JP3089065B2 - 湿し水の防黴、防藻及びバクテリアの発生防止方法 - Google Patents

湿し水の防黴、防藻及びバクテリアの発生防止方法

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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41NPRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
    • B41N3/00Preparing for use and conserving printing surfaces
    • B41N3/08Damping; Neutralising or similar differentiation treatments for lithographic printing formes; Gumming or finishing solutions, fountain solutions, correction or deletion fluids, or on-press development

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  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平版印刷用の湿し水
防黴、防藻びバクテリアの発生防止方法に関する。
【0002】
【従来の技術・発明が解決しようとする課題】平版印刷
に用いられる印刷版は、画線部と非画線部とが同一平面
上に形成されている。画線部は親油性(疎水性)であ
り、油性インキに対して受理性が高く水に対して受容性
がないように処理されており、一方、非画線部は親水性
(疎油性)であり、水に対して受理性が高く親油インキ
に対して受容性がないように処理されている。
【0003】このような処理が施された平版印刷版を用
いた平版印刷においては、まず印刷版上に湿し水を付与
し、親水性の非画線部に均一で薄い水の膜を印刷版上に
形成させることが必要である。この水膜の上には、油性
インキは反発して付着しないため、この水膜を非画線部
に完全に形成させることが重要である。さらに、印刷版
上の非画線部を湿し水で覆った後、油性インキを親油性
の画線部に転移させる必要がある。最後に、印刷インキ
画像は、印刷用ブランケット、次いで被印刷体に転移し
て印刷物が得られる。
【0004】ここで、使用される湿し水は、最も簡単に
は水であってもよい。しかし、水のみでは、湿し水の機
能を十分満足するものではなく、例えば、インキは容易
に非印刷部分に転移する。通常、印刷適性を改善するた
めには、湿し水の粘度、pH値や印刷インキに対する相
溶性を最適にし、かつ局部的に異なる水量の差や紙ある
いは微生物の混入によって生じる欠陥を未然に防止する
ことが必要であり、このため粘度調節親水性化剤、緩衝
剤、溶解助剤、整面剤、殺生物剤、湿潤剤、脱泡剤等が
添加配合される。
【0005】ところで、平版印刷では湿し水を使用する
ために、湿し水を供給する循環系配管及び貯蔵タンク内
に、黴、藻類あるいはバクテリアが発生し、それが原因
となって湿し水としての機能が低下し、印刷適性の低
下、循環系配管のつまり等の問題を生起することが指摘
されている。これは、湿し水供給装置の開放部分より、
大気中の細菌類や紙粉、インキ等が混入し、黴、藻類及
びバクテリアが発生するためである。
【0006】そこで、この問題を解決するために、従来
より防黴、防藻、防腐を目的として湿し水中に、有機窒
素、有機ハロゲン系、炭化水素系、カチオン系、塩素
系、臭素系等の化合物を添加する方法が試みられてい
る。しかしながら、湿し水中には、黴、藻類及びバクテ
リアの栄養源ともなり得るリンが含まれていること、実
際の印刷時においては、湿し水の原液を通常70〜20
0倍に希釈して使用するため、防黴、防藻及び防腐効果
が低くなること、逆に防黴、防藻及び防腐効果を向上さ
せるために上記濃度を増加させると、他試薬との副反応
による弊害、印刷適性の低下及び有害性などの欠点を有
するという問題点が指摘されている。更に、これらの既
存の防腐剤、防黴剤、防藻剤のほとんどは、高濃度アル
カリ溶液もしくは酸性溶液中の安定性に欠け、これらの
湿し水組成物では、完全な防腐、防黴、防藻効果を発揮
できないのが実情である。
【0007】本発明の目的は、前記のような課題を解決
するものであり、低濃度のフッ素イオン濃度で、極めて
効果的に黴、藻類及びバクテリアの発生等を防止する事
ができ、これらが原因として発生する前記のような問題
を防止し、かつ人体に無害な平版印刷用湿し水組成物を
提供することにある。本発明の他の目的は、前記の平版
印刷用湿し水組成物の使用方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究の結果黴、藻類及びバクテリア
の発生等を防止し循環系配管のつまり防止とともに、印
刷特性を損なわず、かつ人体に無害である平版印刷用
湿し水の防黴、防藻及びバクテリアの発生防止方法を見
し、本発明を完成するに至った。即ち、本発明の要旨
は、親水性の非画線部に均一で薄い水の膜を平版印刷版
上に形成させるための湿し水、フッ素イオン濃度
2.38×10 -4 〜3.57×10-4mol/リットル
なるように、解離性フッ素化合物を含有させることを
特徴とする湿し水の防黴、防藻及びバクテリアの発生防
方法に関する。
【0009】離性フッ素化合物としては、水中で解離
するフッ素化合物であれば特に限定されるものではな
いずれのフッ素化合物であってもよい。例えば、フ
ッ化水素アンモニウム等のフッ化アンモニウム塩、フッ
化ナトリウム、ケイフッ化ナトリウム、フッ化カリウ
ム、フッ化水素カリウム、フッ化カルシウム、フッ化マ
グネシウム等のフッ化金属塩等を例示することができ
る。なかでもフッ化ナトリウム及びフッ化カリウムが
好適に用いられる。本発明においては、これらの解離性
フッ素化合物を単独でまたは2種以上のものを任意併用
して用いることができる。
【0010】これらの解離性フッ素化合物の湿し水原液
中の濃度は、フッ素イオン濃度として通常0.01mo
l/リットル以上、好ましくは2.38×10-2〜3.
57×10-2mol/リットルである。
【0011】湿し水組成物は、アルカリ性または酸性の
湿し水組成物(以下、それぞれアルカリ湿し水組成物、
酸湿し水組成物と略す)として調製することができる。
【0012】アルカリ湿し水組成物を調製、配合するに
は、上記のフッ素イオン濃度範囲になるように平版印刷
用湿し水組成物に加え混合させ、アルカリを加えてpH
9.0〜13.0程度となるようにすればよい。ここで
pH調製剤としてのアルカリとしては、ケイ酸塩、苛性
ソーダ等の無機塩基が使用される。
【0013】上記のアルカリ湿し水組成物には解離性フ
ッ素化合物を必須成分とし、その他従来より使用されて
いる平板印刷用湿し水の材料が適宜利用できる。例え
ば、整面剤、整面助剤として、リン酸1乃至3ナトリウ
ム、リン酸1乃至3カリウム、リン酸1乃至3アンモニ
ウム、リン酸アンモニウムナトリウム、ポリリン酸のナ
トリウム、カリウムまたはアンモニウム塩等のリン酸
塩、ほう酸塩、苛性ソーダ、苛性カリ、アンモニア、ク
エン酸塩、酒石酸塩等の塩基及びアルミニウムミョウバ
ン、硫酸塩、硝酸塩等の金属塩を単独もしくは混合して
用いることができる。湿潤剤および濡れ剤としては、ア
ラビアゴム、カルボキシメチルセルロース(CMC)、
ペクチン、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコー
ル、メチルビニルエーテル、無水マレイン酸共重合体、
アルギン酸、アルコール類またはグリセリン類等、界面
活性剤としては、グリセリン脂肪酸エステル系、ポリグ
リセリン脂肪酸エステル系、プロピレングリコール脂肪
酸エステル系、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル系
またはポリオキシエチレン系等を加えることができる。
防錆剤としては、トリエタノールアミンまたはトリエチ
ルアミンのようなアミン類等を適当量添加することがで
きる。
【0014】また、酸湿し水組成物を調製するには、上
記のフッ素イオン濃度範囲になるように平版印刷用湿し
水に混合させ、溶解せしめてクエン酸、リン酸のような
酸を加えてpH2.0〜5.0程度となるようにすれば
よい。
【0015】湿し水組成物には解離性フッ素化合物を
必須成分とし、その他従来より使用されている平版印刷
用湿し水の材料が適宜利用できる。例えば、整面剤、整
面助剤として、蟻酸、酢酸、コハク酸、グルタル酸、マ
レイン酸、フタル酸、シトラコン酸、イタコン酸、フマ
ル酸、トリカルバリル酸、グリコール酸、酪酸、吉草
酸、乳酸、酒石酸、プロピオン酸、シュウ酸、マロン
酸、チオグリコール酸、リンゴ酸、クエン酸、グルコン
酸、ピルビン酸、グルコール酸、サリチル酸、アジピン
酸、ヒドロアクリル酸、グリセリン酸、p−トルエンス
ルホン酸、及びこれらの金属塩、有機アミン塩等を単独
もしくは混合して用いることができる。
【0016】更に、リン酸塩、フイチン酸塩、ヘキサア
ミンコバルト塩等の親水化主剤化合物が全て利用でき
る。また、EDTA−2Naのごときキレート剤は親水
力を維持し沈澱を防止する上で好ましい。主剤がフイチ
ン酸塩の場合は更に特開昭50−23099号公報に開
示されているような水溶性カチオンポリマーと低分子電
解質化合物を加えることも、印刷物に汚れを発生しにく
くする上で望ましい。
【0017】湿潤剤及び濡れ剤としては、エチレングリ
コール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、グリセリン、アラビアゴ
ム、カルボキシメチルセルロース、アクリルポリマー、
メタノール、エタノール、イソおよびノルマルプロピル
アルコール、トリエタノールアミン等を加える事が出来
る。防錆剤としては、亜硝酸ナトリウム、亜硝酸ジシク
ロヘキシルアンモニウム等を添加することもできる。
【0018】このようにして調製された湿し水組成物で
あるアルカリまたは酸湿し水組成物は、使用時に通常7
0〜200倍に希釈して使用され、所期の目的を十分
達成するものである。この希釈倍率は使用時に適宜選択
されるものである。湿水は、フッ素イオン濃度2.
38×10-4〜3.57×10-4mol/リットルとな
るように湿し水組成物を希釈することによっ得ら
る。フッ素イオン濃度が1.0×10-4mol/リット
ル未満では、防黴、防藻及びバクテリア発生等の防止
効果は十分でない。また、フッ素イオン濃度が7.90
×10-4mol/リットルより多くなると、排水規制
(例えば水質汚濁防止法、下水道法)で定められている
フッ素含有量の上限を超えるものになってしまうので適
当な排水処理が必要になる。
【0019】
【実施例】以下、実施例、比較例および試験例をもっ
て、本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実
施例により何ら限定されるものではない。 実施例1 フッ化ナトリウム 0.5g (NH4 2 HPO4 7.0g CMC 2.0g を水1リットル中に溶解し、これをケイ酸ナトリウムで
pH=11.0に調整し湿し水1を調製した。
【0020】実施例2 フッ化ナトリウム 1.0g Na2 HPO4 7.0g を水1リットル中に溶解し、これをケイ酸ナトリウムで
pH=10.0に調整し湿し水2を調製した。
【0021】実施例3 フッ化カリウム 1.5g Na3 PO4 7.0g を水1リットル中に溶解し、これを苛性ソーダでpH=
11.0に調整し湿し水3を調製した。
【0022】実施例4 フッ化カリウム 2.0g Na2 HPO4 7.0g を水1リットル中に溶解し、これを苛性ソーダでpH=
12.0に調整し湿し水4を調製した。
【0023】比較例1 フッ化ナトリウム 0.1g Na2 HPO4 7.0g を水1リットル中に溶解し、これを苛性ソーダでpH=
10.0に調整し湿し水5を調製した。
【0024】比較例2 臭化カリウム 10.0g (NH4 2 HPO4 5.0g Na3 PO4 5.0g を水1リットル中に溶解し、これをケイ酸ナトリウムで
pH=10.0に調整し湿し水6を調製した。
【0025】比較例3 塩化カリウム 10.0g アラビアゴム 2.0g を水1リットル中に溶解し、これを苛性ソーダでpH=
11.0に調整し湿し水7を調製した。
【0026】比較例4 5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オ
ン(有機窒素硫黄系) 6.0g (NH4 2 HPO4 7.0g を水1リットル中に溶解し、これを苛性ソーダでpH=
12.0に調整し湿し水8を調製した。
【0027】比較例5 ピオサイド1700(有機窒素系)20.0g (NH4 2 HPO4 7.0g を水1リットル中に溶解し、これを苛性ソーダでpH=
12.0に調整し湿し水9を調製した。
【0028】比較例6 ホルマリン 5.0g (NH4 2 HPO4 7.0g を水1リットル中に溶解し、これを苛性ソーダでpH=
12.0に調整し湿し水10を調製した。
【0029】比較例7 (NH4 2 HPO4 を水1リットル中に7.0g溶解
し、ケイ酸ナトリウムでpH=12.0に調整し湿し水
11を調製した。
【0030】試験例1 実施例1〜4および比較例1〜7により調製したアルカ
リ湿し水組成物である湿し水1〜11を水道水で100
倍に希釈し、常温常湿にて長期放置を行ない湿し水の腐
敗性テストを行なった。更に、平版印刷機を用いて印刷
を行ない印刷適性の評価を行なった。尚、印刷時の湿し
水としては、水道水の電導度+100μs/cmとなる
ように水道水で希釈して用いた。
【0031】(腐敗性試験) 1)放置テスト 前記の湿し水1〜11を恒温恒湿槽内に40℃、60%
で24時間放置した後、水道水を用い100倍希釈液を
試作し、さらに25℃、60%の恒温恒湿槽内に3ケ月
間放置し防黴、防藻及び防腐性を検討した。 2)バクテリアに対するテスト 湿し水循環装置に発生したバクテリア含有液を1滴スラ
イドガラス上に滴下し、その中に前述の各濃度で配合し
た湿し水組成物を100倍希釈して添加しバクテリアの
様子を顕微鏡にて観察する。
【0032】(印刷試験)湿し水1〜7および11を、
水道水の電導度+100μs/cmとなるように100
倍希釈し、三菱リソピアにより印刷テストを行ない、印
刷物の地汚れと平網部の網点再現性を評価した。 印刷条件 印刷機 :三菱リソピア 紙面濃度 :1.05〜1.10 湿し水装置 :スミスオリジナルダンプナー 温度/湿度 :25℃/60% 使用インキ :新聞オフ輪インキ(サカタインクス
(株)製) 使用用紙 :新聞軽量紙
【0033】得られた腐敗性試験の結果を表1に示す
が、本発明の平版印刷用湿し水組成物である湿し水1〜
4の希釈液は、3ケ月の放置で腐敗は全くみられず、バ
クテリアはすべて死滅し良好な結果が得られた。これに
対し、比較品である湿し水5〜11では1〜2ケ月で腐
敗し、かつバクテリアは死滅していないことが判明し
た。また、印刷試験の結果を表2に示すが、本発明の平
版印刷用湿し水組成物である湿し水1〜4の希釈液を用
いた場合、印刷物の地汚れはなく平網部の網点再現性も
良好であり、印刷適性に優れていることが判明した。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】実施例5 硝酸マグネシウム 60.0g CMC 0.3g フッ化ナトリウム 1.0g を水1リットル中に溶解し、これをクエン酸でpH=
5.2に調整し湿し水12を調製した。
【0037】実施例6 硝酸亜鉛 90.0g アラビアゴム 0.3g フッ化カリウム 1.5g を水1リットル中に溶解し、これをリン酸でpH=5.
5に調整し湿し水13を調製した。
【0038】実施例7 硝酸マグネシウム 10.0g ポリオキシエチレン系界面活性剤 1.0g シリコン系消泡剤 1 cc フッ化ナトリウム 2.0g を水1リットル中に溶解し、これをクエン酸でpH=
5.2に調整し湿し水14を調製した。
【0039】試験例2 実施例5〜7で調製した酸湿し水組成物である湿し水1
2〜14を水道水で100倍に希釈し、アルカリ湿し水
組成物について行なったと同様の腐敗性試験、印刷試験
を行なった。尚、印刷時の酸湿し水としては、pH=
5.5〜6.5となるように酸湿し水組成物を水道水で
希釈して行なった。その結果、アルカリ湿し水組成物を
用いた場合と同様の良好な結果が得られた。
【0040】
【発明の効果】本発明の方法は、非常に低濃度のフッ素
イオン濃度を含有させることにより、湿し水装置、循環
系配管及び貯蔵タンク内等での黴、藻類及びバクテリア
の発生等の防止効果に優れ、更にそれを用いて得られる
印刷物も地汚れ、平網部の網点再現性、インキ着肉性な
どに影響を与えない優れた印字特性を有し、かつ人体に
対して害ないという効果を奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41N 3/08 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親水性の非画線部に均一で薄い水の膜を
    平版印刷版上に形成させるための湿し水に、フッ素イオ
    ン濃度が2.38×10 -4 〜3.57×10 -4 mol/
    リットルとなるように、解離性フッ素化合物を含有させ
    ることを特徴とする湿し水の防黴、防藻及びバクテリア
    の発生防止方法
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