JP2007176153A - 液滴吐出装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液滴の噴射性能を向上させて高画質の画像を形成する。
【解決手段】記録ヘッド1に設けられた圧電素子5の流体抵抗部22側の端部を流体抵抗部22と対向しないで液室21と対向する位置になるようにし、他方の端部を振動板4のダイアフラム部41aと対向する位置にして、圧電素子5が枠状の厚肉部43にかからないように振動板4に対して配置し、圧電素子5を振動板4の液室21と相対する島状凸部42にだけ接触させ、他の部分には接触させないようにして、島状凸部42との接触部以外の変位が液室21以外の振動板4や流路板2等の流路ユニットに伝達しないようにし、液室21のノズル側に加える変位を大きくして良好な噴射特性を得ることができる。
【選択図】 図4

Description

この発明は、各種液滴を噴射する液滴吐出装置及び画像形成装置、特に液滴の噴射性能の向上に関するものである。
プリンタ装置やファクシミリ装置、複写装置、プロッタ等の画像形成装置として使用するインクジェット記録装置における記録ヘッドは、インク滴(記録液体)を吐出するノズルと、ノズルが連通する液室(圧力室、加圧液室、吐出室、インク室、インク流路等とも称される)と、液室内のインクを加圧するエネルギーを発生するアクチュエータ手段とを備えて、アクチュエータ手段を駆動することにより液室内のインクを加圧してノズルからインク滴を吐出させて画像を記録するものであり、記録の必要なときにのみインク滴を吐出するインク・オン・デマンド方式のものが主流である。
この記録ヘッドは、インク滴を吐出させるためのアクチュエータ手段の種類により、幾つかの方式に大別される。例えば、特許文献1に示されているように、液室の壁の一部を薄い振動板とし、これに対応して電気機械変換素子としての圧電素子を配置し、電圧印加に伴って発生する圧電素子の変形により振動板を変形させて液室内の圧力を変化させ、この圧力変化によりインク滴を吐出させるピエゾ方式や、液室内部に発熱体素子を配置し、通電による発熱体の加熱によって気泡を発生させ、気泡の圧力によってインク滴を吐出させるバブルジェット(登録商標)方式が一般に良く知られている。また、特許文献2に示されているように、液室の壁面を形成する振動板と、この振動板に対向して配置された液室外の個別電極とを備え、振動板と電極との間に電界を印加することにより発生する静電力により振動板を変形させて液室内の圧力と体積を変化させてノズルからインク滴を吐出させる静電型のものもある。
圧力発生手段として圧電素子を設けた方式では、特許文献3や特許文献4等に示されたように、圧電素子との接合部に島状やストライプ状の凸部(厚肉部)を設けた振動板が一般的となっている。このように振動板に凸部を設けることにより圧電素子との接合を容易にして、接着剤のはみ出しや接合位置ずれなどの問題で排除体積が不均一になり、吐出するインク滴がバラツクことを防止するようにしている。
この圧電素子の変位は液室内部のみに伝達する必要がある。すなわち圧電素子が液室以外の振動板や流路板などの流路ユニットを直接押し上げると、液室内の圧力が上がらないのみならず、流路ユニットの振動が他のユニットへ伝播して、相互干渉や吐出安定性に著しい不具合を生じる。したがって圧電素子は液室よりも小さく、液室内に収まっている構成が一般的である。
特開平10−100401号公報 特開平2−289351号公報 特許第3147132号公報 特開2003−19794号公報
このインクジェット記録装置においては、高画質化の要求から、吐出するインク滴のサイズはますます小さくなり、そのために液室をより小さくする傾向にある。また、インク滴を吐出するノズルのピッチを細かくするためには幅方向が短くなるだけでなく、液室の長さ方向も短くなっている。これは液室の圧力共振周波数を高くすることにより小さいインク滴を吐出させるためである。
このように液室の長さ方向を短くしても、圧電素子を単純に短くすることはできない。例えば、図13の模式図に示すように、変位方向が厚さ方向であるd33方向に変位する積層型の圧電素子5の液室長さ方向を短くして下面全体をベース基盤6に接着固定していると、圧電素子5の変位が両端部の不活性部により妨げられ、振動板の凸部(厚肉部)42を変位させる活性部の中でも厚さ方向に変化しない部分が生じる。この変位が妨げられる不活性部の範囲は、圧電素子を短くしても変らず、厚さ方向に変化する活性部が短くなり、所定の変位が取れなくなって変換効率が著しく低下する。このため、図14の部分断面図に示すように、圧電素子5を液室21に対応して小さくすることができず、液室21を小さくしても圧電素子5の大きさはあまり変らず、圧電素子5に振動板4が凸部(厚肉部)42以外で接しないようにすると、流体抵抗部22側のダイアフラム部(薄層部)41で圧電素子5を逃がす面積が大きくなり、流体抵抗部22側のコンプライアンスが大きくなりすぎてしまい、好ましい吐出特性が得られなくなる。
この発明は、このように問題点を解消し、液滴の噴射性能を向上させて高画質の画像を形成することができる記録ヘッド等の液滴吐出装置とそれを使用した画像形成装置を提供することを目的とするものである。
この発明の液滴吐出装置は、液滴を吐出するノズルを有するノズル板と、前記ノズルに対応して設けられ、前記ノズルと対向する面に振動板を有する加圧液室と、該加圧液室に液体を供給する液供給路と、固定基盤に固定され、前記振動板を変位させて加圧液室内の液体を加圧する圧力発生手段とを有し、前記加圧液室の長手方向において、前記圧力発生手段の長さは前記加圧液室の長さより大きく形成され、前記圧力発生手段の前記供給路側端部は前記供給路と対向する振動板の領域と対向しないで、前記加圧液室と対向する振動板の領域に対して対向する位置に配置されたことを特徴とする。
前記圧力発生手段は、前記供給路側端部が前記固定基盤の端部から所定長さだけ突出した状態で固定基盤に接合されていることが望ましい。
また、前記圧力発生手段は圧電素子からなり、縦振動モードであるd33方向の変位を前記振動板に与えると良い。
前記振動板は、薄膜と、該薄膜に形成され、前記加圧液室の長さより短い長さの凸部を有し、該凸部を介して前記圧力発生手段に接合されていることが望ましい。
さらに、前記振動板は、前記凸部を囲む枠状の厚肉部を有し、前記凸部の長手方向の前記供給路側端部が前記枠状の厚肉部と連結していると良い。
また、前記振動板の薄膜を樹脂で形成し、前記凸部と枠状の厚肉部を金属で形成することが望ましい。この振動板の薄膜を樹脂の圧延フイルムで形成することが望ましい。
この発明の画像形成装置は、前記液滴吐出装置を有し、液滴吐出装置のノズルから吐出した液滴で画像を形成することを特徴する。
この発明の液滴吐出装置は、加圧液室の長手方向において、圧力発生手段の長さを加圧液室の長さより大きくし、圧力発生手段の供給路側端部を、加圧液室に液体を供給する供給路と対向する領域と対向しないで、加圧液室と対向する領域に対して対向する位置に配置することにより、圧力発生手段から加圧液室の供給路側に加える変位を大きくすることができ、良好な噴射特性を得ることができる。
また、圧力発生手段の供給路側端部が固定基盤の端部から所定長さだけ突出した状態で圧力発生手段を固定基盤に接合することにより、圧力発生手段の流路側端部の固定基板による拘束を緩和し、圧力発生手段から加圧液室の供給路側に加える変位を大きくして、効率の良い圧力伝達を行うことができる。
また、圧力発生手段は圧電素子で構成し、圧電素子の縦振動モードであるd33方向の変位を振動板に与えることにより、振動板に与える変位を大きくするとともに、液滴吐出装置を積層して容易に形成することができる。
また、振動板の薄膜に加圧液室の長さより短い長さの凸部を設け、この凸部を介して圧力発生手段に接合することにより、圧力発生手段から加圧液室に安定して圧力を伝達することができる。
さらに、振動板に凸部を囲む枠状の厚肉部を設け、凸部の長手方向の供給路側端部を枠状の厚肉部と連結することにより、圧力発生手段から加圧液室に効率よく圧力を伝達することができる。
また、振動板の凸部と枠状の厚肉部との間の加圧液室の短軸方向における薄膜の幅をあらかじめ定めた所定の値にすることにより、圧力発生手段から凸部に加えられる変位を枠状の厚肉部で阻害することなく、圧力発生手段から凸部に大きな変位を安定して加えることができる。
さらに、振動板の薄膜を樹脂で形成することにより、薄膜の剛性を小さくすることができ、圧力発生手段による変位効率を向上することができる。また、凸部と枠状の厚肉部を金属で形成することにより、不要な振動の影響を除去することができる。
また、振動板の薄膜を樹脂材料の圧延フイルムを使用することにより、振動板の信頼性を高めることができる。
この液滴吐出装置を画像形成装置に使用し、液滴吐出装置のノズルから吐出した液滴で画像を形成することにより、良好な噴射特性で液滴を吐出させることができ、高画質の画像を安定して形成することができる。
図1はこの発明の画像形成装置の前方側から見た斜視図である。画像形成装置100は、装置本体101と、装置本体101に装着され記録用紙を収容する給紙トレイ102と、装置本体101に装着され画像が記録(形成)された記録用紙をストックする排紙トレイ103とを有する。装置本体101の上側には上面カバー104を開閉可能に設けている。また、装置本体101の前面の一端部には、前方側に突き出し、上面カバー104よりも低い位置にカートリジ装填部105を有し、このカートリッジ装填部105の上面に操作キーや表示器などの操作部106が設けられている。カートリッジ装填部105は、その前面に開閉可能な前カバー107を有し、前カバー107を開状態にすることにより、液体補充手段としてのインクカートリッジ108を脱着できるようになっている。
この画像形成装置の機構部は、図2の側面構成図と図3の平面構成図に示すように、装置本体101の側板に横架したガイド部材であるガイドロッド111とステー112とによりキャリッジ113を主走査方向に摺動自在に保持し、主走査モータによってキャリッジ主走査方向に移動走査する。このキャリッジ113には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の各色のインク滴を吐出する4個のインクジェットヘッドからなる記録ヘッド1を複数のインク吐出口を主走査方向と交叉する方向に配列し、インク滴吐出方向を下方に向けて装着している。
また、キャリッジ113には、記録ヘッド1に各色のインクを供給するための各色の液体容器であるサブタンク114を搭載している。このサブタンク114にはインク供給チューブを介して各色のインクカートリッジ108からインクが補充供給される。ここで、インクカートリッジ108は、それぞれ各色に対応してイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の各色のインクを収容している。これらの記録ヘッド1にインクを供給するためのサブタンク114と、このサブタンク114にインクを補充供給するインクカートリッジ108とによって記録液供給装置を構成している。
給紙トレイ102の用紙積載部(圧板)115上に積載した記録用紙116を給紙するための給紙部として、用紙積載部115から記録用紙116を1枚ずつ分離給送する半月コロ(給紙コロ)117と、給紙コロ117に対向し、摩擦係数の大きな材質からなる分離パッド118を備え、この分離パッド118は給紙コロ117側に付勢されている。
この給紙トレイ102から給紙された記録用紙116をガイド119から記録ヘッド1の下方側で搬送するための搬送部として、記録用紙116を静電吸着して搬送するための搬送ベルト120と、給紙部からガイド119を介して送られる記録用紙116を搬送ベルト120との間で挟んで搬送するためのカウンタローラ121と、略鉛直上方に送られる記録用紙116を略90度方向転換させて搬送ベルト120上に倣わせるための搬送ガイド122と、押さえ部材123で搬送ベルト120側に付勢された先端加圧コロ124とを備えている。また、搬送ベルト120表面を帯電させるための帯電手段である帯電ローラ125を備えている。ここで、搬送ベルト120は、無端状ベルトであり、搬送ローラ126とテンションローラ127との間に掛け渡されて、図3に示すように、ベルト搬送方向に周回するように構成している。帯電ローラ125は、搬送ベルト120の表層に接触し、搬送ベルト120の回動に従って回転するように配置されている。
搬送ベルト120の裏側には、記録ヘッド1による印写領域に対応してガイド部材128が配置されている。このガイド部材128は、上面が搬送ベルト120を支持する搬送ローラ126とテンションローラ127の接線よりも記録ヘッド1側に突出している。これにより、搬送ベルト120は印写領域ではガイド部材128の上面にて押し上げられてガイドされるので、高精度な平面性が維持される。
記録ヘッド1で記録された記録用紙116を排紙するための排紙部として、搬送ベルト120から記録用紙116を分離するための分離爪129と排紙ローラ130及び排紙コロ131とを備え、排紙ローラ130の下方に排紙トレイ103を備えている。ここで排紙ローラ130と排紙コロ131との間から排紙トレイ103までの高さは排紙トレイ103にストックできる量を多くするためにある程度高くしている。
また、装置本体101の背面部には両面給紙ユニット132が着脱自在に装着されている。この両面給紙ユニット132は搬送ベルト120の逆方向回転で戻される記録用紙116を取り込んで反転させて再度カウンタローラ133と搬送ベルト120との間に給紙する。また、この両面給紙ユニット132の上面には手差し給紙部133が設けられている。
さらに、図3に示すように、キャリッジ113の走査方向の一方の非印字領域には、記録ヘッド1のノズルの状態を維持し、回復するための信頼性維持手段である維持回復機構134を配置し、他方の非印字領域には空吐出受け部材135を配置している。維持回復機構134には、記録ヘッド1のノズル面をキャピングするためのキャッピング手段である4個のキャップ部材136と、ノズル面をワイピングするためのワイピング手段であるワイパーブレード137及び空吐出受け部材138などを有する。
記録ヘッド1は、図4の液室長手方向に沿う断面図と図5の液室短手方向に沿う断面図及び図6の振動板の構造と流路のレイアウトを表す平面図に示すように、液室21と流体抵抗部22を形成する流路板2と、流路板2の上面に接合されてインク滴を吐出するノズル31を形成するノズル板3と、流路板2の下面に接合されてダイアフラム部(薄肉部)41と凸部(厚肉部)42と周辺の枠状の厚肉部43及びインク流入口44を形成した振動板4と、圧電材料層と内部電極とを交互に積層して形成され、振動板4に図示しない接着層を介して接合された積層圧電素子5と、積層圧電素子5を固定するベース基盤6及びフレーム7を有する。なお、図4では圧電素子5の圧電方向としてd33方向すなわち厚さ方向の変位を用いて液室21内のインクを加圧するようにしているが、図7に示すように、圧電素子5の圧電方向としてd31方向の変位を用いて液室21内のインクを加圧するようにしても良い。
圧電素子5は、図5の断面図に示すように、ハーフカットのダイシング加工により櫛歯上に分割され、1つ毎に駆動部51と支持部52(非駆動部)として使用する。この構造をバイピッチ構造という。この圧電素子5へ駆動電圧を供給する電気配線8は流体抵抗部22側から接続されている。
流路板2は、例えばSUS304等の薄板を用い、液室21と流体抵抗部22となる部分を彫り込み、ノズル31に対する位置に貫通口をプレスでパターニングして形成し、液室21と流体抵抗部22の外周部の残された部分で流路隔壁24を構成する。そして図5に示すように、流路隔壁24を圧電素子5の支持部52で支持している。このように圧電素子5の支持部52により振動板4と流路隔壁24を支えているので、液室21の圧力上昇によって流路板2が持ち上がることを防ぐことができる。また、液室21に加圧する圧電素子51の振動による流路隔壁24の振動を抑えることができ、いわゆる相互干渉を抑えることに非常に有効である。なお、図8の断面図に示すように、圧電素子5の駆動部51をノズルピッチと同じ間隔としているノーマルピッチ構造にしても良い。
この流路板2のインクに接する面には、窒化チタン膜あるいはポリイミドなどの有機樹脂膜からなる耐液性薄膜を成膜すると良い。このような耐液性薄膜を形成することにより、流路板材料がインクに対して溶出しにくく、また、濡れ性も向上するため気泡の滞留が生じにくくなり、安定した吐出を行うことができる。この流路板2を形成するとき液室21の長さを例えば800μm、幅を139μmとし、液室ピッチを例えば150dpiとして流路隔壁24の幅を振動板4との接合面で約30μmとして液室21を小型化した。また、流路板2をプレス工法により形成すると、液室21の形状は図5に示すように五角形になっている。
振動板4は、ダイアフラム部(薄肉部)41と、ダイアフラム部41の中央部に形成し、圧電素子5の駆動部51と接合する島状凸部(アイランド部)42と、支持部52に接合する梁を含む枠状の厚肉部43及びインク流入口44となる開口を電鋳方法によるニッケルメッキ膜を2層重ねて形成している。
この振動板4を形成する方法を図9の工程図を参照して説明する。まず、図9(a)に示すように、電鋳支持基板201にダイアフラム部41を形成するNiの第一層202を形成し、図9(b)に示すように島状凸部42と厚肉部43と相当する部分が窓203となるレジストパターン204を形成してニッケル電鋳を行い、図9(c)に示すように、第一層202上にニッケルが析出されて堆積しニッケル層205を形成する。さらにニッケル電鋳を継続すると、図9(d)に示すように、ニッケル層205は窓204から突出するまで成長して、エッジ効果によりレジストパターン204の表面方向にも成長してオーバハング部205aが生じる。このプロセスを継続していくと、図9(e)に示すようにニッケル層205は厚さ方向に伸長し、ニッケル層205が所定の厚さまで成長したらニッケル電鋳を終了する。その後、レジストパターン204と電鋳支持基板201を除去すると、図9(f)に示すように、第一層202からなるダイアフラム部41とニッケル層205で形成された島状凸部42と厚肉部43を有する振動板4を得ることができる。
ノズル板3は、例えば電鋳工法によるニッケル膜等で形成し、インク滴を飛翔させるための微細な吐出口であるノズル31を多数形成している。このノズル31の内部形状は、ホーン形状あるいは略円柱形状又は略円錘台形状で形成し、インク滴出口側の直径で約20〜35umである。このノズル板3のインク吐出面(ノズル表面側)には、撥水性の表面処理を施した撥水処理膜を設け、インクの滴形状、飛翔特性を安定化し、高品位の画像品質を得られるようにしている。この撥水処理膜を形成するとき、PTFE−Ni共析メッキやフッ素樹脂の電着塗装や、蒸発性のあるフッ素樹脂,例えばフッ化ピッチなどを蒸着コートしたもの、シリコン系樹脂・フッ素系樹脂の溶剤塗布後の焼き付け等インク物性に応じて選定した撥水処理膜を形成する。
外部からインクを供給するためのインク供給口44と共通液室23を形成するフレーム7はエポキシ系樹脂やポリフェニレンサルファイト等で形成している。
このように構成した記録ヘッド1においては、記録信号に応じて圧電素子5の駆動部51に10〜50Vのパルス電圧の駆動波形を印加することにより、駆動部51に積層方向の変位が生じ、振動板4を介して液室21内のインク圧力が上昇してノズル31からインク滴が吐出される。その後、インク滴吐出の終了に伴い、液室21内のインク圧力が低減し、インクの流れの慣性と駆動パルスの放電過程によって液室21内に負圧が発生してインク充填行程へ移行する。このとき、インクタンクから供給されたインクは共通液室23に流入し、インク流入口44を経て流体抵抗部22を通って液室21内に充填される。流体抵抗部22は、吐出後の残留圧力振動の減衰に効果が有る反面、表面張力による最充填(リフィル)に対して抵抗になる。この流体抵抗部22を適宜に選択することにより残留圧力の減衰とリフィル時間のバランスが取れ、次のインク滴吐出動作に移行するまでの時間(駆動周期)を短くできる。
この記録ヘッド1においては、図4に示すように、液室21を小型化することにより、液室21の長手方向における圧電素子5の幅は液室21の長さより大きくなる。そこで圧電素子5の流体抵抗部22側の端部を流体抵抗部22と対向しないで液室21と対向する位置になるようにし、他方の端部を振動板4のダイアフラム部41aと対向する位置にして、圧電素子5が枠状の厚肉部43にかからないように振動板4に対して配置して、圧電素子5を振動板4の液室21と相対する島状凸部42にだけ接触させ、他の部分には接触させないようにして、島状凸部42との接触部以外の変位が液室21以外の振動板4や流路板2等の流路ユニットに伝達しないようにする。また、圧電素子5とベース基盤6との接合は、圧電素子5の流体抵抗部22側の端部がベース基盤6の端部から所定長さだけはみ出した状態で接着し、圧電素子5の流体抵抗部22側端部のベース基盤6による拘束を緩和する。
このように圧電素子5を振動板4に対して配置することにより、液室21と対向する振動板4の島状凸部42と、流体抵抗部22と対向する枠状の厚肉部43との間のダイアフラム部41bを狭くすることができ、流体抵抗部22に大きなコンプライアンスを作って圧力効率を下げることを防ぐことができる。さらに、圧力共振周波数も高い値に設定でき、駆動周波数を向上させることができるとともに小さいインク滴を良好に吐出させることができる。
また、圧電素子5の流体抵抗部22側端部のベース基盤6による拘束を緩和するように圧電素子5とベース基盤6とを接合することにより、図10に示すように、圧電素子5の流体抵抗部22側の変位が大きすることができ、圧電素子5の変位を液室21と対向する振動板4の島状凸部42に効率良く伝達することができる。
このように圧電素子5を配置した場合、圧電素子5は変位をd33方向にすることが望ましい。圧電素子5の圧電方向として、図7に示すように、d31方向の変位を用いて液室21内のインクを加圧することもできるが、変位をd33方向にすることにより、変位量を大きくすることができるとともに振動板4のダイアフラム部41bの面積を適切に選択することができる。また、変位がd33方向の圧電素子5を使用することにより、ベース基盤6と圧電素子5と振動板4と流路板2及びノズル板3を積層して記録ヘッド1を組み立てることができ、組み立てるときの精度を向上することができるとともに歩留まりを低減することができる。
また、図6に示すように、液室21長手方向の圧電素子5のノズル側端部と振動板4の枠状の厚肉部43との間の間隔Aは少なくとも所定間隔、例えば50μm離れていることが望ましい。すなわち圧電素子5は焼成して作製するため、大きさに例えば50μm程度はバラツキが生じる。この圧電素子5の精度や圧電素子5と振動板4の島状凸部42との接合ずれにより、圧電素子5が枠状の厚肉部43に掛かることが少なくして歩留まりを向上させるためである。
前記説明では、液室21と対向する振動板4の島状凸部42と、流体抵抗部22と対向する枠状の厚肉部43との間にダイアフラム部41bを設けた場合について説明したが、図11に示すように、液室21と対向する島状凸部42の流体抵抗部22側の端部を枠状の厚肉部43まで延長しても良い。このように島状凸部42の流体抵抗部22側の端部を枠状の厚肉部43まで延長することにより、圧電素子5の変位をより効率良く液室21に伝達できる。また、ダイアフラム部41bの長さや幅等を規定しないで済み、振動板4を作成するときの歩留まりを向上することができる。また、振動板4と圧電素子5を接合するときに余分な接着剤が延長した部分から逃げるので塗布量が多い場合にも薄肉部に流れることを防いで吐出性能を向上させることができるとともに振動板4と圧電素子5を接合するときの歩留まりを向上することができる。
また、前記説明では振動板4を2層のニッケルメッキ膜で形成した場合について説明したが、ダイアフラム部41を樹脂材料で形成し、島状凸部42と枠状の厚肉部43の部材を金属材料で形成しても良い。このようにダイアフラム部41を樹脂材料で形成することにより、ニッケルで形成した場合と比べてダイアフラム部41の剛性を小さくすることができ、圧電素子5による変位効率を向上することができる。また、島状凸部42と枠状厚肉部43の部材を金属材料で形成することにより、流路板2の流路隔壁24と強固に固定され、不要な振動を隣接する液室21に伝達することがなく、相互干渉が生じることをより確実に防止することができる。このダイアフラム部41を形成する樹脂材料として圧延フイルムを使用することが望ましい。すなわち、圧延フイルムは厚さが薄くなってもピンホールなどの欠陥がほとんどなく、ダイアフラム部41の信頼性を高めることができる。この圧延フイルムの材料としてはPPS(ポリフェニレンスルファイド)を使用することが望ましい。PPSは機械的強度が特に強く温度依存性が低いとともに耐溶剤性がきわめて強く、200℃以下ではあらゆる溶剤に対して不溶である。また、圧延フイルムの厚さは接着層を含んで9μm以下にすると良い。さらに、図6に示す液室21の短軸方向の島状凸部42と枠状厚肉部43との間のダイアフラム部41の幅Bは15〜25μmにすることが望ましい。
この接着層を含んだPPSの圧延フイルムの厚さ及び液室21の短軸方向の島状凸部42と枠状厚肉部43との間のダイアフラム部41の幅Bを変えてノズル31近傍の最大圧力の変化をシミュレーションした結果を図12に示す。図12に示すように、接着層を含んだPPSの圧延フイルムの厚さが9μmを超えると振動板4の剛性が高くなり、圧電素子5の変位を妨げ、ノズル31近傍の圧力を効率よく高めることができなくなるのに対して接着層を含んだPPSの圧延フイルムの厚さを9μm以下にすることにより適切な剛性にすることができ、圧電素子5の変位を阻害することなく、ノズル31近傍の圧力を効率よく高めて良好な噴射特性を得ることができる。また、ダイアフラム部41の幅Bが15μm以下であると、その部分の剛性が高くなって圧電素子5の変位を妨げ、ダイアフラム部41の幅Bが25μm以上になると、その部分の剛性は低くなるが、剛性が低くいダイアフラム部41の面積が大きくなり、ノズル31近傍の圧力が上昇しなくなる。これに対してダイアフラム部41の幅Bは15〜25μmにすることにより、圧電素子5の変位を阻害することなく、ノズル31近傍の圧力を効率よく高めて良好な噴射特性を得ることができる。
また、ダイアフラム部41を樹脂の圧延フイルムで形成し、島状凸部42と枠状の厚肉部43の部材を金属材料で形成した振動板4は、複数個の振動板4を1枚のラミネート材に一括して形成することができ、このラミネート材に形成された振動板4を切り離すことにより、1枚の振動板4を得ることができ、振動板4を効率よく作製することができる。
前記説明ではプリンタ装置やファクシミリ装置、複写装置等の画像形成装置100とそれに使用する記録ヘッド1について説明したが、インク以外の液体、例えばDNA試料やレジスト、パターン材料などを吐出する液滴吐出ヘッドや液滴吐出装置にも適用することができる。
この発明の画像形成装置の前方側から見た斜視図である。 画像形成装置の機構部の構成を示す側面図である。 画像形成装置の機構部の構成を示す平面図である。 記録ヘッドの液室長手方向に沿う構成を示す部分断面図である。 記録ヘッドの液室短手方向に沿う構成を示す部分断面図である。 振動板と流路の配置を示す平面図である。 記録ヘッドの液室長手方向に沿う他の構成を示す部分断面図である。 記録ヘッドの液室短手方向に沿う他の構成を示す部分断面図である。 振動板の作製方法を示す工程図である。 圧電素子の駆動部の変位を示す模式図である。 振動板と流路の他の配置を示す平面図である。 PPSの圧延フイルムの厚さと液室短軸方向のダイアフラム部の幅Bの変化に対するノズル近傍の最大圧力の変化特性図である。 従来の圧電素子の駆動部の変位を示す模式図である。 従来の記録ヘッドの構成を示す部分断面図である。
符号の説明
1;記録ヘッド、2;流路板、21;液室、22;流体抵抗部、3;ノズル板、
31;ノズル、4;振動板、41;ダイアフラム部、42;凸部、
43;枠状の厚肉部、44;インク流入口、5;圧電素子、51;駆動部、
52;支持部、6;ベース基盤、7;フレーム、8;電気配線、
100;画像形成装置、101;装置本体、102;給紙トレイ、
103;排紙トレイ、105;カートリジ装填部、106;操作部、
108;インクカートリッジ、113;キャリッジ、114;サブタンク。

Claims (8)

  1. 液滴を吐出するノズルを有するノズル板と、前記ノズルに対応して設けられ、前記ノズルと対向する面に振動板を有する加圧液室と、該加圧液室に液体を供給する液供給路と、固定基盤に固定され、前記振動板を変位させて加圧液室内の液体を加圧する圧力発生手段とを有し、
    前記加圧液室の長手方向において、前記圧力発生手段の長さは前記加圧液室の長さより大きく形成され、
    前記圧力発生手段の前記供給路側端部は前記供給路と対向する振動板の領域と対向しないで、前記加圧液室と対向する振動板の領域に対して対向する位置に配置されたことを特徴とする液滴吐出装置。
  2. 前記圧力発生手段は、前記供給路側端部が前記固定基盤の端部から所定長さだけ突出した状態で前記固定基盤に接合されている請求項1記載の液滴吐出装置。
  3. 前記圧力発生手段は圧電素子からなり、縦振動モードであるd33方向の変位を前記振動板に与える請求項1又は2記載の液滴吐出装置。
  4. 前記振動板は、薄膜と、該薄膜に形成され、前記加圧液室の長さより短い長さの凸部を有し、該凸部を介して前記圧力発生手段に接合された請求項1乃至3のいずれかに記載の液滴吐出装置。
  5. 前記振動板は、前記凸部を囲む枠状の厚肉部を有し、前記凸部の長手方向の前記供給路側端部が前記枠状の厚肉部と連結している請求項4記載の液滴吐出装置。
  6. 前記振動板の薄膜を樹脂で形成し、前記凸部と枠状の厚肉部を金属で形成した請求項5記載の液滴吐出装置。
  7. 前記振動板の薄膜を樹脂の圧延フイルムで形成した請求項6記載の液滴吐出装置。
  8. 請求項1乃至7に記載の液滴吐出装置を有し、液滴吐出装置のノズルから吐出した液滴で画像を形成することを特徴する画像形成装置。
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