JP2007174955A - コンバイン - Google Patents

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Abstract

【課題】ナローガイドを容易に切り換え操作できるとともに、搬送中の穀稈が操作レバーや連係手段に干渉して搬送不良を招くのを防止する。
【解決手段】このコンバイン1は、走行機体2の前方に設けられた前処理部3と、該前処理部3で刈り取られた穀稈を走行機体2に配置された脱穀部4まで搬送する搬送手段12と、穀稈の搬送経路の車幅方向の一方の側部で走行機体2上に配置された運転操作部6と、前処理部3の車幅方向の他方の側部に設けられ、分草作用姿勢位置と格納姿勢位置とに切り換え可能なナローガイド7と、該ナローガイド7を連係手段を介して前記姿勢位置を切り換え操作する操作レバー10と、搬送される穀稈の穂側を搬送経路に沿って案内する案内部材13を備え、該案内部材13を搬送経路と運転操作部6との間に設けると共に、案内部材13と運転操作部6との間に前記操作レバー10を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、穀稈の刈取り作業を行う前処理部の側部に設けられたナローガイドを連係手段を介して分草作用姿勢位置と格納姿勢位置とに切り換え操作する操作レバーを備えたコンバインに関する。
従来のこの種のコンバインとしては、例えば、前処理部の車幅方向の側面下部に、ナローガイドを車幅方向外方に張り出す分草作用姿勢位置と車幅方向内方に引退する格納姿勢位置とに切り換え可能に取り付け、該ナローガイドをワイヤ等の連係手段を介して前記分草作用姿勢位置と前記格納姿勢位置とに切り換え操作する操作レバーを、走行機体上に配置された運転操作部に設置したものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−153629号公報
上記特許文献1においては、運転操作部で操作レバーを操作することにより、ナローガイドの姿勢を容易に切り換えることができる。しかし、操作レバーの車幅方向側方に前処理部によって刈り取られた穀稈を脱穀部まで搬送する搬送経路が配置されることから、特に、長稈等の場合は、穀稈が搬送途中で操作レバーや該操作レバーのワイヤ接続端等に干渉しやすい。このため、穀稈の搬送途中に該穀稈の搬送姿勢が乱れる等して、穀稈の搬送不良を招きやすいという問題がある。
本発明は、このような不都合を解消するためになされたものであり、運転操作部の側方位置で操作レバーを操作してナローガイドを容易に切り換え操作することができるとともに、搬送中の穀稈が操作レバーや連係手段に干渉して該穀稈の搬送不良を招くのを防止することができるコンバインを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る本発明は、走行機体(2)の前方に設けられた前処理部(3)と、該前処理部(3)で刈り取られた穀稈を前記走行機体(2)に配置された脱穀部(4)まで搬送する搬送手段(12)と、該搬送手段(12)による前記穀稈の搬送経路の車幅方向の一方の側部で前記走行機体(2)上に配置された運転操作部(6)と、前記前処理部(3)の車幅方向の他方の側部側に設けられ、分草作用姿勢位置と格納姿勢位置とに切り換え可能なナローガイド(7)と、該ナローガイド(7)を連係手段(8,9)を介して前記分草作用姿勢位置と前記格納姿勢位置とに切り換え操作する操作レバー(10)と、を備えたコンバイン(1)であって、
前記搬送手段(12)によって搬送される前記穀稈の穂側を前記搬送経路に沿って案内する案内部材(13)を備え、
該案内部材(13)を前記搬送経路と前記運転操作部(6)との間に設けると共に、前記案内部材(13)と前記運転操作部(6)との間に前記操作レバー(10)を設けた、
ことを特徴とするコンバイン(1)にある。
請求項2に係る本発明は、前記操作レバー(10)を前記前処理部(3)に配設するとともに、該前処理部(3)を前記走行機体(2)に対して車高方向を向く縦軸(2c)を支点に回動可能に支持して、該走行機体(2)の前方に位置する刈取作業姿勢位置と前記走行機体(2)の前方を開放する開放姿勢位置とに切り換え可能とした、
請求項1記載のコンバイン(1)にある。
請求項3に係る本発明は、前記操作レバー(10)は、起立位置と傾倒位置とに回動操作可能とされ、該起立位置で前記ナローガイド(7)を前記分草作用姿勢位置に切り換え操作し、前記傾倒位置で該ナローガイド(7)を前記格納姿勢位置に切り換え操作する、
請求項1又は2記載のコンバイン(1)にある。
請求項4に係る本発明は、前記操作レバー(10)は、起立位置と傾倒位置とに回動操作可能とされ、該起立位置で前記ナローガイド(7)を前記格納姿勢位置に切り換え操作し、前記傾倒位置で該ナローガイド(7)を前記分草作用姿勢位置に切り換え操作する、
請求項1又は2記載のコンバイン(1)にある。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これにより特許請求の範囲の記載に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によると、搬送手段によって搬送される穀稈の穂側を搬送経路に沿って案内する案内部材を、搬送経路と運転操作部との間に設けると共に、案内部材と運転操作部との間にナローガイドを切り換え操作する操作レバーを設けているので、運転操作部の側方位置で操作レバーを操作してナローガイドを容易に切り換え操作できるものでありながら、搬送中の穀稈が操作レバーや連係手段に干渉して穀稈の搬送不良を招くのを防止することができ、良好な搬送性を確保することができる。
請求項2に係る本発明によると、前処理部を刈取作業姿勢位置と開放姿勢位置とに切り換える際に、操作レバーも前処理部と一緒に移動するため、例えば運転操作部に操作レバーを設けた場合のように、前処理部を刈取作業姿勢位置と開放姿勢位置とに切り換える際に、操作レバーを着脱したり、該操作レバーとナローガイドとの連係を解除したりする不便さをなくすことができる。
請求項3に係る本発明によると、操作レバーの起立位置でナローガイドが分草作用姿勢となるため、ナローガイドが分草作用姿勢にあるのを操作レバーの起立状態で容易に確認することができる。
請求項4に係る本発明によると、操作レバーの傾倒位置でナローガイドが分草作用姿勢となるため、刈取作業時に、脱穀部の入口付近に堆積した藁等を運転操作部側から取り除く際に、操作レバーが邪魔にならず、藁等の除去作業を効率よく行うことができる。
以下、本発明の実施の形態の一例を図を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態の一例であるコンバインを示す平面図、図2は図1の車幅方向の左側面図、図3は操作レバーの配置例を示す車幅方向の左側面図、図4は前処理部のフレーム構造の要部を示す車幅方向の右側面図、図5はワイヤの配索例を示す平面図、図6は前処理部の開放状態を示す平面図、図7は操作レバーの回動操作例を説明するための説明図、図8はナローガイドの切り換え操作例を説明するための説明図である。
本発明の実施の形態の一例であるコンバイン1は、図1及び図2に示すように、左右のクローラ走行装置1a上に搭載された走行機体2と、該走行機体2の前方に設けられた前処理部3と、走行機体2の車幅方向左側に配置された脱穀装置4と、走行機体2の車幅方向右側に配置されたグレンタンク5と、走行機体2の前部の車幅方向右側位置で前方に突出配置された運転操作部6と、前処理部3の車幅方向の左側面側下部に車両の前後方向に沿って設けられ、分草作用姿勢位置と格納姿勢位置とに切り換え可能なナローガイド7と、該ナローガイド7をワイヤ8,9(図3参照)等の連係手段を介して前記分草作用姿勢位置と前記格納姿勢位置とに切り換え操作する操作レバー10と、を備えている。
前処理部3は、この実施の形態では、作業装置11、穀稈搬送装置12、案内板13及び前処理支持フレーム14を有している。
作業装置11には、植立穀稈を分草する複数の分草体15が分草体支持フレーム16に一体に取り付けられている。分草体15の後方には、分草体15により分草された植立穀稈を引き起こす引起装置17及び該引起装置17によって引き起こされた穀稈の株元を切断する刈刃装置18がそれぞれ配置されている。そして、刈刃装置18によって株元が切断された穀稈は、搬送手段としての穀稈搬送装置12によって掻き込まれて脱穀装置4に向けて搬送されつつ、該搬送途中で適正な扱深さに調整された後、脱穀フィードチェーン19を介して脱穀装置4に供給され、脱穀装置4によって脱穀された穀粒がグレンタンク5に貯留される。
穀稈搬送装置12における穀稈の搬送経路と運転操作部6との間には、刈取穀稈の穂側を搬送経路に沿って案内する案内板13が配置されている。案内板13は、例えば作業装置11等に支持された支持フレーム20(図3参照)に取り付けられている。
また、作業装置11は、図3を参照して、走行機体2の車幅方向左側で車両の進行方向に沿って延びる機体フレーム2aの前端部に突設された前処理支持部2bに、前処理支持フレーム14を介して昇降自在、かつ旋回自在に支持されている。
前処理支持フレーム14は、図4及び図5に示すように、前処理支持部2bに対して、その基端部が車高方向を向く縦軸2cの軸心を支点O1 として回動可能に支持された横向き筒状部14aを備えている。
横向き筒状部14aは車幅方向に沿って運転操作部6側に延びており、該横向き筒状部14aの先端部には、運転操作部6と穀稈搬送装置12の搬送経路との間で前方に延びる縦伝動筒14bが横向き筒状部14aの軸心を支点O2 として上下方向に回動可能に支持されている。該縦伝動筒14bの先端には車幅方向に延びる作業装置11側の横伝動筒14cが固定されており、横伝動筒14cの左端部が伝動筒としての前処理フレーム21に接続されている。
また、図4に示すように、縦伝動筒14bと作業装置11側の引起し横伝動筒14dとは支持フレーム22によって連結されており、支持フレーム22には該支持フレーム22から車幅方向左方に延びる連結フレーム23(図1及び図4参照)の基端が固定され、該連結フレーム23の先端と前処理フレーム21とは連結フレーム24によって連結されている。連結フレーム23の長さ方向の略中央部には、図1に示すように、穀稈搬送装置12によって搬送される刈取穀稈の穂先をガイドする穂先ガイド棒25及び搬送途中で刈取穀稈を適正な扱い深さに調整すべく、該刈取穀稈の稈長さを検出する扱深さセンサ26がそれぞれ取り付けられ、連結フレーム23の支持フレーム22との接続端近傍には引起装置17の引起し変速レバー27が取り付けられている。
更に、横向き筒状部14aの先端には、図5に示すように、トランスミッション(図示せず)から駆動力が入力される入力プーリ28が略同軸配置されており、該駆動力が縦伝動筒14b、横伝動筒14c、前処理フレーム21及び引起し横伝動筒14d等を介して作業装置11の各駆動部に伝達される。
そして、縦伝動筒14bに油圧シリンダ等のピストンロッド(図示せず)を接続して該ピストンロッドを伸長駆動することにより、縦伝動筒14bが横向き筒状部14aの軸心O2 を支点として上方に回動して前処理部3が上昇し、前記ピストンロッドを収縮駆動することにより、縦伝動筒14bが横向き筒状部14aの軸心を支点O2 として下方に回動して前処理部3が降下する。
また、横向き筒状部14aを縦軸2cを支点O1 として回動することにより、前処理部3が旋回して、該前処理部3が走行機体2の前方に位置する刈取作業姿勢位置と走行機体2の前方を開放する開放姿勢位置(図6参照)とに切り換え可能とされている。なお、前処理部3を走行機体2の前方を開放する開放姿勢位置に切り換える際には、走行機体2の前端部の車幅方向左側部に露出する脱穀フィードチェーン19及び補助チェーン29は、旋回動作する前処理部3との干渉を回避するために、下方に折り畳まれるようになっている。
ナローガイド7は、図5に示すように、前端部が前処理部3の分草体支持フレーム16に車高方向を向く軸線周りに回動可能に取り付けられ、後端部には補助ガイド7aの前端部がフレキシブルに接続されている。補助ガイド7aの後端部は、走行機体2の機体フレーム2aに前後方向にスライド移動可能に支持されている。
ナローガイド7の後端部には該ナローガイド7に対して平行配置された連結ロッド7bが着脱自在に取り付けられ、連結ロッド7bにはアーム7cの一端が該連結ロッド7bの軸方向に沿ってスライド可能に取り付けられている。アーム7cの他端には、図8に示すように、車高方向を向く軸線を有する揺動軸部7d(図8参照)が設けられており、該揺動軸部7dには揺動プレート7eが一体に固定されている。揺動軸部7dは、図5及び図8に示すように、前処理部3側の横伝動筒14cの車幅方向左端部に取り付けられたブラケット30に回動可能に支持されている。これにより、アーム7cが揺動軸部7dを支点として車両の前後方向に回動可能とされている。なお、揺動プレート7eには、図8に示すように、ブラケット30に突設されたピン31に挿入される長穴32が形成されており、アーム7cの回動動作時に長穴32のいずれかの端部にピン31が当接して、アーム7cの揺動角度ひいては操作レバー10の回動操作角度が規制されるようになっている。
操作レバー10は、図1に示すように、案内板13と運転操作部6との間の引起し変速レバー27の後方位置で支持フレーム22及び連結フレーム23にブラケット33を介して取り付けられている。ブラケット33は、図3及び図4に示すように、支持フレーム22の縦伝動筒14bとの接続端近傍及び連結フレーム23の支持フレーム22との接続端近傍に固定されている。
操作レバー10の基端部には、図3及び図7に示すように、操作プレート34が一体に形成されており、該操作プレート34は一対の摩擦プレート35間に挟まれた状態でブラケット33に車幅方向を向く回動軸となるボルト36等を介して所定の締め付け力で締結されている。これにより、操作レバー10が、起立位置と車両後方への傾倒位置とに回動操作可能とされるとともに、操作プレート34と一対の摩擦プレート35との間の摩擦力により、起立位置及び傾倒位置を含む所定の回動角度位置で位置決め保持されるようになっている。
また、操作レバー10の長手方向の略中央部には、フック37が回動可能に取り付けられている。このフック37を操作レバー10の起立位置でブラケット33に突設されたピン38に掛止することにより、操作レバー10の傾倒位置側への回動を規制するようにしている。
操作レバー10の起立位置において、操作プレート34のボルト36の上側及び下側にはそれぞれ連係手段としてのワイヤ8及びワイヤ9の各一端が接続されている。ワイヤ8,9は、図4及び図5に示すように、操作プレート34から縦伝動筒14bの車幅方向左側の側部に沿って前方に延びた後、縦伝動筒14bの前端部で車幅方向左側に屈曲して横伝動筒14cに沿ってナローガイド7側の揺動プレート7eまで延びて配置され、図8に示すように、ワイヤ8の他端が揺動プレート7eの揺動軸部7dの後方に接続され、ワイヤ9の他端が揺動プレート7eの揺動軸部7dの前方に接続されている。
そして、操作レバー10を傾倒位置(図7の一点鎖線)から起立位置(図7の実線)に回動操作すると、操作プレート34の上側に接続されたワイヤ8が操作レバー10側に引っ張られると同時に操作プレート34の下側に接続されたワイヤ9がナローガイド7のアーム7c(揺動プレート7e)側に引き戻される。これにより、図8に示すように、揺動プレート7eが揺動軸部7dの軸心を支点として反時計周り方向に揺動して、該揺動プレート7eと一体のアーム7cがナローガイド7の連結ロッド7bを後方にスライドしつつ揺動軸部7dの軸心を支点として車幅方向外方に回動する。かかる回動により、アーム7cがナローガイド7を車幅方向外方に押し出し、該ナローガイド7が車幅方向外方に張り出して分草作用姿勢位置に切り換えられ、図8の実線状態となる。
一方、操作レバー10を起立位置(図7の実線)から傾倒位置(図7の一点鎖線)に回動操作すると、操作プレート34の下側に接続されたワイヤ9が操作レバー10側に引っ張られると同時に操作プレート34の上側に接続されたワイヤ8がアーム7c(揺動プレート7e)側に引き戻される。これにより、図8に示すように、揺動プレート7eが揺動軸部7dの軸心を支点として時計周り方向に揺動して、該揺動プレート7eと一体のアーム7cがナローガイド7の連結ロッド7bを前方にスライドしつつ揺動軸部7dの軸心を支点として車幅方向内方に回動する。かかる回動により、アーム7cがナローガイド7を車幅方向内方に引き込み、該ナローガイド7が車幅方向内方に引退して格納姿勢位置に切り換えられ、図8の一点鎖線状態となる。
上記の説明から明らかなように、この実施の形態では、穀稈搬送装置12によって搬送される穀稈の穂側を搬送経路に沿って案内する案内板13を、搬送経路と運転操作部6との間に設けると共に、案内板13と運転操作部6との間にナローガイド7を切り換え操作する操作レバー10を設けているので、運転操作部6の側方位置で操作レバー10を回動操作してナローガイド7を容易に切り換え操作できるものでありながら、搬送中の穀稈が操作レバー10や該操作レバー10のワイヤ8,9接続端等に干渉して穀稈の搬送不良を招くのを防止することができ、これにより、良好な搬送性を確保することができる。
また、操作レバー10を前処理部3に取り付けているので、前処理部3を刈取作業姿勢位置と開放姿勢位置とに切り換える際に、操作レバー10も前処理部3と一緒に移動することになる。これにより、例えば運転操作部6に操作レバーを設けた場合のように、前処理部3を刈取作業姿勢位置と開放姿勢位置とに切り換える際に、操作レバー10を着脱したり、該操作レバー10とナローガイド7とのワイヤ8,9等による連係を解除したりする不便さをなくすことができる。
更に、操作レバー10の起立位置でナローガイド7を分草作用姿勢位置に切り換え操作しているので、ナローガイド7が分草作用姿勢にあるのを操作レバー10の起立状態で容易に確認することができる。
次に、図9を参照して、本発明の他の実施の形態であるコンバインを説明する。なお、上記実施の形態と重複する部分については、図示を省略又は図に同一符号を付して説明を省略する。
この実施の形態は、上記実施の形態が操作レバー10の起立位置でナローガイド7を分草作用姿勢位置に切り換え操作するのに対し、図9に示すように、操作レバー10の起立位置でナローガイド7を格納姿勢位置に切り換え操作し、傾倒位置でナローガイド7を分草作用姿勢位置に切り換え操作するようにしている。
また、操作レバー10の操作プレート34には、該操作レバー10の傾倒位置でナローガイド7が作業状態であることを運転操作部6の作業者に認識させるための認識バー40が回動可能に取り付けられている。認識バー40の先端部は、ブラケット33の上部に取り付けられたガイド部材41に挿入されている。
そして、操作レバー10が傾倒位置に回動操作されると、認識バー40の先端部がガイド部材41から上方に大きく突出して、該突出部分を作業者が目視してナローガイド7が作業状態であることを認識し、操作レバー10が起立位置に回動操作されると、認識バー40の先端部がガイド部材41側に下降する。なお、認識バー40の先端部の運転操作部6側を向く側面に「張出」や「作業中」等の文字等を表示するようにしてもよい。
このように、この実施の形態では、操作レバー10の傾倒位置でナローガイド7が分草作用姿勢となるため、穀稈の刈取作業時に、脱穀装置4の入口付近に堆積した藁等を運転操作部6側から取り除く際に、操作レバー10が邪魔にならず、藁等の除去作業を効率よく行うことができる。
また、操作レバー10が傾倒位置にあっても、ナローガイド7が作業状態にあることを認識バー40によって認識することができるので、ナローガイド7の切り換え操作ミスを防止することができる。その他の構成及び作用効果は上記実施の形態と同様である。
なお、本発明の走行機体、脱穀部、搬送手段、前処理部、運転操作部、ナローガイド、連係手段、操作レバー、案内部材、縦軸等は上記実施の形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施の形態では、操作レバー10とナローガイド7とを連係する連係手段として、ワイヤー8,9を例示したが、これに限定されず、連係手段として、例えばリンク機構等を採用してもよい。
本発明の実施の形態の一例であるコンバインを示す平面図である。 図1の車幅方向の左側面図である。 操作レバーの配置例を示す車幅方向の左側面図である。 前処理部のフレーム構造の要部を示す車幅方向の右側面図である。 ワイヤの配索例を示す平面図である。 前処理部の開放状態を示す平面図である。 操作レバーの回動操作例を説明するための説明図である。 ナローガイドの切り換え操作例を説明するための説明図である。 本発明の他の実施の形態であるコンバインを説明するための図である。
符号の説明
1 コンバイン
2 走行機体
2c 縦軸
3 前処理部
4 脱穀部(脱穀装置)
6 運転操作部
7 ナローガイド
8,9 連係手段(ワイヤ)
10 操作レバー
12 搬送手段(穀稈搬送装置)
13 案内部材(案内板)

Claims (4)

  1. 走行機体の前方に設けられた前処理部と、該前処理部で刈り取られた穀稈を前記走行機体に配置された脱穀部まで搬送する搬送手段と、該搬送手段による前記穀稈の搬送経路の車幅方向の一方の側部で前記走行機体上に配置された運転操作部と、前記前処理部の車幅方向の他方の側部側に設けられ、分草作用姿勢位置と格納姿勢位置とに切り換え可能なナローガイドと、該ナローガイドを連係手段を介して前記分草作用姿勢位置と前記格納姿勢位置とに切り換え操作する操作レバーと、を備えたコンバインであって、
    前記搬送手段によって搬送される前記穀稈の穂側を前記搬送経路に沿って案内する案内部材を備え、
    該案内部材を前記搬送経路と前記運転操作部との間に設けると共に、前記案内部材と前記運転操作部との間に前記操作レバーを設けた、
    ことを特徴とするコンバイン。
  2. 前記操作レバーを前記前処理部に配設するとともに、該前処理部を前記走行機体に対して車高方向を向く縦軸を支点に回動可能に支持して、該走行機体の前方に位置する刈取作業姿勢位置と前記走行機体の前方を開放する開放姿勢位置とに切り換え可能とした、
    請求項1記載のコンバイン。
  3. 前記操作レバーは、起立位置と傾倒位置とに回動操作可能とされ、該起立位置で前記ナローガイドを前記分草作用姿勢位置に切り換え操作し、前記傾倒位置で該ナローガイドを前記格納姿勢位置に切り換え操作する、
    請求項1又は2記載のコンバイン。
  4. 前記操作レバーは、起立位置と傾倒位置とに回動操作可能とされ、該起立位置で前記ナローガイドを前記格納姿勢位置に切り換え操作し、前記傾倒位置で該ナローガイドを前記分草作用姿勢位置に切り換え操作する、
    請求項1又は2記載のコンバイン。
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