JP2007151615A - 生体用縫合具 - Google Patents

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Abstract

【課題】第一の目的として、従来よりも優れた操作性のもとに、損傷の発生を防止して確実に縫合糸を係合させることのできる生体用縫合具を提供する。また、第二の目的として、従来に比べて安全性の高い生体縫合具を提供する。
【解決手段】互いに並行に配された第一及び第二中空穿刺針10、11を備える胃壁固定具1において、第一中空穿刺針10には環状部81を先端に有するスタイレット8を挿通させ、第二中空穿刺針11には、形状記憶合金からなり一定方向にカーブが形成された形状記憶ワイヤ7を挿通させる。形状記憶ワイヤのカーブ方向は、スタイレット8及び形状記憶ワイヤ7の先端領域71がそれぞれ穿刺針10、11の先端100、110から延出されたときに、環状部81の内部に挿通され係合される方向とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、生体の縫合対象部を縫合する生体用縫合具及び生体用縫合方法に関し、特に腹壁及び胃壁を縫合糸で縫合するための胃壁固定具の改良技術に関する。
胃瘻用カテーテルを患者に装着する際には、例えば縫合糸で腹壁と胃壁とを縫合して胃壁を一時的に腹壁に固定し、その後に腹壁と胃壁とを穿刺して貫通孔を形成し、その貫通孔に胃瘻用カテーテルを装着する方法が一般的である。当該固定が不十分であると、種々の合併症を生じるおそれがあるため、縫合対象部である胃壁及び腹壁を正確に縫合するための縫合具が特許文献1〜3に示すようにいろいろ開発されている。
このうち特許文献1には、縫合糸が挿入可能な中空の縫合糸挿入用穿刺針と、当該穿刺針先端から延出される縫合糸を把持する中空の縫合糸把持用穿刺針と、当該縫合糸把持用穿刺針内に摺動可能に挿入されるスタイレット(誘導子)と、縫合糸挿入用穿刺針と縫合糸把持用穿刺針とをそれぞれの基端部において固定する固定部材とからなる縫合具が開示されている。スタイレットの先端には、縫合糸把持用穿刺針の内部通路に収納可能な弾性材料製の環状部材が備えられ、当該環状部材が縫合糸把持用穿刺針の先端から露出された状態で、縫合糸挿入用穿刺針に向かって縫合糸挿入用穿刺針の中心軸またはその延長線が環状部材の内部を通過するように延びる構成となっている。この縫合具を用いれば、縫合糸挿入用穿刺針と縫合糸把持用穿刺針とを、腹壁及び胃壁に穿刺し、スタイレットと環状部材とを縫合糸把持用穿刺針内の後端から挿入して、環状部材を縫合糸把持用穿刺針の先端から露出させ、縫合糸を縫合糸挿入用穿刺針内の後端から挿入して、当該縫合糸の一部を縫合糸挿入用穿刺針の先端から露出させて当該縫合糸を環状部材で捕捉させ、縫合糸把持用穿刺針内にスタイレットを後退させ、縫合糸挿入用穿刺針と縫合糸把持用穿刺針とスタイレットと環状部材とを一体的に後退させ、縫合糸の先行部を体外に引き出すことによって、縫合対象部である胃壁及び腹壁を縫合することができる。
特公平6−24533号公報 特許第3331215号公報 特開2005−245591号公報
しかしながら、上記のような縫合具を用いて縫合対象部を縫合する場合には以下の問題がある。
上記縫合を行う場合、操作者は、患者の体外から胃壁固定具を穿刺し、その胃内で効率よく縫合糸を環状部材の中に通過させる操作を行う必要があるが、その操作はその熟練度等によって難しい場合がある。このため、作業性の向上が求められる。
特に、胃壁固定具に縫合糸をセットする場合には、操作者は穿刺針の後方から縫合糸を挿通させる必要があるが、縫合糸の保存状態(パッケージに収納されている場合や、糸巻器に巻回されている場合も含む)によっては、いわゆる巻癖が付いており、保存状態直後の糸では糸先端の方向が定まりにくく、胃壁固定具の穿刺針にセットするのが困難な場合がある。
また、上記従来技術では、縫合糸挿入用穿刺針と縫合糸把持用穿刺針とスタイレットと環状部材とを一体的に後退させ、縫合糸の先行部を体外に引き出す際に縫合糸が縫合糸把持用穿刺針の先端付近で係合されるが、この際に鋭利な縫合糸把持用穿刺針によって縫合糸が損傷し、最悪の場合切断される等の懸念もある。
このような問題は、本来数十分で操作を完了すべき要求がある上記技術分野において、解決すべき課題として存在する。
そこで、本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、第一の目的として、従来よりも優れた操作性のもとに、損傷の発生を防止して確実に縫合糸を係合させることのできる生体用縫合具を提供する。
また、第二の目的として、従来に比べて安全性の高い生体縫合具を提供する。
上記目的を達成するため、本発明は第一及び第二の中空穿刺針が略並行に配され、前記第一中空穿刺針の中空部分には長尺状の本体部の先端に細線からなる環状部を有するスタイレットが挿通された生体用縫合具であって、前記スタイレットは少なくとも前記環状部が前記第一中空穿刺針の先端から当該穿刺針の長手方向に沿って延出され、前記第二中空穿刺針の中空部分には、長尺状の本体部の先端に一定方向にカーブするように先端領域が加工されたワイヤーが挿通された構成とした。
ここで、前記ワイヤーの先端には球状の保護部が配設されている構成とすることができる。
さらに前記スタイレットは、長尺状の本体部と、当該本体部の先端に設けられた環状部より構成され、当該環状部に前記ワイヤーが挿通され且つ挟設されることで、係合がなされる構成とすることもできる。
また前記環状部は、スタイレット長手方向を短軸方向とする楕円形に沿って形成されてなり、且つ、当該環状部の先端部には、前記第一中空穿刺針の中空部分への挿通を促すためのガイド部が設けられている構成とすることもできる。
さらに前記形状記憶ワイヤーには、当該形状記憶ワイヤーに対して挿通されるツマミ部が配設されており、当該ツマミ部の内部には、前記挿通に対して抵抗となる摩擦係止手段が配設されている構成とすることもできる。
また、前記形状記憶ワイヤーの後端には、縫合糸を連結するための連結用ループ部が形成された構成とすることもできる。
また、前記連結用ループ部は、一定の内径を有する大径ループ部と、前記大径ループ部よりも小さい内径を有する小径ループ部とから構成されており、前記大径ループ部に対して縫合糸が挿通され、且つ小径ループ部において挟設保持される構成であるとすることもできる。
さらに、前記形状記憶ワイヤーの後端には、当該ワイヤー本体部に挿通されるループ部が形成され、ループ部及び当該ループ部より一定の下流側領域におけるワイヤー本体部により連結用ループ部が形成され、前記連結用ループ部に縫合糸が挿通されたのち、当該連結用ループ部が縮小することで当該縫合糸が挟設保持される構成とすることもできる。
上記構成を有する本発明の生体縫合具によれば、第二中空穿刺針に対し、一般的な縫合糸よりも剛性に優れるワイヤーが延出可能に挿通される構成であるため、第二中空穿刺針にセットする作業効率が格段に向上されている。そのため、従来の柔軟な縫合糸を前記第二中空穿刺針にセットする手間に比べて飛躍的に迅速に縫合糸をセットすることが可能となり、これを胃壁固定具に使用した場合には良好に胃壁の固定処理を行えるという効果がある。
さらに、上記ワイヤーは、優れた剛性を持ちながら一定方向にカーブ加工されているので、前記第二中空穿刺針へのセット時において、その柔らかい先端が不用意に変形し、挿通に手間が掛かるといった問題も発生しない。
また、本発明では、ワイヤーの先端に球状の保護部を配設しているため、当該ワイヤーのカーブ量がたとえ多すぎて胃壁に当接しても、当該胃壁を不用意に痛めることがない。したがって、安全性の高い使用が可能となる。
また、本発明では縫合糸よりも硬質なワイヤーがスタイレットに対し、穿刺針の先端で係合される構成であるため、当該係合時に穿刺針によって縫合糸が損傷・切断される危険性が低減されている。
以下、本発明の一適用例である胃壁固定具とその操作方法について説明する。
〔実施の形態1〕
<全体構成>
図1は、実施の形態1にかかる胃壁固定具1の正面構成を示す斜視図である。また図2は、当該胃壁固定具1の背面構成を示す斜視図である。
図1に示すように、胃壁固定具1は大きく分けて、本体部2、スライド部5、押当部6、及び第一中空穿刺針10、第二中空穿刺針11等で構成される。
本体部2は、ホルダ3を中心とし、その一方の主面にステージ4及び中空の直方体状ブロック41、42を接合してなる。
ホルダ3は、左右に操作者が指で摘むための滑り止め加工が施された扇状の鍔部3R、3Lを供える板状体である。その主面中央部分には、第一及び第二中空穿刺針10、11を挿通するための穿孔部30a、30b及び、スライド部5のガイドバー51R、51Lをスライド可能に軸受けするためのスライド軸受け部30c、30dがそれぞれ所定位置に配設されている。
スライド部5は、中央部より両側をU字状に折り曲げた金属線(ここではピアノ線)と、当該金属線の中央部に、ホールド性に優れるシリコーンゴム等を被覆させた構成を持つ。前記ピアノ線の中央部より両側部分はそれぞれガイドバー51R、51Lとなり、中央部は操作者が指で摘むことができる折り返し部(グリップ)50となっている。当該スライド部5におけるガイドバー51R、51Lの各先端は押し当て板60の主面61において一体に接合され、且つ本体部2に対してスライド可能に保持される。
ブロック41、42は図2に示すように、本体部2において上下二段重ねに配設された構成を持つ。このうちブロック41の後方端面には筒部411及び開口部410が設けられ、当該開口部にスタイレット8が挿抜可能に挿通される。また、筒部411にはスタイレット8の後端に取着されたツマミ102が嵌合できる。ブロック41と42はほとんど同様の構成であるが、ブロック42の後方端面には切り欠きによる凹部421が設けられ、形状記憶ワイヤーの後端に設けられたツマミ112の凸部1121と嵌合してこれを係止する構成となっている。これにより形状記憶ワイヤーの軸方向角度(すなわち先端領域71のカーブ角度)は、ツマミ112の凸部1121の位置により常に操作者に把握される。
本体部2には、前記ブロック41、42の開口部410、420(不図示)と連通するように第一及び第二中空穿刺針10、11が接続されるとともに、ホルダ3を介してスライド部5のガイドバー51R、51Lがスライド自在に挿通される。これら10、11、51R、51Lは、ともに同方向に延長され、押当部6に挿通される。
押当部6は、長方形状の主面を持つ板体であり、図1のようにスライド軸受け部60a、60bが穿孔され、これに第一及び第二中空穿刺針10、11の先端付近がそれぞれスライド自在に挿通される。また、前記ホルダ3との対向主面61には、スライド部5のガイドバー51R、51Lの先端がそれぞれ当接された状態で、当該ガイドバー51R、51Lの先端を樹脂で固着してなる固定部52R、52Lにより接合されている。これにより操作者がスライド部5の折り返し部50を引き抜けば、ガイドバー51R、51Lが針先100、101より後退し、ガイドバー51R、51Lがスライド軸受け部30c、30dでスライドして、当該針先100、101付近の穿刺針が主面60より露出する。反対に操作者が折り返し部50を押し込めば、これと逆の動作がなされる。
第一及び第二中空穿刺針10、11は、ともに剛性に優れるステンレス材料からなる針本体101、111において、その針先100、110から末端部まで貫通する中空部1000、1100が設けられた構成を持つ。これらは図1及び2に示すように押当部の主面60、61の中央から互いに対称的な位置において、本体部2の後方から当該本体部2及び押当部6に挿通されて配されている。
第一中空穿刺針10の内部にはスタイレット8が収納され、第二中空穿刺針11の内部には形状記憶ワイヤー7が収納されている。そして、操作者がスタイレット8及び形状記憶ワイヤー7をツマミ102、112側から押し込むと、本発明の特徴として図2のようにスタイレット8の環状部801の内部へ挿通されるようになっている。
次にこのスタイレット8及び形状記憶ワイヤー7の構成について説明する。
<スタイレット及び形状記憶ワイヤーの構成>
次に示す図3(a)は、スタイレット8の全体構成を示す図である。
当図に示されるように、スタイレット8は長尺状の本体部80と、その先端に取着された環状部81、及び後端に設けられたツマミ102とからなる。
本体部80は例えばステンレス材で構成されており、第一中空穿刺針10の中空部1000に対して挿通可能な径を有する。
環状部81は、形状記憶合金材料等からなる細線であり、本体部80の長手方向に沿って、短軸bとし、本体部80の径方向に沿って長軸aとする楕円形状の輪郭で形成されている。また前記長手方向先端には、細線を小さく一回転させてなるガイド部801が配されている。当該環状部81は従来構成(例えば特開2002−26203号公報に記載の構成)と異なり、第二中空穿刺針の針先方向へカーブする構成ではなく、第一中空穿刺針の針先から鉛直方向に展開する構成を特徴とする。
環状部81を楕円形状とする理由は、胃の内部において、経験的に第二中空穿刺針11から露出される形状記憶ワイヤーが挿通しやすい形状であることが知られているためである。
またガイド部801は、挿通口410に対して十分小さいサイズに形成されている。このため当該ガイド部801を挿通口410に一旦挿通されれば、直径の比較的大きい環状部81をそのまま連続的にスムーズに挿通口410にガイドしてセットすることが可能であり、優れた作業効率が呈される。このためガイド部の直径は、挿通口410の径よりも小さくすることが望ましい。
なお、スタイレット8では末端が完全に閉じた構成の環状部81を示したが、本発明はこれに限定しない。すなわち、本発明で言及する環状部の「環状」とは、全体が略環状であればよく、その一部以上が欠けている構成も含むものとする。これによって、例えばU字型の鉤手構造を利用した環状部構成も含まれる。
図3(b)は、形状記憶ワイヤー7の全体構成を示す図である。
形状記憶ワイヤー7は、ステンレス、バイメタル等の形状記憶合金材料を用いてなる金属形状記憶ワイヤーであって、本体部70の先端領域71は常温状態で一定の方向に円弧状にカーブするように形成されている。このカーブ方向は、胃壁固定具1へのセット時には前記第一中空穿刺針10の先端から露出される環状部801へ挿通される方向へ設定される。具体的には、長尺状材料を所定の直径を有する円柱に巻き付け、これを熱処理する方法、或るいは一定の加熱温度下で前記円柱に材料を巻き付けて長尺状に形成したのち、これを冷却する方法等が挙げられる。
また、当該先端領域71の先端部は球状又は鈍角になるように加工されており、保護部701が形成されている。これは胃壁内部を保護し、且つ、形状記憶ワイヤーが環状部に挿通された後、当該係合を外れにくくする工夫である。
形状記憶ワイヤー7の後端部には、全体に平板加工された本体部721において穿孔部720が設けられてなる連結部72が形成されている。当該連結部72は、通常はツマミ112に嵌合されているが、穿刺時まではツマミ112に対して縫合糸Aが連結された状態で嵌合され、その後は適宜ツマミ112と分離できる。ここで図9(b)は、図9(a)における連結部72をワイヤーの軸方向に90度回転させた視点での形状を示している。
当図に示されるように、形状記憶ワイヤー7の連結部72は、平板状の本体部721が形成されているため、この形状を活かしてスリット状の凹部を嵌合部(不図示)として有するツマミ112と所定の角度で嵌合される。このため、ツマミ112を形状記憶ワイヤーの軸方向に回転させると、ツマミ112に設けられた凸部1121の位置を認識することで、形状記憶ワイヤー先端領域71がどの方向にカーブしているかを容易に把握することができる。これは、操作者が当該胃壁固定具1の使用時に、胃内部において形状記憶ワイヤーのカーブ方向を正確に把握できるようにするためである。
なお、本願で言う「形状記憶」とは、所謂バイメタル等の金属材料特性に起因し、温度変化等で形態復元する特性に限定するものではなく、広い意味で定義されるものである。従って、その他、剛性の高い樹脂材料を温度処理することで一定方向にカーブ(巻癖等)をつけた構成や、ステンレス材等塑性変形に強い材料を活かした特性を持つものも含むものとする。
形状記憶ワイヤー7の材料としては、上記バイメタルに限定されるものではなく、単体の金属材料を用いた構成、又は合成樹脂等を用いる場合であってもよい。
また、連結部72は必須の構成ではなく、縫合糸Aを当該ワイヤー7に連結できる手段であればよい。例えば図9(c)に示すように、当該ワイヤー7の末端を部分的に縮径加工し、この縮径部75に対して縫合糸Aを結び付ける構成としてもよい。
或いは、本体部70の後部に小さなリング部76を設け、当該リング部76において縫合糸Aを結びつける構成としてもよい。
<胃壁固定具の操作方法と効果>
以上の構成を有する胃壁固定具1によれば、その操作は以下通りで行われる。図4〜図6は、当該操作のプロセスを模式的に説明する図である。なお、各図4〜6は図1におけるX−X‘線に沿った断面図として表し、150、151は腹壁と胃壁のそれぞれを示す。
(胃への穿刺)
まず操作者は胃壁固定具1において、形状記憶ワイヤー7の連結部72に縫合糸Aを予めセットする。そして、ツマミ102、112を操作し、形状記憶ワイヤー7及びスタイレット8が第一及び第二中空穿刺針10、11の先端100、110より露出しない位置に調節する。この状態でホルダ3の両端にある鍔部3R、3Lを把持し、穿刺針10、11を患者の所望の腹壁150位置から垂直に穿刺する。このとき、押当部6における押し当ていた60が腹壁に当接するので、操作者は所謂「てこの原理」によってスライド部5の折り返し部50を起点に穿刺針10、11を鍔部3R、3Lごと患者の腹壁150及び胃壁151に強く押し込んで穿刺する(図4(a))。
ここで、本発明では従来のように縫合糸Aを直接第二中空穿刺針11にセットするのではなく、高剛性を有する形状記憶ワイヤー7を利用してセットする点に特徴がある。このため、保存状態によって不要な巻癖が縫合糸Aに着いている場合には容易にセットすることができないという問題の発生を根本的に解決することができ、高い作業効率で当該セットを行うことが可能な効果が奏される。
(スタイレットの解放)
十分な深さまで穿刺がなされたら、操作者は次にツマミ102を操作し、スタイレット8を第一中空穿刺針10に押し込む。これにより胃壁内部で環状部81を解放し、展開させる。これとともに形状記憶ワイヤー7も第二中空穿刺針11に押し込むが、まだ先端領域71を充分には押し込まない(図4(b))。
(環状部と形状記憶ワイヤーとの挿通)
続いて、操作者はツマミ102の方向をチェックしながら、先端領域71を環状部81の内部へカーブさせつつ延出させる(図5(a))。このとき、場合によっては患者に経口挿入した内視鏡を利用する。本発明では、この際形状記憶ワイヤー7が予め所定の方向へカーブするように形成されていることから、比較的スムーズに(実際には数秒で)環状部81へ先端領域71を挿通させることができる。
ここで、従来技術においてはスタイレットの環状部をカーブさせた構成が知られているが、本実施の形態1では、ワイヤー7の先端領域71をカーブさせる構成で差異が存在する。そしてこの場合、ワイヤー7のカーブ設定は一本のワイヤーのみ(具体的には先端領域71のみ)について行えばよいので、この点で従来のスタイレットの環状部に比べて容易にカーブ加工が施せるという優位性が存在する。
(スタイレットと形状記憶ワイヤーとの係合)
前記挿通がなされた後は、操作者はツマミ102を引き上げ、環状部81を第一中空穿刺針10中に退避させる。そして、環状部81がほぼ退避されたところで、第一中空穿刺針10の先端100において形状記憶ワイヤー7の先端領域71を捉える状態とし、これによってスタイレットと形状記憶ワイヤーとの係合を図る(図5(b))。形状記憶ワイヤー7は第一中空穿刺針10の内部へも挿通可能な細さを有しているが、当該挿通を行うと形状記憶ワイヤーが完全に折れ曲がるため、塑性変形を考慮するとそこまでは不要である。また上記針先100の先端での係合でも、十分に形状記憶ワイヤー7を把持することが可能である。
このように本実施の形態1ではワイヤー7がスタイレット8に対し、第一中空穿刺針10の先端100で係合できるため、当該係合時に鋭利な第一中空穿刺針10の先端100によって縫合糸が損傷・切断される危険性が低減されるという効果も奏されることとなる。
(穿刺針の引き抜き)
前記係合がなされた後は、操作者は再びホルダ3を把持し、前記係合を保ったままで第一及び第二中空穿刺針10、11を引き抜く。そしてこの際、形状記憶ワイヤー7の後端においてツマミ112を取り外し、これを解放しておく。これにより、形状記憶ワイヤー7の後端に連結された縫合糸Aが穿刺針中を挿通するとともに、第一及び第二中空穿刺針10、11が引き抜かれる(図6(a))。形状記憶ワイヤー7は第一中空穿刺針10の先端100で係合されたまま、当該第一中空穿刺針10とともに引き抜かれ、縫合糸Aが縫合に供されることとなる。
(縫合糸Aの処理)
胃壁固定具1を完全に引き抜いた後は、前記縫合糸Aの両端をハサミ等で切り出す。そして、これを適宜結ぶ等して縫合処理を終了する(図6(b))。
以上で1プロセスの縫合処理が終了するが、場合に応じて適宜当該縫合処理を数カ所繰り返す。ここで、本発明では上記の通り、迅速な縫合が可能であるため、例えば成人のPEG造設処理においては全ての縫合操作が略20分以内で終了させることができる。
[実施の形態1の変形例]
上記した実施の形態1では、形状記憶特性を有する形状記憶ワイヤー7を用いる構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、このような形状記憶ワイヤーを用いなくても本願発明を達成することが可能である。
実施の形態1の変形例として、縫合糸Aに形状記憶材料を用いることもできる。これは、縫合糸Aに剛性に優れ、且つ形状記憶特性を有するステンレス系材料を用いるものである。
このような構成を持つ変形例の胃壁固定具によっても実施の形態1と同様の効果が奏される。具体的には、縫合糸Aを予め所定の方向へカーブするように形状記憶若しくは加工をしておくことによって、第二中空穿刺針11に対してスムーズにセットすることができ、且つ、環状部81へ良好へ挿通してこれを係合させることができる。
なお当該形状記憶特性は、少なくとも胃壁固定具にセットする先端領域のみ持たせる構成としても、同様の効果が奏されることは言うまでもない。
[実施の形態2]
次に本発明の実施の形態2について、上記実施の形態1との差異を中心に説明する。
図7は、実施の形態2の胃壁固定具における第一及び第二中空穿刺針の針先周辺構成を示す拡大図である。
本実施の形態2の特徴は、第二中空穿刺針11Xの本体部111Xの構成が完全な中空ではなく、中空の通路1102Xと中実の針先110Xとで構成され、且つ当該針先110X付近の側面に開口部1100Xが設けられている点に特徴を有する。当該開口部1100Xは、本体部111Xの内部において、前記中空の通路1102Xと円弧状の屈曲通路1101Xにおいて連通する構成となっている。
このような構成の第二中空穿刺針11Xを用いれば、形状記憶ワイヤー7を用いなくても通常の縫合糸又は形状記憶合金等で作製していないワイヤーを環状部81の中に挿通させることが可能である。
なお本発明で課題とする、中空穿刺針の後端挿通口への縫合糸のセットが困難である課題を解決するためには、縫合糸として従来の縫合糸よりも高剛性を有する糸(実施の形態1の変形例で説明した縫合糸)を用いるか、又は形状記憶ワイヤー7等を用いる必要がある。しかしながら、当該課題がそれほど顕著にならない場合には、通常の縫合糸Aを用いることも可能である。
なお、実施の形態2の構成を作製する場合には、環状部81の内部に縫合糸Aが効率よく挿通されるように、屈曲通路1101Xの角度、内径、屈曲率等のパラメータを予め調節することが望ましい。
[形状記憶ワイヤーの変形例]
図8(a)、(b)は本発明の形状記憶ワイヤーのその他の実施例を示す構成図である。
図8(a)に示す実施例1(形状記憶ワイヤー7X)は、基本的には形状記憶ワイヤー7と同様であるが、その特徴は、まず形状記憶ワイヤー本体部70に対し、紡錘状逆止弁1122を内蔵したツマミ112Xを挿通させた構成にある。
当該逆止弁1122は、ゴム・合成樹脂性の紡錘体を用いており、その頂点部分が形状記憶ワイヤー先端領域71の方向に向くように挿通されている。
このような逆止弁1122を用いれば、形状記憶ワイヤー7Xを鉛直方向に向けた場合でも、ツマミ112Xに対して形状記憶ワイヤー7Xが不用意に落下したり、位置ずれしたりするのを防止できる。また、形状記憶ワイヤー先端領域方向へは本体部70を引き出すことで、比較的容易にこれを繰り出すことができ、逆方向への繰り出しが制限されるので、良好な作業効率を確保することが可能である。
なお、このような逆止弁1122は、形状記憶ワイヤーの摩擦係止手段として用いられるものであるため、当該逆止弁1122を用いる代わりに、形状記憶ワイヤー7Xに挿通可能で且つ前記挿通動作に対して所定の摩擦力を発揮することができる内径を持つゴム管、ゴムブロック、或いは一定の摩擦係数を持つフリクション材料等をツマミ112Xに内蔵させて用いることも可能である。
続いて、形状記憶ワイヤー7Xの後端部には、縫合糸Aを繋ぐための連結用手段として、二段ループ部73が配設されている。当該二段ループ部73は、比較的柔らかい材料(本発明では、一例として環状部80と同等の材料が好適である)からなる大径部731(図中「A」の領域)と、前記大径部731より硬い材料からなる小径部732(図中「B」の領域)とで構成されている。大径部731は予め円をなすように開く方向に形成されており、反対に小径部732は細いU字形状をなすように形成されている。U字形状の間隙は、縫合糸Aを挟設できる程度であればよい。
なお、この大径部731及び小径部732についての材料の組み合わせは一例であって、これに限定されるものではない。
この構成によれば、使用時にはまず大径部731を利用することによって、縫合糸Aを容易に挿通させることができる。また、挿通された縫合糸Aを小径部732に連通させ、これを結びつける(或るいは単に挿通させたままで挟設させておく)ことによって、簡単に縫合糸Aを形状記憶ワイヤー7X側に保持させることができる。その後は、例えば操作者が左手でツマミ112Xをホールドし、右手でワイヤー7Xを紡錘状逆止弁1122の中へ押し込み、患者の体内にワイヤー7Xを延出させることができる。
一方、図8(b)に示す実施例2(形状記憶ワイヤー7Y)は、縫合糸Aを繋ぐための連結用手段として、形状記憶ワイヤー本体部70上を摺動可能なリング部741と、これによって径の変化が可能な大径部742とを備えるスライドループ部74が形成された特徴を有する。
このような構成によっても、使用時には大径部742に縫合糸Aを容易に挿通させることができ、且つ、リング部741をワイヤー本体部70上に締まり勝手にスライドさせることで、大径部742の径を縮小させて前記縫合糸Aを良好に挟設保持させることが可能であって、上記実施例1と同様の効果が奏される。
なお、実施例1ではツマミ112Xと二段ループ部73あるいはスライドループ部74との組み合わせについて例示したが、本発明で前記ツマミ112Xとループ部73、74との組み合わせは必須ではなく、図8に記載された構成のうち何れか一方のみを実施するようにしてもよい。
[その他の事項]
なお本発明は胃壁を腹壁に縫合する場合に限らず、縫合糸の先端を、生体の縫合対象部の中に挿入した後に縫合対象部の外に引き出すことによって、縫合対象部を縫合する場合に広く適用できる。
また第二中空穿刺針は、先端を針にせず単なる筒にしておき、穿刺時にはスタイレットに先だち、針を挿通させる構成とし、これをもって穿刺可能にする構成としてもよい。
さらに上記実施の形態では、第一及び第二中空穿刺針の長さが同等の構成について開示したが、本発明はこれに限定するものではなく、例えば第一中空穿刺針を第二中空穿刺針よりも長く構成してもよい。こうすることで、生体への穿刺時における穿刺抵抗を低減することができ好適である。
本発明にかかる生体用縫合具は、胃瘻用カテーテルを装着する際などにおいて、縫合糸で腹壁と胃壁とを縫合するのに利用が可能である。
実施の形態1に係る胃壁固定具の正面構成を示す図である。 実施の形態1に係る胃壁固定具の背面構成を示す図である。 スタイレット及び形状記憶ワイヤーの各構成を示す図である。 本発明の胃壁固定具を用いた生体縫合プロセスを示す図である。 本発明の胃壁固定具を用いた生体縫合プロセスを示す図である。 本発明の胃壁固定具を用いた生体縫合プロセスを示す図である。 実施の形態2に係る穿刺針付近の構成を示す図である。 本発明の形状記憶ワイヤーのその他の実施例を示す図である。 本発明の形状記憶ワイヤーの後部構成を示す図である。
符号の説明
1 胃壁固定具
2 本体部
3 ホルダ
4 ステージ
5 スライド部
6 押当部
7、7X、7Y 形状記憶ワイヤー
8 スタイレット
10 第一中空穿刺針
11、11X 第二中空穿刺針
70、80 本体部
71 先端領域
72 連結部
73 二段ループ部
74 スライドループ部
81 環状部
100、110、110X 針先
101、111、111X 針本体
112、112X ツマミ
701 保護部
731、742 大径部
732 小径部
741 リング部
800 楕円部
801 ガイド部
1100X 開口部
1101X 屈曲通路
1102X 中空路
1122 紡錘状逆止弁

Claims (8)

  1. 第一及び第二の中空穿刺針が略並行に配され、前記第一中空穿刺針の中空部分には長尺状の本体部の先端に細線からなる環状部を有するスタイレットが挿通された生体用縫合具であって、
    前記スタイレットは少なくとも前記環状部が前記第一中空穿刺針の先端から当該穿刺針の長手方向に沿って延出され、
    前記第二中空穿刺針の中空部分には、長尺状の本体部の先端に一定方向にカーブするように先端領域が加工されたワイヤーが挿通された構成である
    ことを特徴とする生体用縫合具。
  2. 前記ワイヤーの先端には球状の保護部が配設されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の生体用縫合具。
  3. 前記スタイレットは、長尺状の本体部と、当該本体部の先端に設けられた環状部より構成され、当該環状部に前記ワイヤーが挿通され且つ挟設されることで、係合がなされる構成であることを特徴とする請求項1または2に記載の生体用縫合具。
  4. 前記環状部は、スタイレット長手方向を短軸方向とする楕円形に沿って形成されてなり、且つ、当該環状部の先端部には、前記第一中空穿刺針の中空部分への挿通を促すためのガイド部が設けられている
    ことを特徴とする請求項3に記載の生体用縫合具。
  5. 前記形状記憶ワイヤーには、当該形状記憶ワイヤに対して挿通されるツマミ部が配設されており、
    当該ツマミ部の内部には、前記挿通に対して抵抗となる摩擦係止手段が配設されている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の生体用縫合具。
  6. 前記形状記憶ワイヤーの後端には、縫合糸を連結するための連結用ループ部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の生体用縫合具。
  7. 前記連結用ループ部は、一定の内径を有する大径ループ部と、前記大径ループ部よりも小さい内径を有する小径ループ部とから構成されており、
    前記大径ループ部に対して縫合糸が挿通され、且つ小径ループ部において挟設保持される構成である
    ことを特徴とする請求項6に記載の生体用縫合具。
  8. 前記形状記憶ワイヤーの後端には、当該ワイヤー本体部に挿通されるループ部が形成され、
    ループ部及び当該ループ部より一定の下流側領域におけるワイヤー本体部により連結用ループ部が形成され、
    前記連結用ループ部に縫合糸が挿通されたのち、当該連結用ループ部が縮小することで当該縫合糸が挟設保持される構成である
    ことを特徴とする請求項6に記載の生体用縫合具。
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