JP2007176359A - 車両のドア開閉部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドア開口部に形成されたシール部の開口端部からの車両内外方向の距離を位置によって変化させても、ドアとドア開口部との隙間の明暗が位置によって変化するのを防止することができ、外観性を向上できる車両のドア開閉部構造の提供。
【解決手段】車体に形成されるドア開口部12と、ドア開口部12に沿った形状に形成されてドア開口部12を開閉するドア13とを備え、ドア開口部12には、開口端部29よりも車内側に、開口端部29からの車両内外方向の距離が変化するようにシール部34が設けられるとともに、開口端部29とシール部34との間に、開口端部29から車両内外方向の距離が略一定の段差部47が設けられている。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両のドア開閉部構造に関する。
車両のドア開閉部構造は、車体に形成されるドア開口部と、ドア開口部に沿った形状に形成されてドア開口部を開閉するドアとを備えて構成されるものであるが、このようなドア開閉部構造の一例として、車両の後部のドア構造がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−322865号公報
ドア開口部には、その車外側の開口端部よりも車内側に、ドアとの隙間をシールするシール部が設けられることになるが、例えば衝突性能を高めること等を目的として、このシール部の、ドア開口部の開口端部からの車両内外方向の距離を位置によって長短変化させる構造が考えられる。
ところで、ドアでドア開口部を閉じた状態で、上記したシール部に沿う形状の立壁部がドアとドア開口部との隙間(見切り)における奥行き方向の底となると、上記のようにシール部の開口端部からの車両内外方向の距離を位置によって変化させると、立壁部も同様に開口端部からの車両内外方向の距離が変化することになり、ドアとドア開口部との隙間の奥行きが位置によって変化することになる。すると、この奥行きの違いによって車両外側から見た場合に隙間の明暗が位置によって変化することになり(具体的には奥行きが深ければ暗くなり、奥行きが浅ければ明るくなる)、外観性が低下するという課題を生じてしまう。
したがって、本発明は、ドア開口部に形成されたシール部の開口端部からの車両内外方向の距離を位置によって変化させても、ドアとドア開口部との隙間の明暗が位置によって変化するのを防止することができ、外観性を向上できる車両のドア開閉部構造の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、車体(例えば実施形態における車体11)に形成されるドア開口部(例えば実施形態におけるテールゲート開口部12)と、前記ドア開口部に沿った形状に形成されて前記ドア開口部を開閉するドア(例えば実施形態におけるテールゲート13)とを備える車両のドア開閉部構造であって、前記ドア開口部には、開口端部(例えば実施形態における開口端部29)よりも車内側に、前記開口端部からの車両内外方向の距離が変化するようにシール部(例えば実施形態におけるシール部材34)が設けられるとともに、前記開口端部と前記シール部との間に、前記開口端部からの車両内外方向の距離が略一定の段差部(例えば実施形態における段差部47)が設けられていることを特徴としている。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記ドアの端末部には、前記段差部の形状に沿った閉合い形状部(例えば実施形態における閉合い形状部53)が形成されていることを特徴としている。
請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明において、前記ドアは上部が前記車体に回動可能に保持されるとともに、前記ドアの端末部の中央にロック手段(例えば実施形態におけるドアラッチ機構66)が設けられており、前記閉合い形状部は、前記ドアの端末部の両側端部に形成されていることを特徴としている。
請求項4に係る発明は、請求項2または3に係る発明において、前記閉合い形状部は、前記ドア開口部の形状に沿って車内側に突出する壁部(例えば実施形態における内側延出壁部57)を有することを特徴としている。
請求項5に係る発明は、請求項2乃至4のいずれか一項に係る発明において、前記閉合い形状部には、水抜き孔(例えば実施形態における水抜き孔70)が形成されていることを特徴としている。
請求項1に係る発明によれば、例えば衝突性能を高めること等を目的として、ドア開口部の開口端部よりも車内側に、開口端部からの車両内外方向の距離が変化するようにシール部を設けても、ドア開口部には、開口端部とシール部との間に、開口端部から車両内外方向の距離が略一定の段差部が設けられているため、この段差部をドアとドア開口部との隙間(見切り)における奥行き方向の底とすることで、ドアとドア開口部との隙間の明暗が位置によって変化するのを防止することができ、外観性を向上できる。
請求項2に係る発明によれば、ドアの端末部に、段差部の形状に沿った閉合い形状部が形成されているため、この閉合い形状部によってドアの端末部の剛性を高めることができる。よって、この閉合い形状部によってドアの端末部の変形を防止でき、この点でも外観性を向上できる。
請求項3に係る発明によれば、閉合い形状部が、ドアの端末部の両側端部に形成されているため、上部が車体に回動可能に保持されたドアにおいて、ドア開閉に伴う高い剛性が必要なドアの端末部の両側端部の剛性を確保できる。しかも、ロック手段が設けられるドアの端末部の中央には、閉合い形状部を形成することを避けることができ、極力ロック手段を車室内外方向外側に位置させることができ、車室内空間を大きく確保することができる。
請求項4に係る発明によれば、閉合い形状部は、ドア開口部の形状に沿って車内側に突出する壁部を有するため、ドアの端末部の剛性をさらに高めることができる。
請求項5に係る発明によれば、閉合い形状部に水抜き孔が形成されているため、閉合い形状部に水が溜まるのを防止できる。この場合、例えば閉合い形状部の成形時に同時に水抜き孔を形成すれば、さらなる製造過程を要することなく閉合い形状部での水抜きを達成することができる。
本発明の一実施形態の車両のドア開閉部構造を図面を参照して以下に説明する。
図1に示すように、車両10の車体11の後部には、テールゲート開口部(ドア開口部)12が形成されており、このテールゲート開口部12の上部にヒンジ部14を介してテールゲート(ドア)13の上部が回動可能に保持されている。このテールゲート13は、上部を中心に回動することでテールゲート開口部12を開閉する。
テールゲート13は、図2に示すように、鋼板材からなるフレームユニット15を備えている。フレームユニット15には上側からガラス取付開口部16、外板部材取付開口部17及び複数の孔を備えたリヤライト取付開口部18が形成されている。フレームユニット15の外側面には複数の部品が取り付けられている。具体的には、ガラス取付開口部16の外側にガラス製のリヤウインドシールドパネル20が取り付けられ、外板部材取付開口部17の外側に樹脂製のエキストラウインドウパネル21が取り付けられている。また、フレームユニット15には、リヤライト取付開口部18を含む下部外側に樹脂製のロアガーニッシュ22が取り付けられている。このロアガーニッシュ22には、フレームユニット15のリヤライト取付開口部18と位置を合わせてリヤライト取付開口部19が形成されており、このリヤライト取付開口部19に、分割された複数のライト部23a,23a,23bで構成されるリヤライト23が車幅方向に渡って取り付けられている。
ここで、フレームユニット15のガラス取付開口部16と外板部材取付開口部17は、横ビーム25によって区画され、フレームユニット15の枠部26と横ビーム25は各々閉断面構造に形成され、これら枠部26と横ビーム25との連結部において閉断面が連続するようになっている。
上記のように車体11に形成されたテールゲート開口部12の下部は、図3に左側部のみを示すように、樹脂製のリアバンパ27およびその車内側の鋼板製のリアパネル28とで構成されており、リアバンパ27のテールゲート開口部12の下部を形成する部分の上面には、その車室内外方向外側の開口端部29よりも車内側に、上部ほど車両前後方向前側に位置するように傾斜しつつ立ち上がる立壁部30が車幅方向に延在するように形成されている。この立壁部30は、テールゲート開口部12の車室内外方向外側の開口端部29からの車両内外方向の距離が変化するように形成されている。つまり、立壁部30は、車幅方向中央の中央壁部31が車幅方向の両外側(一方のみ図示)の側部壁部32よりも車室内外方向外側に位置しており、中央壁部31と各側部壁部32とが中間壁部33で繋げられている。
リアパネル28は、この立壁部30に沿って形成されており、リアパネル28のフランジの接合部であって図4に示すシール部材(シール部)34を保持するシール保持部35も立壁部30に沿って、テールゲート開口部12の車室内外方向外側の開口端部29からの車両内外方向の距離が変化するように形成されている。具体的に、シール保持部35は、車幅方向中央の中央シール部36が車幅方向の両外側(一方のみ図示)の側部シール部37よりも車室内外方向外側に位置しており、中央シール保持部36と各側部シール保持部37とが中間シール保持部38で繋げられることになってそれぞれ略S字状のシールラインを形成している。よって、このシール保持部35に保持された状態のシール部材34も、テールゲート開口部12の車室内外方向外側の開口端部29からの車両内外方向の距離が変化することになる。
上記したシール保持部35と対向するように、フレームユニット15の下端部にも、閉状態において、上部ほど車室内外方向内側に位置するように傾斜しつつ立ち上がる図5に示す対向壁部39が、下端部の延在方向(車幅方向)に沿って延在するように形成されている。この対向壁部39は、テールゲート13の閉時にテールゲート開口部12のシール保持部35に保持されたシール部材34に当接してテールゲート13との隙間をシールする部分であり、上記したシール保持部35と略一定間隔で対向するように、車幅方向中央の中央対向壁部40が車幅方向の両外側の側部対向壁部41,41よりも車室内外方向外側に位置しており、中央対向壁部40と各側部対向壁部41,41とが傾斜する中間対向壁部42,42で繋げられてそれぞれ略S字状のシールラインを形成している。
そして、本実施形態において、図3に示すように、テールゲート開口部12の下部の上面には、上記したシール保持部35に保持される図4に示すシール部材34よりも車室内外方向外側つまり開口端部29とシール部材34との間に、上部ほど車室内外方向内側に位置するように若干傾斜しつつ立ち上がる壁板部44がテールゲート開口部12の下部の延在方向(車幅方向)に沿って延在するように形成されている。この壁板部44は、テールゲート開口部12の開口端部29から車両内外方向の距離が略一定をなす全体として弧状のもので、その結果、シール保持部35に対して、中央シール保持部36との間隔が側部シール保持部37,37との間隔よりも狭くなっている。壁板部44の開口端部29からの車両内外方向の距離が略一定をなしていることから、この壁板部44の開口端部29からの車両内外方向の距離の変化量は、シール部材34の同変化量よりも小さくなっている。このような壁板部44が形成される結果、テールゲート開口部12の下部の上面には、図4に示すように、シール部材34と壁板部44との間に略水平な内側棚板部45が形成され、壁板部44よりも車室内外方向外側に内側棚板部45よりも一段低い外側棚板部46が形成されている。この外側棚板部46の車室内外方向の外端部がテールゲート開口部12の下部の開口端部29を構成している。ここで、壁板部44と、その両側の内側棚板部45および外側棚板部46のそれぞれの壁板部44側とで段差部47が構成され、このような段差部47が、テールゲート開口部12の開口端部29とシール保持部材34との間に形成されている。
閉状態にあるテールゲート13において、フレームユニット15よりも下方にロアガーニッシュ22が突出しており、その結果、テールゲート13の下端部は、このロアガーニッシュ22の下部の端末部50で形成されている。そして、図4および図6に示す閉状態にあるとき、このテールゲート13の端末部50がテールゲート開口部12の下部の外側棚板部46と隙間51(いわゆる見切り)を形成する。
上記したテールゲート開口部12の壁板部44は、テールゲート開口部12の外側棚板部46から上側に突出する結果、この外側棚板部46と閉状態のテールゲート13との隙間51に対し高さを合わせて車室内外方向内側に位置することになり、その結果、上記した隙間51の奥行き方向の底となっている。
上記した隙間51を形成するロアガーニッシュ22の下部の端末部50には、段差部47の形状に沿った段差状の図4、図7および図8に示す閉合い形状部53が両側端部に形成されている(図4、図7および図8においては一側のみ図示)。閉合い形状部53は、テールゲート13が閉状態にあるとき、図4に示すように、ロアガーニッシュ22の車両外側の意匠面となる外板部54の下端縁部から車室内外方向内側に略水平に若干延出する下端延出板部55と、この下端延出板部55の内側縁部から上側ほど車室内外方向内側に位置するように傾斜して延出する傾斜板部56と、この傾斜板部56の内側縁部から車室内外方向内側に略水平に若干延出する内側延出壁部(壁部)57とを有している。テールゲート13が閉状態にあるとき、閉合い形状部53は、下端延出板部55がテールゲート開口部12の外側棚板部46に対向し、傾斜板部56がテールゲート開口部12の壁板部44に対向し、内側延出壁部57がテールゲート開口部12の内側棚板部45に対向する。より詳しくは、下端延出板部55が外側棚板部46と車室内外方向の位置を合わせることになり、内側延出壁部57が内側棚板部45と車室内外方向の位置を合わせることになって、互いに閉合い形状をなすことになる。これにより、内側延出壁部57は、テールゲート開口部12の内側棚板部45の形状に沿って車内側に突出する。なお、図示は略すが、閉合い形状部53の下面側を形成する金型は、車室内外方向に沿って離間するように型割りされている。
ここで、傾斜板部56の一部が内側延出壁部57の位置よりもさらに斜め上方に延出しており、この部分に樹脂クリップ60が取り付けられる取付座部61が形成されている。この取付座部61は、図7に示すように、外板部54の裏面にも一部繋がるように形成されている。また、この取付座部61よりも外端側(車幅方向外端側)の外板部54の裏面にも樹脂クリップが取り付けられる取付座部62が形成されている。そして、これら取付座部61,62に取り付けられる樹脂クリップ60を含む複数の取付位置においてフレームユニット15にロアガーニッシュ22が取り付けられることになる。なお、図示は略すが、閉合い形状部53の上面側を形成する金型は取付座部61よりも外端側(車幅方向の外端側)を形成する部分が下端延出板部55から垂直方向にスライドすることになり、取付座部61よりも中央側を形成する部分が下端延出板部55から離れ、且つ取付座部61からも離れる斜め方向にスライドすることになる。
ロアガーニッシュ22の端末部50における両閉合い形状部53の間位置つまり中央部は、図6にも示すように下端縁部から車室内外方向内側に略水平に若干延出する延出板部65のみが形成されている。なお、この延出板部65は図7に示すように閉合い形状部53の下端延出板部55に連続して形成されている。この延出板部65の車室内外方向の幅は、閉合い形状部53の車室内外方向の幅よりも狭くなっている。フレームユニット15においてロアガーニッシュ22の延出板部65のみが形成された部分と合う中央部分には、テールゲート13を閉状態でロックするための図5に示すドアラッチ機構(ロック手段)66が設けられることになる。ここで、ロアガーニッシュ22の中央部は車室内外方向外端側に形成される延出板部65のみが設けられているため、この位置に設けられるドアラッチ機構66を極力車室内外方向外側に寄せて配置でき、このドアラッチ機構66と係合するテールゲート開口部12の下部の図示略のストライカも極力車室内外方向外側に寄せて配置できることになる。
なお、図4に示すように、閉合い形状部53の傾斜板部56と下端延出板部55と外板部54とで下方に凹む凹部69が形成されることになるが、図7に示すように傾斜板部56の下端部に複数の水抜き孔70が車室内外方向に沿って貫通形成されており、凹部69に入り込んだフレームユニット15で発生した結露水や、何らかの原因によって凹部69に入り込んだ水滴は水抜き孔70から凹部69の外に排水されることになる。これら水抜き孔70が傾斜板部56に形成されており、しかも閉合い形状部53の下面を形成する金型の離間方向に沿っているため、この金型で、水抜き孔70も形成される。
以上に述べた本実施形態によれば、両側部の衝撃吸収ストロークを稼ぐ等、衝突性能を高めることを目的として、テールゲート開口部12の開口端部29よりも車内側に、開口端部29からの車両内外方向の距離が変化するようにシール部材34を保持するシール保持部35が形成されており、これに沿って立壁部30も開口端部29からの車両内外方向の距離が変化するように形成されているが、このようにしても、テールゲート開口部12には、開口端部29と立壁部30およびシール部材34との間に、開口端部29から車両内外方向の距離が略一定の段差部47が設けられており、この段差部47がテールゲート13とテールゲート開口部12との隙間51における奥行き方向の底となっているため、テールゲート13とテールゲート開口部12との隙間51の明暗が位置によって変化するのを防止することができ、このように明暗が均一となることから、外観性を向上できる。
また、テールゲート13の下部の端末部50に、段差部47の形状に沿った閉合い形状部53が形成されているため、この閉合い形状部53によってテールゲート13の端末部50の剛性を高めることができる。この閉合い形状部53によってテールゲート13の端末部50の変形を防止できることから、例えば形状保持のためのリブ等が不要となってヒケが発生せず、この点でも外観性を向上できる。
さらに、閉合い形状部53が、テールゲート13の端末部50の両側端部に形成されているため、上部が車体11に回動可能に保持されたテールゲート13において、テールゲート13の開閉に伴う高い剛性が必要なテールゲート13の端末部50の両側端部の剛性を確保できる。しかも、ドアラッチ機構66が設けられるテールゲート13の端末部50の中央には、閉合い形状部53を形成することを避けることができ、極力ドアラッチ機構66を車室内外方向外側に位置させることができる。よって、ドアラッチ機構66に係合する図示略のストライカも、車室内外方向外側に位置させることができて、車室内空間を大きく確保することができる。また、デザインの自由度も高くなる。
加えて、閉合い形状部53は、テールゲート開口部12の形状に沿って車内側に突出する内側延出壁部57を有するため、テールゲート13の端末部50の剛性をさらに高めることができる。
さらに、閉合い形状部53に水抜き孔70が形成されているため、閉合い形状部53に水が溜まるのを防止できる。しかも、閉合い形状部53の成形時に同時に水抜き孔70を形成することができるため、さらなる製造過程を要することなく閉合い形状部53での水抜きを達成することができる。つまり、水抜き孔70が閉合い形状部53の傾斜板部56に車室内外方向に沿って形成されていることから、閉合い形状部53の傾斜板部56を形成する金型で水抜き孔70をも形成することができるため、水抜き孔70用の金型スライド機構が不要となる。
なお、以上の実施形態では、ドア開閉部構造として、テールゲート13の開閉部構造を例にとり説明したが、側部ドアにも勿論適用可能である。
本発明の一実施形態が適用された車両の後部の斜視図である。 本発明の一実施形態におけるテールゲートの分解斜視図である。 本発明の一実施形態におけるテールゲート開口部の部分斜視図である。 本発明の一実施形態の側部の側断面図である。 本発明の一実施形態におけるテールゲートの下面図である。 本発明の一実施形態の中央部の側断面図である。 本発明の一実施形態のロアガーニッシュの部分斜視図である。 本発明の一実施形態のロアガーニッシュの部分斜視図である。
符号の説明
10 車両
11 車体
12 テールゲート開口部(ドア開口部)
13 テールゲート(ドア)
29 開口端部
34 シール部材(シール部)
35 シール保持部
47 段差部
53 閉合い形状部
57 内側延出壁部(壁部)
66 ドアラッチ機構(ロック手段)
70 水抜き孔

Claims (5)

  1. 車体に形成されるドア開口部と、前記ドア開口部に沿った形状に形成されて前記ドア開口部を開閉するドアとを備える車両のドア開閉部構造であって、
    前記ドア開口部には、開口端部よりも車内側に、前記開口端部からの車両内外方向の距離が変化するようにシール部が設けられるとともに、前記開口端部と前記シール部との間に、前記開口端部からの車両内外方向の距離が略一定の段差部が設けられていることを特徴とする車両のドア開閉部構造。
  2. 前記ドアの端末部には、前記段差部の形状に沿った閉合い形状部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両のドア開閉部構造。
  3. 前記ドアは上部が前記車体に回動可能に保持されるとともに、前記ドアの端末部の中央にロック手段が設けられており、
    前記閉合い形状部は、前記ドアの端末部の両側端部に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の車両のドア開閉部構造。
  4. 前記閉合い形状部は、前記ドア開口部の形状に沿って車内側に突出する壁部を有することを特徴とする請求項2または3に記載の車両のドア開閉部構造。
  5. 前記閉合い形状部には、水抜き孔が形成されていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の車両のドア開閉部構造。
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