JP2007153470A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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晃 岡本
Kazumichi Yamauchi
一道 山内
Kenji Yamamoto
健二 山元
Tomoshi Sakata
智志 坂田
Kazutoshi Yoshimura
和俊 吉村
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Abstract

【課題】転写紙の両面に形成される画像の位置を高精度に合わせることが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成部60によって転写紙Pの表面に画像を転写する前に、転写紙Pを搬送方向Aの方向に搬送し、先端の辺(第1の辺)をレジストローラ43Aに突き当てることで搬送方向に対する傾きを補正する。表面に画像を形成した後、反転路87及び反転搬送路88によって転写紙Pを反転して搬送方向Bの方向に転写紙Pを搬送する。先端の辺(第1の辺)をレジストローラ43Bに突き当てることにより傾きを補正する。その後、搬送方向Aの方向に転写紙Pを搬送し、今度はレジストローラ43Aで傾きの補正を行わず、裏面に画像を形成する。表面と裏面とで同じ辺をレジストローラ43A、43Bに突き当てて傾きを補正することで、両面に形成される画像の位置を高精度に合わせることができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、複写機又はプリンタなどの画像形成装置に関し、転写紙の傾きを補正して画像形成を行う画像形成装置及び画像形成方法に関する。
複写機やプリンタなどの画像形成装置は、像担持体、画像書き込み部、現像装置、給紙カセット、転写部及び定着装置などを備えている。ここで、画像形成装置の構成について図5を参照して説明する。図5は画像形成装置の構成を示す断面図である。
自動搬送装置10は、原稿を読み取るための搬送を行う装置である。原稿を載置する原稿載置部11には、原稿第1頁の表面を上にした状態の原稿dが複数枚載置されている。原稿dはローラ12a、及びローラ12bを介して送り出され、更にローラ13を介して画像読み取り部20に搬送される。そして、画像読み取り部20において画像が読み取られた原稿dは、反転ローラ14で反転されて、表面を下に向けた状態で排紙皿16に排出される。
画像読み取り部20は、原稿を光学的にスキャンすることで画像データを生成する。光源23によって原稿dの原稿面が照射され、その反射光がミラー24、ミラー25、ミラー26、及び結合光学系27を介して光電変換手段であるCCD28の受光面に像を結ぶ。ちなみに、原稿dをプラテンガラス21上に読み取り面を下に向けた状態に載置して読み取りを行う場合には、光学系をプラテンガラス21に沿ってスキャンして読み取りを行なう。また、原稿dを搬送しながら読み取りを行う場合には、第2のプラテンガラス22下に光源23とミラー24とが固定された状態で読み取りを行う。読み取られた原稿dの画像データは、CCD28から画像処理部(図示しない)に送られる。なお、原稿dが自動搬送装置10により両面搬送される場合には、原稿dの表面が読み取られた後、今度は反転ローラ14を介して再度ローラ13へ反転搬送せしめ、原稿dの裏面が画像読み取り部20で読み取られ、読み取られた画像データがCCD28から画像処理部に送られる。
給紙トレイ30は転写紙Pを積載する。なお、図5において給紙トレイ30は1段のみの構成となっているが、通常、サイズが異なる転写紙を積載するために給紙トレイは複数段設けられている。
給紙部40は、給紙トレイ30から画像形成部60へ転写紙Pを給紙する。転写紙Pは給紙トレイ30から搬送ローラ41によって送り出され、ループローラ42を介してレジストローラ43のニップ部に突き当てられることにより一旦停止して、転写紙Pの搬送方向に対する傾きが補正される。そして、転写紙Pは所定のタイミングで画像形成部60の感光ドラム61へ搬送される。また、転写紙Pは手差しトレイ31から搬送ローラ44によって送り出され、同様の工程を経て画像形成部60の感光ドラム61へ搬送される。
画像書き込み部50は、画像読み取り部20で読み取られた原稿dの画像データを画像形成部60の感光ドラム61上に静電潜像として形成する。レーザダイオード51から画像データに応じたレーザ光を画像形成部60の感光ドラム61上に照射することで静電潜像を形成する。
画像形成部60は、感光ドラム61上に形成された静電潜像を電子写真方式により転写紙P上に記録する。まず、帯電部67により一様に帯電させられた感光ドラム61上に、画像書き込み部50のレーザダイオード51からのレーザ光が照射されることで静電潜像が形成される。そして、感光ドラム61上に形成された静電潜像は、現像部62により現像されることで感光ドラム61上にトナー像を形成する。このトナー像は感光ドラム61の下部に設けられた転写部63により転写紙Pに転写される。そして、感光ドラム61に当接されている転写紙Pは分離部64により分離される。感光ドラム61から分離された転写紙Pは搬送機構65によって定着部70に搬送される。
定着部70は、転写紙P上に転写されたトナー像を熱及び圧力によって定着させる。転写紙P上に転写されたトナー像は、定着ローラ71からの熱と圧力とによって定着させられる。
排紙部80は、画像が定着した転写紙Pを排紙する。画像が定着した転写紙Pは、排紙ローラ81によって排紙トレイ82上に排紙される。両面に画像を形成する場合には、表面に画像が形成されて定着された後、転写紙Pはガイド83によって下方に搬送され、反転路84に送られる。反転路84に入ってきた転写紙Pは、反転搬送ローラ85によって反転搬送路86に送られる。反転搬送路86に入ってきた転写紙Pは、給紙部40を介して再び画像形成部60に送られる。
そして、転写紙Pはループローラ42を介してレジストローラ43のニップ部に突き当てられることにより一旦停止して、転写紙Pの搬送方向に対する傾きが補正される。その後、転写紙Pは所定のタイミングで画像形成部60の感光ドラム61へ搬送される。
画像形成部60では、感光ドラム60上に残留付着しているトナーがクリーニング部66で除去され、次の画像形成に備えられている。この状態で転写紙Pは画像形成部60に搬入され、もう一方の面(裏面)に画像が形成される。そして、分離部64で感光ドラム61から分離された転写紙Pは、搬送機構65を介して再び定着部70に送られて定着される。このようにして、表面と裏面の画像定着が終了した転写紙Pは、排紙ローラ81によって排紙トレイ82上に排紙される。
以上のように、従来から画像形成を行う前にレジストローラ43によって転写紙Pの搬送方向に対する傾きを補正していた。この傾きの補正に関して従来においては、転写紙にマークを書き込み、そのマークの位置を検出することにより転写紙の傾きを補正する試みがなされている(例えば特許文献1)。
特開平10−319674号公報
しかしながら、実際の転写紙Pは直交性が無く、紙の切断状態によって角度にばらつきが生じてしまう。例えば図6(a)に示すように、転写紙Pの角によって角度が異なり、ある角では89°となっているが、他の角では91°となっている。このように転写紙Pの角度にばらつきがあると、レジストローラ43にて転写紙Pの搬送方向に対する傾きを補正しても、表面に形成された画像の位置と裏面に形成された画像の位置とが一致しない場合がある。
例えば、転写紙Pの表面に画像を形成する場合、図6(b)に示すように、転写紙Pの搬送方向の辺(先端)をレジストローラ43のニップ部に突き当てて転写紙Pの搬送方向に対する傾きを補正し、その後、画像形成部60にて表面に画像を形成する。表面に画像を形成した後、転写紙Pの裏面に画像を形成する場合は、転写紙Pは反転路84、反転搬送ローラ85、及び反転搬送路86によって反転させられて再び画像形成部60に送られる。このように転写紙Pは反転させられるため、図6(c)に示すように、転写紙Pの先端の反対側の辺(後端)がレジストローラ43のニップ部に突き当てられ、転写紙Pの搬送方向に対する傾きが補正される。その後、画像形成部60によって裏面に画像が形成される。
しかしながら、図6(a)に示すように、転写紙Pの先端の傾きとその先端の反対側の辺(後端)の傾きとでは角度が異なるため、図6(c)に示すように、表面と裏面に形成された画像がその角度差の分だけずれてしまい、表面と裏面とで画像の位置を高精度に合わせることは困難であった。つまり、転写紙Pの各辺自体が傾いて直交性がないため、異なる辺をレジストローラ43に突き当てて傾きを補正しても元々の辺の傾きが先端と後端とで異なるため、表面に画像を転写する前と裏面に画像を転写する前とでは、搬送方向に対する転写紙Pの傾きが変わってしまう。その結果、表面の画像の位置と裏面の画像の位置とがずれて高精度に位置を合わせることが困難となる。
この発明は上記の問題を解決するものであり、転写紙の両面に画像を形成する場合において、両面に形成される画像の位置を高精度に合わせることが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、搬送されてくる転写紙を受けて搬送方向の一辺に突き当てることにより前記転写紙の搬送方向に対する傾きを補正する第1のレジストローラと、その後、前記転写紙の表面に画像を形成するとともに予め決定された位置にマークを形成する画像形成手段と、前記転写紙を反転させる反転手段と、前記反転させられた転写紙を受けて前記一辺に突き当てることにより前記転写紙の搬送方向に対する傾きを補正する第2のレジストローラと、その後、前記転写紙を前記第1のレジストローラに突き当てずに前記画像形成手段に送り出す切替手段と、を有し、前記画像形成手段は、前記マークの位置を基準として前記転写紙の裏面に画像を形成することを特徴とする画像形成装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記画像形成手段、前記第1のレジストローラ、及び前記第2のレジストローラがそれらの順番で配置され、前記第1のレジストローラは、前記転写紙の搬送方向の第1の辺に突き当てることにより前記転写紙の搬送方向に対する傾きを補正し、前記反転手段は、前記転写紙を反転させることで前記第1の辺の反対側の第2の辺を前記第1のレジストローラに面する状態に維持しながら前記第1のレジストローラの反対方向に搬送し、前記第2のレジストローラは、前記第1の辺に突き当てることにより前記転写紙の搬送方向の傾きを補正し、その後、前記切替手段は、前記転写紙を前記第1のレジストローラに突き当てずに前記画像形成手段に送り出すことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2のいずれかに記載の画像形成装置であって、前記画像形成手段が前記転写紙の裏面に画像を形成する前であって前記第2のレジストローラにより傾きが補正された後、前記表面に形成されたマークを検出するマーク検出手段と、前記検出されたマークの位置に基づいて前記搬送方向に対する前記転写紙の傾きを求める演算手段と、前記転写紙の傾きが所定の角度未満の場合に、前記画像形成手段による前記転写紙の裏面への画像の形成を実行させる制御手段と、を更に有することを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像形成装置であって、前記画像形成手段は前記マークを前記転写紙の表面の2箇所以上に形成し、前記演算手段は、前記検出された2箇所のマークを結ぶ線と予め決定された基準線とが成す角度を求め、前記制御手段は、前記マークを結ぶ線と基準線とが成す角度が所定の角度未満の場合に、前記画像形成手段による前記転写紙の裏面への画像の形成を実行させることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は請求項4のいずれかに記載の画像形成装置であって、第1の排紙トレイ、第2の排紙トレイ、及び搬送手段を更に有し、前記搬送手段は、裏面に画像が形成された転写紙を前記第1の排紙トレイに搬送し、裏面に画像が形成されなかった転写紙を前記第2の排紙トレイに搬送することを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、転写紙の搬送方向の一辺を第1のレジストローラに突き当てることにより前記転写紙の搬送方向に対する傾きを補正する第1の補正ステップと、前記転写紙の表面に画像を形成するとともに予め決定された位置にマークを形成する第1の画像形成ステップと、前記転写紙を反転させる反転ステップと、前記反転させられた転写紙の前記一辺を第2のレジストローラに突き当てることにより前記転写紙の搬送方向に対する傾きを補正する第2の補正ステップと、前記マークの位置を基準として前記転写紙の裏面に画像を形成する第2の画像形成ステップと、前記転写紙を排紙トレイに搬送する排紙ステップと、を含むことを特徴とする画像形成方法である。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の画像形成方法であって、前記第1の補正ステップでは、前記転写紙の搬送方向の第1の辺を前記第1のレジストローラに突き当てることにより前記転写紙の搬送方向に対する傾きを補正し、前記反転ステップでは、前記転写紙を反転させることで前記第1の辺の反対側の第2の辺を前記第1のレジストローラに面する状態に維持しながら前記第1のレジストローラの反対方向に搬送し、前記第2の補正ステップでは、前記第1の辺を前記第2のレジストローラに突き当てることにより前記転写紙の搬送方向に対する傾きを補正することを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明は、請求項6又は請求項7のいずれかに記載の画像形成方法であって、前記第2の補正ステップの後であって前記第2の画像形成ステップの前に、前記表面に形成されたマークを検出するマーク検出ステップと、前記検出されたマークの位置に基づいて前記搬送方向に対する前記転写紙の傾きを求める演算ステップと、を更に含み、前記第2の画像形成ステップでは、前記転写紙の傾きが所定の角度未満の場合に、前記転写紙の裏面への画像の形成を行うことを特徴とするものである。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の画像形成方法であって、前記マークは前記転写紙の表面の2箇所以上に形成され、前記演算ステップでは、前記検出された2箇所のマークを結ぶ線と予め決定された基準線とが成す角度を求め、前記第2の画像形成ステップでは、前記マークを結ぶ線と基準線とが成す角度が所定の角度未満の場合に、前記転写紙の裏面への画像の形成を行うことを特徴とするものである。
請求項10に記載の発明は、請求項8又は請求項9のいずれかに記載の画像形成方法であって、前記排紙トレイは第1の排紙トレイと第2の排紙トレイとを有し、前記排紙ステップでは、前記第2の画像形成ステップで前記転写紙の裏面に画像が転写された転写紙を前記第1の排紙トレイに搬送し、前記転写紙の裏面に画像が形成されなかった転写紙を前記第2の排紙トレイに搬送することを特徴とするものである。
この発明によると、転写紙の両面に画像を形成する場合において、両面に形成される画像の位置を高精度に合わせることが可能となる。
(構成)
この発明の実施形態に係る画像形成装置の構成について図1から図3を参照して説明する。図1は、この発明の実施形態に係る画像形成装置の断面図である。図2は、この発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。図3は、この発明の実施形態に係る画像形成装置の動作を説明するための図である。
この実施形態に係る画像形成装置は図5に示す従来技術と同様に、自動搬送装置10、画像読み取り部20、給紙トレイ30、給紙部40、画像書き込み部50、画像形成部60、定着部70、及び排紙部80を備えて構成されているが、給紙部40及び排紙部80の構成が異なり、その点に特徴がある。特に、この実施形態に係る画像形成装置ではレジストローラを2つ設けて、表面に画像を形成する前と裏面に画像を形成する前とで、転写紙Pの同じ辺をレジストローラに突き当てることにより転写紙Pの搬送方向に対する傾きを補正する。
この実施形態における給紙部40と排紙部80の構成について図1の断面図を参照して説明する。この実施形態では、画像形成部60、レジストローラ43A、及びレジストローラ43Bがそれらの順番で配置されている。レジストローラ43Aはこの発明の「第1のレジストローラ」に相当し、レジストローラ43Bはこの発明の「第2のレジストローラ」に相当する。また、レジストローラ43Aは転写紙Pの搬送方向Aに対して直交する方向に配置され、レジストローラ43Bは転写紙Pの搬送方向Bに対して直交する方向に配置されている。
給紙部40は給紙トレイ(図1には示されていない)から画像形成部60へ転写紙Pを給紙する。図1では転写紙Pは給紙トレイから搬送ローラ41によって矢印の方向に送り出され、搬送ローラ45によって画像形成部60に向かう方向(搬送方向A)に送り出される。そして、転写紙Pはループローラ42Aを介してレジストローラ43Aのニップ部に突き当てられることにより所定のループが形成されて一端停止して、転写紙Pの搬送方向に対する傾きが補正される。そして、転写紙Pは所定のタイミングで画像形成部60の感光ドラム61へ搬送される。このようにして、転写紙Pの表面に画像を転写する前に、転写紙Pの搬送方向に対する傾きが補正されることになる。
ここで、レジストローラ43Aによる傾きの補正動作について図3を参照して説明する。搬送ローラ45によって搬送方向Aに送り出された転写紙Pは、図3(a)に示すように、ループローラ42Aによってレジストローラ43Aの方向に搬送される。そして、図3(b)に示すように、転写紙Pはループローラ42Aによってレジストローラ43Aのニップ部に突き当てられる。このとき、転写紙Pの搬送方向の辺(先端)がレジストローラ43Aのニップ部に突き当てられることにより所定のループが形成されて、転写紙Pの搬送方向に対する傾きが補正される。この先端の辺がこの発明の「第1の辺」に相当し、先端の辺の反対側の辺(後端の辺)がこの発明の「第2の辺」に相当する。レジストローラ43Aは搬送方向Aに対して直交する方向に配置されているため、転写紙Pの先端の辺は搬送方向に対して直交することになる。その後、転写紙Pは所定のタイミングで画像形成部60の感光ドラム61へ搬送される。
画像形成部60は画像を転写紙Pに転写する。転写紙Pの表面に画像を転写する場合、画像形成部60は画像を転写紙Pの表面に転写するとともに、転写紙Pの四隅に所定のマークを書き込む。例えば、図3(c)に示すように、画像形成部60は、画像が形成される領域の外側の領域であって、予め決められた位置に所定のマークM1、M2、M3及びM4を形成する。マークM1〜M4は裏面に画像を転写する際に基準となり、裏面に画像を転写する場合にはマークM1〜M4によって囲まれた範囲内に画像が転写される。
排紙部80は画像が定着した転写紙Pを排紙する。画像が定着された転写紙Pは、排紙ローラ(図1には示されていない)によって排紙トレイ(図1には示されていない)に排紙される。両面に画像を形成する場合は、表面に画像が形成されて定着された後、転写紙Pはガイド83によって下方に搬送されて反転路87に送られる。反転路87に入ってきた転写紙Pは反転搬送路88に送られ、搬送ローラ45によって画像形成部60(搬送方向A)の反対方向(搬送方向B)に搬送される。
搬送ローラ45によって搬送方向Bに送り出された転写紙Pは、ループローラ42Bを介してレジストローラ43Bのニップ部に突き当てられることにより所定のループが形成されて一端停止して、転写紙Pの搬送方向に対する傾きが補正される。このようにして、転写紙Pの裏面に画像を転写する前に、転写紙Pの搬送方向に対する傾きが補正されることになる。
このレジストローラ43Bによる傾きの補正動作について図3を参照して説明する。搬送ローラ45によって搬送方向Bに送り出された転写紙Pは、図3(c)に示すように、ループローラ42Bによってレジストローラ43Bの方向に搬送される。そして、転写紙Pは第2のループローラ42Bによって第2のレジストローラ43Bのニップ部に突き当てられることにより所定のループが形成されて、搬送方向に対する傾きが補正される。このとき、転写紙Pは排紙部80の反転路87及び反転搬送路88によって反転させられているため、転写紙Pの先端(第1の辺)がレジストローラ43Bのニップ部に突き当てられることになる。つまり、転写紙Pの表面に画像を転写する前にレジストローラ43Aに突き当てられた辺(先端)と同じ辺(先端)がレジストローラ43Bに突き当てられることになる。レジストローラ43Bは搬送方向Bに対して直交する方向に配置されているため、転写紙Pの先端の辺は搬送方向に対して直交することになる。
その後、転写紙Pは所定のタイミングで搬送方向Bの反対方向である搬送方向Aに搬送される。図3(d)に示すように、搬送方向Aに送られた転写紙Pは、レジストローラ43A及び43Bに突き当てられた辺(先端)の反対側の辺(後端)が先頭になってレジストローラ43Aへ搬送される。このように、反転させられた転写紙Pは画像形成部60に搬送される前に再びレジストローラ43Aへ搬送されるが、今度は、レジストローラ43Aに突き当てられることなく画像形成部60の感光ドラム61へ搬送される。つまり、転写紙Pの後端(第2の辺)をレジストローラ43Aに突き当てることなく画像形成部60へ搬送することになる。これにより、転写紙Pは、レジストローラ43A及び43Bに突き当てられた辺(先端)が搬送方向に対して直交した状態で画像形成部60の感光ドラム61へ搬送される。
従来技術に係る画像形成装置においては、転写紙Pの表面に画像を転写する前に先端の辺をレジストローラに突き当てることにより傾きを補正し、さらに裏面に画像を転写する前に、その先端の辺の反対側の辺(後端)をレジストローラに突き当てることにより傾きを補正していた。しかしながら、転写紙Pの各辺自体が傾いて直交性がないため、異なる辺をレジストローラに突き当てて傾きを補正しても元々の辺の傾きが先端と後端とで異なるため、表面に画像を転写する前と裏面に画像を転写するとでは、搬送方向に対する転写紙Pの傾きが変わってしまう。その結果、表面の画像の位置と裏面の画像の位置とがずれて高精度に位置を合わせることが困難であった。
これに対して、この実施形態に係る画像形成装置では、表面に画像を転写する前と裏面に画像を転写する前とで同じ辺(先端)をレジストローラ43A又は43Bに突き当てるため、表面に画像を転写する前と裏面に画像を転写する前とで、搬送方向に対する転写紙Pの傾きを一致させることが可能となる。これにより、表面に形成される画像の位置と裏面に形成される画像の位置とを高精度に合わせることが可能となる。
マーク検出器68は例えばラインセンサで構成され、反転させられた状態の転写紙Pの下方から転写紙Pの表面に形成されたマークM1〜M4を読み込む。マーク検出器68によって読み込まれたマークM1〜M4の位置情報は、図2に示す演算部2に出力される。
図2に示す演算部2は、マーク検出器68によって読み込まれたマークM1〜M4の位置に基づいて転写紙Pの傾きの角度を求め、その角度に基づいて裏面に画像を形成するか否かの判断を行う。具体的には、角度算出部2Aが、転写紙Pに形成された2つのマークMを結ぶ線と所定の基準線との成す角度を求める。判定部2Bは、その角度と予め決定された角度の基準値とを比較し、裏面が画像を形成するか否かの判断を行う。
例えば、角度算出部2Aは、図3(e)に示すように、搬送方向に直交する基準線Lを基準として、その基準線Lに対するマークM3とマークM4とを結ぶ線の傾きの角度を求める。記憶部3には、裏面に画像を形成するか否かを判断するための角度の基準値が予め決定されて記憶されている。判定部2Bは記憶部2から角度の基準値を読み込み、マークM3とマークM4とを結ぶ線の傾きの角度とその基準値とを比較し、裏面に画像を形成するか否かの判断を行う。ここでは、マークM3とマークM4とを結ぶ線の傾きの角度が基準値未満であれば裏面への画像の転写を行うこととし、傾きの角度が基準値以上であれば裏面への画像の転写を中止することとする。なお、角度の基準値は操作者が任意に決定することができ、予め記憶部3に記憶しておく。
制御部1は、傾きの角度が基準値以上であれば画像形成部60に裏面への画像の転写を停止させ、傾きの角度が基準値未満であれば画像形成部60に画像の転写を実行させる。
また、この実施形態に係る画像形成装置には少なくとも2つの排紙トレイが設定されている。例えば、両面に画像が形成された転写紙Pは、正常に画像が形成された転写紙Pを排紙するための排紙トレイ(第1の排紙トレイ)に排紙され、片面(表面)のみに画像が形成された転写紙Pは、第1の排紙トレイと異なる第2の排紙トレイに排紙される。排紙先の振り分けは排紙部80のガイド83などによって行われる。傾きの角度が基準値未満であれば両面に画像が形成されているため、制御部1の制御によって排紙部80は転写紙Pを第1の排紙トレイに排紙し、傾きの角度が基準値以上であれば裏面に画像が形成されていないため、制御部1の制御によって排紙部80は転写紙Pを第2の排紙トレイに排紙する。これにより、両面に画像が形成された転写紙Pと片面(表面)のみに画像が形成された転写紙Pとを分別することができる。
なお、制御部1は、画像形成装置の各部(画像読み取り部20、給紙部40、画像書き込み部50、画像形成部60、定着部70など)に接続されて、転写、定着、反転などの処理を制御する。
また、図示しないが、画像形成装置には入力部と表示部とからなる操作パネルが設置されている。この操作パネルでキーなどが押下されるとそのキーに対応する信号が制御部1に出力される。また、制御部1から出力された表示信号の指示に従って、表示部の画面上に画像やメッセージなどのテキストを表示する。
(作用)
次に、この発明の実施形態に係る画像形成装置の作用(画像形成方法)について図1から図5を参照して説明する。図4は、この発明の実施形態に係る画像形成装置の動作を順番に示すフローチャートである。
(ステップS01)
まず、ステップS01では、転写紙Pが給紙トレイ(図1では示されていない)から搬送ローラ41によって矢印の方向に送り出され、搬送ローラ45によって画像形成部6に向かう方向(搬送方向A)に送り出される。そして、図3(b)に示すように、転写紙Pはループローラ42Aを介してレジストローラ43Aのニップ部に突き当てられることにより所定のループが形成されて一端停止して、転写紙Pの搬送方向に対する傾きが補正される。このとき、転写紙Pの搬送方向の辺(先端)がレジストローラ43Aのニップ部に突き当てられることにより所定のループが形成されて、転写紙Pの搬送方向に対する傾きが補正される。レジストローラ43Aは搬送方向Aに対して直交する方向に配置されているため、転写紙Pの先端の辺(第1の辺)は搬送方向に対して直交することになる。その後、レジストローラ43Aにて傾きが補正された転写紙Pは画像形成部60に搬送される。
(ステップS02)
次に、ステップS02では、画像形成部60が画像を転写紙Pの表面に転写する。さらに画像形成部60は、図3(c)に示すように、転写紙Pの四隅であって予め決められた位置に所定のマークM1〜M4を形成する。その後、定着部70によって表面の画像が定着される。
(ステップS03)
次に、表面に画像が形成された転写紙Pはガイド83によって下方に搬送され、反転路87に送られる。そして、反転路87から反転搬送路88に送られ、搬送ローラ45によって画像形成部60(搬送方向A)の反対方向(搬送方向B)に搬送される。この反転路87及び反転搬送路88を通ることで、転写紙Pは反転させられることになる。
(ステップS04)
搬送ローラ45によって搬送方向Bに送り出された転写紙Pは、図3(c)に示すように、ループローラ42Bを介してレジストローラ43Bのニップ部に突き当てられることにより所定のループが形成されて一端停止して、転写紙Pの搬送方向に対する傾きが補正される。レジストローラ43Bは転写紙Pの搬送方向Bに対して直交する方向に配置されているため、転写紙Pの先端の辺(第1の辺)は搬送方向に対して直交することになる。このとき、転写紙Pは排紙部80の反転路87及び反転搬送路88によって反転させられているため、転写紙Pの先端の辺(第1の辺)がレジストローラ43Bのニップ部に突き当てられることになる。つまり、転写紙Pの表面と裏面とで同じ辺(先端)がレジストローラ43A及び43Bに突き当てられることになる。
以上のように、転写紙Pの同じ辺をレジストローラ43A及び43Bに突き当てて傾きを補正することで、転写紙Pの搬送方向に対する傾きが表面に画像を転写する際と裏面に画像を転写する際とで同じになる。よって、表面に形成された画像の位置と裏面に形成された画像の位置とを一致させることが可能となる。
そして、転写紙Pは所定のタイミングで搬送方向Bの反対方向である搬送方向Aに搬送される。図3(d)に示すように、搬送方向Aに送られた転写紙Pは、レジストローラ43A及び43Bに突き当てられた辺(先端)の反対側の辺(後端)が先頭になってレジストローラ43Aへ搬送される。このように、反転させられた転写紙Pは画像形成部60に搬送される前に再びレジストローラ43Aへ搬送されるが、今度は、レジストローラ43Aに突き当てられることなく画像形成部60の感光ドラム61へ搬送される。つまり、転写紙Pの後端(第2の辺)をレジストローラ43Aに突き当てることなく画像形成部60へ搬送することになる。これにより、転写紙Pは、レジストローラ43A及び43Bに突き当てられた辺(先端)が搬送方向Aに対して直交した状態で画像形成部60の感光ドラム61へ搬送される。
このように転写紙Pの後端(第2の辺)をレジストローラ43Aに突き当てないことで、転写紙Pを、先端(第1の辺)が搬送方向に直交した状態で画像形成部60の感光ドラム61へ搬送させることが可能となる。この状態で裏面に画像を形成すると、表面に形成された画像の位置と裏面に形成された画像の位置とが一致し、両面の画像の位置を高精度に合わせることが可能となる。
(ステップS05)
ステップS05では、マーク検出器68がレジストローラ43Aを通過した転写紙Pの下方から転写紙Pの表面に形成されたマークM1〜M4を読み込む。マーク検出器68により検出されたマークM1〜M4の位置情報は演算部2に出力される。
(ステップS06)
演算部2はマーク検出部68によって読み込まれたマークM1〜M4の位置に基づいて転写紙Pの傾きの角度を求め、その角度に基づいて裏面に画像を形成するか否かの判断を行う。角度算出部2Aは、図3(e)に示すように、搬送方向に直交する基準線Lを基準として、その基準線Lに対するマークM3とマークM4とを結ぶ線の傾きの角度を求める。図3(e)に示す例においては、マークM3とマークM4とを結ぶ線は基準線Lから1°傾いている。
(ステップS07)
ステップS07では、判定部2Bが記憶部3から裏面に画像を形成するか否かを判断するための角度の基準値を読み込み、マークM3とマークM4とを結ぶ線の傾きの角度とその基準値とを比較する。
(ステップS08)
ステップS07において、判定部2BによってマークM3とマークM4とを結ぶ線の傾きの角度が基準値未満であると判断されると(ステップS07、Yes)、制御部1は画像形成部60に転写紙Pの裏面への画像の転写を実行させる。画像形成部60は、マークM1〜M4の位置に基づいて画像を形成すべき位置を決定し、決定した位置に画像を転写する。裏面に画像が転写された転写紙Pは、定着部70によって定着される。
(ステップS09)
裏面に画像が定着した転写紙Pは排紙ローラ(図示しない)によって排紙トレイ(図示しない)に排紙される。この実施形態に係る画像形成装置には少なくとも2つの排紙トレイが設置されており、両面に画像が形成された転写紙Pは、正常に画像が形成された転写紙Pを排紙するための排紙トレイ(第1の排紙トレイ)に排紙される。
(ステップS10)
一方、ステップS07において、判定部2BによってマークM3とマークM4とを結ぶ線の傾きの角度が基準値以上であると判断されると(ステップS07、No)、制御部1は画像形成部60に裏面への画像の転写を停止させる。これにより、裏面には画像が転写されずに排紙されることになる。このとき、表面のみに画像が形成された転写紙Pは、第1の排紙トレイと異なる第2の排紙トレイに排紙される。これにより、両面に画像が形成された転写紙Pと、片面(表面)のみに画像が形成された転写紙Pとを分別することができる。
この発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す断面図である。 この発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施形態に係る画像形成装置の動作を説明するための図である。 この発明の実施形態に係る画像形成装置の動作を順番に説明するためのフローチャートである。 従来技術に係る画像形成装置の構成を示す断面図である。 従来技術に係る画像形成装置によって転写紙の傾きを補正する動作を説明するための図である。
符号の説明
1 制御部
2 演算部
2A 角度算出部
2B 判定部
3 記憶部
42A、42B ループローラ
43A、43B レジストローラ
68 マーク検出器
87 反転路
88 反転搬送路

Claims (10)

  1. 搬送されてくる転写紙を受けて搬送方向の一辺に突き当てることにより前記転写紙の搬送方向に対する傾きを補正する第1のレジストローラと、
    その後、前記転写紙の表面に画像を形成するとともに予め決定された位置にマークを形成する画像形成手段と、
    前記転写紙を反転させる反転手段と、
    前記反転させられた転写紙を受けて前記一辺に突き当てることにより前記転写紙の搬送方向に対する傾きを補正する第2のレジストローラと、
    その後、前記転写紙を前記第1のレジストローラに突き当てずに前記画像形成手段に送り出す切替手段と、
    を有し、
    前記画像形成手段は、前記マークの位置を基準として前記転写紙の裏面に画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成手段、前記第1のレジストローラ、及び前記第2のレジストローラがそれらの順番で配置され、
    前記第1のレジストローラは、前記転写紙の搬送方向の第1の辺に突き当てることにより前記転写紙の搬送方向に対する傾きを補正し、
    前記反転手段は、前記転写紙を反転させることで前記第1の辺の反対側の第2の辺を前記第1のレジストローラに面する状態に維持しながら前記第1のレジストローラの反対方向に搬送し、
    前記第2のレジストローラは、前記第1の辺に突き当てることにより前記転写紙の搬送方向の傾きを補正し、
    その後、前記切替手段は、前記転写紙を前記第1のレジストローラに突き当てずに前記画像形成手段に送り出すことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成手段が前記転写紙の裏面に画像を形成する前であって前記第2のレジストローラにより傾きが補正された後、前記表面に形成されたマークを検出するマーク検出手段と、
    前記検出されたマークの位置に基づいて前記搬送方向に対する前記転写紙の傾きを求める演算手段と、
    前記転写紙の傾きが所定の角度未満の場合に、前記画像形成手段による前記転写紙の裏面への画像の形成を実行させる制御手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成手段は前記マークを前記転写紙の表面の2箇所以上に形成し、
    前記演算手段は、前記検出された2箇所のマークを結ぶ線と予め決定された基準線とが成す角度を求め、
    前記制御手段は、前記マークを結ぶ線と基準線とが成す角度が所定の角度未満の場合に、前記画像形成手段による前記転写紙の裏面への画像の形成を実行させることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 第1の排紙トレイ、第2の排紙トレイ、及び搬送手段を更に有し、
    前記搬送手段は、裏面に画像が形成された転写紙を前記第1の排紙トレイに搬送し、裏面に画像が形成されなかった転写紙を前記第2の排紙トレイに搬送することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 転写紙の搬送方向の一辺を第1のレジストローラに突き当てることにより前記転写紙の搬送方向に対する傾きを補正する第1の補正ステップと、
    前記転写紙の表面に画像を形成するとともに予め決定された位置にマークを形成する第1の画像形成ステップと、
    前記転写紙を反転させる反転ステップと、
    前記反転させられた転写紙の前記一辺を第2のレジストローラに突き当てることにより前記転写紙の搬送方向に対する傾きを補正する第2の補正ステップと、
    前記マークの位置を基準として前記転写紙の裏面に画像を形成する第2の画像形成ステップと、
    前記転写紙を排紙トレイに搬送する排紙ステップと、
    を含むことを特徴とする画像形成方法。
  7. 前記第1の補正ステップでは、前記転写紙の搬送方向の第1の辺を前記第1のレジストローラに突き当てることにより前記転写紙の搬送方向に対する傾きを補正し、
    前記反転ステップでは、前記転写紙を反転させることで前記第1の辺の反対側の第2の辺を前記第1のレジストローラに面する状態に維持しながら前記第1のレジストローラの反対方向に搬送し、
    前記第2の補正ステップでは、前記第1の辺を前記第2のレジストローラに突き当てることにより前記転写紙の搬送方向に対する傾きを補正することを特徴とする請求項6に記載の画像形成方法。
  8. 前記第2の補正ステップの後であって前記第2の画像形成ステップの前に、前記表面に形成されたマークを検出するマーク検出ステップと、
    前記検出されたマークの位置に基づいて前記搬送方向に対する前記転写紙の傾きを求める演算ステップと、
    を更に含み、
    前記第2の画像形成ステップでは、前記転写紙の傾きが所定の角度未満の場合に、前記転写紙の裏面への画像の形成を行うことを特徴とする請求項6又は請求項7のいずれかに記載の画像形成方法。
  9. 前記マークは前記転写紙の表面の2箇所以上に形成され、
    前記演算ステップでは、前記検出された2箇所のマークを結ぶ線と予め決定された基準線とが成す角度を求め、
    前記第2の画像形成ステップでは、前記マークを結ぶ線と基準線とが成す角度が所定の角度未満の場合に、前記転写紙の裏面への画像の形成を行うことを特徴とする請求項8に記載の画像形成方法。
  10. 前記排紙トレイは第1の排紙トレイと第2の排紙トレイとを有し、
    前記排紙ステップでは、前記第2の画像形成ステップで前記転写紙の裏面に画像が転写された転写紙を前記第1の排紙トレイに搬送し、前記転写紙の裏面に画像が形成されなかった転写紙を前記第2の排紙トレイに搬送することを特徴とする請求項8又は請求項9のいずれかに記載の画像形成方法。

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