JP2007167090A - 装身具用留め具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 誰でも簡単に取り付けおよび取り外しが可能な装身具用留め具を提供すること。
【解決手段】 留めピン22を把持・固定するピン留め具30を円筒形にしてその内部にスプリング35を取り付けた。このスプリング35はスリット36に遊挿されたスプリング係止軸46に係止され、留めピン22がピン留め具22に挿入されると、ピン留め具30が前方に移動して留めピン22が外れないようになる。このような構造によって留めピン22の取付け、取外しがワンタッチで行える。
【選択図】 図4

Description

本発明は装身具用留め具、より具体的にはブローチ等の装身具に用いられる留めピンを備えた装身具用留め具に関する。
ブローチは衣服や帽子またはスカーフ等に取り付けるため、留めピンを用いたものが一般的に知られている。すなわち、ブローチ前面の飾り具部分の裏側には、留めピンを回動自在に軸支する支持部が取り付けられるとともに、この留めピンの尖った先端を把持・固定するピン留め具が取り付けられている。
ブローチを取り付ける場合、留めピンの尖った先端を衣服や帽子等に刺し、ピン留め具により先端部分を把持する。ピン留め具は一部が切開した保持環を備え、この切開部分から留めピンを挿入して保持環を回転することで留めピンが外れない構造になっていた。
例えば、実開平1-151710号公報にはこの種のブローチ類の留め具が開示されている。この留め具では保持環の内周面に窪みを形成し、留めピンを保持環内に挿入して保持環を回転させるとこの窪みに留めピンが嵌まる構造になっている。このような構造にすることで、見ずらい場所にブローチを装着する場合でも確実に留めピンが取り付けられたことがわかるようになっていた。
しかしながらこのような従来技術では、ブローチ等の装身具を装着する場合、保持環の切開された箇所に留めピンを挿入してさらに小さな保持環に取り付けられた突起を持って保持環を回転させなければならなかった。このため、装身具の取付けや取外しの操作を煩わしいものにしていた。実際にはブローチ等の装身具は衣服を着た状態で身に着けることが多いので、直接装身具を目視することができず、感覚を頼りに装着することになる。したがって、場合によっては留めピンを指に刺したりすることもあり、特に高齢になればなるほど取付けや取外しが難しいという問題があった。
本発明はこのような従来技術の課題を解決し、誰でも簡単に取り付けおよび取り外しが可能な装身具用留め具を提供することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、先端が尖った留めピンと、この留めピンを回動可能に軸支する支持部と、留めピンの先端部分を把持するピン留め具とを有する装身具用留め具において、ピン留め具はその内部に付勢部材を備え、留めピンが挿入されると付勢部材により内側に移動することで留めピンの先端部分を把持する。また、請求項1に記載の装身具用留め具において、ピン留め具は留めピンの先端部分を把持する筒状であり、このピン留め具には付勢部材として機能するスプリングが内蔵されるとともに、このスプリングの後端が係止されるスプリング係止軸を遊嵌するスリットが形成され、スプリング係止軸がスリットに遊嵌されるとともにピン留め具を固定する固定部に取り付けられる。
また、請求項3に記載された発明は、請求項2に記載の装身具用留め具において、ピン留め具は留めピンが挿入される挿入側が上部が開口されるよう斜めに形成されているとともに、底部に前記固定部の係止端に係止される係止穴が穿設され、スプリングの付勢に逆らって、係止穴を係止端の位置まで後ろに移動すると、スプリング係止軸によりピン留め具が時計方向に回転して係止穴が係止端に係止され、留めピンをピン留め具に挿入してそのまま押し込むとこのピン留め具がスプリング係止軸を軸として反時計方向に回転して係止穴が係止端から外れ、ピン留め具がスプリングによりスリットの長さ分だけ前の方に移動して留めピンを把持・固定する。
本発明による装身具用留め具によれば、ワンタッチで装着および取り外しができるため、誰でも簡単に取り扱うことができる。したがって見ずらい箇所に身に着けるときでも、簡単に取り付けることができるので、誤って留めピンの先端部分を指に刺すということも無くなる。したがって、若者だけではなく高齢者でも気軽に装身具を身に着けることができるようになり、いわゆるユニバーサルデザイン(できるだけ多くの人が利用可能である製品デザイン)という概念の装身具用留め具を提供できる。
次に添付図面を参照して本発明による装身具用留め具の実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明による装身具用留め具をブローチに適用したときの実施の形態を示す斜視図である。ブローチ1は、例えば金、銀またはプラチナ等の貴金属や錫鉛合金、真鍮等の金属で形成されたブローチ本体10を備えている。ブローチ1の前面は装飾部12になっており、ここには装飾性の高い模様や宝石が配置されている。また、ブローチ本体10の裏側(背面)にはブローチ1を衣服や帽子またはスカーフ等に取り付けるための留め具20が取り付けられている。
図2は図1のブローチ1を背面から見たときの背面図であり、図3はその側面図である。これら図を用いて本発明による装身具留め具の実施の形態である留め具20について説明する。留め具20はブローチ本体10と同様に、例えば金、銀またはプラチナ等の貴金属や錫鉛合金、真鍮等の金属で形成された留め具であり、支持部24と固定部40とがブローチ本体10の背面に溶接等により固着されている。
支持部24は、留めピン22の尖った先端部分がブローチ本体10に対して垂直に回動できるように留めピン22が取り付けられる部材である。支持部24は球形の頭部25とブローチ本体10に溶接された脚部26とにより成り、支持部24と頭部25は一体成形されている。頭部25から脚部26の一部には、図2に示すように中央に溝27が形成されており、ここに留めピン22の一端が挿入され、回動自在に動けるよう軸支されている。
留めピン22はその先端が尖っており、この先端を衣服や帽子またはスカーフ等に挿通することでブローチ1を取り付ける取着部材である。留めピン22は、図3に示すように、支持部24に軸支される取付部22aが下側が斜めに傾斜した板形状なっている。取付部22aをこのような板形状にすることで耐久性が高くなるため、多くの使用頻度や留めピン22にある程度の力が加わっても支持部24から外れることは無い。
固定部40は留めピン22の尖った先端部分を把持して固定するピン留め具30が取り付けられる固定部材である。図4はピン留め具30に留めピン22が把持・固定された状態を示した側面図(A)、背面図(B)および一部断面側面図(C)である。また、図5はピン留め具30に留めピン22が把持されていない状態を示した側面図である。これら図を用いて固定部40およびピン留め具30の構造を説明する。
固定部40は、側面が円形で背面がU字形の本体42と、ブローチ本体10の背面に固着された取付部44により形成されている。本体42にはその両サイド上部後方に穴47が穿設され、この穴47にスプリング係止軸46の取付軸46aが嵌合される。スプリング係止軸46は内部にスプリングを内臓し、取付や取外しが簡単におこなえるように取付軸42aが内部に押し込める構造になっている。
ピン留め具30は円筒形の形状であり、留めピン22を挿入する挿入側34が斜めに形成されている。ピン留め具30の上端中央にはピン留め具30を後ろに移動するときに使用する突起32が一体形成されている。また、ピン留め具30の両側面にはスプリング係止軸46が遊嵌されるスリット36(図5参照)が穿設されている。さらに、ピン留め具30の底部には開口部38が穿設されている。この開口部38は、ピン留め具30から留めピン22を外したときに、図4(C)に図示した開口部38の後端38aが固定部40の後端である係止端48に係止される穴である(図5(C)参照)。
図5(C)に示すように、ピン留め具30の内部にはスプリング35が挿入されている。このスプリング35は、留めピン22が挿入側34から挿入され押し込まれたときにピン留め具30を前方に移動させることで、留めピン22を把持・固定するときに機能する付勢部材である。ピン留め具30の内部の径はスプリング35が挿入可能なようにその径よりも弱冠大きくなっているが、挿入側34の径がスプリングの径よりも小さくなっており、この径の段差39によってスプリング35の一端が係止される。また、スプリング35の他端はスプリング係止軸46により係止される。
ピン留め具30を固定部40に取り付ける場合、ピン留め具30を水平にした状態でスプリング35を内部に挿入し、スプリング係止軸46の取付軸46aを押し込みながらこの軸46の両端を両側のスリット36に挿通する。そして、スプリング係止軸46がスリット36に挿入された状態で固定部40の穴47(図3参照)にすることで、その取付軸42aが飛び出てこの穴47に嵌合する。
固定部40にピン留め具30を取り付けた後、突起32を後方に押すとスリット36によりピン留め具30が後に移動する。これによって、スプリング係止軸46がスプリング35を押し縮めるとともに、開口部38が固定部40の係止端48に達するとスプリング係止軸46を軸として時計方向に回転して、図5に示すように後端38aが係止端48に係止される。図5は留めピン22が外れたときの状態であり、同図に示すように挿入側34が斜め上方に向くようピン留め具30が傾斜している。
図6はピン留め具30に留めピン22が挿入されて把持・固定されるまでの動作を示す説明図である。ピン留め具30は、留めピン22が把持されていない状態では斜めに傾いており、スプリング35が縮んだ状態にある。この状態で留めピン22を矢印A1に示すように上から垂直に降ろし(図6(A))、留めピン30の中に挿入する。留めピン22を挿入した後、さらに力を矢印A2方向に加えると(図6(B))、スプリング係止軸46を軸に反時計方向に回転するので後端38aが係止端48から外れる。
後端38aが係止端48から外れると、スプリング35の付勢によりスプリング係止軸46が押されてこれがスリット36の左端から右端に移り、その結果ピン留め具30が矢印C方向に移動して留めピン22を把持・固定する(図6(C))。留めピン22を外す場合は、突起32によってピン留め具30を矢印Cと反対方向に動かすだけで、ピン留め具30が時計方向に回転して後端38aが係止端48に係止され、自然と斜め上に向くので簡単に外すことができる。
以上詳細に本発明の実施の形態を説明したが本発明は特にこれに限定されるものではなく、本発明と技術的思想が同じ変形および修正は本発明の範疇に含まれる。すなわち、本実施の形態では挿入側34を斜め形状にしたが、特にこのような形状に限定されるものではなく、留めピン22を上から挿入できさらに押し込める形状であればよい。したがって、留めピン22の挿入口に割れ目等を形成してそこから挿入するようにしてもよい。また、本実施の形態では本発明をブローチの留め具に適用したが特にブローチに限定されるものではなくそれ以外の装飾品の留め具にも適用可能である。
本発明による装身具用留め具をブローチの留め具に適用したとき実施の形態を示す正面から見たときの斜視図である。 図1に示したブローチを背面から見たときの図であり、本実施の形態の留め具を上から見たときの上面図である。 図1に示したブローチを横から見たときの図であり、本実施の形態の留め具の側面図である。 図2および図3に示したピン留め具に、留めピンが把持されているときの構造を示す側面図(A)、背面図(B)および一部断面側面図(C)である。 図2および図3に示したピン留め具に留めピンが把持されていないときの状態を示した側面図である。 ピン留め具に留めピンを把持・固定するときの動作を示す説明図である。
符号の説明
1 ブローチ
10 ブローチ本体
12 装飾部
20 留め具
22 留めピン
24 支持部
30 ピン留め具
32 突起
34 挿入側
35 スプリング
36 スリット
38 開口部
38a 後端
40 固定部
42 本体
44 取付部
46 スプリング係止軸
48 係止端

Claims (3)

  1. 先端が尖った留めピンと、この留めピンを回動可能に軸支する支持部と、前記留めピンの先端部分を把持するピン留め具とを有する装身具用留め具において、
    前記ピン留め具はその内部に付勢部材を備え、前記留めピンが挿入されると前記付勢部材により内側に移動することで前記留めピンの先端部分を把持することを特徴とする装身具用留め具。
  2. 請求項1に記載の装身具用留め具において、前記ピン留め具は前記留めピンの先端部分を把持する筒状であり、このピン留め具には前記付勢部材として機能するスプリングが内蔵されるとともに、このスプリングの後端が係止されるスプリング係止軸を遊嵌するスリットが形成され、
    前記スプリング係止軸が前記スリットに遊嵌されるとともに前記ピン留め具を固定する固定部に取り付けられることを特徴とする装身具用留め具。
  3. 請求項2に記載の装身具用留め具において、前記ピン留め具は前記留めピンが挿入される挿入側が上部が開口されるよう斜めに形成されているとともに、底部に前記固定部の係止端に係止される係止穴が穿設され、
    前記スプリングの付勢に逆らって、前記係止穴を前記係止端の位置まで後ろに移動すると、前記スプリング係止軸により前記ピン留め具が時計方向に回転して前記係止穴が前記係止端に係止され、
    前記留めピンを前記ピン留め具に挿入してそのまま押し込むとこのピン留め具が前記スプリング係止軸を軸として反時計方向に回転して前記係止穴が前記係止端から外れ、前記ピン留め具が前記スプリングにより前記スリットの長さ分だけ前の方に移動して前記留めピンを把持・固定することを特徴とする装身具用留め具。




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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011125403A (ja) * 2009-12-15 2011-06-30 Mikimoto Soshingu:Kk 装身具用ピンと装身具係止用金具および装身具

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