの距離(d)が2mm以上であることを特徴とする。
図1は、本発明に係る包装体(1)の一実施態様を示した模式図である。この例では、空気封入部(6)が、包装体の片方の側辺のサイドシール部(3)に1つ設けられている。他のサイドシール部(2)、ボトムシール部(4)には、設けられていない。またトップシール部(5)は、通常、内容物を収納した後にシールされる。
図2に示した例では、空気封入部(6)が、包装体の1つの角部のシール部に設けられている。このように1箇所のシール部に空気封入部(6)が設けられていると、図3に示したように、包装体全体を湯煎にして加熱した場合、空気封入部(6)が浮きの働きをするため、空気封入部の外側のシール部が水面から上に浮上する。
この時、空気封入部の外縁から包装体の外縁までの距離(d)が2mm以上であると、この部分を指先で摘むことが可能となる。この距離(d)が、10mm以上であると、さらに摘み易くなるため、より望ましい。
また、空気封入部(6)の存在する部分が水面に浮くことにより、逆に包装体(1)の内容物が収納された部分が湯中に水没するため、加熱が均一に行われるようになるという副次的な効果がある。
図1に示したように、空気封入部(6)が、包装体(1)の片方の側辺のシール部(3)に設けられている場合には、包装体の片側が水面上に浮上し、反対側は水面下に沈む。このため、つまめる部分が長くなり、包装体をつまみ易くなると共に、内容物の加熱もより均一に行われる。
また、図2、図3に示したように、空気封入部(6)が、包装体(1)の1つの角部のシール部に設けられている場合には、空気封入部(6)の、包装体(1)の重心からの距離が大きくなるため、てこの原理で、小さな空気封入部であっても浮上効果が十分発揮される。このため空気封入部(6)に要するスペースが少なくて済み、包装材の無駄も省ける。
空気封入部(6)を形成する方法としては、いくつかの方法があるが、図4に模式的に示した例は、エアーノズル(12)を用いる方法である。図4(1)に示したように、空気封入部(6)となるべき部分を未シール状態で残しておき、ここにエアーノズル(12)を挿入してエアーを吹込む。
次いで、図4(2)のように、エアーノズルを抜去し、直ちに通路をシールすることで空気封入部(6)が形成される。特別の処置を施さないと、吹込んだ空気は、シールが完了するまでの僅かな時間に、一部が抜けてしまうが、空気封入部(6)には、少量の空気が残っていれば十分である。包装体を湯煎にして加熱すると、少量の空気でも十分に膨張して浮きの働きをするので、なんら問題はない。
図2に示した例でも、特に図示しないが、同様にして未シール部を残しておき、空気を吹込んだ後にシールして閉じる方法で空気封入部を形成することができる。
空気封入部(6)を形成するタイミングとしては、製袋後の内容物を充填する前の段階でも良いし、充填後でも良い。
包装袋の形状としては、図1、2に示したような四方シール袋に限らず、三方シール袋や、ピロー袋、スタンディングパウチなどでもよく、特に制約されない。
次に本発明に係る包装体に用いる積層体の構成について説明する。
基材層として、一般的に用いられるものとしては、二軸延伸ポリプロピレン樹脂(OPP)、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、ナイロン−6、ナイロン−66等のポリアミド系樹脂、等の合成樹脂フィルムが挙げられる。
バリア層としては、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリビニルアルコールフィルム、エチレンビニルアルコール共重合体フィルム、ガスバリア性ナイロンフィルム、ガスバリア性ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム等のガスバリア性フィルムや、PETフィルム等にアルミニウム等の金属を蒸着した金属蒸着フィルムや、PETフィルムに酸化アルミニウムや酸化珪素等の無機酸化物を蒸着させた無機酸化物蒸着フィルム、あるいは、ポリ塩化ビニリデンコーティング、水溶性樹脂と無機層状化合物を含有する被膜や金属アルコキシドあるいはその加水分解物とイソシアネート化合物を反応させた被膜からなる樹脂層などのガスバリアコーティング層、あるいはアルミニウム箔等の金属箔などを用いることができる。
シーラント層としては、ポリオレフィン系樹脂が一般的に使用され、レトルト殺菌処理を伴わない場合には、低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)、中密度ポリエチレン樹脂(MDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−αオレフィン共重合体、エチレン−メタアクリル酸樹脂共重合体などのエチレン系樹脂が使用できる。
レトルト殺菌処理を伴う場合には、耐熱性の高いポリプロピレン樹脂(CPP)が一般的に使用される。プロピレン−エチレンランダム共重合体、プロピレン−エチレンブロック共重合体、プロピレン−αオレフィン共重合体などのポリプロピレン系樹脂や、これらの樹脂とPPのブレンド樹脂等も使用される。
以下実施例に基いて本発明に係る包装体について具体的に説明する。
厚さ12μmのPETフィルムに酸化アルミニウムを蒸着した透明ガスバリア性フィルム(凸版印刷社製GLフィルム)(商品名)と、厚さ15μmの二軸延伸ナイロンフィルムと、シーラント層として厚さ70μmのCPPフィルムをウレタン系接着剤を持いたドライラミネート法によって貼り合せ、積層体とした。
積層体のCPP面同士を対向させて上辺を除く三方を熱シールし、サイドシール部に図4に示したような方法で空気封入部を形成した後、上辺の開口部から内容物としてカレーを充填し、上辺を熱シールして図1に示したような形状の包装体を作成した。空気封入部の外縁から包装体の外縁までの距離を2mmとした。
得られた包装体に対して、120℃×10分のレトルト殺菌処理を施し、一旦冷却した後、再度沸騰水による湯煎で5分加熱した。湯煎加熱中は、空気封入部が浮き上り、本体
は湯中に沈んだ状態で安定していた。加熱終了後は、手で水面上に浮き上がったシール部を摘んで熱くなく取り出すことができた。
図2に示した形状の包装体とした以外は、実施例1と同様にして包装体を作成し、評価した。湯煎加熱中の状態、加熱終了後の取り出し性のいずれも実施例1と同様に良好な結果であった。
空気封入部の外縁から包装体の外縁までの距離を3mmとした以外は、実施例1と同様にして包装体を作成し、評価した。湯煎加熱中の状態、加熱終了後の取り出し性のいずれも実施例1と同様に良好な結果であった。
空気封入部の外縁から包装体の外縁までの距離を4mmとした以外は、実施例1と同様にして包装体を作成し、評価した。湯煎加熱中の状態、加熱終了後の取り出し性のいずれも実施例1と同様に良好な結果であった。
空気封入部の外縁から包装体の外縁までの距離を5mmとした以外は、実施例1と同様にして包装体を作成し、評価した。湯煎加熱中の状態、加熱終了後の取り出し性のいずれも実施例1と同様に良好な結果であった。
空気封入部の外縁から包装体の外縁までの距離を6mmとした以外は、実施例1と同様にして包装体を作成し、評価した。湯煎加熱中の状態、加熱終了後の取り出し性のいずれも実施例1と同様に良好な結果であった。
空気封入部の外縁から包装体の外縁までの距離を7mmとした以外は、実施例1と同様にして包装体を作成し、評価した。湯煎加熱中の状態、加熱終了後の取り出し性のいずれも実施例1と同様に良好な結果であった。
空気封入部の外縁から包装体の外縁までの距離を8mmとした以外は、実施例1と同様にして包装体を作成し、評価した。湯煎加熱中の状態、加熱終了後の取り出し性のいずれも実施例1と同様に良好な結果であった。
空気封入部の外縁から包装体の外縁までの距離を9mmとした以外は、実施例1と同様にして包装体を作成し、評価した。湯煎加熱中の状態、加熱終了後の取り出し性のいずれも実施例1と同様に良好な結果であった。
空気封入部の外縁から包装体の外縁までの距離を10mmとした以外は、実施例1と同様にして包装体を作成し、評価した。湯煎加熱中の状態については、実施例1と同様に良好な結果であった。加熱終了後の取り出し性については、実施例1よりも容易に取り出すことができ、さらに良好な結果であった。
空気封入部の外縁から包装体の外縁までの距離を11mmとした以外は、実施例1と同様にして包装体を作成し、評価した。湯煎加熱中の状態については、実施例1と同様に良好な結果であった。加熱終了後の取り出し性については、実施例1よりも容易に取り出すことができ、さらに良好な結果であった。
空気封入部の外縁から包装体の外縁までの距離を12mmとした以外は、実施例1と同様にして包装体を作成し、評価した。湯煎加熱中の状態については、実施例1と同様に良好な結果であった。加熱終了後の取り出し性については、実施例1よりも容易に取り出すことができ、さらに良好な結果であった。
<比較例1>
実施例1と同様の積層体を用いて、図5に示したような空気封入部のない包装袋を作製し、実施例1と同様の評価を行った。その結果、湯煎時には、包装体が湯の中を浮遊し、一部が水面に浮ぶため、内容物に温度差が生じた。湯煎終了後の取り出し性については、手で直接摘むことができないため、箸で挟んで取り出さざるを得なかった。
<比較例2>
実施例1と同様の積層体を用いて、図6に示したような空気封入部のない包装袋に孔を開けたものを作製し、実施例1と同様の評価を行った。その結果、湯煎時には、包装体が湯の中を浮遊し、一部が水面に浮ぶため、内容物に温度差が生じた。湯煎終了後の取り出し性については、手で直接摘むことができないため、箸を孔に差込んで取り出そうとしたが、簡単ではなかった。
<比較例3>
空気封入部の外縁から包装体の外縁までの距離を1mmとした以外は、実施例1と同様にして包装体を作成し、評価した。湯煎加熱中の状態は、実施例1と同様に良好な結果であったが、取り出し性については、シール部の幅が狭いため、手が熱くて取り出すことが出来なかった。
以上のように、本発明に係る包装体は、湯煎後の取り出しが容易であり、加熱ムラも低減されるという利点を有するものである。
1・・・包装体
2・・・サイドシール部
3・・・サイドシール部
4・・・ボトムシール部
5・・・トップシール部
6・・・空気封入部
7・・・孔
10・・・鍋
11・・・熱水
12・・・エアーノズル

Claims (4)

  1. 基材層とバリア層とシーラント層を有する積層体のシーラント層同士を対向させ、周縁を熱シールして、シール部を形成した包装体であって、該シール部には、空気を封入した空気封入部が1つ設けられており、空気封入部の外縁から包装体の外縁までの距離が2mm以上であることを特徴とする包装体。
  2. 前記空気封入部は、包装体の片方の側辺のシール部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の包装体。
  3. 前記空気封入部は、包装体の1つの角部のシール部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の包装体。
  4. 前記空気封入部の外縁から、包装体の外縁までの距離が10mm以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の包装体。
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