JP2009153786A - 縫合針 - Google Patents

縫合針 Download PDF

Info

Publication number
JP2009153786A
JP2009153786A JP2007336552A JP2007336552A JP2009153786A JP 2009153786 A JP2009153786 A JP 2009153786A JP 2007336552 A JP2007336552 A JP 2007336552A JP 2007336552 A JP2007336552 A JP 2007336552A JP 2009153786 A JP2009153786 A JP 2009153786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle
line
suture
tip
inner tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007336552A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Asano
寛幸 浅野
Yoshinori Mizumoto
吉則 水本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mizutec
MIZUTEC KK
Piolax Medical Devices Inc
Original Assignee
Mizutec
MIZUTEC KK
Piolax Medical Devices Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mizutec, MIZUTEC KK, Piolax Medical Devices Inc filed Critical Mizutec
Priority to JP2007336552A priority Critical patent/JP2009153786A/ja
Publication of JP2009153786A publication Critical patent/JP2009153786A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Surgical Instruments (AREA)

Abstract

【課題】縫合糸により患部を縫合する際に、チューブに対してスムーズに移動でき、かつ組織の損傷を低減できる、縫合針を提供する。
【解決手段】この縫合針10は、先端21が尖った形状をなすと共に、先端部に縫合糸を挿通可能な針孔23を有する針部20と、該針部20の基端部に接続部25を介して接続されて、針部20を所定方向に移動させる操作線30とを有し、前記針部20は、形状記憶合金からなり、患部に突き刺す部分が平線又は断面が三角形の三角線で形成され、その先端部の平線又は三角線の平面側が外側に向けて湾曲した形状に付形されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、内視鏡を通した手術によって、腫瘍やポリープ等を切除した際に、切除によってクレーター状に窪んだり切離されたりした患部を、縫合糸を用いて縫合するための縫合針に関する。
近年、胃腸、大腸等の内壁に形成された腫瘍やポリープ等を、内視鏡を用いた検査と同時に切除することが行われつつある。すなわち、ガイドワイヤ等を介して、内視鏡を目的の腫瘍やポリープ等に到達させ、内視鏡のルーメンを通して鉗子やスネア等を挿入し、内視鏡にて視認しつつ、鉗子やスネア等で腫瘍等を切除することにより、大掛かりな体の切開手術等を行うことなく、腫瘍やポリープ等の切除が可能となり、患者への負担を著しく軽減することができる。
ところで、腫瘍やポリープ等を切除した後の患部は、クレーター状に窪んだり、患部周縁の壁部どうしが切離した状態となっているので、出血等を予防するため、それらを縫合することが望まれる。このような縫合は、内視鏡下で、先端に縫合糸が掛止された縫合針を、切離した壁部どうしに突き刺して、縫合糸を該壁部に挿通させた後、縫合糸の結束具によって糸を縛り付けることによって行われる。
下記特許文献1には、上記のように、縫合針を用いて患部を縫合するための縫合装置として、筒状をなしたニードルアセンブリと、同ニードルアセンブリの先端部に固着され、円筒状をなすと共に弓状に湾曲し、先端が斜めにカットされて尖った形状をなす突刺チップと、前記ニードルアセンブリの外周にスライド可能に配置された長尺筒状の結節配置アセンブリと、前記ニードルアセンブリの内側に配置されて、突刺チップ先端から出没し、縫合糸を把持するフープ部材とを備えた縫合装置が開示されている。
そして、患部の切離された壁部を縫合する際には、フープ部材に縫合材を保持させてニードルアセンブリ内に収容し、突刺チップを縫合すべき患部の壁部に突き刺し、フープ部材を突刺チップから突出させて縫合材を露出させ、縫合材の自由端部をフープ部材から開放又は放出させることにより、上記壁部に縫合材を挿通させることができる。
特表2004−508128号公報
上記特許文献1の縫合装置は、フープ部材に縫合材を保持させてニードルアセンブリ内に収容し、突刺チップを縫合すべき患部の壁部に突き刺し、フープ部材を突刺チップから突出させて縫合材を挿通させる構造をなすので、突刺チップは円筒状をなすことが必要とされ、結節配置アセンブリ内にニードルアセンブリを収容し、結節配置アセンブリの先端が患部に到達した後に、ニードルアセンブリを押し引きして突刺チップを突出させたり引き込ませたりする際、湾曲した突刺チップ外周と結節配置アセンブリ内周との間の摺動抵抗が大きくなり、突刺チップの出没動作をスムーズに行えない可能性があった。
また、突刺チップが円筒状をなすので、患部の壁部に突き刺すときの孔が大きくなり、突刺しにくくなったり、突刺し孔から出血しやすくなったり、縫合材で縛ったときに壁部が引きちぎられやすくなったりする可能性があった。
したがって、本発明の目的は、縫合糸により患部を縫合する際に、カテーテル等のチューブに対してスムーズに移動させることができると共に、患部に形成される孔をなるべく小さくして、組織の損傷を低減することができる、縫合針を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1は、
縫合糸により患部を縫い合わせるための縫合針であって、
先端が尖った形状をなすと共に、先端部に縫合糸を挿通可能な針孔を有する針部と、
該針部の基端部に接続部を介して接続されて、前記針部を所定方向に移動させる操作線とを有し、
前記針部は、形状記憶合金からなり、患部に突き刺す部分が平線又は断面が三角形の三角線で形成され、少なくとも先端部が、平線又は三角線の平面側を外側に向けて湾曲した形状になるように付形されていることを特徴とする縫合針を提供するものである。
この縫合針の使用にあたっては、まず、針部の孔に縫合糸を挿通させ、屈曲した針部の先端部を弾性変形させつつ、カテーテル等のチューブ内に縫合針を収容し、これを内視鏡のルーメン等を通して体内に挿入していき、例えば、腫瘍やポリープ等の切除作業が施されてクレーター状に窪んだり、切離されたりした患部に到達させる。次いで、操作線を介して縫合針を押し出すことにより、チューブ先端から縫合針の針部を突き出させ、患部の接離された壁部の一方に針部の先端部を突き刺す。更に、針部を押し込んで患部の接離された壁部の他方にも針部を挿入し、該他方の壁部から針部を突き出させる。その結果、縫合針の針孔に挿通された縫合糸も縫合針と一緒に患部の両壁部に挿通され、患部の他方の壁部から挿出される。このとき、チューブ内から押出された針部が湾曲した形状に復帰するため、患部の一対の壁部への挿通状態がより確実に保持される。この状態で、縫合針の先端部の針孔に通された縫合糸の一端を鉗子等によって把持して引張ることにより、縫合糸が患部の一対の壁部を挿通された状態で引張り出されるので、これを周知の結束具によって縛り付けることにより、患部の接離した壁部どうしを縫い合わせることができる。
そして、本発明の縫合針においては、チューブ内への縫合針の収容時や、チューブ内からの縫合針の突出時等の、操作線を押し引きして縫合針をチューブ内にて移動させる際に、針部が平線又は断面が三角形の三角線で形成されていることにより、平線又は三角線の平面部分がチューブ内周に接触しにくく、主として平線の両側部又は三角線の角部がチューブ内周に接触するようになっているので、チューブ内周に対する針部の摺動抵抗を小さくすることができ、その結果、縫合針の押し引き動作が容易となり、チューブに対して縫合針をスムーズに移動させることができる。
また、針部が平線又は三角線をなしているので、針孔を設けるのに必要な幅を十分に確保しつつ、断面積を小さくすることができ、丸線等において針孔を形成するのに必要な太さとした場合に比べて、断面積が著しく小さくなるので、患部に挿通させやすくなり、かつ、患部に形成される孔を小さくして組織の損傷を軽減することができる。
本発明の第2は、前記第1の発明において、前記針部の基端部の直線部分から屈曲し始める位置をAとし、前記針部の屈曲部の前記操作線の軸線に対して最も離れた位置をBとし、前記針部の先端位置をCとし、位置Aと位置Bとの中間点を中心Oとし、位置Aと中心Oとを結ぶ線に対して、位置Cと中心Oとを結ぶ線が中心Oに対して回動している角度を湾曲角θと定義したとき、前記湾曲角θが270〜540度となるように、前記針部が屈曲されている縫合針を提供するものである。
上記発明によれば、針部の先端部が、湾曲角θが270度を超える角度で湾曲されているので、チューブ先端から針部の先端部を突き出すに従って、針部が次第に大きく湾曲していくことになる。このため、針部を患部の縫合すべき少なくとも一対の壁部に突き刺した後、針部の先端が湾曲して縫合糸を患部から大きく離れるように突き出させることができるので、少なくとも一対の壁部に刺し通された縫合糸を鉗子等によって保持しやすくすることができる。また、操作の途中で針部が突き刺した組織から抜けにくくなるので、縫合操作をやりやすくすることができる。
本発明の第3は、前記第1又は第2の発明において、前記針部は、その先端から基部側に向けて湾曲した形状において、曲率の小さな部分と曲率の大きな部分とを有している縫合針を提供するものである。
上記発明によれば、針部は曲率の小さな部分と曲率の大きな部分とを有していることにより、針部の先端部をチューブから徐々に押し出して、曲率の大きな部分が突出すると、針部が急激なカーブを描いて曲るようになるので、針先が患部から離れて針部が抜けてしまうのを防止することができ、針孔に通された縫合糸も患部から離れて鉗子等で把持しやすくなるので、縫合作業を容易にすることができる。
本発明の縫合針によれば、針部が平線又は断面が三角形の三角線で形成されていることにより、平線又は三角線の平面部分がチューブ内周に接触しにくく、主として平線の両側部又は三角線の角部がチューブ内周に接触するので、チューブ内周に対する針部の摺動抵抗が小さくなって、縫合針の押し引き動作が容易となり、チューブに対して縫合針をスムーズに移動させることができる。
また、針部が平線又は三角線をなしているので、針孔を設けるのに必要な幅を十分に確保しつつ、断面積を小さくすることができ、患部に挿通させやすくなると共に、患部に形成される孔を小さくして組織の損傷を軽減することができる。
以下、図1〜7を参照して、本発明の縫合針の第1実施形態について説明する。
本発明の縫合針10は、胃腸等の内壁に生成された腫瘍やポリープ等の切除後の患部P(図6,7参照)を縫合するために用いられるもので、図1,2に示すように、針部20と、この針部20の基端部に接続部25を介して接続された操作線30とを有している。
まず、操作線30について説明すると、この操作線30は、前記針部20を所定方向に移動させるためのものであって、図1,2に示すように、所定材料からなる複数本の線材を、より合せて1本のより線状に形成されており、それにより適度な柔軟性や剛性が維持されて、更に針部20に対するトルク伝達性が確保されるようになっている。操作線30を形成する線材の材料としては、例えば、ステンレスやピアノ線材、又は、Pt、Ti、Pd、Rh、Au、W、及びこれらの合金等からなる放射線不透過性の金属、Ni−Ti合金等の形状記憶合金、更には、ナイロン、ポリエステル等の合成樹脂等を組み合わせて用いることができる。
上記操作線30の基端部は、後述する操作デバイス50(図3参照)の針操作部55に連結されており、同針操作部55のスライド操作に伴って前後に移動するようになっている。また、操作線30の先端部には、接続部25を介して、針部20が接続されるようになっている。
上記針部20について説明すると、この針部20は、縫合すべき患部Pの壁部V(図6(a)参照)に穿刺できるように、先端21が尖った形状をなしていると共に、先端部に縫合糸Tを挿通可能な針孔23を有している。この実施形態においては、前記先端21が本発明における患部Vに突き刺す部分をなしている。
この実施形態の針部20を形成する平線は、所定幅の板幅h(図1参照)及びそれよりも小さな大きさの板厚t(図2参照)を有する断面長方形状をなして所定長さで帯状に伸びており、穿刺すべき患部Pの大きさ等によって異なるが、その寸法は、板幅hが0.5〜2.0mm、板厚tが0.1〜0.4mmのものが好ましく用いられる。また、この実施形態における針部20の先端部に形成された針孔23は、図1に示すように、針部20の長さ方向に沿って長く伸びる長孔形状とされ、その長径が0.5〜2.0mm、短径が0.5〜1.5mmとされている。このとき、上記のように針部20が平線状をなしていることにより、従来のような丸線のものと比べて、針孔23を設けるのに必要な板幅h(図1参照)が十分に確保されることとなるので、針孔23を所望の大きさに形成できるようになっている。なお、この針孔23は丸孔や正方形状の孔、多角形状の孔等であってもよく、特に限定されるものではない。
平線の材料である形状記憶合金としては、Ni−Ti合金、Ni−Ti−X(X=Fe,Cu,V,Co等)合金、Cu−Zn−X(X=Al,Fe等)合金等を採用することができる。なお、針部20に用いられる形状記憶合金は、その変態点が常温以下とされており、縫合針10をインナーチューブ40内に収納する際や、人体内にて使用する際に、その付形形状が維持されて、超弾性が発揮されるようになっている。なお、変態点を人体の温度以上となるように設定して、適宜の加温手段によって元の付形形状に戻るようしてもよい。
また、針部20の基端部は、前記操作線30の先端部に接続部25を介して接続されるようになっている。
平線により形成された針部20は、先端部の一方の平面側を外側に、他方の平面側を内側に向けて湾曲して、先端部が平線の平面側に向けて湾曲されていて、所定の湾曲した形状に付形されているが、この実施形態においては、図2に示すように、略U字状に付形されている。同図2を参照して具体的に説明すると、針部20の基端部の直線部分から屈曲し始める位置をAとし、同針部20の屈曲部の操作線30の軸線に対して最も離れた位置をBとし、針部20の先端位置をCとし、位置Aと位置Bとの中間点を中心Oとし、位置Aと中心Oとを結ぶ線に対して、位置Cと中心Oとを結ぶ線が中心Oに対して回動している角度を湾曲角θと定義したとき、この実施形態においては、前記湾曲角θは約235°となっており、針部20は、中間部が略U字状に湾曲すると共に、その尖った先端21が内側にやや屈曲した形状となるように付形されている。
本発明において、上記湾曲角θは、270〜540度となるように形成されることが好ましい。湾曲角θが270度未満では穿刺が甘くなり、所望する縫合ができなくなるという問題が生じやすく、450度を超えると手元からの操作性が悪くなり、所望する作業性が低下するという問題が生じやすい。
また、針部20の屈曲部の最大直径をW(位置Aと位置Bとの距離)としたとき、同最大直径Wは、5〜20mmであるのが好ましい。最大直径Wが5mmよりも小さいと、針部20の弾性復元力が大きくなるので、インナーチューブ40内に針部20を収容する際の抵抗が大きくなって収容しにくく、一方、最大直径Wが20mmよりも大きいと、針部20の弾性復元力が小さくなるので、目的とする患部Pの壁部Vに突き刺さりにくくなる。
上記構造からなる縫合針10は、図3に示す操作デバイス50によって、図示しない内視鏡を介して操作されるようになっている。更に、この操作デバイス50には、複数のチューブ状部材が接続されており、縫合針10の針部20を弾性変形させたり、図示しない内視鏡のルーメン内周への損傷を防止したりする機能が発揮されるようになっている。
まず、チューブ状部材について説明すると、前記縫合針10の外周には、チューブ状のインナーチューブ40が縫合針10に対してスライド可能に配置されている。図4を併せて参照すると、このインナーチューブ40は、ステンレス等からなる平板状の金属線材をコイル状に密着巻きして形成されたコイルチューブ41と、コイルチューブ41と同じくステンレス等から形成されると共に、前記コイルチューブ41の先端に固着された所定長さの円筒状をなす金属筒43とから構成されている。前記コイルチューブ41は、インナーチューブ40の柔軟性を確保するためのものである。一方、金属筒43は、インナーチューブ40の先端部での剛性を高めるに採用されたもので、それによりインナーチューブ40内に縫合針10を収容する際に、針部20を弾性変形させて、引き伸ばした状態で保持できるようになっている(図5(a)参照)。また、このインナーチューブ40の基端部は、後述する操作デバイス50のインナーチューブ操作部53に接続されており、それによりスライド動作可能となっている。
上記インナーチューブ40の外周には、更にチューブ状のアウターチューブ45がスライド可能に配置されている(図4参照)。このアウターチューブ45は、ポリウレタン、ナイロンエラストマー等の合成樹脂から形成され、これが前記インナーチューブ40外周に被せられ、同インナーチューブ40の金属筒43及びコイルチューブ41の金属外周面が図示しない内視鏡のルーメン内周に直接触れるのを防止する役割をなしている。その結果、内視鏡のルーメン内周の損傷を防止できると共に、インナーチューブ40のコイルチューブ41がルーメン内周に引っ掛かって摺動抵抗が増大するのを防止できるようになっている。また、アウターチューブ45の基端部は、操作デバイス50の把持部51に接続されている。
一方、上記のインナーチューブ40及びアウターチューブ45や、縫合針10がそれぞれ接続されて、それらの動作をコントロールする操作デバイス50は、図3に示すように、筒状の把持部51と、該把持部51内にスライド移動可能に収容支持される、筒状のインナーチューブ操作部53と、該インナーチューブ操作部53の外周に配置されて、インナーチューブ操作部53に対して相対的にスライド移動可能とされた針操作部55とを有している。インナーチューブ操作部53は、針操作部55を貫通して伸び、その基端には操作者の指等を引き掛けるための、環状の操作リング53aが形成されている。
前記把持部51の先端部51aには、アウターチューブ45の基端部が接続されており、把持部51の動作に伴ってアウターチューブ45が移動するようになっている。このインナーチューブ操作部53には、図示はしないが、チューブ状のインナーチューブ40の基端部が接続され、インナーチューブ操作部53を前記把持部51に対してスライドさせることにより、インナーチューブ40を前後に移動させることが可能となっている。更に、針操作部55は、インナーチューブ操作部53内に挿入された操作線30に連結されており、針操作部55をインナーチューブ操作部53に対して前後にスライドさせることによって、操作線30を前後に移動させ、その先端部に接続された針部20をインナーチューブ40の先端から出没させることができるようになっている。したがって、操作デバイス50により、アウターチューブ45に対するインナーチューブ40のスライド動作や、インナーチューブ40に対する操作線30のスライド並びに針部20の出没動作や、針部20の回動動作などを行えるようになっている。
そして、本発明の縫合針10は、常時はインナーチューブ40内に収容され(図3,4参照)、その先端の針部20が引き伸ばされた状態で保持されて、必要に応じて針部20がインナーチューブ40先端から突き出される。すなわち、図5(a)に示すように、インナーチューブ40内に縫合針10を収容する際には、インナーチューブ40先端の金属筒43を介して針部20が弾性変形して、インナーチューブ40内にて引き伸ばされた状態で収容される。そして、縫合針10により患部Pの縫合がなされる際に、操作線30を介してインナーチューブ40先端から針部20が突き出され(図5(b)参照)、突き出された針部20は、形状記憶合金の弾性復元力によって、元の湾曲した形状に復帰するようになっている(図5(c)参照)。また、針部20は平線状をなしているので、平面に対して垂直な方向に対しては変形しやすく、平面に沿った方向には変形しにくくなっており、平面方向に付形された湾曲した形状を維持しやすくなっている。
次に、上記構成からなる本発明の縫合針10の使用方法について、図5〜図7を参照して説明する。
この縫合針10は、例えば、胃腸等の内壁に生成された腫瘍やポリープ等を切除した後の、クレーター状に窪んだり、壁部Vが切離したりした患部Pを、縫合糸Tを用いて縫い合わせるために用いられる(図6(a)参照)。
患部Pの一対の壁部Vを縫合する操作に先立って、図3に示すように、インナーチューブ40先端から縫合針10の針部20を突出させて、同針部20の針孔23に、好ましくはシルク、ナイロン、フッ素樹脂等の線材よりなる縫合糸Tを挿通させて引き掛ける。
その後、把持部51を把持固定した状態で、インナーチューブ操作部53及び針操作部55を手元に引き戻して、基端側にスライドさせることにより、アウターチューブ45内にインナーチューブ40を引き込んで収容すると共に、針部20をインナーチューブ40の金属筒43に挿入させて、金属筒43の内周によって、所定形状に湾曲付形された針部20をほぼ一直線状に引き伸ばした状態で収容保持させる(図5(a)参照)。
上記のように縫合針10を準備した後、周知の方法により図示しない内視鏡の先端部を、目的とする腫瘍及びポリープに到達させて、内視鏡内に形成されたルーメンを通して、鉗子等を挿入して腫瘍等を把持して引き剥がしたり、或いは、前記ルーメンを通して環状のスネアを挿入して腫瘍等の根元部に引き掛けて切断したりすることにより、腫瘍やポリープが胃腸等の内壁から切除される。このように腫瘍等を切除した後の患部Pは、クレーター状に窪んだり、壁部Vが切離したりした状態となる。
次いで、図6(a)に示すように、アウターチューブ45、インナーチューブ40及び縫合針10をセットした上記装置を、上記内視鏡のルーメンを通して体内に挿入し、アウターチューブ45の先端を縫合すべき患部Pに到達させる。そして、操作デバイス50の把持部51を把持した状態で、インナーチューブ操作部53を前方に押し出すことにより、インナーチューブ40の先端をアウターチューブ45の先端から突出させる。
そして、図6(b)に示すように、インナーチューブ40の先端を、一方の壁部Vに近接させて配置した後、インナーチューブ操作部53に対して針操作部55を前方にスライドさせることにより、操作線30を前後に移動させて、インナーチューブ40の先端から針部20を突出させる。このとき、操作デバイス50のインナーチューブ操作部53に、操作線30を回転させて、その先端に取付けられた針部20を回転させ、針部20の湾曲方向を適切な方向へ変えることができる機能を設けてもよい。
図5(b)に示すように、インナーチューブ40の先端から突出した針部20は、最初は緩やかに湾曲した直線に近い形状で突出する。縫合糸Tは、針部20の針孔23に挿入されて、その一端はフリーな状態とされ、他端は内視鏡のルーメンを通して、操作者の手元側に伸びている。
こうして、インナーチューブ操作部53に対して針操作部55を先端側にスライドさせることにより、操作線30を介してインナーチューブ40の金属筒43から針部20を突き出させて、図6(b)に示すように、患部Pの切離された壁部Vの一方に針部20の尖った先端21を突き刺す。
その状態で、針操作部55を更に先端側にスライドさせて、針部20を移動させることにより、図6(c)に示すように、患部Pの壁部Vの他方にも針部20の先端21を突き刺して、該他方の壁部Vから針部20の先端21を突き出させる。
図5(c)に示すように、インナーチューブ40の先端から針部20を大きく突き出すと、針部20がU字状に大きく屈曲した形状に弾性復帰する。その結果、図7(a)に示すように、縫合針10の針孔23に挿通された縫合糸Tも縫合針10と一緒に患部Pの両壁部V、Vに挿通され、患部Pの他方の壁部Vから挿出される。また、一対の壁部V、Vが屈曲した針部20によって寄せ集められる。針部20が大きく屈曲しているため、一旦壁部Vに挿通させた縫合糸Tが抜けてしまうことを防止して、患部Pの一対の壁部V、Vに対して、縫合糸Tを挿通させた状態に、より確実に保持することができる。
この状態で、図7(b)に示すように、縫合針10の先端部の針孔23に通された縫合糸Tの一端(すなわち、他方の壁部Vから挿出されると共に、針部20の針孔23に支持された縫合糸Tの一端)を鉗子等の把持具1によって把持して引張ることにより、縫合針10の針孔23から縫合糸Tが抜き出されて、縫合糸Tが患部Pの一対の壁部V、Vに挿通された状態で引張り出される。
その後、操作デバイス50の針操作部55をインナーチューブ操作部53に対して、基端側にスライドさせることにより、縫合針10の針部20を一対の壁部V、Vから抜き出して、図7(c)に示すように、縫合糸Tのみが一対の壁部V,Vに挿通された状態で残された状態とする。これを周知の結束具によって縛り付けることにより、患部Pの接離した壁部V、Vどうしを縫い合わせることができる。
そして、この縫合針10においては、縫合針10の針部20が平線で形成されていることにより、操作線30を押し引きして、インナーチューブ40の金属筒43内に縫合針10を収容する時や、同金属筒43内から縫合針10を突出させる時等に、図4に示すように、平線の平面部分が金属筒43の内周に接触しにくく、主として平線の両側部が金属筒43の内周に接触するようになるので、金属筒43の内周に対する針部20の摺動抵抗を小さくすることができ、その結果、縫合針10の押し引き動作が容易となり、インナーチューブ40に対して縫合針10をスムーズに移動させることができる。
また、針部20が平線をなしているので、針孔23を設けるのに必要な幅を十分に確保しつつ、断面積を小さくすることができ、丸線等において針孔23を形成するのに必要な太さとした場合に比べて、断面積を著しく小さくすることができる。その結果、針部20を患部Pの壁部Vに挿通させやすくなり、かつ、患部Pの壁部Vに形成される孔を小さくして組織の損傷を軽減することができる。
図8には、本発明による縫合針の第2実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。
この実施形態の縫合針10aは、針部20の付形形状が前記実施形態と異なっている。
すなわち、この縫合針10aの針部20は、その先端から基部側に向けて湾曲した形状において、曲率の小さな部分と曲率の大きな部分とを有している。具体的には、図8(a)に示すように、その先端から基部側に向けて、緩やかなカーブを描いて曲がった部分(以下、「第1緩やかカーブ部分20a」という)と、急なカーブを描いて曲った部分20b(以下、「第1急カーブ部分20b」という)と、再び緩やかなカーブを描いて曲がった部分20c(以下、「第2緩やかカーブ部分20c」という)とを有しており、更に、尖った先端部の湾曲角θの角度が約450°となるように付形されている。
そして、インナーチューブ40内に縫合針10が収容された状態で、操作線30を介して針部20が押し出されると、図8(b)〜(e)に示すように、インナーチューブ40先端から針部20が次第に突き出されて弾性復帰し、最終的に図8(a)に示す付形形状に戻るようになっている。
この実施形態の縫合針10aは、第1緩やかカーブ部分20aと、第1急カーブ部分20bと、第2緩やかカーブ部分20cとを有しているので、患部Pを縫合すべく操作していくと、図8(b),(c)に示すように、まず、第1緩やかカーブ部分20aが、インナーチューブ40先端から突出する。この第1緩やかカーブ部分20aは、比較的緩やかなカーブを描いているので、患部Pの壁部Vに突き刺しやすい。
更に、針部20の先端部をインナーチューブ40から押し出していくと、今度は、図8(d)に示すように、第1急カーブ部分20bが突出する。この第1急カーブ部分20bは、第1緩やかカーブ部分20aに対して、急なカーブを描いて曲っているので、針部20の先端部が急に反り返って、第1緩やかカーブ部分20aにより穿刺された壁部V,Vを、手元側にたぐり寄せるような状態となる。
すなわち、患部Pの縫合すべき少なくとも一対の壁部V,Vに突き刺したころに、第1急カーブ部分20bが突出して針部20が急激なカーブを描いて曲がるので(図8(d)参照)、針先が患部Pから離れて針部20が再び抜けてしまうのを防止することができ、針孔23に通された縫合糸Tも患部Pから離れて鉗子等で把持しやすくなるので、縫合作業を容易にすることができる。
更に、この実施形態の縫合針10aによれば、針部20の先端部の湾曲角θが270度を超える角度で湾曲されているので、インナーチューブ40先端から針部20の先端部を突き出すに従って、針部20が次第に大きく湾曲していくことになる。このため、針部20を患部Pの縫合すべき少なくとも一対の壁部V,Vに突き刺した後、針部20の先端21が湾曲して縫合糸Tを患部Pから大きく離れるように突き出させることができるので、少なくとも一対の壁部V,Vに刺し通された縫合糸Tを鉗子等によって保持しやすくすることができる。また、操作の途中で針部20が突き刺した組織から抜けにくくなるので、縫合操作をやりやすくすることができる。
図9には、本発明による縫合針の第3実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。
この実施形態の縫合針10bは、針部20の付形形状が前記実施形態と異なり、その針部20は、図9(a)に示すように、第1緩やかカーブ部分20aと、第1急カーブ部分20bと、第2緩やかカーブ部分20cと、第2急カーブ部分20dと、第3緩やかカーブ部分20eとを有している。
この実施形態によれば、針部20をインナーチューブ40から押し出していくと、図9(b)〜(e)に示すように、第1緩やかカーブ部分20a、第1急カーブ部分20b、第2緩やかカーブ部分20c、第2急カーブ部分20d、第3緩やかカーブ部分20eの順に突出していき、前記第2実施形態と同様に、患部Pの壁部Vに針部20を突き刺しやすくすると共に、壁部Vに突き刺された針部20の抜けが防止される。
図10には、本発明による縫合針の第4実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。
この実施形態の縫合針10cは、針部20の付形形状が前記実施形態と異なり、その針部20は、図10(a)に示すように、第1緩やかカーブ部分20aと、第1急カーブ部分20bと、第2緩やかカーブ部分20cと、第2急カーブ部分20dと、第3緩やかカーブ部分20eとを有している。
この実施形態によっても第3実施形態と同様に、針部20をインナーチューブ40から押し出すと、図10(b)〜(e)に示すように、各カーブ部分が20a、20b、20c、20d、20eの順に突出するようになっている。
図11には、本発明による縫合針の第5実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。
この実施形態の縫合針10dは、針部20の付形形状が前記実施形態と異なり、その針部20は、図11(a)に示すように、第1緩やかカーブ部分20aと、第1急カーブ部分20bと、第2緩やかカーブ部分20cとを有しており、針部20をインナーチューブ40から押し出すと、図11(b)〜(e)に示すように、各カーブ部分が20a、20b、20cの順に突出するようになっている。
図12には、本発明による縫合針の第6実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。
すなわち、前記第1〜5の実施形態における各縫合針の針部20が平線から形成されているのに対して、この実施形態の縫合針10eの針部20は、断面が三角形の三角線で形成されている点で異なっている(図12(a),(b)参照)。そして、この縫合針10eの針部20は、三角線の1つの平面側が外側に向けて湾曲した形状に付形されている。また、針部20を形成する三角線は、基端側が太く、先端21に向かうほど次第に細くなる先細形状をなしており、管状器官の壁部に突き刺しやすくなっている。
この実施形態においては、針部20が、断面が三角形の三角線で形成されていることにより、金属筒43内への縫合針10の収容時や、金属筒43内からの縫合針10の突出時等に、三角線の平面部分が金属筒43の内周に接触しにくく、三角線の両角部が金属筒43の内周に接触するため、金属筒43内周に対する針部20の摺動抵抗が小さくなり、縫合針10をスムーズに移動させることができる。
また、上記図12(a)に示す縫合針10eの場合、針部20は、断面が三角形をなす一本の連続した三角線で形成されているが、これに限定されるものではない。例えば、図12(c)に示すように、針部20の先端部側を断面が三角形をなす三角線で形成し、基端部側を断面が円形をなす丸線としてもよい。これによれば、針部20の基端側は、先端側の三角線よりも断面積の大きな丸線で形成されているので、基端側の剛性を高めることができ、患部Vにより突き刺しやすくすることができる。
本発明の縫合針の第1実施形態を示す要部拡大斜視図である。 同縫合針の要部拡大図である。 同縫合針の使用の際に用いられる操作デバイス、及び、それに接続されるアウターチューブ、インナーチューブの斜視図である。 同3の要部拡大斜視図である。 同縫合針の要部の使用時における状態を示しており、(a)は第1使用状態での断面図、(b)は第2使用状態での断面図、(c)は第2使用状態での断面図である。 同縫合針の使用状態を示しており、(a)は第1使用状態での説明図、(b)は第2使用状態での説明図、(c)は第3使用状態での説明図である。 同縫合針の使用状態を示しており、(a)は第4使用状態での説明図、(b)は第5使用状態での説明図、(c)は第6使用状態での説明図である。 本発明の縫合針の第2実施形態を示しており、(a)はその要部説明図、(b)は第1使用状態での説明図、(c)は第2使用状態での説明図、(d)は第3使用状態での説明図、(e)は第4使用状態での説明図である。 本発明の縫合針の第3実施形態を示しており、(a)はその要部説明図、(b)は第1使用状態での説明図、(c)は第2使用状態での説明図、(d)は第3使用状態での説明図、(e)は第4使用状態での説明図である。 本発明の縫合針の第4実施形態を示しており、(a)はその要部説明図、(b)は第1使用状態での説明図、(c)は第2使用状態での説明図、(d)は第3使用状態での説明図、(e)は第4使用状態での説明図である。 本発明の縫合針の第5実施形態を示しており、(a)はその要部説明図、(b)は第1使用状態での説明図、(c)は第2使用状態での説明図、(d)は第3使用状態での説明図、(e)は第4使用状態での説明図である。 本発明の縫合針の第6実施形態を示しており、(a)はその要部拡大斜視図、(b)は(a)のF−F矢視線における断面図、(c)は同実施形態での針部の他形状を示す要部拡大斜視図である。
符号の説明
10,10a,10b,10c,10d,10e 縫合針
20 針部
21 先端
23 針孔
25 接続部
30 操作線
A 操作線の軸線に対して屈曲し始める位置
B 針部の屈曲部の操作線の軸心に対して最も離れた位置
C 針部の先端位置
O 位置Aと位置Bとの中間点
P 患部
T 縫合糸
V 壁部
θ 湾曲角

Claims (3)

  1. 縫合糸により患部を縫い合わせるための縫合針であって、
    先端が尖った形状をなすと共に、先端部に縫合糸を挿通可能な針孔を有する針部と、
    該針部の基端部に接続部を介して接続されて、前記針部を所定方向に移動させる操作線とを有し、
    前記針部は、形状記憶合金からなり、患部に突き刺す部分が平線又は断面が三角形の三角線で形成され、少なくとも先端部が、平線又は三角線の平面側を外側に向けて湾曲した形状になるように付形されていることを特徴とする縫合針。
  2. 前記針部の基端部の直線部分から屈曲し始める位置をAとし、前記針部の屈曲部の前記操作線の軸線に対して最も離れた位置をBとし、前記針部の先端位置をCとし、位置Aと位置Bとの中間点を中心Oとし、位置Aと中心Oとを結ぶ線に対して、位置Cと中心Oとを結ぶ線が中心Oに対して回動している角度を湾曲角θと定義したとき、前記湾曲角θが270〜540度となるように、前記針部が屈曲されている請求項1記載の縫合針。
  3. 前記針部は、その先端から基部側に向けて湾曲した形状において、曲率の小さな部分と曲率の大きな部分とを有している請求項1又は2記載の縫合針。
JP2007336552A 2007-12-27 2007-12-27 縫合針 Pending JP2009153786A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007336552A JP2009153786A (ja) 2007-12-27 2007-12-27 縫合針

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007336552A JP2009153786A (ja) 2007-12-27 2007-12-27 縫合針

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009153786A true JP2009153786A (ja) 2009-07-16

Family

ID=40958436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007336552A Pending JP2009153786A (ja) 2007-12-27 2007-12-27 縫合針

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009153786A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010137256A1 (ja) * 2009-05-26 2010-12-02 株式会社パイオラックスメディカルデバイス 縫合装置
JP2014505519A (ja) * 2010-12-16 2014-03-06 アポロ エンドサージェリー,インコーポレイティド 内視鏡縫合糸シンチシステム
JP2015524708A (ja) * 2012-08-10 2015-08-27 ダブリュ.エル.ゴア アンド アソシエイツ,インコーポレイティドW.L. Gore & Associates, Incorporated 解剖学的構造内で医療器具を固定するための器具及び方法
WO2022217837A1 (zh) * 2021-04-16 2022-10-20 曾标 一种无痛缓扩穿刺针及使用方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3238942A (en) * 1964-10-19 1966-03-08 Harvey A Lincoff Surgical needle
JPH05200036A (ja) * 1991-08-29 1993-08-10 Ethicon Inc 形状記憶効果を有する外科針
JPH07171158A (ja) * 1993-12-17 1995-07-11 Olympus Optical Co Ltd 縫合器
US5935138A (en) * 1997-09-24 1999-08-10 Ethicon, Inc. Spiral needle for endoscopic surgery

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3238942A (en) * 1964-10-19 1966-03-08 Harvey A Lincoff Surgical needle
JPH05200036A (ja) * 1991-08-29 1993-08-10 Ethicon Inc 形状記憶効果を有する外科針
JPH07171158A (ja) * 1993-12-17 1995-07-11 Olympus Optical Co Ltd 縫合器
US5935138A (en) * 1997-09-24 1999-08-10 Ethicon, Inc. Spiral needle for endoscopic surgery

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010137256A1 (ja) * 2009-05-26 2010-12-02 株式会社パイオラックスメディカルデバイス 縫合装置
GB2482638A (en) * 2009-05-26 2012-02-08 Piolax Medical Devices Inc Suture device
GB2482638B (en) * 2009-05-26 2014-02-12 Piolax Medical Devices Inc Suture device
JP2014505519A (ja) * 2010-12-16 2014-03-06 アポロ エンドサージェリー,インコーポレイティド 内視鏡縫合糸シンチシステム
JP2015524708A (ja) * 2012-08-10 2015-08-27 ダブリュ.エル.ゴア アンド アソシエイツ,インコーポレイティドW.L. Gore & Associates, Incorporated 解剖学的構造内で医療器具を固定するための器具及び方法
WO2022217837A1 (zh) * 2021-04-16 2022-10-20 曾标 一种无痛缓扩穿刺针及使用方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5421927B2 (ja) 内視鏡を使用して穴を縫合するための医療装置、器具及び方法
JP5314245B2 (ja) 外科手術用接合装置
EP2429374B1 (en) Medical device for suturing perforations
EP2499975B1 (en) Implant placement device
JP5294181B2 (ja) 縫合装置
JP6346659B2 (ja) 横係合を備える外科用縫合装置
US20140222033A1 (en) Surgical instrument for manipulating and passing suture
JP5138270B2 (ja) 二重に曲がる括約筋切開器
JP7137551B2 (ja) 低侵襲縫合に対する装置
WO2013069436A1 (ja) インプラント留置装置
WO2006082810A1 (ja) 医療用縫合結紮装置及び医療用縫合結紮具
WO2007037335A1 (ja) 縫合器
EP2491869A1 (en) Stapling device for closing perforations
JP2009153786A (ja) 縫合針
JP4445736B2 (ja) 大腸全層切除の処置用挿入補助具とその医療器具システム
JP4594953B2 (ja) 内視鏡用処置具及び縫縮器具
JP5314756B2 (ja) 縫合装置
JP2012024607A (ja) 縫合器
US10231730B2 (en) Suture apparatus, system and method
JP7182716B2 (ja) 内視鏡用処置具
JP3649459B2 (ja) 体内臓器吊上げ用具
WO2017164359A1 (ja) 縫合装置
JP7079450B2 (ja) 縫合装置
JP7187530B2 (ja) 医療用双方向縫合装置およびその作動方法
JP7077964B2 (ja) 縫合装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100308

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120423

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121023