JP2007152649A - 返信用封筒付き用紙 - Google Patents

Abstract

【課題】申込用紙部と封筒部を切り取る手間をかけずに折り畳むだけで封書に納めることが出来、多数の返信を期待することが出来る返信用封筒付き用紙を提供すること。
【解決手段】申込用紙部と封筒部と情報記載部とが一枚の用紙に設けられていること，当該申込用紙部と当該封筒部とが切り離し不要に形成されていること，申込用紙部及び封筒部と、情報記載部とが切り離し可能に設けられていること，当該封筒部の、当該申込用紙部とは反対側の側端部に、接着剤塗布部が設けられていること，当該封筒部の隣に位置する当該申込用紙部の裏面の、当該封筒部の接着剤塗布部が設けられている側端部とは反対側の側端部に、接着剤塗布部が設けられていること，当該申込用紙部は当該封筒部に重なるように横に折り、かつ縦に折るように形成されていること，当該封筒部には当該申込用紙部が切り取ったりせず入るように上部に封緘片が設けられていること。
【選択図】図１

Description

本発明は、返信用封筒付き用紙、特に直接店頭等に置いて、来客に渡す、又は来客が持って行く返信用封筒付き置きパンフレットに関する。

従来の返信用封筒付き置きパンフレット（本発明において、置きパンフレットとは前記のように店頭等に配置して直接来客に渡す、又は来客が持って行くパンフレットのことをいう。広くは該当で領布するパンフレット等も含む。）には、申込用紙部と封筒部が一枚の用紙に配置されているものがある。

この形式のパンフレットの一例として、申込用紙部と封筒部をハサミで切り、かつ申込用紙部が封筒に入るように申込用紙部の内側の上、下をハサミで切り、折り畳んで、封筒部の両端部を糊づけして、封筒を形成する形式のものがあるが、この形式のものでは申込用紙部の内側の上、下を切らないで封筒に入れたりする場合が多いが、これでは、封筒部の両端部が完全に閉じず、上が開いてしまい封書にならないし、中がみえてしまい個人情報の保護にもならない、という問題点があった。

そこで、ハサミで切らないで済むように本発明の申込用紙部、封筒部に該当する部分の内側の上、下部分に切り取り用のミシン目を入れている返信用封筒付き封書がある。（例えば、特許文献１参照。）。又、本発明の申込用紙部、封筒部に該当する部分の内側の上の部分に切り取り用のミシン目を入れている封筒付きフォームがある（例えば、特許文献２参照。）。

しかし、前記の文献に示された技術では切り取らなければならない手間がかかり、不便であり、それにより返信があまり期待できないという問題点があった。

特開２００２−１０３８５９号公報（［０００６］、図１） 特開平９−１９６２号公報（［００１１］、図１）

そこで、本発明の目的は、申込用紙部と封筒部の内側の上、又は内側の上、下を切り取る手間をかけずに折り畳むだけで封書に納めることが出来、多数の返信を期待することが出来る返信用封筒付き用紙を提供することである。

前記目的を達成するため、本発明の返信用封筒付き用紙の用紙は、
返信用封筒付き用紙であって、
申込用紙部と封筒部と情報記載部とが一枚の用紙に設けられていること，
当該申込用紙部と当該封筒部とが切り離し不要に形成されていること，
当該切り離し不要に形成されている申込用紙部及び封筒部と、当該情報記載部とが切り離し可能に設けられていること，
当該封筒部の、当該申込用紙部とは反対側の側端部に、接着剤塗布部が設けられていること，
当該封筒部の隣に位置する当該申込用紙部の裏面の、当該封筒部の接着剤塗布部が設けられている側端部とは反対側の側端部に、接着剤塗布部が設けられていること，
当該申込用紙部は当該封筒部に重なるように横に折り、かつ縦に折るように形成されていること，
当該封筒部には当該申込用紙部が切り取ったりせずに入るように上部に封緘片が設けられていること，
からなる。

又、前記申込用紙部が前記封筒部の側端部及び前記申込用紙部の裏面の側端部の接着剤塗布部に重ならないように横に折って前記封筒部に重なるようにすることが好適である。

又、前記申込用紙部と前記封筒部が一枚の用紙の上部に配置され、前記情報記載部が前記一枚の用紙の下部に配置され、当該上部と当該下部の間には切り取り用のミシン目が設けられていることが好適である。

さらに、前記返信用封筒付き用紙が置きパンフレットであることが好適である。

本発明は申込用紙部と封筒部と情報記載部が一枚の用紙で出来ており、情報記載部のみをミシン目で切り取るだけで、申込用紙部を封筒部に折り畳んで糊付けして封書にすることが出来るので、手間がかからず封書にすることが出来、そのため多数の返信を期待することが出来るものである。

本発明の実施の形態の一例を図面にしたがって説明する。

図１は返信用封筒付き用紙の開いた状態を示す図である。
返信用封筒付き用紙が、置きパンフレットの場合は図示していないがパンフレット状に折り畳んで封筒状になっているものであり、それを開いて展開したのが図１である。

図中一点鎖線は折り目を表すものであり、この線に沿って折り畳んでいくものである。申込用紙部１，１’，２，２’は申込に必要な記載、例えば入会申込書、預金口座振替依頼書等が記載され、他の申込用紙部３，３’は封筒部３，３’にもなっており、表側には申込に必要な記載、例えば本人確認書類貼付欄等が記載されていて、裏面には図６，７に示すように送付先の住所、名称、担当の係等が記載されている。申込用紙部、又は封筒部３，３’の上部には封緘片９が設けられ、左側端部７には接着剤塗布部が設けられている。封緘片９はパンフレット状に折り畳んである場合、例えば、左、右側端部、中央部等を簡単に糊付けしても良いし、しなくても良い。

申込用紙部１，１’，２，２’，３，３’の下部には情報記載部４，４’，５，５’，６，６’が設けられ、申込用紙部１，１’、２，２’、３，３’と情報記載部４，４’，５，５’，６，６’との間には情報記載部４，４’，５，５’，６，６’を切り離すためのミシン目１０が設けられている。
情報記載部４，４’，５，５’，６，６’には申込に必要な説明、例えばカードの利用についての説明、カードの種類の説明、カードの支払いの説明等が記載されている。

図２は情報記載部４，４’，５，５’，６，６’をミシン目で切り離す状態を示す図であり、図３は情報記載部４，４’，５，５’，６，６’を完全に切り離した状態を示している。

図４は申込用紙部１，１’，２，２’，３，３’を折り畳もうとする状態を示した図である。申込用紙部２，２’の裏面の左側端部８には接着剤塗布部が設けられている。申込用紙部１，１’は接着剤塗布である左側端部７，８に重ならないように申込用紙部２，２’より小さく、申込用紙部２，２’は左側端部７に重ならないように申込用紙部と重複する封筒部３，３’よりも小さくなっている。

図面ではジグザグに折り畳む状態を示しているが中に巻くようにして折り畳んでも良い。
又、申込用紙部１，１’，２，２’，３，３’は３部形式になっているが申込用紙部１，１’の大きさと同じ大きさで４部以上とすることが出来る。申込用紙部１，１’，２，２’，３，３’を４部以上とした場合、下部に配置されている情報記載部も４部以上とする。

図５は申込用紙部１，１’，２，２’，３，３’を完全に折り畳んだ状態を示す図であり、図６は申込用紙部の下部１’，２’，３’を申込用紙部の上部１，２，３に折り畳もうとする状態を示す図であり、図７は申込用紙部の下部１’，２’，３’を申込用紙部の上部１，２，３に完全に折り重ね糊付けして封書を形成した図である。図６に示すように申込用紙部の下部１’，２’，３’を申込用紙部の上部１，２，３に折り畳み、折り畳んだ後、左側端部７，８及び封緘片９を糊付けして接着し、封書とするものである。なお、左側端部７，８及び封緘片９にはあらかじめ水糊を塗布しておいて、水で濡らして接着し、封書としても良い。

本発明の返信用封筒付き用紙の余白部分は、広告等を記載することが出来るものである。

返信用封筒付き用紙の開いた状態を示す図である。 情報記載部をミシン目で切り離す状態を示す図である。 情報記載部を完全に切り離した状態を示す図である。 申込用紙部を折り畳もうとする状態を示す図である。 申込用紙部を完全に折り畳んだ状態を示す図である。 申込用紙部の下部を申込用紙部の上部に折り畳もうとする状態を示す図である。 申込用紙部の下部を申込用紙部の上部に完全に折り重ね糊付けして封書を形成した図である。

符号の説明

１，１’，２，２’，３，３’ 申込用紙部
４，４’，５，５’，６，６’ 情報記載部
７，８ 左側端部
９ 封緘片
１０ ミシン目

Claims (4)

1. 返信用封筒付き用紙であって、
   申込用紙部と封筒部と情報記載部とが一枚の用紙に設けられていること，
   当該申込用紙部と当該封筒部とが切り離し不要に形成されていること，
   当該切り離し不要に形成されている申込用紙部及び封筒部と、当該情報記載部とが切り離し可能に設けられていること，
   当該封筒部の、当該申込用紙部とは反対側の側端部に、接着剤塗布部が設けられていること，
   当該封筒部の隣に位置する当該申込用紙部の裏面の、当該封筒部の接着剤塗布部が設けられている側端部とは反対側の側端部に、接着剤塗布部が設けられていること，
   当該申込用紙部は当該封筒部に重なるように横に折り、かつ縦に折るように形成されていること，
   当該封筒部には当該申込用紙部が切り取ったりせずに入るように上部に封緘片が設けられていること，
   からなることを特徴とする返信用封筒付き用紙。
2. 前記申込用紙部が前記封筒部の側端部及び前記申込用紙部の裏面の側端部の接着剤塗布部に重ならないように横に折って前記封筒部に重なるようにすることを特徴とする請求項１記載の返信用封筒付き用紙。
3. 前記申込用紙部と前記封筒部が一枚の用紙の上部に配置され、前記情報記載部が前記一枚の用紙の下部に配置され、当該上部と当該下部の間には切り取り用のミシン目が設けられていることを特徴とする請求項１記載の返信用封筒付き用紙。
4. 前記返信用封筒付き用紙が置きパンフレットであることを特徴とする請求項１〜３のいずれかに記載の返信用封筒付き用紙。
   

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