JP5164769B2 - 縫合器 - Google Patents

縫合器 Download PDF

Info

Publication number
JP5164769B2
JP5164769B2 JP2008249162A JP2008249162A JP5164769B2 JP 5164769 B2 JP5164769 B2 JP 5164769B2 JP 2008249162 A JP2008249162 A JP 2008249162A JP 2008249162 A JP2008249162 A JP 2008249162A JP 5164769 B2 JP5164769 B2 JP 5164769B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
anchor
sheath
tube
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008249162A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009082716A (ja
Inventor
潤二 塩野
雄太 六鎗
憲介 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Medical Systems Corp
Original Assignee
Olympus Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Medical Systems Corp filed Critical Olympus Medical Systems Corp
Publication of JP2009082716A publication Critical patent/JP2009082716A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5164769B2 publication Critical patent/JP5164769B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/068Surgical staplers, e.g. containing multiple staples or clamps
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/04Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for suturing wounds; Holders or packages for needles or suture materials
    • A61B17/0401Suture anchors, buttons or pledgets, i.e. means for attaching sutures to bone, cartilage or soft tissue; Instruments for applying or removing suture anchors
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/04Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for suturing wounds; Holders or packages for needles or suture materials
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/04Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for suturing wounds; Holders or packages for needles or suture materials
    • A61B17/0469Suturing instruments for use in minimally invasive surgery, e.g. endoscopic surgery
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/064Surgical staples, i.e. penetrating the tissue
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/04Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for suturing wounds; Holders or packages for needles or suture materials
    • A61B17/0487Suture clamps, clips or locks, e.g. for replacing suture knots; Instruments for applying or removing suture clamps, clips or locks
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/04Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for suturing wounds; Holders or packages for needles or suture materials
    • A61B17/0401Suture anchors, buttons or pledgets, i.e. means for attaching sutures to bone, cartilage or soft tissue; Instruments for applying or removing suture anchors
    • A61B2017/0409Instruments for applying suture anchors
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/04Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for suturing wounds; Holders or packages for needles or suture materials
    • A61B17/0401Suture anchors, buttons or pledgets, i.e. means for attaching sutures to bone, cartilage or soft tissue; Instruments for applying or removing suture anchors
    • A61B2017/0417T-fasteners
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/04Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for suturing wounds; Holders or packages for needles or suture materials
    • A61B17/06Needles ; Sutures; Needle-suture combinations; Holders or packages for needles or suture materials
    • A61B2017/06052Needle-suture combinations in which a suture is extending inside a hollow tubular needle, e.g. over the entire length of the needle

Description

本発明は、体腔内に挿入して使用される縫合器、より詳しくは、両端にアンカーが取付けられた縫合糸を用いて胃や腸等の管腔器官に形成された穿孔等を縫合する際に使用される縫合器に関する。
従来、胃や腸等の管腔器官に形成された穿孔や裂傷等を縫合する目的で、両端にアンカーが取付けられた縫合糸を用いる縫合器が知られている(例えば、下記特許文献1参照。)。この縫合器では、縫合糸両端のアンカーを組織内または組織外で穿孔の周囲の組織に係止させ、縫合糸を引き絞ることによりアンカーが係止された組織を引き寄せることによって縫合を行う。
特許文献1に記載の縫合器によって確実に縫合を行うためには、縫合器先端に装填されたアンカーを、当該穿孔等の周囲の対向する組織において1個ずつ確実に先端から射出して、組織に係止させる必要がある。このため、この縫合器においては、アンカーの表面に設けられた環状の溝が、縫合器先端の針の内面に設けられた突起と係合している。そして、アンカーが射出された際に、溝と突起との係合が外れてユーザにその感触が伝達され、アンカーが射出されたことをユーザが認知できる構成となっている。
国際公開2007−37326号公報
しかしながら、特許文献1に記載の縫合器においては、先端の針とユーザの操作する操作部は、可撓性を有するシースによって接続されているため、アンカーが射出されるときにアンカーに加えられた力によってシースが伸びている。このため、アンカーが射出される際に発生する上述の感触がシースの伸縮に吸収されて減衰し、感触がユーザに充分伝達されない場合がある。
また、シースに吸収されてもユーザが充分に認識できる程度の感触が伝達されるようにアンカーと針との係合を強くすると、当該係合を解除するためにより大きい力が必要となる。その結果、アンカーが一度に2個射出されてしまい、正常な縫合が困難となる場合がある。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、先端からアンカーを確実に1個ずつ射出することのできる縫合器を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、縫合糸の両端に第1アンカー及び第2アンカーがそれぞれ取付けられた縫合ユニットを用いて組織の縫合を行う縫合器であって、前記第1アンカー及び第2アンカーが収容される中空の先端部材と、前記第1アンカー及び第2アンカーを前記先端部材から射出可能に前端が前記先端部材に挿通されたワイヤと、前記ワイヤが軸線方向に進退可能に挿通され、先端が前記先端部材の基端側に一体に接続された可撓性を有するチューブと、前記ワイヤと共に前記チューブに軸線方向に進退可能に挿通された並走部材と、前記ワイヤに取り付けられ、前記ワイヤと前記並走部材との相対位置関係を一定の状態に保持する相対位置保持部材と、前記チューブ又は前記先端部材に設けられ、前記並走部材の前方への移動を規制する前方規制部材と、前記ワイヤ及び前記並走部材の基端側に設けられ、前記ワイヤ及び前記並走部材を操作するための操作部とを備え、前記操作部は、前記チューブが挿通されたシースの基端が固定された本体と、前記チューブの基端が固定され、前記本体に対して軸線方向に摺動可能に取付けられた摺動部と、前記摺動部に固定され、前記ワイヤ及び前記並走部材の基端が挿通された先端操作部と、を有し、前記相対位置保持部材によって前記ワイヤと前記並走部材との相対位置関係が一定の状態に保持された状態で、前記前方規制部材によって前記並走部材の前方への移動が規制されるまで前記ワイヤを前進させると、前記ワイヤによって前記第1アンカーのみが前記先端部材から射出される縫合器である。
本発明の縫合器によれば、ワイヤの相対位置保持部材と並走部材とを当接させることによって、ワイヤの並走部材からの突出長を一定に保持しながら先端部材に向かって摺動させることができる。そして、前方規制部材と並走部材とを当接させることによって、第1アンカーが先端部材から射出される。仮に、アンカーの射出操作時にチューブが軸線方向に伸びたとしても、前方規制部材及び先端部材の形状はほとんど変化しないため、前方規制部材と並走部材とを当接させればワイヤは常に一定の長さだけ先端部材内に進入する。従って、前方規制部材と並走部材とを当接させることによって、確実に1個ずつアンカーを射出することができる。
以下、本発明の第1実施形態の縫合器について、図1から図11を参照して説明する。
図1は、本実施形態の縫合器1を示す図である。縫合器1は、内視鏡装置100の鉗子口101に挿入され、患者等の体内で作業用チャンネル102から先端を突出させて使用される。
縫合器1は、体内に挿入される先端部2と、先端部2の各機構を操作するための操作部3とを備えて構成されている。
図2は、先端部2を一部断面で示す拡大図である。先端部2は、後述する縫合ユニットが取付けられる針(先端部材)4と、針4に挿通されたワイヤ5と、ワイヤ5の基端が挿通された第2シース(並走部材)6と、第2シース6及びワイヤ5が軸線方向に進退可能に挿通されて針4の基端側に針4と一体に固定されたチューブ7と、チューブ7が挿通された第1シース(シース)8とを備えて構成されている。
針4は、金属等で形成された中空の部材であり、上面に溝4Aが形成されている。針4の内部には、縫合ユニットのアンカーが収容される。
図3は、針4に収容される縫合ユニット103を示す図である。縫合ユニット103は、縫合糸104と、縫合糸104が挿通されたストッパ105と、縫合糸104の両端に取付けられた棒状の第1アンカー106及び第2アンカー107とを備えて構成されている。
ストッパ105は、金属や生分解性樹脂等の樹脂等からなる板状の部材の左右の端部105A及び105Bが対向するように折り曲げられ、端部105Aと105Bとが互いに係合されて形成されている。
ストッパ105の左右方向中央付近には孔105Cが設けられており、中点104Aで折り曲げられた縫合糸104が、端部105A、105Bと反対側の面から孔105Cに挿通され、互いに係合する端部105Aと端部105Bとの間を通るように配置されている。ストッパ105の使用時の動作については後述する。
図2に示すように、針4の内部には縫合ユニット103の第1アンカー106及び第2アンカー107が、第1アンカー106が先端側に来るように軸線方向に並んだ状態で収容されている。各アンカー106、107につながる縫合糸104は、溝4Aから針4の外部に露出している。
また、各アンカー106、107には、外面の一部に全周にわたってそれぞれ係合溝106A、107Aが設けられている。各係合溝106A、107Aは、それぞれ針4の内腔側に突出して設けられた図示しない係合突起と係合しており、各アンカー106、107の誤射出や、針4の先端が垂直下方に向いた際の自然脱落等を防いでいる。
ワイヤ5は、金属等から形成されており、その先端が針4の基端4Bから針4に挿通されている。ワイヤ5の先端には、押圧部材9が取付けられており、ワイヤ5を軸線方向に沿って針4の先端側に前進させることによって、第1アンカー106及び第2アンカー107を押圧して針4の外部に射出することができる。
ワイヤ5は操作部3で加えられた押圧力を好適に押圧部材9に伝達できる単線が好ましいが、金属素線を寄り合わせた多線ワイヤや、金属素線や多線ワイヤがコイル状に巻かれて形成されたコイルワイヤ等も適用可能である。
また、ワイヤ5の押圧部材9から所定の距離離れた位置には、ワイヤ5と第2シース6との相対位置関係を一定に保持する環状の当接部材(相対位置保持部材)10が取り付けられて固定されている。当接部材10の外径の寸法は、針4の内部を自在に進退できる大きさに設定されている。なお、当接部材10は、ワイヤ5から径方向外側に突出していれば、必ずしも環状でなくてもよい。
第2シース6は金属素線や多線ワイヤが巻かれて管状に形成されたコイルシースであり、ワイヤ5の基端が、軸線方向に進退可能に挿通されている。第2シース6の内径は、ワイヤ5の当接部材10の外径より小さく設定されており、当接部材10は第2シース6の先端6Aと当接して第2シース6内に進入できないようになっている。すなわち、当接部材10と第2シース6の先端6Aとが当接すると、ワイヤ5と第2シース6との位置関係が一定に保持される。
チューブ7は樹脂等からなる可撓性を有する管状の部材である。チューブ7の材質としては、軸線方向への伸びが少ない樹脂材料等が好ましい。チューブ7は、先端に取り付けられた接続管(前方規制部材)11を介して針4の基端4Bに一体に接続されている。
接続管11の外面には、内腔に貫通する貫通孔(連通部)11Aが設けられており、縫合ユニット103の縫合糸104の折り曲げられた中点104Aが、貫通孔11Aから接続管11の内腔に挿入され、内部に挿通されたワイヤ5に掛けまわされている。
接続管11の軸線方向の内径はワイヤ5の当接部材10の外径より大きく設定されており、当接部材10は接続管11内を軸線方向に沿って自由に進退することができる。一方、接続管11の軸線方向の内径は第2シース6の外径よりも小さく設定されており、第2シース6が接続管11内に進入できないように構成されている。
第1シース8は、第2シース6と同様の構造のコイルシースであり、チューブ7及びチューブ7と一体に接続された針4が、軸線方向に進退可能に挿通されている。そして、図2に示すように、針4に装着された縫合ユニット103全体をその内腔に収容することができる。
図4は、操作部3を一部断面で示す図である。ワイヤ5及び第2シース6の基端側に設けられた操作部3は、第1シース8の基端が固定された本体12と、本体12に対して本体12の軸線方向に摺動可能に取付けられた摺動部13と、摺動部13に固定された先端操作部14とを備えて構成されている。
本体12は樹脂等で形成されており、棒状の一対の側壁部材15が2本平行に並べられて構成されている。本体12の先端には、第1シース8の基端8Aが接着やカシメ等の手段で固定されている。本体12の先端付近には、一対の側壁部材15を取り巻くように、樹脂等からなる略筒状のアジャスター16が取付けられている。
アジャスター16は、本体12の軸線方向に摺動可能であり、図示しないネジ等の固定手段によって、本体12に対して任意の位置に固定することができるように構成されている。アジャスター16の固定位置を変化させることによって、後述するように、第1シース8からの針4の突出量を調整することが可能である。
本体12の基端12Aでは、一対の側壁部材15が一体となっており、環状の指掛け部17が設けられている。
摺動部13は、本体12に対して摺動可能に取付けられたスライダー18と、スライダー18に固定された接続部材19とを備えて構成されている。
スライダー18は、アジャスター16より本体12の基端12A側に、一対の側壁部材15を取り巻くように取付けられた樹脂等からなる略筒状の部材である。スライダー18は、本体12の軸線方向に沿って、アジャスター16と指掛け部17との間を摺動可能となっている。スライダー18には、操作時にユーザが指を掛けるためのハンドル20が設けられている。
接続部材19は、樹脂や金属等からなり、第1シース8の基端8Aから本体12の一対の側壁部材15の間に延出するチューブ7の基端7Aが、溶着や接着等の方法で固定されている。すなわち、チューブ7の基端7Aは、接続部材19を介してスライダー18に固定されており、スライダー18を摺動させることによってチューブ7を本体12の軸線方向に沿って一定の範囲進退させることが可能である。
先端操作部14は、スライダー18に固定された管状部材21と、管状部材21に挿通されたシース操作部材22と、ワイヤ5の基端に取付けられたワイヤ操作ツマミ23とを備えて構成されている。
管状部材21は樹脂等からなり、スライダー18のハンドル20の後方に固定されている。そして、チューブ7の基端7Aから延出した第2シース6及びワイヤ5が、管状部材21に挿通されている。
シース操作部材22は、樹脂等からなる管状の部材であり、管状部材21の基端21A側から管状部材21に挿入されている。シース操作部材22は、管状部材21の軸線方向にそって摺動可能であり、その先端22Aには、第2シース6の基端6Bが接着やカシメ等の手段で固定されている。第2シース6の基端6Bから延出するワイヤ5は、シース操作部材22の内腔を通ってシース操作部材22の後端22Bから露出している。
ワイヤ操作ツマミ23は、円盤状の部材であり、シース操作部材22の後端22Bから露出したワイヤ5の基端に取付けられている。ワイヤ操作ツマミ23は円盤状でなくてもよく、シース操作部材22及び後述するワイヤストッパに係止する形状であれば、例えば縫合ユニット103の第1アンカー106のような棒状など、どのような形状でも構わない。
シース操作部材22の後端22Bとワイヤ操作ツマミ23との間には、ワイヤ5と第2シース6との位置関係を一定に保持し、誤動作を防ぐためのワイヤストッパ24が着脱自在に介装されている。
ワイヤストッパ24の一例としては、略筒状の部材の外周が一部切り取られた、断面が略C字状の部材等を挙げることができるが、これには限定されず、ワイヤ5と第2シース6との位置関係を一定に保持できるものであれば、例えばワイヤ5に取り付け可能なクリップ等、どのような部材でもよい。本実施形態の縫合器1においては、ワイヤストッパ24が介装されたときに、当接部材10と第2シース6の先端6Aとが当接するようになっている。
上記のように構成された縫合器1の使用時の動作について、図1及び図5(a)から図11を参照して説明する。
まず、内視鏡100を患者等の体内に挿入して、内視鏡100の先端を穿孔等の処置対象の組織付近まで移動させる。
次に、図1に示すように、鉗子口101に縫合器1の先端を挿入し、縫合器1の先端部2を作業用チャンネル102から露出させる。
ユーザは、図5(a)に示すように、スライダー18を前方に摺動する。すると、図5(b)に示すように、第1シース8の先端から針4及び針4に取付けられた縫合ユニット103が露出する。このとき、必要に応じて、アジャスター16の本体12に対する固定位置を調整し、スライダー18をアジャスター16に当接させることによって、針4の第1シース8からの突出量を調整してもよい。
なお、スライダー18が前方に摺動される際に、それに伴って先端操作部14も前方に移動するため、チューブ7及び針4と、ワイヤ5及び第2シース6との相対位置関係は変化しない。
ユーザは、図6に示すように、針4を突出させた状態で、縫合器1の先端を穿孔等の周囲の対象組織Tに近づけ、一方の組織T1に針4を刺入して貫通させる。
針4が貫通したところで、ユーザは、図7(a)に示すように、先端操作部14のシース操作部材22を前方に向かって押し込む。すると、第2シース6が前方に向かって摺動する。このとき、図7(b)に示すように、第2シース6の先端6Aがワイヤ5の当接部材10と当接するため、ワイヤ5は第2シース6に押されて一定の相対位置関係を保持しつつ第2シース8と共に前方に移動する。
ユーザは、第2シース6の先端6Aと接続管11の後端11Bとが当接し、第2シース6の前方への移動が規制されるまでシース操作部材22を押し込む。すると、図7(b)及び図8に示すように、ワイヤ5の先端の押圧部材9に押されて第1アンカー106及び第2アンカー107が前方に移動し、縫合ユニット103の第1アンカー106が針4の外部に射出される。ユーザは第2シース6と接続管11とが当接する感触によって第1アンカー106が射出されたことを認識することができる。
ユーザは組織T1から針4を抜く。このとき、第1アンカー106は組織T1に係止される。そして、組織T1と穿孔等を挟んで対向する組織T2に針4を刺入して貫通させる。
針4を組織T2に貫通させた後、ユーザは図9(a)に示すように、ワイヤストッパ24を取り外して、ワイヤ操作ツマミ23を操作してワイヤ5を前方に押し込む。すると、図9(b)に示すように、ワイヤ5がさらに前進して第2アンカー107が針4の外部に射出される。第2アンカー107が射出された後、図10に示すように、ユーザは針4を組織T2から抜いて、第2アンカー107を組織T2に係止させる。
この状態でユーザは、スライダー18を本体12の基端12B側に引き、チューブ7及び針4を第1シース8内に収容する。このとき、先端操作部14もスライダー18と共に後退するので、ワイヤ5も後退する。
すると、ワイヤ5に掛けまわされた縫合ユニット103の縫合糸104も、第1シース8内に収容されていき、ストッパ105と第1シース8の先端とが当接する。ユーザがさらにスライダー18を後退させると、ストッパ105と第2シース6とが当接したまま、縫合糸104のみが第2シース6内に収容されて、ストッパ105と各アンカー106、107との距離が短くなる。
各アンカー106、107は、それぞれ組織T1及びT2に係止されているので、図11に示すように、ストッパ105と各アンカー106、107とが近づくにつれて、組織T1、T2は各アンカー106、107とともに縫合具1側に引き寄せられて密着する。こうして、対象組織Tの縫合が行われる。
このとき、縫合糸104が中点104B側に移動して第1シース8内に収容されるときにはストッパ105の端部105Aと端部105Bとの係合が緩むが、縫合糸104が各アンカー106、107側に移動しようとしても、縫合糸104に作用する力によって端部105Aと端部105Bとがより強固に係合するため当該方向への移動はできない。すなわち、ストッパ105は各アンカー106、107側にのみ移動し、その反対側には移動しないので、対象組織Tの縫合が緩んだり、解除されたりすることはない。
縫合終了後、ユーザはワイヤ操作ツマミ23を引いてワイヤ5をチューブ7に対して後退させる。ワイヤ5の先端が接続管11よりも後方に移動すると、縫合糸104がワイヤ5からはずれ、縫合ユニット103が縫合器1から切り離される。こうして一連の処置が終了する。
本実施形態の縫合器1によれば、ワイヤ5の当接部材10と第2シース6とを当接させることによって、ワイヤ5の第2シース6からの突出長を一定に保持しながら針4に向って摺動させることができる。そして、接続管11と第2シース6とを当接させることによって、第1アンカー106が針4から射出される。
仮に、アンカーの射出操作時にチューブ7が軸線方向に伸びたとしても、接続管11及び針4の形状はほとんど変化しないため、接続管11と第2シース6とを当接させればワイヤ5は常に一定の長さだけ針4内に進入する。従って、接続管11と第2シース6とを当接させることによって、確実に第1アンカー106のみを射出することができ、誤って第1アンカー106及び第2アンカー107を同時に射出してしまう等の誤動作を防止することができる。
また、縫合ユニット103の縫合糸104が、接続管11の貫通孔11Aから挿入されてワイヤ5に掛けまわされているので、スライダー18を操作して針4を第1シース8内に収容することで対象組織の縫合を行うことができる。従って、クリップ等の他の器具を用いずに、縫合器1だけで縫合処置を完了することができる。
さらに、シース操作部材22とワイヤ操作ツマミ23との間にワイヤストッパ24が介装されているので、第2シース6を前方に摺動して第1アンカーを射出する際に、誤ってワイヤ5のみが前進してアンカー106、107を同時に射出してしまう等の誤動作を防止することができる。
加えて、ワイヤ操作ツマミ23がシース操作部材22に係止する形状に構成されているので、第2アンカー107を射出する際に、ワイヤ5が過剰に前進してワイヤ5の先端で組織を損傷することがない。
なお、ワイヤ操作ツマミ23がシース操作部材22と当接したときに第2アンカー107が射出されるようにワイヤ5や管状部材21の長さ等を設定すれば、第2アンカー107が射出されたことをユーザが容易に認知することができる。
上記実施形態においては、ワイヤ5に設けられた当接部材10によってワイヤ5と第2シース6との相対位置関係が一定に保持される例を説明したが、当該相対位置関係は、他の方法によって一定に保持されてもよい。
例えば、ワイヤストッパ24が介装された状態で、ワイヤ操作ツマミ23とシース操作部材22とを一体に把持して前方に摺動し、接続管11に当接するまで第1シースを押し込むことによっても第1アンカー106のみを確実に射出することができる。この場合は、ワイヤストッパ24がワイヤ5と第2シース6との相対位置関係を一定に保持する相対位置保持部材として機能する。
また、上記実施形態においては、並走部材が、ワイヤ5が挿通された第2シース6である例を説明したが、これに代えて、ワイヤ5と併走する第2ワイヤを並走部材としてチューブ7内に挿通し、第2ワイヤの先端に半円状あるいはドーナツ状等の部材を固定し、当接部材10と当接させることによって、ワイヤ5と第2ワイヤとの相対位置関係を一定に保持しつつ前方に摺動可能に縫合器を構成してもよい。
さらに、上記実施形態においては、縫合ユニットの103の縫合糸104が挿入される連通部が接続管11に設けられた貫通孔である例を説明したが、これに代えて、連通部が針4又はチューブ7の外周面に設けられてもよい。また、本発明に連通部は必須ではなく、国際公開2007−37326号公報に記載の縫合器のように、アンカーを射出すると縫合ユニットと縫合器とが切り離され、クリップ等の他の機材を用いて縫合が行われてもよい。
加えて、本発明の縫合器には、押圧部材9は必須ではなく、ワイヤ5の先端で直接アンカーを押して射出する構成としてもよい。アジャスター16も同様に必須ではなく、具備していなくても構わない。
次に、本発明の第2実施形態について、図12から図16(b)を参照して説明する。本実施形態の縫合器31と上述の縫合器1との異なるところは、第2シースを備えない点と、ワイヤ及び先端操作部の構成である。
なお、上述の第1実施形態と同様の構成要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図12は、縫合器31の先端部32を一部断面で示す拡大図である。縫合器31は、第2シースを具備せず、ワイヤ33だけがチューブ7に挿通されている。
ワイヤ33には第1アンカー106が針4の外部に射出される位置でワイヤ33の前方への摺動を一旦停止させるための第1ストッパ34が設けられている。第1ストッパ34の軸線方向の端部34A、34Bは徐々に径方向の寸法が小さくなるようにテーパ加工されている。
ワイヤ33の第1ストッパ34よりも基端側には、第1ストッパ34より径方向の寸法が大きい第2ストッパ35が設けられている。
接続管11の基端側には、樹脂等の弾性を有する材料で形成された環状の前方規制部材36が取付けられている。前方規制部材36は、接着やネジ溝による係合等によって接続管11と一体にされ、チューブ7に溶着や圧入等の手段によって固定されている。前方規制部材36は、接続管11と一体に成形されてもよい。
前方規制部材36の内径は、第1ストッパ34及び第2ストッパ35の外径より小さく設定されており、第1ストッパ34及び第2ストッパ35は、いずれも前方規制部材36を自由に通過できないようになっている。しかし、前方規制部材36は一定の範囲で弾性変形が可能であるので、第1ストッパ34は前方規制部材36に当接された状態で所定値以上の力を加えると、前方規制部材36を変形させて前方規制部材36を通過することができるように各部材の寸法が設定されている。
図13は、縫合器31の操作部37を一部断面で示す図である。先端操作部38の管状部材21には、ワイヤ33の基端33Aが挿通されている。基端33Aは軸線方向に摺動可能に管状部材21に挿入されたワイヤ操作部材39に固定されている。
ワイヤ操作部材39の基端側には、外径が管状部材21と略同一の大きさまで広がるフランジ39Aが設けられている。フランジ39Aの外径は管状部材21と略同一である必要はなく、管状部材21の後端と当接してワイヤ操作部材39が完全に管状部材21の内部に進入しないように構成されていればよい。
上記のように構成された縫合器31の使用時の動作について、図14(a)から図16(b)を参照して説明する。
まずユーザは、図14(a)に示すようにスライダー18を前方に摺動して、図14(b)に示すように針4を第1シース8から突出させる。そして、第1実施形態と同様に、処置対象組織の一方に針4を刺入して貫通させる。
針4が組織を貫通した後、ユーザは、図15(a)に示すように先端操作部38のワイヤ操作部材39を前方に押し込む。すると、図15(b)に示すようにワイヤ33が前進し、前方規制部材36と第1ストッパ34とが当接し、ワイヤ33の先端によって第1アンカー106及び第2アンカー107が押されて、第1アンカー106のみが針4の外部に射出される。ユーザは、前方規制部材36と第1ストッパ34とが当接した際の感触によって、第1アンカー106が射出されたことを認知することができる。
他方の組織に針4を刺入した後、ユーザが所定値以上の力を加えてワイヤ操作部材39を前方に押し込むと、前方規制部材36が弾性変形し、第1ストッパ34は前方規制部材36を乗り越えて針4側に移動する。
図16(a)に示すように、さらにユーザがワイヤ操作部材39を前方に押し込むと、図16(b)に示すように、ワイヤ33がさらに前進して第2ストッパ35が前方規制部材36と当接し、第2アンカー107が針4から射出される。ユーザは、前方規制部材36と第2ストッパ35とが当接した際の感触によって、第2アンカー107が射出されたことを認知することができる。なお、第2ストッパ35の径方向の寸法は、第1ストッパ34よりも大きく設定されているため、前方規制部材36が弾性変形しても乗り越えることはできず、ワイヤ33が針4から過剰に突出することによる組織の損傷等が防止される。
第2アンカー107射出後は、第1実施形態と同様に、チューブ7及び針4を後退させて第1シース8の内部に収容し、対象組織の縫合を行う。さらに、ワイヤ操作部材39を所定値以上の力で引き、第1ストッパ34を前方規制部材36の後方に移動させてワイヤ33を後退させ、縫合ユニット103を縫合器31から切り離して一連の処置を終了する。
本実施形態の縫合器31によれば、ワイヤ33に設けられた第1ストッパ34を前方規制部材36に当接させることで、第1アンカー106のみを確実に針4から射出することができ、ユーザは前方規制部材36と第1ストッパ34とが当接した際の感触によって、第1アンカー106が射出されたことを認知することができる。
また、このとき、前方規制部材36と針4との位置関係は、チューブ7が伸びても変化しないため、前方規制部材36と第1ストッパ34とを当接した際にワイヤ33が針内に進入する長さは、上述の第1実施形態同様、チューブ7が伸びることによる影響を受けない。
さらに、第1ストッパ34の軸線方向の端部34A、34Bにテーパ加工が施されているので、第1ストッパ34に所定値以上の力が加えられて前方規制部材36が弾性変形した際に、スムーズに前方規制部材36を乗り越えることができる。
本実施形態においては、ワイヤ33に設けられた第2ストッパによってワイヤ33が針4から過剰に突出することが防止される例を説明したが、これに代えて、ワイヤ操作部材39のフランジ39Aによって上述の突出を防止する構成としてもよい。この場合、フランジ39Aが先端操作部38の管状部材21と当接したときに、ワイヤ33に押された第2アンカー107が針4から射出されるようにワイヤ33の長さ等を調整すれば、ワイヤ33の過剰な突出を抑制しつつ、フランジ39Aと管状部材21とが当接することによって、第2アンカー107が射出されるタイミングをユーザが容易に認識することができる。
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明はこれら実施例に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。
例えば、上述の各実施形態においては、針が組織を貫通した後にアンカーが射出されて組織に係止される例を説明したが、これに代えて、針の先端を組織内部で停止し、組織内にアンカーを射出して周囲の組織と係止させてもよい。
また、上述の各実施形態においては、ワイヤ(及び並走部材)の基端が挿通される先端操作部が摺動部のスライダーに固定されている例を説明したが、本発明において先端操作部は必須ではなく、ワイヤ等の基端がそのまま露出していても良い。ただし、ワイヤ等が先端操作部に挿通されていると、チューブとワイヤ等との位置関係を保持したままチューブの進退を行えるので、操作性を著しく向上させることができる。
この他、本発明は前述した説明によって限定されることはなく、添付のクレームの範囲によってのみ限定される。
は、本発明の第1実施形態の縫合器を示す図である。 は、同縫合器の先端部を一部断面で示す拡大図である は、同縫合器に使用される縫合ユニットを示す図である。 は、同縫合器の操作部を一部断面で示す図である。 (a)は同縫合器の使用時の操作部、(b)は同縫合器の使用時の先端部を、それぞれ一部断面で示す拡大図である。 は、同縫合器を対象組織に刺入する状態を示す図である。 (a)は同縫合器の使用時の先端操作部、(b)は同縫合器の使用時の先端部を、それぞれ一部断面で示す拡大図である。 は、同縫合器による縫合の一過程を示す図である。 (a)は同縫合器の使用時の先端操作部、(b)は同縫合器の使用時の先端部を、それぞれ一部断面で示す拡大図である。 は、同縫合器による縫合の一過程を示す図である。 は、同縫合器による縫合の一過程を示す図である。 は、本発明の第2実施形態の縫合器の先端部を一部断面で示す拡大図である。 は、同縫合器の操作部を一部断面で示す図である。 (a)は同縫合器の使用時の操作部、(b)は同縫合器の使用時の先端部を、それぞれ一部断面で示す拡大図である。 (a)は同縫合器の使用時の先端操作部、(b)は同縫合器の使用時の先端部を、それぞれ一部断面で示す拡大図である。 (a)は同縫合器の使用時の先端操作部、(b)は同縫合器の使用時の先端部を、それぞれ一部断面で示す拡大図である。
符号の説明
1 縫合器
3 操作部
4 先端部材(針)
4B 先端部材の基端部
5 ワイヤ
6 並走部材(第2シース)
7 チューブ
10 相対位置保持部材(当接部材)
11 前方規制部材(接続管)
103 縫合ユニット
104 縫合糸
106 第1アンカー
107 第2アンカー

Claims (5)

  1. 縫合糸の両端に第1アンカー及び第2アンカーがそれぞれ取付けられた縫合ユニットを用いて組織の縫合を行う縫合器であって、
    前記第1アンカー及び第2アンカーが収容される中空の先端部材と、
    前記第1アンカー及び第2アンカーを前記先端部材から射出可能に前端が前記先端部材に挿通されたワイヤと、
    前記ワイヤが軸線方向に進退可能に挿通され、先端が前記先端部材の基端側に一体に接続された可撓性を有するチューブと、
    前記ワイヤと共に前記チューブに軸線方向に進退可能に挿通された並走部材と、
    前記ワイヤに取り付けられ、前記ワイヤと前記並走部材との相対位置関係を一定の状態に保持する相対位置保持部材と、
    前記チューブ又は前記先端部材に設けられ、前記並走部材の前方への移動を規制する前方規制部材と、
    前記ワイヤ及び前記並走部材の基端側に設けられ、前記ワイヤ及び前記並走部材を操作するための操作部と、
    を備え、
    前記操作部は、
    前記チューブが挿通されたシースの基端が固定された本体と、
    前記チューブの基端が固定され、前記本体に対して軸線方向に摺動可能に取付けられた摺動部と、
    前記摺動部に固定され、前記ワイヤ及び前記並走部材の基端が挿通された先端操作部と、を有し、
    前記相対位置保持部材によって前記ワイヤと前記並走部材との相対位置関係が一定の状態に保持された状態で、前記前方規制部材によって前記並走部材の前方への移動が規制されるまで前記ワイヤを前進させると、前記ワイヤによって前記第1アンカーのみが前記先端部材から射出される縫合器
  2. 請求項1に記載の縫合器であって、前記相対位置保持部材は、前記ワイヤに設けられ、前記並走部材と当接する当接部材である縫合器
  3. 請求項1に記載の縫合器であって、前記並走部材は、前記ワイヤの基端が挿通された第2シースである縫合器
  4. 請求項1に記載の縫合器であって、前記先端部材、前記前方規制部材、前記チューブの少なくとも一つは外周面に内腔に連通する連通部を有し、前記縫合ユニットの中間部分が前記連通部から挿入されて前記ワイヤに掛けまわされている縫合器
  5. 請求項1に記載の縫合器であって、前記相対位置保持部材は、前記先端操作部の後端と前記ワイヤの基端との間に着脱自在に取付けられたワイヤストッパである縫合器
JP2008249162A 2007-09-28 2008-09-26 縫合器 Active JP5164769B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/863,899 2007-09-28
US11/863,899 US7998150B2 (en) 2007-09-28 2007-09-28 Suturing device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009082716A JP2009082716A (ja) 2009-04-23
JP5164769B2 true JP5164769B2 (ja) 2013-03-21

Family

ID=40084195

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008249162A Active JP5164769B2 (ja) 2007-09-28 2008-09-26 縫合器

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7998150B2 (ja)
EP (1) EP2042105B1 (ja)
JP (1) JP5164769B2 (ja)
KR (1) KR101423341B1 (ja)
CN (1) CN101396293B (ja)

Families Citing this family (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7887551B2 (en) 1999-12-02 2011-02-15 Smith & Nephew, Inc. Soft tissue attachment and repair
US7220266B2 (en) * 2000-05-19 2007-05-22 C. R. Bard, Inc. Tissue capturing and suturing device and method
US8172857B2 (en) 2004-08-27 2012-05-08 Davol, Inc. Endoscopic tissue apposition device and method of use
ATE514382T1 (de) 2006-11-30 2011-07-15 Wilson Cook Medical Inc Gewebeanker zum nahtverschluss von perforationen
AU2008256823B2 (en) * 2007-05-25 2013-09-12 Cook Medical Technologies Llc Medical devices, systems and methods for closing perforations
WO2009042598A1 (en) * 2007-09-25 2009-04-02 Wilson-Cook Medical Inc. Medical devices, systems, and methods for using tissue anchors
WO2009082596A1 (en) * 2007-12-18 2009-07-02 Wilson-Cook Medical, Inc. Device and method for placement of tissue anchors
CA2722406C (en) * 2008-04-23 2013-12-10 Wilson-Cook Medical Inc. Tacking device
AU2009282596A1 (en) * 2008-08-19 2010-02-25 Wilson-Cook Medical Inc. Apparatus for removing lymph nodes or anchoring into tissue during a translumenal procedure
US8192461B2 (en) * 2008-09-11 2012-06-05 Cook Medical Technologies Llc Methods for facilitating closure of a bodily opening using one or more tacking devices
US8317679B2 (en) * 2008-10-06 2012-11-27 Cook Medical Technologies Llc Endcap for safely deploying tissue anchors
CN103705280B (zh) * 2008-11-26 2017-11-14 史密夫和内修有限公司 组织修复装置
US8377095B2 (en) * 2008-12-05 2013-02-19 Cook Medical Technologies, LLC Tissue anchors for purse-string closure of perforations
AU2009324819B2 (en) 2008-12-09 2014-04-17 Cook Medical Technologies Llc Retractable tacking device
CA2746213A1 (en) * 2008-12-09 2010-07-08 Wilson-Cook Medical Inc. Apparatus and methods for controlled release of tacking devices
JP2012512715A (ja) * 2008-12-19 2012-06-07 クック メディカル テクノロジーズ エルエルシー 厚さが変化する鋲留め器具、並びにその送達及び配備の方法
EP2389122B1 (en) * 2008-12-19 2015-03-04 Cook Medical Technologies LLC Clip devices
US8647368B2 (en) 2009-04-03 2014-02-11 Cook Medical Technologies Llc Tissue anchors and medical devices for rapid deployment of tissue anchors
EP2413809B1 (en) * 2009-04-03 2014-10-08 Cook Medical Technologies LLC Medical devices for rapid deployment and fixation of tissue anchors
JP2012527970A (ja) * 2009-05-28 2012-11-12 クック メディカル テクノロジーズ エルエルシー 鋲留め装置及び鋲留め装置配備方法
JP5532493B2 (ja) * 2009-07-10 2014-06-25 学校法人自治医科大学 生体管小孔縫合手術システム
US9078631B2 (en) * 2009-07-28 2015-07-14 St. Jude Medical Puerto Rico Llc Dual hypotube suture cutting device and methods
WO2011055700A1 (ja) * 2009-11-09 2011-05-12 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 インプラント留置装置、連結支持具、内視鏡用処置具及びインプラント留置方法
US9980708B2 (en) 2010-01-20 2018-05-29 Micro Interventional Devices, Inc. Tissue closure device and method
US10058314B2 (en) 2010-01-20 2018-08-28 Micro Interventional Devices, Inc. Tissue closure device and method
US20110178537A1 (en) * 2010-01-20 2011-07-21 Whitman Michael P Tissue repair implant and delivery device and method
US10959840B2 (en) 2010-01-20 2021-03-30 Micro Interventional Devices, Inc. Systems and methods for affixing a prosthesis to tissue
US10743854B2 (en) 2010-01-20 2020-08-18 Micro Interventional Devices, Inc. Tissue closure device and method
CN102138813B (zh) * 2010-01-29 2014-11-19 奥林巴斯医疗株式会社 缝合器
US20110306992A1 (en) 2010-06-09 2011-12-15 C.R. Bard, Inc. Instruments for delivering transfascial sutures, transfascial suture assemblies, and methods of transfascial suturing
KR101222236B1 (ko) * 2010-12-01 2013-01-15 신현철 디스크 수술용 봉합장치
US20120158050A1 (en) * 2010-12-15 2012-06-21 MEDevice IP Holdings, LLC. Suture repairing system and method
WO2012090859A1 (ja) * 2010-12-28 2012-07-05 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡用処置具
US9826972B2 (en) 2011-10-24 2017-11-28 C.R. Bard, Inc. Instruments for delivering transfascial sutures, transfascial suture assemblies and methods of transfascial suturing
US9078648B2 (en) 2011-11-07 2015-07-14 C.R. Bard, Inc. Instruments for delivering transfascial sutures and methods of transfascial suturing
US9039721B2 (en) 2011-11-07 2015-05-26 C.R. Bard, Inc. Instruments for delivering transfascial sutures and methods of transfascial suturing
US9924938B2 (en) 2011-11-07 2018-03-27 C.R. Bard, Inc. Instruments for delivering transfascial sutures and methods of transfascial suturing
KR101355243B1 (ko) * 2012-02-29 2014-01-28 (주)티디엠 디스크 수술용 봉합장치
CN111658225B (zh) 2015-01-20 2024-01-09 企斯动哈特有限公司 用于使血栓偏转的血管内装置及输送系统
WO2018087769A1 (en) 2016-11-13 2018-05-17 Anchora Medical Ltd. Minimally-invasive tissue suturing device

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5835219Y2 (ja) * 1978-06-01 1983-08-08 オリンパス光学工業株式会社 体腔内組織の縫合装置
US4235238A (en) * 1978-05-11 1980-11-25 Olympus Optical Co., Ltd. Apparatus for suturing coeliac tissues
JPS5921775Y2 (ja) * 1978-05-11 1984-06-28 オリンパス光学工業株式会社 縫合針
EP2221007B1 (en) * 1999-12-02 2015-05-20 Smith & Nephew, Inc. Wound closure device
US9314235B2 (en) 2003-02-05 2016-04-19 Smith & Nephew, Inc. Tissue anchor and insertion tool
JP4166632B2 (ja) * 2003-06-06 2008-10-15 オリンパス株式会社 縫合器
US8128640B2 (en) 2005-02-07 2012-03-06 Ivy Sports Medicine LLC System and method for all-inside suture fixation for implant attachment and soft tissue repair
US8758375B2 (en) 2005-09-28 2014-06-24 Olympus Medical Systems Corp Method for suturing perforation
US20070112362A1 (en) 2005-11-14 2007-05-17 Olympus Medical Systems Corp. Perforation suturing method

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009082716A (ja) 2009-04-23
CN101396293B (zh) 2012-01-25
KR101423341B1 (ko) 2014-07-24
KR20090033140A (ko) 2009-04-01
EP2042105A2 (en) 2009-04-01
EP2042105A3 (en) 2009-04-15
US20090088780A1 (en) 2009-04-02
EP2042105B1 (en) 2015-05-27
US7998150B2 (en) 2011-08-16
CN101396293A (zh) 2009-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5164769B2 (ja) 縫合器
JP5371610B2 (ja) 縫合器
JP5393317B2 (ja) 縫合器
US8034094B2 (en) Stent delivery system and stent delivery method
CN107613887B (zh) 组织紧固器具留置装置
JP4700384B2 (ja) 医療用結紮縫合装置及び医療用結紮縫合システム
JP5085199B2 (ja) ステントデリバリーシステム
JP2007075613A (ja) 生体組織の処置具カートリッジ
JP4669090B2 (ja) 処置具
JP5486983B2 (ja) 結紮装置
EP3150130B1 (en) Apparatus for guiding a suture thread
JP2006212240A (ja) 医療用縫合結紮具及び医療用縫合結紮装置
JP2008546454A (ja) 縫合糸に結び目を作る方法及び装置
JP2007229472A (ja) 内視鏡の先端部に取り付け可能なキャップ
JP2009254812A (ja) 縫合器
JP2011182986A (ja) 臓器固定具用挿入補助具
WO2015178182A1 (ja) 糸固定システム
JP2008148933A (ja) 内臓固定具の装着装置
JP5943748B2 (ja) 医療用縫合具
JP2009273677A (ja) クリップ
JP4500297B2 (ja) 医療用結紮具
JP5859612B2 (ja) 臓器固定具用挿入補助具
JP5317680B2 (ja) 内視鏡用縫合器具
KR20090108559A (ko) 봉합기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101007

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120807

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120912

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20120913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121218

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151228

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5164769

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151228

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250