JP2007154938A - ストラット式サスペンション - Google Patents

ストラット式サスペンション Download PDF

Info

Publication number
JP2007154938A
JP2007154938A JP2005348170A JP2005348170A JP2007154938A JP 2007154938 A JP2007154938 A JP 2007154938A JP 2005348170 A JP2005348170 A JP 2005348170A JP 2005348170 A JP2005348170 A JP 2005348170A JP 2007154938 A JP2007154938 A JP 2007154938A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
shaft
strut
absorber
axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005348170A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4890013B2 (ja
Inventor
Takashi Okita
剛史 大北
Masato Fujiyama
征人 藤山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2005348170A priority Critical patent/JP4890013B2/ja
Priority to US11/551,851 priority patent/US7997395B2/en
Priority to CNB2006101499883A priority patent/CN100506583C/zh
Publication of JP2007154938A publication Critical patent/JP2007154938A/ja
Priority to US13/176,511 priority patent/US20110260381A1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4890013B2 publication Critical patent/JP4890013B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G15/00Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type
    • B60G15/02Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring
    • B60G15/06Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring and fluid damper
    • B60G15/07Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring and fluid damper the damper being connected to the stub axle and the spring being arranged around the damper
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G15/00Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type
    • B60G15/02Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring
    • B60G15/06Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring and fluid damper
    • B60G15/062Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring and fluid damper the spring being arranged around the damper
    • B60G15/063Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring and fluid damper the spring being arranged around the damper characterised by the mounting of the spring on the damper
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G15/00Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type
    • B60G15/02Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring
    • B60G15/06Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring and fluid damper
    • B60G15/067Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring and fluid damper characterised by the mounting on the vehicle body or chassis of the spring and damper unit
    • B60G15/068Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring and fluid damper characterised by the mounting on the vehicle body or chassis of the spring and damper unit specially adapted for MacPherson strut-type suspension
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2202/00Indexing codes relating to the type of spring, damper or actuator
    • B60G2202/30Spring/Damper and/or actuator Units
    • B60G2202/31Spring/Damper and/or actuator Units with the spring arranged around the damper, e.g. MacPherson strut
    • B60G2202/312The spring being a wound spring
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2204/00Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
    • B60G2204/10Mounting of suspension elements
    • B60G2204/12Mounting of springs or dampers
    • B60G2204/124Mounting of coil springs
    • B60G2204/1242Mounting of coil springs on a damper, e.g. MacPerson strut
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2204/00Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
    • B60G2204/40Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
    • B60G2204/418Bearings, e.g. ball or roller bearings

Abstract

【課題】 コイルスプリングの製造ばらつきに対するロバスト性と操舵フィーリングとを高い次元で両立することが可能なストラット式サスペンションを提供する。
【解決手段】 ストラット式サスペンション1は、ショックアブソーバ12を有するストラット10と、該ストラット10を回動自在に車体に取り付ける軸受部20とを備える。軸受部20の回転軸Bが、ショックアブソーバ12のアブソーバ軸Aよりも車体の外側に傾斜し、かつキングピン軸よりも車体の内側に傾斜するように、軸受部20の内輪20aは、車体外側の厚みが車体内側の厚みよりも薄くなるように形成され、配置される。また、軸受部20の外輪20bは車体外側の厚みが車体内側の厚みよりも厚くなるように形成され、配置される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ストラット式サスペンションに関する。
車両のサスペンション形式の一つであるストラット式サスペンションは部品点数が少なく軽量に構成できることから広く利用されている。ストラット式サスペンションでは、ストラットを構成するショックアブソーバのピストンロッド上端がアッパーサポートを介して車体に取付けられ、ショックアブソーバのアウタチューブ下端がハブキャリアに固定される。また、ショックアブソーバの外周に配置されたコイルスプリングの上端がアッパースプリングシートおよび軸受け(以下「ベアリング」ともいう)を介して車体に接続される。ここで、ショックアブソーバ上部の車体取付部とハブキャリアに取付けられたロアアームのボールジョイントとを結んだ線が(仮想)キングピン軸となる。そして、転舵時にはこのキングピン軸を中心にストラット及び転舵輪が回動する。
このようなストラット式サスペンションの一つとして、車体の幅方向内側部を外側部に比べ下方に突出するように形成されたロアブラケットをベアリングと車体との間に設け、ベアリングの回転軸をキングピン軸と一致させることによりキングピン軸まわりのステアモーメント(ストラットを回転させるモーメント)の発生を抑制したものが特許文献1に記載されている。
特表2002−040299号公報
ショックアブソーバのアブソーバ軸とベアリングの回転軸とが一致しているコンベンショナルな構造では、キングピン軸まわりに発生するステアモーメントを性能要求範囲に収めることができるコイルスプリングのばね反力線の製造ばらつき幅が狭い。すなわち、コイルスプリングの製造ばらつきに対するロバスト性が低い。そのため、コイルスプリングのばね反力線の製造ばらつきに対してキングピン軸まわりのステアモーメントが発生しやすく、車両安定性が悪化しやすい。そこで、コイルスプリングの製造ばらつきに対するロバスト性を高めることが望まれていた。
一方、特許文献1記載のストラット式サスペンションのように、ベアリングの回転軸とキングピン軸とを一致させた場合には、キングピン軸まわりの摩擦が極めて小さくなるため、キングピン軸まわりに発生するステアモーメントを略ゼロにすることができる反面、操舵フィーリングが悪化するおそれがある。
本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、コイルスプリングの製造ばらつきに対するロバスト性と操舵フィーリングとを高い次元で両立することが可能なストラット式サスペンションを提供することを目的とする。
本発明に係るストラット式サスペンションは、ストラットを構成するショックアブソーバと、該ショックアブソーバの周囲に配置されたコイルスプリングを回動自在に車体に取り付ける軸受部とを備えるストラット式サスペンションにおいて、ショックアブソーバおよび軸受部は、ショックアブソーバのアブソーバ軸と軸受部の回転軸とが異なり、かつ、車幅方向において、アブソーバ軸に対して回転軸が成す角度がアブソーバ軸に対してキングピン軸が成す角度よりも小さくなるように設けられていることを特徴とする。
本発明に係るストラット式サスペンションでは、ストラットを構成するショックアブソーバのアブソーバ軸と軸受部の回転軸とが異なり、かつ、車幅方向において、回転軸がアブソーバ軸とキングピン軸との間にくるように設定される。そのため、回転軸がアブソーバ軸と一致する場合と比べてキングピン軸まわりの摩擦が低減されるので、コイルスプリングのばね反力線の製造ばらつきに対するキングピン軸まわりのステアモーメントの発生を抑制することができ、コイルスプリングの製造ばらつきに対するロバスト性を向上することが可能となる。一方、回転軸がキングピン軸と一致する場合と比較してキングピン軸まわりの摩擦が増大されるので、操舵フィーリングの悪化を抑制することが可能となる。このように、本発明に係るストラット式サスペンションによれば、回転軸をアブソーバ軸とキングピン軸との間に設定してキングピン軸まわりの摩擦を適切な値に調節することにより、コイルスプリングの製造ばらつきに対するロバスト性と操舵フィーリングとを高い次元で両立することが可能となる。
上記軸受部は、車幅方向に沿ってアブソーバ軸方向の厚みが変化する内輪および外輪を含む軸受けを有することが好ましい。
このようにすれば、車幅方向において、アブソーバ軸に対して軸受部の回転軸を適切に傾斜させることが可能となる。
また、上記軸受部は、ストラット式サスペンションのアッパーサポートとアッパースプリングシートとの間に配置され、アッパースプリングシートと内輪との回動を禁止する第1の回り止めと、アッパーサポートと外輪との回動を禁止する第2の回り止めをとを有することが好ましい。
このようにすれば、車幅方向における回転軸の位置決めを容易に行うことができ、また、軸受部自体の回動を防止することが可能となる。
上記軸受部は、軸受けと、該軸受けの上面側および下面側に設けられた、車幅方向に沿ってアブソーバ軸方向の厚みが変化するスペーサとを有することが好ましい。
この場合、軸受けの上下に車幅方向に沿ってアブソーバ軸方向の厚みが変化するスペーサを挿入することにより、コンベンショナルな軸受けを用いて、アブソーバ軸に対して軸受部の回転軸を適切に傾斜させることが可能となる。
また、上記軸受部は、ストラット式サスペンションのアッパーサポートとアッパースプリングシートとの間に配置され、アッパースプリングシートと軸受けの下面側に設けられたスペーサとの回動を禁止する第3の回り止めと、アッパーサポートと軸受けの上面側に設けられたスペーサとの回動を禁止する第4の回り止めをとを有することが好ましい。
このようにすれば、車幅方向における回転軸の位置決めを容易に行うことができ、また、軸受部自体の回動を防止することが可能となる。
本発明によれば、ショックアブソーバのアブソーバ軸と軸受部の回転軸とが異なり、かつ、車幅方向において、アブソーバ軸に対して回転軸が成す角度がアブソーバ軸に対してキングピン軸が成す角度よりも小さくなるようにショックアブソーバおよび軸受部が設けられる構成としたので、コイルスプリングの製造ばらつきに対するロバスト性と操舵フィーリングとを高い次元で両立することが可能となる。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の参照番号を附し、重複する説明は省略する。
[第1実施形態]
まず、図1〜3を併せて用いて、第1実施形態に係るストラット式サスペンション1の構成について説明する。図1は、ストラット式サスペンション1の概要構成を示す断面図である。図2は、ストラット式サスペンション1の要部を示す断面図である。また、図3は、ストラット式サスペンション1の軸受部20の拡大断面図である。なお、図1に示される車輪100は、転舵輪となる前輪である。
車輪100は、ハブキャリア102に取り付けられており、このハブキャリア102はストラット10及びロアアーム104によって車体に支持されている。ハブキャリア102とロアアーム104とはボールジョイント108により接続されている。ハブキャリア102にはステアリング機構のロッド(図示せず)が取り付けられている。運転者のハンドル操作がこのロッドを介してハブキャリア102に伝達され、車輪100が転舵される。
ストラット10は、アウタチューブ12a、および該アウタチューブ12aの上端部から上方へ突出したピストンロッド12bを有するショックアブソーバ12を備える。ショックアブソーバ12は、アウタチューブ12aの下端部においてハブキャリア102に結合され、ピストンロッド12bの上端部においてアッパーサポート14を介して車体110に結合されている。
アッパーサポート14は、図2に詳細に示されるように、主として、ピストンロッド12bの上端外周に取り付けられた円盤14a、この円盤14aを上下に挟持するように配設されたゴム製のブッシュ14b、および、ブッシュ14bを挟み込むアッパープレート14c,ロワープレート14dを有して構成されており、アッパープレート14c,ロワープレート14dが車体110に固定されている。ここで、ピストンロッド12bの上端(図2中の点X)と上述したボールジョイント108とを結んだ軸がキングピン軸Kとなる。キングピン軸はショックアブソーバ12の軸心線(以下「アブソーバ軸」という)Aよりも車体の外側に傾斜している。なお、車輪100は、キングピン軸Kを中心に転舵される。
ショックアブソーバ12の周囲にはコイルスプリング16が装備されている。コイルスプリング16は、その上端部がアッパースプリングシート18および軸受部20を介して回動自在に車体110に取り付けられており、その下端部がアウタチューブ12aの外周に固設されたロワースプリングシート22に保持されている。このように、ストラット式サスペンション1は、ピストンロッド12bの上端とコイルスプリング16の上端とが互いに独立した入力分離式構造とされており、路面からの反力が、ストラット10上部からショックアブソーバ12およびコイルスプリング16それぞれを介して車体110に入力される。軸受部20は、転舵時のストラット10の回動を円滑に行わせるとともに、コイルスプリング16の伸縮時にコイルスプリング16の上下端の間に生じるねじれを吸収する。
コイルスプリング16の上端とアッパースプリングシート18との間には、蛇腹状のブーツと一体となったゴム製のアッパーインシュレータ24が配設されている。また、ショックアブソーバ12のピストンロッド12b上端部には、バンプストッパ26が挿通されている。
次に、アッパーサポート14とアッパースプリングシート18との間に配設され、ストラット10を回動可能に支持する軸受部20の詳細を説明する。軸受部20は、スラストボールベアリングであり、環状の内輪20a、外輪20b、および内輪20aと外輪20bの2つに軌道輪の間に挿入された複数の玉(転動体)20cを有して構成されている。
内輪20aは、その底面に形成された突起部(第1の回り止め)20dによって、アッパースプリングシート18に形成された孔と凹凸嵌合によって連結されており、アッパースプリングシート18と一体的に回動する。一方、外輪20bは、その上面に形成された突起部(第2の回り止め)20eによって、ベアリングアッパーサポート20fと凹凸嵌合によって連結されており、ベアリングアッパーサポート20fを介してアッパーサポート14に係止される。玉20cは内輪20aと外輪20bとにより形成された円軌道に転動可能に保持されており、この転がり運動によってストラット10を支持する。
内輪20aおよび外輪20bそれぞれは、図3に拡大して示されるように、車幅方向(図面では左右方向)に沿ってアブソーバ軸A方向の厚みが変化するように形成されている。より詳細には、軸受部20の回転軸Bがショックアブソーバ12のアブソーバ軸Aよりも車体の外側に傾斜し、かつキングピン軸Kよりも車体の内側に傾斜するように、内輪20aは車体外側(図面では右側)の厚みが車体内側の厚みよりも厚くなるように形成され、配置されるとともに、外輪20bは車体外側の厚みが車体内側の厚みよりも薄くなるように形成され、配置される。なお、内輪20aの下面および外輪20bの上面はアブソーバ軸Aと直交するように設けられる。
すなわち、ストラット式サスペンション1のショックアブソーバ12および軸受部20は、ショックアブソーバ12のアブソーバ軸Aと軸受部20の回転軸Bとが異なり、かつ、車幅方向において、アブソーバ軸Aに対して回転軸Bが成す角度がアブソーバ軸Aに対してキングピン軸Kが成す角度よりも小さくなるように設けられる。
次に、図4および図5を併せて用いてストラット式サスペンション1の特性を説明する。図4は、コイルスプリングのばね反力線の製造ばらつきと、キングピン軸Kまわりのステアモーメントと、アブソーバ軸A,ベアリング軸B,キングピン軸Kの軸配置との関係を示す図である。なお、図4の横軸はコイルスプリングのばね反力線の製造ばらつきであり、縦軸はキングピン軸Kまわりのステアモーメント(Nm)である。図5は、アブソーバ軸A,ベアリング軸B,キングピン軸Kの軸配置と、キングピン軸Kまわりの摩擦(N)との関係を示す図である。
軸受部20の回転軸Bとショックアブソーバ12のアブソーバ軸Aとが一致している構造では、図5に一点鎖線で示されるように、回転軸Bがアブソーバ軸Aとキングピン軸Kとの間に設定されている構造(本実施形態、図5の実線参照)、および回転軸Bがキングピン軸Kと一致する構造(図5の破線参照)と比較して、キングピン軸Kまわりの摩擦が大きくなる。ただし、キングピン軸Kまわりの摩擦を性能要求範囲内(例えば、0.5N〜2.0N)に収めることは可能である。しかしながら、回転軸Bとアブソーバ軸Aとが一致している構造では、図4に一点鎖線で示されるように、キングピン軸Kまわりに発生するステアモーメントを性能要求範囲(例えば、0Nm〜20Nm)に収めることができるコイルスプリングのばね反力線の製造ばらつき幅が狭い。すなわち、コイルスプリングの製造ばらつきに対するロバスト性が低く、ばね反力線のばらつきが大きい領域では、ステアモーメントを性能要求範囲に収めることができない。
回転軸Bがキングピン軸Kと一致する場合は、図4に破線で示されるように、キングピン軸Kまわりに発生するステアモーメントを略ゼロにすることができるため、コイルスプリングの製造ばらつきに対するロバスト性が高い。しかしながら、この場合、図5に破線で示されるように、キングピン軸Kまわりの摩擦も略ゼロとなり、性能要求範囲から外れる。すなわち、操舵フィーリングが悪化する。
回転軸Bとアブソーバ軸Aとが異なり、かつ、車幅方向において回転軸Bがアブソーバ軸Aとキングピン軸Kとの間に設定された構造(本実施形態)では、回転軸Bがキングピン軸Kに近づくことにより、図4に実線で示されるように、回転軸Bがアブソーバ軸Aと一致する場合と比べて、キングピン軸まわりのステアモーメントが性能要求範囲内に収まるコイルスプリングの製造ばらつき範囲が拡大する。すなわち、コイルスプリングの製造ばらつきに対するロバスト性が向上する。
また、この場合、回転軸Bとキングピン軸Kとのオフセットに応じてキングピン軸Kまわりに摩擦が発生するため、回転軸Bがキングピン軸Kと一致する場合と比較してキングピン軸まわりの摩擦が増大される。その結果、図5に実線で示されるように、キングピン軸Kまわりの摩擦も性能要求範囲内に収まる。
回転軸Bとキングピン軸Kとの角度(または回転軸Bとアブソーバ軸Aとの角度)は、キングピン軸Kまわりのステアモーメントおよびキングピン軸Kまわりの摩擦が共に性能要求範囲に収まるように設定される。より具体的には、回転軸Bとキングピン軸Kとの角度は、2〜8度の範囲に設定され、より好ましくは4〜7度の範囲に設定される。なお、本実施形態では、回転軸Bとキングピン軸Kとの角度を5度に設定した。
本実施形態によれば、回転軸Bがキングピン軸Kに近づくことにより、回転軸Bがアブソーバ軸Aと一致する場合と比べて、キングピン軸まわりのステアモーメントが性能要求範囲内に収まるコイルスプリングの製造ばらつき範囲を拡大することができる。すなわち、コイルスプリングの製造ばらつきに対するロバスト性を向上することができる。また、回転軸Bとキングピン軸Kとのオフセットに応じてキングピン軸Kまわりに摩擦が発生するため、回転軸Bがキングピン軸Kと一致する場合と比較してキングピン軸まわりの摩擦が増大され、キングピン軸Kまわりの摩擦を性能要求範囲内に収めることができる。このように、本実施形態によれば、回転軸Bをアブソーバ軸Aとキングピン軸Kとの間に設定してキングピン軸Kまわりの摩擦を適切な値に調節することにより、コイルスプリングの製造ばらつきに対するロバスト性と操舵フィーリングとを高い次元で両立することが可能となる。また、キングピン軸Kまわりの摩擦を適切な値にすることによって、路面からの外乱に対する操舵系の安定性を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、スラストボールベアリングを構成する内輪20aおよび外輪20bのアブソーバ軸A方向の厚みが車幅方向に沿って変化するように形成されることにより、軸受部20の回転軸Bをアブソーバ軸Aに対して適切に傾斜させることが可能となる。
また、本実施形態によれば、スラストボールベアリングがその内輪20aの底面に形成された突起部20dと、その外輪20bの上面に形成された突起部20eを有するため、車幅方向における回転軸Bの位置決めを容易に行うことができ、また、軸受部20自体の回動を防止することが可能となる。
[第2実施形態] 次に、図6および図7を併せて用いて、第2実施形態に係るストラット式サスペンション2の構成について説明する。図6はストラット式サスペンション2の要部を示す断面図であり、図7はストラット式サスペンション2の軸受部30の拡大断面図である。なお、図6,7において第1実施形態と同一又は同等の構成要素については同一の符号が付されている。
ストラット式サスペンション2は、軸受部30の構成が上述した第1実施形態のものと異なる。その他の構成については、第1実施形態と同一または同様であるので、ここでは説明を省略する。
軸受部30は、環状のスラストボールベアリング30aと、該スラストボールベアリング30aの上面側および下面側に設けられた、車幅方向(図面では左右方向)に沿ってアブソーバ軸A方向の厚みが変化する環状のスペーサ(以下「ベアリングシートシム」という)30b,30cとを有する。なお、スラストボールベアリング30aには、コンベンショナルなものを用いることができる。
図7に詳細に示されるように、軸受部30の回転軸Bがショックアブソーバ12のアブソーバ軸Aよりも車体の外側に傾斜し、かつキングピン軸Kよりも車体の内側に傾斜するように、スラストボールベアリング30aの下面に配置されるベアリングシートシム30bは、車体外側(図面では右側)の厚みが車体内側の厚みよりも厚くなるように配置される。一方、スラストボールベアリング30aの上面に配置されるベアリングシートシム30cは、車体外側の厚みが車体内側の厚みよりも薄くなるように配置される。なお、ベアリングシートシム30bの下面およびベアリングシートシム30cの上面はアブソーバ軸Aと直交するように設けられる。
すなわち、ベアリングシートシム30bおよびベアリングシートシム30cにより、ショックアブソーバ12のアブソーバ軸Aと軸受部20の回転軸Bとが異なり、かつ、車幅方向において、アブソーバ軸Aに対して回転軸Bが成す角度がアブソーバ軸Aに対してキングピン軸Kが成す角度よりも小さくなるように設定される。
ベアリングシートシム30bに形成された孔とアッパースプリングシート18に形成された孔には、スプリングピン(第3の回り止め)30dが挿入されている。スプリングピン30dにより、ベアリングシートシム30bがアッパースプリングシート18に所定の位置で係止され、アッパースプリングシート18と一体的に回動する。また、ベアリングシートシム30bに形成された孔とベアリングアッパーサポート30fに形成された孔には、スプリングピン(第4の回り止め)30eが挿入されている。スプリングピン30eにより、ベアリングシートシム30bがベアリングアッパーサポート30fを介してアッパーサポート14に係止される。
スプリングピン30d、30eは、軸線方向に直線状の切欠きを有する断面略C字状の円筒形状ピンである。スプリングピン30d,30eは縮径された状態で、ベアリングシートシム30bおよびベアリングシートシム30cに形成された孔に挿入される。挿入されたスプリングピン30d,30eは、周方向に拡張することにより孔の内周面に押圧され、抜けが防止される。なお、スプリングピン30d,30eに代えて、ベアリングシートシム30b,30cに突起部を形成し、アッパースプリングシート18やロワープレート14dと凹凸嵌合によって連結してもよい。
本実施形態によれば、スラストボールベアリング30aの上下に車幅方向に沿ってアブソーバ軸A方向の厚みが変化するベアリングシートシム30b,30cを挿入することにより、軸受部30の回転軸Bをアブソーバ軸Aに対して適切に傾斜させることができるため、コンベンショナルなスラストボールベアリングを用いることが可能となる。
また、本実施形態によれば、ベアリングシートシム30b,30cにより、軸受部30の回転軸Bが適切に傾斜されるため、第1実施形態と同等の効果を奏することが可能となる。
[第3実施形態] 次に、図8を用いて、第2実施形態に係るストラット式サスペンション3の構成について説明する。図8はストラット式サスペンション3の要部を示す断面図である。なお、図8において第2実施形態と同一又は同等の構成要素については同一の符号が付されている。
ストラット式サスペンション3は、軸受部32の構成が上述した第2実施形態のものと異なる。より具体的には、図8に示されるように、環状のスラストボールベアリング30aとベアリングシートシム30cとの間に、ベアリングシートシム30gがさらに挿入されている点で上述した第2実施形態と異なる。その他の構成については、第2実施形態と同一または同様であるので、ここでは説明を省略する。
ベアリングシートシム30gも車幅方向(図面では左右方向)に沿ってアブソーバ軸A方向の厚みが変化する環状のスペーサである。このベアリングシートシム30gを挿入することにより、軸受部32の回転軸Bの傾斜角度を微調整することができる。なお、追加して挿入されるべアリングシートシムの数は1枚に限られず、複数枚であってもよい。
また、図10に示されるように、ベアリングシートシム30gは、スラストボールベアリング30aとベアリングシートシム30bとの間に挿入してもよい。このように、ベアリングシートシム30gの挿入位置を変更することにより、スラストボールベアリング30aとベアリングシートシム30cとの間にベアリングシートシム30gを挿入する場合(図9参照)と比較して、軸受部32の回転軸Bの傾斜角度を簡易に変更することができる。
本実施形態によれば、上述したように、回転軸Bの傾斜角度の微調節を簡易におこなうことができるので、コイルスプリング16のばらつきが想定範囲よりも大きくなった場合や、コイルスプリング16の仕様違いにも容易に対応することが可能となる。
また、本実施形態によれば、ベアリングシートシム30b,30c,30gにより、軸受部30の回転軸Bが適切に傾斜されるため、第1実施形態または第2実施形態と同等の効果を奏することが可能となる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。例えば、上述した実施形態におけるストラットは、ショックアブソーバの外側にコイルスプリングを取り付けたものであったが、ショックアブソーバやコイルスプリングに代えて、エアサスペンションや油圧サスペンション、あるいは、リニアモータなどを用いてサスペンションストロークを制御するようなストラット式サスペンションに適用されてもよい。また、上述した軸受部ではスラストボールベアリングを用いたが、他の形式の軸受であっても良い。
第1実施形態に係るストラット式サスペンションの概要構成を示す断面図である。 第1実施形態に係るストラット式サスペンションの要部を示す断面図である。 第1実施形態に係るストラット式サスペンションの軸受部の拡大断面図である。 コイルスプリングの製造ばらつきと、キングピン軸まわりのステアモーメントと、アブソーバ軸,ベアリング軸,キングピン軸の軸配置との関係を示す図である。 アブソーバ軸,ベアリング軸,キングピン軸の軸配置と、キングピン軸まわりの摩擦との関係を示す図である。 第2実施形態に係るストラット式サスペンションの要部を示す断面図である。 第2実施形態に係るストラット式サスペンションの軸受部の拡大断面図である。 第3実施形態に係るストラット式サスペンションの要部を示す断面図である。 ベアリングシートシムの配置とベアリング軸との関係を示す図である。 ベアリングシートシムの配置とベアリング軸との関係を示す図である。
符号の説明
1,2,3…ストラット式サスペンション、10…ストラット、12…ショックアブソーバ、12a…アウタチューブ、12b…ピストンロッド、14…アッパーサポート、14a…円盤、14b…ブッシュ、16…コイルスプリング、18…アッパースプリングシート、20,30,32…軸受部、20a…内輪、20b…外輪、20c…玉、20d,20e…突起部、20f…ベアリングアッパーサポート、22…ロワースプリングシート、24…アッパーインシュレータ、26…バンプストッパ、30a…スラストボールベアリング、30b,30c,30g…ベアリングシートシム、30d,30e…スプリングピン、30f…ベアリングアッパーサポート、100…車輪、102…ハブキャリア、104…ロワーアーム、106…ボールジョイント、110…車体、K…キングピン軸、A…アブソーバ軸、B…回転軸、X…(ストラット上端の)車体取付点。

Claims (5)

  1. ストラットを構成するショックアブソーバと、該ショックアブソーバの周囲に配置されたコイルスプリングを回動自在に車体に取り付ける軸受部とを備えるストラット式サスペンションにおいて、
    前記ショックアブソーバおよび前記軸受部は、前記ショックアブソーバのアブソーバ軸と前記軸受部の回転軸とが異なり、かつ、車幅方向において、前記アブソーバ軸に対して前記回転軸が成す角度が前記アブソーバ軸に対してキングピン軸が成す角度よりも小さくなるように設けられていることを特徴とするストラット式サスペンション。
  2. 前記軸受部は、車幅方向に沿って前記アブソーバ軸方向の厚みが変化する内輪および外輪を含む軸受けを有することを特徴とする請求項1に記載のストラット式サスペンション。
  3. 前記軸受部は、前記ストラット式サスペンションのアッパーサポートとアッパースプリングシートとの間に配置され、前記アッパースプリングシートと前記内輪との回動を禁止する第1の回り止めと、前記アッパーサポートと前記外輪との回動を禁止する第2の回り止めをと、を有することを特徴とする請求項2に記載のストラット式サスペンション。
  4. 前記軸受部は、軸受けと、前記軸受けの上面側および下面側に設けられた、車幅方向に沿って前記アブソーバ軸方向の厚みが変化するスペーサと、を有することを特徴とする請求項1に記載のストラット式サスペンション。
  5. 前記軸受部は、前記ストラット式サスペンションのアッパーサポートとアッパースプリングシートとの間に配置され、前記アッパースプリングシートと前記軸受けの下面側に設けられた前記スペーサとの回動を禁止する第3の回り止めと、前記アッパーサポートと前記軸受けの上面側に設けられた前記スペーサとの回動を禁止する第4の回り止めをと、を有することを特徴とする請求項4に記載のストラット式サスペンション。
JP2005348170A 2005-12-01 2005-12-01 ストラット式サスペンション Expired - Fee Related JP4890013B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005348170A JP4890013B2 (ja) 2005-12-01 2005-12-01 ストラット式サスペンション
US11/551,851 US7997395B2 (en) 2005-12-01 2006-10-23 Strut suspension
CNB2006101499883A CN100506583C (zh) 2005-12-01 2006-10-25 滑柱悬架
US13/176,511 US20110260381A1 (en) 2005-12-01 2011-07-05 Strut suspension

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005348170A JP4890013B2 (ja) 2005-12-01 2005-12-01 ストラット式サスペンション

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007154938A true JP2007154938A (ja) 2007-06-21
JP4890013B2 JP4890013B2 (ja) 2012-03-07

Family

ID=38124690

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005348170A Expired - Fee Related JP4890013B2 (ja) 2005-12-01 2005-12-01 ストラット式サスペンション

Country Status (3)

Country Link
US (2) US7997395B2 (ja)
JP (1) JP4890013B2 (ja)
CN (1) CN100506583C (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010013415A1 (ja) * 2008-07-28 2010-02-04 オイレス工業株式会社 合成樹脂製スラスト滑り軸受
WO2020116484A1 (ja) * 2018-12-04 2020-06-11 株式会社ブリヂストン ストラット式サスペンション装置

Families Citing this family (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7314224B2 (en) * 2004-09-09 2008-01-01 Tenneco Automotive Operating Company Inc. Automatic orientation of top mount
US20080303196A1 (en) * 2007-06-05 2008-12-11 Steeda Autosports, Inc. Upper strut mount assembly
DE102007027514A1 (de) * 2007-06-15 2008-12-18 Audi Ag Federbein für ein Kraftfahrzeug mit einem axial verstellbaren Federteller
DE102007046219A1 (de) * 2007-09-27 2009-04-02 GM Global Technology Operations, Inc., Detroit Stützlager für ein Fahrzeug
DE102008013913A1 (de) * 2008-03-12 2009-09-17 Audi Ag Radaufhängung für gelenkte Räder von Kraftfahrzeugen
DE102008023891A1 (de) * 2008-05-16 2009-11-19 Audi Ag Vorrichtung zur Höhenverstellung der Karosserie eines Kraftfahrzeuges
US8181976B1 (en) * 2008-06-21 2012-05-22 Ross Brian A Anti-binding spring mounting apparatus for vehicle suspension
US20100014792A1 (en) * 2008-07-17 2010-01-21 Schaeffler Kg Automotive strut ring bearing assembly with spring seat and integral dampening member
FR2937587B1 (fr) * 2008-10-28 2014-11-21 Roulements Soc Nouvelle Jambe de suspension de vehicule et butee associee
US8277184B2 (en) * 2010-04-22 2012-10-02 General Electric Company Tilt adjustment system
US8668213B2 (en) * 2010-09-14 2014-03-11 Honda Motor Co., Ltd. Damper mounting structure
DE102011015011A1 (de) * 2011-03-25 2012-09-27 GM Global Technology Operations LLC (n. d. Gesetzen des Staates Delaware) Lager, Fahrzeug sowie Verfahren zum Montieren eines Fahrzeugs
DE102013217587B4 (de) * 2012-09-10 2021-10-07 Ford Global Technologies, Llc Federbeinlager, Federbein und Kraftfahrzeug
US9085211B2 (en) * 2012-09-13 2015-07-21 GM Global Technology Operations LLC Top mount for strut
JP5970349B2 (ja) * 2012-11-16 2016-08-17 日本発條株式会社 ストラット形懸架装置と、懸架装置用圧縮コイルばね
US9004470B2 (en) 2013-03-07 2015-04-14 Tenneco Automotive Operating Company Inc. Jounce bumper nose retaining feature for a shock absorber
JP6056791B2 (ja) * 2014-03-10 2017-01-11 トヨタ自動車株式会社 ストラット式サスペンション装置
DE102015205606B4 (de) * 2014-03-28 2023-10-05 Firestone Industrial Products Company, Llc Dämpferstangenbuchsen sowie Gasfeder- und Dämpferanordnungen und Verfahren damit
DE102014206658B4 (de) * 2014-04-07 2021-06-10 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Federbeinlager mit einer Zweikomponenten Kappe
CN104191925A (zh) * 2014-09-05 2014-12-10 徐州重型机械有限公司 一种非驱动独立悬架车轴及全地面起重机
DE102016211656A1 (de) * 2015-08-19 2017-02-23 Ford Global Technologies, Llc Stoßdämpferhalterung und Kraftfahrzeug
EP3368355B1 (en) 2015-10-31 2023-01-18 Firestone Industrial Products Company, LLC Gas spring and damper for vehicle
JP6909719B2 (ja) * 2017-12-19 2021-07-28 住友理工株式会社 サスペンション用アッパサポート
FR3077770B1 (fr) * 2018-02-12 2020-01-24 Psa Automobiles Sa Systeme de butee superieure a billes d’une suspension de train avant d’un vehicule
US10690215B2 (en) 2018-02-23 2020-06-23 Tenneco Automotive Operating Company Inc. Damper with electro-magnetic actuator
US11187297B2 (en) * 2018-03-16 2021-11-30 Nissan North America, Inc. Vehicle strut assembly
CN109263427A (zh) * 2018-11-13 2019-01-25 山东德泰机械制造集团有限公司 一种空气悬架系统
CN111188863A (zh) * 2018-11-14 2020-05-22 宝沃汽车(中国)有限公司 车辆及其减振器弹簧总成
US11338637B2 (en) 2019-01-28 2022-05-24 Tenneco Automotive Operating Company Inc. Electro-magnetic damper with air spring
FR3095985B1 (fr) * 2019-05-17 2021-05-28 Renault Sas Elément de suspension d’un véhicule
CN110038677A (zh) * 2019-05-20 2019-07-23 深圳达芬奇创新科技有限公司 一种减震式粉碎、筛分、输送一体化装置
WO2021026106A1 (en) * 2019-08-06 2021-02-11 Firestone Industrial Products Company, Llc Mounting assemblies as well as gas spring and damper assemblies and suspension systems including same

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5454585A (en) * 1994-08-08 1995-10-03 General Motors Corporation Strut assembly with bearing axis alignment
JPH09220918A (ja) * 1995-12-19 1997-08-26 Michelin & Cie マクファーソン型ストラットの正確な調整法、およびストラットの調整手段、および測定ベンチ
JP2002031180A (ja) * 2000-07-13 2002-01-31 Showa Corp ストラットダンパ
WO2002040299A1 (fr) * 2000-11-17 2002-05-23 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha Dispositif de suspension a jambe de force du type separation d'entree
JP2003118343A (ja) * 2001-08-07 2003-04-23 Bridgestone Corp 自動車用サスペンション
JP2003326932A (ja) * 2002-05-09 2003-11-19 Nok Corp ストラット型サスペンション装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4274655A (en) * 1979-10-29 1981-06-23 General Motors Corporation Resilient mount for MacPherson strut
JPS6018345U (ja) * 1983-07-15 1985-02-07 日本精工株式会社 ストラツト形サスペンシヨン用軸受
DE3665281D1 (en) * 1985-07-26 1989-10-05 Audi Ag Arrangement for compensating transversal forces acting on a suspension strut and created by wheel movement
IT1237604B (it) * 1989-11-14 1993-06-08 Fiat Auto Spa Sospensione del tipo mc pherson per autoveicoli.
US5467971A (en) 1994-08-08 1995-11-21 General Motors Corporation Strut assembly with integral bearing and spring seat
US5678808A (en) * 1995-09-18 1997-10-21 General Motors Corporation Suspension strut assembly
FR2809675B1 (fr) * 2000-05-30 2002-08-16 Roulements Soc Nouvelle Dispositif de butee de suspension
JP3766285B2 (ja) 2001-03-26 2006-04-12 三菱製鋼株式会社 ストラット型サスペンション装置
DE10308193B4 (de) * 2003-02-25 2005-02-03 Zf Sachs Ag Federbein mit einem Anschlagpuffer
DE10309177B4 (de) * 2003-02-28 2005-04-21 Zf Sachs Ag Federbein mit einem Anschlagpuffer

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5454585A (en) * 1994-08-08 1995-10-03 General Motors Corporation Strut assembly with bearing axis alignment
JPH09220918A (ja) * 1995-12-19 1997-08-26 Michelin & Cie マクファーソン型ストラットの正確な調整法、およびストラットの調整手段、および測定ベンチ
JP2002031180A (ja) * 2000-07-13 2002-01-31 Showa Corp ストラットダンパ
WO2002040299A1 (fr) * 2000-11-17 2002-05-23 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha Dispositif de suspension a jambe de force du type separation d'entree
JP2003118343A (ja) * 2001-08-07 2003-04-23 Bridgestone Corp 自動車用サスペンション
JP2003326932A (ja) * 2002-05-09 2003-11-19 Nok Corp ストラット型サスペンション装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010013415A1 (ja) * 2008-07-28 2010-02-04 オイレス工業株式会社 合成樹脂製スラスト滑り軸受
US9188153B2 (en) 2008-07-28 2015-11-17 Oiles Corporation Synthetic resin-made thrust sliding bearing
US9458887B2 (en) 2008-07-28 2016-10-04 Oiles Corporation Synthetic resin-made thrust sliding bearing
WO2020116484A1 (ja) * 2018-12-04 2020-06-11 株式会社ブリヂストン ストラット式サスペンション装置
JP2020090129A (ja) * 2018-12-04 2020-06-11 株式会社ブリヂストン ストラット式サスペンション装置
JP7239306B2 (ja) 2018-12-04 2023-03-14 株式会社プロスパイラ ストラット式サスペンション装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20110260381A1 (en) 2011-10-27
CN100506583C (zh) 2009-07-01
US20070170684A1 (en) 2007-07-26
US7997395B2 (en) 2011-08-16
JP4890013B2 (ja) 2012-03-07
CN1974241A (zh) 2007-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4890013B2 (ja) ストラット式サスペンション
US7770677B2 (en) In-wheel suspension
JP4305429B2 (ja) インホイールサスペンション
US8408559B1 (en) Active geometry control suspension system
US7540515B2 (en) Strut suspension
JPH03104719A (ja) 車両の駆動操舵輪用サスペンション
JP2008273508A (ja) 車輪懸架装置の車体側ばね支柱軸受装置
US20180194187A1 (en) Dual bearing strut assemblies and vehicle suspension systems with dual bearing strut assemblies
JP4258514B2 (ja) インホイールサスペンション
WO2020116484A1 (ja) ストラット式サスペンション装置
JP2002362123A (ja) フロントサスペンション構造
JP2007269139A (ja) 車両用ストラット式サスペンション装置
JP2007106190A (ja) ボールジョイント及び車両用スタビライザ装置
JP6420681B2 (ja) ストラット式サスペンション装置
JP2020051466A (ja) ブッシュ
JP2009047185A (ja) ストラット式フロントサスペンション装置
JP2012007627A (ja) サスペンションのスプリングシート及びサスペンション
JP2007085455A (ja) ストラット式電磁緩衝器
KR102261282B1 (ko) 필로우 볼 조인트 어셈블리
KR20070027973A (ko) 자동차의 전륜 서스펜션 구조
JP2007085456A (ja) ストラット式電磁緩衝器
JP4743235B2 (ja) ストラット式サスペンション
KR20080054887A (ko) 현가장치의 스프링시트 장착구조
JPH05105109A (ja) サスペンシヨンのアライメント調整構造
JP2010126097A (ja) スライディングピラー式懸架装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090421

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090619

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100316

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110705

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111109

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111214

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4890013

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141222

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees