JP2007156440A - カメラ装置、およびカメラシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】電源投入から撮影可能状態へ移行させる時間を短縮させ、使い勝手を向上させるカメラ装置を提供するものである。
【解決手段】少なくともレンズ401及び402や絞り403が内蔵されているとともに、レンズや絞りを動作させるため必要な設定情報が保存されたメモリ412が内蔵されているレンズユニット400が、着脱自在に構成されたカメラ装置であって、カメラマイコン431が、本カメラ装置の起動時にサブマイコン434内のメモリに記憶されている検出情報を確認し、メモリに第1の検出情報が記憶されている場合は、レンズユニット400から設定情報を取得するよう制御し、メモリに第2の検出情報が記憶されている場合は、メモリ432から設定情報を取得するよう制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、レンズユニットを着脱可能なカメラ装置に関する。また、カメラユニットと、カメラユニットに対して交換可能なレンズユニットとを備えたカメラシステムに関する。特に、カメラユニットとレンズユニットとを通信可能な構成とし、レンズユニットの固有情報をカメラユニットへ取り込むことが可能なシステムに関するものである。
近年、交換レンズ方式のカメラシステムでは、レンズユニット側にフォーカス駆動手段、露出駆動手段、およびズーム駆動手段の各駆動系が配され、カメラユニット側にレンズユニット側の各駆動系を制御する制御手段が配されている。さらに、カメラユニットとレンズユニットとの間で、制御データを通信可能な通信手段を備えている。カメラユニットとレンズユニットは、通信手段を介して、レンズ固有の情報であるレンズデータ情報、各種制御情報、またはステータス情報などを通信可能に構成することにより、カメラユニット側からレンズユニット側の動作を制御することができる。
上記のようにカメラユニットとレンズユニットとの間で通信可能な構成は、例えば特許文献1に記載されている。特許文献1に記載の、交換レンズ方式のカメラシステムは、各種のレンズユニットが使用できるように、レンズユニットがカメラユニットに装着されると、レンズ固有に設定されている設定情報(レンズデータ)をカメラユニットに送信している。カメラユニット側では、レンズユニットから送信されるレンズデータに基づいて、カメラユニットに装着されたレンズユニットに適した各種設定を行っている。
また、特許文献2には、アクセサリーの装着履歴に基づき、カメラシステムの設定を行う構成が開示されている。具体的には、交換レンズなどのアクセサリーがカメラユニットに装着された際に、カメラユニットはアクセサリーから識別情報を取得する。カメラユニットは、アクセサリーから取得した識別情報によって、以前装着されたことがあるアクセサリーであるか否かを判断する。カメラユニットは、装着されたことがあるアクセサリーであると判断した場合は、以前に装着されたアクセサリーに対するカメラシステムの設定を、今回の設定に適用する。
特開平4−280239号公報 特開2005−173314号公報
しかしながら上記従来の構成では、レンズユニットをカメラユニットに装着する時、またはレンズユニットが装着されているカメラユニットの電源を投入する時に、カメラユニットはレンズユニットからレンズデータを取得する処理を行っているので、カメラユニットにレンズユニットが装着されたタイミングまたは電源が投入されたタイミングから、撮影可能な状態に至るまでに時間がかかっていた。よって、シャッターチャンスを逃してしまい、使い勝手が低下するという問題があった。
すなわち、従来のカメラユニットは、電源を投入する度に、レンズの固有情報であるレンズデータを、レンズユニットから取得する処理を行っている。カメラユニットは、レンズユニットから取得したレンズデータに基づいて、自動焦点調節制御、自動露出制御、またはズーム制御などの設定を行っている。このような、レンズデータの送受信およびカメラユニットにおける設定は、カメラユニットの電源が投入される度に行われるため、カメラシステムの電源を投入してから、即座に、撮影可能な状態へ移行させることができないという課題がある。
さらに、高性能な交換レンズは、レンズデータのデータ量が多い。レンズデータのデータ量が多いと、カメラユニットとレンズユニットとの間におけるレンズデータの送受信に時間がかかり、カメラシステムの起動が遅くなってしまうという課題がある。特に、従来技術のように、カメラシステムの電源を投入する度に、毎回レンズデータをカメラユニットに送信して、カメラユニットにおいて各種設定を行う構成であれば、カメラシステムの起動が一層遅くなってしまうという課題がある。
本発明は、上記課題を鑑み、電源投入から撮影可能状態へ移行させる時間を短縮させ、使い勝手を向上させるカメラ装置を提供することを目的とする。また、そのカメラ装置を適用したカメラシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の第1の構成のカメラ装置は、少なくともレンズや絞りが内蔵されているとともに、前記レンズや絞りを動作させるために必要な設定情報が保存されたメモリが内蔵されているレンズユニットが、着脱自在に構成されたカメラ装置であって、前記レンズユニットとの間でデータ通信が可能な通信部と、前記レンズユニットの脱着を監視し、前記レンズユニットが装着された時に第1の検出情報を出力する装着検出部と、前記通信部を介して前記レンズユニットから前記設定情報を取り込み可能であるとともに、取り込みを行った際に第2の検出情報を出力する制御部と、前記装着検出部から出力される第1の検出情報と、前記制御部から出力される第2の検出情報のうちいずれか一方が記憶される第1の記憶部と、前記制御部が取得した前記設定情報を記憶可能な第2の記憶部とを備え、前記制御部は、本カメラ装置の起動時に前記第1の記憶部に記憶されている検出情報を確認し、前記第1の記憶部に前記第1の検出情報が記憶されている場合は、前記レンズユニットから前記設定情報を取得するよう制御し、前記第1の記憶部に前記第2の検出情報が記憶されている場合は、前記第2の記憶部から前記設定情報を取得するよう制御する。
また、第2の構成のカメラ装置は、レンズや絞りを動作させるために必要な設定情報が保存されているメモリが搭載されているレンズユニットが装着または離脱自在で、かつ無操作期間が一定時間継続した時に少なくとも前記レンズユニットへの電源供給を遮断する電源遮断機能を備えるカメラ装置であって、前記レンズユニットとの間でデータ通信が可能な通信部と、前記レンズユニットの脱着を監視し、前記レンズユニットが装着された時に第1の検出情報を出力する装着検出部と、前記通信部を介して前記レンズユニットから前記設定情報を取り込み可能であるとともに、取り込みを行った際に第2の検出情報を出力する制御部と、前記装着検出部から出力される第1の検出情報と、前記制御部から出力される第2の検出情報のうちいずれか一方が記憶される第1の記憶部と、前記制御部が取得した前記設定情報を記憶可能な第2の記憶部とを備え、前記制御部は、前記電源遮断機能を停止させて前記レンズユニットに電源供給を開始する時に、前記第1の記憶部に記憶されている検出情報を確認し、前記第1の記憶部に前記第1の検出情報が記憶されている場合は、前記レンズユニットから前記設定情報を取得するよう制御し、前記第1の記憶部に前記第2の検出情報が記憶されている場合は、前記第2の記憶部から前記設定情報を取得するよう制御する。
また、第3の構成のカメラ装置は、レンズや絞りを動作させるために必要な設定情報とレンズユニット個々を識別するための識別情報とが保存されているメモリが搭載されているレンズユニットが、着脱自在に構成されたカメラ装置であって、前記レンズユニットとの間でデータ通信が可能な通信部と、前記通信部を介して前記レンズユニットから前記識別情報および前記設定情報を取り込み可能である制御部と、予め、各種レンズユニットに対応した識別情報と、前記識別情報に対応した設定情報とが記憶されている第2の記憶部とを備え、前記制御部は、本カメラ装置の起動時に、前記レンズユニットから前記識別情報を取得し、取得した識別情報と一致する識別情報が前記第2の記憶部に記憶されているか否かを確認し、前記第2の記憶部に前記識別情報が記憶されている場合は、前記第2の記憶部から前記識別情報に対応した設定情報を読み出し、前記第2の記憶部に前記識別情報が記憶されていない場合は、前記レンズユニットから前記設定情報を取得するよう制御する。
また、第4の構成のカメラ装置は、レンズや絞りを動作させるために必要な設定情報とレンズユニット個々を識別するための識別情報とが保存されているメモリが搭載されているレンズユニットが、着脱自在に構成されたカメラ装置であって、前記レンズユニットとの間でデータ通信が可能な通信部と、前記レンズユニットの脱着を監視し、前記レンズユニットが装着された時に第1の検出情報を出力する装着検出部と、前記通信部を介して前記レンズユニットから前記識別情報および前記設定情報を取り込み可能であるとともに、取り込みを行った際に第2の検出情報を出力する制御部と、前記装着検出部から出力される第1の検出情報と、前記制御部から出力される第2の検出情報のうちいずれか一方が記憶される第1の記憶部と、予め各種レンズユニットに対応した識別情報と前記識別情報に対応した設定情報とが記憶されているとともに、前記レンズユニットから取得された前記設定情報を記憶可能な第2の記憶部とを備え、前記制御部は、本カメラ装置の起動時に、前記レンズユニットから前記識別情報を取得し、取得した識別情報と一致する識別情報が前記第2の記憶部に記憶されているか否かを確認し、前記第2の記憶部に前記識別情報が記憶されている場合は、前記第2の記憶部から前記識別情報に対応した設定情報を読み出し、前記第2の記憶部に前記識別情報が記憶されていない場合は、前記第1の記憶部に記憶されている検出情報を確認し、前記第1の記憶部に前記第1の検出情報が記憶されている場合は、前記レンズユニットから設定情報を取得するよう制御し、前記第2の検出情報が記憶されている場合は、前記第2の記憶部から設定情報を取得する。
本発明のカメラシステムによれば、レンズユニットの起動時におけるレンズユニットからカメラユニットへの固有情報または設定情報の送信動作を、レンズユニット又はカメラユニットの状態に応じて省略できるため、レンズユニットを高速に起動させることができる。よって、カメラユニットにおいて、電源投入から撮影可能状態へ移行するまでの時間を短縮することができ、使い勝手を向上させることができる。
また、省電力のためレンズの電源の供給を止めた状態(所謂、カメラユニットがスリープ状態で、レンズユニットが電源オフ状態)から、レンズを起動させ、撮影する場合、カメラシステムの起動時間を短くできるので、シャッタタイミングを逃さない撮影ができるという大きな効果を得ることができる。
また、レンズユニットがカメラユニットに装着された際、レンズユニットの識別情報を読み出す必要がなく、全く通信を行わないで、装着検出部の情報だけで判断できるので、カメラユニットだけの簡単な構成で判断でき、レンズ起動を速くすることができるという大きな効果を得ることができる。
(実施の形態1)
〔1.カメラシステムの構成〕
図1は、本実施の形態における交換レンズ方式カメラシステムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施の形態のカメラシステムは、レンズユニット400とカメラユニット420とから構成されている。
レンズユニット400は、ズームレンズ401と、フォーカスレンズ402と、絞り403と、フォーカスモータ404と、アイリスモータ405と、フォーカスモータドライバ406と、アイリスモータドライバ407と、レンズマイコン408と、ズームエンコーダ409と、フォーカスエンコーダ410と、アイリスエンコーダ411と、メモリ412と、第1の通信端子413aとを備えている。
レンズマイコン408は、フォーカスモータドライバ406を介して、フォーカスモータを駆動制御することができる。これにより、フォーカスモータ404は、フォーカスレンズ402を動作させることができる。また、レンズマイコン408は、アイリスモータドライバ407を介して、アイリスモータ405を駆動制御することができる。これにより、アイリスモータ405は、絞り403を動作させることができる。また、レンズマイコン408は、フォーカスエンコーダ410で検出されたフォーカスレンズ402の位置情報と、アイリスエンコーダ411で検出された絞り403の位置情報とに基づき、フォーカスレンズ402と絞り403の動作量を演算する。また、レンズマイコン408は、カメラマイコン431に対して、第1の通信端子413a及び第2の通信端子413bを介してシリアル通信が可能である。また、レンズマイコン408は、カメラマイコン431から送信される駆動パラメータを持ったコマンドに基づき、フォーカスモータドライバ406及びアイリスモータドライバ407を駆動制御する。また、レンズマイコン408は、レンズユニット400の各種の情報(絞り値、およびデフォーカス量など)を、シリアル通信によりカメラマイコン431に送ることができる。
メモリ412は、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)等の不揮発性メモリで構成されている。メモリ412は、レンズユニット400を動作制御する際に必要な設定情報(以下、レンズデータと称する)が記憶されている。レンズデータは、レンズユニット固有のデータであり、レンズユニット400の種類や型番毎に設定されている。メモリ412に格納されているレンズデータには、絞り値やデフォーカス量などの情報が含まれている。なお、メモリ412に格納されているデータは、レンズデータのみに限るものではなく、レンズデータとともに他の情報を含んだ固有情報であってもよい。なお、レンズデータの詳しい説明は後述する。
ズームレンズ401は、ユーザーにおいてズームリング(図示せず)が回転操作されることによって光軸方向へ移動される。ズームレンズ401が光軸方向へ移動することで、入射される光学画像を拡大または縮小することができる。ズームレンズ401の位置は、ズームエンコーダ409で読み取られる。ズームエンコーダ409で読み取られた位置情報は、レンズマイコン408に送られる。なお、ズームレンズ401は、ズームリングを操作して手動で移動させる構成に限らず、モータなどの駆動源によって電動で移動させる構成でもよい。
フォーカスレンズ402は、フォーカスモータ404によって、光軸方向へ移動される。フォーカスレンズ402が所定位置へ移動させることで、光学画像の焦点を合わせることができる。フォーカスモータ404は、フォーカスモータドライバ406によって、フォーカスレンズ402が所定の移動方向へ所定移動量、移動可能なように動作制御される。また、フォーカスレンズ402の位置は、フォーカスエンコーダ410で読み取られる。フォーカスエンコーダ410で読み取られた位置情報は、レンズマイコン408に送られる。
絞り403は、アイリスモータ405によって動作されて、通過光量を増減させている。アイリスモータ404は、アイリスモータドライバ407によって、絞り410が所定の絞り量になるように動作制御される。また、絞り403の絞り量は、アイリスエンコーダ405で検出される。アイリスエンコーダ405で検出された絞り量情報は、レンズマイコン408に送られる。
カメラユニット420は、シャッター421と、撮像素子であるCCD422と、信号処理部423と、カードインターフェース424と、情報媒体425と、シャッター制御部426と、測光部427と、焦点検出部428と、表示制御部429と、液晶表示器430と、カメラマイコン431と、メモリ432と、装着検出部433と、サブマイコン434と、電池435と、電源スイッチ436と、シャッタースイッチ437と、各種キースイッチ438と、第2の通信端子413bとを備えている。また、カメラユニット420には、レンズユニット400が脱着可能な機構を備えている。レンズユニット400をカメラユニット420に装着すると、第1の通信端子413aと第2の通信端子413bとが互いに電気的に接続され、レンズユニット400とカメラユニット420との間でデータ通信が可能になる。
カメラマイコン431は、カメラシステムの各部の動作を制御する。また、カメラマイコン431は、測距センサ出力のA/D値に基づいて、既存のアルゴリズムで測距を行い、レンズ駆動量を演算する。演算されたレンズ駆動量の情報は、第2の通信端子413b及び第1の通信端子413aを介して、レンズマイコン408へ送信される。また、カメラマイコン431は、制御信号に基づいて、ミラーアップまたはミラーダウン用のモータ(不図示)の制御を行う。また、カメラマイコン431は、レンズマイコン408から送信されるレンズデータをメモリ432に書き込んだり、メモリ432に保存されているレンズデータを読み出すことができる。また、カメラマイコン431は、サブマイコン434からの制御により、カメラユニット420及びレンズユニット400の電源をONまたはOFFにする制御、シャッターの動作制御、および各種キー操作に基づいた各種動作制御などを行うことができる。また、カメラマイコン431は、各部との信号の授受は、バス439を介して行われる。
表示制御部429は、カメラシステムのバッテリ残量、撮影枚数、TV値(シャッター速度値)、AV値(絞り値)、および露出補正値等を、表示部430に表示させるよう制御する。なお、本実施の形態では、表示部430は、液晶表示素子で構成したが、同様の情報を表示させることができれば、他の表示素子で構成してもよい。また、本実施の形態では、表示部430に、上記各種情報のみを表示させる構成としたが、表示部430をカラー液晶表示素子で構成し、上記各種情報とともに信号処理部423から出力される映像信号(スルー画像や撮影済みの画像など)を表示させる構成としてもよい。
焦点検出部428は、既存の位相差検出方式によりオートフォーカス(以下、AFと記す)を行うためのラインセンサと、その蓄積読み出しのための回路ユニットとを備えている。焦点検出部428は、カメラマイコン431によって動作制御される。
測光部427は、カメラマイコン431による動作制御により、被写体における光量の測定(測光)を行う。測光部427で測定された光量の情報は、カメラマイコン431に送られる。
シャッター制御部426は、シャッター421における先幕及び後幕の走行制御を行う。具体的には、シャッター制御部426は、カメラマイコン431において演算されたシャッタースピードで先幕及び後幕を走行させることができるように、シャッター421を動作制御するものである。
サブマイコン434は、電池435によって常時給電され、カメラユニット420の電源がオフであっても動作している。また、サブマイコン434には、メモリが内蔵され、そのメモリには少なくともレンズフラグが保存されている。レンズフラグは、カメラユニット420がレンズユニット400からレンズデータを取得し、取得したレンズデータがメモリ432に書き込まれると、「1」にセットされる。また、レンズフラグは、装着検出部433においてレンズユニット400とカメラユニット420との脱着が検出されると、「0」にクリアされる。また、サブマイコン434は、電源スイッチ436、シャッタースイッチ437、各種キースイッチ、および装着検出部433の状態を読み取り、カメラマイコン431に動作指示を行う。
電源スイッチ436は、カメラシステムの動作を開始させるスイッチであり、電源スイッチ436がONされたことをサブマイコン434が認識すると、カメラマイコン431に測光、測距、および表示などをスタートさせるコマンドを送る。
シャッタースイッチ437は、カメラシステムのレリーズボタンと連動したスイッチであり、シャッタースイッチ437がONになったことをサブマイコン435が認識すると、カメラマイコン431に露光動作をスタートさせるコマンドを送る。
キースイッチ438は、カメラのモード(TV優先モード、AV優先モード、マニュアル操作モード、およびプログラムモード等)を切り換えるスイッチや、AFモード(ワンショットAFや、常に被写体に合焦させるサーボAFなど)を設定するスイッチや、測光モード(評価測光、中央重点測光、部分測光、またはスポット測光など)を切り換えて設定するスイッチ等で構成されている。各種スイッチが操作されたことをサブマイコン434が認識すると、各機能の動作をカメラマイコン431に指示を行い、各種機能を実行させる。
装着検出部433は、カメラユニット420に対するレンズユニット400の脱着を検出するスイッチである。装着検出部433で検出した検出信号は、サブマイコン434に出力される。
シャッター421は、シャッター制御部426によって動作制御される先幕及び後幕で構成されている。シャッター421は、光軸を横切るように移動することで、レンズ401及び402や絞り403を介して入射される光学画像を、所定時間、CCD422に入射させている。
CCD422は、入射される光学画像を電気信号に変換して出力するものである。CCD422は、本実施の形態ではCCDイメージセンサーで構成したが、CMOSイメージセンサーなど、他の撮像素子で構成してもよい。
信号処理部423は、CCD422から出力される電気信号に対して、アナログ−デジタル変換、画質調整、または画像圧縮処理などの各種信号処理を行い、画像データを出力している。
インターフェース部424は、信号処理部423から出力される画像データを、情報媒体425へ記録させるものである。なお、インターフェース部424は、画像データを情報媒体425へ記録する動作に限らず、情報媒体425に記録されている画像データを読み出すことも可能である。
情報媒体425は、例えば半導体メモリを内蔵したメモリカードで構成されている。なお、情報媒体425は、少なくともデジタル画像を記録させることが可能であれば、ディスク状記録媒体などの他の媒体で構成してもよい。
〔2.カメラシステムの動作〕
〔2-1.基本動作〕
なお、基本動作の説明においては、レンズユニット400がカメラユニット420に装着されていることを前提とする。
図1において、まずユーザーによって電源スイッチ435がオンになるように操作されると、サブマイコン434がカメラマイコン431に対して起動コマンドを出力する。カメラマイコン431は、入力される起動コマンドに基づいてカメラユニット420内の各部を起動させる。また、カメラマイコン431は、第2の通信端子413b及び第1の通信端子413aを介して、レンズマイコン408に起動コマンドを出力する。レンズマイコン408は、入力される起動コマンドに基づき、レンズユニット400を起動させるよう制御する。また、レンズマイコン408は、メモリ412に保存されているレンズデータを、カメラマイコン431へ出力する。
レンズマイコン408は、カメラマイコン431から送信される駆動パラメータを持ったコマンドにより、フォーカスレンズ402を所定位置へ移動させるようにフォーカスモータドライバ406を制御する。また、レンズマイコン408は、カメラマイコン431から送信される駆動パラメータを持ったコマンドにより、絞り403が所定の絞り量になるようにアイリスモータドライバ407を制御する。
次に、ユーザーにより、シャッタースイッチ437が操作されると、サブマイコン434はカメラマイコン431に対して、シャッタースイッチ437が操作されたという情報を出力する。次に、カメラマイコン431は、ミラーアップのモータ(不図示)の制御を行い、ミラーアップ後、シャッター制御部426に対してシャッター421を動作させるよう制御する。シャッター制御部426は、所定のタイミングでシャッター421の先幕および後幕を走行させる。シャッター421が動作することで、ズームレンズ401やフォーカスレンズ402などを通過した光学画像が、所定時間CCD422へ入射される。
CCD422は、入射される光学画像を電気信号に変換して出力する。CCD422から出力される電気信号は、信号処理部423に入力される。信号処理部423は、入力される電気信号に対して、アナログ−デジタル変換、画質調整処理、および画像圧縮処理などの信号処理を行う。信号処理後の画像データは、インターフェース部424を介して、情報媒体425へ保存される。なお、情報媒体425へ保存される画像データは、信号処理部423で圧縮せずに、そのまま保存させることもできる。
また、ユーザーにおいて、ズーミングを行うためにズームリングが操作されると、ズームレンズ401が光軸方向へ移動されて、CCD422に結像される光学画像の拡大または縮小を行うことができる。
また、ユーザーにおいて、シャッタースイッチ437が半押し操作されてオートフォーカス操作が行われると、カメラマイコン431は、焦点検出部428で検出された焦点情報に基づいて、フォーカスレンズ402の移動方向及び移動量を演算する。カメラマイコン431で演算された情報は、第2の通信端子413b及び第1の通信端子413aを介してレンズマイコン408へ入力される。レンズマイコン408は、入力される情報に基づいて、フォーカスモータドライバ406に対してフォーカスレンズ402を移動させるよう制御する。フォーカスモータドライバ406は、フォーカスモータ404を駆動させて、CCD422に結像される光学画像が合焦するように、フォーカスレンズ402を動作させる。
また、絞り調整は、測光部427で検出された被写体光量に基づいて、カメラマイコン431が絞り量を演算する。カメラマイコン431で演算された情報はレンズマイコン408へ出力され、レンズマイコン408はアイリスモータドライバ407を制御する。アイリスモータドライバ407はアイリスモータ405を動作させて、絞り403の開度を調整する。
〔2-2.カメラマイコン431の動作〕
図2は、カメラマイコン431の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、カメラユニット420の電源ONになると(ステップS101)、カメラマイコン431が起動する(ステップS102)。
次に、カメラマイコン431は、カメラユニット420の内部設定の初期化を行う。具体的には、シャッタースイッチ437及び各種キースイッチ438などの操作スイッチの選択状態及び設定状態を、あらかじめ決められた初期状態に設定する(ステップS103)。
次に、カメラマイコン431は、装着検出部433の状態を確認して、レンズユニット400が装着されているか否かを判定する(ステップS104)。そして、レンズユニット400が装着されていないと判定された場合には、各種キースイッチ438に基づいたカメラユニット420の各種機能を実行する(ステップS105)。
一方、カメラマイコン431が、レンズユニット400が装着されていると判断した場合(ステップS104)には、通信接触端子413を介してレンズユニット400に電源を供給する。レンズユニット400に電源が供給されると、レンズマイコン408が起動する。
次に、カメラマイコン431は、レンズユニット400の初期化を行う。具体的には、レンズマイコン408が、フォーカスモータドライバ406を制御して、フォーカスレンズ402を初期位置へ移動させる。また、レンズマイコン408が、アイリスモータドライバ407を制御して、絞り403を初期状態へ移行させる(ステップS106)。
次に、カメラマイコン431は、レンズマイコン408に対して、レンズ特定データを要求するコマンドを出力する。レンズマイコン408は、入力されるコマンドに従い、メモリ412からレンズ特定データを読み出し、カメラマイコン431へ出力する。カメラマイコン431は、取得したレンズ特定データをメモリ432に書き込む。なお、レンズ特定データの内容については、後で詳しく説明する(ステップS115)。
次に、カメラマイコン431は、サブマイコン434に設定されているレンズフラグの状態を確認し、前回のレンズデータ取得以降、レンズユニット400が脱着されたか否かを判断する(ステップS107)。なお、サブマイコン434は、レンズユニット400が脱着されたことを装着検出部433が検出すると、レンズフラグを「0」にクリアにする。また、サブマイコン434は、カメラマイコン431が、第1の通信端子413aおよび第2の通信端子413bを介してレンズユニット400側からレンズデータを取得して、メモリ432に記憶させたことを認識すると、レンズフラグを「1」にセットする。よって、ステップS107の判定の結果、レンズデータを前回取得したタイミング以降、レンズユニット400が脱着されていない場合は、レンズフラグは「1」のままなので、ステップS114へ進む。一方、レンズデータを前回取得したタイミング以降、レンズユニット400が一度でも脱着された場合は、レンズフラグは「0」にクリアされているので、ステップS108に進む。
ステップS107の判断の結果、サブマイコン434に設定されているレンズフラグが「0」にクリアされている場合は、カメラマイコン431は、レンズユニット400内のレンズマイコン408に対して、レンズデータを要求するコマンドを出力する。レンズマイコン408は、入力される要求に従い、メモリ412に記憶されているレンズデータを、第1の通信端子413aおよび第2の通信端子413bを介してカメラマイコン431へ出力する(ステップS108)。
次に、カメラマイコン431は、レンズマイコン408から取得したレンズデータをメモリ432に記憶させる。また、サブマイコン434は、これを認識すると、レンズフラグを「1」にセットする。また、カメラマイコン431は、レンズマイコン408から取得したレンズデータに基づき、レンズユニット400の動作を制御する。また、カメラマイコン431は、カメラユニット420を撮影動作が可能な状態へ移行させることができる(ステップS109)。
一方、ステップS107の判断の結果、サブマイコン434に設定されているレンズフラグが「1」にセットされている場合は、レンズユニット400とカメラユニット420との通信を行わず、メモリ432に記憶されているレンズデータを読み出す。カメラマイコン431は、メモリ432から読み出したレンズデータに基づき、レンズユニット400を動作制御する。また、カメラマイコン431は、カメラユニット420を撮影動作が可能な状態へ移行させることができる(ステップS114)。
このように、カメラシステムの電源投入時に、レンズフラグが「1」にセットされている場合は、レンズユニット400に対してレンズデータを取得する動作と、レンズデータをメモリ432に記憶させる動作とを行わないため、レンズユニット400に電源が供給されてから短時間でカメラシステムを起動させ、各種機能を実行可能な状態に移行させることができる。
次に、カメラマイコン431は、カメラシステムの無操作時間をカウンタでカウントし、無操作時間が所定時間(例えば5分)に達したかどうかを判定する。すなわち、カメラシステムが、所定時間操作されなかったことを検出する。カウンタの値が所定時間に達するまでに、カメラシステムの操作が行われた場合は、カウンタをリセットし、ステップS111へ進む。カウンタの値が所定時間に達した場合は、ステップS112へ進む(ステップS110)。
カウンタの値が所定時間に達するまでに、カメラシステムの操作が行われた場合は、カメラマイコン431は、電源スイッチ436とシャッタースイッチ437と各種キースイッチ438の状態に従って、各種機能を実行させることができる。すなわち、シャッタースイッチ437を操作して被写体の撮影を行ったり、キースイッチ438を操作してホワイトバランス調整などの機能操作を行うことができる(ステップ111)。
一方、カウンタの値が所定時間に達した場合は、カメラマイコン431は、レンズ終了処理を行い、レンズユニット400への電源供給を停止させる(ステップS112)。
次に、カメラマイコン431はスリープ状態へ移行する。「スリープ状態」とは、カメラユニットの電源スイッチがONの時に、カメラユニットが一定時間操作されなかった場合に、レンズユニットや撮像系や表示部などの動作を停止させる状態のことをいう(ステップS113)。
カメラマイコン431がスリープ状態の時は、カメラユニット420内の各部への給電が停止あるいは低減され、撮影等の各種操作を行うことができない。スリープ状態から通常状態へ復帰させるには、例えば電源スイッチ436を操作してカメラシステムの電源を入れ直すか、シャッタースイッチ437又は各種キースイッチ438を操作することで復帰させることができる。なお、スリープ状態から通常状態へ復帰される際における、カメラマイコン431の動作については、図4を参照して後述する。
〔2-3.サブマイコン434の動作〕
図3は、サブマイコン434の動作を説明するためのフローチャートである。なお、サブマイコン434は、カメラユニット420の電源がONで通常動作している時も、スリープ状態の時も、電池435から給電されて動作している。
まず、サブマイコン434は、装着検出部433の状態を確認する(ステップS201)。サブマイコン434が、レンズユニット400がカメラユニット420に対して脱着されたと認識した場合は、メモリ内のレンズフラグを「0」にクリアする(ステップS202)。また、サブマイコン434は、カメラマイコン431が第1の通信端子413a及び第2の通信端子413bを介してレンズマイコン408からレンズデータを取得して、メモリ432に記憶させたことを認識すると、レンズフラグを「1」にセットする。また、装着検出部433において、レンズユニット400の脱着が検出されなかった場合は、サブマイコン434はメモリ内のレンズフラグを変更しない。
次に、サブマイコン434は、装着検出部433の状態をカメラマイコン431に通知する(ステップS203)。
次に、サブマイコン434は、電源スイッチ436の状態を確認する(ステップS204)。サブマイコン434は、電源スイッチ436がONからOFFへ状態変化されたことを認識した場合は、カメラマイコン431に電源OFFの処理を行うよう指示し、ステップS201へ戻る。
また、サブマイコン434は、電源スイッチ436がOFFからONへ状態変化されたことを認識した場合は、カメラマイコン431に電源ONの処理を行うよう指示する(ステップS205)。
次に、電源スイッチ436がONになった場合、サブマイコン434は、シャッタースイッチ437の状態を確認する(ステップS206)。サブマイコン434は、シャッタースイッチ437がONになったことを認識した場合は、ステップS207に進む。一方、サブマイコン434は、シャッタースイッチ437がONになったことを認識しなかった場合(すなわち、シャッタースイッチ437が操作されない場合)は、ステップS208へ進む。
シャッタースイッチ437がONになった場合は、サブマイコン434は、シャッターON時の処理として、カメラマイコン431に露光動作スタートの指示を送る。カメラマイコン431は、サブマイコン434からの指示に従い、露光動作をスタートし撮影処理を行う(ステップS207)。
次に、サブマイコン434は、各種キースイッチ438の状態を確認する(ステップS208)。サブマイコン434は、各種キースイッチ438の状態が変化したことを検出すると、カメラマイコン431に、各種キーの状態に対応した処理を行うよう指示する。カメラマイコン431は、サブマイコン434からの指示に従い、各種処理を行う(ステップS209)。
ステップS209の処理後、または、ステップS208においてキースイッチ438の状態変化が検出されなかった場合は、ステップS201へ戻る。サブマイコン434は、これらの処理を繰り返し、通常ループ処理を行う。
〔2-4.スリープ状態における動作〕
図4は、スリープ状態のカメラマイコン431の動作を説明するためのフローチャートである。なお、図4において、図2と同様のステップについては同一番号を付与して、詳細説明を省略する。
まず、サブマイコン434は、カメラシステムがスリープ状態の時に、電源スイッチ436やシャッタースイッチ437などの操作が行われたかを確認する。操作が行われた場合は、ステップS102へ進む(ステップS301)。
次に、カメラマイコン431は、サブマイコン434から入力される起動コマンドに基づき起動する。カメラマイコン431は、カメラユニット420内の各部が起動するよう制御する。なお、カメラユニットの状態設定は、スリープ状態においても保持されているので、カメラユニット420の初期化処理は行われない。
なお、ステップS104以降の処理は、図2のステップS104以降の処理と同じなので、動作説明を省略する。すなわち、スリープ状態において、レンズユニット400がカメラユニット420に対して脱着されなければ、レンズデータの取得を行わないので、カメラシステムを高速に起動し、撮影可能な状態に移行させることができる。
〔3.データの内容〕
ここで、図2及び図4のステップS115において、カメラマイコン431がレンズマイコン408から取得するレンズ特定データの内容を(表1)に示す。
Figure 2007156440
(表1)において、データAは、レンズユニット400の仕様に関するデータであり、絞りリングの有無および光学式手振れ補正機能の有無などの情報が含まれている。データBは、レンズユニット400の製造者のIDである。データCは、レンズユニット400のIDである。データDは、レンズユニット400の名称の情報が含まれている。
(表1)に示すように、レンズ特定データは、レンズ識別データやレンズIDなどのように、レンズユニットの種類や機種を特定することができる情報が含まれている。これにより、カメラマイコン431は、カメラユニット420に装着されているレンズユニットを特定することができる。
また、図2及び図4のステップS108及びS114において、カメラマイコン431が、レンズユニット400から取得するレンズデータ、あるいはメモリ432から取得したレンズデータを、(表2)及び(表3)に示す。なお、(表2)及び(表3)に示すレンズデータを「特性データ」と称する。
Figure 2007156440
Figure 2007156440
(表2)において、データAは、レンズユニット400におけるズームレンズ401の望遠端から広角端までにおけるズームポジションの数である。データBは、フォーカスレンズ402の無限位置から至近位置までにおけるフォーカスポジションの数である。データCは、ズームレンズ401の広角端における焦点距離のデータである。データDは、ズームレンズ401の望遠端における焦点距離のデータである。
(表3)に示す特性データは、(表2)のデータAに示すズームエンコーダー分割数で分割されている各ズームエンコーダー位置(ズームポジション)にそれぞれ対応して設定されている。例えば、(表2)のデータAに示すズームエンコーダー分割数が「32」であった場合、(表3)に示す特性データは32種類のパターンが設定されている。
(表3)において、データAは、ズームレンズ401の各ズームエンコーダー位置における焦点距離のデータである。データBは、絞り403が開放状態の時の絞り値(AV値)である。データCは、絞り403が最小状態の時の絞り値(AV値)である。データBとデータCは、撮影時における絞り値を示している。データDは、測光時の開放絞り値であり、AE(auto exposure)制御に用いられる絞り値である。データEは、AF制御時に合焦状態を判定するための基準値(合焦スレッシュ)である。すなわち、AF制御時、デフォーカス量と基準値とを比較し、デフォーカス量が基準値の範囲内に入ったか否かで、合焦状態を判定するための値である。データEの値の幅は、ズームが広角になるにつれ広くなる。データFは、フォーカスレンズ402の無限位置から至近位置までのパルス数である。データGは、被写体に最も近づいて撮影ができる距離であり、被写体からCCD422の撮像面までの距離である。データHは、フォーカスレンズ402の光学設計上のズレによって生じる、AF制御時の誤差を補正するための値である。
カメラマイコン431は、(表2)及び(表3)に示す特性データに基づいて、フォーカス制御、および絞り制御の方法を決定する。
また、カメラマイコン431は、レンズユニット400から、定期的にレンズユニット400の現在の状態に関するパラメータ(以下、レンズ状態データと称する)を取得する。カメラマイコン431が、レンズユニット400から取得するレンズ状態データを(表4)に示す。
Figure 2007156440
(表4)において、データAは、現在のレンズユニット400の状態を示すデータである。例えば、「フォーカスレンズ402が駆動中」、「絞り403が駆動中」、「ズームレンズ401が望遠端または広角端に位置している」、などの情報が含まれている。データBは、現在のズームエンコーダーの位置(ズームポジション)を示すデータである。データCは、現在の絞り値のデータである。データDは、現在のフォーカスレンズ402の位置を示すデータである。
(表4)に示すように、レンズ状態データは、現在のレンズユニット400の動作状態、ズーム位置、および絞り値などが含まれている。このレンズ状態データは、レンズユニット400が動作するのに伴って変動するデータである。なお、レンズ特定データ、特性データ、およびレンズ状態データは、それぞれ表に示すデータに限らない。
カメラマイコン431は、カメラシステムの電源がオンになった場合、あるいはカメラシステムがスリープ状態の時にキー操作が行われた場合において、(表1)に示すレンズ特定データをレンズユニット400から取得し、(表2)に示す特性データをレンズユニット400またはメモリ432から取得する。これにより、カメラマイコン431は、カメラシステムを撮影可能な状態に移行させることができる。
また、カメラマイコン431は、カメラシステムが撮影可能な状態になれば、レンズユニット400から(表4)に示すレンズ状態データを取得する。カメラマイコン431は、(表2)及び(表3)に示す特性データと、(表4)に示すレンズ状態データとに基づいて、フォーカス制御、および絞り制御に関する、次の制御コマンドを決定する。これにより、カメラマイコン431は、レンズユニット400のフォーカス制御、および絞り制御を行うことができる。
なお、(表1)〜(表4)に示すレンズデータは、フォーカス制御及び絞り制御を行うためのデータであるが、ズーム制御を行うためのレンズデータを含んでいてもよい。
〔4.実施の形態の効果、他〕
以上のように本実施の形態によれば、カメラシステムの電源スイッチ436をOFFからONにしたときに、前回のレンズデータ取得時点以降レンズユニット400が脱着されていない場合は、カメラシステムの起動を速くすることができる。すなわち、カメラシステムの電源を投入した時に、まず前回のレンズデータ取得時点以降、レンズユニット400が脱着されていないか確認する。カメラマイコン431は、レンズユニット400が脱着されていない場合はレンズデータ(レンズ特定データ及び特性データ)の取得を行わず、メモリ432に記憶されたレンズデータに基づいて動作する。これにより、カメラユニット420は、レンズユニット400からレンズデータを取得する処理、および取得したレンズデータをメモリ432への書き込む処理が不要となり、カメラシステムの起動を速くすることができる。
特に、レンズユニット400の着脱や交換をほとんどせず、一つのレンズユニットを常にカメラユニットに装着したままにしているユーザーにとって、高速起動の効果が大きい。
また、カメラユニット420とレンズユニット400の間で、シリアル通信を行わず、カメラユニット420内の判断処理だけでレンズデータの取得を省略できるので、判断処理も簡単な構成にすることができる。
また、交換レンズの高性能化に伴い、レンズユニット400に記憶されているレンズデータのデータ量が増加しても、最初の電源ON時にレンズデータの取得と記憶処理は必要だが、その後は省略できるので高速にカメラシステムを起動することができる。
また、本実施の形態では、一つのレンズユニットに対応した一つのレンズデータをメモリ432に記憶させる構成としたので、多くの交換レンズのレンズデータを記憶するメモリが必要なく、安価に実現することができる。
さらに、複数のレンズデータから一つのレンズデータを選択する仕組みもいらないので、非常に簡単な構成にすることが可能である。
また、スリープ状態からの復帰時において、レンズ起動時間を短くできるので、シャッタータイミングを逃さない撮影ができる。
また、レンズユニット400をカメラユニット420に装着させた際、レンズユニット400の識別情報を読み出す必要がなく、全く通信を行わないで、装着検出部433の情報だけで判断できるので、レンズ起動を速くすることができる。
なお、カメラシステムがONの時に、レンズユニット400がカメラユニット420に対して着脱された場合は、カメラマイコン431はレンズユニット400からレンズデータを取得し、メモリ432へ記憶させるよう動作する。
また、上記説明では、レンズユニットの交換が可能なカメラシステムについて説明したが、交換レンズの他に、ストロボ、フラッシュ、テレコンバータ、または中間リング等のアクセサリーで、カメラ起動時にアクセサリーの固有情報を通信でカメラユニットに送信し、カメラユニットに設定するアクセサリーとカメラユニットに対しては、同様に適用することができる。
また、交換レンズのレンズ制御を、自動焦点調節制御と自動露出制御について動作説明したが、これらに限らず、光学式手振れ補正制御を行うためのレンズ等、他のレンズデータをメモリ412に記憶させていてもよい。
(実施の形態2)
図5は、実施の形態2のカメラマイコンの動作を示すフローチャートである。図5において、図2のフローチャートと同様のステップについては同一番号を付与して、詳細説明は省略する。
また、実施の形態2は、図1に示すブロック図に基づいて動作するが、メモリ412及びメモリ432に保存されているデータが、実施の形態1と実施の形態2とで異なる。実施の形態2のメモリ412には、レンズ個々に設定された識別情報(以下、レンズIDと称する)と、フォーカスレンズ位置や絞り量などの情報で構成される設定情報(以下、レンズデータと称する)とから構成される固有情報が書き込まれている。また、メモリ432には、レンズの機種や品番毎に異なるレンズIDと、そのレンズIDに対応したレンズデータとから構成される、複数の固有情報が書き込まれている。なお、実施の形態2における識別情報(レンズID)は、実施の形態1におけるレンズ特定データと同じである。すなわち、実施の形態2における「レンズID」は、(表1)における「レンズID」とは異なり、(表1)の全てを含むレンズ特定データと同じものである。また、実施の形態2における設定情報(レンズデータ)は、実施の形態1における特性データと同じである。よって、実施の形態2における固有情報は、実施の形態1におけるレンズ特定データと特性データとに相当する。
また、固有情報におけるレンズデータは、フォーカス、絞り、またはズームなどの様々な動作制御を行う際に必要な情報が含まれているため、データ量は多い。特に近年、レンズユニットには光学式手ぶれ補正機能などの様々な機能が追加され、設定情報のデータ量は増え、数キロバイトのデータで構成されている。一方、レンズIDは、レンズ個々に設定されている識別情報であるため、数バイトの少ないデータ量で構成されている。また、レンズIDは、レンズユニットが多機能化されても、データ量は増えない。
また、メモリ432は、例えばEEPROM(electrically erasable programmable read-only memory)で構成されている。メモリ432には、工場出荷時に、予めレンズの機種や品番毎に対応したレンズIDおよびそのレンズIDに対応しているレンズデータから構成される固有情報が書き込まれている。また、メモリ432は、読み出し専用メモリ(ROM:Read Only Memory)で構成することも可能であり、ROMで構成することでEEPROMで構成するよりもコストダウンすることができる。
また、メモリ432に予め書き込まれている固有情報は、ユーザーにおいて更新可能な構成としてもよい。すなわち、固有情報の数は、レンズメーカーから新機種が発売される毎に増え、カメラユニットを最新のレンズに対応させるためには、メモリ432に書き込まれている固有情報を更新しなければならない。更新方法は、例えば新しい固有情報をインターネットなどからダウンロードし、ダウンロードした固有情報をメモリカードなどの情報媒体へ記憶させ、その情報媒体をカメラユニット420に装着して、メモリ432のアップデート作業を行う方法がある。また、固有情報の更新方法は、カメラシステムとパソコンとを通信ケーブルで接続し、インターネットなどからダウンロードした固有情報を通信ケーブルを介してカメラシステムに転送させ、アップデート作業を行う方法などがある。また、アップデートされるデータは、メモリ432内の全ての固有情報を置換する方法でもよいし、既存の固有情報に差分データを追加する方法でもよい。
以下、動作について説明する。
図5において、まず、カメラマイコン431は、カメラユニット420の電源がONになると(ステップS101)、起動する(ステップS102)。
次に、カメラマイコン431は、カメラユニット420の内部設定の初期化を行う。具体的には、カメラユニット内のシャッタースイッチ437及び各種キースイッチ438の設定を始めとする操作スイッチの選択状態及び設定状態を、あらかじめ決められた初期状態に設定する(ステップS103)。
次に、カメラマイコン431は、装着検出部433の状態を確認して、レンズユニット400が装着されているか否かを判定する(ステップS104)。カメラマイコン431は、カメラユニット420にレンズユニット400が装着されていないと判定した場合には、各種キースイッチ438に基づいたカメラユニット420の各種機能を実行する(ステップS105)。
一方、カメラマイコン431は、カメラユニット420にレンズユニット400が装着されていることを検出した場合には、通信接触端子413を介してレンズユニット400に電源を供給する。レンズユニット400に電源が供給されると、レンズマイコン408が起動する。
次に、カメラマイコン431は、レンズユニット400の初期化を行う。具体的には、レンズマイコン408が、カメラマイコン431からの制御に基づき、フォーカスモータドライバ406を制御して、フォーカスレンズ402を初期位置へ移動させる。また、レンズマイコン408が、カメラマイコン431からの制御に基づき、アイリスモータドライバ407を制御して、絞り403を初期状態へ移行させる(ステップS106)。
次に、カメラマイコン431は、レンズマイコン408に対して、レンズIDを要求するコマンドを出力する。レンズマイコン408は、入力されるコマンドに従い、メモリ412からレンズIDを読み出し、カメラマイコン431へ出力する(ステップS401)。
次に、カメラマイコン431は、メモリ432に格納されているレンズIDにおいて、レンズユニット400から取得したレンズIDと一致するレンズIDを検索する。一致するレンズIDが存在すれば、ステップS114に示すように、そのレンズIDに対応しているレンズデータをメモリ432から読み出す(ステップS402)。
一方、メモリ432に、レンズユニット400から取得したレンズIDに一致するレンズIDが存在しない場合は、レンズユニットからレンズデータを取得する(ステップS108)。
なお、以降の処理動作については、前述の実施の形態1と同様なので、説明は省略する。
以上のように本実施の形態によれば、カメラシステムの電源がONになった時に、レンズユニット400からレンズIDのみを取得し、取得したレンズIDと一致するレンズIDがカメラユニット420側のメモリ432に存在する場合は、メモリ432に書き込まれているレンズデータに基づいて動作制御を行う。これにより、レンズユニット400からレンズデータを取得する処理、および取得したレンズデータをメモリ432への書き込む処理が不要となるため、カメラシステムの起動を速くすることができる。
また、レンズユニット400から、固有情報の一部であるレンズIDのみを取得する構成としたので、レンズユニット400とカメラユニット420との通信が短時間で終わり、カメラシステムの起動を速くすることができる。
(実施の形態3)
図6は、実施の形態3のカメラマイコンの動作を示すフローチャートである。図6において、図2および図5のフローチャートと同様のステップについては同一番号を付与して、詳細説明は省略する。
また、実施の形態3は、図1に示すブロック図に基づいて動作するが、メモリ432の構成が実施の形態1と実施の形態3とで異なる。カメラユニット420のメモリ432は、レンズユニット400から取得したレンズデータ(以下、第1のレンズデータと記す)を記憶可能な第1の領域と、予め工場出荷時に書き込まれるレンズID及びレンズデータ(以下、第2のレンズデータと記す)から構成される固有情報が格納される第2の領域とを備えている。なお、実施の形態3では、一つのメモリ432に第1のレンズデータと固有情報とを記憶させる構成としているが、書換可能メモリ(例えばEEPROM)と読み出し専用メモリ(例えばROM)とを独立して備え、第1のレンズデータを書換可能メモリに記憶させ、固有情報を読み出し専用メモリに記憶させる構成としてもよい。
以下、動作について説明する。
図6に示すように、レンズユニット初期化処理(ステップS106)の後、カメラマイコン431はレンズマイコン408に対して、レンズIDを要求するコマンドを出力する。レンズマイコン408は、入力されるコマンドに従い、メモリ412からレンズIDを読み出し、カメラマイコン431へ出力する(ステップS401)。
次に、カメラマイコン431は、メモリ432に格納されているレンズIDにおいて、レンズマイコン408から取得したレンズIDと一致するレンズIDを検索する(ステップS402)。カメラマイコン431は、メモリ432にレンズマイコン408から取得したレンズIDに一致するレンズIDが存在すれば、そのレンズIDに対応しているレンズデータをメモリ432から読み出す。
一方、メモリ432に、レンズマイコン408から取得したレンズIDに一致するレンズIDが存在しない場合は、ステップS107へ進む。
次に、カメラマイコン431は、サブマイコン434に設定されているレンズフラグの状態を確認し、前回のレンズデータ取得からレンズユニット400が脱着されたか否かを判断する(ステップS107)。なお、サブマイコン434は、レンズユニット400が脱着されたことを装着検出部433で検出すると、レンズフラグを「0」にクリアにする。また、サブマイコン434は、カメラマイコン431が第1の通信端子413a及び第2の通信端子413bを介してレンズマイコン408からレンズデータを取得して、メモリ432に記憶させたことを認識すると、レンズフラグを「1」にセットする。よって、ステップS107の判定の結果、レンズデータを前回取得したタイミング以降レンズユニット400が脱着されていない場合は、レンズフラグは「1」のままなので、ステップS114へ進む。一方、レンズデータを前回取得したタイミング以降、レンズユニット400が一度でも脱着された場合は、レンズフラグは「0」にクリアされているので、ステップS108に進む。
次に、カメラマイコン431は、レンズマイコン408に対して、レンズデータの要求コマンドを出力する。レンズマイコン408は、入力される要求に従い、メモリ412に記憶されているレンズデータを、第1の通信端子413aおよび第2の通信端子413bを介してカメラマイコン431へ出力する(ステップS108)。
次に、カメラマイコン431は、レンズマイコン408から取得したレンズデータをメモリ432に記憶させる。また、サブマイコン434は、これを認識すると、レンズフラグを「1」にセットする。カメラマイコン431は、レンズマイコン408から取得したレンズデータに基づき、レンズユニット400の動作を制御するとともに、カメラユニット420を撮影動作が可能な状態へ移行させることができる(ステップS109)。
以降の処理動作については、前述の実施の形態1と同様なので、説明は省略する。
以上のように本実施の形態によれば、レンズユニット400からレンズデータを取得する処理、および取得したレンズデータをメモリ432への書き込む処理が不要となるため、カメラシステムの起動を速くすることができる。
また、レンズユニット400から固有情報の一部であるレンズIDのみを取得する構成としたので、レンズユニット400とカメラユニット420との通信が短時間で終わり、カメラシステムの起動を速くすることができる。
なお、実施の形態1〜3において、レンズユニット400に搭載されるレンズは、ズームレンズに限らず、単焦点レンズであってもよい。単焦点レンズの場合、カメラユニット430とレンズユニット400との間で授受されるデータは、(表2)、(表3)、(表4)に示すデータのうち、フォーカス及び絞り関連のデータのみとなる。この場合、各データのデータ量が少なくなるだけで、データの内容は本質的に同じである。
また、実施の形態1〜3において、レンズフラグは、サブマイコン434内のメモリに格納する構成としたが、カメラマイコン431に格納する構成とすることができる。その場合は、カメラマイコン431内にメモリを設け、そのメモリ内にレンズフラグを格納する。カメラマイコン431は、レンズフラグの設定をする。
また、実施の形態1〜3において、カメラマイコン431とサブマイコン434とは各々独立したマイコンで構成したが、1つのマイコンで構成することができる。その場合は、1つのマイコンに、カメラマイコン431の機能とサブマイコン434の機能とを実行可能な構成を備える。
〔付記1〕
本発明の第1のカメラ装置は、レンズユニットが着脱可能であり、かつ前記レンズユニットにおいて設定されている固有情報を取得可能なカメラ装置であって、前記レンズユニットから前記固有情報が入力される通信部と、前記通信部に入力される前記固有情報を記憶可能な記憶部と、前記レンズユニットに対して前記固有情報を出力するよう制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記レンズユニットを着脱する操作を行った場合のみ、前記レンズユニットから前記固有情報を取得するよう制御するものである。
この構成により、レンズユニットの起動時におけるレンズユニットからカメラユニットへの固有情報の送信動作を、レンズユニット又はカメラユニットの状態に応じて省略できるため、レンズユニットを高速に起動させることができる。よって、カメラユニットにおいて、電源投入から撮影可能状態へ移行するまでの時間を短縮することができ、使い勝手を向上させることができる。
また、レンズユニットがカメラユニットに装着された際、レンズユニットの識別情報を読み出す必要がなく、全く通信を行わないで、装着検出部の情報だけで判断できる。よって、カメラユニットだけの簡単な構成で判断でき、レンズ起動を速くすることができるという大きな効果を得ることができる。
なお、固有情報は、レンズ特定データと特性データとに相当する。通信部は、第1の通信端子413a、第2の通信端子413b、およびそれらを駆動する手段に相当する。記憶部は、サブマイコン434内のメモリ及びメモリ432に相当する。制御部は、カメラマイコン431に相当する。
〔付記2〕
本発明の第2のカメラ装置は、少なくともレンズや絞りが内蔵されているとともに、前記レンズや絞りを動作させるために必要な設定情報が保存されたメモリが内蔵されているレンズユニットが、着脱自在に構成されたカメラ装置であって、前記レンズユニットとの間でデータ通信が可能な通信部と、前記レンズユニットの脱着を監視し、前記レンズユニットが装着された時に第1の検出情報を出力する装着検出部と、前記通信部を介して前記レンズユニットから前記設定情報を取り込み可能であるとともに、取り込みを行った際に第2の検出情報を出力する制御部と、前記装着検出部から出力される第1の検出情報と、前記制御部から出力される第2の検出情報のうちいずれか一方が記憶される第1の記憶部と、前記制御部が取得した前記設定情報を記憶可能な第2の記憶部とを備え、前記制御部は、本カメラ装置の起動時に前記第1の記憶部に記憶されている検出情報を確認し、前記第1の記憶部に前記第1の検出情報が記憶されている場合は、前記レンズユニットから前記設定情報を取得するよう制御し、前記第1の記憶部に前記第2の検出情報が記憶されている場合は、前記第2の記憶部から前記設定情報を取得するよう制御するものである。
この構成により、レンズユニットの起動時におけるレンズユニットからカメラユニットへの設定情報の送信動作を、レンズユニット又はカメラユニットの状態に応じて省略できるため、レンズユニットを高速に起動させることができる。よって、カメラユニットにおいて、電源投入から撮影可能状態へ移行するまでの時間を短縮することができ、使い勝手を向上させることができる。
また、レンズユニットがカメラユニットに装着された際、レンズユニットの識別情報を読み出す必要がなく、全く通信を行わないで、装着検出部の情報だけで判断できる。よって、カメラユニットだけの簡単な構成で判断でき、レンズ起動を速くすることができるという大きな効果を得ることができる。
なお、設定情報は、レンズデータ(特性データ)に相当する。通信部は、第1の通信端子413a、第2の通信端子413b、およびそれらを駆動する手段に相当する。装着検出部は、装着検出部433に相当する。第1の記憶部は、サブマイコン434内のメモリに相当する。第2の記憶部は、メモリ432に相当する。制御部は、カメラマイコン431に相当する。
〔付記3〕
本発明の第3のカメラ装置は、レンズや絞りを動作させるために必要な設定情報が保存されているメモリが搭載されているレンズユニットが装着または離脱自在で、かつ無操作期間が一定時間継続した時に少なくとも前記レンズユニットへの電源供給を遮断する電源遮断機能を備えるカメラ装置であって、前記レンズユニットとの間でデータ通信が可能な通信部と、前記レンズユニットの脱着を監視し、前記レンズユニットが装着された時に第1の検出情報を出力する装着検出部と、前記通信部を介して前記レンズユニットから前記設定情報を取り込み可能であるとともに、取り込みを行った際に第2の検出情報を出力する制御部と、前記装着検出部から出力される第1の検出情報と、前記制御部から出力される第2の検出情報のうちいずれか一方が記憶される第1の記憶部と、前記制御部が取得した前記設定情報を記憶可能な第2の記憶部とを備え、前記制御部は、前記電源遮断機能を停止させて前記レンズユニットに電源供給を開始する時に、前記第1の記憶部に記憶されている検出情報を確認し、前記第1の記憶部に前記第1の検出情報が記憶されている場合は、前記レンズユニットから前記設定情報を取得するよう制御し、前記第1の記憶部に前記第2の検出情報が記憶されている場合は、前記第2の記憶部から前記設定情報を取得するよう制御するものである。
この構成により、省電力のためレンズの電源の供給を止めた状態(所謂、カメラユニットがスリープ状態で、レンズユニットが電源オフ状態)から、撮影可能状態までの起動時間を短くできるので、シャッタタイミングを逃さない撮影ができるという大きな効果を得ることができる。
また、レンズユニットがカメラユニットに装着された際、レンズユニットの識別情報を読み出す必要がなく、全く通信を行わないで、装着検出部の情報だけで判断できる。よって、カメラユニットだけの簡単な構成で判断でき、レンズ起動を速くすることができるという大きな効果を得ることができる。
なお、設定情報は、レンズデータ(特性データ)に相当する。通信部は、第1の通信端子413a、第2の通信端子413b、およびそれらを駆動する手段に相当する。装着検出部は、装着検出部433に相当する。第1の記憶部は、サブマイコン434内のメモリに相当する。第2の記憶部は、メモリ432に相当する。制御部は、カメラマイコン431に相当する。
〔付記4〕
また、本発明の第2及び第3のカメラ装置において、前記装着検出部は、本カメラ装置の電源がオンまたはオフの時に、前記レンズユニットの装着検出が可能であり、前記第1の記憶部は、前記第1の検出情報と前記第2の検出情報のうちいずれか一方が常時記憶されている構成としてもよい。
この構成により、カメラ装置の電源がオフの時でも、レンズユニットの装着検出が可能であるため、カメラ装置の電源投入時に装着検出を行う必要がなく、カメラシステムの起動時間を短くすることができる。よって、シャッタタイミングを逃さない撮影ができるという大きな効果を得ることができる。
〔付記5〕
本発明の第4のカメラ装置は、レンズや絞りを動作させるために必要な設定情報とレンズユニット個々を識別するための識別情報とが保存されているメモリが搭載されているレンズユニットが、着脱自在に構成されたカメラ装置であって、前記レンズユニットとの間でデータ通信が可能な通信部と、前記通信部を介して前記レンズユニットから前記識別情報および前記設定情報を取り込み可能である制御部と、予め、各種レンズユニットに対応した識別情報と、前記識別情報に対応した設定情報とが記憶されている第2の記憶部とを備え、前記制御部は、本カメラ装置の起動時に、前記レンズユニットから前記識別情報を取得し、取得した識別情報と一致する識別情報が前記第2の記憶部に記憶されているか否かを確認し、前記第2の記憶部に前記識別情報が記憶されている場合は、前記第2の記憶部から前記識別情報に対応した設定情報を読み出し、前記第2の記憶部に前記識別情報が記憶されていない場合は、前記レンズユニットから前記設定情報を取得するよう制御するものである。
この構成により、カメラシステムの電源がONになった時に、レンズユニットから識別情報のみを取得し、取得した識別情報と一致する識別情報が第2の記憶部に存在する場合は、第2の記憶部に書き込まれている設定情報に基づいて動作制御を行う。これにより、レンズユニットから設定情報を取得する処理、および取得した設定情報を第2の記憶部への書き込む処理が不要となるため、カメラシステムの起動を速くすることができる。
また、レンズユニットから、固有情報の一部である識別情報のみを取得する構成としたので、レンズユニットとカメラユニットとの通信が短時間で終わり、カメラシステムの起動を速くすることができる。
なお、設定情報は、レンズデータ(特性データ)に相当する。通信部は、第1の通信端子413a、第2の通信端子413b、およびそれらを駆動する手段に相当する。装着検出部は、装着検出部433に相当する。第1の記憶部は、サブマイコン434内のメモリに相当する。第2の記憶部は、メモリ432に相当する。制御部は、カメラマイコン431に相当する。
〔付記6〕
本発明の第5のカメラ装置は、レンズや絞りを動作させるために必要な設定情報とレンズユニット個々を識別するための識別情報とが保存されているメモリが搭載されているレンズユニットが、着脱自在に構成されたカメラ装置であって、前記レンズユニットとの間でデータ通信が可能な通信部と、前記レンズユニットの脱着を監視し、前記レンズユニットが装着された時に第1の検出情報を出力する装着検出部と、前記通信部を介して前記レンズユニットから前記識別情報および前記設定情報を取り込み可能であるとともに、取り込みを行った際に第2の検出情報を出力する制御部と、前記装着検出部から出力される第1の検出情報と、前記制御部から出力される第2の検出情報のうちいずれか一方が記憶される第1の記憶部と、予め各種レンズユニットに対応した識別情報と前記識別情報に対応した設定情報とが記憶されているとともに、前記レンズユニットから取得された前記設定情報を記憶可能な第2の記憶部とを備え、前記制御部は、本カメラ装置の起動時に、前記レンズユニットから前記識別情報を取得し、取得した識別情報と一致する識別情報が前記第2の記憶部に記憶されているか否かを確認し、前記第2の記憶部に前記識別情報が記憶されている場合は、前記第2の記憶部から前記識別情報に対応した設定情報を読み出し、前記第2の記憶部に前記識別情報が記憶されていない場合は、前記第1の記憶部に記憶されている検出情報を確認し、前記第1の記憶部に前記第1の検出情報が記憶されている場合は、前記レンズユニットから設定情報を取得するよう制御し、前記第2の検出情報が記憶されている場合は、前記第2の記憶部から設定情報を取得するものである。
この構成により、レンズユニットから設定情報を取得する処理、および取得した設定情報を第2の記憶部への書き込む処理が不要となるため、カメラシステムの起動を速くすることができる。
また、レンズユニットから固有情報の一部である識別情報のみを取得する構成としたので、レンズユニットとカメラユニットとの通信が短時間で終わり、カメラシステムの起動を速くすることができる。
なお、設定情報は、レンズデータ(特性データ)に相当する。通信部は、第1の通信端子413a、第2の通信端子413b、およびそれらを駆動する手段に相当する。装着検出部は、装着検出部433に相当する。第1の記憶部は、サブマイコン434内のメモリに相当する。第2の記憶部は、メモリ432に相当する。制御部は、カメラマイコン431に相当する。
〔付記7〕
また、第4のカメラ装置において、前記第2の記憶部は、読み出し専用メモリで構成されている構成としてもよい。この構成により、コストダウンすることができる。
〔付記8〕
また、第2〜第5のカメラ装置において、前記制御部は、前記レンズユニットにおける自動焦点調節制御と自動露出制御と手振れ補正制御のうちいずれかを制御可能である構成としてもよい。
この構成により、自動焦点調節制御と自動露出制御と手振れ補正制御のうちいずれかを制御する際は、レンズユニットからレンズ状態データを取得し、取得したレンズ状態データと予め取得してある設定情報とに基づき、各種制御を行うことができる。よって、各種制御時において通信するデータ量が少ないため、高いレスポンスで各種制御を行うことができる。
〔付記9〕
また、本発明のカメラシステムは、第1〜第5のカメラ装置のうちいずれかに記載のカメラ装置と、前記カメラ装置に着脱可能であるとともに、前記カメラ装置との間でデータ通信が可能なレンズユニットとを備えたものである。
この構成により、レンズユニットの起動時におけるレンズユニットからカメラユニットへの固有情報の送信動作を、レンズユニット又はカメラユニットの状態に応じて省略できるため、レンズユニットを高速に起動させることができる。よって、カメラユニットにおいて、電源投入から撮影可能状態へ移行するまでの時間を短縮することができ、使い勝手を向上させることができる。
また、レンズユニットがカメラユニットに装着された際、レンズユニットの識別情報を読み出す必要がなく、全く通信を行わないで、装着検出部の情報だけで判断できる。よって、カメラユニットだけの簡単な構成で判断でき、レンズ起動を速くすることができるという大きな効果を得ることができる。
本発明は、レンズユニットとカメラユニットとが脱着可能なカメラシステムにおいて、レンズユニットとカメラユニットとの間で、情報を通信可能なシステムに有用である。
本発明の実施の形態1におけるカメラシステムの構成を示すブロック図 実施の形態1におけるカメラマイコンの起動動作を説明するためのフローチャート 実施の形態1におけるサブマイコンの動作を説明するためのフローチャート 実施の形態1におけるカメラマイコンのスリープ状態の時の動作を説明するためのフローチャート 実施の形態2におけるカメラマイコンの起動動作を説明するためのフローチャート 実施の形態3におけるカメラマイコンの起動動作を説明するためのフローチャート
符号の説明
400 レンズユニット
412 メモリ
413a 第1の通信端子(通信部)
413b 第2の通信端子(通信部)
420 カメラユニット
422 撮像素子
423 信号処理部
431 カメラマイコン(制御部)
432 メモリ(第2の記憶部)
433 装着検出部
434 サブマイコン(制御部)

Claims (9)

  1. レンズユニットが着脱可能であり、かつ前記レンズユニットにおいて設定されている固有情報を取得可能なカメラ装置であって、
    前記レンズユニットから前記固有情報が入力される通信部と、
    前記通信部に入力される前記固有情報を記憶可能な記憶部と、
    前記レンズユニットに対して前記固有情報を出力するよう制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記レンズユニットを着脱する操作を行った場合のみ、前記レンズユニットから前記固有情報を取得するよう制御することを特徴とするカメラ装置。
  2. 少なくともレンズや絞りが内蔵されているとともに、前記レンズや絞りを動作させるために必要な設定情報が保存されたメモリが内蔵されているレンズユニットが、着脱自在に構成されたカメラ装置であって、
    前記レンズユニットとの間でデータ通信が可能な通信部と、
    前記レンズユニットの脱着を監視し、前記レンズユニットが装着された時に第1の検出情報を出力する装着検出部と、
    前記通信部を介して前記レンズユニットから前記設定情報を取り込み可能であるとともに、取り込みを行った際に第2の検出情報を出力する制御部と、
    前記装着検出部から出力される第1の検出情報と、前記制御部から出力される第2の検出情報のうちいずれか一方が記憶される第1の記憶部と、
    前記制御部が取得した前記設定情報を記憶可能な第2の記憶部とを備え、
    前記制御部は、
    本カメラ装置の起動時に前記第1の記憶部に記憶されている検出情報を確認し、
    前記第1の記憶部に前記第1の検出情報が記憶されている場合は、前記レンズユニットから前記設定情報を取得するよう制御し、
    前記第1の記憶部に前記第2の検出情報が記憶されている場合は、前記第2の記憶部から前記設定情報を取得するよう制御することを特徴とするカメラ装置。
  3. レンズや絞りを動作させるために必要な設定情報が保存されているメモリが搭載されているレンズユニットが装着または離脱自在で、かつ無操作期間が一定時間継続した時に少なくとも前記レンズユニットへの電源供給を遮断する電源遮断機能を備えるカメラ装置であって、
    前記レンズユニットとの間でデータ通信が可能な通信部と、
    前記レンズユニットの脱着を監視し、前記レンズユニットが装着された時に第1の検出情報を出力する装着検出部と、
    前記通信部を介して前記レンズユニットから前記設定情報を取り込み可能であるとともに、取り込みを行った際に第2の検出情報を出力する制御部と、
    前記装着検出部から出力される第1の検出情報と、前記制御部から出力される第2の検出情報のうちいずれか一方が記憶される第1の記憶部と、
    前記制御部が取得した前記設定情報を記憶可能な第2の記憶部とを備え、
    前記制御部は、
    前記電源遮断機能を停止させて前記レンズユニットに電源供給を開始する時に、前記第1の記憶部に記憶されている検出情報を確認し、
    前記第1の記憶部に前記第1の検出情報が記憶されている場合は、前記レンズユニットから前記設定情報を取得するよう制御し、
    前記第1の記憶部に前記第2の検出情報が記憶されている場合は、前記第2の記憶部から前記設定情報を取得するよう制御することを特徴とするカメラ装置。
  4. 前記装着検出部は、本カメラ装置の電源がオンまたはオフの時に、前記レンズユニットの装着検出が可能であり、
    前記第1の記憶部は、前記第1の検出情報と前記第2の検出情報のうちいずれか一方が常時記憶されている請求項2または3記載のカメラ装置。
  5. レンズや絞りを動作させるために必要な設定情報とレンズユニット個々を識別するための識別情報とが保存されているメモリが搭載されているレンズユニットが、着脱自在に構成されたカメラ装置であって、
    前記レンズユニットとの間でデータ通信が可能な通信部と、
    前記通信部を介して前記レンズユニットから前記識別情報および前記設定情報を取り込み可能である制御部と、
    予め、各種レンズユニットに対応した識別情報と、前記識別情報に対応した設定情報とが記憶されている第2の記憶部とを備え、
    前記制御部は、
    本カメラ装置の起動時に、前記レンズユニットから前記識別情報を取得し、取得した識別情報と一致する識別情報が前記第2の記憶部に記憶されているか否かを確認し、
    前記第2の記憶部に前記識別情報が記憶されている場合は、前記第2の記憶部から前記識別情報に対応した設定情報を読み出し、
    前記第2の記憶部に前記識別情報が記憶されていない場合は、前記レンズユニットから前記設定情報を取得するよう制御することを特徴とするカメラ装置。
  6. レンズや絞りを動作させるために必要な設定情報とレンズユニット個々を識別するための識別情報とが保存されているメモリが搭載されているレンズユニットが、着脱自在に構成されたカメラ装置であって、
    前記レンズユニットとの間でデータ通信が可能な通信部と、
    前記レンズユニットの脱着を監視し、前記レンズユニットが装着された時に第1の検出情報を出力する装着検出部と、
    前記通信部を介して前記レンズユニットから前記識別情報および前記設定情報を取り込み可能であるとともに、取り込みを行った際に第2の検出情報を出力する制御部と、
    前記装着検出部から出力される第1の検出情報と、前記制御部から出力される第2の検出情報のうちいずれか一方が記憶される第1の記憶部と、
    予め各種レンズユニットに対応した識別情報と前記識別情報に対応した設定情報とが記憶されているとともに、前記レンズユニットから取得された前記設定情報を記憶可能な第2の記憶部とを備え、
    前記制御部は、
    本カメラ装置の起動時に、前記レンズユニットから前記識別情報を取得し、取得した識別情報と一致する識別情報が前記第2の記憶部に記憶されているか否かを確認し、
    前記第2の記憶部に前記識別情報が記憶されている場合は、前記第2の記憶部から前記識別情報に対応した設定情報を読み出し、
    前記第2の記憶部に前記識別情報が記憶されていない場合は、前記第1の記憶部に記憶されている検出情報を確認し、前記第1の記憶部に前記第1の検出情報が記憶されている場合は、前記レンズユニットから設定情報を取得するよう制御し、前記第2の検出情報が記憶されている場合は、前記第2の記憶部から設定情報を取得することを特徴とするカメラ装置。
  7. 前記第2の記憶部は、
    読み出し専用メモリで構成されている請求項5記載のカメラ装置。
  8. 前記制御部は、
    前記レンズユニットにおける自動焦点調節制御と自動露出制御と手振れ補正制御のうちいずれかを制御可能である請求項2、3、5、6記載のカメラ装置。
  9. 請求項1、2、3、5、6のうちいずれかに記載のカメラ装置と、
    前記カメラ装置に着脱可能であるとともに、前記カメラ装置との間でデータ通信が可能なレンズユニットとを備えたことを特徴とするカメラシステム。
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