JP2007165683A - ウェーハ洗浄装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】構造が簡単で、メンテナンスが容易なウェーハ洗浄装置を提供する。
【解決手段】洗浄液37が貯留される洗浄槽32と、その洗浄液37内に超音波を発生させる超音波発生器36と、前記洗浄槽32に出し入れ可能に配備されて複数枚のウェーハ33を互いに隙間をあけて略垂直状態で収納するカセット34とを備えたウェーハ洗浄装置31であって、カセット34を洗浄槽32内で支持して上下移動可能な上下動機構35を有するとともに、洗浄槽32内に、弾性体で構成され、上下移動させられるカセット34内のウェーハ33に接触して弾性変形することにより、ウェーハ33を回転させる回転力付与部材50が設けられたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体ウェーハのウェット式洗浄ラインに配備されるウェーハ洗浄装置に関する。
半導体デバイスに用いられるシリコンウェーハ等は、インゴット等からスライスされた略円盤状のウェーハ基材に、面取り、研磨、エッチング等の加工が施されて製品とされる。これらの加工工程では、ウェーハ加工時に研磨粉や削り滓等の種々のパーティクルが多量に発生し、これらのパーティクルがウェーハに付着してしまうので、加工後にはウェーハを洗浄する必要がある。
ウェーハの洗浄には、ウェーハ洗浄装置が用いられる。一般に、上記のウェーハ洗浄装置としては、洗浄液が貯留された洗浄槽内に超音波発生器が設けられ、複数枚のウェーハを互いに隙間をあけて略垂直状態で収納するカセットが配備されたものが提供されている。上記の構成のウェーハ洗浄装置では、カセット内に複数枚のウェーハが装入され、このカセットが洗浄槽内に浸漬され、洗浄槽内の超音波発生器から超音波が出力されることにより、ウェーハ表面が洗浄される。上記の構成のウェーハ洗浄装置では、カセット内にウェーハが収納されており、ウェーハとカセットの部材とが重なった部分には超音波が十分に当たらず、洗浄が不十分となり、ウェーハを均一に洗浄できない問題があった。
そこで、この種のウェーハ洗浄装置では、カセット内のウェーハ位置を移動させるために、ウェーハを回転させる機構が設けられたものが提供されている(特許文献1)。
図3に、従来のウェーハ洗浄装置の一例を示す。ウェーハ洗浄装置1は、洗浄液2が貯留された洗浄槽3とカセット4と超音波発生器6とで構成されている。カセット4は、底部に開口部8が形成されており、洗浄槽3内に収容される。カセット4の内部には、複数枚の略円盤状のウェーハ9が、略垂直に立てられた状態で互いに隙間をあけて収納されている。洗浄槽3内のカセット4の開口部8付近には、ウェーハ9の整列方向に延びて、各ウェーハ9を一括してウェーハ中心軸回りに回転させるウェーハ回転ローラ11が設けられている。ウェーハ回転ローラ11の外周面は、ゴム膜12によって被覆されており、ウェーハ回転ローラ11は、ギアを介して回転モータに接続されている。
上記の構成のウェーハ洗浄装置1では、ウェーハ9がカセット4内に収納されて、洗浄槽3内の洗浄液2に浸漬され、超音波発生器6より超音波が出力され、ウェーハ9が洗浄される。
上記の構成のウェーハ洗浄装置1では、ウェーハ9がカセット4内に収納された状態で、カセット4の開口部8よりウェーハ9の一部が露呈され、ウェーハ9の側面とウェーハ回転ローラ11の外周面に被覆されたゴム膜12とが接する。カセット4に収納されたウェーハ9は、回転モータによってウェーハ回転ローラ11が回転されることにより、ウェーハ9の中心軸回りに回転される。
上記の構成のウェーハ洗浄装置1では、ウェーハ回転ローラ11によって、ウェーハ9が回転され、ウェーハ9とカセット4の部材とが重なった部分が移動し、露呈されるので、超音波が当たりにくい部分がなくなり、洗浄ムラを防ぐことができる。
特開2002−141321号公報
ところで、上記のウェーハ洗浄装置1では、ウェーハ9を回転させるのに、洗浄液2の液中に配置されたウェーハ回転ローラ11を用いており、洗浄液2の種類により、例えば、アルカリ度の高い洗浄液を使用した場合には、ウェーハ回転ローラ11が劣化し、ロールを交換する必要が生じる。この場合、上記のウェーハ洗浄装置1では、洗浄液2の液中にウェーハ回転ローラ11が配置されており、ロール交換等のメンテナンス作業が煩雑となるといった問題点があった。また、上記のウェーハ洗浄装置1では、洗浄槽3内に、ウェーハ回転ローラ11が配備され、回転モータにギアを介して連結されており、その構造が複雑でコスト高となる問題点があった。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、構造が簡単で、メンテナンスが容易なウェーハ洗浄装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、この発明は以下の手段を提案している。
請求項1記載のウェーハ洗浄装置は、洗浄液が貯留される洗浄槽と、その洗浄液内に超音波を発生させる超音波発生器と、前記洗浄槽に出し入れ可能に配備されて複数枚のウェーハを互いに隙間をあけて略垂直状態で収納するカセットとを備えたウェーハ洗浄装置であって、前記カセットを前記洗浄槽内で支持して上下移動可能な上下動機構を有するとともに、前記洗浄槽内に、弾性体で構成され、上下移動させられる前記カセット内のウェーハに接触して弾性変形することにより、前記ウェーハを回転させる回転力付与部材が設けられたことを特徴とする。
上記の構成のウェーハ洗浄装置においては、前記カセットの上下移動によって前記回転力付与部材が弾性変形されることにより前記ウェーハが回転されるので、前記洗浄槽内の前記回転力付与部材には、これを駆動する機構を連接する必要はない。
請求項2記載のウェーハ洗浄装置は、請求項1記載のウェーハ洗浄装置において、前記回転力付与部材は、前記洗浄槽の内底部であって、前記上下動機構に支持された前記カセット内の前記ウェーハの重心の鉛直方向位置よりずれた位置に設けられたことを特徴とする。
上記の構成のウェーハ洗浄装置においては、前記カセットが下降した際に、前記ウェーハの周縁が前記回転力付与部材に接し、前記ウェーハの重量により前記回転力付与部材が弾性変形され、該回転力付与部材に接した前記ウェーハの周縁部分が横方向に移動され、前記ウェーハが僅かに回転される。
請求項3記載のウェーハ洗浄装置は、請求項2記載のウェーハ洗浄装置において、前記回転力付与部材は、板状に形成され、前記ウェーハの面方向と直交する方向に起立して設けられていることを特徴とする。
上記の構成のウェーハ洗浄装置においては、前記回転力付与部材が前記ウェーハの面方向と直交する方向に起立して設けられているので、前記カセットが下降した際に、該カセット内に装入された複数のウェーハの周縁が回転力付与部材に接し、複数のウェーハの重量によって前記回転力付与部材が弾性変形される。
請求項4記載のウェーハ洗浄装置は、請求項1から請求項3のいずれかに記載のウェーハ洗浄装置において、前記上下動機構は、前記洗浄槽内で前記カセットを支持する架台と、該架台から前記洗浄槽の上縁を越えて外部に張り出すアームと、該アームを前記洗浄槽の外部で上下に駆動する駆動部とから構成されていることを特徴とする。
上記の構成のウェーハ洗浄装置においては、架台と駆動部とが、洗浄槽の上縁を越えて外部に張り出すアームによって連結されているので、前記洗浄槽内には、架台とアームの一部が配備され、駆動部は前記洗浄槽の外側に配される。
請求項5記載のウェーハ洗浄装置は、請求項1から請求項4のいずれかに記載のウェーハ洗浄装置において、前記回転力付与部材が、ショア硬度が60から90のゴムにより構成されていることを特徴とする。
上記の構成のウェーハ洗浄装置においては、前記回転力付与部材がショア硬度60以上のゴムにより構成されているので、前記ウェーハの重量により前記回転力付与部材が潰れてしまうことが防止される。また、上記の構成のウェーハ洗浄装置においては、前記回転力付与部材がショア硬度90以下のゴムにより構成されているので、前記ウェーハの重量により前記回転力付与部材が弾性変形される。
請求項6記載のウェーハ洗浄装置は、請求項1から請求項5のいずれかに記載のウェーハ洗浄装置において、前記回転力付与部材が、エチレンプロピレンゴムにより構成されていることを特徴とする。
上記の構成のウェーハ洗浄装置においては、前記回転力付与部材が耐アルカリ性を有するエチレンプロピレンゴムにより構成されており、アルカリ性の洗浄液の中に配置しても容易に劣化しない。
請求項7記載のウェーハ洗浄装置は、請求項1から請求項6のいずれかに記載のウェーハ洗浄装置において、前記カセットの左右方向の移動を規制する規制部材が設けられたことを特徴とする。
上記の構成のウェーハ洗浄装置においては、前記カセットの左右方向の移動を規制する規制部材が設けられているので、前記カセット内のウェーハと前記回転力付与部材との接触位置が一定に維持される。
請求項1に係る発明によれば、カセットが上下移動されることで、回転力付与部材によってウェーハが回転されるので、構造が複雑でメンテナンスが困難なウェーハ回転ローラを洗浄槽内に設けることなく、ウェーハを回転させることができる。また、請求項1に係る発明によれば、洗浄槽内の回転力付与部材に、これを駆動する機構を連接する必要はないので、構造が簡単である。
請求項2に係る発明によれば、カセットが上下移動されることで、ウェーハの重量が回転力付与部材に負荷され、回転力付与部材が弾性変形されることによりウェーハが回転されるので、非常に単純な構造でウェーハを回転できる。
請求項3に係る発明によれば、カセットが下降した際に、カセット内に装入された複数のウェーハの周縁が回転力付与部材に接するので、複数のウェーハを同時に回転させることができる。
請求項4に係る発明によれば、洗浄槽内には、架台とアームの一部が配備され、上下動の駆動部は洗浄槽の外側に配されるので、洗浄槽内に複雑に動作する部材を設けることなく、カセットを上下移動でき、ウェーハを回転させることができる。
請求項5に係る発明によれば、前記回転力付与部材がシェア硬度60から90のゴムで構成されているので、ウェーハの重量により回転力付与部材が潰れることが防止され、ウェーハの重量により回転力付与部材が弾性変形されるので、確実にウェーハを回転させることができる。
請求項6に係る発明によれば、前記回転力付与部材がエチレンプロピレンゴムで構成されており、アルカリ性の洗浄液中でも容易に劣化しないので、その交換頻度を少なくできる。
請求項7に係る発明によれば、規制部材によって、前記回転力付与部材による前記カセットの左右方向の移動が規制され、カセット内のウェーハと回転力付与部材との接触位置が一定に維持されるので、ウェーハに対して確実に回転力を付与できる。
本発明の実施の形態の一例について、図1から図5を用いて説明する。
ウェーハ洗浄装置31は、洗浄槽32と、ウェーハ33を収納するカセット34と、カセット34を上下移動させる上下動機構35と、超洗浄槽32の底部に配置される超音波発生器36とで構成されている。洗浄槽32は、ステンレスで構成され、その槽内には、アルカリ性の洗浄液37、例えば、KOH希釈液等が貯留されている。
カセット34は、プラスチック樹脂で構成され、カセット34の上面には、略垂直に配置されるウェーハ33を出し入れするウェーハ出し入れ口38が形成され、カセット34の底面側には、開口部39と脚部40とが形成され、カセット34の側面の内側には、ウェーハ33を1枚ずつ支持する溝部(図示せず)が形成されている。
上下動機構35は、架台42とアーム43とエアシリンダ45とガイドロッド46とで構成されている。架台42は、ステンレスで構成され、洗浄槽32の底部に配備されており、アーム43に接続される。アーム43は、洗浄槽32の上縁を越えて外部に張り出され、洗浄槽32の側方に設けたエアシリンダ45及びガイドロッド46に接続される。このエアシリンダ45とガイドロッド46とは、駆動部47を構成している。
また、アーム43には、カセット34の左右方向の移動を規制する規制部材として、ポリプロピレン(P.P)で構成された一対の丸棒材48が、カセット34を収容し得る間隔をおいて相互に平行に設けられている。
また、洗浄槽32の内底部には、回転力付与部材50が設けられており、回転力付与部材50は、エチレンプロピレンゴムで構成された変形部51と、ステンレスで構成された支持部52とで構成されている。変形部51は、厚さ3mm、高さ55mmの板状に形成されており、支持部52によって挟持されている。
回転力付与部材50は、洗浄槽32の内底部であって、ウェーハ33を収納したカセット34が架台42に載置された状態で、略円盤状のウェーハ33の重心の鉛直位置より18mmずれた位置に、ウェーハ33の面方向と直交する方向に起立して配置されている。
上記の構成のウェーハ洗浄装置31においては、12インチのウェーハ33が、カセット34内に略垂直に立てられた状態で7mm間隔に25枚収納され、これらウェーハ33を収納したカセット34が、自動搬送機により洗浄槽32内の架台42に載置され、洗浄槽32の下部に設けられた超音波発生器35より超音波を出力してウェーハ33が洗浄される。この洗浄の際に、エアシリンダ45が駆動されることにより架台42が上下動し、カセット34が洗浄槽32内で上下移動される。
次に、上記の構成のウェーハ洗浄装置31における回転機構を、図6(a)から(d)を用いて説明する。上記の構成のウェーハ洗浄装置31においては、カセット34が上昇した状態では、図6(a)に示すように回転力付与部材50とウェーハ33は接しておらず、回転力付与部材50は負荷を受けていない状態である。カセット34が下降すると、図6(b)に示すように、カセット34の底面側の開口部38から露呈されているウェーハ33の周縁が、回転力付与部材50と当接される。カセット34がさらに下降されると、ウェーハ33の重量が回転力付与部材50に加わり、図6(c)に示すように、回転力付与部材50の変形部51が弾性変形される。この弾性変形に伴って、ウェーハ33の変形部51との接触部が横に移動され、図6(c)の矢印Xで示すように、ウェーハ33が僅かに回転される。
エアシリンダ45の上下動を1サイクル10秒、30mmストロークで行った場合には、12インチのウェーハ33が5分間で、0.5から2回転することが確認された。
上記の構成のウェーハ洗浄装置31においては、カセット34が上下移動することにより、カセット34に収納されたウェーハ33が回転し、ウェーハ33とカセット34の重なった部分が露呈されるので、ウェーハ33を均一に洗浄することができる。
また、上記の構成のウェーハ洗浄装置31においては、洗浄槽32内に回転力付与部材50として板状のゴムが起立して配置された構成であり、洗浄槽32内には駆動源がないので、構造が非常に単純であり、メンテナンスを容易に行うことができる。
また、上記の構成のウェーハ洗浄装置31においては、回転力付与部材50としてエチレンプロピレンゴムを使用しているので、アルカリ性の洗浄液中でも劣化がしにくく、交換頻度を少なくすることができる。
また、上記の構成のウェーハ洗浄装置31においては、洗浄槽32内にカセット34の左右方向の移動を規制する丸棒材48が設けられており、カセット34が下降した際に、回転力付与部材50によってカセット34の位置がずれることを抑制できるので、カセット34内のウェーハ33と回転力付与部材50との接触位置が一定に維持され、ウェーハ33を確実に回転させることができるとともに、カセット34を洗浄槽32内に搬入、搬出する作業を自動搬送機で行うことができる。
なお、上記の実施の形態では、12インチのウェーハを用いて説明したが、ウェーハのサイズはいくつであっても良い。
また、上記の実施の形態では、カセット内にウェーハを25枚収納した場合で説明したが、ウェーハの枚数は何枚でも良いが、その自重によって、回転力付与部材を構成する弾性体を弾性変形できることが必要である。
また、上記の実施の形態では、エアシリンダの駆動条件を1サイクル10秒、30mmストロークとして説明したが、駆動条件は任意に決定してよい。
また、上記の実施の形態では、架台を上下動する機構として、エアシリンダを用いて説明したが、油圧シリンダ等の別の機構を用いてもよい。
本発明の実施の形態の一例であるウェーハ洗浄装置で、カセットが上昇された状態の正面概略図である。 本発明の実施の形態の一例であるウェーハ洗浄装置で、カセットが下降された状態の正面概略図である。 本発明の実施の形態の一例であるウェーハ洗浄装置の上面概略図である。 本発明の実施の形態の一例であるウェーハ洗浄装置の側面概略図である。 本発明の実施の形態の一例であるウェーハ洗浄装置に配置される回転力付与部材の概略図である。 本発明の実施の形態の一例であるウェーハ洗浄装置の回転機構の説明図である。 従来のウェーハ洗浄装置の説明図である。
符号の説明
31 ウェーハ洗浄装置
32 洗浄槽
33 ウェーハ
34 カセット
35 上下動機構
36 超音波発生器
42 架台
43 アーム
47 駆動部
48 丸棒材(規制部材)
50 回転力付与部材

Claims (7)

  1. 洗浄液が貯留される洗浄槽と、その洗浄液内に超音波を発生させる超音波発生器と、前記洗浄槽に出し入れ可能に配備されて複数枚のウェーハを互いに隙間をあけて略垂直状態で収納するカセットとを備えたウェーハ洗浄装置であって、
    前記カセットを前記洗浄槽内で支持して上下移動可能な上下動機構を有するとともに、
    前記洗浄槽内に、弾性体で構成され、上下移動させられる前記カセット内のウェーハに接触して弾性変形することにより、前記ウェーハを回転させる回転力付与部材が設けられたことを特徴とするウェーハ洗浄装置。
  2. 請求項1記載のウェーハ洗浄装置において、
    前記回転力付与部材は、前記洗浄槽の内底部であって、前記上下動機構に支持された前記カセット内の前記ウェーハの重心の鉛直方向位置よりずれた位置に設けられたことを特徴とするウェーハ洗浄装置。
  3. 請求項2記載のウェーハ洗浄装置において、
    前記回転力付与部材は、板状に形成され、前記ウェーハの面方向と直交する方向に起立して設けられていることを特徴とするウェーハ洗浄装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のウェーハ洗浄装置において、
    前記上下動機構は、前記洗浄槽内で前記カセットを支持する架台と、該架台から前記洗浄槽の上縁を越えて外部に張り出すアームと、該アームを前記洗浄槽の外部で上下に駆動する駆動部とから構成されていることを特徴とするウェーハ洗浄装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載のウェーハ洗浄装置において、
    前記回転力付与部材が、ショア硬度が60から90のゴムにより構成されていることを特徴とするウェーハ洗浄装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載のウェーハ洗浄装置において、
    前記回転力付与部材が、エチレンプロピレンゴムにより構成されていることを特徴とするウェーハ洗浄装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載のウェーハ洗浄装置において、
    前記カセットの左右方向の移動を規制する規制部材が設けられたことを特徴とするウェーハ洗浄装置。
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