JP2007171492A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電磁誘導加熱方式の定着装置において、ループ状コイルを形成するリッツ線に損傷を発生させる恐れもなく、組立作業および部品交換作業を容易とし、生産性が高く安定した電磁誘導加熱方式の定着装置、及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】コイル支持部材13,14にリッツ線12,12を配設する。端子支持部材15,16に端子板18,18を配設する。定着ベルト内に発熱部材としての支持ローラを挿入し、支持ローラの両端に軸受を組付ける。コイル支持部材13を支持ローラ内に挿入する。コイル支持部材14を支持ローラの外側に配置して、コイル支持部材13,14を相対する位置に配置する。コイル支持部材13,14の両端に端子支持部材15,16を取付ける。接続用電極板17を介してリッツ線12を端子板18に接続し、リッツ線12,12、端子板18,18でループ状コイル部を構成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、または、それらの複合機等の画像形成装置とそこに設置される定着装置とに関し、特に、電磁誘導加熱方式の定着装置及び画像形成装置に関する。
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置において、例えば特開2002−82549号公報(特許文献1)に開示されているように、装置の立ち上がり時間を低減して省エネルギー化することを目的として、電磁誘導加熱方式の定着装置を用いたものが多く用いられている。
上記特許文献1等において、電磁誘導加熱方式の定着装置は、支持ローラ(発熱ローラ)、定着補助ローラ(定着ローラ)、支持ローラと定着補助ローラとによって張架された定着ベルト、支持ローラに定着ベルトを介して対向する誘導加熱部、定着補助ローラに定着ベルトを介して対向する加圧ローラ、等で構成される。誘導加熱部は、幅方向(記録媒体の搬送方向に直交する方向)に延設されたコイル部(励磁コイル)や、コイル部に対向するコア等で構成される。
そして、定着ベルトは、誘導加熱部との対向位置で加熱される。加熱された定着ベルトは、定着補助ローラ及び加圧ローラの位置に搬送される記録媒体上のトナー像を加熱して定着する。詳しくは、コイル部に高周波の交番電流を流すことで、コイル部の周囲に磁界が形成されて、支持ローラ表面近傍に渦電流が生じる。支持ローラに渦電流が生じると、支持ローラ自身の電気抵抗によってジュール熱が発生する。このジュール熱によって、支持ローラに巻装された定着ベルトが加熱される。
このような電磁誘導加熱方式の定着装置は、少ないエネルギー消費で短い立ち上げ時間にて、定着ベルトの表面温度(定着温度)を所望の温度まで昇温できるものとして知られている。
一方、特開2000−214703号公報(特許文献2)等には、電磁誘導加熱方式を用いた定着装置であって、定着ベルトを挟むようにコア部を形成する技術が開示されている。すなわち、誘導加熱部のコア部は、定着ベルトの外周面及び内周面に対向するように配設されている。この技術は、定着ベルトにおける発熱効率を向上することを目的としたものである。
また、特開2000−162912号公報(特許文献3)等には、電磁誘導加熱方式を用いた定着装置であって、誘導加熱部のコア部(磁性体コア)のキューリー点を幅方向で調整する技術が開示されている。詳しくは、幅方向両端部におけるコア部のキューリー点が、幅方向中央部のキューリー点に比べて小さくなるように形成している。この技術は、小サイズの記録媒体を通紙した場合に定着ベルトの幅方向両端部に生じる昇温を抑止することを目的としたものである。
特開2002−82549号公報 特開2000−214703号公報 特開2000−162912号公報
上述した従来の定着装置に対して、発熱部材の過昇温を防止するためキューリー点を有する部材(自己温度制御が可能な部材)を発熱部材に用いた場合、磁束を発生させるコイル部を発熱部材の主面に対向させて配設したときに比べて、発熱部材の表裏面を挟むようにコイル部を配設したときの方が、発熱部材における自己温度制御の能力が高まることから、このような定着装置を本出願人は提案している(特願2005−140195)。
このような定着装置では、装置構成として、発熱部材の表裏面(内外周面)をループ状コイル部で挟み込む必要があり、この配置により、その性能を大いに発揮できる。電磁誘導加熱方式を用いた定着装置として用いる場合は、発熱体が支持ローラとなり、かつ、その周りには定着ベルトを装着するため、回転自在に支持する必要がある。すなわち、定着ベルトを備え、回転支持される支持ローラの表裏面を通る連続したループ状コイルを配置しなければならない。
通常、ループ状コイルには、リッツ線を用いるが、定着性能を確保するためには最低でも5巻き以上は確保したい。この構成を作るには、まず、定着ベルト内周面側に挿入された支持ローラおよび支持ローラ回転用軸受を設置した状態で、リッツ線を支持ローラの内周面から外周面を通って、再び内周面を通るという作業を5回以上繰り返す必要がある。さらに、発熱性能を維持するためには、配置されるリッツ線を正確な位置に順番に配置する必要もある。
これらを実作業として説明すると、リッツ線の外径φ3mmで、支持ローラの内径がφ28.5mmの場合、この支持ローラ内周面側に、5回リッツ線を繰り返し挿入し、決められた位置に保持することは、多くの時間を要する作業である。さらに、リッツ線の挿入、接触によって生じる、すでに配置されたリッツ線への傷発生を防ぐことも難しい。すなわち、量産性が著しく低いものとなっている。
そして、組み上がったループ状コイルと定着ベルト、支持ローラおよび軸受は一体となっているため、ハンドリング性が悪く、仮に部品NG(不良)が判明し部品交換が必要になった場合でも、部品の交換はほとんど不可能である。
また、リッツ線は、φ0.1mm程度の素線を約100本束ねた線であるため、上記定着装置において、コイル巻き数を得るにはリッツ線の折り返しが必要であるが、線の腰が強く、直角に曲げる成形ができない。その結果、支持ローラの両端部外側でのリッツ線のはい回しに余計なスペースが必要となっている。
そこで、本発明では前記した電磁誘導加熱方式を用いた定着装置に用いるループ状コイルにおける問題点において、リッツ線に損傷を発生させる恐れもなく、組立作業および部品交換作業を容易とし、生産性が高く安定した電磁誘導加熱方式の定着装置、及び画像形成装置を提供することを課題とする。
本発明は、電磁誘導加熱方式の定着装置で、発熱部材の表裏面(内外周面)をはさむように配置されるコイルにおいて、そのループ状コイル内に接続部を設け、これを介することで、ループ状コイルを完成させる。これにより、コイル部、コイル支持部材および発熱部材を個別構成とできるので、一度に組み合わせることができる。特に、内側及び外側コイル部において、巻き数が多い場合でも、コイル支持部材にあらかじめ巻き数分のコイル部を配置できるので、定着ベルト、支持ローラおよび軸受を組んだ状態でのコイル巻き作業が必要なくなり、一度に組み上げることができる。また、逆に、組みあがったコイルや発熱部材を分割することも可能で、部品に不具合が見つかった場合には、容易に部品交換が行えることなどを特徴としている。
請求項1に記載の本発明の定着装置は、トナー像を記録媒体に定着する定着装置であって、磁束を発生させるコイルと、前記磁束によって発熱する発熱部材とを備え、前記発熱部材は、中空円筒形状をしており、前記コイルが前記中空円筒形状の発熱部材の内外周面を挟さむようにループ状に配設されたループ状コイルである定着装置において、前記ループ状コイル内に、前記発熱部材の内周面側に位置する内側コイル部と該発熱部材の外周面側に位置する外側コイル部とを接続する端子部を設けたことを特徴とする。
請求項2に記載の本発明の定着装置は、請求項1の定着装置であって、前記ループ状コイルを、発熱部材外周面側に設置され前記外側コイル部を支持するコイル部支持部材と、発熱部材内周面側に設置され前記内側コイル部を支持するコイル部支持部材と、前記端子部を支持して前記両コイル支持部材を連結させる端子部材と、によって構成していることを特徴とする。
請求項3に記載の本発明の定着装置は、請求項2に記載の定着装置であって、前記コイル支持部材内に配置される内側コイル部と外側コイル部とがリッツ線であり、該リッツ線と前記端子部に接続するための接続用電極板において、リッツ線の断面と接触する電極板面内とリッツ線外周面と接触する電極板面内に、ともに鋭利な凸形状を有していることを特徴とする。
請求項4に記載の本発明の定着装置は、請求項2に記載の定着装置であって、前記コイル支持部材内に配置される内側コイル部と外側コイル部とがリッツ線であり、該コイル支持部材に前記リッツ線を貫通保持する穴部を有することを特徴とする。
請求項5に記載の本発明の画像形成装置は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の定着装置を備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、発熱部材とループ状コイルを一度に組合せることができるので、コイル巻き数が多数回必要な場合でも、コイル巻き作業は不要になり、作業時間の大幅な短縮が可能となる。また、端子部を用いることで、支持ローラ端部でループ状コイルを折り返す場合に、リッツ線等を無理に曲げた状態で支持する必要がなくなり、その曲げ部の占有面積も削減できるので、定着装置のコンパクト化も達成できる。
請求項2の発明によれば、請求項1の効果に加えて、ループ状コイル部が子部品の組合せにより構成されているので、あらかじめリッツ線等を組み込むことができ、発熱部材等との組み付けも容易となる。また、リッツ線等の両端がコイル支持部材内で電極板と組み合わされているので、経時によるゆるみ等の発生を抑えられる。
請求項3の発明によれば、請求項2の効果に加えて、リッツ線がゆるむこともなく、長期に渡って、接触不良を発生させる恐れも防止できる。また、リッツ線端部近くにスリーブをかしめ固定することで、より効果を高められる。
請求項4の発明によれば、請求項2の効果に加えて、穴部によって、経時において、リッツ線がコイル支持部材からずれることを防止できるので、常にコイルギャップを維持でき、安定した定着性能を得ることができる。
請求項5の発明によれば、画像形成装置において請求項1〜4の効果が得られる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
図1〜図6にて本発明の実施の形態について詳細に説明する。まず、図1にて、実施の形態の画像形成装置全体の構成・動作について説明する。図1において、100は画像形成装置の装置本体であり、この画像形成装置100はレーザープリンタである。31は画像情報に基いた露光光Lを感光体ドラム39上に照射する露光部、32は装置本体100に着脱自在に設置される作像部としてのプロセスカートリッジ、33は感光体ドラム39上に形成されたトナー像を記録媒体Pに転写する転写部、34は出力画像が載置される排紙トレイ、35、36は転写紙等の記録媒体Pが収納された給紙部、37は記録媒体Pを転写部33に搬送するレジストローラ、38は手差し給紙部、39は像担持体としての感光体ドラム、40は記録媒体P上の未定着画像を定着する定着装置を示す。この定着装置40は本発明を適用した実施の形態の定着装置であり、その詳細については後述説明する。
画像形成装置100における、通常の画像形成時の動作について説明する。まず、露光部31から、画像情報に基づいたレーザ光等の露光光Lが、プロセスカートリッジ32の感光体ドラム39上に向けて発せられる。感光体ドラム39は図中の反時計方向に回転しており、所定の電子写真プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程)を経て、感光体ドラム39上に画像情報に対応したトナー像が形成される。その後、感光体ドラム39上に形成されたトナー像は、転写部33で、レジストローラ37により搬送された記録媒体P上に転写される。
一方、転写部33に搬送される記録媒体Pは、次のように動作する。まず、画像形成装置本体100の複数の給紙部35、36、38のうち、1つの給紙部が自動又は手動で選択される(例えば、最上段の給紙部35が選択されたものとする。)。そして、給紙部35に収納された記録媒体Pの最上方の1枚が、搬送経路Kの位置に向けて搬送される。その後、記録媒体Pは、搬送経路Kを通過してレジストローラ37の位置に達する。そして、レジストローラ37の位置に達した記録媒体Pは、感光体ドラム39上に形成されたトナー像と位置合わせをするためにタイミングを合わせて、転写部33に向けて搬送される。
転写工程後の記録媒体Pは転写部33の位置を通過した後に、搬送経路を経て定着装置40に達し、後述のように定着装置40で記録媒体Pにトナー像が定着される。そして、、定着装置40から送出された記録媒体Pは出力画像として画像形成装置本体100から排出されて、排紙トレイ34上に載置される。こうして、一連の画像形成プロセスが完了する。
図2は本発明の実施の形態の定着装置40の断面図であり、同図に基づいて実施の形態の定着装置40の構成・動作について詳述する。図2に示すように、この定着装置40は、主として、定着ローラ1、定着ベルト2、支持ローラ3、誘導加熱装置4、加圧ローラ5、サーミスタ6、ガイド板7等で構成されている。
定着ローラ1は、ステンレス鋼などの鉄系芯金の表面にシリコーンゴム等の弾性層を設けたものであり、この弾性層は、肉厚が3mm〜10mmで、アスカー硬度が10〜50度となっている。
発熱部材としての支持ローラ3は、磁性導電性材料からなる発熱部(円筒部)を持ち、その肉厚は0.6mm程度としている。そして、この支持ローラ3は、軸受11(図6参照)と組み合わされることで、回転自在に保持されている。
定着ベルト2は、ポリイミド等の耐熱樹脂材料で構成された基材上に、弾性層および離型層が順次設けられている。この定着ベルト2は、支持ローラ3と定着ローラ1とに張架・支持されている。
加圧ローラ5は、アルミニウム等の芯金上に、弾性層および離型層が順次設けられている。支持ローラ3と同じように、定着ローラ1、加圧ローラ5も、軸受にて回転自在に保持されている。
定着ローラ1は、図示しない駆動部によって駆動され、この定着ローラ1と支持ローラ3は図2の反時計方向に回転する。また、定着ベルト2は、支持ローラ3と定着ローラ1とに張架・支持されており、定着ローラ1と支持ローラ3の回転にともなって移動する。そして、前記転写部33から搬送経路を経て当該定着装置40に達した記録媒体Pは、定着ベルト2を介して定着ローラ1と加圧ローラ5との間に送入され、定着ベルト2から受ける熱と加圧ローラ5から受ける圧力とによってトナー像Tが定着される。トナー像Tが定着された記録媒体Pは、定着ベルト2と加圧ローラ5との間からガイド板7を介して排出される。
誘導加熱装置4は後述説明するように内側コイル部及び外側コイル部としてのリッツ線12,12(及び後述の端子部)によりループ状コイルを構成しており、このリッツ線12,12は、支持ローラ3の表裏面(外周面及び内周面)に対向するように配設されている。そして、このループ状コイルには図示しない高周波電源部から、10k〜1MHz(好ましくは、10k〜300kHz)の交番電流が印加される。
なお、発熱部材としての支持ローラ3は、その材料として、ニッケル、鉄、クロム、又は、それらの合金等の磁性導電性材料を用いることができる。そして、各材料の添加量と加工条件とを調整することで所望のキューリー点を得ることができる。このように、キューリー点が定着ベルト2の定着温度近傍となる磁性導電性材料にて支持ローラ3を形成することで、支持ローラ3は電磁誘導によって過昇温されることなく加熱されることになる。すなわち、支持ローラ3(その発熱層)の温度がキューリー点を超えた場合には、支持ローラ3の発熱が制限されることになる。すなわち、誘導加熱装置4によって加熱された支持ローラ3の温度がキューリー点を超えた場合には、支持ローラ3が磁性を失うために、表面近傍での過電流の発生が制限される。これにより、支持ローラ3におけるジュール熱の発生両が低下し、過昇温が抑止される。
ここで、誘導加熱装置4に代えて、図6の誘導加熱装置30のような構成とすると問題がある。この誘導加熱装置30は、リッツ線31が支持ローラ3と軸受11及び定着ベルト2を巻き付けており、このリッツ線31が容易に取り外せないことが予想できる。これに対して、次に説明する実施の形態の誘導加熱装置4はこのような問題を解消できる。
図3は実施の形態の誘導加熱装置4の分解斜視図、図4は同誘導加熱装置4の組立状態を示す斜視図である。この誘導加熱装置4は、主として内側コイルユニットA、外側コイルユニットB、端子ユニットC,Dで構成されており、これら各部は、耐熱樹脂等により成形されたコイル支持部材13,14、端子支持部材15,16を基材として備えている。
コイル支持部材13,14は端部13a,14aを有するトレー状の形状であり、このコイル支持部材13,14には、直線状のリッツ線12が必要本数並列に設置されている。この実施の形態ではそれぞれ5本のリッツ線12が配置され、リッツ線12の両端は、コイル支持部材13,14の端部13a,14aに設けられた接続用電極板17に固定されている。なお、内側コイルユニットAのコイル支持部材13に配置された5本のリッツ線12は、支持ローラ3の内周面に沿うように、中央が最も外側コイルBに近くなるように円弧状に配列されている。
リッツ線12の端面とコイル支持部材13,14の端部13a,14aの接続用電極板17との接触は、できるだけ多くの接触が必要なため、はんだ付けや超音波溶接が好ましい。この実施の形態では、簡易的な方法として接続用電極板17を箱型としている。また、図5(A) に示したように、接続用電極板17は、リッツ線12の断面(端面)と接触する面に微小な凸部17aが設けられ、リッツ線12との間の接触点を確保し、かつ、リッツ線12の外周面と接触する電極板側面には、鋭利で大きな凸部17bが設けられ、この凸部17bをリッツ線12の外周面に食い込ませることで、強固に支持させている。
端子支持部材15,16は、基板15a,16aと、この基板15a,16aの中央に形成されたスペーサ部15b,16bとで構成されている。スペーサ部15b,16bと基板15a,16aとの間にはスリットが設けられており、この基板15a,16aにはスリットを通して端子板18がそれぞれ取り付けられている。一方の端子ユニットCの端子支持部材15には、5つの端子板18がスペーサ部15bに対して直角に配置されて、他方の端子ユニットDの端子支持部材16には、4つの端子板18がスペーサ部16bに対して斜めに配置されている。また、この端子支持部材16の基板16aの上下端部には電極部19,19が配設されている。
図4に示すように、組立状態では、内側コイルユニットAと外側コイルユニットBとが対向するように配置され、内側コイルユニットAと外側コイルユニットBの両側に端子ユニットC,Dが填め込まれる。すなわち、コイル支持部材13の端部13a,13aとコイル支持部材14の端部14a,14aの間に、端子支持部材15のスペーサ部15bと端子支持部材16のスペーサ部16bとが介在され、内側コイルユニットAと外側コイルユニットBとの間に発熱部材用の空間Sが形成される。そして、この空間Sに支持ローラ3(及び定着ベルト2)が配設される。
また、組立状態では、内側コイルユニットAの接続用電極板17と外側コイルユニットBの接続用電極板17とが端子ユニットC,Dの各端子板18により電気的に接続される。ここで、図3に示したように、内側コイルユニットAの5本のリッツ線12と外側コイルユニットBの5本のリッツ線12はそれぞれ平行に対向し、互いに対向するリッツ線同士は一方の端子ユニットCにおける端子板18により接続される。これに対して、他方の端子ユニットDにおける端子板18はスペーサ部16bに対して斜めに配置されており、内側コイルユニットAのリッツ線12と外側コイルユニットBのリッツ線12は1本分ずらして接続される。これにより、リッツ線12、接続用電極板17及び端子板18は空間Sを取り巻くループ状コイルを構成している。なお、端子ユニットDの電極部19,19には前記交番電流を印加する高周波電源部が接続される。なお、内側コイルユニットAのリッツ線12が「内側コイル部」、外側コイルユニットBのリッツ線12が「外側コイル部」、端子ユニットC,Dの端子板18が「端子部」に相当する。
次に、定着装置40への組み付けは以下のように行う。まず、定着ベルト2内に支持ローラ3を挿入し、その支持ローラ3の両端に軸受11(図6)を組付ける。この状態で、内側コイルユニットAを、定着ベルト2を配し軸受11を組付けた支持ローラ3内に挿入する。そして、外側コイルユニットBを内側コイルユニットAと相対する位置に配置し、内側コイルユニットAのコイル支持部材13と外側コイルユニットBのコイル支持部材14に対して、電気的にかつ機械的に接続する端子ユニットC,Dを取付ける。これにより、定着ベルト2、支持ローラ3とその周りに配置されたループ状コイル部が完成する。なお、端子支持部材15,16の裏面側に、板バネを設置することで、電極板度同士の接触を経時において安定化させている。最後に、この一体となった、定着ベルト2、支持ローラ3および誘導加熱装置4(ループ状コイル部)を定着装置40に組付け、端子ユニットDの電極部19,19と高周波電源部電源部を接続することで完成となる。
この結果、発熱させる支持ローラ3の内外周面をはさむようにループ状コイルを配置できるので、発熱部材(支持ローラ3)の狙いの性能を引き出すことが可能となる。同時に、この組付でのコイル巻き作業の時間短縮、リッツ線と支持ローラとの接触による傷発生の防止、支持ローラ内周面側および外周面側でのリッツ線配置の安定化、コイル折り返し部周りの省スペース化等の効果が得られる。
上記説明では、定着ベルト2を含む支持ローラ3に内外周面用の両コイル支持部材13,14を組みつけてから、定着装置40に組み込んでいるが、定着装置40の組みつけにおいて、内側コイルユニットAのコイル支持部材13をあらかじめ、定着装置40に保持しておき、そこに定着ベルト2と支持ローラ3を挿入してから、外側コイルユニットB(コイル支持部材14)を組みつけても問題ない。組付けの工数から考えると、この方が適していると言える。
上記の実施の形態では、誘導加熱装置4(ループ状コイル部)により支持ローラ3を加熱するようにしてるが、誘導加熱部として、定着ベルト2内に設けた発熱部材を加熱する方式や、別途発熱部材を定着ベルト2内面側に配置し、それを加熱する方式でも、同様の効果が得られる。
また、リッツ線12を支持するコイル支持部材13,14において、リッツ線12を単にコイル支持部材13,14上に設置するだけでは、リッツ線12が経時において、振動や重力等によりずれる可能性がある。その対策として、配置されたリッツ線12の外周にエポキシ樹脂等を被服することで固定させる方法や、図5(B) に示したように、コイル支持部材13の一部に保持部13b及び穴部13c設けて、この穴部13cの中にリッツ線12を通すことでリッツ線12を貫通保持し、リッツ線12の移動を防止する方法を採用してもよい。なお、図5(B) では内側コイルユニットAのッコイル支持部材13を例に図示しているが、外側コイルユニットBのコイル支持部材14についても同様である。
図5(C) は、リッツ線12の端部の詳細を示しており、リッツ線12の端部にスリーブ12aをかしめて固定することで、図5(A) に示した接続用電極板17のリッツ線12の外周面と接触させる凸部17bと、このスリーブ12aを干渉させる。これにより、リッツ線12の抜け防止の働きをする。
定着ベルト2は取り外した状態でφ60mm、支持ローラ3は外径φ30mm、内径φ28.5mmで、材料としてキューリー点が定着可能温度であって、300度以下となる整磁合金を用いている。ループ状コイルには、素線φ0.2mmを200本を束ねたリッツ線を用い、巻き数としては5回としている。上記の部品を用いた定着装置において、本発明の端子部およびコイル支持部材を用いることで、装置に組み込む場合に、コイルの巻き作業は0秒となるので、定着装置組付け時の作業タクトを半分以下に下げることができた。また、リッツ線同士が接触することによる傷の発生も0となり、かつ、支持ローラ内周面でのコイルも狙いどおりの位置に設定でき、支持ローラを挟んだコイル同士の位置(ギャップ)も安定して確保できるので、常に、狙いどおりの発熱性能を得ることができる。
なお、本発明は、中空円筒形状体の内外周面に渡って、コイル部材で閉ループを構成するものに応用可能である。
また、本発明は上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、上記各実施の形態の中で示唆した以外にも、上記各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記各実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
本発明の実施の形態の画像形成装置を示す全体構成図である。 実施の形態の定着装置の断面図である。 実施の形態の誘導加熱装置の分解斜視図である。 実施の形態の誘導加熱装置の組立状態を示す斜視図である。 実施の形態の誘導加熱装置の細部及び変形例を示す図である。 実施の形態における比較例の誘導加熱装置を示す図である。
符号の説明
1 定着ローラ
2 定着ベルト
3 支持ローラ(発熱部材)
4 誘導加熱装置
11 軸受
12 リッツ線(内側コイル部、外側コイル部)
13,14 コイル支持部材
13c 穴部
15,16 端子支持部材
17 接続用電極板
17a 凸部
17b 大きな凸部
18 端子板(端子部)
19 電極部
40 定着装置
100 画像形成装置
P 記録媒体
S 空間
T トナー像

Claims (5)

  1. トナー像を記録媒体に定着する定着装置であって、磁束を発生させるコイルと、前記磁束によって発熱する発熱部材とを備え、前記発熱部材は、中空円筒形状をしており、前記コイルが前記中空円筒形状の発熱部材の内外周面を挟さむようにループ状に配設されたループ状コイルである定着装置において、
    前記ループ状コイル内に、前記発熱部材の内周面側に位置する内側コイル部と該発熱部材の外周面側に位置する外側コイル部とを接続する端子部を設けたことを特徴とする定着装置。
  2. 前記ループ状コイルを、発熱部材外周面側に設置され前記外側コイル部を支持するコイル部支持部材と、発熱部材内周面側に設置され前記内側コイル部を支持するコイル部支持部材と、前記端子部を支持して前記両コイル支持部材を連結させる端子部材と、によって構成していることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記コイル支持部材内に配置される内側コイル部と外側コイル部とがリッツ線であり、該リッツ線と前記端子部に接続するための接続用電極板において、リッツ線の断面と接触する電極板面内とリッツ線外周面と接触する電極板面内に、ともに鋭利な凸形状を有していることを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記コイル支持部材内に配置される内側コイル部と外側コイル部とがリッツ線であり、該コイル支持部材に前記リッツ線を貫通保持する穴部を有することを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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