JP2006051627A - 冊子 - Google Patents

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一郎 中島
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Abstract

【課題】封筒などを用いることなくそのまま配布したり、宅配したりすることができ、しかも手渡し時や搬送途中でページが開くような不具合がなく、汚れや破損を防止することができる冊子を提供する。
【解決手段】製本された冊子の表紙2a及び裏表紙2bのいずれか一方の自由端側に、ミシン目Cを介して連続する封着片3を設け、該封着片3を上記表紙2a及び裏表紙2bの他方に剥離可能に貼着する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば商品のカタログや宣伝用のパンフレットなどとして好適に用いられる冊子に係わり、特に店頭や路上、種々のイベント会場などで配布したり、ダイレクトメールとして取引先の企業や一般家庭などに宅配したりするのに適した冊子に関するものである。
上記のようなカタログやパンフレットとしては、その目的や配布対象に応じて種々のものが考えられるが、その情報量やアピール力、保管性などの観点から、一般には複数の紙片を綴じて製本した冊子状のものとすることが望ましい。
このような冊子状のカタログやパンフレットを来客や歩行者に配布する場合や、特にダイレクトメールとして郵送や宅配する場合には、手渡し時や搬送時にカタログやパンフレットのページが開いてしまわないように、これらを封筒のような袋状のものに入れる必要があるが、このような作業には手間と費用がかかると共に、上記封筒などは早晩捨てられることになるため資源の無駄となる。
このような観点から、例えば特許文献1には、二つ折りされた表紙用紙の中央部にこれよりもやや小さい小冊子の本体を挟んで取付け、上記表紙用紙の周縁部を剥離可能に貼着することによって、封筒を使用することなく安価に郵送することができる郵送用小冊子が記載されている。
特開平9−39450号公報
しかしながら、上記特許文献に記載の小冊子は、印刷から、糊付け、圧着に到るほとんど全ての工程を自動ラインで処理することができ、発送作業を簡略化することができるものの、郵送を前提とするものであるからして、その大きさや厚さに自ずと制限があって、より大型のカタログやパンフレットであっても、封筒などを用いることなく、しかも手渡し時や搬送途中でページが開くような不具合を生じることなく、そのまま配布することができる冊子が求められており、このような要望に答えることが課題となっていた。
本発明は、カタログやパンフレットなどとして配布される冊子における上記のような課題に着目してなされたものであって、その目的とするところは、上記したように、封筒などを用いることなくそのまま配布したり、宅配したりすることができ、しかも手渡し時や搬送途中でページが開くようなことのない冊子を提供することにある。
本発明の冊子は、製本された冊子の表紙及び裏表紙のいずれか一方の自由端側に、ミシン目を介して連続する封着片が設けてあり、該封着片が上記表紙及び裏表紙の他方に剥離可能に貼着されていることを特徴としている。
本発明の冊子の好適形態としては、上記封着片に配布先の宛名が記載されていることを特徴としている。
また、本発明の他の好適形態としては、上記表紙及び裏表紙の他方の内面に、当該冊子の綴じ目側に開口するポケット状の収納部が形成されていることを特徴とし、該収納部は、例えば上記表紙及び裏表紙の他方の自由端側に連続する紙片を内側に折り返すことによって形成されていることをを特徴としている。
そして、本発明の冊子のさらに他の好適形態としては、当該冊子がカタログであることを特徴としている。
本発明によれば、製本された冊子の表紙及び裏表紙のいずれか一方の自由端側(小口側)、例えば表紙の自由端側に、ミシン目を介して連続する封着片を設け、この封着片を上記表紙及び裏表紙の他方、例えば裏表紙に剥離可能に貼着されているので、当該冊子の搬送途中や配布時にページが開くのを防止することができ、封筒などを用いることなく、そのまま手渡ししたり、宅配したりすることができ、包装の手間や資源、コストの無駄を無くすことができる。
一方、このような冊子を受け取った側では、貼着された封紙片を裏表紙から剥離させた後、あるいは剥離させながらながらミシン目によって表紙から切離すことができ、これによって、閲覧や保管に便利な通常の形態の冊子となる。
以下、本発明の冊子の実施形態などについて、さらに詳細に説明する。
本発明の冊子は、上記したように、表紙及び裏表紙の一方に設けた封着片を介して表紙と裏表紙を小口側で剥離可能に連結し、もって当該冊子を閉じた状態に保持することによって、封筒などを用いることなく配布を可能にしたものであって、とりわけ取引先などの配布するカタログに好適に用いられるものであるが、当該冊子を宅配する場合には、配布先の住所、氏名などの宛名書きを封着片上に記載することが望ましく、これによって宛名表示を冊子から封着片と共に除去することができ、受け取った冊子を宛名記載のない状態で保管することができる。なお、ここで言う宛名の記載とは、手書きによるもののみならず、タイプやプリンタによるもの、宛名ラベルの貼り付けによるものなどをも含むことは言うまでもない。
また、表紙及び裏表紙の他方、すなわち上記封着片を設けなかった側の内面に、当該冊子の綴じ目側に開口するポケット状の収納部を形成することもでき、この収納部には、当該冊子の内容に応じて、例えばアンケートや注文用紙のフォームを印刷したはがきなどを入れておくことができる。
そして、上記収納部は、表紙や裏表紙を形成する紙片とは別の紙片を接着することによって設けることもできるが、工程をより簡略化するためには、表紙及び裏表紙の他方の自由端側に折り線を介して連続する紙片を一体的に設け、この紙片を折り線から内側に折り返した状態で、天地側両辺の周縁部を接着することによって形成することが望ましい。
なお、この収納部は、開口部と綴じ目との距離を収納物の寸法に対して十分に小さなものとすれば、当該冊子の天地両側が開いていても、収納部から収納物が脱落するようなことはない。
本発明の冊子の製本形態としては、特に限定されず、例えばステープラーを用いた中綴じや、このような針金を用いない無線綴じ、網代綴じ、糸かがりなどを適用することができる。
上記封着片を表紙及び裏表紙の他方に剥離可能に貼着するには、市販の液状低強度接着剤(例えば、再剥離のり(MF−9412改))を用い、これをスプレー塗布した後、封着片を折り重ねて圧着することによって貼着することができる。
また、例えばポリオレフィン系共重合樹脂及び酢酸ビニル系樹脂を適量の添加剤と共に水に混合した低強度接着剤を封着部分に塗布した後、乾燥させ、封着片を折り重ねた状態で熱圧着するようになすことも可能である。
以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説明する。なお、本発明は、これらの実施例のみに限定されることはない。
(実施例1)
A3サイズの用紙を4枚中綴じして、表紙裏をも含めて都合14ページから成るA4(210mm×297mm)版のカタログ冊子を製造するに際して、図1(a)に示すように、表紙用紙として若干大きなものを使用することによって、表紙2aの自由端側(綴じ目の反対側であって、表紙の開く側)に、約20mm幅の封着片3を当該表紙2aと一体的に設けると共に、表紙2aとの境界に、切り取り線となるミシン目Cを形成した。
次に、図1(b)に示すように、封着片3を備えた表紙用紙片2aの上に、残りのページと共に裏表紙2bを重ねた状態で、上記封着片3に液状の低強度接着剤A1をスプレー塗布したのち、この封着片3をミシン目Cから折り曲げ、裏表紙2bの上に重ねて圧着した。
これによって該封着片3が裏表紙2bに剥離可能に貼着され、図1(c)に示すような冊子(カタログ)1を得た。
このようにして得られた上記冊子1においては、封着片3によって表紙2aと裏表紙2bとが小口側において連結されているので、閉じた状態に常時保持することができ、配布や搬送途中でページが開くことによって、汚れたり、破損したりすることがないので、封筒などに入れることなく、そのまま手渡したり、宅配することができ、準備の手間やコスト、資源の無駄を省くことができる。
一方、受け取った側では、封着片3を剥がし、ミシン目Cに沿って切り離すことによって通常の形態の冊子となることから、当該冊子の内容を見ることができ、保管しておくことができる。このとき、発生する紙くずも、幅20mm程度の最小限のものとすることができる。
(実施例2)
同様のカタログ冊子を製造するに際して、図2(a)に示すように、上記封着片3の大きさを約50mm幅のやや大きなものとし、同様の低強度接着剤A1を用いて、図2(b)に示すように、当該封着片3を裏表紙2bに剥離可能に貼着した。
次に、裏表紙2b上の上記封着片3の上に、当該冊子の配布先を印字した宛名ラベル4を貼ることによって、本例の冊子1を得た。
このようにして得られた冊子1は、表紙2aと裏表紙2bとが小口側において同様に連結されているので、封筒などに入れることなく、そのまま宅配することができ、配布コストや資源の無駄を省くことができる。
一方、受け取った側では、封着片3を剥がし、ミシン目Cに沿って切り離すことによって宛名ラベル4を封着片3と共に冊子1から取り除くことができ、封筒などを用いていないにも拘わらず、当該冊子1に宛名記載を残すことなく保管しておくことができる。
(実施例3)
上記実施例2と同様のカタログ冊子を製造するに際して、図3(a)に示すように、表紙2aの自由端側に、ミシン目Cを介して約50mm幅の封着片3を一体的に設けると共に、裏表紙2bの側には、折り線Fを介して約120mm幅の折り返し片5aを一体的に設けた。
次に、図3(b)に示すように、これを折り線Fから内側に折り曲げて裏表紙2bの上に重ね、裏表紙2bの上下端縁部に接着剤A2を塗布して、当該折り返し片5aの上下端部のみを裏表紙2bに剥離不能に接着し、裏表紙2bの内側にポケット状の収納部5を形成した。
そして、この収納部5に、例えば注文書のフォームを印刷したはがき6を入れた状態で、図4(c)に示すように、表紙2a及び他のページの上に裏表紙2bを重ね、同様に封着片3を裏表紙2bに剥離可能に貼着したのち、図4(d)に示すように、図2に示した上記実施例2と同様に、当該封着片3の上に宛名ラベル4を貼ることによって、本例の冊子1を得た。
このようにして得られた本例の冊子1においては、上記各実施例と同様の効果に加えて、裏表紙2bに設けた収納部5に、当該冊子1の内容に応じた種々のものを収納した状態で配布することができ、例えば上記のように注文書のフォームを印刷したはがきを入れておくことによって、顧客の反応を直接把握することができる。
なお、上記の場合、収納部5の深さ寸法(折り返し片5aの幅寸法)が約120mmであって、はがき6(100×148mm)を十分に収納できると共に、開口部から綴じ目までの寸法が約90mmとなることから、配送途中においてはがき6が当該収納部5から脱落するようなこともない。
上記した各実施例においては、本発明の冊子をカタログに適用した例を示したが、本発明の冊子は、このようなカタログのみに限定される訳ではなく、この他には、例えば各種商品の宣伝用や会員制クラブなどへの勧誘用ダイレクトメール、同窓会や各種クラブへの会員名簿付きの開催案内状、展示会や頒布会など各種イベントへの展示品リスト付きの案内状などに広く適用することができる。
また、表紙や裏表紙に収納部を設けた場合の収納物としては、厚みのない比較的平面状のものであれば特に限定されず、上記のような冊子の種類に応じて、上記した注文書の他に、アンケート用紙や、入会申込書、会合への出欠確認票、イベント会場への入場券や地図、割引券、景品などの引き換え券、抽選券、駐車券などのカード状のもののみならず、デモソフトやサンプルプログラムを収納したCDROMのようなものであっても収納することができる。
(a)〜(c)は本発明の第1の実施例に係わる冊子の製造手順を説明する工程図である。 (a)〜(c)は本発明の第2の実施例に係わる冊子の製造手順を説明する工程図である。 (a)及び(b)は本発明の第3の実施例に係わる冊子の製造手順を説明する工程図である。 (c)及び(d)は図3に示した第3の実施例に係わる冊子の製造手順の後工程を説明する工程図である。
符号の説明
1 冊子(カタログ)
2a 表紙
2b 裏表紙
3 封着片
5 収納部
C ミシン目

Claims (5)

  1. 製本された冊子の表紙及び裏表紙のいずれか一方の自由端側に、ミシン目を介して連続する封着片が設けてあり、該封着片が上記表紙及び裏表紙の他方に剥離可能に貼着されていることを特徴とする冊子。
  2. 上記封着片に配布先の宛名が記載されていることを特徴とする請求項1に記載の冊子。
  3. 上記表紙及び裏表紙の他方の内面に、当該冊子の綴じ目側に開口するポケット状の収納部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の冊子。
  4. 上記表紙及び裏表紙の他方の自由端側に連続する紙片を内側に折り返すことによって上記収納部が形成されていることをを特徴とする請求項3に記載の冊子。
  5. カタログであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つの項に記載の冊子。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008012779A (ja) * 2006-07-05 2008-01-24 Daiichi Insatsu:Kk 綴込み冊子、その組立てキット、並びにその製造方法
JP2008087361A (ja) * 2006-10-03 2008-04-17 Gulliver:Kk 折り畳み印刷物
JP2009056747A (ja) * 2007-09-03 2009-03-19 Gulliver Corp 冊子

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