JP2007169197A - 被覆植物活力剤 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】植物活力能を有する特定の化合物(A)、乳化・分散剤(B)、及び水溶性賦形剤(C)を含んで構成される被覆層が被被覆粒子(D)上に形成された粒子であって、化合物(A)が該被覆層内に油滴の状態で分散した構造を有する粒子からなる被覆植物活力剤。
【選択図】図1
Description
R21−O−(AO)m−R22 (2−1)
〔式中、R21は水酸基を1つ以上有していてもよい炭素数12〜24の炭化水素基、R22は水素原子又は水酸基を1つ以上有していてもよい炭素数1〜24の炭化水素基、AOは炭素数2〜4のオキシアルキレン基、mは、アルキレンオキサイドの平均付加モル数であり、0〜5の数を表す。但し、mが0の場合はR22は水素原子ではない。〕
R31−COO−(AO)n−R32 (3−1)
〔式中、R31は水酸基を1つ以上有していてもよい炭素数11〜29の炭化水素基、R32は水素原子、水酸基を1つ以上有していてもよい炭素数1〜30の炭化水素基、−COR33(R33は炭素数11〜23の炭化水素基)又は対イオン、AOは炭素数2〜4のオキシアルキレン基、nは、アルキレンオキサイドの平均付加モル数であり、0〜5の数を表す。〕
(A)成分は植物活力能を有する化合物であり、下記(A1)〜(A5)から選ばれる1種以上の化合物である。
R21−O−(AO)m−R22 (2−1)
〔式中、R21は水酸基を1つ以上有していてもよい炭素数12〜24の炭化水素基、R22は水素原子又は水酸基を1つ以上有していてもよい炭素数1〜24の炭化水素基、AOは炭素数2〜4のオキシアルキレン基、mは、アルキレンオキサイドの平均付加モル数であり、0〜5の数を表す。但し、mが0の場合はR22は水素原子ではない。〕
R31−COO−(AO)n−R32 (3−1)
〔式中、R31は水酸基を1つ以上有していてもよい炭素数11〜29の炭化水素基、R32は水素原子、水酸基を1つ以上有していてもよい炭素数1〜30の炭化水素基、−COR33(R33は炭素数11〜23の炭化水素基)又は対イオン、AOは炭素数2〜4のオキシアルキレン基、nは、アルキレンオキサイドの平均付加モル数であり、0〜5の数を表す。〕
一般式(1−1)において、R11、R12、R13の炭化水素基は、それぞれ飽和、不飽和の何れでも良く、好ましくは飽和であり、また直鎖、分岐鎖、環状の何れでも良く、好ましくは直鎖又は分岐鎖、特に好ましくは直鎖である。また、R11、R12、R13のいずれか2つが一緒になって環を形成していても良い。更に炭化水素基の総炭素数は奇数でも偶数でもよいが、偶数が好ましい。
CH3(CH2)o-1OH(oは12〜24、好ましくは14〜24、更に好ましくは14〜22、特に好ましくは16〜20の整数)で表される1−アルカノールが挙げられる。すなわち、一般式(1−1)で表される化合物として、炭素数12〜24の1価アルコールが挙げられる。具体的には、1−ドデカノール、1−トリデカノール、1−テトラデカノール、1−ペンタデカノール、1−ヘキサデカノール、1−ヘプタデカノール、1−オクタデカノール、1−ノナデカノール、1−エイコサノール、1−ヘンエイコサノール、1−ドコサノール、1−トリコサノール、1−テトラコサノールが挙げられる。
CH3CH(OH)(CH2)p-3CH3(pは12〜24、好ましくは16〜24、更に好ましくは16〜20の整数)で表される2−アルカノールが挙げられる。具体的には、2−ドデカノール、2−トリデカノール、2−テトラデカノール、2−ペンタデカノール、2−ヘキサデカノール、2−ヘプタデカノール、2−オクタデカノール、2−ノナデカノール、2−イコサノール等が挙げられる。
CH2=CH(CH2)q-2OH(qは12〜24、好ましくは16〜24、更に好ましくは16〜20の整数)で表される末端不飽和アルコールが挙げられる。具体的には、11−ドデセン−1−オール、12−トリデセン−1−オール、15−ヘキサデセン−1−オール等が挙げられる。
その他の不飽和長鎖アルコールとして、オレイルアルコール、エライジルアルコール、リノレイルアルコール、リノレニルアルコール、エレオステアリルアルコール(α又はβ)、リシノイルアルコール、フィトール等が挙げられる。
HOCH2CH(OH)(CH2)r-2H(rは12〜24、好ましくは16〜24、更に好ましくは16〜20の整数)で表される1,2−ジオールが挙げられる。具体的には、1,2−ドデカンジオール、1,2−テトラデカンジオール、1,2−ヘキサデカンジオール、1,2−オクタデカンジオール等が挙げられる。
一般式(2−1)において、R21、R22の炭化水素基は、それぞれ飽和、不飽和の何れでも良く、好ましくは飽和であり、また直鎖、分岐鎖、環状の何れでも良く、好ましくは直鎖又は分岐鎖、特に好ましくは直鎖である。また、R21、R22の炭化水素基は、水酸基を1つ以上有していてもよい。また、R21、R22の炭素数の合計は、50以下が好ましく、より好ましくは12〜48、更に好ましくは16〜44である。また、一般式(2−1)で表される化合物は、総炭素数が12〜48、更に24〜48、特に32〜40であることが好ましい。一般式(2−1)中のAOは、オキシエチレン基、オキシプロプレン基及びオキシブチレン基から選ばれる1つ以上の基が好ましく、m個のAOは同一でも異なっていても良く、ランダム、ブロックいずれでも良い。一般式(2−1)で表される化合物の具体例としては、以下のようなものが挙げられる。中でも、(A2−1)の化合物が好ましい。
CH3(CH2)s-1−O−(CH2)s-1CH3(sは12〜24、好ましくは16〜24、更に好ましくは16〜20の整数)で表されるジ−n−アルキルエーテルが挙げられる。具体的には、ジドデシルエーテル、ジトリデシルエーテル、ジテトラデシルエーテル、ジペンタデシルエーテル、ジヘキサデシルエーテル、ジオクタデシルエーテル等が挙げられる。
CH2=CH−OR3a(R3aは炭素数12〜24、好ましくは16〜24のアルキル基又はアルケニル基)で表されるビニルエーテルが挙げられる。具体的には、ビニルラウリルエーテル、ビニルミリスチルエーテル、ビニルセチルエーテル、ビニルステアリルエーテル、ビニルオレイルエーテル、ビニルリノレイルエーテル等が挙げられる。
一般式(3−1)において、R31、R32の炭化水素基は、それぞれ飽和、不飽和の何れでも良く、好ましくは飽和であり、また直鎖、分岐鎖、環状の何れでも良く、好ましくは直鎖又は分岐鎖、特に好ましくは直鎖である。また、R31、R32の炭素数の合計は、50以下が好ましく、より好ましくは12〜48、更に好ましくは16〜44である。
(A4)成分の官能基としては、カルボキシル基、水酸基、アミノ基等が挙げられ、有機酸は、少なくとも1つの水酸基を有することが好ましい。また、官能基に結合する基としては、アルキル基、アルケニル基、アルキルアミノ基、オキシアルキレン基等が挙げられる。(A4)成分としては、下記一般式(4−1)で表される化合物が好ましい。
R41、R44、R49:それぞれ独立して、炭素数1〜30の炭化水素基
a:0又は1以上の数
l、m、n、o、p、q、r、s、t:それぞれ独立して、0〜10の数
u、v:それぞれ独立して、1〜50の数
を示し、これらは分子中の官能基の少なくとも1つに1〜30の炭素原子を含む基が結合するように選択され、また、A、Cの両方が、−R44、−OH及び−OR45から選ばれる基である場合は、
グリセリン誘導体としては、グリセリンと酸とのエステル(以下、グリセリンエステルという)、グリセリンと水酸基含有化合物とのエーテル(以下、グリセリンエーテルという)、グリセリンの縮合物もしくはその誘導体及びグリセリン酸もしくはその誘導体からなる群から選ばれるものが好ましい。
(B)成分は、(A)成分を油滴として安定に乳化・分散させる機能を持ち、且つ被覆層を形成させる段階、及び植物成長に悪影響を及ぼさないものであれば特に限定されない。例えば、カゼインナトリウム、ゼラチン、乳蛋白、大豆蛋白等の水溶性蛋白質、アラビアガム、キサンタンガム等のガム類、ショ糖脂肪酸エステル、エステル化化工澱粉、レシチン、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビタンアルキレート等の非イオン界面活性剤、カルボン酸系、スルホン酸系、硫酸エステル系、リン酸エステル系の陰イオン界面活性剤等が挙げられる。
(C)成分は、(A)成分を油滴として固定化し被覆層を形成させる為のもので、水に接触した場合速やかに溶解する水溶性賦形剤である。例えば、グルコース、果糖、乳糖、麦芽糖、蔗糖、デキストリン、トレハロース、シクロデキストリン、マルトース、フルクトース、プルラン、あるいはソルビトール、マンニトール等の糖アルコール等が挙げられる。この中でも、溶解性、吸湿性、粒子形成性の観点から、デキストリンが特に好ましい。又、上記の水溶性賦形剤は、必要に応じて2種以上組合わせて使用しても良い。
(D)成分は、(A)成分、(B)成分及び(C)成分又は(A)成分及び(C’)成分を含んで構成される被覆層を被覆させるための粒子である。(D)成分は、コア(核粒子)として機能でき、かかる被覆層が被覆可能な物質であれば、形状、大きさ、強度等は特に限定しない。(D)成分をコアとしてその上に被覆層を形成することで、最終的な植物活力剤の粒径、形状、被覆層の厚み等の調整が容易になる。
本発明の被覆植物活力剤は、(D)成分上に、(A)成分、(B)成分及び(C)成分又は(A)成分及び(C’)成分を含んで構成される被覆層が形成されており、被覆層内部に、植物活力能を有する(A)成分が微粒化された油滴として分散している構造を有する。この様な構造を持つことにより、水と接触すると(B)成分及び(C)成分、又は(C’)成分が溶解し、内部の(A)成分が微細な粒子として植物に供給される為、植物に吸収されて活力を向上させることができる。又、このような粒子構造をとることで(A)成分が粒子から染み出すことが無く、保存中に製品がブロッキングを起こすことが無い。また、製品形態が粒子状のため、機械散布性に優れ、且つ、被被覆粒子の大きさ、重量を任意に選定できることから、水田など水の流れのあるところに施用した場合でも、流亡を防止する機能を併せ持つ。
被覆植物活力剤の製造法は、まず主成分である(A)成分を微細な油滴又は微粒子状に分散させる為、(A)成分、(B)成分及び(C)成分又は(C’)成分、並びに水を混合し、O/W型の乳化・分散液を調製する。この時、(A)成分が常温固体の油性成分の場合は、その融点以上に加熱して乳化分散を行う。得られた乳化・分散液を、(D)成分上にコーティングし、乾燥することにより、被覆層内に(A)成分が微細な油滴粒子として分散・固定化された被覆植物活力剤が得られる。
任意工程として、得られた被覆植物活力剤を更にコーティングすることで、(A)成分の放出タイミング、速度をコントロールすることも可能である。放出のタイミング、速度の制御により、散布頻度の低減等の作業性向上が期待できる。また、(A)成分を含む被覆層を形成する工程に、パン型コーティング法等のコーティング装置を用いる場合、付加工程であるコーティング操作を同一の装置内で行うことも可能である。
水45重量部に、エマルスター30(松谷化学工(株)製) 16.5重量部、デキストリン(松谷化学工業(株)製 パインデックス#2)22.0重量部を加え混合溶解しながら温水浴中で液温80℃に調製した。この水溶液に、ホモミキサー(特殊機化工業(株)製)の攪拌下(9500rpm)、ステアリルアルコール(花王(株)製 カルコール8098)16.5重量部を徐々に添加し、乳化液を85℃に維持したまま、60分間乳化し、1500gの乳化液を得た。得られた乳化液の乳化・分散粒子の平均粒径(平均乳化径)は1.1μmであった。得られた均質乳化液を、パン型コーティング装置(フロイント(株)製 ハイコーター HCT48型)を用い、乳化液供給量17g/min、送風温度80℃、回転数15rpmの条件で、4kgの高度化成肥料(日東エフシー(株)製、粒径2〜4mm)に対して、1050gの乳化液をスプレーコーティングし、同温度で乾燥した。得られた被覆植物活力剤20gを無攪拌で水200gに添加すると、すぐさま沈降し、被覆層が容易に溶解・分散し、3時間後には被覆層は完全に溶解・分散しており、そのときの分散粒子の平均粒径(平均分散径)は2.7μmであった。また、得られた被覆植物活力剤の断面写真を観察すると、図1のように、被覆層中に微細に保持された(A)成分(その一部が、写真中、被覆層に存在する白色粒子ないし黒色の窪みとして視認される)が確認できる。
乳化液又は被覆植物活力剤の分散液について、レーザー回折/散乱式粒度分布測定装置LA−920(堀場製作所(株)製)を使用して測定し、メジアン径を平均粒径とした。
実施例1と同様の乳化液組成のもと、ディスパー翼(特殊機化工業(株)製)の攪拌下(2500rpm)で、5分間乳化した。得られた乳化液の乳化・分散粒子の平均粒径(平均乳化径)は4.4μmであった。得られた均質乳化液を、パン型コーティング装置(フロイント(株)製 ハイコーター HCT48型)を用い、乳化液供給量17g/min、送風温度80℃、回転数15rpmの条件で、4kgの高度化成肥料(日東エフシー(株)製、粒径2〜4mm)に対して、1050gの乳化液をスプレーコーティングし、同温度で乾燥した。得られた被覆植物活力剤20gを無攪拌で水200gに添加すると、すぐさま沈降し、被覆層が容易に溶解・分散し、3時間後には被覆層は完全に溶解・分散しており、そのときの分散粒子の平均粒径(平均分散径)は4.6μmであった。
スプレーコーティング及び乾燥を60℃で行う以外、実施例1と同じとした。得られた被覆植物活力剤20gを無攪拌で水200gに添加すると、すぐさま沈殿し、被覆層が容易に溶解・分散し、3時間後には被覆層は完全に溶解・分散しており、そのときの分散粒子の平均粒径(平均分散径)は5.1μmとなった。
あらかじめポリオキシエチレン(エチレンオキシド平均付加モル数20)ソルビタンモノオレート(花王(株)製 レオドールTW O−120)5.4重量部にステアリルアルコール(花王(株)製 カルコール8098)1.8重量部を可溶化させ、肥料(実施例1と同じもの)30重量部、吸着剤1(セイコータルク)16.5重量部、吸着剤2(カープレックスXR)5.6重量部、増量剤(ベントナイト)1.7重量部、硬度調製剤(クレー)22.5重量部、崩壊剤(リグニンスルホン酸ナトリウム)1.5重量部、バインダー(ポリエチレングリコール)15重量部とともに65℃に保温されたハイスピードミキサー(三井・三池エンジニアリング製 HIGH SPEED MIXER UM2E型)で混合させ、1000gの混合物を得た。均一混合された粉末混合物をラボドームグラン(不二パウダル(株)製、スクリーン径2.0mm)で押出し、パワーミル(ダルトン(株)製、スクリーン径3.0mm)で整粒して、植物活力剤の押出し造粒物を得た。得られた造粒物を水に添加したが、3時間後も造粒物の形状を保持したままであった。
上記の実施例、比較例で得られた植物活力剤を水に溶解、分散させた場合の化合物(A)(ステアリルアルコール)の溶出量を以下の方法で測定した。結果を表1に示す。
イオン交換水200gに植物活力剤20gを入れ、所定時間静置後、溶液を上下反転させて一度均一にさせた後、液分の約5gをサンプリングした。サンプリング液にジエチルエーテル30gと内標物質(炭素数15のアルコールのジエチルエーテル溶液、8.5重量%濃度)1gを混合させたのち、ガスクロマトグラフィーを用いて、油層成分中の化合物(A)(ステアリルアルコール)の定量を行い、溶出量を算出した。
1):製造時に用いた乳化液中の乳化・分散粒子の平均粒径
2):植物活力剤を水に溶解、分散させた分散液中の分散粒子の平均粒径
Claims (5)
- 植物活力能を有する下記(A1)〜(A5)から選ばれる1種以上の化合物(A)、乳化・分散剤(B)、及び水溶性賦形剤(C)を含んで構成される被覆層が被被覆粒子(D)上に形成された粒子であって、化合物(A)が該被覆層内に油滴の状態で分散した構造を有する粒子からなる被覆植物活力剤。
(A1):下記一般式(1−1)で表される化合物
〔式中、R11は炭素数10〜22の炭化水素基、R12は水素原子、水酸基又は炭素数1〜24の炭化水素基、R13は水素原子又は炭素数1〜24の炭化水素基を表し、R11、R12、R13のいずれか2つが一緒になって環を形成していても良い。〕
(A2):下記一般式(2−1)で表される化合物
R21−O−(AO)m−R22 (2−1)
〔式中、R21は水酸基を1つ以上有していてもよい炭素数12〜24の炭化水素基、R22は水酸基を1つ以上有していてもよい炭素数1〜24の炭化水素基又は水素原子、AOは炭素数2〜4のオキシアルキレン基、mは、アルキレンオキサイドの平均付加モル数であり、0〜5の数を表す。但し、mが0の場合はR22は水素原子ではない。〕
(A3):下記一般式(3−1)で表される化合物
R31−COO−(AO)n−R32 (3−1)
〔式中、R31は水酸基を1つ以上有していてもよい炭素数11〜29の炭化水素基、R32は水素原子、水酸基を1つ以上有していてもよい炭素数1〜30の炭化水素基、−COR33(R33は炭素数11〜23の炭化水素基)又は対イオン、AOは炭素数2〜4のオキシアルキレン基、nは、アルキレンオキサイドの平均付加モル数であり、0〜5の数を表す。〕
(A4):少なくとも2つの官能基を有する有機酸の前記官能基の少なくとも1つに1〜30の炭素原子を含む基が結合した有機酸誘導体
(A5):グリセリン誘導体 - 請求項1記載の(A1)〜(A5)から選ばれる1種以上の化合物(A)及び乳化分散機能を有する水溶性賦形剤(C’)を含んで構成される被覆層が被被覆粒子(D)上に形成された粒子であって、化合物(A)が該被覆層内に油滴の状態で分散した構造を有する粒子からなる被覆植物活力剤。
- 化合物(A)が、炭素数12〜24の1価アルコールである請求項1又は2記載の被覆植物活力剤。
- 被被覆粒子(D)が、肥料成分を含有する請求項1〜3のいずれかに記載の被覆植物活力剤。
- 請求項1記載の(A1)〜(A5)から選ばれる1種以上の化合物(A)、乳化・分散剤(B)、水溶性賦形剤(C)及び水を含有するO/W型の乳化・分散液、又は、請求項1記載の化合物(A)、乳化分散機能を有する水溶性賦形剤(C’)及び水を含有するO/W型の乳化・分散液を調製し、該乳化・分散物を被被覆粒子(D)に被覆・乾燥させて被覆植物活力剤を得る工程を有する請求項1〜4のいずれかに記載の被覆植物活力剤の製造法。
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