JP2007176200A - 自動車のラジエータコアサポート - Google Patents

自動車のラジエータコアサポート Download PDF

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修 伊藤
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年春 渡辺
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Shinji Araki
伸二 荒木
Eiichi Mori
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Abstract

【課題】 エンジンフードEとの間を良好にシールしつつ、車両衝突時における衝撃力の吸収緩和を行うことができる自動車のラジエータコアサポートの提供。
【解決手段】 ラジエータコアサポートアッパパネルの上面1aから舌片状に突出するフードシール部11を車幅方向に延在した状態で形成し、フードシール部11の内側から車両下方側に伸びるリブ12を車幅方向に所定間隔で複数形成すると共に、該リブ12の下端12aとラジエータコアサポートアッパパネルの上面1aとの間に所定の隙間を設けた構成とした。
【選択図】 図3

Description

本発明は、自動車のラジエータコアサポートに関し、特に、ラジエータコアサポートアッパパネルとエンジンフードとの間を良好にシールしつつ、車両衝突時における衝撃吸収性能を向上できる自動車のラジエータコアサポートに関する。
従来、自動車のエンジンフードに固定される硬質性のベース部材と、このベース部材に一体に形成された軟質性の中空シールリップとを設けることにより、エンジンフードとラジエータコアサポートとの間をシールしている(特許文献1参照)。
特開平4−300788号公報
しかしながら、従来の発明にあっては、ベース部材をエンジンフードに取付ピンを用いて固定しなければならず、部品点数の増加によるコストアップに繋がるという問題点があった。
また、車両の衝突時にラジエータコアサポートのラジエータコアサポートアッパが高剛性の剛体となってしまうため、スムーズな衝撃吸収が行われず、早急な対策が急務となっていた。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、エンジンフードとの間を良好にシールしつつ、車両衝突時における衝撃力の吸収緩和を行うことができる自動車のラジエータコアサポートを提供することである。
本発明の請求項1記載の発明では、自動車のラジエータコアサポートの少なくともラジエータコアサポートアッパパネルが樹脂を素材として一体的に形成された自動車のラジエータコアサポートにおいて、前記ラジエータコアサポートアッパパネルの上面から舌片状に突出するフードシール部を車幅方向に延在した状態で形成し、前記フードシール部の内側から車両下方側に伸びるリブを車幅方向に所定間隔で複数形成すると共に、該リブの下端とラジエータコアサポートアッパパネルの上面との間に所定の隙間を設けた構成としたことを特徴とする。
本発明の請求項1記載の発明にあっては、自動車のラジエータコアサポートの少なくともラジエータコアサポートアッパパネルが樹脂を素材として一体的に形成された自動車のラジエータコアサポートにおいて、前記ラジエータコアサポートアッパパネルの上面から舌片状に突出するフードシール部を車幅方向に延在した状態で形成し、前記フードシール部の内側から車両下方側に伸びるリブを車幅方向に所定間隔で複数形成すると共に、該リブの下端とラジエータコアサポートアッパパネルの上面との間に所定の隙間を設けた構成としたため、エンジンフードとの間を良好にシールしつつ、車両衝突時における衝撃力の吸収緩和を行うことができる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
以下、実施例1を説明する。
図1は本発明の実施例1の自動車のラジエータコアサポートを示す前方斜視図、図2は同後方斜視図、図3は本実施例1の要部拡大斜視図、図4は図3のS4−S4線における断面図、図5〜8は本実施例1のラジエータコアサポート、ファン、サイドメンバ、ラジエータの固定を説明する図、図9は本実施例1の作用を説明する図である。
先ず、全体構成を説明する。
図1〜3に示すように、本実施例1の自動車のラジエータコアサポートAは、車幅方向に延在する板状のラジエータコアサポートアッパパネル1と、このラジエータコアサポートアッパパネル1と並行する板状のラジエータコアサポートロアパネル2と、これらラジエータコアサポートアッパパネル1とラジエータコアサポートロアパネル2との両端部同士を結合する板状のラジエータコアサポートサイドパネルパネル3,4と、両ラジエータコアサポートサイドパネル3,4、ラジエータコアサポートアッパパネル1、ラジエータコアサポートロアパネル2の車両後方側縁部に連続して内側に形成された板状のファンシュラウドパネル部5を備え、全体が樹脂製で一体的に形成されている。
ファンシュラウドパネル部5の両ラジエータコアサポートサイドパネル3,4に近接した中途部には、開口部O1、O2を有するサイドメンバ取付部6,7が形成されると共に、該サイドメンバ取付部6,7の四隅にはボルト挿通穴6a,7aが形成されている。
また、ファンシュラウドパネル部5には、車幅方向へオフセットした状態でファン開口部8が形成されると共に、このファン開口部8には、ファンシュラウドパネル部5からファン取付部9へ向かって突出する複数のファンステイ10が形成されている。
その他、ファンシュラウドパネル部5には後述するラジエータ14の各ポートP1,P2を挿通させるための挿通穴5a,5bがそれぞれ形成され、ラジエータコアサポートロアパネル2には、該ラジエータ14の左右下端を固定するための取付穴2a,2bが形成されている。
そして、図3、4に示すように、ラジエータコアサポートアッパパネル1の上面1aから車両後方側斜め上方に向かって舌片状に突出するフードシール部11が車幅方向に延在した状態で形成されると共に、このフードシール部11の内側から車両下方側に伸びる板状のリブ12が車幅方向に所定間隔で複数形成されている。
また、各リブ12の下端12aとラジエータコアサポートアッパパネル1の上面1aとの間には所定の幅W1を有する隙間O3が設けられている。
さらに、フードシール部11の基端側には他の部位に比べて薄肉の脆弱部11aが形成され、これによって、フードシール部11は脆弱部11aを支点として車両上下方向に弾性変形可能となっている。
なお、フードシール部11及びリブ12の各部の長さ、厚み、高さ、形成数、形成位置、隙間O3については適宜設定できる。
次に、作用を説明する。
このように構成されたラジエータコアサポートAの車両搭載時には、図5、6に示すように、ファン取付部9に形成された複数の取付穴9a(本実施例1では三カ所)とファン13のそれぞれ対応する取付穴13a(下方の一カ所は波線で図示)に図外のボルト等の締結手段が挿通されて締結されることにより、該ファン13がファン開口部8に臨んだ状態で搭載される。
また、図6、7に示すように、熱交換器としてのラジエータ14がファン13と対面した状態で搭載される。
具体的には、本実施例1のラジエータ14は、上下タンク15,16とコア部17から構成される他、上下タンク15,16からそれぞれ車両後方側へ突出されたポートP1,P2がファンシュラウドパネル部5の挿通孔5a,5bに挿通された状態で、その下端部において、下タンク16の左右に形成された車両搭載ピン16a,16bがゴム等の弾性素材からなるインシュレータ16c,16dを介してラジエータコアサポートロアパネル2の取付孔2a,2bに固定され、その上端部において、上タンク15の左右に形成された車両搭載ピン15a,15bが図外のブラケットを介してラジエータコアサポートアッパパネル1に固定される。
なお、熱交換器はラジエータに限らない。また、ラジエータコアサポートAとの固定方法も適宜設定できる。
また、図7、8に示すように、ラジエータコアサポートAは、車両に搭載される際に、両サイドメンバ取付部6,7のボルト挿通穴6a,7aにサイドメンバ18,19の前面側の四隅に形成された締結穴18a,19aに図外のボルト等の締結手段が挿通されて締結される。
また、図4に示すように、エンジンフードE(二点鎖線で図示)を閉じた際に、フードシール部11の外側11bが該エンジンフードEに当接してこれら両者の間をシールし、これによって、エンジン側の熱気がラジエータ14の前方側へ吹き返すのを防止できる。
また、フードシール部11は、脆弱部11aを支点として車両上下方向に弾性変形可能であるため、フードシール部11の外側で該エンジンフードEの底面を幾分押圧した状態で当接させることができ、両者の良好なシール性を確保できる。
従って、従来の発明に比べて部品点数を増やすことなくラジエータコアサポートアッパパネルとエンジンフードEとの間をシールできる。
また、樹脂で一体的に形成されたラジエータコアサポートアッパパネル1は製品精度が高いため、フードシール部11とエンジンフードEとの高いシール性を確保でき、製品の信頼性を向上できる。
そして、図9に示すように、車両が障害物等に衝突して車両前方側斜め前方から衝撃力Fが入力された場合には、エンジンフードEが潰れると共に、該エンジンフードEを介してフードシール部11が脆弱部11aを支点として弾性変形すると共に、各リブ12の下端12aがラジエータコアサポートアッパパネル1の上面1aに当接し、これによって、車両衝突時における衝撃力Fの吸収緩和を開始して車幅方向に座屈するように屈折して潰れるまで吸収緩和し続ける。
なお、フードシール部11は、樹脂の特性による復元力を備えており、比較的軽微な衝突の場合には亀裂・破損しないため、修理コストを低く抑えることができる。
従って、フードシール部11によって、本実施例1のラジエータコアサポートアッパパネル1は、車両衝突時に単なる高剛性の剛体ではなく、衝撃吸収部材として機能する。
さらに、本実施例1のラジエータコアサポートアッパパネル1は樹脂製であるため、フードシール部11を一体的に形成できる上、ラジエータコアサポートアッパパネル1を金属製、フードシール部11を樹脂製とした場合に比べて衝撃吸収性能に優れる。
次に、効果を説明する。
以上、説明したように、本実施例1の自動車のラジエータコアサポートAにあっては、自動車のラジエータコアサポートAの少なくともラジエータコアサポートアッパパネル1が樹脂を素材として一体的に形成された自動車のラジエータコアサポートAにおいて、ラジエータコアサポートアッパパネル1の上面1aから舌片状に突出するフードシール部11を車幅方向に延在した状態で形成し、フードシール部11の内側から車両下方側に伸びるリブ12を車幅方向に所定間隔で複数形成すると共に、該リブ12の下端12aとラジエータコアサポートアッパパネル1の上面1aとの間に所定の隙間O3を設けた構成としたため、エンジンフードEとの間を良好にシールしつつ、車両衝突時における衝撃力の吸収緩和を行うことができる。
以上、本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、本実施例では、フードシール部11をラジエータコアサポートアッパパネルの上面1aから車両後方側へ舌片状に突出させたが、車両前方側へ舌片状の突出させても良い。
本発明の実施例1の自動車のラジエータコアサポートを示す前方斜視図である。 本発明の実施例1の自動車のラジエータコアサポートを示す後方斜視図である。 本実施例1の要部拡大斜視図である。 図3のS4−S4線における断面図である。 本実施例1のラジエータコアサポート、ファン、サイドメンバ、ラジエータの固定を説明する図である。 本実施例1のラジエータコアサポート、ファン、サイドメンバ、ラジエータの固定を説明する図である。 本実施例1のラジエータコアサポート、ファン、サイドメンバ、vの固定を説明する図である。 本実施例1のラジエータコアサポート、ファン、サイドメンバ、vの固定を説明する図である。 本実施例1の作用を説明する図である。
符号の説明
A ラジエータコアサポート
E エンジンフード
O1、O2 開口部
O3 隙間
P1、P2 ポート
1 ラジエータコアサポートアッパパネル
1a 上面
2 ラジエータコアサポートロアパネル
2a、2b 取付孔
3、4 ラジエータコアサポートサイドパネル
5 ファンシュラウドパネル部
5a、5b 挿通穴
6、7 サイドメンバ取付部
6a、7a ボルト挿通穴
8 ファン開口部
9 ファン取付部
9a 取付穴
10 ファンステイ
11 フードシール部
11a 脆弱部
11b 外側
12 リブ
12a 下端
13 ファン
13a 取付穴
14 ラジエータ
15 上タンク
15a、15b、16a、16b 車両搭載ピン
16 下タンク
16c、16d インシュレータ
17 コア部
18、19 サイドメンバ
18a、19a 締結穴

Claims (1)

  1. 自動車のラジエータコアサポートの少なくともラジエータコアサポートアッパパネルが樹脂を素材として一体的に形成された自動車のラジエータコアサポートにおいて、
    前記ラジエータコアサポートアッパパネルの上面から舌片状に突出するフードシール部を車幅方向に延在した状態で形成し、
    前記フードシール部の内側から車両下方側に伸びるリブを車幅方向に所定間隔で複数形成すると共に、該リブの下端とラジエータコアサポートアッパパネルの上面との間に所定の隙間を設けた構成としたことを特徴とする自動車のラジエータコアサポート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2012121A1 (en) 2007-07-04 2009-01-07 Funai Electric Advanced Applied Technology Research Institute Inc. Enzyme electrode and enzyme sensor
US20100147243A1 (en) * 2008-12-17 2010-06-17 Ford Global Technologies, Llc Automotive air induction system
JP2017075942A (ja) * 2015-10-15 2017-04-20 アークレイ株式会社 バイオセンサ

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