JP2007152261A - ペースト塗布装置、ペースト塗布方法及びこれを用いた表示パネルの製造装置 - Google Patents

ペースト塗布装置、ペースト塗布方法及びこれを用いた表示パネルの製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 基板の表面に対するノズルの追従性を上げ、塗布精度を向上させることのできるペースト塗布装置、ペースト塗布方法及びこれらを用いた表示パネルの製造装置を提供すること。
【解決手段】 ノズル26からペーストを吐出させて基板8の表面にパターン33を塗布描画するペースト塗布装置2において、基板8を載置保持するステージ15の載置面15Aの高さを予め測定し、載置面15Aの高さ情報に基づいてノズル26をステージ15の表面に倣って相対移動させつつ、載置面15Aに載置された基板8の表面までの距離の測定値に基づいてノズル26の先端と基板8の表面との間隔を調整する制御装置36を備えたもの。
【選択図】 図5

Description

本発明は、ノズルから吐出させたペーストで基板の表面にパターンを形成するペースト塗布装置、ペースト塗布方法及びこれを用いた表示パネルの製造装置に関する。
特許文献1には、ノズルからペーストを吐出させてガラス等からなる透明な基板上にパターンを塗布描画する方法として、下記の2つの塗布描画方法が開示されている。
(1)ノズルと一体的に設けた距離センサを用いて、予め基板表面全体の高さ情報を測定して記憶しておき、基板表面にペーストを塗布するときには記憶された高さ情報によりノズルの先端と基板表面との間隔(以下、単に「ギャップ」と言うことがある)を一定に保つようにノズルの上下動を制御(通称、ギャップ制御と言われる)する(2頁上段左欄17行〜下段右欄1行)。
(2)基板表面にペーストを塗布しながら距離センサで基板表面の高さを測定し、ノズルの先端と基板表面との間隔を一定に維持するようにノズルの上下動を制御する(4頁上段左欄9行〜16行)。
特開平2-34985号公報
しかしながら、(1)の場合には、基板毎に基板表面全体の高さ情報を測定しなければならず、そのための時間を要するので生産性の面で問題がある。
(2)の場合には、第1に、以下に説明する如く、基板の表面に対するノズルの追従性の面で問題がある。
基板を上面に載置して保持するステージは完全な平坦ではなく、ミクロ的には微小なうねりや歪を有している。基板も同様である。そこで、吐出装置はノズルの先端と基板の間隔を測定するための距離センサを備え、距離センサにて測定された測定値を一定の時間間隔で取り込み、この測定値と予め設定されたギャップ値とからノズルの移動量(調整量)を演算し、ギャップが予め設定された値となるようにノズルを上下動させてギャップを調整している。このように、基板の表面に対してノズルを追従させることにより、一定のギャップを維持させて一定の吐出量のペーストをノズルから吐出させるようにし、塗布精度の悪化を防止している。
しかしながら、距離センサによるノズルの先端と基板表面とのギャップの測定は、ある一定の時間間隔(最低限、距離センサの測定値と予め設定されたギャップ値とからノズルの移動量(調整量)を演算する時間)を必要とすること、及び、サーボモータの動作時間を必要とすることから、ノズルの先端と基板とのギャップを測定してからギャップを調整するまでには、一定の時間間隔(周期)を必要とする。その結果、うねりや歪を有する基板表面に対するノズルの追従の遅れが発生して、一定のギャップを維持することができなくなりノズルからの吐出抵抗が変わる。そのため、ノズルからの吐出量が一定でなくなって、均一な厚み及び幅を有するパターンを塗布することができず、塗布精度の悪化を招く。
図6はノズルの追従の遅れを説明するための図で、横軸に水平方向(X−Y軸方向、以下同じ)の位置を、縦軸に垂直方向(Z軸方向)の高さを示す。ステージ105の表面は図中右上がりに傾斜しており、基板108は右に行くほどその厚みが厚くなる厚みのばらつきを有している。距離センサは、図6に示す如く、ノズルの先端と基板表面との高さを一定の時間間隔(周期)Tで測定する。図中のGは、予め設定されたノズルの先端と基板表面との設定ギャップで、図中破線で示す右上がりの直線は、基板の表面との間に設定ギャップGを維持してノズルが移動した場合におけるノズル先端の理想の移動軌跡Cを示し、図中右上がりの階段状の実線はノズルの実際の移動軌跡Dを示す。
最初に、制御装置は、2点鎖線で示す如く、基板108が水平なステージ105上に載置されていることを前提にしているので、基板108の上方の待機位置から基板108の厚みtに設定ギャップG′を加えた点Hにノズルの先端を下降させる。その結果、最初の測定時点T1におけるノズルの高さは点Hであり、傾斜したステージ105上における設定ギャップGの高さからはΔh1下方にずれた位置にある。そこで、制御装置は距離センサの測定値に基づいてサーボモータを駆動して、設定ギャップGの高さまでノズルを上動させる。ノズルの高さはΔd1の時間遅れで設定ギャップGと同じ高さの点H1に調整される。
次いで、制御装置は、2点鎖線で示す如く、基板108が水平なステージ105上に載置されていることを前提にしているので、点H1の高さを維持したまま水平方向に次の測定時点T2までノズルを移動させる。
次いで、測定時点T2で2回目のギャップ測定が行なわれる。このときのノズルの高さH1は設定ギャップG(理想の移動軌跡C上の高さ)よりΔh2だけずれた低い位置にあるので、制御装置はノズルをΔh2だけ上動させる。ノズルの高さはΔd2の時間遅れで設定ギャップGの高さと同じ高さの点H2に調整される。
次いで、制御装置は、点H1の場合と同様に、点H2からそのまま水平方向に次の測定時点T3までノズルを移動させる。
次いで、測定時点T3で3回目のギャップ測定が行なわれ、制御装置は、このときのノズルの高さH2と設定ギャップGとのずれΔh3を調整する。以下同様にして実線で示す右上がりの階段状の移動軌跡Dを描いて移動する。
以上の如く、制御装置は、一定の周期Tでノズルの先端と基板表面とのギャップを測定して、各測定時点T1,T2,・・・Tnにおけるステージに起因する変位量と基板に起因する変位量だけノズルの高さを調整している。しかしながら、ノズル先端の理想の移動軌跡C(図中右上がりのテーパ状の破線)とノズルの実際の移動軌跡D(図中右上がりの階段状の実線)との間には追従遅れによるずれ(図中縦のハッチングで示す部分)を生ずる。
この図の例では、ノズルの実際の移動軌跡Dは理想の移動軌跡Cよりも低い位置にあるので、ノズルのギャップは設定ギャップGより小さくなって、ノズルの先端と基板108の表面との間の吐出抵抗が大きくなるため、シール剤の吐出量は設定ギャップを維持した場合における吐出量よりも少なくなる。また、水平方向の各移動位置におけるギャップも一様でないためにペーストの吐出量がばらついて、塗布精度の悪化を招く。
第2の問題はシール剤の塗布作業の生産性が低いという面である。
近年基板サイズが大型化するにつれ、ステージのサイズもますます大きくなっている。しかしながら、ステージのサイズが大きくなるに従って加工精度が落ちるので、ステージの平坦度が悪くなる。
また、シール剤の塗布作業のタクトタイムの短縮を図るために、塗布速度も増加の傾向にあるが、シール剤の塗布動作を高速化するためにステージを高速で移動させると、一定時間内のステージの移動量が大きくなるので、ノズルの先端と基板表面とのギャップの測定周期Tを短くする必要があるが、測定周期Tを短くするには限界がある。
また、ステージを高速で移動させると、描画パターンのコーナー部手前での減速時等にステージ自体の振動(揺れ)が大きくなり、更に基板の表面に対するノズルの追従性が悪化する。その結果、ステージの移動速度をあまり上げることができず、シール剤の塗布作業は低い生産性となっていた。
本発明の第1の課題は、基板の表面に対するノズルの追従性を上げ、塗布精度を向上させることであり、第2の課題はペースト塗布作業の生産性を向上させることであり、少なくともこれらの1つを達成することのできるペースト塗布装置、ペースト塗布方法及びこれらを用いた表示パネルの製造装置を提供することにある。
請求項1の発明は、ノズルからペーストを吐出させて基板の表面にパターンを塗布描画するペースト塗布装置において、前記基板を載置する載置面を有するステージと、前記載置面に載置された基板の表面までの距離を測定する第1の検出器と、該ステージの載置面の高さを測定する第2の検出器と、該第2の検出器による測定値から前記載置面の高さ情報を収集し、該高さ情報に基づいて前記ノズルが前記載置面に倣うように前記ノズルと前記ステージとを相対移動させつつ、前記第1の検出器による測定値に基づいて前記ノズルの先端と基板表面との間隔を調整する制御装置と、を備えたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記基板の表面に塗布描画するパターンのパターン情報を記憶する記憶部を備え、前記制御装置は、該パターンに対応する前記ステージの載置面の高さを測定するように、該パターン情報に従って前記第2の検出器とステージとを相対的に移動させるようにしたものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において更に、前記第2の検出器を前記第1の検出器が兼ねるようにしたものである。
請求項4の発明は、基板の表面までの距離の測定値に基づいてノズルの先端と該基板の表面との間隔を調整しつつ該ノズルからペーストを吐出させてステージの載置面上に保持された基板の表面にパターンを塗布描画するペースト塗布方法において、前記ステージの載置面の高さ情報を収集し、該高さ情報に基づいて前記ノズルが該載置面に倣うように該ノズルと該ステージとを相対移動させつつ、上記基板の表面までの距離を測定してノズルの先端と基板表面との間隔を調整するようにしたものである。
請求項5の発明は、請求項4の発明において更に、前記基板の表面に塗布描画するパターンに対応する載置面上において、前記ステージの載置面の高さ情報を収集するようにしたものである。
請求項6の発明は、2枚の基板のうち少なくとも一方の基板に、基板に形成された表示領域を囲むようにペーストを塗布し、該ペーストを介して一方の基板と他方の基板を貼り合わせる表示パネルの製造装置において、請求項1〜3のいずれかに記載のペースト塗布装置を備えたものである。
本発明によれば、ステージの載置面の高さを測定して載置面の高さ情報を収集し、ステージの載置面の高さ情報に基づいてノズルをステージの載置面に倣って相対移動させつつ、基板の表面までの距離を測定してノズルの先端と基板表面との間隔を調整するので、ステージの載置面の変位量を調整する必要がなくなり、(a)基板の表面に対するノズルの追従性を上げ、塗布精度を向上させることができる。また、(b)ノズル26の追従遅れが小さくなるので、塗布速度を上げることができ、ペースト塗布作業の生産性を向上させることができる。
図1はペースト塗布装置を示す斜視図、図2は図1におけるステージの載置面を説明するためのステージ単体の斜視図、図3はステージの載置面の高さの測定を説明するための模式図、図4はステージの移動速度とステージの載置面の高さの変位との関係を説明するための模式図、図5は本実施例におけるノズルの移動軌跡を説明するための模式図、図6は背景技術におけるノズルの移動軌跡を説明するための模式図、図7は液晶表示パネルの製造工程を示すブロック図である。
以下、図面を参照しながらこの発明の実施例を説明する。
液晶表示パネルの製造装置1は、図7に示す如く、以下の装置からなり、液晶表示パネル6は、概略、以下の工程を経て製造される。
工程(1)でペースト塗布装置2にて、貼り合わされる2つの矩形の透明なガラス基板7、8のうち、下基板8の周辺部にペーストとしてのシール剤Sを所定の厚み(例えば、30μm)で枠状に塗布した後、工程(2)で液晶滴下装置3にて、下基板8のシール剤Sの内側の表示領域に液晶Lを滴下する。尚、シール剤Sを上基板7に塗布して、対向する下基板8の表示領域に液晶を滴下しても良い。次に、工程(3)で基板貼り合わせ装置4にて、下基板8の上に上基板7を不図示の真空チャンバ中で重ね合わせ、上基板7と下基板8の位置合わせをし、上下の基板7、8を上下方向に押圧して、上基板7と下基板8とを貼り合わせる。工程(4)で紫外線照射装置5にて、シール剤Sに紫外線を照射して硬化させ、2つの基板8とシール剤Sの内側に液晶を封入した液晶表示パネル6を製造する。
図1に示すペースト塗布装置2は、上記の工程(1)の上基板7又は下基板8の周辺部にペーストとしてのシール剤Sを枠状に塗布するために使用するものである。
最初に、図1中、X軸とY軸は互いに直交しそれぞれ水平方向に延び、Z軸はX軸とY軸に対して垂直方向に延びる。図1はペースト塗布装置2の概略的構成を示す斜視図であって、ペースト塗布装置2は直方体状のベース11を備える。ベース11の上面に、図1に示すように、Yテーブル12がY軸方向(図1中、ペースト塗布装置2の前後方向)に沿って移動可能に設けられ、Yテーブル12は不図示のボールねじとナット及びボールねじを回動するサーボモータ13からなる駆動手段によって駆動される。Yテーブル12の上面にθ回転機構14を介してステージ15が設けられる。ステージ15はθ回転機構14によって、図1に示すように、Z軸(図1中、ペースト塗布装置2の上下方向)回りに水平面内で回転可能となっている。ステージ15は、その上面に、図2に示す如く、液晶表示パネル6に用いられるガラス製の矩形の基板8を載置する載置面15Aを有し、この載置面15A上に不図示の真空吸着等の手段によって基板8が吸着保持される。
ベース11の上面には、Yテーブル12を跨ぐ状態で門型の支持体20が設けられる。この支持体20の水平な梁部の前面にY軸方向に直交するX軸方向(図1中、ペースト塗布装置2の左右方向)に沿ってガイドレール21が固定される。ガイドレール21上に2つのXテーブル22がX軸方向に移動可能に設けられ、2つのXテーブル22は不図示のリニアモータからなる駆動手段によって駆動される。リニアモータはガイドレール21上に設けられたマグネットとXテーブル22に設けられたコイルからなる。
Xテーブル22上にZテーブル23がそれぞれZ軸方向(上下方向)に移動可能に設けられ、Zテーブル23はボールねじとナット及びボールねじを回動するサーボモータ24からなる駆動手段によって駆動される。
各Zテーブル23上に、シール剤Sを吐出するための吐出装置25がそれぞれ設けられる。吐出装置25は、先端部に円筒状のノズル26を着脱自在に取付けたシリンジ27を備え、ノズル26を取付けたシリンジ27はZテーブル23上に固定して設けられた保持具29に着脱自在に取付けられる。シリンジ27内にはシール剤Sが充填され、シリンジ27はそれぞれ管路30を介して不図示の加圧気体源に接続され、シリンジ27と加圧気体源との間にはそれぞれ電磁開閉弁31と、電磁開閉弁31の下流側に電空レギュレータ32が介装される。シリンジ27内に充填されたシール剤Sは加圧気体源からの加圧気体により加圧されて、シリンジ27先端のノズル26から吐出される。
Zテーブル23上には、レーザ変位計28からなる第1の検出器がシリンジ27と一体的に取付けられ、レーザ変位計28は基板8の表面までの距離を測定するとともに、後述する如く、ステージ15の載置面15Aの高さを測定する第2の検出器としての機能も果たす。
上記塗布装置のベース11の一側には制御装置36が設けられる。制御装置36はYテーブル12を駆動するサーボモータ13、Xテーブル22を駆動する不図示のリニアモータ、吐出装置25のZテーブル23を駆動するサーボモータ24をそれぞれ制御する。
また、制御装置36はシリンジ27と加圧気体源との間の管路30に介装された電磁開閉弁31と電空レギュレータ32を制御する。
また、各Zテーブル23上に、それぞれステージ15上に載置された基板8の位置を検出するためのCCDカメラ37からなる撮像装置が設けられる。
制御装置36にはモニタ用のディスプレイ38と入力用のキーボード39が接続される。
次に、上記構成のペースト塗布装置2によって基板8上にシール剤Sを塗布する動作について概略説明する。
まず、ステージ15の載置面15A上に、不図示のロボット等によって基板8が供給載置されると、基板8に付された不図示のアライメントマークがCCDカメラ37によって撮像され、撮像信号が制御装置36に入力される。制御装置36は、撮像された画像から画像認識により予め設定された位置との間の位置ずれを検出し、そのずれが零となるようにXテーブル22、Yテーブル12、θ回転機構14を制御する。
ペースト塗布装置2の制御装置36は、Xテーブル22のリニアモータとYテーブル12のサーボモータ12を駆動してXテーブル22とYテーブル12を原点位置から水平方向に所定距離だけ移動させ、基板8上の塗布開始点の上方の待機位置にノズル26を移動させ、更に、Zテーブル23のサーボモータ24を駆動してZテーブル23を下降させる。制御装置36は、吐出装置25のシリンジ27の先端のノズル26からシール剤Sを吐出させ、後述する如く、ノズル26と基板8とを相対移動させて、基板8上に矩形枠状のパターン33を塗布描画する。このとき2つの吐出装置25は、X軸方向に並んだ2つのパターン33を同時に塗布描画する。
レーザ変位計28は基板8の表面までの距離を測定し、制御装置36は、一定の時間間隔でレーザ変位計28の測定値を取り込み、予め求めておいたノズル26の先端とレーザ変位計28の位置関係とに基づいて、ノズル26の先端と基板8の表面との実際の間隔(ギャップ)を算出し、ギャップが設定された値となるようにサーボモータ24を駆動してZテーブル23を上下動させてノズル26の高さを調整(ギャップ制御)し、ノズル26を基板8の表面に追従させる。そして、ペースト塗布装置2は、均一な幅及び厚さのパターン33を基板8上に塗布描画する。
また、ペースト塗布装置2の制御装置36は、配管30に設けられた電磁開閉弁31の開閉をオンオフ制御してシール剤Sの吐出、停止を制御し、また、電空レギュレータ32を制御して電空レギュレータ32の下流側の気体の圧力を調整してシール剤Sの吐出圧を調整する。
このようにして、ペースト塗布装置2は4つの矩形枠状のパターン33を基板8の表面に塗布描画するが、本実施例では、以下に説明する如く、基板8の表面にパターン33を塗布描画するに先立ち、予めステージ15の載置面15Aの高さを測定して、ステージ15の載置面15Aの高さ情報(データ)を収集する。
ステージ15の載置面15Aの高さの測定は、第2の検出器としてのレーザ変位計28を用いて、図2、図3に示す如く、基板8上に塗布描画するパターン33の形状、サイズ、塗布位置等のパターン情報に対応するステージ15の載置面15Aの高さを一定の周期T′で測定することにより行なう。即ち、制御装置36は、Zテーブル23を制御して、レーザ変位計28を予め設定された高さ位置に位置付ける。そして、この高さ位置を保った状態で、シール剤Sの塗布位置に対応するステージ15の載置面15Aに沿って、レーザ変位計28とステージ15とを図3中に矢印で示す如く水平方向(X−Y軸方向)に相対移動させる。このとき、ステージ15の載置面15Aの高さ(うねり、歪等の変位量)を一定の周期T′で測定し、載置面15Aの高さ情報S,S1,・・・Snを収集する。即ち、制御装置36は、レーザ変位計28による載置面15Aまでの距離の測定値とZテーブル23のサーボモータ24に付随して設けられたエンコーダの出力から得られる高さ位置情報とから載置面15Aの高さを求め、一定の周期T′で測定された載置面15A上の複数箇所の高さを載置面15Aの高さ情報として収集する。尚、ステージ15の載置面15Aが水平な平坦面である場合の載置面15Aの高さを図3中の2点鎖線で示す。
このステージ15の載置面15Aの高さの測定に際しては、基板8上に実際にパターン33を塗布描画するときの塗布プログラムに従って、即ち、実際にパターン33を塗布描画するときの条件と同じ条件で、ステージ15の載置面15Aの高さ情報S,S1,・・・Snを収集する。
ステージ15が移動する場合におけるステージ15の載置面15Aの高さの変位量(動的変位量)はステージ15の移動速度によって異なる。図4はステージ15の載置面15Aの高さをY軸方向に沿う同じ位置においてステージ15の移動速度を変えて測定したときのレーザ変位計28の測定値を示したもので、横軸にY軸方向の位置を示し、縦軸に高さを示す。また、図中実線で示す曲線Aは、ステージ15を或る一定の速度で移動させたときにおけるステージ15の載置面15Aの高さの測定データを示し、破線で示す曲線Bは、曲線Aの2倍の移動速度で移動させたときにおける載置面15Aの高さの測定データを示す。尚、図4では、載置面15Aの高さの変動を、測定開始位置でのレーザ変位計28の測定値を0(ゼロ)とした上下方向の変位で示している。以上の如く、ステージ15が停止した状態のときのステージ15の載置面15Aの静的変位量は同じでも、ステージ15の動的変位量は移動速度によって異なる。
また、ステージ15の移動速度以外にも、ステージ15が移動する場合には、上下方向の振動(揺れ)がステージ15に発生する。例えば、パターン33のコーナー部の手前ではステージ15が減速動作をするので、上下方向の振動(揺れ)が発生する。この振動はステージ15のサイズが大きい(重い)ほど、また、ステージ15の加速/減速が急である程大きくなる。
従って、ステージ15の載置面15Aの高さ(変位量)の測定は、基板8上にシール剤Sを実際に塗布するときの条件と同じ条件でステージ15の載置面15Aの高さ情報を収集することが好ましい。例えば、基板8上にパターン33を塗布描画するときの塗布方向と同じ方向にステージ15とノズル26とを相対移動させて載置面15Aの高さを測定し、或いは、ノズル26と基板8とを相対的に移動させる速度と同じ速度でステージ15とレーザ変位計28(第2の検出器)とを相対的に移動させて載置面15Aの高さを測定し、或いは、基板8の表面までの距離を測定する測定周期Tと同じ周期T′でステージ15の載置面15Aの高さを測定する。また、これらの条件の全て又は一部を同じ条件としても良い。
以上のようにして収集したステージ15の載置面15Aの高さ情報S,S1,・・・Snを、制御装置36は、制御装置36内の不図示の記憶部に記憶させる。
これらのステージ15の載置面15Aの高さの測定は、塗布するパターン33の形状、サイズ、塗布位置等の変更に際して行ない、ステージ15の載置面15Aの高さ情報を収集する。
次に、このようにして測定したステージ15の載置面15A上に基板8を保持して、シール剤Sを基板8上に塗布する塗布動作について、図5を参照しながら詳細に説明する。
ステージ15上に基板8を載置して吸着保持し、基板8の表面上へのシール剤Sの塗布作業を開始する。ペースト塗布装置2の制御装置36は、Xテーブル22、Yテーブル13を原点位置から予め設定された距離だけ水平方向に移動させてノズル26を基板8の上方の塗布開始位置の上方に移動させる。そして、制御装置36は、記憶部に記憶されたステージ15の載置面15Aの高さ情報Sを読み込んで、この載置面15Aの高さ情報Sに基板8の板厚tと設定ギャップGを加えた高さの点Hにノズル26を下降させる。
次いで、制御装置36は、記憶部に記憶されたステージ15の載置面15Aの高さ情報S,S1,・・・Snに基づいてノズル26をステージ15の表面に倣って相対移動させる。即ち、制御装置36は、一定の周期T′で測定されたステージ15の載置面15Aの高さ情報S,S1,・・・Snに基板8の厚みt(図5中右上がりの2点鎖線で、水平な平坦面を有する基板8の輪郭線を示す)と設定ギャップGを加えた高さH,H1,・・・Hnを倣うように、図5中右上がりの一点鎖線で示す移動軌跡E(ステージ15の載置面15Aに平行)に倣って、ノズル26の高さを制御する。つまり、制御装置36は、ステージ15の載置面15Aの変位量を予め折り込んだ高さS,S1,・・・Snに倣ってノズル26を移動させる。
そして、この移動中、制御装置36は第1の検出器としてのレーザ変位計28による測定値を一定の周期Tで取り込み、測定値に基づいてノズル26の先端と基板8の表面とのギャップを調整する。即ち、制御装置36は測定値からノズル26の先端と基板8の表面とのギャップを求め、ギャップが設定ギャップ値Gに対してずれている場合、求めたギャップと設定ギャップ値Gからノズル26の上下方向の移動量(調整量)を演算し、この移動量をZテーブル23を駆動するサーボモータ24にフィードバックしてノズル26の先端と基板8の表面とのギャップを調整する。
基板8の表面にうねりや歪などがあった場合には、制御装置36はノズル26の先端と基板8とのギャップを調整してノズル26の先端を移動させる。図5は、基板8が右に行くほど厚みが厚くなる厚みのばらつきを有する場合を示し、図中右上がりの破線で示す直線は基板8の表面との間に設定ギャップGを維持してノズル26が移動した場合のノズル26先端の理想的な移動軌跡C(基板8に平行)を示す。この場合、ノズル26の先端と基板8の表面とのギャップには、基板8の厚みのばらつきに起因する変位を生じるので、制御装置36は、この変位量ΔKを無くすようにノズル26の高さを調整する。
一般的に、実際のシール剤Sの塗布時における基板8の表面の高さの変位量は、ステージ15に起因するものが数10〜100ミクロン程度に対して、基板8自体に起因するものは数ミクロン程度であり相対的に小さい。従って、実際の塗布時における基板8の表面の高さの変動要因として支配的なステージ15の変位量を予め折り込んだ移動軌跡Eに倣ってノズル26を移動させ、ギャップ制御する方が、ノズル26の高さ方向の移動量(調整量)が少なくて済む。その結果、基板8の表面に対するノズル26の追従性を上げることができる。
以上の如く、制御装置36は、ステージ15の載置面15Aの変位量を予め折り込んだ高さS,S1,・・・Snに倣ってノズル26を移動させる。その結果、レーザ変位計(第1の検出器)28の測定値に基づいて調整するノズル26の高さは、基板8に起因する変位量ΔK分だけで良いことになる。背景技術との比較で言えば、図6におけるギャップの測定周期T毎の設定ギャップGとのずれ量Δh1,Δh2,・・・Δhnが小さくなって、設定ギャップGに対するノズル26の追従遅れΔd1,Δd2,・・・Δdnが小さくなるので、その分ノズル26の追従性を上げることができる。また、ノズル26の追従遅れΔd1,Δd2,・・・Δdnが小さくなった分だけ、ギャップの測定周期Tも短くすることができるので、塗布精度を向上させることができる。
本実施例によれば、以下の作用効果を奏する。
(a)基板8を載置するステージ15の載置面15Aの高さS,S1,・・・Snを予め測定しておき、シール剤Sを塗布するときには、この高さ情報S,S1,・・・Snに基づいてステージ15の載置面15Aに倣うようにノズル26を移動させる。そして、この移動中、ノズル26と一体で移動するレーザ変位計(第1の検出器)28で基板8の表面までの距離を測定し、ノズル6の先端と基板8の表面との間のギャップを設定ギャップ値Gに保つようにノズル26の高さを調整する。即ち、制御装置36は、予めステージ15の変位量を折り込んだ高さ位置S,S1,・・・Snに倣ってノズル26を移動させるので、レーザ変位計(第1の検出器)28の測定値に基づいて調整するノズル26の高さは、基板8に起因する変位量ΔK分だけで良いことになる。その結果、ノズル26と基板8とのギャップを調整するためのノズル26の移動量は小さくて済み、基板8の表面に対するノズル26の追従性を上げることができる。従って、塗布精度を向上させることができる。また、ノズル26の移動量が小さくて済むので、ノズル26の追従遅れが小さくなる。従って、塗布速度を上げることができ、塗布作業の生産性を向上させることができる。
また、このステージ15の載置面15Aの高さの測定は、基板8の品種や塗布パターンの変更に際して一度行なえば良いので、生産性に及ぼす影響は殆んどない。
(b)基板8の表面に塗布描画するパターン33に対応するステージ15の載置面15A上において、ステージ15表面の高さ情報S,S1,・・・Snを測定するので、基板8上にパターン33を塗布する際におけるステージ15の載置面15Aの変位量を正確に収集することができる。その結果、パターン33を塗布描画する基板8の表面に対するノズル26の追従性を上げることができる。
(c)第1の検出器としてのレーザ変位計28がステージ15の載置面15Aの高さを測定する第2の検出器を兼ねるので、装置のコストアップを招くことを防止できる。
(d)シール剤Sをノズル26から吐出して基板8上にパターン33を塗布描画するときの条件と同じ条件でステージ15の載置面15Aの高さ情報を測定する。同じ条件で測定することにより、実際に、基板8上にパターン33を塗布描画するときの動的変位量と同じ又はそれに近い動的変位量に倣ってノズル26を追従させることができる。その結果、シール剤Sの塗布精度を向上させることができ、また、塗布速度を上げて、塗布作業の生産性を向上させることができる。
(e)2枚の基板8のうち少なくとも一方の基板8に、基板8に形成された表示領域を囲むようにシール剤Sを塗布し、このシール剤Sを介して一方の基板7と他方の基板8を貼り合わせる液晶表示パネルの製造装置1は、上記の追従性に優れたペースト塗布装置2を備えるので、シール剤Sの塗布量のばらつきに起因する液晶漏れや表示むら等を防止でき、液晶表示パネル6の品質を向上させることができる。また、液晶表示パネル6の生産性を向上させることができる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、本実施例では、シール剤Sを実際に塗布するときと同じ速度でステージ15を移動させながらステージ15の載置面15Aの高さを測定し、測定した高さ情報S,S1,・・・Sn(ステージ15の動的変位量)に基づいて、ノズル26をステージ15の表面に倣って相対移動させた。しかしながら、ステージ15の移動速度は同じ速度である必要はなく、シール剤Sを塗布するときの移動速度より遅い速度であっても良い。また、ステージ15が静止している状態のステージ15の載置面15Aの高さ情報(ステージ15の静的変位量)に基づいて、ステージ15の載置面15Aに倣ってノズル26を相対移動させても良い。要するに、ステージ15の載置面15Aにおける高さ方向の変位量を予め折り込んだ高さに倣ってノズル26を移動させることにより、ギャップの測定周期Tごとのノズル26の高さの移動量(調整量)を小さくすることができれば良い。
また、基板8上に実際にパターン33を塗布描画するときの塗布方向と同じ方向にステージ15を移動させながら、パターン33に対応するステージ15の載置面15A上の位置において高さ情報を収集したが、載置面15A全域において高さ情報を収集するようにしても良い。そして、実際にパターン33を塗布描画するときは、測定した載置面15A全域の高さ情報のうち、塗布描画するパターン33に対応する位置の高さ情報を読み出し、ノズル26の高さを読み出した高さ情報に基づいて載置面15Aに倣うように制御すれば良い。このようにすれば、基板上に描画するシール剤のパターンが変わった場合でも、読み出す高さ情報を変更するだけで済み、ステージ15の載置面15Aの高さ情報を再度収集する必要がなくなるので、塗布作業の生産性をより向上させることができる。
また、載置面15Aの高さ情報を測定する周期T′は、基板8の表面の高さを測定する周期Tと同じ周期としたが、この周期Tよりも短くても長くても良い。この場合、周期T′を周期Tより短い周期で行なえば、周期Tの間に生じる可能性のあるステージ15に起因する載置面15Aの高さの変位にノズル26の高さを追従させることができるので、シール剤Sの塗布精度をより向上させることができる。
また、ステージ15の載置面15Aの高さ情報を、レーザ変位計28の測定値とZテーブル23の高さ位置情報とから求めた高さを収集したもので説明したが、載置面15A上の所定の位置を基準とした高さ方向の変位を収集して求めるようにしても良い。また、レーザ変位計28の測定値が一定値を保つようにしてレーザ変位計28とステージ15とを載置面15Aに沿う方向に相対移動させ、このときのZテーブル23の高さ位置の変位を収集して求めるようにしても良い。
また、第2の検出器として、第1の検出器としてのレーザ変位計28を兼用したが、第2の検出器を独立して設けても良い。この場合、第2の検出器をレーザ変位計28とは異なる他の検出器、例えば、超音波式の距離検出器やダイヤルゲージ等の接触式の高さ測定器を用いても良く、要するに、載置面15Aの高さ情報を測定できるものであれば良い。
また、第1の検出器をレーザ変位計28として説明したが、他の検出器、例えば、接触式の測定器を用いても良い。
また、液晶表示パネル6の製造装置の例で説明したが、表示パネルの製造装置は液晶以外の物質、例えば、有機又は無機EL物質であっても良い。
図1はペースト塗布装置を示す斜視図である。 図2は図1におけるステージの載置面を説明するためのステージ単体の斜視図である。 図3はステージの載置面の高さの測定を説明するための模式図である。 図4はステージの移動速度とステージの載置面の高さの変位との関係を説明するための模式図である。 図5は本実施例におけるノズルの移動軌跡を説明するための模式図である。 図6は背景技術におけるノズルの移動軌跡を説明するための模式図である。 図7は液晶表示パネルの製造工程を示すブロック図である。
符号の説明
1 液晶表示パネル製造装置
2 ペースト塗布装置
7、8 基板
15 ステージ
15A 載置面
28 レーザ変位計(第1の検出器、第2の検出器)
26 ノズル
33 パターン
36 制御装置
S シール剤(ペースト)

Claims (6)

  1. ノズルからペーストを吐出させて基板の表面にパターンを塗布描画するペースト塗布装置において、
    前記基板を載置する載置面を有するステージと、
    前記載置面に載置された基板の表面までの距離を測定する第1の検出器と、
    該ステージの載置面の高さを測定する第2の検出器と、
    該第2の検出器による測定値から前記載置面の高さ情報を収集し、該高さ情報に基づいて前記ノズルが前記載置面に倣うように前記ノズルと前記ステージとを相対移動させつつ、前記第1の検出器による測定値に基づいて前記ノズルの先端と基板表面との間隔を調整する制御装置と、を備えたことを特徴とするペースト塗布装置。
  2. 前記基板の表面に塗布描画するパターンのパターン情報を記憶する記憶部を備え、
    前記制御装置は、該パターンに対応する前記ステージの載置面の高さを測定するように、該パターン情報に従って前記第2の検出器とステージとを相対的に移動させる請求項1に記載のペースト塗布装置。
  3. 前記第2の検出器を前記第1の検出器が兼ねる請求項1又は2に記載のペースト塗布装置。
  4. 基板の表面までの距離の測定値に基づいてノズルの先端と該基板の表面との間隔を調整しつつ該ノズルからペーストを吐出させてステージの載置面上に保持された基板の表面にパターンを塗布描画するペースト塗布方法において、
    前記ステージの載置面の高さ情報を収集し、
    該高さ情報に基づいて前記ノズルが該載置面に倣うように該ノズルと該ステージとを相対移動させつつ、上記基板の表面までの距離を測定してノズルの先端と基板表面との間隔を調整することを特徴とするペースト塗布方法。
  5. 前記基板の表面に塗布描画するパターンに対応する載置面上において、前記ステージの載置面の高さ情報を収集する請求項4に記載のペースト塗布方法。
  6. 2枚の基板のうち少なくとも一方の基板に、基板に形成された表示領域を囲むようにペーストを塗布し、該ペーストを介して一方の基板と他方の基板を貼り合わせる表示パネルの製造装置において、
    請求項1〜3のいずれかに記載のペースト塗布装置を備えた表示パネルの製造装置。
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