JP5558743B2 - ペースト塗布装置及びペースト塗布方法 - Google Patents

ペースト塗布装置及びペースト塗布方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5558743B2
JP5558743B2 JP2009138255A JP2009138255A JP5558743B2 JP 5558743 B2 JP5558743 B2 JP 5558743B2 JP 2009138255 A JP2009138255 A JP 2009138255A JP 2009138255 A JP2009138255 A JP 2009138255A JP 5558743 B2 JP5558743 B2 JP 5558743B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stage
paste
coating
speed
moving mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009138255A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010284568A (ja
Inventor
一彦 伊原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Mechatronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shibaura Mechatronics Corp filed Critical Shibaura Mechatronics Corp
Priority to JP2009138255A priority Critical patent/JP5558743B2/ja
Publication of JP2010284568A publication Critical patent/JP2010284568A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5558743B2 publication Critical patent/JP5558743B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Description

本発明は、塗布対象物にペーストを塗布するペースト塗布装置及びペースト塗布方法に関する。
ペースト塗布装置は、液晶表示パネル等の様々な装置を製造するために用いられている。このペースト塗布装置は、塗布対象物に対してペーストを吐出する塗布ヘッドを備えており、その塗布ヘッドと塗布対象物とを相対移動させながら、塗布対象物上にペーストを塗布し、所定の塗布パターン(ペーストパターン)を描画する。このペーストの塗布に際しては、高い塗布精度が求められている。
例えば、ペースト塗布装置は、均一なペースト塗布量を得るため、塗布対象物となる基板の表面高さを測定し、その測定値に基づいて塗布ヘッドのノズルを上下に移動させ、描画中における塗布ヘッドのノズル先端と基板の表面との距離を一定に維持する(例えば、特許文献1参照)。
また、ペースト塗布装置は、基板の適切な位置(設計値に基づく位置)にペーストを塗布するため、基板に形成されたアライメントマーク(位置決め用のマーク)をカメラで撮像し、画像認識によりアライメントマークの位置を検出し、そのアライメントマークからの相対位置によって基板におけるペーストの塗布位置を特定する。
その後、ペースト塗布装置は、特定したペーストの塗布位置に基づいて、基板が載置されたステージを移動させながら、塗布ヘッドのノズルの先端からペーストを吐出させることによって、ステージ上の基板に塗布パターンを描画する。
詳述すると、ペースト塗布装置は、特定したペーストの塗布位置に基づいて、基板が載置されたステージを移動させ、そのステージ上の基板における塗布位置の始点をノズルの直下に位置させ、その後、ノズルからのペーストの吐出を開始する。その開始と共に、ペースト塗布装置は、ステージの移動を開始し、ステージを目標の描画速度まで徐々に加速させる。ステージの移動速度が目標の描画速度に到達した後はその速度を維持する。その後、基板における塗布位置の終点がノズルの直下に到達する手前でステージを減速させ、終点がノズルの直下に達した時点でステージを停止させる。また、終点がノズル直下に到達した時点で、ペーストの吐出も停止させる。
特開2007−152261号公報
しかしながら、前述のような塗布を行い、閉ループ状の塗布パターンを描画する場合には、ステージが徐々に加速する際、ペーストの塗布量も徐々に増加し、また、ステージが徐々に減速する際、ペーストの塗布量も徐々に減少する。このため、始終点形状の制御は困難であり、始点と終点との繋ぎ部(重なり部分)の塗布量がその他の部分に比べ多くなりやすく、その繋ぎ部の塗布量をその他の部分と均一とすることは難しいため、閉ループのパターンの全周にわたり均一な塗布量が要求されるペーストの塗布精度が低下してしまう。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、その目的は、ペースト塗布量のばらつきの発生を抑え、ペーストの塗布精度を向上させることができるペースト塗布装置及びペースト塗布方法を提供することである。
本発明の実施の形態に係る第1の特徴は、ペースト塗布装置において、塗布対象物が載置されるステージと、
ペーストを吐出するノズルを備えた塗布ヘッドと、
前記ステージと前記塗布ヘッドとを前記ステージの面方向に相対移動させる移動機構と、
前記ステージと前記塗布ヘッドとを相対移動させつつ、前記ステージ上の前記塗布対象物に前記ペーストを閉ループ状のパターンに塗布するように、前記塗布ヘッド及び前記移動機構を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記パターンを描画するとき、前記ノズルを、前記パターンの描画中における前記ステージと前記塗布ヘッドとの相対速度よりも速い速度で、前記パターンの始点と終点を通過させるように前記移動機構を制御することである。
本発明の実施の形態に係る第2の特徴は、ペースト塗布方法において、塗布対象物が載置されるステージと、ペーストを吐出するノズルを備えた塗布ヘッドと、前記ステージと前記塗布ヘッドとを前記ステージの面方向に相対移動させる移動機構とを用いて、前記ステージと前記塗布ヘッドとを相対移動させつつ、前記ステージ上の前記塗布対象物に前記ペーストを閉ループ状のパターンに塗布するペースト塗布方法であって、
前記パターンを描画するとき、前記ノズルを、前記パターンの描画中における前記ステージと前記塗布ヘッドとの相対速度よりも速い速度で、前記パターンの始点と終点を通過させるように前記移動機構を制御することである。
本発明によれば、ペースト塗布量のばらつきの発生を抑え、ペーストの塗布精度を向上させることができる。
本発明の実施の一形態に係るペースト塗布装置の概略構成を示す外観斜視図である。 図1に示すペースト塗布装置が備える塗布ヘッドを示す模式図である。 図1に示すペースト塗布装置が塗布するペーストの塗布パターンの一例を説明するための説明図である。 図3に示す塗布パターンを塗布する場合の塗布条件を説明するための説明図である。 図4に示す塗布条件に基づいて塗布された塗布パターンの始終点形状を説明するための説明図である。 図1に示すペースト塗布装置が行うペースト塗布処理の流れを示すフローチャートである。
本発明の実施の一形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係るペースト塗布装置1は、塗布対象物である基板Kが水平状態(図1中、X軸方向とそれに直交するY軸方向に沿う状態)で載置されるステージ2と、そのステージ2を保持してX軸方向及びY軸方向に移動させるステージ移動機構3と、ステージ2上の基板Kにシール剤等のペースト(例えば、シール性及び接着性を有するペースト)をそれぞれ塗布する複数の塗布ヘッド4と、それらの塗布ヘッド4をそれぞれX軸方向及びZ軸方向に移動させるヘッド移動機構5と、各塗布ヘッド4をヘッド移動機構5と共に保持する支持部材6と、ステージ移動機構3及び支持部材6を支持する架台7と、各部を制御する制御部8とを備えている。
ステージ2は、ガラス基板などの基板Kが載置されるテーブルであり、ステージ移動機構3を介して架台7の上面に設けられている。このステージ2は、例えば基板Kを吸着する吸着機構を備えており、その吸着機構によりステージ2の載置面に基板Kを固定して保持する。なお、吸着機構としては、例えばエアー吸着機構などが用いられる。
ステージ移動機構3は、X軸移動機構やY軸移動機構などを有しており、ステージ2をX軸方向及びY軸方向に案内して移動させる移動機構である。このステージ移動機構3は架台7の上面に固定して設けられている。なお、X軸移動機構やY軸移動機構としては、例えば、モータを駆動源とする送りネジ移動機構やリニアモータを駆動源とするリニアモータ移動機構などが用いられる。
各塗布ヘッド4は、図2に示すように、ペーストを収容する容器であるシリンジ4aと、そのシリンジ4aに収容されたペーストを吐出するノズル4bとをそれぞれ有している。塗布ヘッド4は、気体供給チューブなどを介して気体供給部(いずれも図示せず)に接続されており、シリンジ4a内に供給される気体により、そのシリンジ4a内のペーストをノズル4bの先端から吐出する。
図1に戻り、レーザ変位計などの距離測定器9や、カメラなどの撮像部10が塗布ヘッド4と共に設けられている。距離測定器9は自身からステージ2上の基板Kまでの距離を測定する。この測定値は制御部8により用いられ、塗布ヘッド4のノズル4bの先端とステージ2上の基板Kとの離間距離(ギャップ)が求められる。また、撮像部10は、ペースト塗布に先立ってステージ2上の基板Kの表面を撮像する。この画像は制御部8により用いられ、基板Kに形成されたアライメントマーク(位置決め用のマーク)の位置が検出され、その位置に基づいて、基板Kの表面においてペーストを塗布する位置、すなわち塗布位置が特定される。
ヘッド移動機構5は、X軸移動機構及びZ軸移動機構を有しており、各塗布ヘッド4を個別にX軸方向及びZ軸方向に案内して移動させる移動機構である。X軸移動機構は支持部材6に設けられており、塗布ヘッド4をZ軸移動機構と共に基板Kの塗布面に沿うX軸方向に移動させる機構である。また、Z軸移動機構は、塗布ヘッド4を基板Kの塗布面に直交するZ軸方向に移動可能に支持し、ステージ2上の基板Kに対して塗布ヘッド4をZ軸方向に接離させる機構である。なお、X軸移動機構やZ軸移動機構としては、例えば、サーボモータを駆動源とする送りねじ機構やリニアモータを駆動源とする移動機構などが用いられる。
支持部材6は、X軸方向に長尺な門型の形状に形成されており、ステージ2及びステージ移動機構3を跨ぐように架台7の上面に設けられている。この支持部材6の梁部はX軸方向に平行にステージ2の載置面に対して水平にされ、支持部材6の脚部は架台7に固定されている。
架台7は、床面上に設置され、ステージ移動機構3や支持部材6などを床面から所定の高さ位置に支持する支持台である。架台7の上面は平面に形成されており、この架台7の上面にステージ移動機構3や支持部材6が載置されている。
制御部8は、配線ケーブル8aを介して装置の各部に接続されている。この制御部8は、各部を集中的に制御するマイクロコンピュータ、各種プログラムや各種情報などを記憶する記憶部、操作者からの入力操作を受け付ける操作部などを備えている。
記憶部には、塗布パターンや塗布条件などを含む塗布情報が記憶されている。塗布条件は、描画速度(基板Kの移動速度)やペースト吐出量などの設定条件情報であり、さらに、ギャップの適正値を示すギャップ情報なども含んでいる。このような塗布情報は、操作部に対する入力操作やデータ通信、あるいは携帯可能な記憶装置の媒介により記憶部に予め記憶されている。なお、記憶部としては、メモリやハードディスクドライブ(HDD)などが用いられる。
この制御部8は、ペースト塗布に先立って撮像部10により求められた画像から基板K上のアライメントマークの位置を画像認識により検出し、その位置に基づいて、基板Kの表面においてペーストを塗布する位置(塗布位置)を特定する。その後、制御部8は、塗布情報や各種のプログラムに基づいてステージ移動機構3、各塗布ヘッド4及びヘッド移動機構5を制御し、各塗布ヘッド4のノズル4bとステージ2上の基板Kとを基板Kの表面に沿って相対移動させながら、塗布ヘッド4のノズル4bの先端からペーストを吐出させることによって、ステージ2上の基板Kに所定の塗布パターン(ペーストパターン)を描画する。
この描画中、制御部8は、距離測定器9により測定された距離を用いて塗布ヘッド4のノズル4bの先端とステージ2上の基板Kとの離間距離(ギャップ)を順次求める。そして、制御部8は、求めた離間距離に基づいてヘッド移動機構5のZ軸移動機構を制御し、基板Kに塗布されるペーストの塗布量を均一にするため、塗布ヘッド4のノズル4bの先端とステージ2上の基板Kとの離間距離を、記憶部に記憶されたギャップ情報の適正値に維持する。
次に、前述のペースト塗布装置1が行う塗布動作について詳しく説明する。ここでは、ペーストの塗布パターンの一例として、図3に示すように、矩形の閉ループに1つの塗布パターンPを描画する場合について説明する。なお、ペースト塗布装置1は、各塗布ヘッド4により同じ塗布パターンを並べて描画する場合もあるが、この場合にも、以下の処理を適用することが可能である。
ペースト塗布装置1は、ステージ2上の基板Kの周縁部に沿って例えば時計回りに線状にペーストを塗布し、閉ループの塗布パターンPを描画する。ここでは、基板Kにおける塗布位置の始点Aと終点Bは同一位置である。
このとき、制御部8は、図4に示すような塗布条件を含む塗布情報に基づいてステージ移動機構3を制御し、ステージ2の移動速度、すなわち、ステージ2とノズル4b間の相対速度Vを変更しながら、ステージ2上の基板Kに対するペースト塗布の制御を行う。
図4に示すように、制御部8は、始点Aにおいてノズル4bからのペーストの吐出が開始する前に、ステージ2とノズル4b間の相対速度Vを徐々に増加させて最高速度(記憶部に記憶された描画速度V2よりも速い速度)V1にし、その吐出が開始すると徐々に減少させ、描画速度V2に維持する。言い換えれば、ノズル4bが始点Aの直上に到達した時点でステージ2の移動速度が最高速度V1に到達するように、ノズル4bが始点Aよりも移動方向手前側(図3においては始点Aよりも左側)に位置する状態からステージ2の移動を開始させる。そして、ノズル4bが始点Aの直上を通過するタイミングに合わせて、ステージ2を、加速から減速に切換え、描画速度V2へ向けて減速させる。ステージ2の移動速度が描画速度V2まで減速したら、その描画速度V2を保ったまま、ノズル4bが塗布パターンPをなぞって基板K上を移動するようにステージ2を移動させる。この描画速度V2は、必要とされる塗布量のペーストを基板Kに塗布するための速度で、ノズル4bからのペーストの吐出量(単位時間当たりの吐出量)M1との関係で設定される値である。
それから所定時間経過後、制御部8は、ステージ2とノズル4b間の相対速度Vを徐々に増加させて最高速度V1にし、ノズル4bからのペーストの吐出が完了すると、徐々に減少させてゼロにする。言い換えれば、制御部8は、ノズル4bからのペーストの吐出が完了するタイミングでステージ2の移動速度が最高速度V1となるように、ノズル4bが終点Bの手前の加速位置に到達した時点でステージ2を最高速度V1に向けて加速させる。この加速位置は、最高速度V1と描画速度V2との差、ステージ2の加速度、終点Bの位置及び終点B通過からノズル4bからの吐出が完了するまでの移動距離との関係に基づいて算出され設定される。そして、ノズル4bからのペーストの吐出が停止するタイミングに合わせて、ステージ2を加速から減速に切換え、停止させる。
ここで、制御部8は、前述のステージ2の速度制御と共に、ノズル4bの直下の位置に始点Aが位置すると、ノズル4bからのペースト吐出を開始させる吐出開始指令を塗布ヘッド4に与え、ノズル4bの直下の位置に終点Bが位置すると、ノズル4bからのペースト吐出を停止させる吐出停止指令を塗布ヘッド4に与える。これに応じて、ノズル4bからのペーストの吐出量Mは、始点Aから徐々に増加し、記憶部に設定された吐出量M1となり、終点Bから徐々に減少する。
なお、ペースト吐出を開始する場合には、塗布ヘッド4のシリンジ4a内に圧力気体を供給してシリンジ4a内の気圧を上昇させ、そのシリンジ4aに充填されたペーストをノズル4bから吐出する。また、ペースト吐出を停止する場合には、塗布ヘッド4のシリンジ4a内を大気圧に開放する。このため、応答遅れが生じ、ノズル4bからのペーストの吐出量Mが設定された吐出量M1に達するまで、あるいは、ノズル4bからのペーストの吐出量Mがゼロになるまでには(ペーストの吐出が完全に停止するまでには)、所定の時間を要することが知られている。
前述のように、制御部8は、ステージ2とノズル4b間の相対速度Vを描画速度V2以上とするようにステージ移動機構3を制御し、ステージ2とノズル4b間の相対速度Vが描画速度V2以上である場合、すなわち、最高速度V1でノズル4bが始点Aの直上を通過するタイミングで、塗布ヘッド4にペーストの吐出を開始させる吐出開始指令を与える。また、その吐出開始指令が塗布ヘッド4に与えられてから所定時間経過後、制御部8は、ステージ2とノズル4b間の相対速度Vが描画速度V2以上である場合、すなわち、描画速度V2から最高速度V1へ向けての加速途中においてノズル4bが終点Bの直上を通過するタイミングで、塗布ヘッド4にペーストの吐出を停止させる吐出停止指令を与え、塗布ヘッド4からのペースト吐出が止まるまで、ステージ2とノズル4b間の相対速度Vを描画速度V2以上とするようにステージ移動機構3を制御する。なお、本実施の形態では、ノズル4bからのペーストの吐出が停止した時点から最高速度V1からの減速が開始される。
これにより、始点Aでは、ステージ2とノズル4b間の相対速度Vは塗布ヘッド4のノズル4bからのペースト吐出が開始する前に描画速度V2以上にされ、終点Bでも、その相対速度Vはペースト吐出の完了まで描画速度V2以上に維持されている。この制御により、図5に示すように、ペーストの始終点形状を細長くすることが可能となり、始終点形状の調整が容易となる。
図5に示すように、描画速度V2以上でステージ2上の基板Kに塗布されるペーストの塗布開始形状(始点形状)が塗布方向に沿って徐々に太くなり(ペーストの幅及び高さが共に徐々に大きくなり)、さらに、描画速度V2以上でステージ2上の基板Kに塗布されるペーストの塗布完了形状(終点形状)が塗布方向に沿って徐々に細くなり(ペーストの幅及び高さが共に徐々に小さくなり)、塗布開始形状のペーストと塗布完了形状のペーストとは重複している。なお、ペーストの幅及び高さの増加あるいは減少はほぼ直線的に変化している。したがって、始点Aと終点Bの繋ぎ部(重なり部分)において、始終点形状は直線的に細長くなっている。
ここで、始点Aでノズル4bからのペースト吐出が開始されるが、実際の塗布開始位置(ペーストが基板Kに付着し始める位置)a1は始点Aから始点遅れ距離L1だけ塗布方向に離れた位置となっている。また、終点Bでノズル4bからのペースト吐出が停止されるが、実際の塗布停止位置(ペーストが基板Kに付着することが止まる位置)b1は終点Bから終点遅れ距離L2だけ塗布方向に離れた位置となっている。
これは、制御部8が塗布ヘッド4に吐出開始指令を発行してから、ノズル4bからペーストが吐出され始めるまでの時間差が存在し、その間にもステージ2が移動していること、また、制御部8が塗布ヘッド4に吐出停止指令を発行してから、ノズル4bからのペースト吐出が完全に停止するまでの時間差が存在し、その間にもステージ2が移動していることによる。
なお、始点遅れ距離L1をなくすためには、制御部8が、塗布位置の始点Aから塗布方向とは反対方向に始点遅れ距離L1だけ離れた位置がノズル4bの直下となったタイミングで、吐出開始指令を発行するようにすればよい。また、始点Aと終点Bの繋ぎ部の重なり具合は、吐出開始指令や吐出停止指令の発行タイミングを調整することによって変更可能である。
次いで、このような塗布動作に関する具体的なペースト塗布処理の流れについて説明する。
図6に示すように、制御部8は、撮像部10の撮像によって得られた画像から、基板Kの表面に形成されたアライメントマークの位置を検出すると、そのアライメントマークの位置に基づいて、基板Kにおける塗布位置の始点A(図3参照)を特定する(ステップS1)。ここで、塗布位置の始点Aは、アライメントマークを原点とする座標平面上の座標により特定され、その座標の情報が制御部8の記憶部に保持される。
その後、制御部8は、基板Kにおけるノズル4b直下の位置が始点Aよりもステージ2の加速に対応する距離だけ手前の初期位置となるように、ステージ移動機構3によりステージ2を移動させる(ステップS2)。ここで、ステージ2の加速に対応する距離とは、ステージ2が予め定められた所定の最高速度V1(図4参照)まで加速する間に移動する距離で、最高速度V1とステージ2の加速度に基づいて算出することが可能である。
具体的には、制御部8は、内蔵する記憶部に、ステージ2を最高速度V1まで加速させるに要する移動距離を保持しておき、基板Kにおけるノズル4b直下の位置が始点Aから塗布方向と反対の方向にその距離だけ離れた位置となるように制御を行う。これにより、基板Kにおけるノズル4b直下の位置が始点Aよりもステージ2の加速に対応する距離だけ手前の初期位置となる。この初期位置は、アライメントマークを原点とする座標平面上の座標により特定され、その座標の情報が制御部8の記憶部に保持される。
次に、制御部8は、距離測定器9の測定値及び記憶部に記憶されたギャップ情報に基づいて、ノズル4bの先端と基板Kの表面との離間距離がペースト塗布に適した高さである適正値(設定ギャップ)となるように、ヘッド移動機構5により塗布ヘッド4をZ軸方向に下降させる(ステップS3)。これにより、塗布ヘッド4がZ軸方向に下降し、その塗布ヘッド4のノズル4bの先端と基板Kの表面との離間距離が適正値に設定される。
次いで、制御部8は、ステージ移動機構3によりステージ2を加速させ(ステップS4)、ステージ2の移動開始に応じて、現時点での基板Kにおけるノズル4b直下の位置を監視する処理を開始する(ステップS5)。ステージ2は始点Aに向かって徐々に加速しながら移動する。
ここで、制御部8は、アライメントマークを原点とする座標平面において、ステージ2が初期位置から塗布方向に向かって移動を開始してからの通算の移動距離だけ離れた位置を、現時点での基板Kにおけるノズル4b直下の位置として特定することが可能である。したがって、制御部8は、その位置を逐次更新して現在位置として把握する。
前述の通算の移動距離は、ステージ2の加速度や減速度、所定の定速、さらに、ステージ2が初期位置から移動を開始してからの経過時間などに基づいて求められる。なお、ステージ2にエンコーダなどの位置検出器を設け、この位置検出器からの出力値によりノズル4b直下の現在位置を特定するようにしてもよい。
次に、制御部8は、記憶部に記憶した塗布位置の始点Aの座標情報を読み出し、基板Kにおけるノズル4b直下の現在位置が始点Aに達したか否かを判断し(ステップS6)、その現在位置が始点Aに達するまで、その判断を繰り返す(ステップS6のNO)。基板Kにおけるノズル4b直下の現在位置が始点Aに達したと判断した場合には(ステップS6のYES)、塗布ヘッド4に対して、ペーストの吐出を開始する旨の指令である吐出開始指令を発行する(ステップS7)。
塗布ヘッド4は、この吐出開始指令を受けると、シリンジ4a内の気圧を上昇させ、そのシリンジ4aに充填されたペーストをノズル4bから吐出する。これにより、基板Kへのペーストの塗布が開始される。なお、最初に、基板Kにおけるノズル4b直下の位置は始点Aよりもステージ2の加速に対応する距離だけ手前の初期位置に設定され、ステージ2は徐々に加速しているため、ペースト塗布が開始されるとき、すなわち、ノズル4bが始点Aの直上を通過するときにステージ2の移動速度は最高速度V1になっている。
制御部8は、前述の吐出開始指令と略同時に、ステージ移動機構3によりステージ2を描画速度V2(図4参照)まで減速させるべく加速から減速へと切替える。ステージ2の移動速度が描画速度V2に到達したら、その描画速度V2に維持する(ステップS8)。その後、制御部8は、基板Kにおけるノズル4b直下の現在位置が終点Bの手前の所定位置(加速位置)に達したか否かを判断し(ステップS9)、その現在位置が終点Bの手前の所定位置(加速位置)に達するまで、その判断を繰り返す(ステップS9のNO)。基板Kにおけるノズル4b直下の現在位置が終点Bの手前の所定位置(加速位置)に達したと判断した場合には(ステップS9のYES)、ステージ移動機構3によりステージ2を加速させる(ステップS10)。
その後、制御部8は、基板Kにおけるノズル4b直下の現在位置が終点Bに達したか否かを判断し(ステップS11)、その現在位置が終点Bに達するまで、その判断を繰り返す(ステップS11のNO)。基板Kにおけるノズル4b直下の現在位置が終点Bに達したと判断した場合には(ステップS11のYES)、塗布ヘッド4に対して、ペーストの吐出を停止する旨の指令である吐出停止指令を発行する(ステップS12)。塗布ヘッド4は、この吐出停止指令を受けると、シリンジ4a内を大気に開放させるなどしてシリンジ4a内の気圧を低下させることでノズル4bからのペースト吐出を停止させる。
なお、本発明の実施の形態では、塗布位置の始点Aと終点Bは同一位置である。したがって、制御部8は、記憶部に記憶した塗布位置の始点Aの座標情報を終点Bの座標情報として読み出し、基板Kにおけるノズル4b直下の位置が終点Bに到達したか否かを判定することが可能である。
制御部8は、前述の吐出停止指令と略同時に、ステージ2が吐出停止指令の発行から所定距離移動したか否かを判断し(ステップS13)、ステージ2が所定距離だけ移動するまで、その判断を繰り返す(ステップS13のNO)。ステージ2が吐出停止指令の発行から所定距離移動したと判断した場合には(ステップS13のYES)、ステージ移動機構3によりステージ2を加速から減速に切替え、徐々に減速して停止させ(ステップS14)、現時点での基板Kにおけるノズル4b直下の位置を監視する処理を停止させる(ステップS15)。最後に、ヘッド移動機構5により塗布ヘッド4をZ軸方向に上昇させる(ステップS16)。これにより、塗布ヘッド4は、ステージ2の停止後、待機位置まで上昇する。
このように、制御部8は、吐出停止指令の発行から所定時間経過後、ステージ2を減速させて停止させる制御を行うが、塗布ヘッド4のシリンジ4a内を大気圧に解放した後、ノズル4bからのペーストの吐出が完全に停止するまでには、応答遅れが生じることが知られている。
そこで、制御部8によるステージ2の減速及び停止の制御は、ノズル4bからのペーストの吐出が完全に停止する前に行われることがないように実行される。すなわち、制御部8は、予め記憶部に吐出停止指令の発行からノズル4bからのペーストの吐出が完全に停止するまでにステージ2が移動する距離の情報を保持しておき、吐出停止指令を発行してからのステージ2の移動距離が記憶部に保持した距離を超えた場合に、ステージ2の減速及び停止の制御を行う。
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、ステージ2とノズル4b間の相対速度Vを描画速度V2以上とするようにステージ移動機構3を制御し、ステージ2とノズル4b間の相対速度Vが描画速度V2以上である場合、塗布ヘッド4にペーストの吐出を開始させる吐出開始指令を与え、また、その吐出開始指令が塗布ヘッド4に与えられてから所定時間経過後、ステージ2とノズル4b間の相対速度Vが描画速度V2以上である場合、塗布ヘッド4にペーストの吐出を停止させる吐出停止指令を与え、塗布ヘッド4からのペースト吐出が止まるまで、ステージ2とノズル4b間の相対速度Vを描画速度V2以上とするようにステージ移動機構3を制御することによって、ステージ2とノズル4b間の相対速度Vが始点Aにおいて塗布ヘッド4のノズル4bからのペースト吐出が開始する前に描画速度V2以上にされ、終点Bにおいてもペースト吐出の完了まで描画速度V2以上に維持される。
これにより、ペーストの始終点パターン(塗布開始パターン及び塗布完了パターン)は細長く(図5参照)、ペーストの幅及び高さともに直線的な変化となる。そのため、始点と終点との繋ぎ部(重なり部分)の増減に伴う繋ぎ部分での塗布量の増減が緩慢になり、始点での吐出開始指令の発行タイミングや終点での吐出停止指令の発行タイミングを調整することによる始終点形状の調整が容易となる。したがって、始終点形状の調整により、始点と終点との繋ぎ部(重なり部分)の塗布量がその他の部分に比べ多くなったり少なくなったりすることを防止することが可能となり、その繋ぎ部の塗布量をその他の部分と均一とすることが容易となるので、ペースト塗布量のばらつきの発生を抑え、ペーストの塗布精度を向上させることができる。
また、塗布開始位置a1は応答遅れ以外にも、ノズル4bの先端のペーストが乾燥することやその先端に余剰ペーストが付着することによっても生じることがある。このような場合でも、繋ぎ部の重なり部分の距離が従来より長くなっているので、繋ぎ部の塗布量がその他の部分に比べて著しく変動することを防止することが可能である。したがって、ペースト塗布量のばらつきの発生を抑え、ペーストの塗布精度を向上させることができる。
なお、本発明は、前述の実施の形態に限るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、前述の実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
前述の実施の形態においては、塗布ヘッド4のノズル4bからのペースト吐出が開始する前に、ステージ2とノズル4b間の相対速度Vを描画速度V2より大きくし、さらに、ペースト吐出が完了するまでその相対速度Vを描画速度V2より大きく維持しているが、これに限るものではなく、例えば、塗布ヘッド4のノズル4bからのペースト吐出が開始する前にステージ2の移動速度を描画速度V2にし、さらに、ペースト吐出が完了するまでその相対速度Vを描画速度V2に維持するようにしてもよい。
この場合には、基板Kにペーストが塗布される間、ステージ2の移動速度を描画速度V2に維持することによって、ペーストパターンの塗布開始段階及び塗布終了段階でのステージ2の加速及び減速がなくなり、慣性による振動が抑制されるので、基板K上に塗布されるペーストの塗布量に乱れが生じることを防止することができる。
また、前述の実施の形態においては、塗布ヘッド4のシリンジ4a内の気圧を上昇あるいは下降させることによって、その塗布ヘッド4のノズル4bからのペーストの吐出を開始あるいは終了させているが、これに限るものではなく、シリンジ4a内に機構、例えばスクリュー式等のポンプ機構を設け、その機構を稼動させることによってノズル4bにペーストを押し出してそのノズル4bから吐出させるようにしてもよい。
また、前述の実施の形態においては、ステージ2を移動させてステージ2上の基板Kと塗布ヘッド4のノズル4bとを相対移動させるものとして説明しているが、これに限るものではなく、例えば、ノズル4bを水平方向(X方向及びY方向)に沿って移動させるようにしてもよく、また、ノズル4bをX方向及びY方向のいずれか一方向に移動させ、ステージ2をX方向及びY方向の他方向に移動させるようにしてもよい。
また、前述の実施の形態においては、始点A及び終点B付近以外、ステージ2とノズル4b間の相対速度Vを一定の描画速度V2に維持するものとして説明しているが、これに限るものではなく、例えば、矩形のコーナー部などで相対速度を設定速度より遅い速度に減速させるなど、パターンの途中で相対速度Vを変えるようにしてもよい。また、閉ループ状のパターン内でペーストを均一の塗布量で塗布するもので説明しているが、これに限るものではなく、必要に応じて、パターンの途中で塗布量を増減させるようにしてもよい。
また、塗布パターンPの形状を矩形として説明したが、これに限るものではなく、円形状、或いは、矩形以外の多角形状であっても良い。
また、ノズル4bを始点A、終点Bにおいて相対速度Vを最高速度V1としたが、この最高速度V1は、ステージ移動機構3の性能上の最高速度である必要はなく、描画速度V2以上、好ましくは、描画速度V2よりも大きな速度で任意に設定すれば良い。
また、相対速度Vが最高速度V1に到達した時点で、ステージ2の移動を加速から減速に切換えるようにしたが、これに限るものではなく、設定時間だけ最高速度V1を維持するようにしても良い。
1 ペースト塗布装置
2 ステージ
3 移動機構(ステージ移動機構)
4 塗布ヘッド
8 制御部
K 塗布対象物(基板)

Claims (6)

  1. 塗布対象物が載置されるステージと、
    ペーストを吐出するノズルを備えた塗布ヘッドと、
    前記ステージと前記塗布ヘッドとを前記ステージの面方向に相対移動させる移動機構と、
    前記ステージと前記塗布ヘッドとを相対移動させつつ、前記ステージ上の前記塗布対象物に前記ペーストを閉ループ状のパターンに塗布するように、前記塗布ヘッド及び前記移動機構を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記パターンを描画するとき、前記ノズルを、前記パターンの描画中における前記ステージと前記塗布ヘッドとの相対速度よりも速い速度で、前記パターンの始点と終点を通過させるように前記移動機構を制御することを特徴とするペースト塗布装置。
  2. 前記制御部は、
    前記ステージと前記塗布ヘッドとの相対速度を予め設定された描画速度に維持し、前記ステージ上の前記塗布対象物に前記ペーストを閉ループ状のパターンに塗布するように、前記塗布ヘッド及び前記移動機構を制御し、
    前記閉ループ状のパターンにおける始点では、前記ステージと前記塗布ヘッドとの相対速度を前記描画速度よりも速い速度とするように前記移動機構を制御し、前記ステージと前記塗布ヘッドとの相対速度が前記描画速度よりも速い速度であるときに、前記ペーストの吐出を開始させる吐出開始指令を発行し、
    前記閉ループ状のパターンにおける終点では、前記ステージと前記塗布ヘッドとの相対速度を前記描画速度よりも速い速度とするように前記移動機構を制御し、前記ステージと前記塗布ヘッドとの相対速度が前記描画速度よりも速い速度であるときに、前記ペーストの吐出を停止させる吐出停止指令を発行し、前記ノズルからのペースト吐出が止まるまで、前記ステージと前記塗布ヘッドとの相対速度を前記描画速度よりも速い速度とするように前記移動機構を制御することを特徴とする請求項1記載のペースト塗布装置。
  3. 前記制御部は、前記描画速度よりも速い速度で前記ステージ上の前記塗布対象物に塗布されるペーストの塗布開始パターンと前記描画速度よりも速い速度で前記ステージ上の前記塗布対象物に塗布されるペーストの塗布完了パターンとが重複するように前記塗布ヘッド及び前記移動機構を制御することを特徴とする請求項2記載のペースト塗布装置。
  4. 塗布対象物が載置されるステージと、ペーストを吐出するノズルを備えた塗布ヘッドと、前記ステージと前記塗布ヘッドとを前記ステージの面方向に相対移動させる移動機構とを用いて、前記ステージと前記塗布ヘッドとを相対移動させつつ、前記ステージ上の前記塗布対象物に前記ペーストを閉ループ状のパターンに塗布するペースト塗布方法であって、
    前記パターンを描画するとき、前記ノズルを、前記パターンの描画中における前記ステージと前記塗布ヘッドとの相対速度よりも速い速度で、前記パターンの始点と終点を通過させるように前記移動機構を制御することを特徴とするペースト塗布方法。
  5. 前記ステージと前記塗布ヘッドとの相対速度を予め設定された描画速度に維持し、前記ステージ上の前記塗布対象物に前記ペーストを閉ループ状のパターンに塗布するように、前記塗布ヘッド及び前記移動機構を制御し、
    前記閉ループ状のパターンにおける始点では、前記ステージと前記塗布ヘッドとの相対速度を前記描画速度よりも速い速度とするように前記移動機構を制御し、前記ステージと前記塗布ヘッドとの相対速度が前記描画速度よりも速い速度であるときに、前記ペーストの吐出を開始させる吐出開始指令を発行し、
    前記閉ループ状のパターンにおける終点では、前記ステージと前記塗布ヘッドとの相対速度を前記描画速度よりも速い速度とするように前記移動機構を制御し、前記ステージと前記塗布ヘッドとの相対速度が前記描画速度よりも速い速度であるときに、前記ペーストの吐出を停止させる吐出停止指令を発行し、前記ノズルからのペースト吐出が止まるまで、前記ステージと前記塗布ヘッドとの相対速度を前記描画速度よりも速い速度とするように前記移動機構を制御することを特徴とする請求項記載のペースト塗布方法。
  6. 前記描画速度よりも速い速度で前記ステージ上の前記塗布対象物に塗布されるペーストの塗布開始パターンと前記描画速度よりも速い速度で前記ステージ上の前記塗布対象物に塗布されるペーストの塗布完了パターンとが重複するように前記塗布ヘッド及び前記移動機構を制御することを特徴とする請求項記載のペースト塗布方法。
JP2009138255A 2009-06-09 2009-06-09 ペースト塗布装置及びペースト塗布方法 Active JP5558743B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009138255A JP5558743B2 (ja) 2009-06-09 2009-06-09 ペースト塗布装置及びペースト塗布方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009138255A JP5558743B2 (ja) 2009-06-09 2009-06-09 ペースト塗布装置及びペースト塗布方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010284568A JP2010284568A (ja) 2010-12-24
JP5558743B2 true JP5558743B2 (ja) 2014-07-23

Family

ID=43540704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009138255A Active JP5558743B2 (ja) 2009-06-09 2009-06-09 ペースト塗布装置及びペースト塗布方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5558743B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6326598B2 (ja) * 2014-01-27 2018-05-23 兵神装備株式会社 流体塗布システムおよび流体塗布方法
KR102323933B1 (ko) 2017-05-25 2021-11-08 무사시 엔지니어링 가부시키가이샤 액체 재료 도포 장치 및 액체 재료 도포 방법
EP3951009A4 (en) * 2019-03-29 2022-03-23 NISSAN MOTOR Co., Ltd. FILM FORMING PROCESS

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3609359B2 (ja) * 2001-08-21 2005-01-12 株式会社 日立インダストリイズ ペースト塗布機とペースト塗布方法
JP4803613B2 (ja) * 2007-10-15 2011-10-26 芝浦メカトロニクス株式会社 ペースト塗布装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010284568A (ja) 2010-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6467132B2 (ja) ロボット、ロボットの制御方法、およびロボットの制御プログラム
KR100860880B1 (ko) 페이스트 디스펜서의 페이스트 도포 방법 및 이에 사용되는공기압 공급장치
WO2015083722A1 (ja) 液体材料塗布装置
WO2014069498A1 (ja) 位置補正機能を有する作業装置および作業方法
JPWO2006118088A1 (ja) ペースト塗布装置及びペースト塗布方法
KR101214698B1 (ko) 페이스트 도포 장치 및 페이스트 도포 방법
JP2005218971A (ja) ペースト塗布機と塗布方法
JP3619791B2 (ja) ペースト塗布機
JP5558743B2 (ja) ペースト塗布装置及びペースト塗布方法
JP2010232326A (ja) 塗布装置
JP4803613B2 (ja) ペースト塗布装置
JP2007152261A (ja) ペースト塗布装置、ペースト塗布方法及びこれを用いた表示パネルの製造装置
JP4400836B2 (ja) ペースト塗布装置及びペースト塗布方法
JP2011025229A (ja) ペースト塗布装置及びペースト塗布方法
JP3609359B2 (ja) ペースト塗布機とペースト塗布方法
KR101415723B1 (ko) 페이스트 도포 방법 및 페이스트 도포 장치
JP3520205B2 (ja) ペースト塗布方法とペースト塗布機
KR101176990B1 (ko) 디스펜서의 디스펜싱 조건 설정방법 및 그에 따른 디스펜서
JP5180925B2 (ja) ペースト塗布方法及びペースト塗布装置
JP5377899B2 (ja) ペースト塗布機
JP2774785B2 (ja) 液体塗布方法
TWI490046B (zh) Slurry coating apparatus and slurry coating method
JPH0724390A (ja) 液体塗布装置及び塗布方法
JP2011200760A (ja) シール塗布装置
JP5286775B2 (ja) ペースト塗布機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20120607

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20130919

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20131001

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20131202

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140527

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140605

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Ref document number: 5558743

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150