JP2012118376A - カメラボディ、アダプタ及び交換レンズ - Google Patents
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Abstract
【課題】アダプタを介して電気的に連動しない相手側機器が取り付けられた場合でも、新ボディ又は新レンズの機能を可能な限り使用できるようにする。
【解決手段】本発明に係わるアダプタ(30)は、交換レンズ(10)が取り付けられる第1マウント部(31)と、カメラボディ(20)が取り付けられる第2マウント部(32)と、前記第2マウント部に取り付けられた前記カメラボディに対して、前記交換レンズに対する制御に関連しない撮影補助機能が動作可能となるような設定をさせるための固有データを記憶する記憶手段(37)と、前記第2マウント部に取り付けられた前記カメラボディに対して前記固有データを送信する通信手段(35)と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】本発明に係わるアダプタ(30)は、交換レンズ(10)が取り付けられる第1マウント部(31)と、カメラボディ(20)が取り付けられる第2マウント部(32)と、前記第2マウント部に取り付けられた前記カメラボディに対して、前記交換レンズに対する制御に関連しない撮影補助機能が動作可能となるような設定をさせるための固有データを記憶する記憶手段(37)と、前記第2マウント部に取り付けられた前記カメラボディに対して前記固有データを送信する通信手段(35)と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、カメラボディ、アダプタ及び交換レンズに関するものである。
従来、カメラボディに対して機械的及び電気的に連動しない交換レンズを、そのカメラボディに取り付け可能とするアダプタが市販されている。このアダプタは、カメラボディが取り付けられるボディ側マウント部と、交換レンズが取り付けられるレンズ側マウント部とを備える。
この種のアダプタに関する従来技術として、アダプタに取り付けられた光学系部材の突出量を検出して、その突出量に応じた信号をカメラ本体に送信することにより、カメラ本体側が、その信号によりどのような光学系部材が取り付けられたかを認識できるようにしたカメラ装置用アダプタが提案されている(特許文献1参照)。
上記従来技術のように、アダプタの先端側に取り付けられる光学系部材がワイドコンバータやテレコンバータであれば、カメラ本体と光学系部材との間が電気的に連動していなくても、光学系部材やカメラ本体の機能に制約を受けることはない。
しかしながら、最新のボディ(以下、新ボディという)に、アダプタを介して旧式の交換レンズ(以下、旧レンズという)を取り付けた場合や、旧式のボディ(以下、旧ボディという)に、従来のアダプタを介して最新のレンズ(以下、新レンズという)を取り付けた場合は、ボディとレンズとの間が電気的に連動しないために以下のような不具合を生じる。
すなわち、新ボディ及び新レンズが、外部からの制御に依存することなく実行可能な機能を備えていても、従来のアダプタを介して旧レンズ又は旧ボディを取り付けた場合には、電気的に制御される多くの機能が使えなくなってしまう。このように、ユーザは、新ボディ又は新レンズに使用できる機能を備えていても、これらの機能を十分に活かすことができないという課題があった。
本発明の課題は、アダプタを介して電気的に連動しない相手側機器が取り付けられた場合でも、新ボディ又は新レンズの機能を可能な限り使用できるようにしたカメラボディ、アダプタ及び交換レンズを提供することにある。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1に記載の発明は、交換レンズ(10)を取り付け可能なアダプタ(30)が取り付けられるマウント部(26)と、前記マウント部に取り付けられた前記アダプタとの間でデータの送受信を行う通信手段(23)と、前記アダプタに関する所定の固有データを前記通信手段で受信した場合は、前記アダプタに取り付けられる前記交換レンズに対する制御に関連しない撮影補助機能が動作可能となるように設定する機能制御手段(25)と、を備えることを特徴とするカメラボディ(20)である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のカメラボディ(20)であって、情報表示が可能な表示手段(24)を備え、前記機能制御手段(25)は、前記交換レンズ(10)に対する制御に関連しない撮影補助機能が動作可能となるように設定した場合は、前記撮影補助機能に関する情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のカメラボディ(20)であって、前記交換レンズ(10)に対する制御に関連しない撮影補助機能が、被写体像を撮像する撮像素子(21)を移動することにより手振れの補正を行う防振制御機能であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、交換レンズ(10)が取り付けられる第1結合部(31)と、カメラボディ(20)が取り付けられる第2結合部(32)と、前記第2結合部に取り付けられた前記カメラボディに対して、前記交換レンズに対する制御に関連しない撮影補助機能が動作可能となるような設定をさせるための固有データを記憶する記憶手段(37)と、前記第2結合部に取り付けられた前記カメラボディに対して前記固有データを送信する通信手段(35)と、を備えることを特徴とするアダプタ(30)である。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のアダプタ(30)であって、前記通信手段(35)は、前記第1結合部(31)に前記交換レンズ(10)が取り付けられている場合に、前記第2結合部(32)に取り付けられた前記カメラボディ(20)に対し前記記憶手段(37)に記憶された前記固有データを送信することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載のアダプタ(30)であって、前記通信手段(35)を動作させるための電力を供給する電源手段(36)と、前記第1結合部(31)に前記交換レンズ(10)が取り付けられ、且つ前記第2結合部(32)に前記カメラボディ(20)が取り付けられた場合に、前記電源手段に電力を供給させる制御を行う電源制御手段(38)と、を備えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項4〜6のいずれか一項に記載のアダプタ(30)であって、前記交換レンズ(10)に対する制御に関連しない撮影補助機能が、前記カメラボディ(20)において、被写体像を撮像する撮像素子を移動することにより手振れの補正を行う防振制御機能であることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、交換レンズ(40)が取り付けられる第1結合部(61)と、カメラボディ(50)が取り付けられる第2結合部(62)と、前記第1結合部に取り付けられた前記交換レンズに対して、前記カメラボディからの制御に関連しない撮影補助機能が動作可能となるような設定をさせるための固有データを記憶する記憶手段(67)と、前記第1結合部に取り付けられた前記交換レンズに対し前記固有データを送信する通信手段(65)と、を備えることを特徴とするアダプタ(60)である。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載のアダプタ(60)であって、前記通信手段(65)は、前記第2結合部(62)に前記カメラボディ(50)が取り付けられている場合に、前記第1結合部(61)に取り付けられた前記交換レンズ(40)に対し前記記憶手段(67)に記憶された前記固有データを送信することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項8又は9に記載のアダプタ(60)であって、前記通信手段(65)を動作させるための電力を供給する電源手段(66)と、前記第1結合部(61)に前記交換レンズ(40)が取り付けられ、且つ前記第2結合部(62)に前記カメラボディ(50)が取り付けられた場合に、前記電源手段に電力を供給させる制御を行う電源制御手段(69)と、を備えることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項8又は9に記載のアダプタ(60)であって、前記第1結合部(61)に取り付けられた前記交換レンズ(40)に対して電力を供給する電源手段(68)を備えることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項8〜11のいずれか一項に記載のアダプタ(60)であって、前記カメラボディ(50)からの制御に関連しない撮影補助機能が、前記交換レンズ(40)において、被写体像を結像する光学系の一部を前記光学系の光軸方向と交差する方向に移動させることにより手振れの補正を行う防振制御機能であることを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項4〜12のいずれか一項に記載のアダプタ(60)であって、前記第1結合部(61)に取り付けられた前記交換レンズ(40)と共に被写体像を結像する光学部材を備えることを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、カメラボディ又はアダプタ(60)が取り付けられる結合部(46)と、前記結合部に取り付けられた前記カメラボディ又は前記アダプタとの間でデータの送受信を行う通信手段(44)と、前記アダプタに関する所定の固有データを前記通信手段で受信した場合は、外部からの制御に依存しないで実行可能な撮影補助機能が動作可能となるように設定する機能制御手段(45)と、を備えることを特徴とする交換レンズ(40)である。
請求項15に記載の発明は、請求項14に記載の交換レンズ(40)であって、入射する光の量を調整する絞り機構(43)と、前記所定の固有データを前記通信手段(44)で受信した場合は、前記絞り機構を開放絞り位置に設定する絞り制御手段(45)と、を備えることを特徴とする。
請求項16に記載の発明は、請求項14又は15に記載の交換レンズ(40)であって、前記結合部(46)に取り付けられた前記アダプタ(60)から供給される電力により前記撮影補助機能を動作させることを特徴とする。
請求項17に記載の発明は、請求項14又は15に記載の交換レンズ(40)であって、前記撮影補助機能を動作させるための電力を供給する電源手段を備えることを特徴とする。
請求項18に記載の発明は、請求項14〜17のいずれか一項に記載の交換レンズ(40)であって、前記撮影補助機能が、被写体像を結像する光学系の一部を前記光学系の光軸方向と交差する方向に移動させることにより手振れの補正を行う防振制御機能であることを特徴とする。
なお、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
請求項1に記載の発明は、交換レンズ(10)を取り付け可能なアダプタ(30)が取り付けられるマウント部(26)と、前記マウント部に取り付けられた前記アダプタとの間でデータの送受信を行う通信手段(23)と、前記アダプタに関する所定の固有データを前記通信手段で受信した場合は、前記アダプタに取り付けられる前記交換レンズに対する制御に関連しない撮影補助機能が動作可能となるように設定する機能制御手段(25)と、を備えることを特徴とするカメラボディ(20)である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のカメラボディ(20)であって、情報表示が可能な表示手段(24)を備え、前記機能制御手段(25)は、前記交換レンズ(10)に対する制御に関連しない撮影補助機能が動作可能となるように設定した場合は、前記撮影補助機能に関する情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のカメラボディ(20)であって、前記交換レンズ(10)に対する制御に関連しない撮影補助機能が、被写体像を撮像する撮像素子(21)を移動することにより手振れの補正を行う防振制御機能であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、交換レンズ(10)が取り付けられる第1結合部(31)と、カメラボディ(20)が取り付けられる第2結合部(32)と、前記第2結合部に取り付けられた前記カメラボディに対して、前記交換レンズに対する制御に関連しない撮影補助機能が動作可能となるような設定をさせるための固有データを記憶する記憶手段(37)と、前記第2結合部に取り付けられた前記カメラボディに対して前記固有データを送信する通信手段(35)と、を備えることを特徴とするアダプタ(30)である。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のアダプタ(30)であって、前記通信手段(35)は、前記第1結合部(31)に前記交換レンズ(10)が取り付けられている場合に、前記第2結合部(32)に取り付けられた前記カメラボディ(20)に対し前記記憶手段(37)に記憶された前記固有データを送信することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載のアダプタ(30)であって、前記通信手段(35)を動作させるための電力を供給する電源手段(36)と、前記第1結合部(31)に前記交換レンズ(10)が取り付けられ、且つ前記第2結合部(32)に前記カメラボディ(20)が取り付けられた場合に、前記電源手段に電力を供給させる制御を行う電源制御手段(38)と、を備えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項4〜6のいずれか一項に記載のアダプタ(30)であって、前記交換レンズ(10)に対する制御に関連しない撮影補助機能が、前記カメラボディ(20)において、被写体像を撮像する撮像素子を移動することにより手振れの補正を行う防振制御機能であることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、交換レンズ(40)が取り付けられる第1結合部(61)と、カメラボディ(50)が取り付けられる第2結合部(62)と、前記第1結合部に取り付けられた前記交換レンズに対して、前記カメラボディからの制御に関連しない撮影補助機能が動作可能となるような設定をさせるための固有データを記憶する記憶手段(67)と、前記第1結合部に取り付けられた前記交換レンズに対し前記固有データを送信する通信手段(65)と、を備えることを特徴とするアダプタ(60)である。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載のアダプタ(60)であって、前記通信手段(65)は、前記第2結合部(62)に前記カメラボディ(50)が取り付けられている場合に、前記第1結合部(61)に取り付けられた前記交換レンズ(40)に対し前記記憶手段(67)に記憶された前記固有データを送信することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項8又は9に記載のアダプタ(60)であって、前記通信手段(65)を動作させるための電力を供給する電源手段(66)と、前記第1結合部(61)に前記交換レンズ(40)が取り付けられ、且つ前記第2結合部(62)に前記カメラボディ(50)が取り付けられた場合に、前記電源手段に電力を供給させる制御を行う電源制御手段(69)と、を備えることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項8又は9に記載のアダプタ(60)であって、前記第1結合部(61)に取り付けられた前記交換レンズ(40)に対して電力を供給する電源手段(68)を備えることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項8〜11のいずれか一項に記載のアダプタ(60)であって、前記カメラボディ(50)からの制御に関連しない撮影補助機能が、前記交換レンズ(40)において、被写体像を結像する光学系の一部を前記光学系の光軸方向と交差する方向に移動させることにより手振れの補正を行う防振制御機能であることを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項4〜12のいずれか一項に記載のアダプタ(60)であって、前記第1結合部(61)に取り付けられた前記交換レンズ(40)と共に被写体像を結像する光学部材を備えることを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、カメラボディ又はアダプタ(60)が取り付けられる結合部(46)と、前記結合部に取り付けられた前記カメラボディ又は前記アダプタとの間でデータの送受信を行う通信手段(44)と、前記アダプタに関する所定の固有データを前記通信手段で受信した場合は、外部からの制御に依存しないで実行可能な撮影補助機能が動作可能となるように設定する機能制御手段(45)と、を備えることを特徴とする交換レンズ(40)である。
請求項15に記載の発明は、請求項14に記載の交換レンズ(40)であって、入射する光の量を調整する絞り機構(43)と、前記所定の固有データを前記通信手段(44)で受信した場合は、前記絞り機構を開放絞り位置に設定する絞り制御手段(45)と、を備えることを特徴とする。
請求項16に記載の発明は、請求項14又は15に記載の交換レンズ(40)であって、前記結合部(46)に取り付けられた前記アダプタ(60)から供給される電力により前記撮影補助機能を動作させることを特徴とする。
請求項17に記載の発明は、請求項14又は15に記載の交換レンズ(40)であって、前記撮影補助機能を動作させるための電力を供給する電源手段を備えることを特徴とする。
請求項18に記載の発明は、請求項14〜17のいずれか一項に記載の交換レンズ(40)であって、前記撮影補助機能が、被写体像を結像する光学系の一部を前記光学系の光軸方向と交差する方向に移動させることにより手振れの補正を行う防振制御機能であることを特徴とする。
なお、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
本発明によれば、アダプタを介して電気的に連動しない相手側機器が取り付けられた場合でも、新ボディ又は新レンズの機能を可能な限り使用できるようにしたカメラボディ、アダプタ及び交換レンズを提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明に係わるカメラボディ、アダプタ及び交換レンズの実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態におけるカメラシステム1の構成を示すブロック図である。本実施形態のカメラシステム1は、レンズ交換可能なデジタルカメラシステムであり、交換レンズ10、カメラボディ20、アダプタ30により構成される。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態におけるカメラシステム1の構成を示すブロック図である。本実施形態のカメラシステム1は、レンズ交換可能なデジタルカメラシステムであり、交換レンズ10、カメラボディ20、アダプタ30により構成される。
本実施形態のカメラボディ20とアダプタ30は、同一のメーカーAにより製造されたものである。また、交換レンズ10は、メーカーAとはマウント部の規格が異なるメーカーBの製品又はメーカーAの製品であって、現行品とはマウント部の規格が異なる旧レンズである。本実施形態では、交換レンズ10をメーカーAの旧レンズ、カメラボディ20をメーカーAの新ボディ、アダプタ30をメーカーAの製品として説明する。
交換レンズ10は、光学系部材としてのレンズ群11を備えたレンズ鏡筒である。レンズ群11は、交換レンズ10の内部に保持され、焦点調節のために、少なくとも一部のレンズが光軸方向に移動可能に構成されている。交換レンズ10のカメラボディ20側の端部には、レンズ側マウント部12が設けられている。レンズ側マウント部12には、交換レンズ10と同じ規格のボディ側マウント部を有する旧ボディ、又はレンズ側マウント部31を有する本実施形態のアダプタ30を取り付けることができる。
カメラボディ20は、撮像素子21、防振制御機構22、通信部23、液晶モニタ24、ボディ側CPU25を備える。
撮像素子21は、交換レンズ10のレンズ群11により結像された被写体像を撮像するイメージセンサであり、CCD又はCMOSなどで構成されている。この撮像素子21で撮像された画像は、不図示の画像処理部によりアナログ及びデジタルの画像処理が施されて画像データとして出力され、不図示の記録媒体に保存される。
防振制御機構22は、撮像素子21を、レンズ群11の光軸方向と交差する方向に移動させることにより、手振れによる被写体像の動きを補正する機構である。防振制御機構22は、カメラボディ20の振れを検出する振れ検出センサ、撮像素子21を上下左右に移動させるアクチュエータ、アクチュエータを駆動する駆動制御回路など(いずれも不図示)で構成されている。防振制御機構22による手振れ補正の動作は、ボディ側CPU25により制御されている。本実施形態において、防振制御機構22による手振れ補正の機能は、交換レンズ10に対する制御に関連しない撮影補助機能の一つである。
通信部23は、後述のボディ側マウント部26に取り付けられたアダプタ30又はカメラボディ20の機能に対応した新レンズとの間でデータの送受信を行う通信手段である。カメラボディ20のボディ側マウント部26には、不図示の電気接点が複数設けられている。これらの電気接点は、データや電力供給のために使用される。
カメラボディ20のボディ側マウント部26に相手側機器(アダプタ30又は新レンズ)を取り付けると、カメラボディ20側の電気接点と相手側機器の電気接点との間が導通して、データの送受信が可能となる。後述するアダプタ30から送信される固有データは、通信部23を介してボディ側CPU25に送られる。
液晶モニタ24は、撮像素子21で撮像された静止画や動画の再生、撮影条件に関する情報、メニュー画面やモード設定などに関する情報画面、各種メッセージなどを表示する表示手段である。カメラボディ20は、液晶モニタ24に画像を表示するための、不図示の画像制御回路や駆動回路を備える。液晶モニタ24における画像の表示は、ボディ側CPU25により制御されている。
ボディ側CPU25は、カメラボディ20全体の動作を制御する中央処理装置である。ボディ側CPU25は、撮像時に、AF(オートフォーカス)制御、AE(自動露出)制御、防振制御、撮像素子21による撮像/画像処理、不図示の絞り機構やシャッタ機構の制御、記録媒体への記録処理などを行う。
また、ボディ側CPU25は、通信部23を介して、ボディ側マウント部26に取り付けられた相手側機器のCPUとの間でデータの送受信を行う。ボディ側CPU25は、通信部23からアダプタ30に関する所定の固有データを受信した場合は、交換レンズ10に対する制御に関連する撮影補助機能として、オートフォーカス機能、シャッタ優先AEモードやプログラムAEモードなどの機能が制限されるように設定する。
また、ボディ側CPU25は、交換レンズ10に対する制御に関連しない撮影補助機能として、実絞り優先AEモード、マニュアル露出モード、感度優先AEモードの機能、及び防振制御機構22などの機能が動作可能となるように設定する。なお、アダプタ30に関する所定の固有データについては後述する。このような機能設定を行った後、ボディ側CPU25は、動作可能となるように設定した撮影補助機能の項目(又はアイコン)を、液晶モニタ24に表示する。
また、カメラボディ20の交換レンズ10側には、ボディ側マウント部26が設けられている。このボディ側マウント部26には、カメラボディ20と同じ規格のレンズ側マウント部をもつ新レンズ、又は本実施形態のアダプタ30のボディ側マウント部32を取り付けることができる。
アダプタ30は、カメラボディ20に対して機械的及び電気的に連動しない交換レンズ10を、カメラボディ20に取り付け可能とするための接続機器である。アダプタ30の交換レンズ10側の端部には、レンズ側マウント部31が設けられている。レンズ側マウント部31には、交換レンズ10と同じ規格のレンズ側マウント部12を取り付けることができる。また、アダプタ30のカメラボディ20側の端部には、ボディ側マウント部32が設けられている。ボディ側マウント部32には、カメラボディ20と同じ規格のボディ側マウント部26を取り付けることができる。
また、アダプタ30は、レンズ検出部33、ボディ検出部34、通信部35、電源部36、内部メモリ37、アダプタCPU38を備える。
レンズ検出部33は、アダプタ30のレンズ側マウント部31に交換レンズ10が取り付けられたことを検出する検出手段である。レンズ検出部33は、交換レンズ10が取り付けられたことを検出すると、レンズ検出信号をアダプタCPU38に送信する。ボディ検出部34は、アダプタ30のボディ側マウント部32にカメラボディ20が取り付けられたことを検出する検出手段である。ボディ検出部34はカメラボディ20が取り付けられたことを検出すると、ボディ検出信号をアダプタCPU38に送信する。
レンズ検出部33及びボディ検出部34としては、メカスイッチによる検出(取り付け時にメカスイッチがオンする機構)、光学反射による検出(光センサによる光学的な読み取り検出)、通信成立可否の検出(電気接点から信号を送信したときの反応により判定)などの手法を用いることができる。
通信部35は、ボディ側マウント部32に取り付けられたカメラボディ20との間でデータの送受信を行う通信手段である。アダプタ30のボディ側マウント部32には、不図示の電気接点が複数設けられている。アダプタ30のボディ側マウント部32にカメラボディ20のボディ側マウント部26を取り付けると、アダプタ30の電気接点とカメラボディ20側の電気接点との間が導通して、データの送受信が可能となる。
電源部36は、通信部35及びアダプタCPU38を動作させるための電力を供給する電源手段である。電源部36は、アダプタCPU38に対し必要な電力を常時供給している。一方、電源部36から通信部35への電力の供給は、アダプタCPU38により制御されている。図1では、電力の供給ラインを破線で示している。
内部メモリ37は、アダプタ30に関する所定の固有データを記憶する記憶手段である。所定の固有データとは、カメラボディ20のボディ側マウント部26に取り付けられた相手側機器が同じメーカーAのアダプタであり、且つ、旧レンズである交換レンズ10を取り付けるためのアダプタであることを示すデータである。
アダプタCPU38は、アダプタ30の動作を制御する中央処理装置である。アダプタCPU38は、レンズ検出部33及びボディ検出部34から、それぞれの検出信号を受信した場合は、電源部36から通信部35に電力が供給されるように制御する。そして、アダプタCPU38は、内部メモリ37に記憶されている所定の固有データを取得し、通信部35を介してカメラボディ20に送信する。
次に、上記のように構成されたカメラシステム1において、カメラボディ20の機能制御を行う場合の処理手順を図2のフローチャートにより説明する。図2では、アダプタ30とカメラボディ20の処理をそれぞれ並列的に示している。
アダプタ30のアダプタCPU38は、ステップS101において、レンズ検出部33からレンズ検出信号を受信したかどうかを判定する。また、ステップS102において、アダプタCPU38は、ボディ検出部34からボディ検出信号を受信したかどうかを判定する。ステップS101及びステップS102の判定が共にYESであれば、ステップS103において、アダプタCPU38は、電源部36から通信部35に電力が供給されるように制御する。ステップS104において、アダプタCPU38は、内部メモリ37から所定の固有データを取得し、ステップS105において、通信部35を介してカメラボディ20に送信する。
一方、カメラボディ20のボディ側CPU25は、ステップS201において、通信部23でデータを受信し、ステップS202において、受信したデータがアダプタ30に関する所定の固有データかどうかを判定する。この判定でYESであれば、ステップS203において、ボディ側CPU25は、交換レンズに対する制御に関連する撮影補助機能が制限されるように設定する。
続いて、ステップS204において、ボディ側CPU25は、交換レンズに対する制御に関連しない撮影補助機能が動作可能となるように設定する。そして、ステップS205において、ボディ側CPU25は、動作可能となるように設定した撮影補助機能の項目を、液晶モニタ24に表示して、本フローチャートの処理を終了する。また、ステップS202の判定でNOであれば、ステップS206において、ボディ側CPU25は、その他の処理を実施して、本フローチャートの処理を終了する。
以上説明した第1実施形態によれば、以下のような効果を奏する。
(1)カメラボディ(新ボディ)20にアダプタ30を介して交換レンズ(旧レンズ)20を取り付けると、カメラボディ20では、交換レンズに対する制御に関連しない撮影補助機能が動作可能となるように設定されるので、ユーザは、新ボディと旧レンズとを組み合わせた場合においても、新ボディで使用することができる撮影補助機能を十分に活かした撮影を行うことができる。
(2)カメラボディ20において、動作可能となるように設定した撮影補助機能の項目が液晶モニタ24に表示されるので、ユーザは使用することができる機能を容易に理解することができる。
(3)アダプタ30にカメラボディ20と交換レンズ10が取り付けられたときに、アダプタ30の電源部36から通信部35に電力が供給されるので、アダプタ30が使用されない期間の不要な電力消費を抑えることができる。
(1)カメラボディ(新ボディ)20にアダプタ30を介して交換レンズ(旧レンズ)20を取り付けると、カメラボディ20では、交換レンズに対する制御に関連しない撮影補助機能が動作可能となるように設定されるので、ユーザは、新ボディと旧レンズとを組み合わせた場合においても、新ボディで使用することができる撮影補助機能を十分に活かした撮影を行うことができる。
(2)カメラボディ20において、動作可能となるように設定した撮影補助機能の項目が液晶モニタ24に表示されるので、ユーザは使用することができる機能を容易に理解することができる。
(3)アダプタ30にカメラボディ20と交換レンズ10が取り付けられたときに、アダプタ30の電源部36から通信部35に電力が供給されるので、アダプタ30が使用されない期間の不要な電力消費を抑えることができる。
(第2実施形態)
図3は、第2実施形態におけるカメラシステム2の構成を示すブロック図である。本実施形態のカメラシステム2は、レンズ交換可能なアナログ(又はデジタル)カメラシステムであり、交換レンズ40、カメラボディ50、アダプタ60により構成される。本実施形態の交換レンズ40とアダプタ60は、同一のメーカーAにより製造されたものである。また、カメラボディ50は、メーカーAとはマウント部の規格が異なるメーカーBの製品又はメーカーAの製品であって、現行品とはマウント部の規格が異なる旧ボディである。本実施形態では、交換レンズ40をメーカーAの新レンズ、カメラボディ50をメーカーAの旧ボディ、アダプタ60をメーカーAの製品として説明する。
図3は、第2実施形態におけるカメラシステム2の構成を示すブロック図である。本実施形態のカメラシステム2は、レンズ交換可能なアナログ(又はデジタル)カメラシステムであり、交換レンズ40、カメラボディ50、アダプタ60により構成される。本実施形態の交換レンズ40とアダプタ60は、同一のメーカーAにより製造されたものである。また、カメラボディ50は、メーカーAとはマウント部の規格が異なるメーカーBの製品又はメーカーAの製品であって、現行品とはマウント部の規格が異なる旧ボディである。本実施形態では、交換レンズ40をメーカーAの新レンズ、カメラボディ50をメーカーAの旧ボディ、アダプタ60をメーカーAの製品として説明する。
交換レンズ40は、光学系部材としてのレンズ群41を備えたレンズ鏡筒である。交換レンズ40は、レンズ群41のほかに、防振制御機構42、絞り機構43、通信部44、レンズ側CPU45を備える。
レンズ群41は、交換レンズ40の内部に保持されている。レンズ群41は、焦点調節のための不図示のフォーカシングレンズを備える。このフォーカシングレンズは、AFモードにおいて、光軸方向に移動するように制御される。また、レンズ群41は、手振れ補正のための不図示の補正レンズを備える。この補正レンズは、手振れ補正モードにおいて、光軸方向と交差する方向に移動するように制御される。
防振制御機構42は、上述した補正レンズを、レンズ群11の光軸方向と交差する方向に移動させることにより、手振れによる被写体像の動きを補正する機構である。防振制御機構42は、交換レンズ40の振れを検出する振れ検出センサ、補正レンズを上下左右に移動させるアクチュエータ、アクチュエータを駆動する駆動制御回路など(いずれも不図示)で構成されている。防振制御機構42による手振れ補正の動作は、レンズ側CPU45により制御されている。本実施形態において、防振制御機構42による手振れ補正の機能は、外部からの制御に依存しないで実行可能な撮影補助機能の一つである。
絞り機構43は、複数の絞り羽根を組み合わせて光軸中心に開口を形成し、この開口の大きさを変化させることにより、レンズ群41に入射する光の量を制御する機構である。絞り機構43の動作は、レンズ側CPU45により制御される。後述するように、レンズ側CPU45が、通信部44を介してアダプタ60に関する所定の固有データを受信すると、絞り機構43はレンズ側CPU45に制御されて、開放絞り位置となるように設定される。
通信部44は、後述するレンズ側マウント部46に取り付けられたアダプタ60との間でデータの送受信を行う通信手段である。交換レンズ40のレンズ側マウント部46には、不図示の電気接点が複数設けられている。これらの電気接点は、データや電力供給のために使用される。
レンズ側CPU45は、交換レンズ40全体の動作を制御する中央処理装置である。レンズ側CPU45は、AF制御のためのフォーカシングレンズの移動、手振れ補正のための補正レンズの移動、絞り量の調節のための絞り機構の制御などを行う。
レンズ側CPU45は、レンズ側マウント部46に取り付けられた相手側機器(本例ではアダプタ60)から不図示の電気接点を介して給電された電力により起動すると共に、給電された電力により防振制御機構42などの撮影補助機能を動作させる。
また、レンズ側CPU45は、相手側機器から給電された電力の一部を通信部44に供給する。そして、通信部44を介して、レンズ側マウント部46に取り付けられた相手側機器(メーカーAの新ボディ又はアダプタ60)のCPUとの間でデータの送受信を行う。
さらに、レンズ側CPU45は、通信部44からアダプタ60に関する所定の固有データを受信した場合は、外部からの制御に依存しないで実行可能な撮影補助機能として、防振制御機構42などの機能が動作可能となるように設定する。また、レンズ側CPU45は、絞り機構43が開放絞り位置となるように設定する。
交換レンズ40のカメラボディ50側の端部には、レンズ側マウント部46が設けられている。レンズ側マウント部46には、交換レンズ40と同じ規格のボディ側マウント部を有する新ボディ、又はレンズ側マウント部61を有する本実施形態のアダプタ60を取り付けることができる。
カメラボディ50は、被写体像を撮像するための撮像機構51を備える。撮像機構51は、アナログ式のカメラボディであれば、銀塩のフィルム供給機構であり、デジタル式のカメラボディであれば、CCD又はCMOSからなる撮像素子である。カメラボディ50の交換レンズ40側の端部には、ボディ側マウント部52が設けられている。ボディ側マウント部52には、カメラボディ50と同じ規格のレンズ側マウント部を有する旧レンズ、又は本実施形態のアダプタ60のボディ側マウント部62を取り付けることができる。
アダプタ60は、交換レンズ40に対して機械的及び電気的に連動しないカメラボディ50を、交換レンズ40に取り付け可能とするための接続機器である。アダプタ60の交換レンズ40側の端部には、レンズ側マウント部61が設けられている。レンズ側マウント部61には、交換レンズ40と同じ規格のレンズ側マウント部46を取り付けることができる。また、アダプタ60のカメラボディ50側の端部には、ボディ側マウント部62が設けられている。ボディ側マウント部62には、カメラボディ50と同じ規格のボディ側マウント部52を取り付けることができる。
また、アダプタ60は、レンズ検出部63、ボディ検出部64、通信部65、第1電源部66、内部メモリ67、第2電源部68、アダプタCPU69を備える。
レンズ検出部63は、アダプタ60のレンズ側マウント部61に交換レンズ40が取り付けられたことを検出する検出手段である。レンズ検出部63は、交換レンズ40が取り付けられたことを検出すると、レンズ検出信号をアダプタCPU69に送信する。ボディ検出部64は、アダプタ60のボディ側マウント部62にカメラボディ50が取り付けられたことを検出する検出手段である。ボディ検出部64はカメラボディ50が取り付けられたことを検出すると、ボディ検出信号をアダプタCPU69に送信する。レンズ検出部63及びボディ検出部64の構成は、第1実施形態のレンズ検出部33及びボディ検出部34と同じである。
通信部65は、レンズ側マウント部61に取り付けられた交換レンズ40との間でデータの送受信を行う通信手段である。アダプタ60のレンズ側マウント部61には、不図示の電気接点が複数設けられている。アダプタ60のレンズ側マウント部61に交換レンズ40のレンズ側マウント部46を取り付けると、アダプタ60の電気接点と交換レンズ40側の電気接点との間が導通して、データの送受信が可能となる。
第1電源部66は、通信部65及びアダプタCPU69を動作させるための電力を供給する電源手段である。第1電源部66は、アダプタCPU69に対し必要な電力を常時供給している。一方、第1電源部66から通信部65への電力の供給は、アダプタCPU69により制御されている。図3では、電力の供給ラインを破線で示している。
内部メモリ67は、アダプタ60に関する所定の固有データを記憶する記憶手段である。所定の固有データとは、交換レンズ40のレンズ側マウント部46に取り付けられた相手側機器が、同じメーカーAのアダプタであり、且つ、旧ボディであるカメラボディ50を取り付けるためのアダプタであることを示すデータである。
第2電源部68は、レンズ側マウント部61に取り付けられた交換レンズ40のレンズ側CPU45に対し電力を供給する電源手段である。アダプタ60のレンズ側マウント部61に交換レンズ40のレンズ側マウント部46を取り付けると、アダプタ60の電気接点と交換レンズ40の側の電気接点との間が導通して、アダプタ60から交換レンズへの電力の供給が可能となる。
アダプタCPU69は、アダプタ60の動作を制御する中央処理装置である。アダプタCPU69は、レンズ検出部63及びボディ検出部64から、それぞれの検出信号を受信した場合は、第2電源部68から交換レンズ40のレンズ側CPU45に電力が供給されるように制御する。また、アダプタCPU69は、第1電源部66から通信部65に電力が供給されるように制御する。そして、アダプタCPU69は、内部メモリ67に記憶されている所定の固有データを取得し、通信部65を介して交換レンズ40に送信する。
次に、上記のように構成されたカメラシステム2において、交換レンズ40の機能制御を行う場合の処理手順を図4のフローチャートにより説明する。図4では、アダプタ60と交換レンズ40の処理をそれぞれ並列的に示している。
アダプタ60のアダプタCPU69は、ステップS301において、レンズ検出部63からレンズ検出信号を受信したかどうかを判定する。また、ステップS302において、アダプタCPU69は、ボディ検出部64からボディ検出信号を受信したかどうかを判定する。ステップS301及びステップS302の判定が共にYESであれば、ステップS303において、アダプタCPU69は、第2電源部68から交換レンズ40のレンズ側CPU45に電力が供給されるように制御する。
続くステップS304において、アダプタCPU69は、第1電源部66から通信部65に電力が供給されるように制御する。ステップS305において、アダプタCPU69は、内部メモリ67から所定の固有データを取得し、ステップS306において、通信部65を介して交換レンズ40に送信する。
一方、交換レンズ40では、ステップS401において、アダプタ60から給電された電力によりレンズ側CPU45を起動する。ステップS402において、レンズ側CPU45は、給電された電力の一部を通信部44に供給する。ステップS403において、レンズ側CPU45は、通信部44からデータを受信し、ステップS404において、受信したデータがアダプタ60に関する所定の固有データかどうかを判定する。この判定でYESであれば、ステップS405において、レンズ側CPU45は、外部からの制御に依存しないで実行可能な撮影補助機能が動作可能となるように設定する。
続いて、ステップS406において、レンズ側CPU45は、絞り機構43が開放絞り位置となるように設定して、本フローチャートの処理を終了する。また、ステップS404の判定でNOであれば、ステップS407において、レンズ側CPU45は、その他の処理を実施して、本フローチャートの処理を終了する。
以上説明した第2実施形態によれば、以下のような効果を奏する。
(1)交換レンズ(新レンズ)40にアダプタ60を介してカメラボディ(旧ボディ)50を取り付けると、交換レンズ40では、外部からの制御に依存しないで実行可能な撮影補助機能が動作可能となるように設定されるので、ユーザは、新レンズと旧ボディとを組み合わせた場合においても、新レンズで使用することができる撮影補助機能を十分に活かした撮影を行うことができる。
(2)アダプタ60から供給された電力により、交換レンズ40の撮影補助機能を動作させるようにしたので、カメラボディ50が交換レンズ40に対して給電する機能を持たない場合でも、交換レンズ40の撮影補助機能を動作させることができる。
(3)アダプタ60にカメラボディ50と交換レンズ40とが取り付けられたときに、アダプタ60の第1電源部66から通信部65に電力が供給されるので、アダプタ60が使用されない期間の不要な電力消費を抑えることができる。
(4)交換レンズ40において、アダプタ60に関する所定の固有データを受信した場合は、絞り機構43が開放絞り位置に設定されるので、ユーザは被写体が暗い場合においても、撮影を行うことができる。
(1)交換レンズ(新レンズ)40にアダプタ60を介してカメラボディ(旧ボディ)50を取り付けると、交換レンズ40では、外部からの制御に依存しないで実行可能な撮影補助機能が動作可能となるように設定されるので、ユーザは、新レンズと旧ボディとを組み合わせた場合においても、新レンズで使用することができる撮影補助機能を十分に活かした撮影を行うことができる。
(2)アダプタ60から供給された電力により、交換レンズ40の撮影補助機能を動作させるようにしたので、カメラボディ50が交換レンズ40に対して給電する機能を持たない場合でも、交換レンズ40の撮影補助機能を動作させることができる。
(3)アダプタ60にカメラボディ50と交換レンズ40とが取り付けられたときに、アダプタ60の第1電源部66から通信部65に電力が供給されるので、アダプタ60が使用されない期間の不要な電力消費を抑えることができる。
(4)交換レンズ40において、アダプタ60に関する所定の固有データを受信した場合は、絞り機構43が開放絞り位置に設定されるので、ユーザは被写体が暗い場合においても、撮影を行うことができる。
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、本発明は以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)第1実施形態において、カメラボディ20で設定された、動作可能な撮影補助機能のすべての項目を液晶モニタ24に表示し、ユーザに所望の機能を選択させるようにしてもよい。
(2)第1実施形態において、例えば、カメラボディ20がボディ内駆動AFとレンズ内駆動AFの両方に対応している場合は、ボディ内駆動AFのみが動作可能となるように設定し、レンズ内駆動AFの動作が制限されるように設定する。また、音声録音モードとして、カメラボディ20が、ボディ内マイクモードとレンズ内マイクモードの両方に対応している場合は、ボディ内マイクモードに設定し、レンズ内マイクモードを設定しないようにする。さらに、防振制御(VR)機能として、カメラボディ20が、ボディ内駆動VRモードとレンズ内駆動VRモードの両方に対応している場合は、ボディ内駆動VRモードに設定し、レンズ内駆動VRモードを設定しないようにする。このように、カメラボディ20が、カメラボディ側とレンズ側の双方に設けられた同じ撮影補助機能に対応している場合は、カメラボディ20側のみで実施可能な撮影補助機能が動作可能となるように設定することにより、交換レンズ10の機能に係わらず、カメラボディ20側で適切な撮影補助機能の設定を行うことができる。
(3)第2実施形態において、交換レンズ40が外部からの制御に依存しないで実行可能な撮影補助機能としては、防振制御機構42に限らず、パワーズーム機能やパワーフォーカス機能などであってもよい。これ以外にも、ユーザの手動操作により動作する機能や、交換レンズ40内に設けられた制御装置により自動的に動作する機能を対象とすることができる。
(4)第2実施形態において、交換レンズ40の鏡筒に撮影補助機能の有効(点灯)、無効(消灯)を示すランプなどが設けられている場合に、その撮影補助機能が動作可能となるように設定された場合は、対応するランプを点灯させるようにしてもよい。
(5)第2実施形態において、交換レンズ40の鏡筒に撮影補助機能のオン、オフを切り替えるスイッチなどが設けられている場合に、ユーザがスイッチをオフに切り替えた場合は、その撮影補助機能が動作しないように設定を変更するようにしてもよい。
(6)第2実施形態において、アダプタ60に、交換レンズ40の絞り機構43を調節するための絞りリング、又は絞り設定ボタンなどを設けてもよい。
(7)第2実施形態において、交換レンズ40内に電源部を設けた構成としてもよい。このような構成とすることにより、アダプタ60から電力が供給されない場合でも、撮影補助機能を動作させることができる。さらに、カメラボディ50が外部に供給可能な電源部を備えている場合は、アダプタ60を経由して交換レンズ40に電力を供給するようにしてもよい。
(8)第1及び第2実施形態において、アダプタに電源をオン/オフするスイッチを設けてもよい。また、交換レンズやカメラボディが取り付けられると、自動的に電源オンし、外されると電源がオフするようにしてもよい。
(9)第1及び第2実施形態では、本発明に係わるアダプタを、いわゆるレンズコンバータに適用した例について示したが、本発明のアダプタはこれに限らず、接写用の中間リングやベローズなどに適用することもできる。また、テレコンバータのように、交換レンズと共にカメラボディ側に被写体像を結像する光学部材を備えた構成としてもよい。
(10)第1及び第2実施形態では、カメラシステムとして、レンズ交換可能なアナログ又はデジタルカメラシステムを例に挙げて説明したが、これに限らず、レンズ交換可能なビデオカメラシステムにも適用することができる。
以上説明した実施形態に限定されることなく、本発明は以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)第1実施形態において、カメラボディ20で設定された、動作可能な撮影補助機能のすべての項目を液晶モニタ24に表示し、ユーザに所望の機能を選択させるようにしてもよい。
(2)第1実施形態において、例えば、カメラボディ20がボディ内駆動AFとレンズ内駆動AFの両方に対応している場合は、ボディ内駆動AFのみが動作可能となるように設定し、レンズ内駆動AFの動作が制限されるように設定する。また、音声録音モードとして、カメラボディ20が、ボディ内マイクモードとレンズ内マイクモードの両方に対応している場合は、ボディ内マイクモードに設定し、レンズ内マイクモードを設定しないようにする。さらに、防振制御(VR)機能として、カメラボディ20が、ボディ内駆動VRモードとレンズ内駆動VRモードの両方に対応している場合は、ボディ内駆動VRモードに設定し、レンズ内駆動VRモードを設定しないようにする。このように、カメラボディ20が、カメラボディ側とレンズ側の双方に設けられた同じ撮影補助機能に対応している場合は、カメラボディ20側のみで実施可能な撮影補助機能が動作可能となるように設定することにより、交換レンズ10の機能に係わらず、カメラボディ20側で適切な撮影補助機能の設定を行うことができる。
(3)第2実施形態において、交換レンズ40が外部からの制御に依存しないで実行可能な撮影補助機能としては、防振制御機構42に限らず、パワーズーム機能やパワーフォーカス機能などであってもよい。これ以外にも、ユーザの手動操作により動作する機能や、交換レンズ40内に設けられた制御装置により自動的に動作する機能を対象とすることができる。
(4)第2実施形態において、交換レンズ40の鏡筒に撮影補助機能の有効(点灯)、無効(消灯)を示すランプなどが設けられている場合に、その撮影補助機能が動作可能となるように設定された場合は、対応するランプを点灯させるようにしてもよい。
(5)第2実施形態において、交換レンズ40の鏡筒に撮影補助機能のオン、オフを切り替えるスイッチなどが設けられている場合に、ユーザがスイッチをオフに切り替えた場合は、その撮影補助機能が動作しないように設定を変更するようにしてもよい。
(6)第2実施形態において、アダプタ60に、交換レンズ40の絞り機構43を調節するための絞りリング、又は絞り設定ボタンなどを設けてもよい。
(7)第2実施形態において、交換レンズ40内に電源部を設けた構成としてもよい。このような構成とすることにより、アダプタ60から電力が供給されない場合でも、撮影補助機能を動作させることができる。さらに、カメラボディ50が外部に供給可能な電源部を備えている場合は、アダプタ60を経由して交換レンズ40に電力を供給するようにしてもよい。
(8)第1及び第2実施形態において、アダプタに電源をオン/オフするスイッチを設けてもよい。また、交換レンズやカメラボディが取り付けられると、自動的に電源オンし、外されると電源がオフするようにしてもよい。
(9)第1及び第2実施形態では、本発明に係わるアダプタを、いわゆるレンズコンバータに適用した例について示したが、本発明のアダプタはこれに限らず、接写用の中間リングやベローズなどに適用することもできる。また、テレコンバータのように、交換レンズと共にカメラボディ側に被写体像を結像する光学部材を備えた構成としてもよい。
(10)第1及び第2実施形態では、カメラシステムとして、レンズ交換可能なアナログ又はデジタルカメラシステムを例に挙げて説明したが、これに限らず、レンズ交換可能なビデオカメラシステムにも適用することができる。
また、上記実施形態及び変形形態は適宜に組み合わせて用いることができるが、各実施形態の構成は図示と説明により明らかであるため、詳細な説明を省略する。さらに、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
1,2:カメラシステム、10,40:交換レンズ、20,50:カメラボディ、22,42:防振制御機構、24:液晶モニタ、25:ボディ側CPU、30,60:アダプタ、38,69:アダプタCPU、45:レンズ側CPU
Claims (18)
- 交換レンズを取り付け可能なアダプタが取り付けられるマウント部と、
前記マウント部に取り付けられた前記アダプタとの間でデータの送受信を行う通信手段と、
前記アダプタに関する所定の固有データを前記通信手段で受信した場合は、前記アダプタに取り付けられる前記交換レンズに対する制御に関連しない撮影補助機能が動作可能となるように設定する機能制御手段と、
を備えることを特徴とするカメラボディ。 - 請求項1に記載のカメラボディであって、
情報表示が可能な表示手段を備え、
前記機能制御手段は、前記交換レンズに対する制御に関連しない撮影補助機能が動作可能となるように設定した場合は、前記撮影補助機能に関する情報を前記表示手段に表示させることを特徴とするカメラボディ。 - 請求項1又は2に記載のカメラボディであって、
前記交換レンズに対する制御に関連しない撮影補助機能が、被写体像を撮像する撮像素子を移動することにより手振れの補正を行う防振制御機能であることを特徴とするカメラボディ。 - 交換レンズが取り付けられる第1結合部と、
カメラボディが取り付けられる第2結合部と、
前記第2結合部に取り付けられた前記カメラボディに対して、前記交換レンズに対する制御に関連しない撮影補助機能が動作可能となるような設定をさせるための固有データを記憶する記憶手段と、
前記第2結合部に取り付けられた前記カメラボディに対して前記固有データを送信する通信手段と、
を備えることを特徴とするアダプタ。 - 請求項4に記載のアダプタであって、
前記通信手段は、前記第1結合部に前記交換レンズが取り付けられている場合に、前記第2結合部に取り付けられた前記カメラボディに対し前記記憶手段に記憶された前記固有データを送信することを特徴とするアダプタ。 - 請求項4又は5に記載のアダプタであって、
前記通信手段を動作させるための電力を供給する電源手段と、
前記第1結合部に前記交換レンズが取り付けられ、且つ前記第2結合部に前記カメラボディが取り付けられた場合に、前記電源手段に電力を供給させる制御を行う電源制御手段と、
を備えることを特徴とするアダプタ。 - 請求項4〜6のいずれか一項に記載のアダプタであって、
前記交換レンズに対する制御に関連しない撮影補助機能が、前記カメラボディにおいて、被写体像を撮像する撮像素子を移動することにより手振れの補正を行う防振制御機能であることを特徴とするアダプタ。 - 交換レンズが取り付けられる第1結合部と、
カメラボディが取り付けられる第2結合部と、
前記第1結合部に取り付けられた前記交換レンズに対して、前記カメラボディからの制御に関連しない撮影補助機能が動作可能となるような設定をさせるための固有データを記憶する記憶手段と、
前記第1結合部に取り付けられた前記交換レンズに対し前記固有データを送信する通信手段と、
を備えることを特徴とするアダプタ。 - 請求項8に記載のアダプタであって、
前記通信手段は、前記第2結合部に前記カメラボディが取り付けられている場合に、前記第1結合部に取り付けられた前記交換レンズに対し前記記憶手段に記憶された前記固有データを送信することを特徴とするアダプタ。 - 請求項8又は9に記載のアダプタであって、
前記通信手段を動作させるための電力を供給する電源手段と、
前記第1結合部に前記交換レンズが取り付けられ、且つ前記第2結合部に前記カメラボディが取り付けられた場合に、前記電源手段に電力を供給させる制御を行う電源制御手段と、
を備えることを特徴とするアダプタ。 - 請求項8又は9に記載のアダプタであって、
前記第1結合部に取り付けられた前記交換レンズに対して電力を供給する電源手段を備えることを特徴とするアダプタ。 - 請求項8〜11のいずれか一項に記載のアダプタであって、
前記カメラボディからの制御に関連しない撮影補助機能が、前記交換レンズにおいて、被写体像を結像する光学系の一部を前記光学系の光軸方向と交差する方向に移動させることにより手振れの補正を行う防振制御機能であることを特徴とするアダプタ。 - 請求項4〜12のいずれか一項に記載のアダプタであって、
前記第1結合部に取り付けられた前記交換レンズと共に被写体像を結像する光学部材を備えることを特徴とするアダプタ。 - カメラボディ又はアダプタが取り付けられる結合部と、
前記結合部に取り付けられた前記カメラボディ又は前記アダプタとの間でデータの送受信を行う通信手段と、
前記アダプタに関する所定の固有データを前記通信手段で受信した場合は、外部からの制御に依存しないで実行可能な撮影補助機能が動作可能となるように設定する機能制御手段と、
を備えることを特徴とする交換レンズ。 - 請求項14に記載の交換レンズであって、
入射する光の量を調整する絞り機構と、
前記所定の固有データを前記通信手段で受信した場合は、前記絞り機構を開放絞り位置に設定する絞り制御手段と、
を備えることを特徴とする交換レンズ。 - 請求項14又は15に記載の交換レンズであって、
前記結合部に取り付けられた前記アダプタから供給される電力により前記撮影補助機能を動作させることを特徴とする交換レンズ。 - 請求項14又は15に記載の交換レンズであって、
前記撮影補助機能を動作させるための電力を供給する電源手段を備えることを特徴とする交換レンズ。 - 請求項14〜17のいずれか一項に記載の交換レンズであって、
前記撮影補助機能が、被写体像を結像する光学系の一部を前記光学系の光軸方向と交差する方向に移動させることにより手振れの補正を行う防振制御機能であることを特徴とする交換レンズ。
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