JP2007152817A - エッチ液 - Google Patents
エッチ液 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007152817A JP2007152817A JP2005353060A JP2005353060A JP2007152817A JP 2007152817 A JP2007152817 A JP 2007152817A JP 2005353060 A JP2005353060 A JP 2005353060A JP 2005353060 A JP2005353060 A JP 2005353060A JP 2007152817 A JP2007152817 A JP 2007152817A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- etchant
- weight
- surfactant
- preservative
- sodium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
Abstract
【課題】 新聞オフセット輪転印刷や商業印刷において湿し水に要求される整面性、金属等の防錆性、保存安定性(防腐性)を満足し、かつ、環境にも配慮した無リンタイプのエッチ液を提供する。
【解決手段】 リンを含有しない水溶液からなるエッチ液であって、カルボキシル基を有する中性塩を5〜20重量%、防腐剤を0.0165〜0.066重量%、防錆剤を0.05〜0.5重量%、界面活性剤を0.129〜0.215重量%の範囲で含有したものとし、界面活性剤をドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムとポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウムとする。
【選択図】 なし
【解決手段】 リンを含有しない水溶液からなるエッチ液であって、カルボキシル基を有する中性塩を5〜20重量%、防腐剤を0.0165〜0.066重量%、防錆剤を0.05〜0.5重量%、界面活性剤を0.129〜0.215重量%の範囲で含有したものとし、界面活性剤をドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムとポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウムとする。
【選択図】 なし
Description
本発明は、希釈して平版印刷の湿し水として使用されるエッチ液に係り、特に新聞オフセット輪転印刷や商業印刷に使用するための無リンタイプのエッチ液に関する。
従来から平版印刷では、エッチ液を水等により希釈した湿し水を使用している。この湿し水は、平版の非画線部(親水性の部位)に付着し、画線部(親油性の部位)に付着するインキとの間で相互に反発し合うことにより、鮮明な印刷を可能としている。
従来のエッチ液は、印刷において安定した性能を発現し、同時に、印刷機や付属設備の金属腐食を防止するために、リン酸等を主体とした整面剤、リン酸塩や硝酸塩等の緩衝剤、有機アミン類や有機ハロゲン類等の防腐剤等、種々の添加剤が含有されている。また、従来のエッチ液は、用途や使用するインキ等に応じて設計が異なり、例えば、一般の商業印刷に使用されるエッチ液は酸性に設定されているが、新聞オフセット輪転印刷に使用されるエッチ液はアルカリ性に設定されている。
従来のエッチ液は、印刷において安定した性能を発現し、同時に、印刷機や付属設備の金属腐食を防止するために、リン酸等を主体とした整面剤、リン酸塩や硝酸塩等の緩衝剤、有機アミン類や有機ハロゲン類等の防腐剤等、種々の添加剤が含有されている。また、従来のエッチ液は、用途や使用するインキ等に応じて設計が異なり、例えば、一般の商業印刷に使用されるエッチ液は酸性に設定されているが、新聞オフセット輪転印刷に使用されるエッチ液はアルカリ性に設定されている。
一方、廃液処理における環境負荷の軽減の観点、印刷機の排ガス処理装置に使用されている触媒の被毒防止の観点から、無リンタイプのエッチ液(特許文献1、2)が開示されている。
特開2004−82593号公報
特開2005−53189号公報
しかしながら、従来の無リンタイプのエッチ液は、整面性が不十分であり、良好な印刷を行うためには、湿し水におけるエッチ液の含有量を高くする必要があった。また、pH3〜6の酸性型であるため、新聞オフセット輪転印刷には使用することができず、環境保全の点でも問題があった。
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたものであり、新聞オフセット輪転印刷や商業印刷において湿し水に要求される整面性、金属等の防錆性、保存安定性、防腐性を満足し、かつ、環境にも配慮した無リンタイプのエッチ液を提供することを目的とする。
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたものであり、新聞オフセット輪転印刷や商業印刷において湿し水に要求される整面性、金属等の防錆性、保存安定性、防腐性を満足し、かつ、環境にも配慮した無リンタイプのエッチ液を提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、本発明は、リンを含有しない水溶液からなるエッチ液において、カルボキシル基を有する中性塩を5〜20重量%、防腐剤を0.0165〜0.066重量%、防錆剤を0.05〜0.5重量%、界面活性剤を0.129〜0.215重量%の範囲で含有し、該界面活性剤はドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムとポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウムであるような構成とした。
本発明の好ましい態様として、前記中性塩がクエン酸ナトリウムまたはクエン酸カリウムであるような構成とした。
本発明の好ましい態様として、前記防腐剤が5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンと2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンであるような構成とした。
本発明の好ましい態様として、前記5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンを0.015〜0.06重量%、前記2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンを0.0015〜0.006重量%の範囲で含有するような構成とした。
本発明の好ましい態様として、前記防錆剤がベンゾトリアゾールであるような構成とした。
本発明の好ましい態様として、前記ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを0.048〜0.08重量%、前記ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウムを0.081〜0.135重量%の範囲で含有するような構成とした。
本発明の好ましい態様として、前記中性塩がクエン酸ナトリウムまたはクエン酸カリウムであるような構成とした。
本発明の好ましい態様として、前記防腐剤が5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンと2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンであるような構成とした。
本発明の好ましい態様として、前記5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンを0.015〜0.06重量%、前記2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンを0.0015〜0.006重量%の範囲で含有するような構成とした。
本発明の好ましい態様として、前記防錆剤がベンゾトリアゾールであるような構成とした。
本発明の好ましい態様として、前記ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを0.048〜0.08重量%、前記ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウムを0.081〜0.135重量%の範囲で含有するような構成とした。
このような本発明のエッチ液は、リンを含有しないとともに、所定の範囲で含有されるカルボキシル基を有する中性塩が整面性を発現し、防腐剤が防腐作用をなし、防錆剤が金属等の防錆作用をなし、界面活性剤であるドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムとポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウムが適度の表面張力低下と防錆作用をなし、さらにpHが6〜8の範囲にあるので、水で希釈して調製した湿し水は、新聞オフセット輪転印刷や商業印刷において良好な整面性、金属等の防錆性、保存安定性、防腐性を発現し、また、環境保全にも対応できる。
次に、本発明の最適な実施形態について説明する。
本発明のエッチ液は、リンを含有しない水溶液からなるものであり、必須成分として、カルボキシル基を有する中性塩、防腐剤、防錆剤、および、界面活性剤であるドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムとポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウムを所定の範囲で含有するものである。
本発明のエッチ液は、リンを含有しない水溶液からなるものであり、必須成分として、カルボキシル基を有する中性塩、防腐剤、防錆剤、および、界面活性剤であるドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムとポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウムを所定の範囲で含有するものである。
カルボキシル基を有する中性塩は、エッチ液を希釈して調製した湿し水に良好な整面性を付与するためのものである。カルボキシル基を有する中性塩としては、例えば、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、グルコン酸、コハク酸、グルタル酸、シトラコン酸、イタコン酸、フマル酸、グリコール酸、プロピオン酸、安息香酸、フタル酸、マロン酸、アジピン酸、サリチル酸、シュウ酸等の金属塩が挙げられ、好ましくはクエン酸の金属塩、より好ましくはクエン酸ナトリウム、クエン酸カリウムが挙げられる。このようなカルボキシル基を有する中性塩は、エッチ液中に5〜20重量%、好ましくは5〜15重量%、より好ましくは5〜10重量%の範囲で含有される。カルボキシル基を有する中性塩の含有量が5重量%未満であると、エッチ液を希釈して調製した湿し水の整面性が不十分であり、地汚れが生じ易く、このため印刷時の湿し水供給量が多くなって、水負け、着肉不良を来たすことがある。また、カルボキシル基を有する中性塩の含有量が20重量%を超えると、エッチ液の防錆性が低下するので好ましくない。
本発明のエッチ液は水を主成分としたものであり、エッチ液の作用効果を阻害する微生物の発生を防止し、同時に他の含有成分の作用を阻害しない防腐剤が必須である。本発明のエッチ液において使用できる防腐剤としては、メチレンビスチオシアネート、2,2−ジブロモ−3−ニトロプロピオンアミド、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、ベンゾイソチアゾリン−3−オン、グルタルアルデヒド、ヘキサブロモジメチルスルホン、2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3ジオール等が挙げられ、このような防腐剤は、エッチ液中に0.0165〜0.066重量%の範囲で含有される。上記の防腐剤の中で、特に5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン(CMIT)と2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン(MIT)が好ましく使用でき、この場合、CMITを0.015〜0.06重量%、好ましくは0.015〜0.03重量%の範囲で含有し、MITを0.0015〜0.006重量%、好ましくは0.0015〜0.003重量%の範囲で含有する。CMITおよびMITのいずれか一方でも上記の含有量範囲を下回る場合には、十分な防腐効果が得られない。一方、CMITおよびMITのいずれか一方でも上記の含有量範囲を超えると、エッチ液の保存安定性が低下するので好ましくない。
防錆剤は、印刷機、および印刷機の付帯設備の金属腐食を防止するためのものである。このような防錆剤としては、ベンゾトリアゾール、5−メチルベンゾトリアゾール、チオサリチル酸、ベンゾイミダゾールおよびその誘導体が挙げられ、好ましくはベンゾトリアゾールが挙げられる。このような防錆剤は、エッチ液中に0.05〜0.5重量%、好ましくは0.05〜0.2重量%、より好ましくは0.1〜0.2重量%の範囲で含有される。防錆剤の含有量が0.05重量%未満であると、エッチ液を希釈して調製した湿し水の防錆性が不十分であり、例えば、銅、真鍮めっき、亜鉛めっき、ニッケルめっき、クロムめっきの腐食が生じ易くなる。一方、防錆剤の含有量が0.5重量%を超えると、エッチ液の保存安定性が低下するので好ましくない。
界面活性剤であるドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムとポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウムは、エッチ液を希釈して調製した湿し水の表面張力を適度に低下させ、また、防錆性を付与するものである。本発明のエッチ液は、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを0.048〜0.08重量%、好ましくは0.064〜0.08重量%の範囲で含有し、ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウムを0.081〜0.135重量%、好ましくは0.081〜0.108重量%の範囲で含有する。上記の2種の界面活性剤のいずれか一方でも上記の含有量範囲を下回る場合には、防錆性が十分であり、また、いずれか一方でも上記の含有量範囲を超えると、エッチ液の保存安定性が低下するので好ましくない。
このような本発明のエッチ液は、良好な整面性、防腐性、防錆性、保存安定性を有し、pHが6〜8の範囲にある。
このような本発明のエッチ液は、良好な整面性、防腐性、防錆性、保存安定性を有し、pHが6〜8の範囲にある。
尚、本発明のエッチ液は、上述の必須成分の他に、必要に応じて、消泡剤、溶剤等の他の成分を含有してもよい。消泡剤としては、例えば、サンノプコ(株)製SNデフォーマ470、旭電化工業(株)製 アデカネートB−1019等を挙げることができる。また、溶剤としては、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ブチルジグリコール、ジエチルグリコール、ポリエチレングリコール、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ポリエチレングリコールジメチルエーテル等を挙げることができる。
このような他の成分のエッチ液中の含有量は、10.1重量%以下、好ましくは5.1重量%以下とすることができる。
このような他の成分のエッチ液中の含有量は、10.1重量%以下、好ましくは5.1重量%以下とすることができる。
本発明のエッチ液は、水に上述の必須の成分、および必要に応じて他の成分を分散溶解して調製することができる。使用する水は、軟水、イオン交換水、純水、水道水、井戸水等であってよく、この中で軟水、水道水が好ましい。特に、新聞オフセット輪転印刷に使用するエッチ液の調製に使用する水であって、カルシウムイオンを含有する水は、印刷機の湿し水機構のスプレーノズル詰まりを防止するために、軟水化装置でカルシウムイオンをナトリウムイオンに交換して使用することが好ましい。
本発明のエッチ液は、水により100〜300倍に希釈することにより、湿し水として新聞オフセット輪転印刷や商業印刷に使用することができる。そして、この湿し水は、リンを含有しないとともに、良好な整面性、金属等の防錆性、保存安定性、防腐性を発現し、また、pHが6〜8の範囲であり環境保全にも対応できる。
次に、実施例を示して本発明を更に詳細に説明する。
下記のカルボキシル基を有する中性塩、防腐剤、防錆剤および界面活性剤を準備した。
・中性塩 : クエン酸ナトリウム
・防腐剤A : 5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン
・防腐剤B : 2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン
・防錆剤 : ベンゾトリアゾール
・界面活性剤A: ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
・界面活性剤B: ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム
また、消泡剤(サンノプコ(株)製SNデフォーマ470)、プロピレングリコールを準備した。
下記のカルボキシル基を有する中性塩、防腐剤、防錆剤および界面活性剤を準備した。
・中性塩 : クエン酸ナトリウム
・防腐剤A : 5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン
・防腐剤B : 2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン
・防錆剤 : ベンゾトリアゾール
・界面活性剤A: ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
・界面活性剤B: ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム
また、消泡剤(サンノプコ(株)製SNデフォーマ470)、プロピレングリコールを準備した。
[実施例1]
水道水に上記のカルボキシル基を有する中性塩、防腐剤A、防腐剤B、防錆剤、および界面活性剤A、界面活性剤Bを下記の表1に示される含有量(重量%)で溶解させることにより、カルボキシル基を有する中性塩であるクエン酸ナトリウム含有量のみが相違する6種のエッチ液(試料1〜6)を調製した。尚、これらの6種のエッチ液(試料1〜6)には、消泡剤を0.01重量%、プロピレングリコールを5重量%含有させた。
また、試料7として、従来のアルカリタイプのエッチ液(ザ・インクテック(株)製 ピーコックアルカリH液M)を準備した。
水道水に上記のカルボキシル基を有する中性塩、防腐剤A、防腐剤B、防錆剤、および界面活性剤A、界面活性剤Bを下記の表1に示される含有量(重量%)で溶解させることにより、カルボキシル基を有する中性塩であるクエン酸ナトリウム含有量のみが相違する6種のエッチ液(試料1〜6)を調製した。尚、これらの6種のエッチ液(試料1〜6)には、消泡剤を0.01重量%、プロピレングリコールを5重量%含有させた。
また、試料7として、従来のアルカリタイプのエッチ液(ザ・インクテック(株)製 ピーコックアルカリH液M)を準備した。
次に、上記の7種のエッチ液(試料1〜7)について、整面性、防錆性、保存安定性、防腐性を下記の各評価方法により評価して、結果を下記の表1に示した。また、エッチ液のpHを測定して、結果を下記の表1に示した。尚、上記の6種のエッチ液(試料1〜6)はいずれもリンを含有しないものであることを確認した。
<整面性の評価方法>
水道水を用いてエッチ液を200倍に希釈して湿し水を調製し、この湿し水を用いて、4N−600型印刷実験機(東浜精機(株)製)にて下記の印刷条件で印刷を行い、下記の評価基準で印刷面を評価する。評価結果が「○」、「○〜△」のレベルを、実用上問題のないレベルとする。
(印刷条件)
・インキ : VEGA墨KL−TN(日本新聞インキ(株)製)
・印刷速度 : 120000部/時間
・印刷部数 : 5000部
(評価基準)
○ : 印刷面に印刷汚れが全く認められない。
△ : 印刷面に部分的に軽微な印刷汚れが認められる。
× : 印刷面に印刷汚れが認められる。
<整面性の評価方法>
水道水を用いてエッチ液を200倍に希釈して湿し水を調製し、この湿し水を用いて、4N−600型印刷実験機(東浜精機(株)製)にて下記の印刷条件で印刷を行い、下記の評価基準で印刷面を評価する。評価結果が「○」、「○〜△」のレベルを、実用上問題のないレベルとする。
(印刷条件)
・インキ : VEGA墨KL−TN(日本新聞インキ(株)製)
・印刷速度 : 120000部/時間
・印刷部数 : 5000部
(評価基準)
○ : 印刷面に印刷汚れが全く認められない。
△ : 印刷面に部分的に軽微な印刷汚れが認められる。
× : 印刷面に印刷汚れが認められる。
<防錆性の評価方法>
ステンレス、銅、真鍮めっき、亜鉛めっき、ニッケルめっき、クロムめっき、アルミニウムの7種の試験片を準備し、これらの試験片をそれぞれ100gのエッチ液に下記の浸漬条件で浸漬し、試験片の表面状態を下記の評価基準で評価する。評価結果が「○」、「○〜△」のレベルを、実用上問題のないレベルとする。
(浸漬条件)
・浸漬温度 : 25℃
・浸漬時間 : 30日
(評価基準)
○ : 試験片の表面に、膨れ、変色及び曇りの発生がなく、腐食が認めら
れない。
△ : 試験片の表面に、膨れ、変色及び曇りの発生がわずかに有り、腐食
がわずかに認められる。
× : 試験片の全面に、膨れ、変色及び曇りの発生が有り、腐食が認めら
れる。
ステンレス、銅、真鍮めっき、亜鉛めっき、ニッケルめっき、クロムめっき、アルミニウムの7種の試験片を準備し、これらの試験片をそれぞれ100gのエッチ液に下記の浸漬条件で浸漬し、試験片の表面状態を下記の評価基準で評価する。評価結果が「○」、「○〜△」のレベルを、実用上問題のないレベルとする。
(浸漬条件)
・浸漬温度 : 25℃
・浸漬時間 : 30日
(評価基準)
○ : 試験片の表面に、膨れ、変色及び曇りの発生がなく、腐食が認めら
れない。
△ : 試験片の表面に、膨れ、変色及び曇りの発生がわずかに有り、腐食
がわずかに認められる。
× : 試験片の全面に、膨れ、変色及び曇りの発生が有り、腐食が認めら
れる。
<保存安定性の評価方法>
エッチ液と、水道水を用いてエッチ液を200倍に希釈して調製した湿し水について、それぞれ50gを密栓式ガラス瓶に封入し、下記の条件で放置した後、下記の評価基準で外観変化を評価する。評価結果が「○」、「○〜△」のレベルを、実用上問題のないレベルとする。
(放置条件)
・放置温度 : 40℃
・放置期間 : 30日
(評価基準)
○ : エッチ液および湿し水に、変色及び沈殿物が認められない。
△ : エッチ液および湿し水に、変色及び沈殿物がわずかに認められる。
× : エッチ液および湿し水に、変色及び沈殿物が認められる。
エッチ液と、水道水を用いてエッチ液を200倍に希釈して調製した湿し水について、それぞれ50gを密栓式ガラス瓶に封入し、下記の条件で放置した後、下記の評価基準で外観変化を評価する。評価結果が「○」、「○〜△」のレベルを、実用上問題のないレベルとする。
(放置条件)
・放置温度 : 40℃
・放置期間 : 30日
(評価基準)
○ : エッチ液および湿し水に、変色及び沈殿物が認められない。
△ : エッチ液および湿し水に、変色及び沈殿物がわずかに認められる。
× : エッチ液および湿し水に、変色及び沈殿物が認められる。
<防腐性の評価方法>
5%グルコン酸水溶液を25℃で放置し、107菌まで繁殖する。水道水を用いてエッチ液を200倍に希釈して調製した湿し水に、上記の107菌を2重量%添加し、下記の条件で放置した後、総菌数をサンアイバイオチェッカーTTC(三愛石油(株)製)を用いて測定し、下記の評価基準で評価する。評価結果が「○」、「○〜△」のレベルを、実用上問題のないレベルとする。
(放置条件)
・放置温度 : 温度25℃、湿度60%
・放置期間 : 30日
(評価基準)
○ : 菌の繁殖がほとんど認められない。(総菌数:0〜103)
△ : 菌の繁殖がわずかに認められる。(総菌数:104〜105)
× : 菌の繁殖が認められる。(総菌数:106〜107)
5%グルコン酸水溶液を25℃で放置し、107菌まで繁殖する。水道水を用いてエッチ液を200倍に希釈して調製した湿し水に、上記の107菌を2重量%添加し、下記の条件で放置した後、総菌数をサンアイバイオチェッカーTTC(三愛石油(株)製)を用いて測定し、下記の評価基準で評価する。評価結果が「○」、「○〜△」のレベルを、実用上問題のないレベルとする。
(放置条件)
・放置温度 : 温度25℃、湿度60%
・放置期間 : 30日
(評価基準)
○ : 菌の繁殖がほとんど認められない。(総菌数:0〜103)
△ : 菌の繁殖がわずかに認められる。(総菌数:104〜105)
× : 菌の繁殖が認められる。(総菌数:106〜107)
表1に示されるように、クエン酸ナトリウムの含有量が5〜20重量%の範囲にある本発明のエッチ液(試料2〜5)は、pH7〜8の範囲でありながら、従来のアルカリタイプのエッチ液(試料7)とほぼ同等の整面性を有することが確認された。また、本発明のエッチ液(試料2〜5)は、防錆性、保存安定性、防腐性がいずれも実用レベル以上であり、特に防錆性は従来のアルカリタイプのエッチ液(試料7)に比べて大幅に向上していることが確認された。
これに対して、クエン酸ナトリウムの含有量が5重量%未満であるエッチ液(試料1)は、整面性が不十分であり、クエン酸ナトリウムの含有量が20重量%を超えるエッチ液(試料6)は、防錆性が低く、特に亜鉛めっき、アルミニウムに対する防錆性が著しく悪いものであった。
これに対して、クエン酸ナトリウムの含有量が5重量%未満であるエッチ液(試料1)は、整面性が不十分であり、クエン酸ナトリウムの含有量が20重量%を超えるエッチ液(試料6)は、防錆性が低く、特に亜鉛めっき、アルミニウムに対する防錆性が著しく悪いものであった。
[実施例2]
水道水に上記のカルボキシル基を有する中性塩、防腐剤A、防腐剤B、防錆剤、および界面活性剤A、界面活性剤Bを下記の表2に示される含有量(重量%)で溶解させることにより、防腐剤Aである5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンの含有量、防腐剤Bである2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンの含有量のみが相違する、9種のエッチ液(試料8〜16)を調製した。尚、これらの9種のエッチ液には、消泡剤を0.01重量%、プロピレングリコールを5重量%含有させた。
次に、上記の9種のエッチ液(試料8〜16)について、整面性、防錆性、保存安定性、防腐性を実施例1と同様の評価方法により評価して、結果を下記の表2に示した。また、エッチ液のpHを測定して、結果を下記の表2に示した。尚、上記の9種のエッチ液(試料8〜16)はいずれもリンを含有しないものであることを確認した。
水道水に上記のカルボキシル基を有する中性塩、防腐剤A、防腐剤B、防錆剤、および界面活性剤A、界面活性剤Bを下記の表2に示される含有量(重量%)で溶解させることにより、防腐剤Aである5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンの含有量、防腐剤Bである2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンの含有量のみが相違する、9種のエッチ液(試料8〜16)を調製した。尚、これらの9種のエッチ液には、消泡剤を0.01重量%、プロピレングリコールを5重量%含有させた。
次に、上記の9種のエッチ液(試料8〜16)について、整面性、防錆性、保存安定性、防腐性を実施例1と同様の評価方法により評価して、結果を下記の表2に示した。また、エッチ液のpHを測定して、結果を下記の表2に示した。尚、上記の9種のエッチ液(試料8〜16)はいずれもリンを含有しないものであることを確認した。
表2に示されるように、防腐剤Aである5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンの含有量が0.015〜0.06重量%、防腐剤Bである2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンの含有量が0.0015〜0.006重量%の範囲にある本発明のエッチ液(試料9〜11)は、優れた防腐性を有するとともに、整面性、防錆性、保存安定性がいずれも実用レベル以上であった。また、pHは7〜8の範囲であった。
これに対して、防腐剤Aおよび防腐剤Bのいずれか一方でも上記の含有量範囲を下回るエッチ液(試料8、13、15)では、十分な防腐効果が得られなかった。また、防腐剤Aおよび防腐剤Bのいずれか一方でも上記の含有量範囲を超えるエッチ液(試料12、14、16)は、エッチ液の保存安定性が悪いものであった。
これに対して、防腐剤Aおよび防腐剤Bのいずれか一方でも上記の含有量範囲を下回るエッチ液(試料8、13、15)では、十分な防腐効果が得られなかった。また、防腐剤Aおよび防腐剤Bのいずれか一方でも上記の含有量範囲を超えるエッチ液(試料12、14、16)は、エッチ液の保存安定性が悪いものであった。
[実施例3]
水道水に上記のカルボキシル基を有する中性塩、防腐剤A、防腐剤B、防錆剤、および界面活性剤A、界面活性剤Bを下記の表3に示される含有量(重量%)で溶解させることにより、防錆剤であるベンゾトリアゾールの含有量のみが相違する、6種のエッチ液(試料17〜22)を調製した。尚、これらの6種のエッチ液には、消泡剤を0.01重量%、プロピレングリコールを5重量%含有させた。
次に、上記の6種のエッチ液(試料17〜22)について、整面性、防錆性、保存安定性、防腐性を実施例1と同様の評価方法により評価して、結果を下記の表3に示した。また、エッチ液のpHを測定して、結果を下記の表3に示した。尚、上記の6種のエッチ液(試料17〜22)はいずれもリンを含有しないものであることを確認した。
水道水に上記のカルボキシル基を有する中性塩、防腐剤A、防腐剤B、防錆剤、および界面活性剤A、界面活性剤Bを下記の表3に示される含有量(重量%)で溶解させることにより、防錆剤であるベンゾトリアゾールの含有量のみが相違する、6種のエッチ液(試料17〜22)を調製した。尚、これらの6種のエッチ液には、消泡剤を0.01重量%、プロピレングリコールを5重量%含有させた。
次に、上記の6種のエッチ液(試料17〜22)について、整面性、防錆性、保存安定性、防腐性を実施例1と同様の評価方法により評価して、結果を下記の表3に示した。また、エッチ液のpHを測定して、結果を下記の表3に示した。尚、上記の6種のエッチ液(試料17〜22)はいずれもリンを含有しないものであることを確認した。
表3に示されるように、防錆剤であるベンゾトリアゾールの含有量が0.05〜0.5重量%の範囲にある本発明のエッチ液(試料18〜21)は、優れた防錆性を有するとともに、整面性、保存安定性、防腐性がいずれも実用レベル以上であった。また、pHは7〜8の範囲であった。
これに対して、防錆剤であるベンゾトリアゾールの含有量が0.05重量%未満であるエッチ液(試料17)は、防錆性が不十分であった。また、防錆剤であるベンゾトリアゾールの含有量が0.5重量%を超えるエッチ液(試料22)は、保存安定性が悪いものであった。
これに対して、防錆剤であるベンゾトリアゾールの含有量が0.05重量%未満であるエッチ液(試料17)は、防錆性が不十分であった。また、防錆剤であるベンゾトリアゾールの含有量が0.5重量%を超えるエッチ液(試料22)は、保存安定性が悪いものであった。
[実施例4]
水道水に上記のカルボキシル基を有する中性塩、防腐剤A、防腐剤B、防錆剤、および界面活性剤A、界面活性剤Bを下記の表4に示される含有量(重量%)で溶解させることにより、界面活性剤Aであるドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムの含有量、界面活性剤Bであるポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウムの含有量のみが相違する、11種のエッチ液(試料23〜33)を調製した。尚、これらの11種のエッチ液には、消泡剤を0.01重量%、プロピレングリコールを5重量%含有させた。
次に、上記の11種のエッチ液(試料23〜33)について、整面性、防錆性、保存安定性、防腐性を実施例1と同様の評価方法により評価して、結果を下記の表4に示した。また、エッチ液のpHを測定して、結果を下記の表4に示した。尚、上記の11種のエッチ液(試料23〜33)はいずれもリンを含有しないものであることを確認した。
水道水に上記のカルボキシル基を有する中性塩、防腐剤A、防腐剤B、防錆剤、および界面活性剤A、界面活性剤Bを下記の表4に示される含有量(重量%)で溶解させることにより、界面活性剤Aであるドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムの含有量、界面活性剤Bであるポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウムの含有量のみが相違する、11種のエッチ液(試料23〜33)を調製した。尚、これらの11種のエッチ液には、消泡剤を0.01重量%、プロピレングリコールを5重量%含有させた。
次に、上記の11種のエッチ液(試料23〜33)について、整面性、防錆性、保存安定性、防腐性を実施例1と同様の評価方法により評価して、結果を下記の表4に示した。また、エッチ液のpHを測定して、結果を下記の表4に示した。尚、上記の11種のエッチ液(試料23〜33)はいずれもリンを含有しないものであることを確認した。
表4に示されるように、界面活性剤Aであるドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムの含有量が0.048〜0.080重量%、界面活性剤Bであるポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウムの含有量が0.081〜0.135重量%の範囲にある本発明のエッチ液(試料25〜29)は、優れた防錆性を有するとともに、整面性、保存安定性、防腐性がいずれも実用レベル以上であった。また、pHは7〜8の範囲であった。
これに対して、界面活性剤Aおよび界面活性剤Bのいずれか一方でも上記の含有量範囲から外れるエッチ液(試料23、24、30〜33)では、防錆性、保存安定性のいずれかが悪いものであった。
これに対して、界面活性剤Aおよび界面活性剤Bのいずれか一方でも上記の含有量範囲から外れるエッチ液(試料23、24、30〜33)では、防錆性、保存安定性のいずれかが悪いものであった。
[実施例5]
水道水に上記のカルボキシル基を有する中性塩、防腐剤A、防腐剤B、防錆剤、および界面活性剤A、界面活性剤Bを溶解させることにより、実施例1の試料3と同組成のエッチ液(試料34)を調製した。尚、このエッチ液には、消泡剤を0.01重量%、プロピレングリコールを5重量%含有させた。
水道水に上記のカルボキシル基を有する中性塩、防腐剤A、防腐剤B、防錆剤、および界面活性剤A、界面活性剤Bを溶解させることにより、実施例1の試料3と同組成のエッチ液(試料34)を調製した。尚、このエッチ液には、消泡剤を0.01重量%、プロピレングリコールを5重量%含有させた。
一方、試料34のエッチ液のクエン酸ナトリウムの代わりに、硫酸ナトリウムを使用したエッチ液(試料35)を調製した。
また、試料34のエッチ液の防腐剤A(5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン)の代わりに、4,5−ジクロロ−1,2−ジチオラン−3−オンを使用したエッチ液(試料36)を調製した。
また、試料34のエッチ液の防腐剤B(2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン)の代わりに、2,2−ジブロモ−2−ニトロエタノールを使用したエッチ液(試料37)を調製した。
また、試料34のエッチ液の防錆剤(ベンゾトリアゾール)の代わりに、1,2,4−トリアゾールを使用したエッチ液(試料38)を調製した。
また、試料34のエッチ液の界面活性剤A(ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム)の代わりに、ポリオキシエチレントリデシルエーテルを使用したエッチ液(試料39)を調製した。
さらに、試料34のエッチ液の界面活性剤B(ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム)の代わりに、ポリオキシエチレンラウリルエーテルを使用したエッチ液(試料40)を調製した。
次に、上記の7種のエッチ液(試料34〜40)について、整面性、防錆性、保存安定性、防腐性を実施例1と同様の評価方法により評価して、結果を下記の表5に示した。また、エッチ液のpHを測定して、結果を下記の表5に示した。尚、上記の7種のエッチ液(試料34〜40)はいずれもリンを含有しないものであることを確認した。
次に、上記の7種のエッチ液(試料34〜40)について、整面性、防錆性、保存安定性、防腐性を実施例1と同様の評価方法により評価して、結果を下記の表5に示した。また、エッチ液のpHを測定して、結果を下記の表5に示した。尚、上記の7種のエッチ液(試料34〜40)はいずれもリンを含有しないものであることを確認した。
表5に示される結果から、本発明の効果は、特定の中性塩、防腐剤A、防腐剤B、防錆剤、および界面活性剤A、界面活性剤Bを所定の含有量で溶解させることにより奏されることが確認された。
上述の実施例1〜実施例5の整面性、保存安定性、防腐性の評価における湿し水の調製では、200倍希釈としたが、100倍希釈、300倍希釈においても、同様の評価結果が得られることを確認した。
上述の実施例1〜実施例5の整面性、保存安定性、防腐性の評価における湿し水の調製では、200倍希釈としたが、100倍希釈、300倍希釈においても、同様の評価結果が得られることを確認した。
平版印刷の湿し水に使用される無リンタイプのエッチ液として利用可能である。
Claims (6)
- リンを含有しない水溶液からなるエッチ液において、カルボキシル基を有する中性塩を5〜20重量%、防腐剤を0.0165〜0.066重量%、防錆剤を0.05〜0.5重量%、界面活性剤を0.129〜0.215重量%の範囲で含有し、該界面活性剤はドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムとポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウムであることを特徴とするエッチ液。
- 前記中性塩は、クエン酸ナトリウムまたはクエン酸カリウムであることを特徴とする請求項1に記載のエッチ液。
- 前記防腐剤は、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンと2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエッチ液。
- 前記5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンを0.015〜0.06重量%、前記2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンを0.0015〜0.006重量%の範囲で含有することを特徴とする請求項3に記載のエッチ液。
- 前記防錆剤は、ベンゾトリアゾールであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のエッチ液。
- 前記ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを0.048〜0.08重量%、前記ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウムを0.081〜0.135重量%の範囲で含有することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のエッチ液。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005353060A JP2007152817A (ja) | 2005-12-07 | 2005-12-07 | エッチ液 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005353060A JP2007152817A (ja) | 2005-12-07 | 2005-12-07 | エッチ液 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007152817A true JP2007152817A (ja) | 2007-06-21 |
Family
ID=38237765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005353060A Pending JP2007152817A (ja) | 2005-12-07 | 2005-12-07 | エッチ液 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007152817A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009051904A (ja) * | 2007-08-24 | 2009-03-12 | General Technology Kk | 油性インクジェットインク |
-
2005
- 2005-12-07 JP JP2005353060A patent/JP2007152817A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009051904A (ja) * | 2007-08-24 | 2009-03-12 | General Technology Kk | 油性インクジェットインク |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5378764B2 (ja) | 新聞印刷用中性湿し水組成物 | |
JPS6295292A (ja) | オフセツト印刷用湿し剤 | |
JPH06306652A (ja) | 金属腐食抑制剤および金属腐食抑制方法 | |
JP2007021806A (ja) | 湿し水組成物 | |
JP2007152817A (ja) | エッチ液 | |
JP4061579B2 (ja) | 平版印刷用濃縮湿し水組成物 | |
CN104498969A (zh) | 多功能酸洗添加剂及其制备方法 | |
JP2008006694A (ja) | エッチ液 | |
JP7106240B1 (ja) | オフセット印刷用中性湿し水組成物、及び濃縮湿し水組成物 | |
JP4061591B2 (ja) | 平版印刷用濃縮湿し水組成物 | |
JP2018134784A (ja) | 平版印刷用湿し水組成物およびそれを用いた平版印刷物の製造方法 | |
JP5197988B2 (ja) | 水性液体洗浄剤組成物 | |
JPH02107491A (ja) | オフセット印刷用湿し水組成物 | |
JP2022084485A (ja) | オフセット印刷用中性湿し水組成物、及び濃縮湿し水組成物 | |
JP2946976B2 (ja) | 印刷用湿し水濃縮液 | |
JP2020104378A (ja) | 平版印刷用湿し水組成物、及び印刷物の製造方法 | |
JP2015174288A (ja) | 平版印刷用湿し水組成物 | |
JP2004106531A (ja) | 湿し水組成物 | |
JP7020716B1 (ja) | 剥離剤 | |
JP4791758B2 (ja) | 印刷用湿し水組成物 | |
JP2010036401A (ja) | 印刷用濃縮湿し水組成物及び印刷用湿し水組成物 | |
JP7371210B1 (ja) | 濃縮湿し水組成物、湿し水組成物、それを用いた印刷物の製造方法、及び印刷物 | |
JP7371209B1 (ja) | 濃縮湿し水組成物、湿し水組成物、それを用いた印刷物の製造方法、及び印刷物 | |
JP3089065B2 (ja) | 湿し水の防黴、防藻及びバクテリアの発生防止方法 | |
JP3315760B2 (ja) | 金属材料の表面処理剤、水系洗浄兼防錆剤、及び表面処理方法 |